JP2007318328A - 設備管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるプロトコルを用いた設備ネットワークが複数存在する場合であっても、単一の上位管理装置でそれぞれの設備ネットワークの設備機器を管理する。
【解決手段】設備管理システムは、複数の設備機器4が接続された複数の制御機器3が設備ネットワークA,Bに接続されてなり、それぞれが異なるプロトコルに従って設備機器4を動作させて、設備機器4を統括して管理する。上位管理装置1には、システム全体で設備機器4を識別する設備機器システムIDと設備ネットワーク内で識別される設備機器ローカルIDとが入力部14に入力されると、上位管理データベースを更新すると共に、統合制御装置2の統合管理データベースに登録する。これによって、上位管理装置1と統合制御装置2との間では設備機器システムIDによって通信し、統合制御装置2と制御機器3との間では設備機器ローカルIDによって通信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の設備機器が接続された制御機器を複数備える設備ネットワークが複数存在し、当該複数の設備ネットワークから上位管理装置に情報を送信したり、上位管理装置から設備ネットワークの設備機器を制御する設備管理システムに関する。
従来の設傭管理システムにおいては、例えば下記の特許文献1に記載されているもののように、複数の設備機器が接続された制御機器が複数台接続された設備ネットワークを管理装置において制御、管理する構成が知られている。
この特許文献1に記載された設備管理システムは、例えば設備機器としてガスメータ等が挙げられており、当該ガスメータによってガス流量を監視して、異常が発生した場合には、上位管理装置である中央監視センターとの間で通信を行うようになっている。この中央監視センターは、複数のガスメータと接続されて、各ガスメータの状態を統括して管理できるようになっている。
特開平8−16957号公報
上述の設備管理システムにおいては、複数の設備機器からなる設備ネットワークと上位管理装置とが接続されて、上位管理装置によって統括制御する構成が記載されているが、上位管理装置と設備機器との双方が同一のプロトコルによって動作することを前提としており、当該条件が必要となる。
しかしながら、既設の設備ネットワークを稼働しながら、新設の設備ネットワークを構築して、設備ネットワークの設備機器を段階的に新しいものに置き換えていくような場合には、既設の設備ネットワークで使用するプロトコルと、新設の設備ネットワークで使用するプロトコルとが異なるために、既設の設備ネットワークを稼働させるために旧型の設備ネットワークに対応した上位管理装置と、新設の設備ネットワークに対応した上位管理装置とを併用する必要がある。
そのため、設備管理者は、既設の設備ネットワークを管理する上位管理装置と新設の設備ネットワークを管理する上位管理装置との双方を用いる必要があり、管理が困難となるという問題があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、異なるプロトコルを用いた設備ネットワークが複数存在する場合であっても、単一の上位管理装置でそれぞれの設備ネットワークの設備機器を管理することができる設備管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、一又は複数の設備機器が接続された複数の制御機器を有し、それぞれが異なるプロトコルに従って設備機器を動作させる設備ネットワークを複数備え、複数の設備ネットワークにおける設備機器を統括して管理する設備管理システムであって、各設備ネットワークに接続され、当該設備ネットワークの制御機器と下位プロトコルに従って通信をする複数の統合制御装置と、当該複数の統合制御装置と上位プロトコルに従って通信をして、各統合制御装置を介して設備機器を制御又は監視する上位管理装置とを備えて構成される。
上位管理装置は、複数の設備ネットワークにおいて他の設備機器と識別する第1の設備機器識別子に対応付けて、当該設備機器が接続された設備ネットワークを識別するネットワーク識別子と、当該設備機器の動作状態情報とを格納した上位管理データベースを記憶する第1の記憶手段と、第1の設備機器識別子と、当該第1の設備機器識別子が割り当てられた設備機器を制御又は監視するコマンドとが格納された制御信号を作成する制御信号作成手段と、制御信号作成手段によって制御信号が作成された場合に、上位管理データベースを参照して、当該制御信号に含まれる第1の設備機器識別子に対応したネットワーク識別子を取得し、当該ネットワーク識別子で識別される統合制御装置に制御信号を出力する制御手段とを備え、統合制御装置は、自己が接続された設備ネットワークに含まれる設備機器の第1の設備機器識別子と、当該設備ネットワーク内で各設備機器を識別する第2の設備機器識別子とを記憶した統合管理データベースを記憶する第2の記憶手段と、上位プロトコルに従った信号と下位プロトコルに従った信号との間でプロトコルの変換をするプロトコル変換手段と、上位管理装置から送信された制御信号を受信し、当該制御信号に含まれている第1の設備機器識別子が第2の記憶手段に記憶されている場合に、当該第1の設備機器識別子をプロトコル変換手段によって第2の設備機器識別子に変換させた下位プロトコルに従った信号を設備ネットワークに出力する設備機器制御手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
また、本発明に係る設備管理システムにおいて、上位管理装置は、設備ネットワークごとに、当該設備ネットワークに含まれる各制御機器に接続された設備機器の個数を入力する入力手段を更に備え、上述の課題を解決するために、統合制御装置の第2の記憶手段には、第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とに対応付けられて、各制御機器が制御する各設備機器の動作状態が統合管理データベースに記憶され、制御信号作成手段は、入力手段で入力された各設備ネットワークの各制御機器に接続された設備機器の個数を含み、制御機器ごとに設備機器の個数を登録する制御信号を作成して、制御手段から各統合制御装置に送信させ、統合制御装置は、制御信号作成手段によって作成された設備機器の個数と同数のデータ領域を統合管理データベースに確保する。これにより、統合制御装置は、自己が接続された設備機器の統合管理データベースを構築できる。
更に、本発明に係る設備管理システムにおいて、上述の課題を解決するために、入力手段は、各設備機器の第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを含む設定情報を入力し、制御信号作成手段は、入力手段で入力された第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを含む設定情報を含み、各設備機器の設定情報を登録する制御信号を作成して、制御手段から各統合管理装置に送信させ、統合制御装置は、制御信号作成手段によって作成された各設備機器の設定情報を、当該設備機器用のデータ領域に格納する。これにより、統合制御装置は、自己が接続された設備機器の統合管理データベースを構築できる。
更にまた、本発明に係る設備管理システムにおいて、上述の課題を解決するために、制御機器は、接続された設備機器の状態に変化が発生した場合に、当該設備機器の動作状態及び第2の設備機器識別子を含む信号を統合制御装置に送信し、統合管理装置は、当該制御機器から受信した信号に含まれる設備機器の動作状態及びプロトコル変換手段によって変換された第1の設備機器識別子を含む信号を上位管理装置に送信し、上位管理装置は、上位管理データベースの各設備機器の動作状態を、統合制御装置から受信した信号に含まれる動作状態に更新する。
本発明に係る設備管理システムよれば、複数の設備ネットワークにおいて他の設備機器と識別する第1の設備機器識別子を上位管理装置に記憶させると共に、統合制御装置に、第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを記憶させることより、上位管理装置から統合制御装置に第1の設備機器識別子で制御又は監視する制御信号を送信するのみで、統合制御装置によって設備ネットワークにおける設備機器の動作を管理することができる。したがって、異なるプロトコルを用いた設備ネットワークが複数存在する場合であっても、単一の上位管理装置でそれぞれの設備ネットワークの設備機器を管理することができる。
また、本発明に係る設備管理システムによれば、上位管理装置の入力手段によって設備ネットワークごとの設備機器の個数を入力した場合に、統合制御装置に当該設備機器数分のデータ領域を確保するので、どのような設備ネットワークが統合制御装置に接続されても、第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを対応させた統合管理データベースを構築できる。
更に、本発明に係る設備管理システムによれば、設備機器数分のデータ領域を有し、各設備機器の第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを含む設定情報を格納した統合管理データベースを構築できるので、上位管理装置から統合制御装置に第1の設備機器識別子で設備機器を管理する制御信号を通信し、統合制御装置によって第2の設備機器識別子を用いて制御機器及び設備機器を動作させることができる。
更にまた、本発明に係る設備管理システムによれば、設備機器の状態変化が発生した信号を受信した場合に、当該信号を統合制御装置によって第2の設備機器識別子から第1の設備機器識別子に変換して、当該設備機器の状態変化を上位管理装置に通知して、上位管理データベースを更新できるので、異なる設備ネットワークを一括して上位管理装置で管理できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、図1に示すように、単一の上位管理装置1と、異なるプロトコルで動作する設備ネットワークA,B,・・・(以下、総称する場合には単に「設備ネットワーク」と呼ぶ。)ごとに設けられた統合制御装置2A,2B,・・・(以下、総称する場合には単に「統合制御装置2」と呼ぶ。)とを備えた設備管理システムに適用される。
[設備管理システムの構成]
設備ネットワークAと設備ネットワークBとはそれぞれ異なるプロトコルに従って動作するネットワークである。設備ネットワークAは、一又は複数の設備機器4A−1,・・・,4A−Nが接続された制御機器3A−1,・・・,3A−Nが複数備えられて構成されており、制御機器3A−1,・・・,3A−N間を接続する通信線に統合制御装置2Aが接続されている。また、設備ネットワークBは、一又は複数の設備機器4B−1,・・・,4B−Nが接続された制御機器3B−1,・・・,3B−Nが複数備えられて構成されており、制御機器3B−1,・・・,3B−N間を接続する通信線に統合制御装置2Bが接続されている。なお、以下の説明において、制御機器3A−1,・・・,3A−N及び制御機器3B−1,・・・,3B−Nを総称するときには単に「制御機器3」と呼び、設備機器4A−1,・・・,4A−N及び設備機器4B−1,・・・,4B−Nを総称するときには単に「設備機器4」と呼ぶ。
設備ネットワークAと設備ネットワークBとは、それぞれ独自のプロトコル(以下、下位プロトコルと呼ぶ。)によって動作する。設備ネットワークA及び設備ネットワークBの下位プロトコルとしては、IPや電力線通信方式、BACnet(A Data Communication Protocol for Building Automation and Control Networks)、LONWORKS(登録商標)の他、設備ネットワークの施工業者独自の照明設備専用のプロトコル、空調設備専用のプロトコルなどが挙げられる。
また、上位管理装置1と統合制御装置2とは、IP等の汎用のプロトコル(以下、上位プロトコルと呼ぶ。)に従って通信を行う。なお、上位管理装置1と統合制御装置2とを接続する通信回線を上位ネットワークと呼ぶ。
設備機器4は、上位管理装置1の管理対象となる空調機器や照明機器、防災機器等、例えばビル内に施設される機器であり、制御機器3に接続されて直接的に制御機器3によって制御又は情報収集される。この設備機器4は、コマンドを含む制御信号を入力した場合には、当該コマンドに従って動作を行い、動作状態を返信するコマンドを含む制御信号を入力した場合には自己で保有している動作状態を示すパラメータを読み出して制御機器3に返信する。更に、設備機器4は、自己の動作状態の変化を通知するイベントが予め設定されており、当該イベントによって定義された動作状態の変化を検知した場合には、自己の動作状態を示すパラメータを読み出して制御機器3に送信する。
制御機器3は、自己に接続された設備機器4の設備機器ローカルIDを記憶している。制御機器3は、下位プロトコルに従って、統合制御装置2からの信号を自己に接続された設備機器4に転送すると共に、設備機器4から送信された信号を統合制御装置2に転送する。
上位管理装置1は、ビル管理室に設置されてビル管理者によって操作され、統合制御装置2及び制御機器3を介して、間接的に設備機器4の制御、情報収集による監視等を行う。上位管理装置1は、複数の統合制御装置2と接続されて、上位ネットワークを介して統合制御装置2と通信を行う制御部11と、統合制御装置2に出力する信号を作成する信号作成部12と、設備機器4を制御、管理するための情報が格納された上位管理データベース記憶部13と、ビル管理者、システム施工者によって操作されて各種の情報を入力する入力部14とを備える。
上位管理データベース記憶部13は、図2に示すように、設備機器4に対して個別に割り振られ設備管理システム全体において識別可能な設備機器システムID(第1の設備機器識別子)に対応して、設備ネットワークのネットワークID(ネットワーク識別子)と、当該設備機器4が接続された制御機器3の設備ネットワーク内における制御機器ID(以下、制御機器ローカルIDと呼ぶ。)と、設備ネットワーク内における制御機器3に接続された設備機器4の制御機器内設備機器ID(以下、設備機器ローカルIDと呼ぶ。)と、設備ネットワーク上で必要な設定パラメータと、当該設備機器4の動作状態を示す状態パラメータとが格納された上位管理データベースを記憶している。この設備機器システムIDは、設備管理システム全体、すなわち複数の設備ネットワークが存在する場合であっても上位管理装置1で各設備機器4を識別できる識別子となっている。また、制御機器ローカルID及び設備機器ローカルIDは、当該制御機器3及び設備機器4が属する設備ネットワーク独自の下位プロトコルで通信するために必要な識別子である。更に、設定パラメータは、当該設備機器4の能力、機種等、設備機器4の固定的な設定情報として、設定1,・・・設定pと表している。更にまた、状態パラメータは、当該設備機器4の動作状態として最新制御種別、最新制御状態、最新監視状態、最新制御値、最新計測計量値等を示し、状態1,・・・,状態pと表している。
この上位管理データベースは、後述する初期設定動作によって、入力部14で入力した設定情報によって設備機器システムIDに、ネットワークID、制御機器ローカルID、設備機器ローカルID、設定パラメータが対応付けられて構築される。また、上位管理データベースは、上位管理装置1によって後述するような設備機器4の監視動作をすることによって、設備機器4を制御、監視した時に、当該設備機器システムIDの状態パラメータが更新される。
信号作成部12は、設備機器4の動作を制御する制御信号、設備機器4の動作状態を確認する制御信号等を作成する。また、信号作成部12は、初期設定時において、統合制御装置2ごとに設備機器4の個数を登録する制御信号、設備機器4の設定情報を書き込む信号等を作成する。
制御部11は、統合制御装置2との間で所定の上位プロトコルに従って通信を行う。制御部11は、信号作成部12で作成された信号に含まれる設備機器システムIDをキーとして上位管理データベース記憶部13を参照し、当該設備機器システムIDに対応付けられたネットワークIDを取得する。そして、上位管理装置1は、取得したネットワークIDの設備ネットワークに接続された統合制御装置2に対して信号を送信する。
入力部14は、上位管理装置1の管理者、システム施工者によって操作され、各種の情報を入力する。入力部14は、設備管理システムの初期設定時において、初期設定情報を入力する。この初期設定情報は、上位管理装置1の上位管理データベースを構築する情報であり、上位管理データベース記憶部13に供給され、上位管理データベース記憶部13で上位管理データベースを構築させる。また、初期設定情報は、統合制御装置2の統合管理データベースを構築する情報であり、信号作成部12で信号作成されて、制御部11から送信される。
統合制御装置2は、上位プロトコルに従った処理を行うことによって上位管理装置1との間で通信を行うと共に、接続された設備ネットワークの下位プロトコルに従った処理を行うことによって制御機器3との間で通信を行う。統合制御装置2A,2B・・・は、設備ネットワーク及び上位ネットワークと接続された個別制御部21A,21B・・・(以下、総称する場合には単に「個別制御部21」と呼ぶ。)と、統合管理データベースが記憶された統合管理データベース記憶部22A,22B・・・(以下、総称する場合には単に「統合管理データベース記憶部22」と呼ぶ。)と、上位プロトコルに従った信号と下位プロトコルに従った信号との間でプロトコル変換を行うプロトコル変換部23A,23B・・・(以下、総称する場合には単に「プロトコル変換部23」と呼ぶ。)とを備える。
個別制御部21は、上位管理装置1と上位ネットワークを介して上位プロトコルに従った通信を行うと共に、制御機器3と設備ネットワークを介して下位プロトコルに従った通信を行う。
プロトコル変換部23は、個別制御部21で上位プロトコルの信号を受信した場合に、当該上位プロトコルの信号を下位プロトコルの信号に変換し、個別制御部21で下位プロトコルの信号を受信した場合に、当該下位プロトコルの信号を上位プロトコルの信号に変換する。なお、プロトコル変換部23は、複数の下位プロトコルに対応していても良く、統合制御装置2が接続された単一の下位プロトコルのみに対応していても良い。
統合管理データベース記憶部22は、設備ネットワークごとに記憶されて、個別制御部21によって設備ネットワーク内で通信する場合に参照される統合管理データベースを記憶している。この統合管理データベースは、図3に示すように、ネットワークIDに対応付けて制御機器数、ネットワーク状態、制御機器ローカルIDからなるネットワーク管理情報を記憶し、当該制御機器ローカルIDに対応付けて制御機器内設備機器数、制御機器状態、設備機器ローカルIDからなる制御機器管理情報を記憶し、当設備機器ローカルIDに対応付けて設備機器システムID、設定パラメータ、状態パラメータからなる制御機器内設備機器管理情報を記憶している。この統合管理データベースは、初期設定時に、上位管理装置1から受信した設定情報によって構築される。
また、個別制御部21は、上位管理装置1から設備ネットワークにおける設備機器4を制御、監視する信号を受信した場合、プロトコル変換部23で信号のプロトコル変換をさせて、プロトコル変換後の信号を設備ネットワークに送出する。このとき、プロトコル変換部23は、設備管理システム全体で識別される設備機器システムIDを、設備ネットワーク内の制御機器3で識別される設備機器ローカルIDに変換した信号とする。これによって、プロトコル変換後の信号は、設備ネットワークにおいて通信可能な下位プロトコルに従った信号形態となり、制御機器3でルーティングされて上位管理装置1が所望する設備機器4で受信される。逆に、個別制御部21は、設備ネットワークから信号を受信した場合には、プロトコル変換部23によって、当該信号に含まれる設備機器ローカルIDを上位管理装置1で識別可能な設備機器システムIDに変換させて、上位管理装置1に送信する。
このような設備管理システムにおいて、上位管理装置1から統合制御装置2に送信されるデータは、図4に示すように、コマンド種別領域101とコマンド番号領域102とシステムID領域103とデータ領域104とを少なくとも含む。図5に示すように、コマンド種別領域101には、設備機器4を動作、監視するコマンドを含む制御信号、制御信号に対する応答である制御出力信号、又は設備機器4から上位管理装置1に供給される応答信号といった信号種別を示すデータが格納され、コマンド番号領域102には、信号名で特定されるコマンド番号を示すデータが格納され、システムID領域103には、管理する設備機器4の設備機器システムIDが格納され、データ領域104には、必要に応じて、ネットワークID、設備機器ローカルID、制御機器ローカルID、各種情報が格納される。
上位管理装置1から統合制御装置2に送信される信号としては、図5(a)に示す信号名が制御機器内設備機器数登録である制御信号、図5(b)に示す信号名が設備機器登録である制御信号がある。これら図5(a)及び図5(b)に示す制御信号は、統合制御装置2の初期設定時に、上位管理装置1から統合制御装置2に供給されて、統合制御装置2の統合管理データベースを構築させる。図5(a)の制御信号は、データ領域104に、例えば設備ネットワークAのネットワークID、制御機器3A−1〜制御機器3Aそれぞれに接続されている設備機器4の数を示すデータが格納されている。また、図5(b)の制御信号は、データ領域104に、ネットワークID、制御機器ローカルID、設備機器ローカルID及び設定パラメータが格納されている。
上位管理装置1によって設備機器4を制御するための信号は、図5(c)に示すように、制御対象となる設備機器4の設備機器システムIDがシステムID領域103に格納され、データ領域104に設備機器4の制御状態を示すコマンドを格納している。これにより、この信号は、統合制御装置2でプロトコル変換されて制御機器3に供給され、設備機器4に受信され、設備機器4を動作させる。
上位管理装置1によって設備機器4の状態を監視するための信号は、図5(d)に示すように、コマンド番号領域102に状態要求コマンドが格納され、当該設備機器4の設備機器システムIDがシステムID領域103に格納されている。この信号は、統合制御装置2でプロトコル変換されて制御機器3に供給され、設備機器4に受信され、設備機器4によって動作状態を示す情報を含む信号を返信させる。設備機器4から送信された下位プロトコルに従った信号は、統合制御装置2で受信されると、統合制御装置2によって上位プロトコルへのプロトコル変換が行われる。
統合制御装置2から上位管理装置1に送信される設備機器4の状態応答を示す信号は、図5(e)に示すように、コマンド番号領域102に状態応答である旨の番号が格納され、システムID領域103に状態通知元の設備機器4の設備機器システムIDが格納され、データ領域104に最新監視状態、最新制御状態、最新制御種別が格納される。これにより、上位管理装置1は、当該最新監視状態、最新制御状態、最新制御種別を受信して、上位管理データベースの状態パラメータを更新できる。
設備機器4に状態変化が発生した場合に統合制御装置2から上位管理装置1に供給される設備機器4の状態を通知する信号は、図4(f)に示すように、システムID領域103に状態変化が発生した設備機器4の設備機器システムIDが格納され、データ領域104に当該設備機器4の動作状態を示すデータが格納される。
このように、上位管理装置1と統合制御装置2との間では、システムID領域103に格納されるIDとして上位プロトコルに対応した設備機器システムIDが格納され、データ領域104に各種の情報を格納することによって、統合制御装置2の初期設定、設備機器4の制御、設備機器4の監視を行う。
つぎに、上述したように構成された設備管理システムにおける動作を説明する。
[初期設定動作]
上述の設備管理システムを構築する場合、先ず、既存の設備ネットワークのそれぞれに統合制御装置2が設置され、複数の統合制御装置2に上位管理装置1が接続される施工作業がなされる。その後、上位管理装置1によって、自己の上位管理データベースの初期設定、及び、統合制御装置2の統合管理データベースの初期設定を行う。例えば、既存の設備ネットワークが2個存在し、それぞれが異なる下位プロトコルによって動作する場合には、上位管理装置1によって異なる下位プロトコルの設備機器4をそれぞれ制御できないことから、各設備ネットワークの制御機器3の通信線に統合制御装置2を設置し、当該複数の統合制御装置2と上位管理装置1とを上位プロトコルに従った通信線で接続する。この統合制御装置2と設備ネットワークとの接続作業及び統合制御装置2と上位管理装置1とを接続する作業は、システム施工者によって行われる。
そして、システム施工者によって、上位管理装置1の入力部14が操作されたことに応じて、統合制御装置2によって設備ネットワークを介した制御機器3及び設備機器4との通信を可能とし、上位管理装置1によって各設備ネットワークの設備機器4を識別して管理できるようにするために、上位管理装置1及び統合制御装置2の初期設定が開始される。
この初期設定動作は、図6に示すように、ステップST1において、システム施工者によって入力部14が操作されて、設定情報の入力が行われる。この設定情報は、設備ネットワークに接続された全ての設備機器4についてのネットワークID、設備機器システムID、設備機器ローカルID、制御機器ローカルID、設定パラメータの組である。上位管理装置1は、各設備機器4についてネットワークID、設備機器システムID、設備機器ローカルID、制御機器ローカルID、設定パラメータの組を入力すると、上位管理データベース記憶部13の上位管理データベースに登録する。これによって、上位管理データベース記憶部13には、図3に示すように、設備機器システムIDに、ネットワークID、設備機器ローカルID、制御機器ローカルID、設定パラメータを対応付けた上位管理データベースが構築される。
なお、このステップST1においては、上位プロトコルで上位管理装置1と統合制御装置2とが通信するために、上位管理装置1のアドレス、統合制御装置2のアドレスが設定される。この上位管理装置1及び統合制御装置2のアドレス設定手法としては、予め上位管理装置1及び統合制御装置2のそれぞれに上位プロトコルのアドレスが記憶されていても良く、統合制御装置2だけにアドレスが設定されていて入力部14を介して制御部11に記憶させても良い。
次に上位管理装置1は、信号作成部12によって、図5(a)に示した制御機器内設備機器数登録を示すコマンド番号をコマンド番号領域102に含む信号S1を統合制御装置2に送信する。このとき、信号作成部12は、上位管理データベースに登録されたネットワークIDと、当該ネットワークIDに存在する制御機器3の制御機器ローカルIDと、当該制御機器ローカルIDの制御機器3に接続された設備機器4の個数を取得する。そして、信号作成部12は、制御機器ローカルIDごとの制御機器内設備機器数をデータ領域104に格納した信号を作成する。
次に、統合制御装置2が電源投入された状態において、制御機器内設備機器数登録の信号S1を統合制御装置2の個別制御部21で受信する。このとき、個別制御部21は、予め設定された自己のネットワークIDと信号S1に含まれるネットワークIDとが合致した場合に、当該信号S1を受信する。
次に、統合制御装置2は、ステップST2において、自己が接続された設備ネットワークのネットワークIDに対応付けて、ネットワーク管理情報の制御機器数と、制御機器管理情報の制御機器内設備機器数とを登録し、且つ、制御機器管理情報のデータ領域及び制御機器内設備機器数のデータ領域を確保する。このとき、統合制御装置2は、受信した信号S1に含まれる制御機器内設備機器数のデータ領域104への格納数から、自己が接続された設備ネットワークに存在する制御機器3の数を識別してネットワーク管理情報の制御機器数を登録し、当該制御機器数の制御機器管理情報のデータ領域を確保する。また、統合制御装置2は、各制御機器内設備機器数から、各制御機器3に接続された設備機器4の数だけ制御機器内設備機器管理情報のデータ領域を確保する。そして、個別制御部21は、制御機器内設備機器数登録を行った後に、ACKを上位管理装置1に返信する。
上位管理装置1は、統合制御装置2からのACKを受信すると、ステップST3において、図5(b)に示したように設備機器4を登録するコマンドを示す番号をコマンド番号領域102に含む信号S2を信号作成部12によって作成し、制御部11によって統合制御装置2に送信する。このとき、信号作成部12は、上位管理データベースに格納された設備機器システムIDと、当該設備機器システムIDを持つ設備機器4が接続された設備ネットワーク内で割り当てられた設備機器ローカルID(制御機器内設備機器ID)と、当該設備機器4と接続された設備ネットワーク内で割り当てられた制御機器ローカルIDと、当該設備ネットワークに割り当てられたネットワークIDと、システム上で必要となる設定パラメータとを含む制御信号を作成する。そして、制御部11は、信号作成部12で作成された信号S2に含まれる設備機器システムIDから上位管理データベースに格納されたネットワークIDを取得し、当該ネットワークIDを持つ設備ネットワークに信号S2を送信する。
次に、統合制御装置2は、ステップST4において上位管理装置1から信号S2を受信すると、個別制御部21によって、設備機器登録のコマンドを識別し、上位管理装置1にACKを返信すると共に、ステップST5において、当該信号S2に含まれている情報を統合管理データベースの制御機器内設備機器管理情報に登録する。これにより、統合制御装置2は、図3の制御機器管理情報に設備機器ローカルIDを登録し、制御機器内設備機器管理情報に設備機器4の設備機器システムID及び設定パラメータを登録する。
この設備機器登録のコマンドを含む信号S2は、設備機器4の個数だけ統合制御装置2に送信され、全設備機器4について信号S2の送信が完了した場合には、上位管理装置1から統合制御装置2に、初期設定終了通知を含む信号S3が送信される。これにより、統合制御装置2によって、自己が接続された設備ネットワークの全設備機器4についての情報の登録が完了して、初期設定が完了する。
[設備機器の制御動作]
つぎに、上述した初期設定が完了した後に実現される設備機器4の制御動作について図7を参照して説明する。
この設備機器4の制御動作は、上位管理装置1によって設備機器4の動作を制御する必要が生じた場合に開始される。先ずステップST11において、信号作成部12は、上位管理データベースに格納された設備機器システムIDと制御状態を設定した図5(c)に示した制御信号を作成して、制御部11に渡す。制御部11は、信号S11に含まれる設備機器システムIDに対応するネットワークIDを上位管理データベースから取得し、当該ネットワークIDを持つ設備ネットワークの統合制御装置2に信号S11を送信する。
統合制御装置2は、信号S11を受信すると、ステップST12において、個別制御部21により、当該信号S11に含まれる設備機器システムIDをプロトコル変換部23に渡す。プロトコル変換部23は、設備機器システムIDをキーとして統合管理データベースのネットワーク管理情報と制御機器管理情報と制御機器内設備機器管理情報とから、当該設備機器システムIDに対応した設備機器ローカルIDと、当該設備機器システムIDの設備機器4が接続された制御機器3の制御機器ローカルIDとを取得する。そして、プロトコル変換部23は、取得した制御機器ローカルIDを持つ制御機器3に対して送信する信号として、システムID領域103に、取得した設備機器ローカルIDを格納し、データ領域104に、信号S11に含まれていた制御状態を格納した変換制御信号を作成して、個別制御部21に渡す。
そして、個別制御部21は、ステップST13において、プロトコル変換部23で変換された信号S12を設備ネットワークに送出することによって制御機器3及び設備機器4の制御を開始し、信号S12に含まれた制御機器ローカルIDの制御機器3で受信され、当該制御機器3に接続された設備機器4のうち信号S12に含まれた設備機器ローカルIDの制御機器3に制御状態を通知できる。これにより、設備機器4は、ステップST14において、制御状態に従った動作を行う。
[制御機器の状態監視動作]
つぎに、上述した初期設定が完了した後に実現される、設備機器4の状態変化を上位管理装置1に通知する動作について図8を参照して説明する。
制御機器3は、統合制御装置2から受信した設備機器4を制御する信号S12に従って設備機器4の動作を制御をした結果や、設備機器4自身の状態変化があった場合に、当該状態変化を設備機器4から送信された変化を通知する信号によって検知する。この信号には、少なくとも自己の設備機器ローカルIDと変化状態とを含んでいる。そして、制御機器3は、設備機器4の動作状態と制御機器ローカルIDと設備機器ローカルIDとを含む変化通知の信号S13を統合制御装置2に送信する。
統合制御装置2は、制御機器3から信号S13を受信すると、個別制御部21は、当該信号S13に含まれる設備機器4の動作状態と制御機器ローカルIDと設備機器ローカルIDとをプロトコル変換部23に渡す。プロトコル変換部23は、設備機器4の動作状態と制御機器ローカルIDと設備機器ローカルIDとから統合管理データベースのネットワーク管理情報と制御機器管理情報と制御機器内設備機器管理情報とを参照して、設備機器システムIDを取得し、当該設備機器システムIDと動作状態とを含む信号S14を作成して、個別制御部21に渡す。そして、個別制御部21によって、上位管理装置1に信号S14を送信することによって、上位管理装置1の制御部11で受信させる。
制御部11は、信号S14を受信すると、当該信号S14に含まれる設備機器システムIDと設備機器4の動作状態とを取得し、当該設備機器システムIDに対応した状態パラメータを設備機器4の動作状態に更新する。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した設備管理システムによれば、それぞれ異なるプロトコルによって動作する設備ネットワークが複数存在する場合であっても、各設備機器4にシステム全体において識別可能な設備機器システムIDを設けて統合制御装置2に登録することによって、上位管理装置1によって全ての設備機器4を統合して制御、監視できる。また、設備ネットワークごとに、当該設備ネットワーク独自のプロトコルと上位プロトコルとを変換するプロトコル変換処理を行う統合制御装置2を設けているので、異なる複数のプロトコルで動作する設備ネットワークを同時に稼動させることが可能となる。これにより、既存のプロトコルを用いた通信が行われる既設の設備ネットワークを稼動しながら、新規のプロトコルを用いた通信が行われる新設の設備ネットワークを構築して、設備ネットワーク上に接続される制御機器3及び設備機器4を段階的に新しいものに置き換えていく場合でも、新設の上位管理装置1だけでなく既設の上位管理装置1も残したままとする必要がなくなる。したがって、管理者にとっては、既設の上位管理装置1と新設の両方の上位管理装置1との双方を操作する必要なく、一つの上位管理装置1を用いて全ての設備ネットワークを管理することができ、管理を容易とすることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した設備管理システムの構成を示すブロック図である。 上位管理装置の上位管理データベースのデータ構造を示す図である。 統合制御装置の統合管理データベースのデータ構造を示す図である。 上位管理装置と統合制御装置との間で通信される信号のフォーマットを示す図である。 上位管理装置と統合制御装置との間で通信される信号の種類を説明する図であり、(a)は制御機器内設備機器数登録する信号、(b)は設備機器登録する信号、(c)は設備機器を制御する信号、(d)は設備機器の状態を要求する信号、(e)は状態要求に対すて返信する信号、(f)は設備機器の状態変化を上位管理装置に通知する信号である。 本発明を適用した設備管理システムにおいて上位管理装置及び統合制御装置の初期設定動作の手順を示すシーケンス図である。 本発明を適用した設備管理システムにおいて上位管理装置によって設備機器を制御する手順を示すシーケンス図である。 本発明を適用した設備管理システムにおいて設備機器の状態変化を上位管理装置に通知する手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 上位管理装置
2 統合制御装置
3 制御機器
4 設備機器
11 制御部(制御手段)
12 信号作成部(制御信号作成手段)
13 上位管理データベース記憶部(第1の記憶手段)
14 入力部(入力手段)
21 個別制御部(設備機器制御手段)
22 統合管理データベース記憶部(第2の記憶手段)
23 プロトコル変換部(プロトコル変換手段)
101 コマンド種別領域
102 コマンド番号領域
103 システムID領域
104 データ領域

Claims (4)

  1. 一又は複数の設備機器が接続された複数の制御機器を有し、それぞれが異なるプロトコルに従って設備機器を動作させる設備ネットワークを複数備え、複数の設備ネットワークにおける設備機器を統括して管理する設備管理システムであって、
    前記各設備ネットワークに接続され、当該設備ネットワークの前記制御機器と下位プロトコルに従って通信をする複数の統合制御装置と、当該複数の統合制御装置と上位プロトコルに従って通信をして、各統合制御装置を介して設備機器を制御又は監視する上位管理装置とを備え、
    前記上位管理装置は、
    複数の設備ネットワークにおいて他の設備機器と識別する第1の設備機器識別子に対応付けて、当該設備機器が接続された前記設備ネットワークを識別するネットワーク識別子と、当該設備機器の動作状態情報とを格納した上位管理データベースを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の設備機器識別子と、当該第1の設備機器識別子が割り当てられた設備機器を制御又は監視するコマンドとが格納された制御信号を作成する制御信号作成手段と、
    前記制御信号作成手段によって制御信号が作成された場合に、前記上位管理データベースを参照して、当該制御信号に含まれる第1の設備機器識別子に対応したネットワーク識別子を取得し、当該ネットワーク識別子で識別される前記統合制御装置に制御信号を出力する制御手段とを備え、
    前記統合制御装置は、
    自己が接続された設備ネットワークに含まれる設備機器の第1の設備機器識別子と、当該設備ネットワーク内で各設備機器を識別する第2の設備機器識別子とを記憶した統合管理データベースを記憶する第2の記憶手段と、
    前記上位プロトコルに従った信号と前記下位プロトコルに従った信号との間でプロトコルの変換をするプロトコル変換手段と、
    前記上位管理装置から送信された制御信号を受信し、当該制御信号に含まれている第1の設備機器識別子が前記第2の記憶手段に記憶されている場合に、当該第1の設備機器識別子を前記プロトコル変換手段によって第2の設備機器識別子に変換させた下位プロトコルに従った信号を設備ネットワークに出力する設備機器制御手段とを備えること
    を特徴とする設備管理システム。
  2. 前記上位管理装置は、前記設備ネットワークごとに、当該設備ネットワークに含まれる各制御機器に接続された設備機器の個数を入力する入力手段を更に備え、
    前記統合制御装置の第2の記憶手段には、前記第1の設備機器識別子と前記第2の設備機器識別子とに対応付けられて、各制御機器が制御する各設備機器の動作状態が統合管理データベースに記憶され、
    前記制御信号作成手段は、前記入力手段で入力された各設備ネットワークの各制御機器に接続された設備機器の個数を含み、前記制御機器ごとに設備機器の個数を登録する制御信号を作成して、前記制御手段から前記統合制御装置に送信させ、
    前記統合制御装置は、前記制御信号作成手段によって作成された設備機器の個数と同数のデータ領域を前記統合管理データベースに確保すること
    を特徴とする請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記入力手段は、各設備機器の第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを含む設定情報を入力し、
    前記制御信号作成手段は、前記入力手段で入力された第1の設備機器識別子と第2の設備機器識別子とを含む設定情報を含み、各設備機器の設定情報を登録する制御信号を作成して、前記制御手段から前記統合管理装置に送信させ、
    前記統合制御装置は、前記制御信号作成手段によって作成された各設備機器の設定情報を、当該設備機器用のデータ領域に格納すること
    を特徴とする請求項2に記載の設備管理システム。
  4. 前記制御機器は、接続された設備機器の状態に変化が発生した場合に、当該設備機器の動作状態及び第2の設備機器識別子を含む信号を前記統合制御装置に送信し、
    前記統合管理装置は、当該制御機器から受信した信号に含まれる設備機器の動作状態及び前記プロトコル変換手段によって変換された第1の設備機器識別子を含む信号を前記上位管理装置に送信し、
    前記上位管理装置は、前記上位管理データベースの各設備機器の動作状態を、前記統合制御装置から受信した信号に含まれる動作状態に更新すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の設備管理システム。
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