JP3763219B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明光学系により表示素子を照明して投影画像を形成し、投影光学系により投影画像を投影する構成のプロジェクタに関し、特に反射型液晶表示素子と、照明光を反射して反射型液晶に与えるともに反射型液晶からの光を透過して投影光学系に与える偏光分離素子とを有するプロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタにおける表示素子としては、例えば反射型液晶表示素子がある。これは、透過型液晶表示素子に比べて、開口率が大きいなどの利点がある。特に、コレステリック液晶からなる反射型液晶においては、反射率が高い、シリコン基板上にドライバICと一体で構成できるなどの利点が多く、近年注目されている。
【0003】
反射型液晶表示素子を最も効率よく照明するためには、表示素子を真正面から照明することが望ましい。しかし、そのように照明装置を配置すると、照明装置が表示素子からの反射光を遮断することになり、観察ができない。これを防ぐために、従来のプロジェクタにおいては、例えば偏光分離プリズムを用いている。
【0004】
偏光分離プリズムを用いた従来のプロジェクタの一例を図6に示す。図6は、プロジェクタの概略構成を示す水平断面図である。プロジェクタ100は光源101、反射傘102、平行変換レンズ103より成る照明光学系107と、偏光分離プリズム104と、反射型液晶表示素子105と、複数のレンズから成るテレセントリックな投影光学系106とから構成されている。
【0005】
光源101で発光された白色光は、反射傘102で反射され、平行変換レンズ103により平行光に変換されて偏光分離プリズム104に入射する。偏光分離プリズム104は、S偏光成分を反射し、P偏光成分を透過する偏光分離面104aを有する。偏光分離面104aで反射されたS偏光成分は、反射型液晶表示素子105を照明し、ここで光学画像が形成される。光学画像を形成する光は、反射型液晶表示素子105における反射によりP偏光成分に偏光される。
【0006】
反射型液晶表示素子105から出射される光学画像を形成するP偏光成分は偏光分離面104aを透過し、投影光学系106により不図示のスクリーン上に投影される。このプロジェクタ100においては、映像光を遮断することなく反射型液晶表示素子105の正面からの照明が達成される。また、反射型液晶表示素子105を照明する照明光は偏光されなければならないが、このことに関しても偏光分離プリズム104により達成される。偏光分離プリズム104は、正面からの照明を達成するだけでなく、白色光源101から出射されるランダム偏光から特定の偏光成分のみを取り出して照明光とする役割を担う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプロジェクタにおいては、偏光分離プリズムとして大きなプリズムが必要であるためにコストが高くなる。この問題を解決するため、最近開発されたより安価な偏光分離シートを偏光分離プリズムに置き換えた構成も考えられる。尚、偏光分離シートについては、公知であるので詳細は述べないが、複屈折材料などを層状に積層してシート状に形成したもので、偏光分離プリズムと同様の作用が得られる。
【0008】
しかし、偏光分離シートを設けた場合、偏光分離プリズムにおけるガラスブロック部分が空気になるので、光路長が長くなる。よって、投影光学系のレンズバックが長くなり、投影光学系が大型化する。
【0009】
長いレンズバックの投影光学系において、各投影レンズを小型化するためには、投影光学系を非テレセントリック(反射型液晶表示素子から投影光学系に向かうにしたがい主光線がしぼむ方向の非テレセントリック)な光学系とすればよいが、この場合も問題点が生じる。以下、図7を用いてこの問題点について説明する。
【0010】
図7は、偏光分離シートと、非テレセントリックな投影光学系を備えたプロジェクタの概略構成の一例を示す水平断面図である。プロジェクタ108は、図10に示すプロジェクタ100とは、平行変換レンズ103代えて照明レンズ群109が、偏光分離プリズム104に代えて偏光分離シート110が、テレセントリックな投影光学系106に代えて非テレセントリックな投影光学系111が構成されている点のみ異なる。その他の構成、作用等は同じなので、重複する説明を省略する。
【0011】
プロジェクタ108において、投影光学系111の非テレセントリックな度合いを強めるほど各投影レンズを小型化できるが、反射型液晶表示素子105に必要な照明光としては反射型液晶表示素子105から逆に向かうにしたがい発散する光束が必要となり、その光束を受けとめる大きな偏光分離シート110が必要となる。大きな偏光分離シート110を設けた場合、それを配置する分、投影光学系111のレンズバックが長くなってしまう。また、照明レンズ群109も大きくなってしまう。
【0012】
本発明は、上記問題点を鑑みて、偏光分離素子のコストを抑え、かつ小型なプロジェクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、映像信号に基づき照明光を空間変調して投影用の光学画像を形成する反射型液晶表示素子と、前記照明光を生成する照明光学系と、前記光学画像を投影画面上に投影する投影光学系と、前記照明光の第1の偏光成分を反射して前記反射型液晶表示素子に与えるとともに、前記反射型液晶表示素子で反射され第1の偏光成分から第2の偏光成分に偏光された前記光学画像を形成する光を透過して前記投影光学系に与える偏光分離素子とを備えたプロジェクタにおいて、前記偏光分離素子は湾曲された偏光分離シートである構成とする。
【0014】
また、本発明は、上記構成のプロジェクタにおいて、前記偏光分離シートは、反射する前記照明光に対して一方向のみに曲率を有する凹面鏡として作用するように湾曲されており、かつ、前記偏光分離シートで生じる前記照明光の非点隔差を補正する光学素子を有し、前記非点隔差を補正する光学素子は、前記偏光分離シートがパワーを持たない断面にパワーを有するシリンダーレンズである構成とする。
【0015】
さらに、発明は、上記構成のプロジェクタにおいて、前記投影光学系は非テレセントリック光学系である構成とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施形態〉
図1は、第1の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図である。プロジェクタ1は、光源2、反射傘3、平行変換レンズ4、第1のレンズアレイ5、第2のレンズアレイ6よりなる照明光学系7と、シリンダーレンズ8と、S偏光成分を反射しP偏光成分を透過する偏光分離シート9と、反射型液晶表示素子10と、複数の投影レンズからなる非テレセントリックな投影光学系11とを有する構成である。
【0017】
光源2から発光された白色光は直接あるいは反射傘3で反射されて平行変換レンズ4に入射し、平行光に変換されて出射され第1のレンズアレイ5に入射する。そして、第1のレンズアレイ5で複数の光束に分離された後、第2のレンズアレイ6に入射され、複数個の光源像が形成される。第1のレンズアレイ5は反射型液晶表示素子10と共役関係にある。第2のレンズアレイ6は光源2と共役関係にあり個々のレンズは二次光源となっている。照明光学系7により、反射型液晶表示素子10への均一な照明が達成される。
【0018】
照明光学系7から出射された光は、シリンダーレンズ8を介して偏光分離シート9に入射し、S偏光成分のみが反射されて反射型液晶表示素子10に与えられる。反射型液晶表示素子10においては、光学画像が形成される。光学画像を形成する光は、反射型液晶表示素子10で反射されS偏光成分からP偏光成分に偏光される。この光は、偏光分離シート9を透過し、投影光学系11により不図示のスクリーン上に投影される。
【0019】
本実施形態のプロジェクタ1の投影光学系11は、反射型液晶表示素子10から投影光学系11へ向かうにしたがって主光線がしぼむ方向に非テレセントリックな光学系となっている。このような構成により、投影光学系11の各投影レンズを小型化できる。
【0020】
偏光分離シート9は、反射する照明光に対して図1の紙面平行方向のみに曲率を有する凹面鏡として作用するように湾曲されている。(以下、凹シリンダー面形状という)。よって、偏光分離シート9から照明光学系7方向に向かう光束(逆光束)が収束するように構成できるので、シリンダーレンズ8および照明光学系7を小さく構成できる。さらに、偏光分離シート9は照明光を受けとめるために十分な大きさを有するが、湾曲されているために、偏光分離シート9の大きさが投影光学系11のレンズバックに与える影響は小さい。
【0021】
また、偏光分離シート9は、曲率を有する方向(紙面平行方向)の両端において、反射型液晶表示素子10側端(図1においてBで示す)の方がもう一端(図1においてAで示す)より小さい曲率を有する形状となっている。偏光分離シート9の各位置での逆光線の入射角度は異なるが、このように曲率の程度を変えることにより逆光束が良好に収束する。
【0022】
シリンダーレンズ8は、図1の紙面垂直方向においてのみ曲率を有する凸レンズ形状となっている。図2に、シリンダーレンズ8、偏光分離シート9、反射型液晶表示素子10を含む部分の上面斜視図を示す。図2において、図1の紙面垂直方向をダブルヘッドの矢印Cで示す。
【0023】
図2からわかるように、シリンダーレンズ8は、矢印C方向のみに曲率を有する。偏光分離シート9が凹シリンダー面形状であるために、パワーを持った断面と持たない断面があり、断面によりパワーの異なる他の光学素子がなければ照明光に非点隔差が生じてしまう。シリンダーレンズ8は、この非点隔差が生じることを防ぐ光学素子である。シリンダーレンズ8は、上述のように偏光分離シート9がパワーを持たない断面にパワーを有する形状となっている。尚、偏光分離シート9において、矢印C方向にも曲率を有する構成も考えられるが、一方向のみにパワーを有する偏光分離シートの方が容易に作製できるので、上記のような構成とした。
【0024】
尚、第1のレンズアレイ5は反射型液晶表示素子10と共役関係にあるが、この二つの素子の間において、二つの光学素子が異なる方向にパワーを有するので(図1の紙面平行方向については偏光分離シート9がパワーを有し、紙面垂直方向についてはシリンダーレンズ8がパワーを有する)、第1のレンズアレイ5の各レンズと反射型液晶表示素子10の各画素は相似関係でない方がよい。
【0025】
〈第2の実施形態〉
図3は、第2の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図である。プロジェクタ12は、カラー画像を投影可能である。プロジェクタ12は、第1の実施形態のプロジェクタ1と同様な構成の照明光学系7と、照明光を色分離するクロスダイクロイックミラー13、ダイクロイックミラー15と、反射ミラー14a、14bと、S偏光成分を反射しP偏光成分を透過する3つの偏光分離シート16R、16G、16Bと、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色に対応する反射型液晶表示素子17R、17G、17Bと、3色の光学画像を合成するクロスダイクロイックプリズム18と、複数の投影レンズからなる非テレセントリックな投影光学系19とを有する構成である。
【0026】
照明光学系7から出射される照明光は、クロスダイクロイックミラー13に入射する。クロスダイクロイックミラー13のダイクロイックミラー13aは、Bの波長域の光のみを反射する。ダイクロイックミラー13bは、R、Gの波長域の光を反射する。
【0027】
ダイクロイックミラー13aで反射されたBの波長域の光は、反射ミラー14aで反射され、偏光分離シート16BでS偏光成分のみが反射されて、反射型液晶表示素子17Bを照明する。反射型液晶表示素子17BではBの光学画像が形成される。Bの光学画像を形成する光は、反射型液晶表示素子17Bで反射され、P偏光成分に偏光され、偏光分離シート16Bを透過しクロスダイクロイックプリズム18に入射する。
【0028】
ダイクロイックミラー13bで反射された、R、Gの波長域の光は、反射ミラー14bで反射され、ダイクロイックミラー15に入射する。ダイクロイックミラー15は、Gの波長域の光のみを反射する。ダイクロイックミラー15で反射されたGの波長域の光は、偏光分離シート16GでS偏光成分のみが反射されて、反射型液晶表示素子17Gを照明する。反射型液晶表示素子17GではGの光学画像が形成される。Gの光学画像を形成する光は、反射型液晶表示素子17Bで反射され、P偏光成分に偏光され、偏光分離シート16Gを透過しクロスダイクロイックプリズム18に入射する。
【0029】
ダイクロイックミラー15で透過されたRの波長域の光は、偏光分離シート16RでS偏光成分のみが反射されて、反射型液晶表示素子17Rを照明する。反射型液晶表示素子17RではRの光学画像が形成される。Rの光学画像を形成する光は、反射型液晶表示素子17Rで反射され、P偏光成分に偏光され、偏光分離シート16Rを透過しクロスダイクロイックプリズム18に入射する。
【0030】
クロスダイクロイックプリズム18の面18aには、Bの波長域の光のみを反射するダイクロイックコートが施されている。面18bには、Rの波長域の光のみを反射するダイクロイックコートが施されている。ダイクロイックプリズム18では、各色の光学画像を形成する入射光のうち、Bの波長域の光が面18aで反射され、Rの波長域の光が面18bで反射され、Gの波長域の光がいずれの面でも反射されることなく透過することにより3色の光学画像が合成される。合成された光学画像は、投影光学系19により不図示のスクリーン上に投影される。
【0031】
本実施形態のプロジェクタ12の投影光学系19は、各反射型液晶パネル17R、17G、17Bから投影光学系19へ向かうにしたがって主光線がしぼむ方向に非テレセントリックな光学系となっている。このような構成により、投影光学系19の各投影レンズを小型化できる。
【0032】
また、偏光分離シート16R、16G、16Bは、反射する照明光に対して二方向に曲率を有する凹面鏡として作用するように湾曲されている(以下、凹面形状という)。よって、各偏光分離シート16R、16G、16Bから照明光学系7へ向かう逆光束が収束されるように構成できるので、ダイクロイックミラー13、15、照明光学系7を小型化できる。
【0033】
〈第3の実施形態〉
図4は、第3の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図である。プロジェクタ20は、カラー画像を投影可能である。プロジェクタ20は、第2の実施形態のプロジェクタ12とは、各反射型液晶表示素子17R、17G、17Bの前面にコンデンサレンズ21R、21G、21Bが設けられている点と、凹面形状の偏光分離シート16R、16G、16Bの代わりに形状の異なる偏光分離シート22R、22G、22Bを有する点のみ異なる。よって、第2の実施形態と重複する説明は避ける。
【0034】
コンデンサレンズ21R、21G、21Bは、投影光学系19方向への光束あるいは照明光学系7方向への逆光束を収束させる。よって、各反射型液晶表示素子17R、17G、17Bから対応する偏光分離シート22R、22G、22Bまでの逆光束も収束され、偏光分離シート22R、22G、22Bに入射される光束の幅が小さくなるので、偏光分離シート22R、22G、22Bを小さく構成できる。よって、投影光学系19のレンズバックをより短くできる。
【0035】
しかしながら、逆光束の収束度合いが大きすぎると、偏光分離シート22R、22G、22Bから照明光学系7までの間のダイクロイックミラー13等の素子を配置するための十分な空間が確保できないことが起こり得る。十分な空間を確保するために、本実施形態のプロジェクタ20の偏光分離シート22R、22G、22Bは、反射する照明光に対して二方向に曲率を有する凸面鏡として作用するように湾曲されている(以下、凸面形状という)。図5を用いて、凸面形状の偏光分離シート22R、22G、22Bによる作用を示す。
【0036】
図5には、凸面形状の偏光分離シート22R、22G、22Bと曲率を有さない平面形状の偏光分離シート22'による逆光束の収束の度合いの違いを示す。偏光分離シート22R、22G、22Bを備えた場合の逆光束を点線23で、平面形状の偏光分離シート22'を備えた場合の逆光束を実線24で示す。
【0037】
図5からわかるように、凸面形状の偏光分離シート22R、22G、22Bにより逆光束の収束の度合いを小さくできる。よって、ダイクロイックミラー13等を配置するための十分な空間を確保できるように構成できる。尚、偏光分離シート22R、22G、22Bの曲率は最適な大きさの空間が確保できる大きさとする。
【0038】
【発明の効果】
本発明のプロジェクタによると、偏光分離素子として偏光分離シートを用いることによりコストを抑えることができる。また、湾曲した偏光分離シートを用いることにより、照明光学系および投影光学系を小型に構成でき、装置全体の小型化を達成することが可能となる。
【0039】
本発明のプロジェクタによると、投影光学系の構成レンズを小型化することができるので、装置全体を小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図。
【図2】 第1の実施形態のプロジェクタの一部分の上面斜視図。
【図3】 第2の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図。
【図4】 第3の実施形態のプロジェクタの概略構成を示す水平断面図。
【図5】 形状の異なる2種類の偏光分離シートにおける逆光束を示す図。
【図6】 偏光分離プリズムを用いた従来のプロジェクタの構成例を示す図。
【図7】 平面形状の偏光分離シートを用いたプロジェクタの構成例を示す図。
【符号の説明】
1、12、20 プロジェクタ
2 光源
3 反射傘
7 照明光学系
8 シリンダーレンズ
9 凹シリンダー面形状の偏光分離シート
10 反射型液晶表示素子
11、19 投影光学系
13 クロスダイクロイックミラー
15 ダイクロイックミラー
16R、16G、16B 凹面形状の偏光分離シート
17R、17G、16B 反射型液晶表示素子
18 クロスダイクロイックプリズム
21R、21G、21B コンデンサレンズ
22R、22G、22B 凸面形状の偏光分離シート

Claims (3)

  1. 映像信号に基づき照明光を空間変調して投影用の光学画像を形成する反射型液晶表示素子と、前記照明光を生成する照明光学系と、前記光学画像を投影画面上に投影する投影光学系と、前記照明光の第1の偏光成分を反射して前記反射型液晶表示素子に与えるとともに、前記反射型液晶表示素子で反射され第1の偏光成分から第2の偏光成分に偏光された前記光学画像を形成する光を透過して前記投影光学系に与える偏光分離素子とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記偏光分離素子は湾曲された偏光分離シートであることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記偏光分離シートは、反射する前記照明光に対して一方向のみに曲率を有する凹面鏡として作用するように湾曲されており、かつ、前記偏光分離シートで生じる前記照明光の非点隔差を補正する光学素子を有し
    前記非点隔差を補正する光学素子は、前記偏光分離シートがパワーを持たない断面にパワーを有するシリンダーレンズであることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記投影光学系は非テレセントリック光学系であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクタ。
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