JP2000330196A - 色合成光学系及び該光学系を備える投射型表示装置 - Google Patents

色合成光学系及び該光学系を備える投射型表示装置

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JP2000330196A
JP2000330196A JP11136548A JP13654899A JP2000330196A JP 2000330196 A JP2000330196 A JP 2000330196A JP 11136548 A JP11136548 A JP 11136548A JP 13654899 A JP13654899 A JP 13654899A JP 2000330196 A JP2000330196 A JP 2000330196A
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Japan
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light
beam splitter
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red
blue light
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JP11136548A
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Kiyoshi Numazaki
潔 沼崎
Yuji Mabe
雄二 間辺
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴースト像を発生させずに良好に光源光を色合
成できる色合成光学系と、この色合成光学系を備え、良
好なコントラストの投射像を得られる投射型表示装置を
提供すること。 【解決手段】 赤色、緑色、青色光用反射型ライトバル
ブ12R、12G、12Bと、各ライトバルブにより画
像変調された光を検光する赤色、緑色、青色光用偏光ビ
ームスプリッタ11R、11G、11Bと、前記各光用
偏光ビームスプリッタで検光された各色光を色合成して
射出させるクロスダイクロイックプリズム17とを有
し、少なくとも青色光用偏光ビームスプリッタとクロス
ダイクロイックプリズムとは青色光用一体化部材13
B、15Bを介して一体化され、青色光用一体化部材と
青色光用偏光ビームスプリッタとのいずれか一方が赤色
光用反射ダイクロイック膜16を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色合成光学系、特に
複数の反射型ライトバルブを使用した色合成光学系と、
該光学系を備える投射型表示装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】反射型ライトバルブを使用した投射型表
示装置の従来例として、特許公報2599309号の図
13に開示された装置が知られている。図5は、この従
来装置の概略構成を示す図である。光源61から射出さ
れた白色光は、光軸上に配置され、青色(以下「B」と
いう)光を反射し、緑色(以下「G」という)光と赤色
(以下「R」という)光とを透過する特性を有するダイ
クロイックミラー62で反射され、光軸の方向を入射方
向に対して直角に変えて進行するB光と、そのままの光
軸で進行するR光とG光との混合光とに色分離される。
さらに、R光とG光との混合光は光軸上にダイクロイッ
クミラー62と平行に配置され、R光を透過し、G光を
反射する特性を有するダイクロイックミラー63に入射
して、進行方向を直角に変えて進行するG光と、当該ミ
ラーを透過して入射方向と同じ方向にそのまま進行する
R光とに色分解される。このように前記ダイクロイック
ミラー62とミラー63とは色分解光学系を構成する。
前記色分解光学系によって色分解されたB光は、折り曲
げミラーを経由して光軸さらに直角に変えて進行し、B
光用に光軸上に配置された偏光ビームスプリッタ64B
に入射する。そして、B光のS偏光成分が偏光ビームス
プリッタ64Bの偏光分離部によって反射、射出され、
B光用反射型ライトバルブ65Bに入射する。また、P
偏光成分は偏光ビームスプリッタ65Bを透過した、不
要光として廃棄される。
【0003】ダイクロイックミラー63にて色分解され
たR光とG光とはそれぞれ偏光ビームスプリッタ64
R、64Gに入射し、S偏光成分が偏光分離部により反
射されて、R光用反射型ライトバルブ65R,G光用反
射型ライトバルブ65Gに入射する。また、偏光分離さ
れた各色光のP偏光成分は、B光と同様に不要光として
廃棄される。次に、各色光用ライトバルブ65R,65
G,65Bに入射したS偏光は各色信号によって変調作
用を受け、変調光たるP偏光と、非変調光たるS偏光の
混合光として各色光用反射型ライトバルブから反射、射
出する。そして、各色光は、再び各色光用偏光ビームス
プリッタ64R,64G,64Bに入射し、変調光(P
偏光)のみを偏光分離部の透過光として取り出し(検光
し)た後、色合成光学系を構成するクロスダイクロイッ
クプリズム66に各色光それぞれ異なる入射面から入射
して色合成される。最後に、クロスダイクロイックプリ
ズム66の所定射出面から射出した色合成光は、投射レ
ンズ67に入射し、図示しないスクリーン上にカラー像
が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の投射型表示
装置の構成では、ゴースト像、特にR(赤色)光のゴー
スト像が投射されてしまうため、投射像のコントラスト
が劣化するという問題を有している。ゴースト像を防止
するために、色合成光学系を構成するクロスダイクロイ
ックプリズム66と投射レンズ67との間に1/4波長
位相板を配置する構成が知られている。この構成によ
り、投射レンズ67を構成する複数のレンズ成分のうち
の一部のレンズ成分の表面によって反射された光が、進
行してきた方向へ逆行してライトバルブに再入射、再反
射されて投射レンズに再入射した後、スクリーン上に投
射されてしまうことにより発生するゴースト像を防止す
ることができる。
【0005】従来例において、クロスダイクロイックプ
リズム66を射出した光はP偏光であり、1/4波長位
相板を経由することで円偏光に変換される。次に、投射
レンズ中のレンズ成分の表面にて反射された光は、再び
1/4波長位相板を経由することによりS偏光に変換さ
れる。そして、このS偏光の光は、偏光ビームスプリッ
タに入射し、偏光分離部により反射されて廃棄される。
したがって、投射レンズ中のレンズ成分の表面にて反射
された光が、再びライトバルブに入射、反射して投射レ
ンズに再度入射、投射することを防止できる。
【0006】しかし、1/4波長位相板を上記の位置に
配置することで投射レンズ中のレンズ成分の表面による
反射光を防止しても、ゴースト像の問題を完全に解決す
ることはできずに、依然としてゴーストを生じている。
【0007】また、上記従来技術の投射型表示装置は、
環境の変化、振動等によってR光、G光及びB光の3個
のライトバルブの画素がずれてスクリーンに投射されて
しまう、いわゆるレジストレーションのずれを生ずると
いう問題を有している。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、レジストレーションずれの間題を排除し、かつ
ゴースト像を発生させずに良好に光源光を色合成できる
色合成光学系と、この色合成光学系を備え、良好なコン
トラストの投射像を得られる投射型表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、赤色光を画像変調するための赤色光用反
射型ライトバルブと、緑色光を画像変調するための緑色
光用反射型ライトバルブと、青色光を画像変調するため
の青色光用反射型ライトバルブと、前記赤色光用反射型
ライトバルブにより画像変調された光を検光する赤色光
用偏光ビームスプリッタと、前記緑色光用反射型ライト
バルブにより画像変調された光を検光する緑色光用偏光
ビームスプリッタと、前記青色光用反射型ライトバルブ
により画像変調された光を検光する青色光用偏光ビーム
スプリッタと、前記各光用偏光ビームスプリッタで検光
された各色光を色合成して射出させるクロスダイクロイ
ックプリズムとを有し、少なくとも前記青色光用偏光ビ
ームスプリッタと前記クロスダイクロイックプリズムと
は青色光用一体化部材を介して一体化され、前記青色光
用一体化部材と前記青色光用偏光ビームスプリッタとの
いずれか一方が赤色光反射ダイクロイック膜を有するこ
とを特徴とする色合成光学系を提供する。これにより、
赤色光のライトバルブから射出される光のうちのゴース
トとなる光を光軸外に反射廃棄できる。なお、赤色光を
反射するとは、R光自体を反射する場合に加えて、R光
がG光、B光よりも多く反射される場合、又はR光の透
過率がG光、B光よりも低い場合などを含むことをい
う。
【0010】また、本発明は、さらに、前記赤色光用偏
光ビームスプリッタと前記クロスダイクロイックプリズ
ムとが赤色光用一体化部材を介して一体化され、前記青
色光用一体化部材と前記青色光用偏光ビームスプリッタ
と前記赤色光用一体化部材とのいずれか一つが赤色光用
反射ダイクロイック膜を有することが望ましい。これに
より、R光のライトバルブから射出される光のうちのゴ
ーストとなる光を光軸外へ廃棄できる。
【0011】また、本発明は、前記各色光用ライトバル
ブと前記各色用偏光ビームスプリッタと前記クロスダイ
クロイックプリズムとが一体化されていることが望まし
い。これにより、各ライトバルブの画素ずれ(レジスト
レーションずれ)を防止することができる。
【0012】また、本発明は、前記赤色光用一体化部材
と前記青色光用一体化部材との少なくともいずれか一方
が1/2波長位相板を有することが望ましい。これによ
り、色合成光学系への入射光量を増加させることができ
る。
【0013】また、本発明は、光源光を赤色光と緑色光
と青色光とに色分離する色分離部と、請求項1乃至4の
いずれか1項に記載の色合成光学系と、前記色合成され
た光を所定面に投影するための投影レンズ系とを有する
ことを特徴とする投射型表示装置を提供する。これによ
り、R光ゴースト像のなくなると同時に、画素のレジス
トレーションずれを防止した投射型表示装置を提供でき
る。
【0014】また、本発明は、赤色光を画像変調するた
めの赤色光用反射型ライトバルブと、緑色光を画像変調
するための緑色光用反射型ライトバルブと、青色光を画
像変調するための青色光用反射型ライトバルブと、前記
赤色光用反射型ライトバルブにより画像変調された光を
検光する赤色光用偏光ビームスプリッタと、前記緑色光
用反射型ライトバルブにより画像変調された光を検光す
る緑色光用偏光ビームスプリッタと、前記青色光用反射
型ライトバルブにより画像変調された光を検光する青色
光用偏光ビームスプリッタと、前記各光用偏光ビームス
プリッタで検光された各色光を色合成して射出させるク
ロスダイクロイックプリズムとを有し、少なくとも前記
青色光用偏光ビームスプリッタと前記クロスダイクロイ
ックプリズムとは青色光用一体化部材を介して一体化さ
れ、前記青色光用一体化部材と前記青色光用偏光ビーム
スプリッタとのいずれか一方が赤色光反射膜を有するこ
とを特徴とする色合成光学系を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る投射型表示装置の概略構成を示す図である。ラ
ンプと放物面形状の凹面鏡とを含む光源1から略平行光
束の光源光が射出され、コールドミラー2に入射、反射
することで赤外光を除去され、次に紫外線吸収フィルタ
ー3を経由することでさらに紫外線を除去される。そし
て、ランダム偏光であった光源光は、第1レンズ板41
と第2レンズ板42と偏光ビームスプリッタアレイ43
と1/2波長位相板44とから構成される偏光装置4に
入射して、S偏光に変換される。ここで、光源を構成す
る凹面鏡は放物面鏡に限られず、例えば楕円鏡と略平行
光束に変換する整形光学系とにより構成してもよい。
【0016】次に、偏光変換装置4について詳細に説明
する。第1レンズ板41は、同一形状の要素レンズ41
aがの平面的に複数(本実施形態では5×7個)配列さ
れている。第1レンズ板41を構成する要素レンズ41
aの外形は、後述するライトバルブ12R,12G,1
2Bの外形を縮小倍率で相似形状としたものである。ま
た、第2レンズ板42は、第1レンズ板41と同様に、
要素レンズ41aと同じ数量の要素レンズ42aを平面
的に配列してなるレンズ板である。ここで、第1レンズ
板の要素レンズ41aの各焦点位置に、各要素レンズ4
2aが1対1に対応するよう配置されている。この構成
により、第1レンズ板41に入射した光源光は、各要素
レンズ41aによって決定される開口によって、要素レ
ンズ41aの数の光束に分割され各要素レンズ41aに
入射した後、第2レンズ板42の対応する要素レンズ4
2a上に集光され、複数の輝点を形成する。
【0017】また、第2レンズ板のレンズ42aの射出
面近傍に、紙面に垂直な方向(x方向)に長手方向を有
し、y−z断面形状が略正方形状である複数(本実施形
態では10個)の偏光ビームスプリッタ43を接着によ
りアレイ状に一体化した部材が設けられている。ここ
で、各偏光ビームスプリッタ43のy−z断面正方形状
の一辺の長さが第2レンズ板の要素レンズ42aの幅の
略1/2倍であり、各偏光ビームスプリッタ43の偏光
分離部がすべて平行になるように接着されている。そし
て、この偏光ビームスプリッタアレイは、第2レンズ板
42の要素レンズ42aの中央部または隣接レンズとの
境界部と、各偏光ビームスプリッタの中央部とが一致す
るように配置される。要素レンズ板42aの中央部とそ
の中央部が一致している偏光ビームスプリッタ43の透
過光射出面には1/2波長位相板44が偏光ビームスプ
リッタの長手方向に設けられている。
【0018】偏光装置4は上述の構成となっているため
に、第2レンズ板42上に形成された輝点から射出した
光は、要素レンズ42aの中央部にその中央部が対応し
て配置された偏光ビームスプリッタ43にのみ入射す
る。偏光ビームスプリッタ43に入射した光は、偏光分
離部により透過して射出するP偏光と、偏光分離部によ
り反射され隣接する他の偏光ビームスプリッタ43に入
射して当該隣接偏光ビームスプリッタの偏光分離部によ
って反射・射出されるS偏光とに偏光分離される。そし
て、P偏光は射出面に配置した1/2波長位相板44に
よってS偏光に変換される。この結果、偏光装置4に入
射したランダム偏光光はS偏光光に変換される。
【0019】上述のように、偏光装置4の射出光は理論
的にはS偏光成分のみとなってしかるべきである。しか
し、実際には光源1を構成するランプの発光部は理想的
な点光源ではなく、有限な大きさを有しており、さら
に、光源1の凹面鏡の形状誤差に起因して第2レンズ板
42の要素レンズ42a上に形成される輝点も有限の大
きさを有している。特に、光軸近傍に配置される要素レ
ンズ42a上に形成される輝点は、要素レンズ42a全
体にわたるような大きさを有している。このため、輝点
から射出される光のうちには、要素レンズ42aの中央
部にその中央部が対応する偏光ビームスプリッタ43に
入射する光に加えて、要素レンズ42aの境界位置にそ
の中央部が対応する隣接偏光ビームスプリッタ43に入
射してしまう光が生ずる。隣接偏光ビームスプリッタ4
3に入射した光は、偏光分離部を透過し、そのまま進行
するP偏光成分と、偏光分離部で反射され、さらに隣接
する偏光ビームスプリッタに入射するS偏光成分とに偏
光分離される。そして、P偏光成分の射出面には1/2
波長位相板が設けられていないので、そのまま射出して
しまう。一方、さらに隣接する偏光ビームスプリッタに
入射したS偏光成分は偏光分離部によって反射され、1
/2波長位相板を経由してP偏光に変換されて射出して
しまう。このように、光源等の不完全性に起因して偏光
装置4を射出する光にはS偏光成分に加えて一部P偏光
成分を含んでしまう。
【0020】偏光装置4を射出した光は集光レンズ5を
経て色分解光学系に入射し、赤色(R)光と、緑色
(G)光と、青色(B)光とに色分解される。この色分
解光学系について説明する。集光レンズ5を射出した光
はB光を反射し、R光とG光とを透過させる特性を有す
るダイクロイックミラー61と、R光とG光とを反射
し、B光を透過させる特性を有するダイクロイックミラ
ー62とをX字型に配置し、且つ光軸に対して入射角が
45度になるように配置されたクロスダイクロイックミ
ラー6に入射する。そして、互いに反対方向で、入射光
軸に対して直角な方向に進行するB光と、R光とG光と
の混合光とに色分解される。
【0021】クロスダイクロイックミラー6によって色
分解されたB光と、R光とG光との混合光とはそれぞれ
偏光ビームスプリッタ7、8に入射する。偏光ビームス
プリッタ7,8の偏光分離部は、該偏光分離部で反射し
た各色光のS偏光成分が、共に前記クロスダイクロイッ
クミラーへの入射光軸と平行な方向に反射される光軸と
なるように配置されている。
【0022】上述したように、偏光装置4は入射したラ
ンダム偏光成分を単一偏光(S偏光)成分に変換して射
出する機能を有する。しかし、実際の射出光は相当量の
P偏光を含有している。偏光ビームスプリッタ7,8
は、入射した光の中からP偏光成分の光を透過させて廃
棄し、S偏光成分を反射することで偏光成分の純度をさ
らに向上させる機能を有すると同時に、反射折り曲げミ
ラーとしての機能をも有する。また、偏光ビームスプリ
ッタ7,8は、それぞれ三角柱形状のガラスプリズムを
偏光分離膜を挟んで接着して構成され、高い耐熱性を有
している。このため、高出力の光源を使用して、偏光ビ
ームスプリッタ7,8への入射光量が増加しても、耐熱
性が高いので、熱による光学部材の破損を避けることが
できる。
【0023】偏光ビームスプリッタ7を反射して射出し
たB光のS偏光成分はフィールドレンズ10Bを経てB
光用偏光ビームスプリッタ11Bに入射する。一方、偏
光ビームスプリッタ8を反射して射出したR光とG光と
の混合光は、R光を透過し、G光を反射する特性を有す
るダイクロイックミラー9に入射した後、反射して光軸
を直角に変えて進行しフィールドレンズ10Gを経てG
光用偏光ビームスプリッタ11Gへ入射するG光と、ダ
イクロイックミラー9をそのまま進行し、フィールドレ
ンズ10Rを経てR光用偏光ビームスプリッタ11Rに
入射するR光とに色分解される。
【0024】クロスダイクロイックミラー6と、偏光ビ
ームスプリッタ7、8とダイクロイックミラー9とは三
色色分解光学系を構成すると同時に、当該光学系を射出
した各色光のS偏光とP偏光の比(偏光度)をさらに向
上する機能を有する。
【0025】そして、各色光用偏光ビームスプリッタ1
0B,10G,10Rに入射した各色S偏光光は、当該
偏光ビームスプリッタの偏光分離部が入射S偏光に対し
て反射する方向に配置されているので、当該偏光分離部
で反射されて各色光用偏光ビームスプリッタを射出す
る。この反射の際に、さらなる反射S偏光の純度(偏光
度)の向上がなされて射出することはいうまでもない。
【0026】また、各色光用偏光ビームスプリッタ11
B,11G,11Rの射出面近傍には各色用にそれぞれ
反射型液晶ライトバルブ12B,12G,12Rが配置
され、前述の偏光ビームスプリッタ11B,11G,1
1Rを射出した各色のS偏光成分は、各反射型ライトバ
ルブに照明光として入射する。
【0027】ここで、反射型液晶ライトバルブ12B,
12G,12Rについて説明する。本実施形態にて使用
した反射型ライトバルブは電気書き込み式反射型液晶ラ
イトバルブであり、各色光の画像信号に応じて所定画素
に対応する液晶層中の液晶分子の配列を変えることによ
り1/4波長位相板として機能させ、配列を変えた部分
に入射した直線偏光(例えばS偏光)の振動方向を変え
て、例えばP偏光として反射し、射出する変調機能を有
している。すなわち、各ライトバルブ12B,12G,
12Rを反射、射出した光は変調光たるP偏光と、非変
調光たるS偏光とが混在した状態で、再度各色用偏光ビ
ームスプリッタ11B,11G,11Rにそれぞれ入射
する。変調光はP偏光であるために、偏光ビームスプリ
ッタの偏光分離部を透過(検光)して、当該偏光ビーム
スプリッタを射出する。検光された各色光の変調光のう
ち、B光はB光用第1一体化部材13B,R光用反射ダ
イクロイツク膜16,1/2波長位相板14B、B光用
第2一体化部材15Bを経て色合成光学系を構成するク
ロスダイクロイックプリズム17に所定側面から入射す
る。一方、偏光ビームスプリッタを透過したG光の変調
光は第1一体化部材13G、1/2波長位相板14G、
第2一体化部材15Gを経由し、またR光の変調光は第
1一体化部材部材13R,1/2波長位相板14B、第
2一体化部材15Bを経由して前記色合成光学系を構成
するクロスダイクロイックの所定の入射面から入射す
る。
【0028】本実施形態の特徴の一つは、各色用のライ
トバルブと、検光光学系を構成する各色光用の偏光ビー
ムスプリッタと、偏光変換用1/2波長位相板と、色合
成光学系を構成するクロスダイクロイックプリズムとを
第1一体化部材ならびに第2一体化部材を用いて一体化
させている点である。ライトバルブと検光光学系と色合
成光学系との一体化について図2を用いてさらに詳細に
説明する。
【0029】図2は、ライトバルブと偏光ビームスプリ
ッタとクロスダイクロイックプリズムとの一体化された
部分の斜視構成図であり、その他の構成については省略
する。まず、各色用反射型ライトバルブを各色用偏光ビ
ームスプリッタに取り付ける手順について説明する。各
色光用反射型ライトバルブ12R,12G,12Bを各
色光用偏光ビームスプリッタ11R,11G,11Bに
取り付ける場合、まず、ねじ部材にてライトバルブ12
R,12G,12Bを第1取り付け用部材102E,1
02G,102Bに螺着させて取り付ける。次に、偏光
ビームスプリッタ11R,11G,11Bのライトバル
ブ側のの入射面と、第2取り付け部材101R,101
G,101Bの取り付け部とを接着して一体化する。
【0030】そして、一体化の最後の工程として、ライ
トバルブの各画素位置あわせ、すなわち、レジストレー
ションを行い、第1取り付け部材の脚部分と第2取り付
け部材の脚部分とを半田づけする。
【0031】次に、検光光学系を構成する偏光ビームス
プリッタ11R,11G,11Bと色合成光学系を構成
するクロスダイクロイックプリズムとの一体化の手順に
ついて説明する。両者の一体化においては、透明光学部
材であるガラスブロックを一体化部材として使用する。
そして、本実施形態においては、検光されたP偏光成分
をクロスダイクロイックプリズム17中のクロスダイク
ロイック膜面に対してS偏光で入射させるために、偏光
方向変換素子として1/2波長位相板14R,14G,
14Bを一体化ガラス部材中に挟み込む構成としてい
る。また、B光用の一体化部材中において、1/2波長
位相板14BとR光反射ダイクロイック膜16とをその
法線方向を光軸に対して所定角度だけ傾斜させて配置し
ている。傾斜させるのは以下に述べる不要光を光軸外へ
廃棄させるためである。
【0032】図3は、不要光を説明する図である。図に
おいて点線で示す不要光Aは、R光用ライトバルブ12
Rを射出し、偏光ビームスプリッタ11RとR光用第1
一体化部材13Rと1/2波長位相板14RとR光用第
2一体化部材15Rとを経由した後、色合成光学系を構
成するクロスダイクロイックプリズム17に入射する。
次に、ダイクロイック膜17Bを透過して、ダイクロイ
ック膜17Rで大部分は反射され、合成光としてクロス
ダイクロイックプリズムを射出し、投射レンズによりス
クリーンSCに投射像を形成する。しかし、不要光とな
る光は、ダイクロイック膜17Rを透過しそのまま進行
して、B光用第2一体化部材15B,1/2波長位相板
14B、B光用第1一体化部材13Bを透過し、偏光ビ
ームスプリッタ11Bを経て、B光用ライトバルブ12
Bに入射する。B光用ライトバルブ12Bは不要光に対
して反射ミラーとして作用するので、不要光はB光用ラ
イトバルブ12Bにて反射され、クロスダイクロイック
プリズム17に入射する。そして、ダイクロイック膜に
よって一部分が反射され、投射レンズによりスクリーン
SCに投射されゴースト光(不要光)となる。
【0033】図4は、R光反射ダイクロイック膜16を
有する本実施形態の一部構成を示す図である。R光反射
ダイクロイック膜16はR光を反射し、B光を通過させ
る特性を有するため、前記点線で示した不要光Aは、ク
ロスダイクロイックプリズム17を通過して、R光反射
ダイクロイック膜16により反射される。ここで、上述
のようにR光反射ダイクロイック膜16は、その法線方
向を光軸に対して所定角度だけ傾斜させて配置してい
る。このため、不要光AはB光用ライトバルブ12Bの
方向には進行せずに、ダイクロイック膜16で反射され
ることで光学系外へ廃棄される。なお、本実施形態で
は、紙面下方向に廃棄する構成としたが、光軸に対して
傾ける方向はこれに限らず、紙面左右方向に廃棄する構
成としてもよい。
【0034】次に、偏光ビームスプリッタとクロスダイ
クロイックプリズムとの一体化について説明する。G光
用第1一体化部材13G、R光用第1一体化部材13
R、G光用第2一体化部材15G、R光用第2一体化部
材15Rは各々所定の直方体系形状を有しており、第1
一体化部材と第2一体化部材との間には、入射P偏光が
S偏光に変換される方向に光軸を有する1/2波長位相
板が接着剤にて接着されて設けられている。また、第1
一体化部材13G,13Rは偏光ビームスプリッタ11
G,11Bの所定側面に、第2一体化部材15G、15
Rはクロスダイクロイックプリズム17の所定の側面に
それぞれ接着剤にて接着固定されている。B光用の一体
化部材については、1/2波長位相板14BとR光反射
ダイクロイック膜16とを光軸に対して所定の角度傾斜
させて(実施形態では、クロスダイクロイックプリズム
に向かって上部を前へ傾ける)配置するために、第1一
体化部材13Bと第2一体化部材15Bとは楔形状のガ
ラス部材であり、第1一体化部材の斜面に前記R光を反
射し、B光を透過する特性を有するダイクロイック膜1
6を予め形成し、当該斜面と第2一体化部材の斜面とを
接着一体化させる。そして、第2一体化部材とクロスダ
イクロイックプリズムの所定の側面、及び第1一体化部
材と偏光ビームスプリッタ11Bの所定の側面とを接着
して固定一体化させる。そして、取り付け部材102G
に取り付けたG光用ライトバルブを、当該取り付け部材
の脚部と、偏光ビームスプリッタ11Gに取り付けた取
り付け部材の脚部とを半田付けにより一体化させる。最
後に、全てのライトバルブの画素が相互に一致するよう
に、G光用ライトバルブの画素の位置を基準として、R
光用ライトバルブ11RとB光用ライトバルブ11Bと
を調整しながら各取り付け部材の脚部を半田付けするこ
とにより全体を一体化する。
【0035】図1に戻って、一体化されたライトバルブ
と、偏光ビームスプリッタと、クロスダイクロイックプ
リズムとにおいて、R光の検光光はクロスダイクロイッ
クプリズム中のR光反射ダイクロイック膜で反射され、
B光の検光光はB光反射ダイクロイック膜によって反射
され、さらにG光の検光光は両ダイクロイック膜を透過
することにより色合成が行われ、クロスダイクロイック
プリズムの所定面より射出される。この合成光は、クロ
スダイクロイックプリズム17入射前に上述のように各
色光とも1/2波長位相板にてS偏光に変換されて入射
されるために、S偏光の合成光として射出される。
【0036】また、クロスダイクロイックプリズム17
中のダイクロイック膜17Rと17Bとの反射特性にお
いてS偏光の方が反射率が高いので、1/2波長板を使
用してB光とR光とについてP偏光をS偏光に変換して
入射させることで、色合成された光の光量を大きくする
ことができる。また、ダイクロイック膜17Rと17B
とを透過するG光は、ダイクロイック膜の特性上P偏光
の方がG光の光量の点では優れている。本実施形態で
は、スクリーンSCとして偏光スクリーンを使用してい
るので、偏光方向を合わせるためにG光はS偏光で入射
させることが望ましい。これにより、R光とB光の光量
を増加させることで、投射される全光量を大きくするこ
とができる。なお、偏光スクリーンを使用しない場合
は、G光はP偏光で、R光とB光はS偏光で投射させる
ことが光量的に最も効果的である。
【0037】本実施形態では、各色光用ライトバルブ、
検光用各色光用偏光ビームスプリッター及び色合成用ク
ロスダイクロイックプリズムをすべて一体化部材を用い
て一体化する構成となっているために、温度変化等の環
境変化に伴うライトバルブの画素ずれを最小にすること
ができる。
【0038】さらに好ましくは、クロスダイクロイック
プリズム射出面と投射レンズとの間に1/4波長位相板
を設けることが望ましい。ここで、当該1/4波長位相
板の結晶軸は入射S偏光が円偏光となって射出する方向
に設定される。1/4波長位相板によって円偏光に変換
させることで、投射レンズを構成する複数のレンズ成分
の表面にて反射されスクリーンと反対方向に進行した光
は、当該1/4波長位相板を経由することによってP偏
光に変換され、さらに逆方向に進行して、前記1/2波
長位相板によってS偏光に変換され、偏光ビームスプリ
ッタに入射する。そして、偏光分離部にて反射され、廃
棄させることができる。このように、1/4波長位相板
を使用しないと、投射レンズによる反射光が逆行して偏
光ビームスプリッタを透過進行し、さらにライトバルブ
に入射反射されて、ゴースト像として投射されてしま
う。一方、1/4波長位相板を射出した円偏光成分の光
は投射レンズに入射し、カラー画像としてスクリーン上
に拡大投影される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、R光
用ライトバルブを射出した光のうちR光のゴースト像の
原因となる光を、一体化部材中に配置したR光反射ダイ
クロイック膜によって光軸外に反射廃棄することによ
り、ゴースト像の無い良好な色合成、又は良好なコント
ラストの投射像を得ることができる。また、ライトバル
ブと偏光ビームスプリッタとクロスダイクロイックプリ
ズムが一体化された構成となっているために、温度変化
等によるレジストレーションずれの少ない色合成光学系
又は投射型表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる投射型表示装置の概
略構成を示す図である。
【図2】ライトバルブと検光光学系と色合成光学系との
一体化された構成を示す斜視図である。
【図3】R光用反射型ライトバルブからのゴースト像の
原因となる光線を説明する図である。
【図4】ゴースト像を防止する構成を説明する図であ
る。
【図5】従来の投射型表示装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光源部 3 紫外線カットフィルター 4 偏光装置 5 集光レンズ 6 クロスダイクロイックミラー 7、8 偏光ビームスプリッタ 9 ダイクロイックミラー 10R,10G,10B フィールドレンズ 11R、11G、11B 偏光ビームスプリッタ 12R,12G,12B 反射型ライトバルブ 13R,13G,13B 第1一体化部材 14R,14G,14B 1/2波長位相板 15R,15G,15B 第2一体化部材 16 R光反射ダッイクロイック膜 17 クロスダイクロイックプリズム 18 1/4波長位相板 19 投射レンズ SC スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 33/12 G03B 33/12 H04N 9/31 H04N 9/31 C B Fターム(参考) 2H042 AA02 AA16 AA26 CA08 CA14 2H049 BA05 BA06 BA07 BB03 BB61 BC22 2H088 EA14 EA15 EA19 HA13 HA16 HA22 HA24 HA28 MA05 MA20 2H091 FA05Y FA05Z FA10Z FA11Y FD07 FD12 FD22 FD24 GA16 LA03 LA11 LA12 LA15 LA18 5C060 BA03 BA08 BC05 EA00 GA01 GB02 GB06 HC00 HC24 HC25 JA00 JA17 JB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤色光を画像変調するための赤色光用反
    射型ライトバルブと、緑色光を画像変調するための緑色
    光用反射型ライトバルブと、青色光を画像変調するため
    の青色光用反射型ライトバルブと、 前記赤色光用反射型ライトバルブにより画像変調された
    光を検光する赤色光用偏光ビームスプリッタと、前記緑
    色光用反射型ライトバルブにより画像変調された光を検
    光する緑色光用偏光ビームスプリッタと、前記青色光用
    反射型ライトバルブにより画像変調された光を検光する
    青色光用偏光ビームスプリッタと、 前記各光用偏光ビームスプリッタで検光された各色光を
    色合成して射出させるクロスダイクロイックプリズムと
    を有し、 少なくとも前記青色光用偏光ビームスプリッタと前記ク
    ロスダイクロイックプリズムとは青色光用一体化部材を
    介して一体化され、 前記青色光用一体化部材と前記青色光用偏光ビームスプ
    リッタとのいずれか一方が赤色光反射ダイクロイック膜
    を有することを特徴とする色合成光学系。
  2. 【請求項2】 さらに、前記赤色光用偏光ビームスプリ
    ッタと前記クロスダイクロイックプリズムとが赤色光用
    一体化部材を介して一体化され、 前記青色光用一体化部材と前記青色光用偏光ビームスプ
    リッタと前記赤色光用一体化部材とのいずれか一つが赤
    色光反射ダイクロイック膜を有することを特徴とする色
    合成光学系。
  3. 【請求項3】 前記各色光用ライトバルブと前記各色用
    偏光ビームスプリッタと前記クロスダイクロイックプリ
    ズムとが一体化されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の色合成光学系。
  4. 【請求項4】 前記赤色光用一体化部材と前記青色光用
    一体化部材との少なくともいずれか一方が1/2波長位
    相板を有することを特徴とする請求項1,2又は3記載
    の色合成光学系。
  5. 【請求項5】 光源光を赤色光と緑色光と青色光とに色
    分離する色分離部と、請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の色合成光学系と、 前記色合成された光を所定面に投影するための投影レン
    ズ系とを有することを特徴とする投射型表示装置。
  6. 【請求項6】 赤色光を画像変調するための赤色光用反
    射型ライトバルブと、緑色光を画像変調するための緑色
    光用反射型ライトバルブと、青色光を画像変調するため
    の青色光用反射型ライトバルブと、 前記赤色光用反射型ライトバルブにより画像変調された
    光を検光する赤色光用偏光ビームスプリッタと、前記緑
    色光用反射型ライトバルブにより画像変調された光を検
    光する緑色光用偏光ビームスプリッタと、前記青色光用
    反射型ライトバルブにより画像変調された光を検光する
    青色光用偏光ビームスプリッタと、 前記各光用偏光ビームスプリッタで検光された各色光を
    色合成して射出させるクロスダイクロイックプリズムと
    を有し、 少なくとも前記青色光用偏光ビームスプリッタと前記ク
    ロスダイクロイックプリズムとは青色光用一体化部材を
    介して一体化され、 前記青色光用一体化部材と前記青色光用偏光ビームスプ
    リッタとのいずれか一方が赤色光反射膜を有することを
    特徴とする色合成光学系。
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