JP2000145595A - 燃料噴射装置のスロットルボデー - Google Patents
燃料噴射装置のスロットルボデーInfo
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Abstract
為の組付け作業工数を減らし、スロットルボデーの製造
コストの低減を図る。 【構成】 スロットルボデー1には、吸気路2の長手軸
芯線A−Aに対して角度X度で交差する燃料噴射弁支持
孔9が穿設され、その開口端部9Aに燃料噴射弁支持孔
9の長手軸芯線B−Bに対してX度以上の角度Y度をも
って傾斜する円錐支持孔10を設ける。燃料噴射弁Jの
先端Jaに、円錐支持孔10に沿う傾斜面11Aを有す
る円錐シールリング11を配置する。燃料噴射弁Jを前
記長手軸芯線B−Bと平行に配置し、長手軸芯線A−A
に沿って移動してその先端Jaを円錐シールリング11
を介して燃料噴射弁支持孔9内に挿入配置する。
Description
圧された燃料を燃料分配管に供給し、燃料分配管内の昇
圧された燃料を、燃料分配管に取着された燃料噴射弁を
介して気筒に連なるスロットルボデーに向けて噴射供給
する燃料噴射装置に関し、そのうち特にスロットルボデ
ーに対する燃料噴射弁の取付け構造に関する。
るいはスロットルボデーに燃料噴射弁を取付ける際、図
3に示される如く行なわれる。1は内部を吸気路2が貫
通するスロットルボデーであって、吸気路2の長手軸芯
線A−Aは、水平方向に形成される。(基準となる線を
水平方向とした。)そして、前記吸気路2は、絞り弁軸
3に取着された絞り弁Tによって開閉される。4は、燃
料噴射弁Jの先端Jaを挿入支持する燃料噴射弁先端支
持孔(以下単に支持孔という)であり、その長手軸芯線
B−Bは角度X度をもって吸気路2の長手軸芯線A−A
と交差する。又、支持孔4の先端は、吸気路2内に向か
って開口し、後端は大気に開口する。そして、支持孔4
の大気側の開口端部には大径の円筒支持孔4Aが形成さ
れる。かかる支持孔4と円筒支持孔4Aは共に円筒形状
をなし長手軸芯線B−Bに同芯に形成される。Jは燃料
噴射弁であり、その後端Jbは、燃料分配管5に挿入配
置される。この燃料分配管5には、図示せぬ燃料ポンプ
より昇圧された燃料が供給されるものでこの燃料が燃料
噴射弁J内へ供給される。
噴射弁Jは以下によって組みつけられる。まず、燃料分
配管5に燃料噴射弁Jの後端Jbをクッション部材6を
介して挿入配置する。次にスロットルボデー1の円筒支
持孔4A内に円筒リング状のシール部材7を挿入配置す
る。そして、かかる状態において燃料分配管5を備える
燃料噴射弁Jを支持孔4の長手軸芯線B−Bの延長線上
に配置し、しかる後に前記燃料噴射弁Jを長手軸芯線B
−Bに沿って支持孔4内へ挿入配置し、次いで燃料分配
管5をスロットルボデー1にネジ等の固定手段をもって
固定する。以上によると燃料噴射弁Jの先端Jaはシー
ル部材7内に挿入配置され、その後端Jbは燃料分配管
5に挿入配置され、もって燃料噴射弁Jはスロットルボ
デー1と燃料分配管5とによって挟持されて固定され
る。
ルボデーによると、燃料噴射弁Jをスロットルボデー1
へ組みつける為の作業時間が長くなり、製造コストを低
減できない。すなわち、スロットルボデー1に対する絞
り弁4、絞り弁4を絞り弁軸3に固定する為のネジ(図
示せず)等の部品は一般的に吸気路2の長手軸芯線A−
Aに沿って治具、工具を配置し、長手軸芯線A−Aの方
向より組みつけられる。一方、前記燃料噴射弁Jにあっ
ては、支持孔B−Bに沿う方向より組みつけが行なわれ
る。これは吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って燃料噴
射弁Jを移動させた場合、燃料噴射弁Jの先端Jaがリ
ング状のシール部材7、あるいは支持孔4に衝突するか
らである。以上によれは、スロットルボデー1に対する
部品の組みつけ方向は、軸芯線A−A方向と軸芯線B−
B方向との二方向から行なう必要があり、これによる
と、支持孔4を含むスロットルボデー1を第1位置から
第2位置へ移動させるか、若しくは治具、工具を第1位
置から第2位置へ移動させる必要がある。従って、第1
位置から第2位置へ移動させる時間を必要とすること。
及び移動させる為の移動手段を必要とすること。から製
造コスト高を招来する。
で、スロットルボデー1に対する燃料噴射弁Jの組みつ
け作業方向を吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って行な
うことにより、燃料噴射弁の組みつけ時間を短縮し、ス
ロットルボデーの製造コストを低減することを目的とす
る。
のスロットルボデーは、前記目的達成の為に、内部を吸
気路が貫通するとともに該吸気路が絞り弁にて開閉され
るスロットルボデーと、前記吸気路の長手軸芯線A−A
に対して角度X度をもって交差して穿設される燃料噴射
弁先端支持孔と、前記燃料噴射弁先端支持孔内に挿入配
置される燃料噴射弁とを備え、前記燃料噴射弁先端支持
孔の大気側の開口端部に前記燃料噴射弁先端支持孔の長
手軸芯線B−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度を
もって傾斜する円錐支持孔を設け、一方、燃料噴射弁の
先端に、その外側面が円錐支持孔に沿う傾斜面を有する
円錐シールリングを配置し、前記燃料噴射弁を燃料噴射
弁先端支持孔の長手軸芯線B−Bと平行に配置するとと
もに吸気路の長手軸芯線A−Aに沿って移動させること
により、その先端を円錐シールリングを介して燃料噴射
弁先端支持孔内に挿入配置したものである。
ルボデーの一実施例について図1、図2により説明す
る。尚、図3と同一構造部分については同一符号を使用
し説明を省略する。燃料噴射弁支持孔9(以下支持孔9
という)は、図3と同様に吸気路2の長手軸芯線A−A
に対してX度傾斜して形成される。そして先端は吸気路
2内に開口し、後端は大気に開口する。そして、前記支
持孔9の大気側の開口端部9Aには円錐支持孔10が形
成される。この円錐支持孔10は、支持孔9の長手軸芯
線B−Bに対してY度傾斜する傾斜面であり、前記角度
Y度は前記角度X度以上の角度をなす。尚、角度Y度と
角度X度は等しくてもよい。
の外周に装着されるリング状をなす円錐シールリングで
あり、その外側面は、円錐支持孔10の傾斜部に沿う傾
斜面11Aを成すもので、例えば、ゴム材料等の弾性材
料にて形成される。
ロットルボデー1は以下によって組みつけられる。第1
に燃料分配管5に対して燃料噴射弁Jの後端Jbをクッ
ション部材6を介して装着する。更に、燃料噴射弁Jの
先端Jaの外周に円錐シールリング11が装着される。
以上の如く、燃料噴射弁Jには、その後端Jbに燃料分
配管5が配置され、先端Jaに円錐シールリング11が
配置される。
ング11を備えた燃料噴射弁Jの長手軸芯線C−Cを支
持孔9の長手軸芯線B−Bと平行に配置する。この状態
は図1に示される。
吸気路2の長手軸芯線A−Aと平行に図1において左方
(D方向)に向かって移動させる。以上によると、燃料
噴射弁Jに装着される円錐シールリング11は、支持孔
9の円錐支持孔10内に挿入して配置され、かかる状態
において燃料分配管5がスロットルボデー1にステー等
によってネジ締め固定される。(尚、ステーネジは図示
されない。)以上述べた如く、燃料分配管5を含む燃料
噴射弁5を、吸気路2の長手軸芯線A−Aに沿って左方
へ移動することによって燃料噴射弁Jの先端Jaを支持
孔9内に配置できるのは以下による。 (1)支持孔9の開口部9Aに、X度以上の角度Y度を
有する円錐支持孔10を形成したこと。 (2)燃料噴射弁Jを支持孔9の長手軸芯線B−Bに平
行に配置し、その先端Jaに円錐支持孔10に沿う傾斜
面11Aを備える円錐シールリング11を配置したこ
と。によるものである。スロットルボデー1に燃料分配
管5を含む燃料噴射弁Jが配置された状態は図2に示さ
れる。尚、本実施例は単一のスロットルボデーについて
説明したが、スロットルボデー1が側方に複数配置され
る多連スロットルボデーに適用できる。
デーによると、スロットルボデーに吸気路の長手軸芯線
A−Aに対して角度X度をもって交差して穿設される燃
料噴射弁先端支持孔と、前記燃料噴射弁先端支持孔の大
気側の開口端部に燃料噴射弁先端支持孔の長手軸芯線B
−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度をもって傾斜
する円錐支持孔とを設け、一方、燃料噴射弁の先端に、
その外側面が円錐支持孔に沿う傾斜面を有する円錐シー
ルリングを配置したので、前記燃料噴射弁を燃料噴射弁
先端支持孔の長手軸芯線B−Bと平行に配置し、しかる
後に吸気路の長手軸芯線A−Aに沿って移動させること
により、その先端を円錐シールリングを介して燃料噴射
弁先端支持孔内に挿入配置できたものである。従って本
発明によれば、燃料噴射弁のスロットルボデーに対する
組みつけ方向を吸気路の長手軸芯線A−Aと同一方向と
できたので、スロットルボデーの位置を変更したり、治
具、工具の位置を変更する必要がなくなったもので、こ
れによって製造コストを大きく低減できたものである。
の一実施例を示す要部縦断面図であり、燃料分配管に燃
料噴射弁及び円錐シールリングを装着した状態を示す。
ロットルボデーに取付けられた状態を示す要部縦断面
図。
噴射弁が装着された状態を示す要部縦断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部を吸気路2が貫通するとともに該吸
気路が絞り弁Tにて開閉されるスロットルボデー1と、
前記吸気路2の長手軸芯線A−Aに対して角度X度をも
って交差して穿設される燃料噴射弁先端支持孔9と、前
記燃料噴射弁先端支持孔9内に挿入配置される燃料噴射
弁Jとを備え、前記燃料噴射弁先端支持孔9の大気側の
開口端部9Aに前記燃料噴射弁先端支持孔9の長手軸芯
線B−Bに対して前記角度X度以上の角度Y度をもって
傾斜する円錐支持孔10を設け、一方、燃料噴射弁Jの
先端Jaに、その外側面が円錐支持孔10に沿う傾斜面
11Aを有する円錐シールリング11を配置し、前記燃
料噴射弁Jを燃料噴射弁先端支持孔9の長手軸芯線B−
Bと平行に配置するとともに吸気路2の長手軸芯線A−
Aに沿って移動させることにより、その先端Jaを円錐
シールリング11を介して燃料噴射弁先端支持孔9内に
挿入配置したことを特徴とする燃料噴射装置におけるス
ロットルボデー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33198398A JP3757307B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 燃料噴射装置のスロットルボデー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33198398A JP3757307B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 燃料噴射装置のスロットルボデー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145595A true JP2000145595A (ja) | 2000-05-26 |
JP3757307B2 JP3757307B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=18249838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP33198398A Expired - Fee Related JP3757307B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 燃料噴射装置のスロットルボデー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3757307B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002073026A1 (de) * | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
WO2002100673A1 (de) * | 2001-06-12 | 2002-12-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung einer gasdichten durchführung eines kontaktes durch eine wandung und einrichtung zur durchführung eines elektrischen kontaktes durch eine wandung |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP33198398A patent/JP3757307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002073026A1 (de) * | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
US6921035B2 (en) | 2001-03-14 | 2005-07-26 | Robert Bosch Gmbh | Fuel injection valve |
WO2002100673A1 (de) * | 2001-06-12 | 2002-12-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung einer gasdichten durchführung eines kontaktes durch eine wandung und einrichtung zur durchführung eines elektrischen kontaktes durch eine wandung |
US6994589B2 (en) | 2001-06-12 | 2006-02-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for production of a gas-tight ducting for a contact through a wall and device for ducting an electrical contact through a wall |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3757307B2 (ja) | 2006-03-22 |
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