JP3758427B2 - プロセス制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の機器がネットワークによってデータの送受を行うプロセス制御システムに関し、更に詳しくはシステムの多重化に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロプロセッサなどの半導体技術や通信処理技術の進展に伴なって、近年工場やプラント等では、施設内の計測、制御、監視用の機器をネットワークで接続して、このネットワークを介しての機器間のデータのやり取りによって処理の自動化や集中制御を行うプロセス制御システムが広く使用されてきている。
【0003】
このプロセス制御システムでは、計測器やセンサー、表示器等のプロセス入出力(PIO)をネットワークで接続してシステムを組み、様々なプロセス制御処理を行って自動化や集中管理を実現している。
【0004】
また工場や、プラントでのプロセス制御システムでは、安全性、信頼性、稼働率の観点からシステムがダウンしない、ほぼ100%の動作保証が要求される。よって、システムの信頼性や稼働率を高めるための手法として各入出力装置、ホスト処理装置及びそれらを接続するネットワークを2重、3重化し、多重化構成によって冗長性を持たせる方法が取られている。
【0005】
図10は、PIOステーションを2重化した場合の構成を示す図である。
図10は、A、B2つの系統により2重化した構成で、1つのセンサからの入力を2つのPIOステーション102a、102bに入力し、それぞれをEthernet等の有線ネットワーク103a及び103bを介してホスト処理装置101a、101bで収集している。この図10の構成で仮にPIOステーション102aやホスト処理装置101aがダウンしても、操作者はホスト処理装置102bから操作を行うことでシステム全体は稼動を続けることが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この様な現在行われているシステムの多重化構成は、以下の問題点を有する。
まず各ホスト処理装置101やPIOステーション102を接続しているネットワークは有線接続であるため、システムの接続構成の変更や施設内の各装置のレイアウトの変更の必要が発生した場合、配線の変更が容易ではない。特に多重化されたシステムにおいては配線が複雑なので、配線の施設や接続変更はより困難となる。
【0007】
また、有線接続であるため特定箇所の通信障害の全体に対する影響が大きく、例えば図10の104部分に通信障害が発生した場合、系統Bは全て使用できなくなってしまう。
【0008】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたもので、多重化されたシステム構成を容易に実現出来、またシステム構成の変更や施設内のレイアウトの変更に対してフレキシブルに対応可能で、更には通信障害に対してもダウンしにくいプロセス制御システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるプロセス制御システムは、プロセス入出力に対する制御を行うPIOステーションと、該PIOステーションに対する指示を行うホストを備える事を前提とし、無線通信ネットワークを備える。また上記ホスト、PIOステーション若しくはその両方は多重化されている。
【0010】
無線通信ネットワークは、無線データ通信を行なう複数の無線端末によって構成され、該各無線端末は他の1以上の無線端末を介して又は直接、他の全ての無線端末と通信可能である。
【0011】
多重化されたホストやPIOステーションは、上記無線通信ネットワークに上記無線端末として接続される。
そして、上記無線端末のそれぞれは、自己の無線端末を識別する識別子を含む存在通知パケットを一定の周期で送信して他の無線端末に自らの存在を通知する存在通知手段と、自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、該データパケットが該着信先の無線端末に着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第1のシステム構成情報を格納する第1の格納手段と、自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、自らが直接通信可能である隣接無線端末から上記着信先の無線端末に上記データパケットが着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第2のシステム構成情報を格納する第2の格納手段と、自らが有する上記第1のシステム構成情報をも上記存在通知パケットに含めて上記存在通知手段により他の無線端末へ送信する一方、他の無線端末から送信されて着信した存在通知パケットに含まれる上記第1のシステム構成情報に基づいて自らの上記第1及び第2のシステム構成情報を更新する更新手段と、自己の受信したデータパケットを目的とする無線端末まで転送するための通信路として、該目的とする無線端末までの通信回数が最小となる通信路を上記第2のシステム構成情報に基づいて決定する通信路決定手段と、を備える。
また上記ホストは、監視ステータス送信手段及び監視ステータス返信手段を備え、監視ステータスにより多重化された相手の動作を監視する構成とすることも出来る。
【0012】
監視ステータス送信手段は、上記多重化されたホストは、自身の多重化相手先のホストに対して監視ステータスを含むフレームを送信する。
監視ステータス返信手段は、上記フレームを受信したホストは、該フレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する。
【0013】
また上記ホストは、自己が制御を行うPIOステーションに対しても上記監視ステータスを含むフレームを送信し、該PIOステーションの動作も監視する構成とすることも出来る。この場合上記PIOステーションは、該フレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する監視ステータス返信手段を備える。
【0014】
た上記多重化されたPIOステーションは、自身の多重化相手先のPIOステーションに対して監視ステータスを含むフレームを送信する監視ステータス送信手段と、上記フレームを受信したPIOステーションは、該フレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する監視ステータス返信手段を備える構成として、PIOステーションが自己と多重化されているPIOステーションの動作を監視する構成とすることも出来る。
【0015】
本発明によれば、上記ホストやPIOステーションを上記無線通信ネットワークに無線接続するだけでシステムの構築が出来るので、ホストやPIOステーションの多重化を容易に実現することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について説明する。
本発明では、施設内に無線通信ネットワークを構築し、各PIOステーション及びホスト処理装置との接続を無線通信によって接続する。
【0017】
図1は、本実施形態のプロセス処理システムを表す全体図である。
本システムは、通信機を備えた1乃至複数のホスト処理装置1とPIOステーション2及び中継通信機3からなる。このうちホスト処理装置1とPIOステーション2は、図10のホスト処理装置101とPIOステーション102に無線通信ネットワーク4の為の通信機能を加えたもので、このホスト処理装置1及びPIOステーション2によって無線通信ネットワーク4を構築する。尚ホスト処理装置1及びPIOステーション2は、この通信機能をもつ通信機とホスト処理装置やPIOステーションとしての機能部分を一体化した構成としても、図10のホスト処理装置101及びPIOステーション102に通信機を外付けする構成としても良い。また中継通信機3は、無線ネットワーク4のための無線通信機能のみを持つ装置で、無線ネットワーク4と接続できない位置にあるホスト処理装置1及びPIOステーション2との中継機として、あるいは良質な通信路が形成できない部分の補強や、ネットワーク4内のトラヒックが集中する部分の迂回路を形成するために設置されるものである。尚中継通信機3は、必要に応じて設置されるものなので、ホスト処理装置1やPIOステーション2のみで十分にネットワーク4を構築可能な場合には必要無い。
【0018】
ホスト処理装置1は、システム全体や各PIOステーション2に対して制御指示を行ったり、そのPIOステーション2からの計測結果や状態を表示するもので、オペレータはこのホスト処理装置1を操作してシステムを制御したり、状態の管理を行う。
【0019】
PIOステーション2は、自身に接続されているプロセス入出力をアクセスし電力計測等の機能を実現するものである。
図2は無線ネットワーク通信機能を一体化した場合のPIOステーション2の構成例を示すブロック図である。
【0020】
PIOステーション2は、制御CPU21、無線部22及び入出力部23が内部バス24によって接続される構成をもつ。
制御CPU21は、無線部22が受信したホスト処理装置1や他のPIOステーション2からの指示や内部プログラムに基づいて入出力部23からデータを出力したり、入出力部23に接続されているセンサや計測器からのデータを蓄積、加工して無線部22からホスト処理装置1や他のPIOステーション2に送信する。無線部22は無線ネットワーク4との無線接続を行うものである。この無線部22は、制御CPU21とは独立して動作可能であり、制御CPU21に何等かの障害が生じてダウンしても後述するネットワーク4でのフレームの中継処理やホスト処理装置1や他のPIOステーション2からの監視ステータスを含むフレームに対する処理を行える。入出力部23は、PIOステーション2とセンサー、表示機、警報機、スイッチ、接点等のプロセス入出力との接続を行うもので、デジタル入力(DI)、デジタル出力(DO)、アナログ入力(AI)、アナログ出力(AO)等接続するプロセス入出力の電気的仕様に応じた複数のモジュールから構成されている。入出力部23は、一般に複数の機器を接続出来、システムの規模により接続点数やその種類が異なる構成の入出力部23を持つPIOステーション2が用いられる。
【0021】
無線通信ネットワーク4は、特定エリア内に複数の通信端末(ホスト処理装置1、PIOステーション2、中継通信機3)を分散設置し、各通信端末間を無線通信によって接続して構成される。無線端末が直接通信可能な距離は有限であり、各無線端末はシステムを構成する全ての無線端末とは直接通信することはできない。しかし、無線端末はシステム内の他の無線端末の中の何れかとは直接通信することが可能なので、各データ送信を行う無線端末は、パケット化されたデータを隣接する無線端末間で受け渡し、これを繰り返すことで任意の端末間でのデータの受け渡しを行う。このため無線通信ネットワーク4では、着信先とは直接通信を行うことが出来なくても、無線端末間でデータを中継し複数の無線端末を経由することによって、システムを構成する全ての無線端末間での通信を可能ととする特性を備えている。
【0022】
またシステムが設置された周囲の環境は、設置後に次第に変化していく場合が多く、無線通信路は設置する周囲の環境の影響を受けやすい。よって設置時点で設定した通信路が後に消滅したり、新たな通信路の可能性が生じることがある。このため無線通信ネットワーク4は、固定通信路を用いる方式ではなく、その時々の通信状態に応じて通信路を設定し、また中継ルートを自動的に選択する方式を取っている。
【0023】
また各無線端末は、特定周期で自己の存在を通知する情報を送信し、隣接する他の無線端末に通知する。これにより機器の配置が変更になり、通信トポロジーが変化しても対応可能となる。
【0024】
この無線通信ネットワーク4では、無線端末間同士の通信はパケット交換なので、無線通信ネットワーク4に接続する無線端末の数の制約は殆ど無い。
また無線端末の設置は、単に無線端末を置いて回るだけで良いので、電話回線等有線ケーブルを施設する工事に比べると、工事費が安価に済む。また無線端末単体の値段も安価で同一規模の他のネットワークシステムに比してインフラの整備を安価に行える。
【0025】
更に有線接続によるネットワーク構成の場合、故障や整備は素人には手に負えないが、本実施形態のネットワーク4では、修理や整備は無線端末の交換だけですむので、保守管理用の特別な専門員を必要としない。よって維持の手間が殆どかからず、従って運用の費用が非常に安くすむので運用コストを低レベルに押さえることが可能となる。
【0026】
またこのネットワークシステム4は、分散ネットワークシステムであり、特定部分に制御が集中する構成ではないので、故障や無線端末の一部が取り除かれる等たとえネットワーク4の一部が欠損しても、ネットワーク全体がダウンすることはなく、無線通信ネットワーク4と接続している他の無線端末同士は通信可能である。よって、稼働率の高いシステムを構築できる。特に機器の交換等のため無線通信ネットワーク4上の一部の機器をネットワーク4から切り離す場合でも、その処理中に於ても無線通信ネットワーク4そのものは稼動可能なので他の部分を停止させる必要はない。
【0027】
各ホスト処理装置1やPIOステーション2との接続にこの様な特徴を持つ無線通信ネットワーク4を用いることにより、稼働率が高くまたシステム構成の変更や施設内のレイアウトの変更に対してフレキシブルに対応可能で、また通信障害に対しても強く、更には後述するようにシステムの多重化も容易なシステムを構築することが可能となる。
【0028】
この様な特徴を持つ無線通信ネットワーク4の構築方法としては、例えば本出願と同一出願人による特願平10−185866号の「無線通信ネットワーク」が提案されている。以下本実施形態の無線通信ネットワーク4は上記特願平10−185866号の「無線通信ネットワーク」による通信方式による技術により構築されてたものとして説明する。尚本発明の無線通信ネットワーク4は、この方式によるものだけに限定されるものではなく、上記特徴を備える無線通信ネットワークであれば他の方式によって構築されたものでもかまわない。
【0029】
次に上記特願平10−185866号の「無線通信ネットワーク」による通信方式について説明する。
まず無線通信ネットワークでの通信路の設定及び中継ルートの選定について説明する。
【0030】
図3は、設置された無線端末間での通信路の設定方法についての説明図である。同図において、A〜Jはエリア内に分散設置された無線端末を示している。
各無線端末A〜Jは、それぞれ一定の周期で各送信元の端末を識別する識別子を含む存在通知パケットを送信し、これを受信した通信端末は、この通信端末と直接通信できる可能性が有ることを認識する。
【0031】
図3では、無線端末A、B、D、E、Fは、無線端末Cの送信する存在通知パケットを受信することによって、無線端末Cと直接通信できる可能性を有していることを認識する。同様に、無線端末F、G、H、Jは無線端末Iの送信する存在通知パケットを受信することによって、無線端末Iと直接通信できる可能性を有していることを認識する。
【0032】
このように、各無線端末A〜Jがそれぞれ一定の周期で存在通知パケットを送信し、これを隣接する無線端子が受信することにより、その時点での電波伝播状態に応じた直接通信の可能性を互いに認識することができる。
【0033】
次に各無線端末は、通信路診断パケットを送信して、存在通知パケットによって認識された直接通信の可能性を有する各無線端末間の通信路の信頼性を診断し、水準以上の信頼性を有するものを有効な通信路として設定する。
【0034】
その後各無線端末は、システムを構成する他の全ての無線端末が、自らと直接通信路を有するどの無線端末を経由して接続されているのかを認識するため、システム構成情報を格納する存在通知パケットを送信する。
【0035】
システム構成情報は端末からの通信回数と着信端末との関係情報であり、各端末は、自己に対するシステム構成情報と共に、直接通信が可能である隣接した無線通信端末のシステム構成情報を保持、管理する。
【0036】
図4に、ネットワーク構成が図5の様なトポロジーの場合の無線端末Aのシステム構成情報を示す。
図4のシステム構成情報には、図5の様なトポロジーのネットワーク回線が設定された場合において、各着信先の無線端末とその無線端末に到達するまでの最小の通信回数との関係が示されている。ここでの通信回数(ホップ数)とは、送信元である無線端末Aが送信するパケットが着信先の無線端末に到達するまでに各無線端末間で通信される回数を示しており、図4のシステム構成情報からは、無線端末Aが1回の通信でパケットを転送可能な無線端末にはB、C、Dがあることがわかり、また、中継無線端末による通信も含めてパケットを転送するためには少なくとも2回の通信を要する無線端末にはE、Fがあることがわかる。同様に、少なくとも3回の通信を要する無線端末にはG、H、Iが少なくとも4回の通信を要する無線端末にはJがあることがわかる。
【0037】
各無線端末は、この図4の様なシステム構成情報を、アイドル状態時に、存在通知パケットに格納して一定周期毎に隣接する無線端末に送信する。そして、隣接する無線端末から受信したシステム構成情報を基に自己のシステム構成情報を更新して行く。
【0038】
また各無線端末は、自己のシステム構成情報の他に、隣接する無線端末のシステム構成情報も保持し、管理する。図6は図1での無線端末Aが管理する、無線端末Aが直接通信路を有する無線端末B、C、Dの構成情報を示す。無線端末Aは、図4に示す自らのシステム構成情報の他に、図に示すこの無線端末B、C、Dのシステム構成情報をも管理する。
【0039】
このシステム構成情報を用いた通信例として、無線端末Aが無線端末Eへパケットを送出する場合を考える。図6のシステム構成情報を参照すると、無線端末Eへパケットを転送するためには、無線端末Bからは1回の通信で転送可能であることがわかる。同様に、無線端末Cからは1回、無線端末Dからは2回の通信で転送可能であることがわかる。このことにより、無線端末Aは、着信先が無線端末Eであるパケットを無線端末BまたはCのいずれかに送出するようにする。無線端末Aからパケットを受信した無線端末B又はCは、自己が保持、管理しているシステム構成情報から、パケットの送信先に対して最も通信回数の少ない無線端末へ送り、以降同様の処理によりパケットはネットワーク内を中継されてゆき、着信先の無線端末へ届く。
【0040】
この様な無線通信ネットワークを用いることにより無線端末の新規設置、故障や撤収による欠損、位置の変更により通信トポロジーに変更が生じても、各無線端末が一定周期で送信する存在通知パケットによりその変化にフレキシブルに対応することが出来、また設定された通信路に通信障害が発生しても各無線端末が保持、管理しているシステム構成情報から別の迂回路が設定されるので通信障害に対しても稼働率の高いシステムとなる。
【0041】
次にこの無線ネットワーク4によるシステムの多重化について説明する。
図7は、無線通信ネットワーク4を用いてホスト処理装置1を2重化した例を示す図である。図7では、PIOステーション2−1を制御するホスト処理装置として2つのホスト処理装置1a及び1bを持つ構成となっている。この構成を構築するには、既に設置されているホスト処理装置1aのほかに新たにホスト処理装置1bを設置して無線通信ネットワーク4に接続するだけでよく、特別に配線処理を必要としない。また3重化するには、更に新たなホスト処理装置1を設置して無線通信ネットワーク4に接続するだけでよい。またその設置位置も無線通信ネットワーク4を構築している無線端末の何れかと無線接続可能な位置ならばどこでもよく、更には設置位置の移動も可能である。
【0042】
多重化されたホスト処理装置1に対してPIOステーション2−1は、通常はホスト処理装置1aからの指示に基づいて動作し、ホスト処理装置1aがハードエラーやアプリケーションのハングアップ等によって異常が発生したとオペレータが判断すると、ホスト処理装置1をホスト処理装置1bに変更して処理を継続する。この様に無線通信ネットワーク4を介してホスト処理装置1a及び1b共にシステム全体の情報を傍受することが可能なため、ホスト処理装置1に異常が発生してもオペレータが多重化されている別のホスト処理装置1に移動することにより業務を継続することが出来る。
【0043】
図8は、無線通信ネットワーク4を用いてPIOステーション2を2重化した例を示す図である。図8では、PIOステーション2aに接続されている各センサをの入出力をPIOステーション2bにも接続して2重化している例である。
【0044】
この場合も図7のホスト処理装置1の2重化と同様に、PIOステーション2を2重化した構成を構築するには、既に設置されているPIOステーション2aと同一のセンサへの入出力を並列接続したPIOステーション2bを設け、無線ネットワーク4に接続するだけでよく、特別に配線処理を必要としない。また3重化するには、更に新たなPIOステーション2を設置して無線通信ネットワーク4に接続するだけでよい。
【0045】
多重化されたPIOステーション2に対してホスト処理装置1は、通常はPIOステーション2aを用いて各センサからのデータを収集し、PIOステーション2aに異常が発生するとPIOステーション2bに切換えて業務を継続することが出来る。
【0046】
この際、ホスト処理装置1からオペレータが意識的に切換えるのではなく無線ネットワーク4が自動的に切換える構成とすることも出来る。例えばホスト処理装置1から稼動系のPIOステーション2aにフレームを送信しても、送信フレームがホスト処理装置2aにとどかなかった場合、若しくは送信フレームに対する応答が無い場合には自動的にその送信フレームを待機系のPIOステーション2bに対して再送信する構成とすることも出来る。
【0047】
この様に、本実施形態では無線ネットワーク4によりデュープレックスシステムを容易に構築できる。またデュアルシステムについてもネットワーク接続についてはデュープレックスシステムと同様なので、無線ネットワーク4を用いることにより、やはり容易にシステムを構築することが出来る。
【0048】
また本実施形態では、ホスト処理装置1は多重化されている相手に対して、特定周期でフレームを送信してポーリングし、その通信フレーム内に各ホスト処理装置1が正常動作しているかどうかを示す監視ステータスの領域を設け、この監視ステータスの変化を監視することにより多重化された相手の異常を検出する機能を有する。
【0049】
図9は、多重化されたホスト処理装置1同士の監視ステータスによる監視処理を示すシーケンス図である。同図は、2重化されているホスト処理装置1a、1bの2つのホスト処理装置1間で監視ステータスを含むフレームを送信してその状態を互いに監視することによって多重化された相手を監視する例を示す。尚同図は2重化の例であるが3重化以上についても後述する監視ステータス内の対応するステータスビットを増やしてポーリングを行えば同様にして実現可能である。
【0050】
ホスト処理装置1は、特定周期毎に他のホスト処理装置1やPIOステーション2に対してフレームを送信し、そのフレームに対する応答のフレームを受信してポーリングを行う。本実施形態では、500ms毎にホスト処理装置1aからホスト処理装置1bにフレームが送信される例である。
【0051】
同図では、システムや各PIOステーション2に対する制御指示を行う処理部から無線ネットワーク4としての処理を行う通信部へ、自己と2重化されているホスト処理装置1bに監視ステータスを含むフレームを送信するよう指示するSPコマンドを送信する。同図ではこのフレームは、先頭にフレームの種類を表すものとして“SP”が、続いて送信先を示すID値、続いてフレームに付加するデータのバイト数、要求フレームであることを示す“D”、最後に伝送終結を示すEOTコードが格納される構成となっている。
【0052】
これを受取ったホスト処理装置1aの通信部は、このフレームのEOTコードの前にフレーム内のデータバイト数領域で指定されている大きさのデータ領域を設けたフレームを無線ネットワーク4に送信する。このデータ領域は最大128バイトの可変長の領域で内部に監視ステータスを格納する領域を持っている。図9の場合データ領域の先頭部分に1バイト監視ステータスが設けてある。またデータ領域内の残りの領域は、他の通信目的に用いるか、監視・制御情報を格納しても良い。
【0053】
監視ステータスは、ホスト処理装置1の状態を監視するためのステータスビットの集合で、この監視ステータス内の各ビットが各ホスト処理装置1に対応している。同図の場合ビット0がホスト処理装置1aの、ビット1がホスト処理装置1bのステータスビットとなっている。このうちフレームの送信先に対応するホスト処理装置1bのステータスビットには既に値(図9の場合‘1’)が設定されており、この値をホスト処理装置1aの処理部は記憶している。また送信元に対応するステータスビットにはホスト処理装置1bとの1つ前の監視ステータスのやり取りでの値を反転させた値(図9の場合‘0’)が設定されている。
【0054】
このフレームを無線ネットワーク4から受信したホスト処理装置1bの通信部は、RPリザルトとしてこれを処理部へ送る。処理部ではこのフレームから監視ステータスを取り出す。そしてホスト処理装置1aのステータスビットの値が1つ前に受信したフレーム内のステータスビットの値が反転したものであることから、ホスト処理装置1bはホスト処理装置1aが正常に動作していることを確認する。そして、自己のステータスビットを反転した監視ステータスを含むフレームを生成し、SPコマンドとして通信部に送る。同図ではこのフレームは、先頭にフレームの種類を表すものとして“SP”が、続いて送信先を示すID値、続いてフレームに付加するデータのバイト数、応答フレームであることを示す“I”、監視ステータスを含むデータ領域、そして最後に伝送終結を示すEOTコードが格納される構成となっている。
【0055】
通信部はこのSPコマンドを処理部から受取るとこれをデータパケットとして無線ネットワーク4に流す。尚無線部は、監視ステータスを含むフレームを受信してから一定時間内に処理部から応答が無い場合、タイムアウト処理として受信フレームと同一の監視ステータスを含むフレームをホスト処理装置1aに返信する。
【0056】
ホスト処理装置1bから返信フレームを受信したホスト処理装置1aの通信部はこれをRPリザルトとして処理部に送る。処理部はこのフレームから監視ステータスを取りだし、送信フレームに格納した監視ステータスの値と比較することにより、多重化相手であるホスト処理装置1bが正常動作しているかを判断する。この受信フレーム内のホスト処理装置1bに対応するステータスビットが送信フレーム内の値の反転値であれば、ホスト処理装置1bは正常に動作していることを表し、送信フレーム内の値と同じならばホスト処理装置1bの処理部にハードエラーやアプリケーションのハングアップ等による異常が発生したと判断する。またもしホスト処理装置1bから応答が無い場合には、ホスト処理装置1bは通信部に何らかの異常が発生したことを意味する。
【0057】
この様にホスト処理装置1が多重化の相手に対し、監視ステータスを含むフレームによるポーリング処理を行うことにより、多重化の相手が正常動作しているかを監視することが出来る。またこの監視ステータスによりマスタースレーブ方式や多数決論理による多重化システムを容易に構築できる。尚上記例では、ホスト処理装置1aが自己の多重化の相手であるホスト処理装置1bに対する監視を行っていたが、監視ステータスにPIOステーション2に対応するステータスビットを設けて、自己が制御しているPIOステーション2に対してもポーリングを行って正常動作を行っているかどうか監視する構成とすることも出来る。更には、ホスト処理装置1間だけでなく、多重化されたPIOステーション2間でポーリングを行って監視する構成とすることも出来る。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、無線ネットワークを用いてシステムを用いることにより容易に多重化されたシステムを構築出来、また一度構築したシステムでも構成の変更や施設内の機器の設置位置の変更に対してフレキシブルに対応可能なプロセス制御システムを構築できる。
【0059】
またネットワークの構築は、単に無線端末を置いて回るだけで良いので、有線ケーブルを施設した場合に比して、工事費が安価に済む。また無線端末単体の値段も安価で同一規模の他のネットワークシステムに比してインフラの整備を安価に行える。
【0060】
更には、既に構築されているシステムに対して多重化を行う場合、有線ケーブルを施設した場合その施設位置やスペース等の制約が生じるが、本発明では無線ネットワークを用いるため単に無線端末を設置するだけでよいので、有線接続に比して多重化の為の制約が少ない。
【0061】
また本発明では、修理や整備は無線端末の交換だけですむので、ネットワークの修復は容易に行え、また維持の手間が殆どかからない。そして保守管理用の特別な専門員を必要としないので運用コストを低レベルに押さえることが可能となる。
【0062】
また本発明に用いられるネットワークシステムは、たとえネットワークの一部に通信障害が生じても、ネットワーク全体がダウンすることはない。更には機器の交換等のため無線通信ネットワーク上の一部の機器をネットワークから切り離す場合でも、その処理中に於ても無線通信ネットワークそのものは稼動可能なのでシステムを停止させる必要はない。従って稼働率の高いシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプロセス処理システムを表す全体図である。
【図2】PIOステーションの構成を示す図である。
【図3】無線端末C、Iが存在通知パケットを送信する様子を示す図である。
【図4】無線端末Aのシステム構成情報を示す図である。
【図5】無線通信ネットワークのトポロジー例を示す図である。
【図6】無線端末Aが管理する、無線端末Aと直接通信路を有する無線端末B、C、Dの構成情報を示す図である。
【図7】無線通信ネットワークを用いてホスト処理装置を2重化した例を示す図である。
【図8】無線通信ネットワークを用いてPIOステーションを2重化した例を示す図である。
【図9】2重化されたホスト処理装置同士の監視ステータスによる監視処理を示すシーケンス図である。
【図10】従来のプロセス制御システムに於けるPIOステーションを2重化した場合の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、101 ホスト処理装置
2、102 PIOステーション
3 中継通信機
4 無線通信ネットワーク
21 制御CPU
22 無線部
23 入出力部
24 内部バス
103 有線ネットワーク

Claims (5)

  1. プロセス入出力に対する制御を行う1以上のPIOステーションと、該PIOステーションに対する指示を行う多重化された複数のホストを備えるプロセス制御システムにおいて、
    無線データ通信を行う複数の無線端末によって構成され、該各無線端末は他の1以上の無線端末を介して又は直接、他の全ての無線端末と通信可能である無線通信ネットワークを備え、前記PIOステーション及び前記ホストは前記無線通信ネットワークに前記無線端末として接続され、
    前記複数の無線端末のそれぞれは、
    自己の無線端末を識別する識別子を含む存在通知パケットを一定の周期で送信して他の無線端末に自らの存在を通知する存在通知手段と、
    自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、該データパケットが該着信先の無線端末に着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第1のシステム構成情報を格納する第1の格納手段と、
    自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、自らが直接通信可能である隣接無線端末から前記着信先の無線端末に前記データパケットが着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第2のシステム構成情報を格納する第2の格納手段と、
    自らが有する前記第1のシステム構成情報をも前記存在通知パケットに含めて前記存在通知手段により他の無線端末へ送信する一方、他の無線端末から送信されて着信した存在通知パケットに含まれる前記第1のシステム構成情報に基づいて自らの前記第1及び第2のシステム構成情報を更新する更新手段と、
    自己の受信したデータパケットを目的とする無線端末まで転送するための通信路として、該目的とする無線端末までの通信回数が最小となる通信路を前記第2のシステム構成情報に基づいて決定する通信路決定手段と、
    を備えることを特徴とするプロセス制御システム。
  2. 前記多重化されたホストのそれぞれは、
    自身の多重化相手先のホストに対して監視ステータスを含むフレームを送信する監視ステータス送信手段と、
    自身の多重化相手先のホストから受信したフレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する監視ステータス返信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロセス制御システム。
  3. ホストに備えられた前記監視ステータス送信手段は、自ホストが制御を行うPIOステーションに対しても前記監視ステータスを含むフレームを送信し、
    前記PIOステーションは、自身を制御するホストから受信したフレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する第2の監視ステータス返信手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のプロセス制御システム。
  4. プロセス入出力に対する制御を行う多重化されたPIOステーションと、該PIOステーションに対する指示を行う1以上のホストを備えるプロセス制御システムにおいて、
    無線データ通信を行う複数の無線端末によって構成され、前記各無線端末は直接又は他の1以上の無線端末を介することで他の全ての無線端末と通信可能である無線通信ネットワークを備え、前記PIOステーション及び前記ホストは前記無線通信ネットワークに前記無線端末として接続され、
    前記複数の無線端末のそれぞれは、
    自己の無線端末を識別する識別子を含む存在通知パケットを一定の周期で送信して他の無線端末に自らの存在を通知する存在通知手段と、
    自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、該データパケットが該着信先の無線端末に着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第1のシステム構成情報を格納する第1の格納手段と、
    自らの送出するデータパケットの着信先の無線端末と、自らが直接通信可能である隣接無線端末から前記着信先の無線端末に前記データパケットが着信するまでに要する最小の通信回数と、を互いに対応付けて示す第2のシステム構成情報を格納する第2の格納手段と、
    自らが有する前記第1のシステム構成情報をも前記存在通知パケットに含めて前記存在通知手段により他の無線端末へ送信する一方、他の無線端末から送信されて着信した存在通知パケットに含まれる前記第1のシステム構成情報に基づいて自らの前記第1及び第2のシステム構成情報を更新する更新手段と、
    自己の受信したデータパケットを目的とする無線端末まで転送するための通信路として、該目的とする無線端末までの通信回数が最小となる通信路を前記第2のシステム構成情報に基づいて決定する通信路決定手段と、
    を備えることを特徴とするプロセス制御システム。
  5. 前記多重化されたPIOステーションのそれぞれは、
    自身の多重化相手先のPIOステーションに対して監視ステータスを含むフレームを送信する監視ステータス送信手段と、
    自身の多重化相手先のPIOステーションから受信したフレーム内の監視ステータスを書き換えて該フレームを返信する監視ステータス返信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のプロセス制御システム。
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