JP2001103121A - 監視制御パス設定方法及び監視制御システム及び監視制御装置及び通信装置 - Google Patents

監視制御パス設定方法及び監視制御システム及び監視制御装置及び通信装置

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JP2001103121A
JP2001103121A JP27499799A JP27499799A JP2001103121A JP 2001103121 A JP2001103121 A JP 2001103121A JP 27499799 A JP27499799 A JP 27499799A JP 27499799 A JP27499799 A JP 27499799A JP 2001103121 A JP2001103121 A JP 2001103121A
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知範 後藤
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秀雄 倉谷
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竹司 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに於ける監視制御バス設定方法
及び監視制御システム及び監視制御装置及び通信装置に
関し、監視制御装置により一元管理を行う。 【解決手段】 複数のノード(通信装置)1〜6を伝送
路により接続したネットワークを監視制御装置(NS
P)10により監視するもので、監視制御装置10は、
各ノードの接続状態を示す接続情報を基に、監視制御パ
スを形成する為のノード対応の中継情報を作成し、この
中継情報を順次ノード対応に又は全ノードに対して一括
送出する。この中継情報に従ってノードの監視制御デー
タ中継部25のマスク設定を行って、ノード1に於いて
は、ポートP5,P3,P4間の中継経路を設定し、ノ
ード2に於いては、ポートP1,P3間の中継経路を設
定する。それにより、各ノード間に二重線で示す監視制
御パスを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の交換機,デ
ータ伝送装置等の通信装置を相互に接続したネットワー
クに於ける監視制御パス設定方法及び監視制御システム
及び監視制御装置及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19はネットワークの説明図であり、
ノード1〜6(交換機等の通信装置)をメッシュ状に接
続してネットワークを構成した場合を示し、NSPは監
視制御装置、SP1〜SP6は伝送路に設定された監視
制御パス、L1〜L3は監視制御パスが設定されていな
い伝送路を示す。実際には、更に多数のノードが接続さ
れてネットワークを構成している。
【0003】監視制御装置NSPは、二重線で示す監視
制御パスSP1〜SP6を介してノード1〜6の状態情
報等を収集してネットワークの監視を行い、又監視制御
装置NSPから制御情報を指定したノードに送出して、
ネットワークを制御するものである。
【0004】図20は従来例の監視制御装置の説明図で
あり、監視制御装置110は、ノードとの間で通信を行
う監視制御IF(インタフェース)部111と、ノード
に対する監視制御データの送出や収集したノードの状態
情報等の処理を行う監視制御処理部112と、処理結果
等を表示する状態表示部113とを含む構成を有するも
のである。
【0005】図21は従来例のノードの説明図であり、
121は監視制御IF部、122は監視制御処理部、1
23は監視制御データ入力部、124は監視制御データ
出力部、125は入力ポートと出力ポートとのポート
(1)〜(N)を有する監視制御データ中継部、126
は伝送路1〜(N−1)対応の監視制御データ入力部、
126は伝送路1〜(N−1)対応の監視制御データ出
力部を示す。なお、図19に於ける監視制御装置(NS
P)110が接続されたノード1に相当する場合を示す
ものであるが、他のノードも同様な構成を有するもので
ある。
【0006】図22は従来例の監視制御データ中継部の
説明図であり、130は多重部、1311 〜131N
マスク部、1321 〜132N は入力処理部、133は
出力処理部、134はハードウェアスイッチ部である。
なお、下方の出力ポート1〜N対応の多重部1301
130N の一つの多重部130の構成を示し、マスク部
1311 〜131N によりマスクするか否かをハードウ
ェアスイッチ部134により設定する。
【0007】例えば、入力ポート1,2からの入力を多
重化して出力ポート1に出力する場合、多重部1301
のマスク部1311 ,1312 を開いて、他のマスク部
1313 〜130N を閉じるように、ハードウェアスイ
ッチ部134に設定することになる。又監視制御処理部
122を、監視制御データ中継部125の入力ポート1
〜(N−1)と出力ポート1〜(N−1)とに接続する
場合、多重部130Nのマスク部131N のみをマスク
処理するようにハードウェアスイッチ部134に設定す
ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを構成す
る各ノードと、監視制御装置NSPとが監視制御パスを
介して接続されることにより、監視制御装置NSPに於
いて各ノードの監視制御が可能となる。その為には、監
視制御データ中継部125を構成する多重部130のハ
ードウェアスイッチ部134に、マスク部1311 〜1
31N に於けるマスク処理の有無を設定する必要があ
る。
【0009】その場合、ポート数が多く、又ノード数が
多い場合は、ハードウェアスイッチ部134の設定作業
量が多くなる問題と、設定ミスが発生する問題がある。
例えば、図19に於いて、ノード3とノード5との間に
監視制御パスSP5が設定され、ノード3とノード6と
の間に監視制御パスSP6が設定されているが、ノード
5とノード6との間にも監視制御パスが設定されると、
例えば、監視制御データがノード3→ノード5→ノード
6→ノード3の経路で周回することになる。この場合、
ノード3はノード2と監視制御装置NSPとの間の中継
も行うものであり、監視制御データがネットワーク全体
に伝搬すると、正常なネットワークの運用ができなくな
る問題がある。
【0010】又監視制御データが周回するような監視制
御パスが存在するか否かは、各ノードのハードウェアス
イッチ部134の設定データを収集して判定することが
考えられるが、データの周回が発生している場合には、
設定データの収集もトラフィックの輻輳により困難とな
る。従って、監視制御パスの設定誤り等が発生すると、
各ノードのハードウェアスイッチ部134の設定データ
の点検が必要となり、膨大な作業となる問題がある。本
発明は、監視制御装置に於いて監視制御パスの設定,変
更等を一元管理することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の監視制御パス設
定方法は、複数の通信装置、即ち、ノードを伝送路を介
して接続し、監視制御装置によって各ノードを監視する
為の監視制御パスを設定する方法であって、図1を参照
すると、監視制御装置(NSP)10は、通信装置、即
ち、ノード1〜6の接続情報を基に各ノード1〜6に於
ける監視制御データの中継情報を作成し、この中継情報
を送出する。各ノード1〜6は、マスク設定によりポー
トP1〜P5間の監視制御データの中継経路を設定する
監視制御データ中継部25を有し、監視制御装置10か
らの中継情報に従って監視制御データ中継部25のマス
ク設定を行って、例えば、二重線で示す監視制御パスを
設定する過程を含むものである。
【0012】この中継情報を転送して監視制御パスを設
定する為に、監視制御装置10からの論理距離に従った
順序でノードを指定して中継情報を送出するか、又は監
視制御装置10から各ノードの中継情報を一括して送出
し、自ノードに対する中継情報を抽出して監視制御デー
タ中継部25による中継経路を設定し、他のノードに中
継情報を中継送出することができる。その場合、二重設
定処理を回避する為に、設定済みを示す設定識別子を設
けることができる。
【0013】又通信装置、即ち、ノードを増設した場合
や接続変更或いは保守等による中継情報の消失等の場合
に、監視制御装置10から同報通信により初期設定を指
示し、その後、論理距離に従って順次ノードを指定して
中継情報を送出するか、又は各ノードに対する中継情報
を一括して送出し、各ノードは自ノードの中継情報を抽
出して設定し、新たな監視制御パスを設定することがで
きる。
【0014】又監視制御装置10に於いて作成した中継
情報による監視制御パスが周回状態を形成するか否かを
接続情報を参照して判定し、周回状態を形成しない場合
に、前述のように各通信装置に中継情報を送出すること
ができる。又各ノードは、受信した中継情報が正常であ
るか否かをチェックコード等によってチェックし、正常
の場合のみ監視制御データ中継部のマスク設定を可能と
することができる。
【0015】又本発明の監視制御システムは、伝送路を
介して接続された複数の通信装置、即ち、ノードを監視
する監視制御装置10を有する監視制御システムであっ
て、監視制御装置10は、ノード1〜6の相互の接続状
態を示す接続情報を保持する接続情報保持部と、監視制
御パスを形成する為の中継情報を、接続情報を基に作成
して保持する監視制御パス情報保持部と、ノード1〜6
に中継情報の送出の制御及び前記通信装置からの情報収
集を行う監視制御処理部とを有し、又各ノード1〜6
は、自ノードの中継情報を保持する中継情報保持部と、
中継情報に従ったマスク設定を行ってポート間の中継経
路を設定する監視制御データ中継部25と、監視制御装
置からの設定指示に従って監視制御データ中継部25の
マスク設定を行わせる監視制御処理部Cとを有するもの
である。
【0016】又本発明の監視制御装置は、ノード1〜6
の相互の接続状態を示す接続情報を保持する接続情報保
持部と、監視制御パスを形成する為の中継情報を、接続
情報を基に作成する監視制御パス情報作成部と、この監
視制御パス情報作成部により作成された中継情報を保持
する中継情報保持部と、この中継情報保持部に保持され
たノード1〜6対応の中継情報を、ノード1〜6に送出
する制御を行う監視制御処理部とを備えている。
【0017】又監視制御装置は、接続情報保持部に保持
された接続情報を参照して、監視制御パス情報保持部に
保持された中継情報をチェックし、監視制御パスが周回
経路を形成しているか否かを判定する監視制御パスチェ
ック部を備えることができる。又監視制御パス情報保持
部に保持された中継情報と、各ノードから収集した中継
情報とを比較し、正常に中継情報がノードに設定された
か否かを判定する監視制御パス情報比較部を備えること
ができる。
【0018】又本発明の通信装置、即ち、ノードは、監
視制御装置10からの中継情報を保持する中継情報保持
部と、この中継情報保持部に保持された中継情報に従っ
たマスク設定によりポート間の中継経路を形成して監視
制御パスを設定する監視制御データ中継部25と、この
監視制御データ中継部25及び中継情報保持部を制御す
る監視制御処理部Cとを備えている。
【0019】又通信装置は、中継情報保持部に保持され
た監視制御装置からの中継情報が正常であるか否かを判
定し、異常の判定の時に、監視制御データ中継部25の
マスク設定の変更を中止させる中継情報判定部を備える
ことができる。又中継情報保持部に前記監視制御装置か
らの中継情報を設定したか否かを示す設定識別子及び該
中継情報の版数情報を保持する設定識別子/中継情報版
数保持部と、中継情報を受信した時に、設定識別子が設
定済みを示す時は無処理とし、設定済みを示さない時に
受信した中継情報を中継情報保持に保持し、且つ設定識
別子を設定済みに設定する監視制御処理部Cとを備える
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の監視
制御システムの説明図であり、1〜6はノード(ネット
ワークを構成する通信装置)、10はワークステーショ
ン等により構成される監視制御装置(NSP)、P1〜
P5はポート、Cは監視制御処理部、IFは監視制御I
F(インタフェース)部、25は監視制御データ中継部
を示す。又二重線は伝送路上の監視制御パス、細線は監
視制御パスが設定されていない伝送路を示す。
【0021】各ノード1〜6は、ポートP1〜P5を有
する監視制御データ中継部25と、ポートP5に接続し
た監視制御処理部Cと、監視制御装置10等を接続する
監視制御IF部IFとを備えている。又監視制御装置1
0をノード1の監視制御IF部IFに接続した場合を示
し、監視制御装置10は、ノード1〜6の初期設定時に
於いても、ノード1の監視制御処理部Cとの間で通信が
可能となる。
【0022】監視制御装置10は、ノード1〜6の相互
の接続状態を基に接続情報を作成し、この接続情報を基
に監視制御バスを形成する為の各ノード1〜6対応の中
継情報を作成し、この中継情報により形成される監視制
御パスが周回状態となるか否かをチェックし、周回状態
を形成しない場合に、この中継情報をノード1〜6に送
出することになる。
【0023】各ノード1〜6は、自ノード対応の中継情
報を受信して、監視制御データ中継部25によりポート
間の中継経路を設定することにより、監視制御パスを形
成する。図示の構成に於いては、ノード1のポートP3
とノード2のポートP1とを接続し、ノード1のポート
P4とノード3のポートP1とを接続して、それぞれ二
重線で示す監視制御パスを設定し、ノード2のポートP
4とノード3のポートP2とを細線で示す伝送路で接続
し、又ノード2のポートP3とノード4のポートP1と
を接続し、ノード3のポートP3とノード5のポートP
1とを接続し、ノード3のポートP4とノード6のポー
トP1とを接続して、それぞれ二重線で示す監視制御パ
スを設定し、ノード5のポートP2とノード4のポート
P4とを細線で示す伝送路で接続し、ノード5のポート
P4とノード6のポートP2とを細線で示す伝送路で接
続する。
【0024】従って、監視制御装置10から例えばノー
ド6に対する監視制御データは、ノード1のポートP4
→ノード3のポートP1→監視制御データ中継部25→
ポートP4→ノード6のポートP1→監視制御データ中
継部25→ポートP5→監視制御処理部Cに転送され
る。
【0025】図2は本発明の実施の形態の監視制御装置
の説明図であり、図1の監視制御装置(NSP)10の
要部構成を示し、11は監視制御IF部、12は監視制
御処理部、13は状態表示部、14は監視制御パス情報
比較部、15は監視制御パス情報作成部、16は監視制
御パスチェック部、17は監視制御パス情報保持部、1
8は接続情報保持部、19は接続情報作成部を示す。
【0026】監視制御パス情報作成部15は、ネットワ
ーク内の各ノードの相互間の接続構成を示す接続情報を
基に、監視制御パスを形成する為のノード対応の中継情
報を作成し、監視制御パス情報保持部17に格納する。
又接続情報作成部19によりノード間の接続構成を示す
前述の接続情報を作成して接続情報保持部18に格納す
る。
【0027】又監視制御パスチェック部16は、監視制
御パス情報保持部17に保持された各ノード対応の中継
情報と、接続情報保持部18に保持された各ノード対応
の接続情報とを基に、中継情報によって形成される監視
制御パスが周回状態となるか否かをチェックする。チェ
ック結果を監視制御処理部12に通知する。監視制御処
理部12は、周回状態が発生しない中継情報を、監視制
御IF部11を介してノードに送出する。
【0028】状態表示部13は、監視制御処理部12に
よる各種の処理結果等を表示する。又各ノードの状態情
報を収集して表示する。或いは、監視制御処理部12の
制御により、監視制御パス情報保持部17に保持されて
いる中継情報や、接続情報保持部18に保持されいてい
る接続情報を表示することも可能である。又監視制御処
理部12は、中継情報を読出して監視制御IF部11を
介してノードに送出し、又ノードに設定した中継情報を
監視制御IF部11を介して収集して、監視制御パス情
報保持部17に保持された中継情報と、収集した中継情
報とを、監視制御パス情報比較部14に於いて比較し、
比較結果を監視制御処理部12に転送する。又監視制御
処理部12から状態表示部13にノードの状態情報等を
表示させる。
【0029】図3は本発明の実施の形態のノードの説明
図であり、ネットワークを構成する交換機,データ伝送
装置等の通信装置、即ち、図1のノード1〜6の要部構
成を示し、21は監視制御IF部、22は監視制御処理
部、23は監視制御データ入力部、24は監視制御デー
タ出力部、25は監視制御データ中継部、25aはマス
ク設定部、26は伝送路1〜(N−1)対応の監視制御
データ入力部、27は伝送路1〜(N−1)対応の監視
制御データ出力部、28は中継情報保持部、29は設定
識別子/中継情報版数保持部を示す。
【0030】監視制御データ中継部25のポート(1)
〜(N−1)が図1のポートP1〜P4に対応し、ポー
ト(N)が図1のポートP5に対応し、監視制御処理部
22が図1の監視制御処理部Cに対応する。従って、図
3は、図1のノード1に相当して、このノードの監視制
御IF部21に監視制御装置(NSP)10を接続した
場合を示す。
【0031】又中継情報保持部28は、監視制御装置1
0からの監視制御データの中継経路を示す中継情報を保
持するもので、この中継情報を基に監視制御処理部22
は、監視制御データ中継部25のマスク部25aを制御
する。即ち、各ノード対応の中継情報を監視制御装置1
0から設定することにより、各ノードの監視制御データ
中継部25のマスク部25aにマスク設定を行うことが
可能となる。
【0032】又設定識別子/中継情報版数保持部29
は、マスク設定する場合の中継情報の設定済みか否かを
示す設定識別子と、その場合の中継識別子による中継情
報の版数等を保持するもので、監視制御処理部22は、
監視制御装置から受信した中継情報の版数と保持してい
る中継情報の版数とを比較し、同一版数の場合は既に中
継情報保持部28に保持されていると判定することがで
きる。又後述のように、設定識別子により、既に中継情
報が設定済みであるか否かを簡単に判定することができ
る。
【0033】図4は本発明の実施の形態の監視制御デー
タ中継部の説明図であり、図1及び図3の監視制御デー
タ中継部25の要部構成を示し、下方の出力ポート1〜
N対応のそれぞれ同一構成の多重部301 〜30N の一
つを、上方に多重部30として示す。この多重部30
は、入力ポート1〜N対応のマスク部311 〜31
N と、入力処理部321 〜32N と、多重化して出力す
る出力処理部33と、マスク設定部34(図3のマスク
設定部25aに相当する)とを備えている。又22は監
視制御処理部、28は中継情報保持部、35は中継情報
判定部を示す。
【0034】監視制御処理部22と監視制御データ中継
部25との間は、図3に於いては監視制御データ入力部
23と監視制御データ出力部24とを介して接続される
構成を示すが、図4はこれらの図示を省略している。又
中継情報保持部28と監視制御データ中継部25との間
に、中継情報判定部35を設けている。
【0035】又入力ポート1〜N対応のマスク部311
〜31N にマスクするか否かの情報をマスク設定部34
に設定するもので、この設定は監視制御装置からの中継
情報を基に前述のように監視制御処理部22により行う
もので、例えば、入力ポート1と出力ポート1との間に
監視制御データを中継する場合、多重部301 のマスク
部311 を除く他のマスク部に対してマスク設定を行う
ことにより、入力ポート1からマスク部311 ,入力処
理部321 ,出力処理部33を介して出力ポート1に出
力される。又入力ポート1,2と出力ポート2との間に
監視制御データを中継する場合、多重部302 のマスク
部311 ,312 を除く他のマスク部に対してマスク設
定を行う。それによって、入力ポート1,2から多重部
302 のマスク部311 ,312 と入力処理部321
322 と出力処理部33とを介して多重化されて出力ポ
ート2に出力される。
【0036】なお、中継情報判定部35は、マスク設定
部34に中継情報に基づいてマスク設定を行う場合、そ
の中継情報に付加されているチェックコード等を用いて
チェックし、チェック結果をマスク設定部34に通知す
る。正常の場合、マスク設定部34に中継情報保持部2
8に保持された中継情報を基にマスク設定を行う。又異
常の場合、マスク設定部34は、この中継情報を基にし
たマスク設定を行わない。又監視制御処理部22に通知
し、監視制御処理部22から監視制御装置に中継情報が
異常であることを通知し、監視制御装置から中継情報の
再設定を行うように制御する。それにより誤設定を防止
することができる。
【0037】図5は監視制御パス情報の説明図であり、
監視制御装置10の監視制御パス情報保持部17に保持
されている監視制御パス情報の一例を示し、管理ノード
数Mと、ノード1〜M対応の中継情報とを含み、各中継
情報は、ノード番号と中継情報識別子(版数)とポート
数と入力ポート1〜N対応にポート間の接続の有無を示
すものである。
【0038】図6は接続情報の説明図であり、監視制御
装置10の接続情報保持部18に保持されている接続情
報の一例を示し、NSPからの論理距離が0となるノー
ド番号、即ち、監視制御装置NSPが接続されるノード
番号と、管理ノード数と、ノード1〜M対応の接続情報
とを含み、各接続情報は、ノード番号とポート数とポー
ト1〜N対応の入力側に接続されているノード番号と出
力側に接続されているノード番号とを示すものである。
【0039】例えば、図1に示す監視制御システムに於
いては、監視制御装置10からの論理距離が0となるノ
ードはノード1であり、論理距離が1となるノードはノ
ード2,3である。又ノード1〜6の場合、管理ノード
数M=6となる。又ノード1の接続情報は、ポートP3
についてノード2が接続され、ポートP4についてノー
ド3が接続されている情報となる。又ノード3の接続情
報は、ポートP1にノード1、ポートP2にノード2、
ポートP3にノード5、ポートP4にノード6がそれぞ
れ接続されている情報となる。
【0040】図7はノードの初期設定の説明図であり、
システム立上時や監視制御装置からの初期設定の制御に
より、(A)に示すように、監視制御データ中継部25
は、ポート1〜4とポート5との間のみを接続し、ポー
ト5に接続した監視制御処理部22が任意のポートとの
間で通信を可能とし、(B)に示すように、監視制御デ
ータ中継部25のポート1〜4間は、×印で示すように
通信できない状態とする。
【0041】例えば、図4に於いて、監視制御処理部2
2が接続されるポートを出力ポート5とすると、多重部
305 のマスク部311 〜315 により入力ポート1〜
5をマスクしないようにマスク設定部34に設定し、他
の出力ポート1〜4に対応する多重部301 〜304
マスク部311 〜315 は、監視制御処理部22が接続
される入力ポート5に対応するマスク部315 のみをマ
スクしないが、他のマスク部311 〜314 はマスクす
るように設定する。
【0042】従って、(A)の実線矢印で示すように、
監視制御処理部22が接続されたポートP5と他のポー
トP1〜P4との間は相互に通信可能であるが、ポート
P1〜P4の相互間は、(B)に点線矢印で且つ×印で
示すように通信は不可能の状態となる。
【0043】図8は監視制御パス設定手順の説明図であ
り、(A)は監視制御装置NSPからの論理距離0のノ
ード1との間に監視制御パスを設定した状態を示す。即
ち、監視制御装置NSPとノード1とは、図1に示すよ
うに、監視制御IF部を介して監視制御処理部Cとが接
続され、この監視制御処理部Cと監視制御データ中継部
25のポートP5と接続されて、監視制御装置NSPか
らの監視制御データはノード1には転送される状態とな
る。従って、監視制御装置NSPからノード1に中継情
報を送出して監視制御パスの設定を行わせると、ノード
1は、監視制御装置NSPからの中継情報をノード2,
3に中継送出することが可能となる。なお、他のノード
2〜6はそれぞれ図7について説明したように初期設定
されている。
【0044】又図8の(B)は監視制御装置NSPから
の論理距離1までの監視制御パスを設定した状態を示
す。即ち、ノード1とノード2との間及びノード1とノ
ード3との間に監視制御パスを設定した状態を示す。こ
の状態に於いて、ノード2はノード4に対して中継情報
を中継送出可能の状態となり、又ノード3はノード5,
6に対して中継情報を中継送出可能の状態となる。又
(C)は監視制御装置NSPから論理距離2までの監視
制御パスを設定した状態を示す。即ち、ノード1とノー
ド4との間及びノード3とノード5,6との間にそれぞ
れ監視制御パスを設定した状態を示す。
【0045】図9は論理距離に従った設定シーケンス説
明図であり、監視制御装置NSPとノード1,2,3,
・・・6とについての監視制御パスの設定シーケンスを
示し、ノード4,5については複雑化を避ける為に図示
を省略している。ノード1,2,3,・・・6は、初期
起動として、図7について説明した初期設定を行う。即
ち、各ノード1〜6は、中継送出はしないが、ポートに
入力された情報は、それぞれの監視制御処理部22によ
り受信可能となる。
【0046】又監視制御装置NSPは、監視制御パス情
報作成と接続情報作成とを行った後、論理距離0のノー
ド番号読出しを行う。監視制御パス情報作成は、監視制
御装置NSPから各ノードを介した監視制御パスの情報
であり、図2に於ける監視制御パス情報作成部15によ
り作成して監視制御パス情報保持部17に保持する。又
接続情報作成は、ネットワークのノード間の接続を示す
情報であり、接続情報作成部19により作成して接続情
報保持部18に保持する。
【0047】その場合に、ノードに番号を付与し、ノー
ド間の接続を示す接続情報を基に、監視制御装置NSP
が直接的に接続されるノードを論理距離0とし、このノ
ードに接続されるノードを論理距離1とするように、監
視制御装置NSPに対する接続順を示す論理距離とノー
ド番号とを対応させて、接続情報保持部18に保持する
こともできる。例えば、ノード1〜6をノード番号1〜
6とし、論理距離0=ノード番号1、論理距離1=ノー
ド番号2,3、論理距離2=ノード番号4,5,6のよ
うに設定することができる。
【0048】そして、監視制御パスチェック部16によ
り、接続情報保持部18に保持された接続情報を参照し
て、監視制御パス情報保持部17に保持された中継情報
による監視制御パスが、データ周回等を生じないもので
あるか否か等をチェックし、チェック結果を監視制御処
理部12に通知する。監視制御処理部12は、このチェ
ック結果が正常であることを示す場合に、この監視制御
パスに対応する中継情報の送信を可能とする。
【0049】そして、論理距離0のノード番号を読出し
て設定指示を送出する。前述のように、論理距離とノー
ド番号とを対応させて格納している場合は、論理距離0
のノード1の番号が読出される。そして、監視制御パス
情報に従ったノード1の中継情報を送信し、設定指示を
行う。この中継情報は、ノード番号等による宛先と、設
定指示を示す情報等を含むものである。
【0050】ノード1に於いては、図3を参照すると、
監視制御装置NSPからの中継情報は、監視制御IF部
21から監視制御処理部22に転送される。監視制御処
理部22は、自ノード宛の中継情報であることを宛先の
ノード番号等により判定し、中継情報保持部28に中継
情報を格納する。そして、監視制御処理部22から監視
制御データ中継部25のマスク設定部25aに設定要求
を行う。マスク設定部25aは中継情報に従って多重部
のマスク部に対するマスク設定を行う。この設定完了に
より、監視制御処理部22は設定の完了通知を監視制御
装置NSP宛に送出する。
【0051】この場合、ノード1は、ポートP5とポー
トP3とポートP4との間の経路で監視制御データの中
継を行うことになり、初期設定の状態、即ち、図7に示
すように、ポートP5と他のポートP1〜P4との間の
経路の中のポートP1,P2にはノードが接続されてい
ないので、そのまま或いはポートP1,P2に対しては
マスク設定し、ポートP3,4間のマスクを解除するこ
とになる。
【0052】監視制御装置NSPは、論理距離0のノー
ド1からの設定の完了通知により、次の論理距離1のノ
ード番号を読出し、設定指示を行う。例えば、論理距離
1の番号2のノード2に対する中継情報を送出して設定
指示を行う。ノード2は、自ノード宛の中継情報を前述
のように識別して中継情報保持部28に保持し、監視制
御データ中継部25のマスク部25aに中継情報に従っ
たマスク設定を行う。そして、設定の完了通知を監視制
御装置NSPに対して行う。監視制御装置NSPは、ノ
ード3に対する中継情報を送信し、設定指示を行う。ノ
ード3は、自ノード宛の中継情報を同様に受信して保持
し、監視制御データ中継部25のマスク部25aにマス
ク設定を行う。そして、設定の完了通知を監視制御装置
NSPに対して行う。
【0053】監視制御装置NSPは、論理距離1のノー
ドに対する中継情報の送出が終了し、設定の完了通知を
受信すると、次の論理距離2のノード番号を読出し、前
述と同様に、順次ノードを指定して中継情報を送信して
設定指示を行い、ノードからの設定の完了通知により、
次のノードに対する中継情報の送信と設定指示とを順次
行う。
【0054】そして、監視制御装置NSPは、最終のノ
ード6からの設定の完了通知を受信すると、設定完了と
判定し、同報通信により情報収集を行う。それにより、
各ノードは、中継情報保持部28に保持している自ノー
ドの中継情報を監視制御処理部22の制御により送出す
る。監視制御装置NSPは、収集した中継情報を、監視
制御パス情報比較部14に転送し、監視制御パス情報保
持部17に保持されたノード対応の中継情報と比較し、
比較結果を監視制御処理部12に転送する。比較一致の
場合に正常終了となる。又比較不一致のノードに対して
は、再設定の操作を行うことになる。このようにして、
監視制御装置NSPから各ノードに監視制御データを中
継する中継情報を設定することができる。
【0055】図10は一括送信による設定シーケンス説
明図であり、監視制御装置NSPとノード1,2,3,
4,・・6とについて示し、監視制御装置NSPの監視
制御パス情報作成と、ノード1〜6の初期起動について
は図9に示す場合と同様である。そして、各ノード1〜
6対応の中継情報をそれぞれノード番号等により指定し
て一括して監視制御装置NSPからノード1に送出して
設定指示を行う。
【0056】この場合の設定指示は、各ノード1〜6が
初期化状態であって、中継機能を備えていない状態であ
るから、ノード1のみの監視制御処理部22が受信可能
の状態となっており、中継情報を受信して保持し、監視
制御処理部22は自ノード1宛の中継情報を抽出して中
継情報保持部28に保持し、この中継情報を基に監視制
御データ中継部25のマスク部25aにマスク設定し、
設定識別子/中継情報版数保持部29の設定識別子を設
定済みとする。それにより、監視データ中継部25に中
継経路が設定されるから、監視制御処理部22は、保持
していた一括中継情報を、監視制御データ中継部25に
形成された中継経路を介して次のノードに送出する。こ
の場合、ノード1のポートP3からノード2に、又ポー
トP5からノード3に送出することになる。
【0057】ノード2,3は、それぞれ監視制御処理部
22が受信可能で中継経路は設定されていないが、監視
制御処理部22は何れのポートの受信情報も受信可能で
あるから、一括中継情報の中の自ノード宛の中継情報を
抽出して中継情報保持部28に保持し、マスク設定を行
い、又設定識別子を設定済みとする。この中継情報の設
定によりノード2,3は中継経路が監視制御データ中継
部25に形成されるから、その中継経路を介して一括中
継情報を中継送出する。この場合、ノード2は、ノード
1,3,4に、又ノード3は、ノード1,2,5,6に
それぞれ中継情報を送出する。
【0058】ノード1は、ノード2,3からの一括中継
情報を受信すると、自ノード宛の中継情報については設
定識別子が設定済みであるから、処理なしとする。又ノ
ード4は、ノード2からの中継情報を受信して自ノード
宛の中継情報を抽出して保持し、マスク設定を行い、設
定識別子を設定済みとし、又ノード5,6はノード3か
らの中継情報をそれぞれ受信して、自ノード宛の中継情
報を抽出して保持し、マスク設定を行い、設定識別子を
設定済みとする。
【0059】次に、ノード4,5,6からそれぞれ一括
中継情報を送出する。この場合、ノード4からノード1
〜3,5,6に、又ノード5からノード1〜4,6に、
又ノード6からノード1〜5にそれぞれ一括中継情報が
転送される。各ノード1〜6では、それぞれ一括中継情
報を受信するが、設定識別子がそれぞれ設定済みを示す
から、無処理とする。
【0060】監視制御装置NSPは、設定指示を送出し
てから例えば所定時間後に情報収集指示を行う。それに
対して、各ノード1〜6は、中継情報保持部28に保持
している自ノードの中継情報を監視制御装置NSPに送
出する。監視制御装置NSPは、収集した中継情報を、
監視制御パス情報比較部14に転送し、監視制御パス情
報保持部17に保持されたノード対応の中継情報と比較
し、比較結果を監視制御処理部12に転送する。比較一
致の場合に正常終了となる。又比較不一致のノードに対
しては、そのノードを指定して中継情報の再設定の操作
を行うことになる。一括中継情報による監視制御パスの
設定は、全ノードの中継情報を1回送出するだけである
から、監視制御装置NSPの処理が簡単となる。
【0061】図11は監視制御パス設定の説明図であ
り、(A)は図1に示すネットワーク構成であるが、ノ
ード3とノード5,6との間に二重線で示す監視制御バ
スが設定されていない状態を示す。例えば、保守等の為
に、ノード3に於けるパッケージ交換等を行ったことに
より、中継情報の変化或いは消失となって、ノード3と
ノード5,6との間の監視制御パスが設定されていない
状態となった場合を示す。従って、監視制御装置NSP
の監視制御パス情報保持部17に保持しているノード3
の中継情報と不一致の状態となった場合である。
【0062】監視制御装置NSPは、このような状態
を、ノード3からの通知或いは定期的なノード1〜6か
らの中継情報の収集比較等により識別することができ
る。その場合、監視制御装置NSPは、中継情報の不一
致のノードを確認し、そのノードに対し中継情報の再設
定を行い、(B)に示すように、ノード3とノード5,
6との間に、二重線で示す監視制御パスを設定すること
ができる。
【0063】図12は監視制御パスの設定シーケンス説
明図であり、監視制御装置NSPとノード1〜6とは、
既に運用中であり、ノード3に於いて保守交換を行った
ことにより、図11の(B)の監視制御パスの状態か
ら、(A)の監視制御パスとなった場合であり、監視制
御装置NSPは、この状態を前述のように識別すると、
情報収集を行う。即ち、各ノード1〜6の中継情報の収
集を行う。
【0064】そして、監視制御装置NSPは、監視制御
パス情報比較部14に於いて、監視制御処理部12から
転送された収集中継情報と、監視制御パス情報保持部1
7に保持されている中継情報とについてノード対応に比
較する。この場合、ノード3の中継情報の不一致を検出
することになる。
【0065】そして、監視制御パス情報保持部17に保
持されているノード3の中継情報をノード3に対して送
出し設定指示を行う。ノード3は、この中継情報を受信
し、中継情報保持部28に保持し、マスク設定部25a
にマスク設定し、完了通知を監視制御装置NSPに送出
する。
【0066】監視制御装置NSPは、収集指示により情
報収集を再度行う。そして、各ノード1〜6から収集し
た中継情報と、監視制御パス情報保持部17に保持され
ている中継情報とを、監視制御パス情報比較部14に於
いて比較し、比較一致の場合に正常確認として、監視制
御パス設定の処理を終了する。
【0067】図13はノード増設の説明図であり、
(A)はノード7を、ノード3とノード6との間に増設
した場合を示し、(B)はノード7を介してノード3と
ノード6との間に監視制御パスを設定した状態を示す。
この場合、ノード3は、ノード6が接続されていたポー
トにノード7を接続することにより、ノード3とノード
7との間に監視制御パスが設定される。しかし、ノード
7は中継情報が設定されていないので、ノード7とノー
ド6との間には監視制御パスは設定されない。そこで、
監視制御装置NSPからノード7に中継情報を設定し
て、ノード6との間の監視制御パスを(B)に示すよう
に設定する。
【0068】図14はノード増設時の設定シーケンス説
明図であり、監視制御装置NSPとノード1〜6とは運
用中で、ノード7を新規増設し、初期起動して、ノード
7の各ポートと監視制御処理部との間の送受信が可能と
なるように、監視制御データ中継部25のマスク部25
aのマスク初期設定を行う。
【0069】監視制御装置NSPは、ノード7の増設の
情報又は定期的なノード1〜6との間の通信等により、
ノード6との間の通信不可能を検出し、ノード7の増設
による接続情報をもとに監視制御パス情報を作成し、ノ
ード7に於ける中継情報を送出して設定指示を行う。ノ
ード7は、この中継情報を受信し、中継情報保持部28
に保持し、マスク設定部25aにマスク設定し、完了通
知を監視制御装置NSPに送出する。
【0070】監視制御装置NSPは、設定の完了通知を
受信すると、同報通信による収集指示を送出し、各ノー
ド1〜7から収集した中継情報と、監視制御パス情報保
持部17に保持されている中継情報とを、監視制御パス
情報比較部14に於いて比較し、比較一致の場合に正常
確認として、監視制御パス設定の処理を終了する。即
ち、図13の(A)に示すように、ノード3,6間にノ
ード7を増設した場合、ノード7に対して中継情報を設
定することにより、図13の(B)に示す監視制御パス
を設定することができる。従って、各ノードに増設した
ノードを接続した場合も、同様にして監視制御パスを設
定することができる。
【0071】図15は監視制御パス変更の説明図であ
り、(A)は、図1,図8の(C),図11の(B)に
それぞれ示す監視制御パスの設定状態を示し、(B)
は、ノード3,6間の監視制御パスを、ノード5,6間
に設定変更した状態を示す。
【0072】図16は同報通信による設定変更のシーケ
ンス説明図であり、監視制御装置NSPとノード1〜6
とが図15の(A)に示すように監視制御パスが設定さ
れて運用中に於いて、ノード6に対する監視制御パスを
ノード3からノード5に変更する場合、監視制御装置N
SPは、接続情報を基に監視制御パス情報を作成し、ノ
ード1〜6対応の新たな中継情報を、同報通信により送
出して設定指示を行う。各ノード1〜6は、既に形成さ
れている監視制御パスを介して中継送出すると共に、自
ノードの中継情報を抽出して、中継情報保持部28に保
持し、監視制御データ中継部25のマスク部25aのマ
スク設定を行う。
【0073】そして、監視制御装置NSPは、各ノード
1〜6からの設定の完了通知又は設定指示から所定時間
経過後に、情報収集指示を行い、各ノード1〜6からの
中継情報を収集し、各ノード1〜6から収集した中継情
報と、監視制御パス情報保持部17に保持されている中
継情報とを、監視制御パス情報比較部14に於いて比較
し、比較一致の場合に正常確認として、監視制御パス設
定の処理を終了する。前述のように、監視制御パスの変
更を、監視制御装置NSPからの中継情報の同報通信に
より一斉に行うことができる。
【0074】この場合、各ノード1〜6は、受信抽出し
た自ノードの中継情報と、中継情報保持部28に保持さ
れている中継情報とを監視制御処理部22に於いて比較
し、比較一致の場合に、マスク設定を前回のままとする
ことができる。或いは、中継情報が前回と同一の場合、
中継情報の版数が同一であるから、設定識別子/中継情
報版数保持部29に保持されている中継情報版数と、今
回の同報通信により受信した中継情報の版数とを監視制
御処理部22に於いて比較し、版数が同一の場合に、設
定変更の処理を終了とすることができる。
【0075】又図10に於いては、監視制御装置NSP
から各ノード1〜6に対する中継情報を一括して送出
し、各ノード1〜6は、監視制御処理部による処理によ
って中継情報の設定及び同報通信による中継送出を行う
場合を示し、論理距離に従った順序でノードに中継情報
が設定され、監視制御装置NSPの処理が比較的簡単で
である利点がある。これに対して、図16に於いては、
監視制御装置NSPが各ノード1〜6の設定変更の中継
情報を同報通信により一括して送出し、各ノード1〜6
は、既に運用中の中継経路によって中継送出を行うと共
に、自ノード宛の中継情報を抽出して設定変更を行うも
のであり、中継経路が設定されている場合の中継情報の
設定が同報通信によって短時間で済む利点がある。
【0076】図17は順次設定指示による設定変更のシ
ーケンス説明図であり、監視制御装置NSPとノード
1,2,3,・・・6とが運用中に、前述のように、監
視制御パスの変更の為に、接続情報を基に監視制御パス
情報を作成し、同報通信により各ノード1〜6に対して
初期化を指示する。各ノード1〜6は、中継情報保持部
28を初期状態としてマスク設定を行う。即ち、各ノー
ド1〜6は、図7に示すように、監視制御処理部22が
接続されたポートP5と他のポートP1〜P4との間の
みが通信可能の状態に設定する。従って、各ノード1〜
6は、監視制御データを中継しない状態となる。
【0077】次に、監視制御装置NSPは、接続情報を
作成し、論理距離0のノード番号を読出し、論理距離0
のノード1に対する中継情報を送出して設定指示を行
う。ノード1は、監視制御処理部22の制御により、受
信した中継情報を中継情報保持部28に保持し、監視制
御データ中継部25のマスク設定部25aにマスク設定
する。そして、マスク設定の完了通知を監視制御装置N
SPに送出する。
【0078】監視制御装置NSPは、論理距離0のノー
ドからの完了通知により、論理距離1のノード番号を読
出し、論理距離1のノード2,3に対して順次中継情報
を送出して設定指示を行う。ノード1はノード2又は3
に対する中継情報を、先に設定された中継経路に従って
中継送出する。そして、図9に示す論理距離に従った設
定シーケンスと同様に、各ノードに対する中継情報の送
出が終了し、設定の完了通知を受信すると、各ノードの
中継情報を収集して比較し、比較一致の場合に正常終了
とする。
【0079】図18はデータ周回のチェック説明図であ
り、ノード1,2,3の接続情報と中継情報との一例を
示す。接続情報はポートに接続されるノードを示し、又
中継情報はポート間を中継するか否かを示すものであ
る。例えば、ノード1の接続情報として、ポート3接続
ノードがノード2、ポート4接続ノードがノード3で、
中継情報はポート3,3間の中継を示し、又ノード2の
接続情報として、ポート1接続ノードがノード1、ポー
ト4の接続ノードがノード3で、中継情報はポート1,
4間の中継を示し、又ノード3の接続情報として、ポー
ト1接続ノードがノード1、ポート2接続ノードがノー
ド2で、中継情報はポート1,2間の中継を示すように
設定された場合を示す。
【0080】この設定内容は、図1を参照すると、ノー
ド1のポートP3とノード2のポートP1との間と、ノ
ード2のポートP4とノード3のポート2との間と、ノ
ード3のポートP1とノード1のポートP4との間に、
それぞれ監視制御パスが設定されることを示すものであ
る。従って、図18の下方に示すように、ノード1→ノ
ード2→ノード3→ノード1の周回経路が形成されるこ
とが判る。
【0081】このように、ノード対応の接続情報と中継
情報とを基にデータ周回が発生するか否かをチェックす
ることができる。即ち、図2の監視制御パスチェック部
16は、接続情報保持部18に保持された接続情報と、
監視制御パス情報保持部17に保持された中継情報とを
基に、データ周回が発生するか否かをチェックすること
ができる。なお、図18のノード2の中継情報のポート
1←→ポート4の中継ありを中継なしに設定変更し、ノ
ード3の中継情報のポート1←→ポート2の中継ありを
中継なしに設定変更することにより、ノード2のポート
P4とノード3のポート2との間の監視制御パスがなく
なるから、データ周回が発生しないことになる。
【0082】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、又監視制御装置(NSP)10の
各部の機能や、通信装置(ノード)の各部の機能は、プ
ロセッサの機能により実現することができる。又更に多
数のノードがメッシュ状に接続されたネットワークに対
しても適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、監視制
御装置(NSP)10から各ノード(通信装置)に対し
て監視制御パスを形成する為の中継情報を設定し、且つ
監視制御装置に於いて、この中継情報により監視制御パ
スが周回状態を形成しないことを確認し、又ノード(通
信装置)に設定した中継情報が正常に設定されたか否か
を確認することができるものであり、従って、ノード
(通信装置)の増設,撤去,監視制御パスの変更,追加
等の場合も、監視制御装置に於いて一元管理により容易
に対処することができる利点がある。又各ノード(通信
装置)の監視制御データ中継部のマスク設定を監視制御
装置からの中継情報に基づいて行うことから、作業性が
良く、且つ誤設定が生じるがない利点がある。
【0084】又監視制御装置から各ノード(通信装置)
に対する中継情報の設定を、論理距離に基づいて順次行
うことにより、大規模のネットワークに対しても、比較
的少ない情報量の中継情報を順次送出し、各ノード(通
信装置)に順次監視制御パスを設定することができる。
又一括して全ノード(通信装置)に対して中継情報を送
出することもできるもので、この場合は、順次ノード
(通信装置)に於ける中継経路が設定されて、順次中継
送出することなるから、監視制御装置の処理が簡単な
り、且つ逐次監視制御装置から中継情報をノード(通信
装置)宛に送出する場合に比較して短時間で中継情報の
設定を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の監視制御システムの説明
図である。
【図2】本発明の実施の形態の監視制御装置の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態のノードの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の監視制御データ中継部の
説明図である。
【図5】監視制御パス情報の説明図である。
【図6】接続情報の説明図である。
【図7】ノードの初期設定の説明図である。
【図8】監視制御パス設定手順の説明図である。
【図9】論理距離に従った設定シーケンス説明図であ
る。
【図10】一括送信による設定シーケンス説明図であ
る。
【図11】監視制御パス設定の説明図である。
【図12】監視制御パス設定シーケンス説明図である。
【図13】ノード増設の説明図である。
【図14】ノード増設時の設定シーケンス説明図であ
る。
【図15】監視制御パス変更の説明図である。
【図16】同報通信による設定変更のシーケンス説明図
である。
【図17】順次設定指示による設定変更のシーケンス説
明図である。
【図18】データ周回のチェック説明図である。
【図19】ネットワークの説明図である。
【図20】従来例の監視制御装置の説明図である。
【図21】従来例のノードの説明図である。
【図22】従来例の監視制御データ中継部の説明図であ
る。
【符号の説明】
1〜6 ノード 10 監視制御装置(NSP) 25 監視制御データ中継部 P1〜P5 ポート C 監視制御処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 竹司 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 Fターム(参考) 5K035 AA07 BB03 CC08 CC09 KK01 5K042 AA01 AA08 CA04 DA33 EA01 HA01 JA08 LA13 LA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信装置間を伝送路を介して接続
    し、該通信装置を監視する監視制御装置を有し、該監視
    制御装置と前記各通信装置との間に監視制御パスを設定
    する方法に於いて、 前記監視制御装置は、各通信装置に於ける監視制御デー
    タの中継情報を作成して各通信装置に送出し、 前記通信装置は、マスク設定によりポート間の監視制御
    データの中継経路を設定する監視制御データ中継部を有
    し、前記監視制御装置から受信した前記中継情報に従っ
    て前記監視制御データ中継部のマスク設定を行って監視
    制御パスを設定する過程を含むことを特徴とする監視制
    御パス設定方法。
  2. 【請求項2】 前記監視制御装置は、全通信装置対応の
    中継情報を一括して送出し、前記通信装置は自通信装置
    対応の中継情報を抽出して監視制御パスの設定を行い、
    該設定された監視制御パスに従って前記監視制御装置か
    らの中継情報の中継送出を行う過程を含むことを特徴と
    する請求項1記載の監視制御パス設定方法。
  3. 【請求項3】 前記監視制御装置は、各通信装置対応の
    中継情報に従って形成される監視制御パスが複数の前記
    通信装置間を周回して形成されたか否かを、前記接続情
    報を参照して前記中継情報をチェックし、前記監視制御
    パスが周回を形成しない時に、前記通信装置に該中継情
    報を設定する過程を含むことを特徴とする請求項1記載
    の監視制御パス設定方法。
  4. 【請求項4】 前記通信装置は、初期設定により、前記
    監視制御データ中継部は、ポート間の中継経路を総てマ
    スクし、各ポートと各部を制御する監視制御処理部との
    間の中継経路のみを形成し、前記監視制御装置からの中
    継情報を前記監視制御処理部で受信可能とする過程を含
    むことを特徴とする請求項1記載の監視制御パス設定方
    法。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して接続された複数の通信装
    置を監視する監視制御装置を有する監視制御システムに
    於いて、 前記監視制御装置は、前記通信装置の相互の接続状態を
    示す接続情報を保持する接続情報保持部と、監視制御パ
    スを形成する為の中継情報を保持する監視制御パス情報
    保持部と、前記通信装置に前記中継情報の送出の制御及
    び前記通信装置からの情報収集を行う監視制御処理部と
    を有し、 前記通信装置は、自通信装置の前記中継情報を保持する
    中継情報保持部と、前記中継情報に従ったマスク設定を
    行ってポート間の中継経路を設定する監視制御データ中
    継部と、前記監視制御装置からの設定指示に従って前記
    監視制御データ中継部のマスク設定を行わせる監視制御
    処理部とを有することを特徴とする監視制御システム。
  6. 【請求項6】 複数の通信装置を監視する監視制御シス
    テムに於ける監視制御装置に於いて、 前記通信装置の相互の接続状態を示す接続情報を保持す
    る接続情報保持部と、 監視制御パスを形成する為の中継情報を前記接続情報を
    基に作成する監視制御パス情報作成部と、 該監視制御パス情報作成部により作成された中継情報を
    保持する中継情報保持部と、 該中継情報保持部に保持された前記通信装置対応の中継
    情報を該通信装置に送出する制御を行う監視制御処理部
    とを備えたことを特徴とする監視制御装置。
  7. 【請求項7】 監視制御装置によって監視する監視制御
    システムに於ける通信装置に於いて、 前記監視制御装置からの中継情報を保持する中継情報保
    持部と、 該中継情報保持部に保持された中継情報に従ったマスク
    設定によりポート間の中継経路を形成して監視制御パス
    を設定する監視制御データ中継部と、 該監視制御データ中継部及び前記中継情報保持部を制御
    する監視制御処理部とを備えたことを特徴とする通信装
    置。
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JP2010273257A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd ネットワークi/oシステム及びその設定方法
JP2016178634A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社デンソー 中継装置

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