JP3757323B2 - 簡易濾過機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的濾過性がよくスラリー濃度の低い液状の被処理物の簡易な濾過機に関する。
【0002】
【従来の技術】
汚泥等の液状の被処理物を濾過するために外周に濾布が装着された回転ドラム内部をそれぞれ吸着、脱水、剥離ゾーンに分け、真空ポンプで吸引する真空式ドラムフィルターが用いられている。
又、特公昭60−51368号公報には、液状の被処理物中に外周に濾布が装着された回転ドラムによる濾過機を没入し、清澄水を回転ドラム内側よりポンプにより排出する回収装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
真空式ドラムフィルターは、比較的簡単な構造の濾過機として広く用いられているが、回転ドラムをゾーン分け構造とし、真空ポンプを別に用意しなければならず、そのため設備費、スペースを要していた。
又特公昭60−51368号公報記載のものは、濾布に常に液圧が作用しているため、逆洗を行っても濾布に付着した固形分を完全に除去できないという課題を有していた。
本発明は、簡易な構造でスラリー濃度の低い液状の被処理物を濾過して清澄化し、真空ポンプを必要とせず、設備費が少なく、省スペース及び省エネルギーが計れ、水資源の有効利用に資することのできる濾過機を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を得るため、請求項1の発明にあっては、下部を回収槽で囲繞され表面薄肉部に多数の小孔が穿設され表面に濾布が巻回されている円筒状回転ドラムと、前記回転ドラム両側壁中心部に水平に貫通され軸受により両端部を回転自在に支持され一方に駆動部が連結された左右ドラム軸と、前記回収槽に連結された処理物供給部と、前記回収槽の下底部の開口部に連通し堰板を有する排水路とを備え、前記ドラム軸の少なくとも一方は内側端面より中空部を通して外端を導管に連通され、前記堰板により前記回収槽内に集められる被処理物と前記回転ドラム内の清澄水とのレベル差によって生ずる水頭差により前記被処理物を前記濾布で濾過して清澄水とし前記導管を通して排出可能とした簡易濾過機により解決した。請求項2の発明にあっては、駆動部に代えて、濾布がドラム軸に平行して配設されたガイドローラと回転ドラム表面との間に掛渡され、前記ガイドローラよりの駆動により前記濾布及び回転ドラムを回転可能とした請求項1に記載の簡易濾過機とすることができる。請求項3の発明にあっては、堰板を排水路に設けた踊り場に開口側を対向して固設された断面コ字形の一対の堰板支え部間に積層可能な複数枚に分割し、積層枚数の選択によって水頭差を調整可能とした請求項1又は2に記載の簡易濾過機とすることができる。請求項4の発明にあっては、回転ドラム中にドラム軸の中空部外端側より端末に洗浄用流体源が連結された流体供給配管が挿入され、前記回転ドラムの表面薄肉部内面近接位置に前記流体供給配管に連設されたノズル配管に間隔をおいて開口側を前記回転ドラムの小孔に向けた逆洗ノズルが複数個配設されている請求項1〜3のいずれかに記載の簡易濾過機とすることができる。請求項5の発明にあっては、左右ドラム軸に代えて一本の中空部を有するドラム軸を回転ドラムに貫通し、前記ドラム軸の前記回転ドラム内部分に前記中空部に通ずる多数の液抜孔が穿設され、前記ドラム軸の少なくとも一方外端には導管が連通され、清澄水を前記液抜孔、中空部及び導管を通して排出可能とした請求項1〜3のいずれかに記載の簡易濾過機とすることができる。請求項6の発明にあっては、回収槽内の被処理物レベルより上方の濾布に向けて端末に洗浄水供給源を有するスプレーノズルが配設されている請求項1〜5のいずれかに記載の簡易濾過機とすることができる。請求項7の発明にあっては、濾布に代えて金属製の網状体が用いられている請求項1〜5のいずれかに記載の簡易濾過機とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき以下詳細に説明する。
図1は、本発明の簡易濾過機の(a)一例の概略X・X断面図、(b)他例の概略断面図、(c)排水路概略斜視図である。
図2は、図1の簡易濾過機要部の(a)一例の正断面図、(b)他例の正断面図、(c)回転ドラム一部概略表面図である。
以下の簡易濾過機においては、被処理物の供給側を後、濾過後のオーバーフロー排出側を前として説明する。
【0006】
図1(a)において、簡易濾過機1は、表面に濾布3が巻付けられた回転ドラム5と、回転ドラム5の下部を囲繞する回収槽8と、回収槽8の後部に連結された処理物供給部9と前部に連結された排水路17を有している。
回転ドラム5は、図2(a)も参照して、表面薄肉部に幅Cの範囲に多数の円形の小孔16が全面にわたって穿設された円筒状で、上部を除いて回収槽8に間隔を保って囲繞され、回転ドラム5の両側壁15、15の中心部に中空の左右ドラム軸13、14が水平に貫通され、ドラム軸13、14は回収槽8の両側面に固着されたグランドシール11、11により漏水防止可能とされ両端部に配設された軸受12、12によって回転自在に支持され、一方のドラム軸13は内側端面が蓋13aで密閉され、他方のドラム軸14は内側端面が開放され回転ドラム5内の清澄水がドラム軸14の中空部より外端に受器を介して連結された導管24を通して回転ドラム5外へ排出可能とされている。一方のドラム軸13の外端に駆動部32として例えばモータがドラム回転方向N(図1では時計回り)に回転可能に連結されている。導管24は、受器を介せずにロータリージョイントを介してドラム軸14と連結することとしてもよい。
回転ドラム5の表面には小孔16が穿設されている幅C以上の幅を有する濾布3が巻き付けられている。
処理物供給部9は、回収槽8後部に連結され被処理物Sが回収槽8内に導入可能とされているが、これに代えて回収槽8の上方より被処理物Sを流下する構成としてもよい。
ドラム軸13は中空部密閉構造でなく円柱状としてもよい。
望ましい構成要素として、回収槽8内の被処理物レベルLより上方の回転ドラム5上部の濾布3表面に向けて端末に洗浄水供給源を有するへッダー6に連結されたスプレーノズル7が配設されている。
【0007】
図1(b)、図2(b)について、簡易濾過機2を説明するが、簡易濾過機1と同一の構成要素は同一符号を用い詳細説明は省略する。
簡易濾過機2は、表面大部分に濾布4が巻付けられた回転ドラム5と、回転ドラム5の大部分を囲繞する回収槽8と、回収槽8の後部に連結された処理物供給部9と前部に連結された排水路17を有している。
ドラム軸13、14に平行し回転ドラム5上方に設けたガイドローラ10により濾布4は案内されて回転ドラム5の表面薄肉部周面下方の大部分(通常約3/4以上)との間に掛渡され、ガイドローラ10よりの駆動により回転して濾布4を回転せしめ、回転ドラム5をドラム回転方向N(図1では時計回り)に回転可能とされている。
回転ドラム5は、上部を除いて回収槽8に間隔を保って囲繞され、回転ドラム5の両側壁15、15の中心部に中空の左右ドラム軸13、14が水平に貫通され、ドラム軸13、14は両内側端面が開放され回転ドラム5内の清澄水がドラム軸13、14の中空部より外端に連結された導管(図示省略)を通して回転ドラム5外へ排出可能とされている。
望ましい構成要素として、前記したヘッダー6、スプレーノズル7に加えて、回転ドラム5上方の濾布4裏面に向けて、端末に洗浄水供給源を有するヘッダー30に連結されたスプレーノズル31が配設されている。
又望ましい構成要素として、回転ドラム5中にドラム軸14の中空部外端側より端末に洗浄用流体源が連結された流体供給配管28が挿入され、ドラム軸14よりヘッダー27を介して回転ドラム5の表面薄肉部内面近接位置長手方向に沿ってノズル配管26が連設され、ノズル配管26に間隔をおいて先端開口側を回転ドラム5の小孔16に向けた逆洗用の洗浄ノズル29が複数個配設されている。ここで、洗浄用流体としては通常水又は空気が用い得る。この構成は簡易濾過機1においても用い得る。
【0008】
簡易濾過機1、2において、濾布3、4に代えて金属製の網状体を用いてもよく、駆動部32はモータに代えて他の装置の回転軸よりベルト又はチェーン駆動等によってもよい。回転ドラム5の小孔16は、必ずしも円形に限定されず、多角形、楕円又はそれらの組合わせ、スリット状、グリッド状等であってもよく、瀘布3、4からの清澄水が万遍なく透過可能なものであればよい。
図2(b)のドラム軸13は図2(a)と異なり、ドラム軸14と同様内側端面を蓋13aで密閉せずに中空部より外端に連結された導管に連結可能とされているが、これは通常大型の回転ドラムの場合に適応するのが好ましい。
さらに、図示省略するが、左右ドラム軸13、14に代えて一本の中空部を有するドラム軸を回転ドラムに貫通し、該ドラム軸の回転ドラム内部分に中空部に通ずる多数の液抜孔を穿設し、該ドラム軸の少なくとも一方外端には導管が連通され、清澄水を該液抜孔、中空部及び導管を通して排出可能としてもよい。
【0009】
簡易濾過機1、2には、回収槽8の前側には排水路17が連設されている。排水路17は、回収槽8の下底部の開口部18に連通し回収槽8の外表面から間隔を存してドラム軸13、14の軸心と同レベルまで延長された隔板19と、隔板19の前面にドラム軸13、14の軸心と略同レベルの底面を有する箱形の踊り場20と、踊り場20の下面開口部に入口が連結され下方出口まで延長された排水ダクト23と、踊り場20の隔板19との境界部に開口側を対向して固設された断面コ字形の一対の堰板支え部22、22と、堰板支え部22、22間に着脱可能な幅を有する積層可能な複数枚の堰板21とを有している。堰板21の堰板支え部22への挿着時のレベルは堰板高さHとし、被処理物Sの脱水操業条件に合せて堰板支え部22の挿着枚数を適宜選択して調整可能とされているが、被処理物Sの変動が少ない操業条件の場合には、堰高さHを一枚の板状体により固定する構成としてもよい。
ここで回収槽8には、沈降性スラリーに備えて開口部18近傍の下底部に液抜弁25を設けてもよく、その場合には回収槽8下底部を下がり勾配とするのが望ましい。
【0010】
次に、簡易濾過機1の作動について説明する。液状の被処理物Sは、処理物供給部9より回収槽8内のレベルLまで導入され、濾布3によって濾過された後回転ドラム5表面の小孔16を通過した清澄水は回転ドラム5の円筒内部に蓄積されるが、一方のドラム軸14は内側端面が開放されているので清澄水はドラム軸14の中空部から導管24を通して回転ドラム5外側へ排出され、ドラム5内の清澄水はレベルLより低いレベルLにとどまり、レベルLとLの差である水頭差Hは回収槽8内の被処理物の濾布3に対する濾過圧として作用する。ここで、回転ドラム5はドラム回転方向Nに回転している。回転ドラム5外側へ排出された清澄水は例えば図示省略のタンク等に貯留後利用される。一方回収槽8内の被処理物は、濾布3による固液分離によって濃縮された後、回収槽8の下底部の開口部18から排水路17の隔板19に沿って堰板21の上面を乗越えて踊り場20に達し、排水ダクト23から機外へ排出される。堰板21を複数枚積層して用いる場合には、堰板21枚数を調節して、堰板高さHを容易に変更可能であり、この調節により回収槽8の水頭差Hを調整可能である。すなわち、前記した通り水頭差Hは簡易濾過機1の濾過圧に相当するので、濾布3の目詰まり状態を監視しながら調整することにより必要な清澄水量を得ることができる。回転ドラム5を通過した濾布3表面には濾過作用により汚泥等の固形分が付着しているので、スプレーノズル7よりの洗浄用流体により洗浄を行うが、ここの付着物は付着力が弱いため、比較的容易に洗浄が可能である。
【0011】
さらに簡易濾過機2の作動について説明する。
回転ドラム5を通過した濾布4裏面はスプレーノズル31よりの洗浄用流体により洗浄される。
又、簡易濾過機2を長時間運転した場合に、濾布4下面及び小孔16への付着物を積極的に除去するため、ドラム軸14の中空部外側より流体供給配管28により洗浄用流体を送り、回転ドラム5の表面薄肉部内面近接位置より逆洗ノズル29から洗浄用流体を小孔16に向けて濾過方向と逆方向に洗浄用流体を噴射することにより小孔16及び濾布4の洗浄が可能である。ここの流体は連続供給でも間欠供給でもよく、逆洗ノズル29からの洗浄用流体による洗浄によって、濾布4を清浄状態に保持できる。このときの洗浄用流体の噴射位置は、回転ドラム5と濾布4が重なっており且つ排水の水位レベルLより上部とするのが最も洗浄効率が良い。
清澄水は左右ドラム軸13、14の中空部より外端に連結された導管を通して回転ドラム5外側へ排出される。
前記以外は、簡易濾過機1の作動と同様であるので説明を省略する。
【0012】
【実施例】
[実施例1]
主寸法が、回転ドラム直径500mm、濾布幅500mm、小孔直径13mm・開口率50%、堰板高さ60mmである本発明の簡易濾過機1を用いて、ベルトプレス脱水機の下水消化汚泥の濾過水及び濾布洗浄水のSS濃度280ppm混合液を5.25m/hとドラム濾布洗浄水0.5m/hとを合わせた5.75m/hの液状被処理物を、周速5m/分の濾布で濾過してSS濃度50ppmの4m/hの清澄水を得た。このとき堰板からのオーバーフロー水及び液抜弁からの排水1.75m/hは排水として処理された。
【0013】
[実施例2]
実施例1と同じ簡易濾過機1を用いて、SS濃度200ppmの工場雑排水4.85m/hと濾布洗浄水1.0m/hと合わせて周速1.5m/分の濾布で濾過してSS濃度20ppmの4m/hの清澄水を得た。このとき、排水は1.85m/hであった。
ついで、濾布の周速を3.0m/分に上昇して5.4m/hの清澄水を得たが、SS濃度は周速1.5m/分のときとほぼ同程度であった。
【0014】
[実施例3]
実施例1と同じ簡易濾過機1を用いて、豆腐製造時の循環水を濾過した所、SS濃度40ppmの原水を濾過して、SS7ppmの清澄水を96%回収することができた。
これら実施例からも明らかなように、本発明の簡易濾過機によれば、比較的濾過性がよくスラリー濃度の低い液状の被処理物、例えば、ベルトプレス脱水機等の濾過水、濾布洗浄水、河川・湖沼水、汚れの少ない工場排水等を濾過して清澄化でき、得られた清澄水は例えばベルトプレス脱水機・真空フィルター等の濾布洗浄水、各種機器の冷却水、雑用水等として使用可能である。
【0015】
【発明の効果】
本発明の簡易濾過機によれば、簡易な構造でスラリー濃度の低い液状の被処理物を濾過して清澄化するのに好適で、真空ポンプを必要とせず、設備費が少なく、省スペース及び省エネルギー化が計れ、水資源の有効利用に資する所大である。
さらに堰板の高さ調節により回収槽の水頭差を調整可能で、濾布の目詰まり状態を監視しながら必要な清澄水量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易濾過機の(a)一例の概略X・X断面図、(b)他例の概略断面図、(c)排水路概略斜視図である。
【図2】図1の簡易濾過機要部の(a)一例の正断面図、(b)他例の正断面図、(c)回転ドラム一部概略表面図である。
【符号の説明】
1、2 簡易濾過機
3、4 濾布
5 回転ドラム
6、27、30 ヘッダー
7、31 スプレーノズル
8 回収槽
9 処理物供給部
10 ガイドローラ
11 グランドシール
12 軸受
13、14 ドラム軸
15 側壁
16 小孔
17 排水路
18 開口部
19 隔板
20 踊り場
21 堰板
22 堰板支え部
23 排水ダクト
24 導管
25 液抜弁
26 ノズル配管
27 ヘッダー
28 流体供給配管
29 逆洗ノズル
32 駆動部
C 幅
堰板高さ
水頭差
、L レベル
N ドラム回転方向
S 被処理物

Claims (7)

  1. 下部を回収槽で囲繞され表面薄肉部に多数の小孔が穿設され表面に濾布が巻回されている円筒状回転ドラムと、前記回転ドラム両側壁中心部に水平に貫通され軸受により両端部を回転自在に支持され一方に駆動部が連結された左右ドラム軸と、前記回収槽に連結された処理物供給部と、前記回収槽の下底部の開口部に連通し堰板を有する排水路とを備え、前記ドラム軸の少なくとも一方は内側端面より中空部を通して外端を導管に連通され、前記堰板により前記回収槽内に集められる被処理物と前記回転ドラム内の清澄水とのレベル差によって生ずる水頭差により前記被処理物を前記濾布で濾過して清澄水とし前記導管を通して排出可能としたことを特徴とする簡易濾過機。
  2. 駆動部に代えて、濾布がドラム軸に平行して配設されたガイドローラと回転ドラム表面との間に掛渡され、前記ガイドローラよりの駆動により前記濾布及び回転ドラムを回転可能としたことを特徴とする請求項1に記載の簡易濾過機。
  3. 堰板を排水路に設けた踊り場に開口側を対向して固設された断面コ字形の一対の堰板支え部間に積層可能な複数枚に分割し、積層枚数の選択によって水頭差を調整可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の簡易濾過機。
  4. 回転ドラム中にドラム軸の中空部外端側より端末に洗浄用流体源が連結された流体供給配管が挿入され、前記回転ドラムの表面薄肉部内面近接位置に前記流体供給配管に連設されたノズル配管に間隔をおいて開口側を前記回転ドラムの小孔に向けた逆洗ノズルが複数個配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の簡易濾過機。
  5. 左右ドラム軸に代えて一本の中空部を有するドラム軸を回転ドラムに貫通し、前記ドラム軸の前記回転ドラム内部分に前記中空部に通ずる多数の液抜孔が穿設され、前記ドラム軸の少なくとも一方外端には導管が連通され、清澄水を前記液抜孔、中空部及び導管を通して排出可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の簡易濾過機。
  6. 回収槽内の被処理物レベルより上方の濾布に向けて端末に洗浄水供給源を有するスプレーノズルが配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の簡易濾過機。
  7. 濾布に代えて金属製の網状体が用いられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の簡易濾過機。
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