JP4794493B2 - 燃料噴射装置におけるスロットルボデー - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料が燃料ポンプによって昇圧され、この昇圧された燃料が燃料噴射弁を介して機関に向けて供給される燃料噴射装置に関し、そのうち特にそれぞれの燃料噴射弁が各吸気通路に向けて取着されるスロットルボデーに関する。
複数の吸気通路が側方に平行して隣設配置され、各吸気通路に向けて燃料噴射弁が取着されるスロットルボデーは、特許文献1に開示される。かかる特許文献1によると、第1燃料噴射弁は、スロットルボデーの一側壁に螺着される第1燃料分配管によりスロットルボデーの一側壁に挟持され、第2燃料噴射弁はスロットルボデーの他側壁に螺着される第2燃料分配管によりスロットルボデーの他側壁に挟持される。一方、第1燃料分配管には第1燃料通路ボス部から他側方に向けて第1燃料接続管部が突出して形成され、第2燃料分配管には、第2燃料通路ボス部から一側方に向けて第2燃料接続管部が突出して形成される。そして互いに対向して配置される第1燃料接続管部と第2燃料接続管部とは隣設するスロットルボデーの対向壁間において燃料連結管により接続される。以上によれば、第1燃料分配管に供給される燃料は、第1燃料分配管内に穿設される第1燃料通路を介して第1燃料噴射弁に向けて供給され、第2燃料噴射弁には、第1燃料通路、燃料連結管、第2燃料分配管に穿設される第2燃料通路を介して供給される。
特開2006−200382号公報
かかる従来のスロットルボデーにおける第1燃料分配管と第2燃料分配管との燃料の引き回し構造によると、スロットルボデーの組付性が劣り、その生産性を向上することができない。すなわち、燃料連結管は、第1燃料分配管がスロットルボデーの一側壁に螺着され、第2燃料分配管がスロットルボデーの他側壁に螺着され、両燃料分配管がスロットルボデーに固着された状態において、燃料連結管の一端が第1燃料接続管部に挿入接続され、燃料連結管の他端が第2燃料接続管部に挿入接続される。又、燃料連結管の一端外周には第1燃料接続管部に向けて第1締結部材がカシメ結合され、燃料連結管の他端外周には第2燃料接続管部に向けて第2締付部材がカシメ結合される。以上によれば、燃料連結管は、隣設される両スロットルボデーの狭い対向側壁の間において、第1及び第2燃料接続管部に挿入接続すること。及び第1、第2締付部材を第1及び第2燃料接続管部に向けてカシメ機によりカシメ結合すること。が要求されるもので、その作業性は困難であって多くの熟練を必要とする。又、燃料連結管が締付部材により燃料接続管部にカシメ結合されることによると燃料通路のメンテナンス時において、締付部材を狭い空間内において取外す必要があり、メンテナンス性の向上を達成することができない。
本発明になる燃料噴射装置におけるスロットルボデーは、前記課題に鑑み成されたもので、特に第1吸気通路と第2吸気通路とが側方に平行して隣設配置され、第1燃料噴射弁が第1吸気通路の一側壁に第1燃料分配管を介して挟持配置され、第2燃料噴射弁が第2吸気通路の他側壁に第2燃料分配管を介して挟持配置されるスロットルボデーにおいて、第1燃料分配管と第2燃料分配管との燃料の引回しを極めて簡単に行なうことができ、生産性の高いスロットルボデーを提供すること。及び燃料系統のメンテナンス性を向上すること。を目的とする。
本発明になる燃料噴射装置におけるスロットルボデーは、前記目的達成のために、第1吸気通路と第2吸気通路とが側方に平行して隣設配置され、第1吸気通路、第2吸気通路を横断する絞り弁軸に第1吸気通路を開閉する第1絞り弁と、第2吸気通路を開閉する第2絞り弁とが取着され、更に第1吸気通路の一側壁に、第1絞り弁より下流側の吸気通路に開口する第1燃料噴射弁が取着されるとともに第2吸気通路の他側壁に、第2絞り弁より下流側の吸気通路に開口する第2燃料噴射弁が取着されるV型機関用のスロットルボデーにおいて、第1燃料噴射弁を第1吸気通路の一側壁に向けて挟持する第1燃料分配管は、絞り弁軸の長手軸心線に沿う第1燃料分配路が穿設される第1分配筒部と、第1分配筒部から第1燃料噴射弁の後端部に向けて突出し、その突出端部から第1燃料分配路に連なる第1噴射弁挿入孔が穿設される第1噴射弁挿入筒部と、第1分配筒部に直交して他側に向けて突出し、その突出端部から第1燃料分配路に連なる第1接続孔が穿設される第1接続筒部とを備え、又、第2燃料噴射弁を第2吸気通路の他側壁に向けて挟持する第2燃料分配管は、絞り弁軸の長手軸心線に沿う第2燃料分配路が穿設される第2分配筒部と、第2分配筒部から第2燃料噴射弁の後端部に向けて突出し、その突出端部から第2燃料分配路に連なる第2噴射弁挿入孔が穿設される第2噴射弁挿入筒部と、第2分配筒部に直交して一側から他側に向けて突出し、その一側突出端部から第2燃料分配路を横断して他側突出端部に向けて第2接続孔が穿設される第2接続筒部とを備え、前記第1燃料分配管の第1噴射弁挿入孔に、第1燃料噴射弁の後端部を挿入することにより第1燃料噴射弁を第1吸気通路の一側壁に挟持するとともに第1接続筒部の突出端部に開口する第1接続孔を第1吸気通路と第2吸気通路との隣接対向空間であって且つ他側に向けて開口配置し、一方、前記第2燃料分配管の第2噴射弁挿入孔に第2燃料噴射弁の後端部を挿入することにより第2燃料噴射弁を第2吸気通路の他側壁に挟持するとともに第2接続筒部の一側突出端部に開口する第2接続孔を、前記第1接続孔に臨んで対向配置し、かかる状態において、第2接続筒部の他側突出端部から第2接続孔を介して第1接続筒部の第1接続孔に向けて燃料連絡管を挿入することにより第2燃料分配路と第1燃料分配路とを連絡するとともに第2接続筒部の他側突出端部に開口する第2接続孔を、一端が外部に向かって開口し、他端が第2燃料分配路に向かって開口する燃料流入路を備える燃料流入ジョイントにて閉塞したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記第1接続筒部に穿設される第1接続孔の孔径を第2接続筒部に穿設される第2接続孔の孔径より小径とし、前記燃料連絡管には、その一側端に、第1環状リングが嵌合配置される小径管部を形成するとともにその他側端に、第2環状リングが嵌合配置される大径管部を形成し、燃料連絡管の第1環状リングを備える小径管部を第1接続筒部の第1接続孔に挿入配置するとともに第2環状リングを備える大径管部を第2接続筒部の第2接続孔に挿入配置したことを第2の特徴とする。
更に、本発明は前記第1の特徴に加え、前記第1接続筒部に穿設される第1接続孔には、第1接続筒部の突出端部に臨む係止段部が形成されるとともに前記燃料流入ジョイントには、その内方に燃料流入路が穿設され、一側に臨む環状筒部が形成され、前記第1接続孔、第2接続孔内に挿入配置される燃料連絡管を、第1接続孔の係止段部と燃料流入ジョイントの環状筒部の一側端により挟持したことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、第1燃料分配管の第1接続孔と第2分配管の第2接続孔とは対向して配置され、燃料連絡管を第2接続孔を介して第1接続孔内に挿入配置することによって第1燃料分配管の第1燃料分配路と第2燃料分配管の第2燃料分配路とが流路接続される。又、第2燃料分配管の第2接続孔の開口は燃料流入路を備える燃料流入ジョイントにより閉塞保持される。従って、燃料連絡管及び燃料流入ジョイントは、他側から一側に向けて一直線上に挿入配置されること。及び隣接する両吸気通路の狭い隣接対向空間ではなく大きく開放される吸気通路の他側から燃料連絡管及び燃料流入ジョイントを第2接続孔、第1接続孔内に挿入できること。からその組付け性を大きく向上できて良好な生産性を達成しうる。又、燃料系統のメンテナンス時にあっては、燃料流入ジョイントを取外すことにより、燃料流入ジョイント、燃料連絡管を同一直線方向に引き抜くことができるのでメンテナンス性を大きく向上できる。又、燃料流入ジョイントは、燃料を各燃料分配路内へ供給する機能、及び第2接続孔の他側への開口を閉塞する機能を併せもつことができるので部品点数の増加が抑止される。
本発明の第2の特徴によると、燃料連絡管の小径管部と第1燃料分配管の第1接続孔との気密は締結部材を用いることなく第1環状リングによって良好に保持され、燃料連絡管の大径管部と第2燃料分配管の第2接続孔との気密は締結部材を用いることなく第2環状リングによって良好に保持される。そして、かかる第1環状リングを備える燃料連絡管の小径管部を第2燃料分配管の第2接続孔を介して第1燃料分配管の第1接続孔内に挿入配置する際、第1環状リングが第2接続孔によって圧縮されることなく第1接続孔内に挿入配置することができ、これによって燃料連絡管の挿入作業性を向上できるとともに第2接続孔による第1環状リングの損傷を確実に抑止できる。
本発明の第3の特徴によると、第1燃料分配管の第1接続孔内に挿入配置される燃料連結管の一側端は第1接続孔の係止段部に臨んで配置され、第2燃料分配管の第2接続孔内に挿入配置される燃料連結管の他側端は、第2接続孔内に挿入され、第2燃料分配管に螺着固定される燃料流入ジョイントに形成した環状筒部の一側端に臨んで配置される。以上によると、燃料連結管は、第1接続孔の係止段部と燃料流入ジョイントの環状筒部の一側端によって挟持することができ、燃料連結管を固定する為の格別な部材を用意する必要がない。又、燃料連結管それ自体にネジ等の固着手段を備えないので、燃料連結管は単に第1接続孔、第2接続孔に挿入配置すればよく、燃料流入ジョイントを外せば即座に燃料連結管を取り外すことができる。
以下、本発明になる燃料噴射装置におけるスロットルボデーの一実施例について図により説明する。図1は上部平面図。図2は図1のA−A線における要部縦断面図。図3は図1のB−B線における要部縦断面図。図4は図1のC−C線における要部縦断面図。である。1は第1スロットルボデー2を貫通する第1吸気通路であり、第1吸気通路1は、第1吸気通路1を横断し、第1スロットルボデー2に回転自在に支承された絞り弁軸Tに取着された第1絞り弁3によって開閉される。J1は第1吸気通路1の一側D(図1において下方)の一側壁1aに配置される第1燃料噴射弁であり、その先端部は第1絞り弁3より下流側の吸気通路1b内に向かって開口配置される。4は第2スロットルボデー5を貫通する第2吸気通路であり、第2吸気通路4は、第2吸気通路4を横断し、第2スロットルボデー5に回転自在に支承された絞り弁軸Tに取着された第2絞り弁6によって開閉される。(本例で絞り弁軸は一本軸で形成されるが、絞り弁軸を分割してもよい)J2は、第2吸気通路4の他側E(図1において上方)の他側壁4aに配置される第2燃料噴射弁であり、その先端部は第2絞り弁6より下流側の吸気通路4b内に向かって開口配置される。かかる第1吸気通路1と第2吸気通路4とは側方に平行して隣設配置されるもので両吸気通路1、4との間には隣設対向空間Kが形成される。いいかえると、隣設対向空間Kは、絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿って形成される。
10は第1燃料噴射弁J1を挟持する第1燃料分配管であり以下により形成される。10aは、図1において側方に延びて形成される第1分配筒部であり、第1分配筒部10a内には絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿う第1燃料分配路10bが穿設され、第1分配筒部10aの右側端10cに開口する第1燃料分配路10bは閉塞プラグ11によって閉塞される。又、10dは第1分配筒部10aの左側端10eの近傍から前記第1燃料噴射弁J1の後端部J1aに向かって突出して形成される第1噴射弁挿入筒部であり、その突出端部10fから第1燃料分配路10bに向けて第1噴射弁挿入孔10gが穿設される。(上記は図2により理解される。)又、10hは、第1分配部10aの略中間であって且つ第1分配筒部10aに直交して図1において他側Eに向かって突出形成される第1接続筒部であり、その他側Eの突出端部10kから第1燃料分配路10bに向けて第1接続孔10lが穿設される。又、かかる第1燃料分配管10には、その左側端近傍に、取付孔10mが穿設された第1取付鍔部10nが形成され(これは図2によく示される)その右側端近傍には取付孔10pが穿設された第2取付鍔部10rが形成される。(これは図3によく示される)
20は、第2燃料噴射弁J2を挟持する第2燃料分配管であり、以下により形成される。20aは、図1において側方に延びて形成される第2分配筒部であり、第2分配筒部20a内には、絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿う第2燃料分配路20bが穿設され、第2分配筒部20aの左側端20cに開口する第2燃料分配路20bは、閉塞プラグ21によって閉塞される。又、20dは、第2分配筒部20aの右側端20eの近傍から前記第2燃料噴射弁J2の後端部J2aに向かって突出して形成される第2噴射弁挿入筒部であり、その突出端部20fから第2燃料分配路20bに向けて第2噴射弁挿入孔20gが穿設される。(上記は図3により理解される)又、20hは、第2分配筒部20aの略中間であって、且つ第2分配筒部20aに直交して図1の一側Dから他側Eに向けて突出形成される第2接続筒部であり、その一側突出端部20kから他側突出端部20lに向けて第2接続孔20mが貫通して穿設される。尚、前記第2接続孔20mは第2燃料分配路20bを横断してこれに連絡される。又、かかる第2燃料分配管20には、その左側端近傍に、取付孔20nが穿設された第1取付鍔部20pが形成され、(これは図2によく示される)その右側端近傍に取付孔20rが穿設された第2取付鍔部20sが形成される。(これは図3によく示される)
40は燃料連絡管であって以下により形成される。燃料連絡管40は、管状をなしその一側端40aから他側端40bに向けて流路40cが貫通して穿設され、さらに一側端40aの近傍の外周には例えばゴムOリング、ゴム角リング等の第1環状リングR1が嵌合配置され、他側端40bの近傍の外周には、前記と同様の第2環状リングR2が嵌合配置される。
又、50は燃料流入ジョイントであり、一側Dに向かって突出する環状筒部50aと、外側方に向かって突出するジョイント部50bを備えるとともにその一側が環状筒部50aの一側端50c、環状筒部50aの側壁に開口し、他側がジョイント部50bの外側端50dに開口する燃料流入路50eとを備える。尚、R3は、前記環状筒部50aの外周に嵌合配置される第3環状リングである。
そして、前記第1燃料分配管10、第2燃料分配管20、燃料連絡管40、燃料ジョイント50は、以下によってスロットルボデーに組付けられる。尚、第1吸気通路1と第2吸気通路4とは側方に平行して隣設配置され、両吸気通路1、4が互いに対向する側壁との間には隣設対向空間Kが形成される。まず、第1吸気通路1の一側壁1aに第1燃料噴射弁J1の先端部J1bが挿入配置され、その後端部J1aに、第1燃料分配管10の第1噴射弁挿入筒部10dに穿設せる第1噴射弁挿入孔10gが挿入配置され、かかる状態において、第1取付鍔部10nに穿設せる取付孔10mを介してネジSが第1スロットルボデー2に螺着され、又第2取付鍔部10rに穿設せる取付孔10pを介してネジSが第2スロットルボデー5に螺着される。以上によって、第1燃料分配管10が第1スロットルボデー2、第2スロットルボデー5に螺着固定されるもので、これによって第1燃料噴射弁J1は、第1吸気通路1の一側壁1aと第1燃料分配管10とにより挟持される。(これは図2によく示される。)又、このとき第1燃料分配管10の、第1燃料分配路10b、第1分配筒部10aは共に絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿って配置される。又第1分配筒部10aに直交して形成された第1接続筒部10hは、前記隣設対向空間K内に配置され、且つ第1接続筒部10hの突出端部10kは他側Eに向けて配置される。従って第1接続筒部10hに穿設される第1接続孔10lは絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに直交し、且つ他側E(図1において上側)に向かって開口配置される。
次に第2吸気通路4の他側壁4aに第2燃料噴射弁J2の先端部J2bが挿入配置され、その後端部J2aに、第2燃料分配管20の第2噴射弁挿入筒部20dに穿設せる第2噴射弁挿入孔20gが挿入配置され、かかる状態において、第1取付鍔部20pに穿設せる取付孔20nを介してネジSが第1スロットルボデー2に螺着され、又第2取付鍔部20sに穿設せる取付孔20rを介してネジSが第2スロットルボデー5に螺着される。以上によって、第2燃料分配管20が第1スロットルボデー2、第2スロットルボデー5に螺着固定されるもので、これによって第2燃料噴射弁J2は、第2吸気通路4の他側壁4aと第2燃料分配管20とにより挟持される。(これは図3によく示される)又、このとき第2燃料分配管20の、第2燃料分配路20b、第2分配筒部20aは、共に絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿って配置される。又、第2分配筒部20aに直交して一側Dから他側Eに向けて突出形成される第2接続筒部20hは前記隣設空間Kに配置されるとともに第2接続筒部20hの一側突出端部20kは、前記第1接続筒部10hの突出端部10kに臨んで対向配置される。以上によると、第2燃料分配管20の第2接続筒部20hの一側突出端部20kから他側突出端部20lに向けて穿設される第2接続孔20mと第1燃料分配管10の第1接続筒部10hの突出端部10kに開口して穿設させる第1接続孔10lとは線Y−Y上に同芯配置される。
次に、第1吸気通路1、第2吸気通路4に対して螺着固定状態に配置された第1燃料分配管10と第2燃料分配管20とが以下によって燃料連絡される。第2接続筒部20hの他側突出端部20lに開口する第2接続孔20mから第1接続筒部10hの突出端部10kに開口する第1接続孔10l内に向けて燃料連絡管40が挿入されるもので、かかる挿入によると、燃料連絡管40の一側端40aが第1接続孔10l内に挿入配置され、燃料連絡管40の他側端40bが第2接続孔20m内に挿入配置され、このとき、燃料連絡管40の一側端40aの外周と第1接続孔10lとの気密は第1環状リングR1により保持され、燃料連絡管40の他側端40bの外周と第2接続孔20mとの気密は第2環状リングR2によって保持される。次に燃料流入ジョイント50の環状筒部50aが、第2接続筒部20hの他側突出端部20lに開口する第2接続孔20m内に挿入配置されるとともにその頭部50pによって第2接続孔20mの他側突出端部20lへの開口が閉塞される。そして、かかる状態において、燃料流入ジョイント50に嵌合配置される取付プレート60がネジSによって第2燃料分配管20に螺着固定される。
以上によって第1燃料分配管10、第2燃料分配管20に係わる燃料系統の組付が完了するもので、第1燃料分配管10の第1接続孔10lと第2燃料分配管20の第2接続孔20mとは燃料連絡管40をもって接続され、第2燃料分配管20の第2接続筒部20hの他側突出端部20lに開口する第2接続孔20mは燃料流入路50eを備える燃料流入ジョイント50によって閉塞される。
そして、かかる燃料系統において、燃料流入ジョイント50のジョイント部50bを介して燃料流入路50eに燃料が供給されると、第1には燃料流入路50e内の燃料は、第2接続孔20mを介して第2燃料分配路20b内に供給され、この燃料が第2燃料噴射弁J2へと供給される。又第2には燃料流入路50e内の燃料は、燃料連絡管40の流路40cを介して第1燃料分配管10の第1燃料分配路10b内に供給され、この燃料が第1燃料噴射弁J1へと供給される。
上述した本発明のスロットルボデーによると、第1燃料分配管10と第2燃料分配管20との燃料連絡作業を極めて短時間で且つ容易に行なうことができ、その生産性を大きく向上できる。これは、第1接続孔10l、第2接続孔20mに対して燃料連絡管40及び燃料流入ジョイント50をカシメ作業を要することなく一直線Y−Y上に挿入配置すること。及び燃料連絡管40及び燃料流入ジョイント50を、狭い隣設対向空間Kを介することなく障害物のない他側Eに開口する第2接続孔20m(具体的には他側突出端部20lに開口する第2接続孔20m)より挿入したこと。更には他側突出端部20lに開口する第2接続孔20mを、燃料流入路50eを備える燃料流入ジョイント50によって閉塞したこと。によるものである。又、本発明によると燃料系統のメンテナンス作業性を向上できる。すなわち、燃料ジョイント50を螺着するネジSをユルメることにより、燃料ジョイント50及び燃料連絡管40を一直線Y−Y上に引き出すことができ、これによって第1燃料分配路10bを第1接続孔10lを介して開放状態に保持でき、一方第2燃料分配路20bを第2接続孔20mを介して開放状態に保持できるからである。
再び図4に戻って説明すると、第1接続孔10lの孔径d1を第2接続孔20mの孔径d2より小径とし、更に燃料連絡管40の一側端40aには前記第1接続孔10lに挿入される小径管部40sが形成され、他側端40bには前記第2接続孔20mに挿入される大径管部40rが形成される。そして、前記第1環状リングが小径管部40sに嵌合配置され、第2環状リングR2が大径管部40rに嵌合配置される。かかる第1接続孔10lを備える第1燃料分配管10、第2接続孔20mを備える第2燃料分配管20、小径管部40s、大径管部40rを備える燃料連絡管40を用いることによると、燃料連絡管40の小径管部40sを第2接続孔20mを介して第1接続孔10lへ挿入する際、小径管部40sに嵌合配置される第1環状リングR1が第2接続孔20mによって圧縮されることがないので、燃料連絡管40の第1、第2接続孔10l、20mに対する挿入作業性を向上できるとともに特に第1環状リングR1の傷つき、噛み込みを抑止でき、気密保持性を良好に維持できる。
又、10vは第1接続筒部10hの突出端部10kに臨んで他側Eに向けて形成される係止段部であり、第1接続孔10lの図4における下方に形成された。そして、第1接続孔10l、第2接続孔20m内に挿入配置される燃料連絡管40の一側端40aを係止段部10vに対向配置し、他側突出端部20lに開口する第2接続孔20mを閉塞し第2燃料分配管20に螺着される燃料流入ジョイント50の環状筒部50aの一側端50cを、燃料連絡管40の他側端40bに対向配置される。上記によれば、燃料連絡管40の長手方向の移動は、第1燃料分配管10に形成される係止段部10vと、燃料流入ジョイント50の環状筒部50aの一側端50cによって規制することができ、格別新たな規制部材を用意する必要がない。
又、燃料流入ジョイント50は、燃料分配管内へ燃料を供給する燃料供給機能、第2接続孔20mの大気側への開口を閉塞する第2接続孔閉塞機能、燃料連絡管40の移動を規制する移動抑止機能の三機能を同時に備えるものであり部品の集約化を達成できる。
本発明になる燃料噴射装置におけるスロットルボデーの一実施例を示す上部平面図。 図1のA−A線における要部縦断面図。 図1のB−B線における要部縦断面図。 図1のC−C線における要部縦断面図。
符号の説明
1 第1吸気通路
1a 一側壁
4 第2吸気通路
4a 他側壁
10 第1燃料分配管
10a 第1分配筒部
10b 第1燃料分配路
10d 第1噴射弁挿入筒部
10g 第1噴射弁挿入孔
10h 第1接続筒部
20 第2燃料分配管
20a 第2分配筒部
20b 第2燃料分配路
20d 第2噴射弁挿入筒部
20g 第2噴射弁挿入孔
20m 第2接続孔
40 燃料連絡管
J1 第1燃料噴射弁
J2 第2燃料噴射弁

Claims (3)

  1. 第1吸気通路と第2吸気通路とが側方に平行して隣設配置され、第1吸気通路、第2吸気通路を横断する絞り弁軸に第1吸気通路を開閉する第1絞り弁と、第2吸気通路を開閉する第2絞り弁とが取着され、更に第1吸気通路の一側壁に、第1絞り弁より下流側の吸気通路に開口する第1燃料噴射弁が取着されるとともに第2吸気通路の他側壁に、第2絞り弁より下流側の吸気通路に開口する第2燃料噴射弁が取着されるV型機関用のスロットルボデーにおいて、第1燃料噴射弁J1を第1吸気通路1の一側壁1aに向けて挟持する第1燃料分配管10は、絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿う第1燃料分配路10bが穿設される第1分配筒部10aと、第1分配筒部10aから第1燃料噴射弁J1の後端部J1aに向けて突出し、その突出端部10fから第1燃料分配路10bに連なる第1噴射弁挿入孔10gが穿設される第1噴射弁挿入筒部10dと、第1分配筒部10aに直交して他側Eに向けて突出し、その突出端部10kから第1燃料分配路10bに連なる第1接続孔10lが穿設される第1接続筒部10hとを備え、又、第2燃料噴射弁J2を第2吸気通路4の他側壁4aに向けて挟持する第2燃料分配管20は、絞り弁軸Tの長手軸心線X−Xに沿う第2燃料分配路20bが穿設される第2分配筒部20aと、第2分配筒部20aから第2燃料噴射弁J2の後端部J2aに向けて突出し、その突出端部20fから第2燃料分配路20bに連なる第2噴射弁挿入孔20gが穿設される第2噴射弁挿入筒部20dと、第2分配筒部20aに直交して一側Dから他側Eに向けて突出し、その一側突出端部20kから第2燃料分配路20bを横断して他側突出端部20lに向けて第2接続孔20mが穿設される第2接続筒部20hとを備え、前記第1燃料分配管の第1噴射弁挿入孔10gに、第1燃料噴射弁J1の後端部J1aを挿入することにより第1燃料噴射弁J1を第1吸気通路1の一側壁1aに挟持するとともに第1接続筒部10hの突出端部10kに開口する第1接続孔10lを第1吸気通路1と第2吸気通路4との隣接対向空間Kであって且つ他側Eに向けて開口配置し、一方、前記第2燃料分配管の第2噴射弁挿入孔20gに第2燃料噴射弁J2の後端部J2aを挿入することにより第2燃料噴射弁J2を第2吸気通路4の他側壁4aに挟持するとともに第2接続筒部20hの一側突出端部20kに開口する第2接続孔20mを、前記第1接続孔10lに臨んで対向配置し、かかる状態において、第2接続筒部20hの他側突出端部20lから第2接続孔20hを介して第1接続筒部10hの第1接続孔10lに向けて燃料連絡管40を挿入することにより第2燃料分配路20bと第1燃料分配路10bとを連絡するとともに第2接続筒部20hの他側突出端部20lに開口する第2接続孔20mを、一端が外部に向かって開口し、他端が第2燃料分配路20bに向かって開口する燃料流入路50eを備える燃料流入ジョイント50にて閉塞したことを特徴とする燃料噴射装置におけるスロットルボデー。
  2. 前記第1接続筒部に穿設される第1接続孔10lの孔径d1を第2接続筒部20hに穿設される第2接続孔20mの孔径d2より小径とし、前記燃料連絡管には、その一側端40aに、第1環状リングR1が嵌合配置される小径管部40sを形成するとともにその他側端40bに、第2環状リングR2が嵌合配置される大径管部40rを形成し、燃料連絡管40の第1環状リングR1を備える小径管部40sを第1接続筒部10hの第1接続孔10lに挿入配置するとともに第2環状リングR2を備える大径管部40rを第2接続筒部20hの第2接続孔20mに挿入配置したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置におけるスロットルボデー。
  3. 前記第1接続筒部に穿設される第1接続孔10lには、第1接続筒部10hの突出端部10kに臨む係止段部10vが形成されるとともに前記燃料流入ジョイントには、その内方に燃料流入路50eが穿設され、一側Dに臨む環状筒部50aが形成され、前記第1接続孔、第2接続孔20m内に挿入配置される燃料連絡管40を、第1接続孔10lの係止段部10vと燃料流入ジョイント50の環状筒部50aの一側端50cにより挟持したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置におけるスロットルボデー。
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