JP3763607B2 - 液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置の製造方法、及び液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の背景技術を図6乃至図11を用いて説明する。
【0003】
液晶表示装置24は、図6に示すように、2枚の基板7、8間に液晶層13が配置された液晶パネル18と、その液晶パネル18の駆動を行う回路基板19と、を備えている。回路基板19はその基板上に液晶駆動用の半導体チップ4等を有している。そして、液晶パネル18と回路基板19とは液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間で電気的に導通している。
【0004】
従来は、図7に示すように、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5とを接着層30を介して配置した状態で圧着することにより前記入力端子14と前記出力端子5とを電気的に接続していた。圧着は、液晶パネル18と回路基板19の圧着部を受け台15の上に配置し、その上から圧着ヘッド20によって圧力を加えることによって行う。接着層30には接着剤21及び導電粒子22が含まれており、図7に示したように、導電粒子22によって液晶パネル18の入力端子14と回路基板19出力端子5とが電気的に接続され、接着剤21によって液晶パネル18と回路基板19とが機械的に結合される。被圧着部と圧着ヘッド1との間には必要に応じて汚れ付着防止用テープ2を挿入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は、圧着の際、図8至11に示すように、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間に挟まれた部分において、導通粒子22に圧着圧力が集中し、そのため入力端子14上の導電粒子周りにひび割れ又はクラック(以下、「クラック」という)23を生じ、導通を阻害してしまう、という問題点があった。この場合、クラック23を生じさせないように低い圧力で圧着を行うことも考えられるが、そうすると液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間の端子間距離が長くなり、高温で保存又は使用すると、接着剤21の熱膨張により電気的に接続不良を招く恐れが生じ液晶表示装置24の温度特性を低下させる原因となってしまうため好ましくない。
【0006】
また、液晶駆動用半導体4等の不良等による回路基板19を交換する場合、そのクラック23によって液晶パネル18の入力端子14そのものを切断する可能性を生じてしまう、という問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、液晶表示装置24の温度特性を低下させることなく、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との接続部分での圧着によるクラック23の発生を抑制し導通を確保することにあり、また、回路基板19の交換可能な液晶表示装置24を製造することのできる液晶表示装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
また、本発明の目的は、接続不良がなく温度特性のよい液晶表示装置24を提供するとともに、回路基板19の交換可能な液晶表示装置24を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる液晶表示装置の製造方法は、入力端子を有する液晶パネルの入力端子部と、出力端子を有する回路基板の出力端子部とを圧着ヘッドを用いて圧着する液晶表示装置の製造方法において、前記圧着ヘッドは、前記回路基板を押圧する側の面に、前記入力端子の配列方向において前記入力端子のピッチと異なるピッチで互いに離間して配置された、複数の球面状の凸形状を有してなり、前記入力端子部と前記出力端子部との間に、導電粒子を含まない接着剤を介在させ、前記圧着ヘッドにより、前記回路基板の前記出力端子部を、前記液晶パネルの前記入力端子部に押圧し、前記押圧により、前記出力端子部に前記圧着ヘッドの凸形状に対応した凸部を形成すると共に、前記出力端子部の凸部に対応した凹部を前記入力端子部に形成し、前記出力端子部の凸部と、前記入力端子部の凹部とを当接させることで電気的に接続し、前記出力端子部と前記入力端子部の当接しない領域を接着剤を介して接着することを特徴とする。
【0011】
このような方法を用いたため、回路基板は圧着ヘッドに押されて変形し、圧着ヘッド1の凹凸形状に対応した凹凸形状になる。そして、回路基板の凸部と、液晶パネルとが当接し、両者の電気的接続が確保される。回路基板と液晶パネルとの間には接着層が介在しており、その接着層により回路基板の凹部と液晶パネルとは機械的に強固に結合する。その結果、導電粒子を用いる従来の方法で発生するクラックの発生を抑制することができ、液晶表示装置24の温度特性を低下させることなく、液晶パネルと回路基板19との接続部分での圧着によるクラックの発生を抑制し導通を確保するという目的を達成することができる。また、その結果、クラックによる液晶パネルの入力端子の切断を防止することができ、回路基板の交換可能な液晶表示装置を製造するという目的を達成することができる。
【0012】
また、上記した液晶装置の製造方法において、圧着面にφ30〜60μmの大きさ(高さ10〜20μm)の凸部を有する圧着ヘッド1を用いて圧着を行うことを特徴とする。
【0013】
このような方法を用いたため、導通粒子に圧着圧力が集中し、そのため液晶パネルの入力端子上の導電粒子周りにひび割れ又はクラックを生じ、導通を阻害してしまう事を防止するという効果を有する。
【0014】
また、上記した液晶表示装置の製造方法において、前記圧着ヘッドの凸部の面積をa、凹部の面積をbとしたときに、a/(a+b)が20〜40%であることを特徴とする。
【0015】
このような方法を用いたため、接触面積を増加させることができ抵抗値低減と安定化できるという効果を有する。
【0016】
また、本発明の液晶表示装置は、入力端子を有する液晶パネルと、出力端子を有する回路基板とが接着剤を介して接着されてなる液晶表示装置において、前記接着剤は導電粒子を含まず、前記出力端子は凸部を具備し、前記入力端子は前記出力端子の凸部に対応する凹部を具備してなり、前記出力端子の前記凸部と、前記入力端子の前記凹部とが当接することで電気的接続が確保され、前記出力端子と前記入力端子は前記出力端子と前記入力端子との当接しない領域で接着剤を介して接続されてなることを特徴とする。
【0017】
このように構成したため、従来の異方性導伝膜による接合に置いて接着層には接着剤及び導電粒子が含まれているが接着剤中の導電粒子の分散性等を配慮する必要が無くなるという効果を有する。
【0018】
また、上記した液晶表示装置において、前記出力端子表面の凸部は25〜60μmの大きさ(直高さ10μm)であり、前記回路基板と前記液晶パネルとの間には接着層を有することを特徴とする。
【0019】
このように構成したため、接着剤の体積を減少させる事が出来る。
【0020】
また、上記した液晶表示装置において、前記出力端子と前記入力端子とが当接する領域の面積をcとし、前記出力端子5と前記入力端子14とが接着剤を介して接続されている領域の面積をdとしたとき、c/(c+d)が60〜80%であることを特徴とする。
【0021】
このように構成したため、接着剤の体積及び面積を減少させる事ができるため部品交換が容易な液晶表示装置を提供できるという効果を有する。
【0022】
また、上記した液晶表示装置において、前記出力端子を担持している基材は厚みが20〜50μmである基材であることを特徴とする。
【0023】
このように構成したため、圧着に際して接着層の温度を上昇させる場合に熱供給側のヘッドまたは、予備加熱側の受け台の設定温度を従来より低温に設定できる事により偏光板シ−ル剤等に与える輻射熱影響を低減させるという効果を有する。 尚、前記入力端子部は可とう性を有する基材に形成されていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。
【0025】
〔実施例1〕
本実施例における圧着工程を図1を用いて説明する。本実施例の液晶表示装置24は、図6に示すように、2枚の基材7、8間に液晶層13が配置された液晶パネル18と、その液晶パネル18の駆動を行う回路基板19とを備えている。
【0026】
液晶パネルの基材7、8は厚み100μmのPC(ポリカーボネート)フィルムである。このPCフィルムの基板はスペーサー剤入り接着剤(シール剤)9により保持されている。液晶パネル18は偏光板10、11及び反射板または半透過反射板12を有する。基板7、8のそれぞれの表面には低温蒸着により成膜されその後パタ−ンニングされたITO(Indium Tin Oxide)の透明電極パタ−ンが形成されておる。その端部は入力端子14となっている。
【0027】
回路基板19はその基板上に液晶駆動用の半導体チップ4等を有しており、TCPとも呼ばれている。また、液晶パネル18の入力端子14に対応して出力端子5が形成されている。本実施例では出力端子5として銅箔パターンを用いている。そして、出力端子5はポリイミドフィルムからなる基材3にラミネートされている。
【0028】
液晶パネル18と回路基板19とは液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間で電気的に導通することが必要である。本実施例では、図1に示すように、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5とを接着層27を介して配置した状態で凹凸形状の圧着面を有する圧着ヘッド1を用いて圧着することにより前記入力端子14と前記出力端子5とを電気的に接続している。圧着は、液晶パネル18と回路基板19の圧着部を受け台15の上に配置し、その上から圧着ヘッド1によって圧力を加えることによって行う。接着層27には実質的に接着剤のみからなり、導電粒子は加えていない。接着剤としては、熱硬化により圧着する場合には、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン等又はそれらの混合物からなる熱硬化性接着剤を用いることができ、光又は紫外線硬化(以下、光硬化という。)により圧着する場合には、光硬化型接着剤を用いることができる。光硬化により圧着する場合には受け台15として石英ガラス等の透明な受け台を用いることが好ましい。被圧着部と圧着ヘッド1との間には必要に応じて汚れ付着防止用テープ2として、例えば耐熱性ニトフロンテープを挿入する。
【0029】
このような方法を用いると、図1乃至図4に示したように、圧着の際、出力端子5は圧着ヘッド1に押されて変形し、圧着ヘッド1の凹凸形状に対応した凹凸形状になる。その結果、出力端子5の凸部28では、入力端子14と出力端子5とは直接接触し、電気的接続が確保される。一方、出力端子5の凹部29では、入力端子14と出力端子5とは接着層27を介して機械的に強固に結合する。よって、クラック23はしない。従って、液晶表示装置24の温度特性を低下させることなく、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との接続部分での圧着によるクラック23の発生を抑制し導通を確保することができる。また、クラックによる入力端子14の切断もなく、回路基板19の交換可能な液晶表示装置24を製造することができる。
【0030】
図2は本実施例の回路基板19の圧着時の断面図を拡大して示す、
図3は本実施例の回路基板19の透明電極パターンに於ける接触面積を示す。
【0031】
図中の斜線部が透明電極パターンと銅箔の接触部で、ここで電気的接続どう通を確保する。
【0032】
図4は本実施例の回路基板19の全体外観を示す。
【0033】
〔実施例2〕
本実施例における圧着工程を図1を用いて説明する。本実施例の液晶表示装置24は、図6に示すように、2枚の基材7、8間に液晶層13が配置された液晶パネル18と、その液晶パネル18の駆動を行う回路基板19とを備えている。
【0034】
液晶パネルの基材7、8は厚み100μmのPC(ポリカーボネート)フィルムである。このPCフィルムの基板はスペーサー剤入り接着剤(シール剤)9により保持されている。液晶パネル18は偏光板10、11及び反射板または半透過反射板12を有する。基板7、8のそれぞれの表面には低温蒸着により成膜されその後パタ−ンニングされたITO(Indium Tin Oxide)の透明電極パタ−ンが形成されてる。その端部は入力端子14となっている。
【0035】
回路基板19はその基板上に液晶駆動用の半導体チップ4等を有しており、TCPとも呼ばれている。また、液晶パネル18の入力端子14に対応して出力端子5が形成されている。本実施例では出力端子5として銅箔パターンを用いている。そして、出力端子5はポリイミドフィルムからなる基材3にラミネートされている。
【0036】
液晶パネル18と回路基板19とは液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間で電気的に導通することが必要である。本実施例では、図1に示すように、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5とを接着層27を介して配置した状態で凹凸形状の圧着面を有する圧着ヘッド1を用いて圧着することにより前記入力端子14と前記出力端子5とを電気的に接続している。圧着は、液晶パネル18と回路基板19の圧着部を受け台15の上に配置し、その上から圧着ヘッド1によって圧力を加えることによって行う。接着層27には実質的に接着剤のみからなり、導電粒子は加えていない。接着剤としては、熱硬化により圧着する場合には、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン等又はそれらの混合物からなる熱硬化性接着剤を用いることができ、光又は紫外線硬化(以下、光硬化という。)により圧着する場合には、光硬化型接着剤を用いることができる。光硬化により圧着する場合には受け台15として石英ガラス等の透明な受け台を用いることが好ましい。被圧着部と圧着ヘッド1との間には必要に応じて汚れ付着防止用テープ2として、例えば耐熱性ニトフロンテープを挿入する。
【0037】
この圧着ヘッド1の接触表面は形状を平面から高さ20μm程度、ピッチ0.17mm程度の複数の球面状凸のあるツールに変えTCP側銅箔と透明電極パタ−ンとの接触面積を、従来の10μm程度のボール状の粒子で電気的導通をとっていた時より大きくして圧力が集中する事を防いで電気的接続を確保することで、透明電極パターン上の亀裂の発生を抑え回路の断線を防止できる。また、ツール凹部となる部分に接着材を充填させて、機械的接続と経時変化にも耐えられる強度を確保する。接触面積の増加により接続抵抗の低減と安定性が確保されると同時に球面状凸ヘッドの凸部分の体積が従来の導電粒子の体積に比べ増加した分接着剤の体積を減少させることができる。
【0038】
また、使用する接着剤はスチレンブタジエンスチレン(SBS)系、エポキシ系、アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系等の単独または、そのいくつかの混合または化合物である。ここでは、従来の異方性導電膜の様に接着剤中にメッキされた導電粒子を含んでおらずよってその粒子の分散性配慮する必要は無くなる。
【0039】
図2は本実施例の回路基板19の圧着時の断面図を拡大して示す、
図3は本実施例の回路基板19の透明電極パターンに於ける接触面積を示す。
【0040】
図中の斜線部が透明電極パターンと銅箔の接触部で、ここで電気的接続通を確保する。
【0041】
図4は本実施例の回路基板19の全体外観を示す。
【0042】
〔実施例3〕
本実施例における圧着工程を図1を用いて説明する。本実施例の液晶表示装置24は、図6に示すように、2枚の基材7、8間に液晶層13が配置された液晶パネル18と、その液晶パネル18の駆動を行う回路基板19とを備えている。
【0043】
液晶パネルの基材7、8は厚み100μmのPC(ポリカーボネート)フィルムである。このPCフィルムの基板はスペーサー剤入り接着剤(シール剤)9により保持されている。液晶パネル18は偏光板10、11及び反射板または半透過反射板12を有する。基板7、8のそれぞれの表面には低温蒸着により成膜されその後パタ−ンニングされたITO(Indium Tin Oxide)の透明電極パタ−ンが形成されておる。その端部は入力端子14となっている。
【0044】
回路基板19はその基板上に液晶駆動用の半導体チップ4等を有しており、TCPとも呼ばれている。また、液晶パネル18の入力端子14に対応して出力端子5が形成されている。本実施例では出力端子5として銅箔パターンを用いている。そして、出力端子5はポリイミドフィルムからなる基材3にラミネートされている。
【0045】
液晶パネル18と回路基板19とは液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5との間で電気的に導通することが必要である。本実施例では、図1に示すように、液晶パネル18の入力端子14と回路基板19の出力端子5とを接着層27を介して配置した状態で凹凸形状の圧着面を有する圧着ヘッド1を用いて圧着することにより前記入力端子14と前記出力端子5とを電気的に接続している。圧着は、液晶パネル18と回路基板19の圧着部を受け台15の上に配置し、その上から圧着ヘッド1によって圧力を加えることによって行う。接着層27には実質的に接着剤のみからなり、導電粒子は加えていない。接着剤としては、熱硬化により圧着する場合には、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン等又はそれらの混合物からなる熱硬化性接着剤を用いることができ、光又は光硬化により圧着する場合には、光硬化型接着剤を用いることができる。光硬化により圧着する場合には受け台15として石英ガラス等の透明な受け台を用いることが好ましい。被圧着部と圧着ヘッド1との間には必要に応じて汚れ付着防止用テープ2として、例えば耐熱性ニトフロンテープを挿入する。
【0046】
通常TCPの基材はポリイミド、ユーピレックス等を使用するが、熱圧着ヘッド1の凹凸に対応するために基材の厚みを25μm程度と極力薄くする、叉は、可とう性の性質を持った材質の物に変更しても良い。基材厚みを薄くすることで接着剤の硬化条件を従来の物と同一とすると、加熱ヒ−タ−等の設定温度を低く設定することができ、圧着に際して接着剤27の温度を上昇させる場合に熱供給側のヘッド1または、予備加熱側の受け台15の設定温度を従来より低温に設定できる事により偏光板10・11・12シ−ル剤9等に与える輻射熱影響を低減させられる。
【0047】
図2は本実施例の回路基板19の圧着時の断面図を拡大して示す、
図3は本実施例の回路基板19の透明電極パターンに於ける接触面積を示す。
【0048】
図中の斜線部が透明電極パターンと銅箔の接触部で、ここで電気的接続導通を確保する。
【0049】
図4は本実施例の回路基板19の全体外観を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における圧着工程を示す説明図。
【図2】本発明の1実施例における液晶表示装置の主要部を示す断面図。
【図3】本発明の1実施例における圧着工程を示す拡大説明図。
【図4】本発明の1実施例における液晶表示装置の主要部を示す主要断面図。
【図5】本発明の1実施例における液晶表示装置の主要部を示す拡大みとり図。
【図6】本発明及び従来の液晶表示装置の全体図。
【図7】従来の圧着工程を示す説明図。
【図8】従来の液晶表示装置の主要部を示す断面図。
【図9】従来の圧着工程を示す拡大説明図。
【図10】従来の液晶表示装置の主要部を示す主要断面図。
【図11】従来の液晶表示装置の主要部を示す拡大みとり図。
【符号の説明】
1 圧着ヘッド
2 汚れ付着防止テ−プ
3 出力端子担持用基板
4 液晶駆動用半導体チップ
5 回路基板の出力端子
6 液晶駆動用の半導体チップ能動面保護モ−ルド
7 可とう性を有する液晶パネル用基材
8 可とう性を有する液晶パネル用基材
9 シ−ル剤
10 偏光板
11 偏光板
12 反射板または半透過反射板
13 液晶
14 液晶パネルの入力端子
15 受け台
16 接着剤
17 電気的接触面積
18 液晶パネル
19 回路基板
20 圧着ヘッド(従来型)
21 接着剤
22 導電性粒子
23 クラック
24 液晶表示装置
25 圧着ヘッドの凸部
26 圧着ヘッドの凹部
27 接着層
28 出力端子の凸部
29 出力端子の凹部
30 異方性導電膜の接着層

Claims (3)

  1. 入力端子を有する液晶パネルの入力端子部と、出力端子を有する回路基板の出力端子部とを圧着ヘッドを用いて圧着する液晶表示装置の製造方法において、
    前記圧着ヘッドは、前記回路基板を押圧する側の面に、前記入力端子の配列方向において前記入力端子のピッチと異なるピッチで互いに離間して配置された、複数の球面状の凸形状を有してなり、
    前記入力端子部と前記出力端子部との間に、導電粒子を含まない接着剤を介在させ、
    前記圧着ヘッドにより、前記回路基板の前記出力端子部を、前記液晶パネルの前記入力端子部に押圧し、
    前記押圧により、前記出力端子部に前記圧着ヘッドの凸形状に対応した凸部を形成すると共に、前記出力端子部の凸部に対応した凹部を前記入力端子部に形成し、
    前記出力端子部の凸部と、前記入力端子部の凹部とを当接させることで電気的に接続し、
    前記出力端子部と前記入力端子部の当接しない領域を接着剤を介して接着することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置の製造方法において、前記圧着ヘッドの凸部の面積をa、凹部の面積をbとしたときに、a/(a+b)が20〜40%であることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の液晶表示装置の製造方法により、前記液晶パネルの前記入力端子と前記回路基板の前記出力端子とが電気的に接続されたことを特徴とする液晶表示装置。
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