JP3757307B2 - 燃料噴射装置のスロットルボデー - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料ポンプによって昇圧された燃料を燃料分配管に供給し、燃料分配管内の昇圧された燃料を、燃料分配管に取着された燃料噴射弁を介して気筒に連なるスロットルボデーに向けて噴射供給する燃料噴射装置に関し、そのうち特にスロットルボデーに対する燃料噴射弁の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料噴射装置において、吸気管あるいはスロットルボデーに燃料噴射弁を取付ける際、図3に示される如く行なわれる。1は内部を吸気路2が貫通するスロットルボデーであって、吸気路2の長手軸芯線A−Aは、水平方向に形成される。(基準となる線を水平方向とした。)そして、前記吸気路2は、絞り弁軸3に取着された絞り弁Tによって開閉される。4は、燃料噴射弁Jの先端Jaを挿入支持する燃料噴射弁先端支持孔(以下単に支持孔という)であり、その長手軸芯線B−Bは角度X度をもって吸気路2の長手軸芯線A−Aと交差する。又、支持孔4の先端は、吸気路2内に向かって開口し、後端は大気に開口する。そして、支持孔4の大気側の開口端部には大径の円筒支持孔4Aが形成される。かかる支持孔4と円筒支持孔4Aは共に円筒形状をなし長手軸芯線B−Bに同芯に形成される。Jは燃料噴射弁であり、その後端Jbは、燃料分配管5に挿入配置される。この燃料分配管5には、図示せぬ燃料ポンプより昇圧された燃料が供給されるものでこの燃料が燃料噴射弁J内へ供給される。
【0003】
そして、スロットルボデー1に対して燃料噴射弁Jは以下によって組みつけられる。まず、燃料分配管5に燃料噴射弁Jの後端Jbをクッション部材6を介して挿入配置する。次にスロットルボデー1の円筒支持孔4A内に円筒リング状のシール部材7を挿入配置する。そして、かかる状態において燃料分配管5を備える燃料噴射弁Jを支持孔4の長手軸芯線B−Bの延長線上に配置し、しかる後に前記燃料噴射弁Jを長手軸芯線B−Bに沿って支持孔4内へ挿入配置し、次いで燃料分配管5をスロットルボデー1にネジ等の固定手段をもって固定する。以上によると燃料噴射弁Jの先端Jaはシール部材7内に挿入配置され、その後端Jbは燃料分配管5に挿入配置され、もって燃料噴射弁Jはスロットルボデー1と燃料分配管5とによって挟持されて固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のスロットルボデーによると、燃料噴射弁Jをスロットルボデー1へ組みつける為の作業時間が長くなり、製造コストを低減できない。すなわち、スロットルボデー1に対する絞り弁4、絞り弁4を絞り弁軸3に固定する為のネジ(図示せず)等の部品は一般的に吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って治具、工具を配置し、長手軸芯線A−Aの方向より組みつけられる。一方、前記燃料噴射弁Jにあっては、支持孔B−Bに沿う方向より組みつけが行なわれる。これは吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って燃料噴射弁Jを移動させた場合、燃料噴射弁Jの先端Jaがリング状のシール部材7、あるいは支持孔4に衝突するからである。以上によれは、スロットルボデー1に対する部品の組みつけ方向は、軸芯線A−A方向と軸芯線B−B方向との二方向から行なう必要があり、これによると、支持孔4を含むスロットルボデー1を第1位置から第2位置へ移動させるか、若しくは治具、工具を第1位置から第2位置へ移動させる必要がある。従って、第1位置から第2位置へ移動させる時間を必要とすること。及び移動させる為の移動手段を必要とすること。から製造コスト高を招来する。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑み成されたもので、スロットルボデー1に対する燃料噴射弁Jの組みつけ作業方向を吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って行なうことにより、燃料噴射弁の組みつけ時間を短縮し、スロットルボデーの製造コストを低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本発明になる燃料噴射装置のスロットルボデーは、前記目的達成の為に、内部を吸気路が貫通するとともに該吸気路が絞り弁にて開閉されるスロットルボデーと、前記吸気路の長手軸芯線A−Aに対して角度X度をもって交差して穿設される燃料噴射弁先端支持孔と、前記燃料噴射弁先端支持孔内に挿入配置される燃料噴射弁とを備え、前記燃料噴射弁先端支持孔の大気側の開口端部に前記燃料噴射弁先端支持孔の長手軸芯線B−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度をもって傾斜する円錐支持孔を設け、一方、燃料噴射弁の先端に、その外側面が円錐支持孔に沿う傾斜面を有する円錐シールリングを配置し、前記燃料噴射弁を燃料噴射弁先端支持孔の長手軸芯線B−Bと平行に配置するとともに吸気路の長手軸芯線A−Aに沿って移動させることにより、その先端を円錐シールリングを介して燃料噴射弁先端支持孔内に挿入配置したものである。
【0007】
【実施例】
以下、本発明になる燃料噴射装置のスロットルボデーの一実施例について図1、図2により説明する。尚、図3と同一構造部分については同一符号を使用し説明を省略する。燃料噴射弁支持孔9(以下支持孔9という)は、図3と同様に吸気路2の長手軸芯線A−Aに対してX度傾斜して形成される。そして先端は吸気路2内に開口し、後端は大気に開口する。そして、前記支持孔9の大気側の開口端部9Aには円錐支持孔10が形成される。この円錐支持孔10は、支持孔9の長手軸芯線B−Bに対してY度傾斜する傾斜面であり、前記角度Y度は前記角度X度以上の角度をなす。尚、角度Y度と角度X度は等しくてもよい。
【0008】
11は、燃料噴射弁Jの円筒状の先端Jaの外周に装着されるリング状をなす円錐シールリングであり、その外側面は、円錐支持孔10の傾斜部に沿う傾斜面11Aを成すもので、例えば、ゴム材料等の弾性材料にて形成される。
【0009】
そして、燃料分配管5、燃料噴射弁J、スロットルボデー1は以下によって組みつけられる。第1に燃料分配管5に対して燃料噴射弁Jの後端Jbをクッション部材6を介して装着する。更に、燃料噴射弁Jの先端Jaの外周に円錐シールリング11が装着される。以上の如く、燃料噴射弁Jには、その後端Jbに燃料分配管5が配置され、先端Jaに円錐シールリング11が配置される。
【0010】
第2には、燃料分配管5及び円錐シールリング11を備えた燃料噴射弁Jの長手軸芯線C−Cを支持孔9の長手軸芯線B−Bと平行に配置する。この状態は図1に示される。
【0011】
第3には、前記状態にある燃料噴射弁Jを吸気路2の長手軸芯線A−Aと平行に図1において左方(D方向)に向かって移動させる。以上によると、燃料噴射弁Jに装着される円錐シールリング11は、支持孔9の円錐支持孔10内に挿入して配置され、かかる状態において燃料分配管5がスロットルボデー1にステー等によってネジ締め固定される。(尚、ステーネジは図示されない。)以上述べた如く、燃料分配管5を含む燃料噴射弁5を、吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って左方へ移動することによって燃料噴射弁Jの先端Jaを支持孔9内に配置できるのは以下による。
(1)支持孔9の開口部9Aに、X度以上の角度Y度を有する円錐支持孔10を形成したこと。
(2)燃料噴射弁Jを支持孔9の長手軸芯線B−Bに平行に配置し、その先端Jaに円錐支持孔10に沿う傾斜面11Aを備える円錐シールリング11を配置したこと。
によるものである。スロットルボデー1に燃料分配管5を含む燃料噴射弁Jが配置された状態は図2に示される。尚、本実施例は単一のスロットルボデーについて説明したが、スロットルボデー1が側方に複数配置される多連スロットルボデーに適用できる。
【0012】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になるスロットルボデーによると、スロットルボデーに吸気路の長手軸芯線A−Aに対して角度X度をもって交差して穿設される燃料噴射弁先端支持孔と、前記燃料噴射弁先端支持孔の大気側の開口端部に燃料噴射弁先端支持孔の長手軸芯線B−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度をもって傾斜する円錐支持孔とを設け、一方、燃料噴射弁の先端に、その外側面が円錐支持孔に沿う傾斜面を有する円錐シールリングを配置したので、前記燃料噴射弁を燃料噴射弁先端支持孔の長手軸芯線B−Bと平行に配置し、しかる後に吸気路の長手軸芯線A−Aに沿って移動させることにより、その先端を円錐シールリングを介して燃料噴射弁先端支持孔内に挿入配置できたものである。従って本発明によれば、燃料噴射弁のスロットルボデーに対する組みつけ方向を吸気路の長手軸芯線A−Aと同一方向とできたので、スロットルボデーの位置を変更したり、治具、工具の位置を変更する必要がなくなったもので、これによって製造コストを大きく低減できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる燃料噴射装置のスロットルボデーの一実施例を示す要部縦断面図であり、燃料分配管に燃料噴射弁及び円錐シールリングを装着した状態を示す。
【図2】図1において燃料分配管を含む燃料噴射弁がスロットルボデーに取付けられた状態を示す要部縦断面図。
【図3】従来の燃料噴射装置において燃料分配管に燃料噴射弁が装着された状態を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 スロットルボデー
2 吸気路
9 燃料噴射弁先端支持孔(支持孔)
10 円錐支持孔
11 円錐シールリング
11A 傾斜面
J 燃料噴射弁

Claims (1)

  1. 内部を吸気路2が貫通するとともに該吸気路が絞り弁Tにて開閉されるスロットルボデー1と、前記吸気路2の長手軸芯線A−Aに対して角度X度をもって交差して穿設される燃料噴射弁先端支持孔9と、前記燃料噴射弁先端支持孔9内に挿入配置される燃料噴射弁Jとを備え、前記燃料噴射弁先端支持孔9の大気側の開口端部9Aに前記燃料噴射弁先端支持孔9の長手軸芯線B−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度をもって傾斜する円錐支持孔10を設け、一方、燃料噴射弁Jの先端Jaに、その外側面が円錐支持孔10に沿う傾斜面11Aを有する円錐シールリング11を配置し、前記燃料噴射弁Jを燃料噴射弁先端支持孔9の長手軸芯線B−Bと平行に配置するとともに吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って移動させることにより、その先端Jaを円錐シールリング11を介して燃料噴射弁先端支持孔9内に挿入配置したことを特徴とする燃料噴射装置におけるスロットルボデー。
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