JP3756986B2 - 横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置 - Google Patents

横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型交換時等の安全を確保する横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置に関する。
【0002】
【背景技術】
ダイカストマシンとしては、横型締縦射出方式、横型締横射出方式および縦型締縦射出方式とが知られている。
このうち、例えば横型締縦射出ダイカストマシンは、特開平07−051828公報に示されるように、固定ダイプレートに取り付けられた固定金型と、水平移動可能な移動ダイプレートに取り付けられた移動金型とを、型締装置で開閉できるようにしてある。また、固定金型と移動金型との分割面に沿って射出スリーブが取り付けられ、この射出スリーブの下方から射出装置を構成するプランジャチップによって溶湯をキャビティ内に加圧充填するようにしたものである。このようなダイカストマシンの運転は、作業者が電源を入れ、油圧ポンプを始動させ、それぞれの装置の油圧回路等を含む制御部を、操作盤の切り換えスイッチ等を操作して行っている。
【0003】
そして、このような横型締縦射出ダイカストマシンにおいて、金型の取り付け、取り外し、およびメンテナンス時等の作業は、型締装置によって金型を開いた後、プランジャチップを含む射出装置を金型から離すとともに下降させ、射出装置が邪魔とならないようにして行っていた。
【0004】
この際、作業者がダイプレート間あるいは移動金型と固定金型間に手等をいれる場合は、安全上必ず遵守すべき作業基準が決められていた。
例えば、(1)ダイプレート間等に上半身を入れる場合はポンプを止める。(2)ダイプレート間に全身を入れる場合は電源を切る。(3)油圧ポンプおよびサイクルの切換キースイッチの管理については、キーを抜き取る等である。
【0005】
また、この場合の型締装置の電気制御は、手動型締めの場合では、▲1▼サイクルの切換スイッチで手動モードを選択(キースイッチ)するとともに、▲2▼型締め切換スイッチの締モードを選択し、▲3▼始動押しボタン2個を同時に押し続けることにより動作し、▲4▼始動押しボタン2個の片方あるいは両方から手を離すと手動型締めは急停止するような構成となっていた。
さらに、射出装置の移動は、▲1▼サイクルの切換スイッチで手動モードを選択し(手動型締めに同じ)、▲2▼射出移動の各押しボタン(1個)を押している間だけ射出装置は移動する(昇降、前後)ように構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような従来技術でも、作業者が安全に関する作業標準を守っていれば問題はないし、万一、安全作業が守れなかった場合でも、型締装置および射出装置の移動に関して、何段階にもわたる手順を踏まなくてはならず、型締め作業時における作業者の安全性は確保されていたが、必ずしも充分ではなかった。
【0007】
本発明の目的は、金型交換作業およびメンテナンス時等における作業者の安全をより高度に確保する横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置は、固定金型と移動金型とを横方向に型締めする型締装置と、前記固定金型と移動金型との分割面に取り付けられた射出スリーブ、およびこの射出スリーブ内に上下方向に摺動自在に設けられこの射出スリーブ内に給送された溶湯を前記固定金型と移動金型との内部に形成されたキャビティ内に加圧充填する射出プランジャを含み構成された射出装置と、この射出装置を型開閉方向およびこの型開閉方向と直交する方向に移動させる射出移動装置とを備えた横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置であって、前記型締装置と前記射出移動装置とに油圧を供給可能に設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記射出移動装置と前記型締装置とで切り換える切換弁と、各装置を制御する操作盤と、を備え、前記操作盤は、前記切換弁を動作させて前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記射出移動装置と前記型締装置とで切換させるサイクル切換えキースイッチと、前記サイクル切換えキースイッチによる前記切換弁の切換動作によって前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記型締装置から前記射出移動装置に切り換えた状態において前記油圧ポンプの油圧を前記射出移動装置に供給させて前記射出装置を移動させるセレクト押しボタンと、を備えることを特徴とする。
【0009】
以上において、切換弁はどのようなものを使用してもよく、例えば、弁を手動で切換操作する手動操作弁、機械力で切換操作する機械式切換弁、パイロット油圧で切換操作するパイロット操作切換弁、電磁力で切換操作する電磁切換弁、電磁弁とパイロット弁とを組み合わせたパイロット形電磁切換弁等のうちから任意のものを選択して使用すればよい。
【0010】
このような本発明によれば、射出移動装置の油圧回路および型締装置の油圧回路と油圧ポンプとの間に切換弁を設けてあり、この切換弁を切り換えることにより、射出移動装置の運転時に、型締装置の運転を不能としたので、金型交換作業およびメンテナンス時等に、金型を開いた後、切換弁を射出移動装置を動作させる方に切り換えれば、型締装置が作動することはなく、これにより、作業者の安全をより高度に確保できる。
【0011】
本発明において、切換弁を電磁切換弁としてもよく、また、切換弁を、型締装置と射出装置との動作モードを選択することによって切り換えられるものとしてもよい。
このような本発明では、作業者の安全をより高度に確保できる他、操作が容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の横型締縦射出ダイカストマシン1は、固定金型13と移動金型15とを有する金型装置12を横方向に型締めする型締装置2を備えている。固定金型13と移動金型15との内部には、図2に示すようにキャビティ18が形成され、このキャビティ18には、金型の下方から射出装置3の射出シリンダ25によって溶湯が加圧充填されるようになっている。また、射出装置3は、射出移動装置4によって、型開閉方向Sおよびこの型開閉方向Sと直交する方向E,Dに移動可能となっている。
【0013】
図1に示すように、型締装置2には、この装置2を駆動させる型締装置用油圧回路2Aが接続され、射出装置3には、同様に射出装置用油圧回路3Aが、射出移動装置4には、射出移動装置用油圧回路4Aがそれぞれ接続されている。
そして、本実施形態の横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置1Aは、射出移動装置用油圧回路4Aおよび型締装置用油圧回路2Aと、油圧ポンプ5との間に切換弁6を設けて構成されている。
【0014】
まず、図1〜3に基づいて横型締縦射出ダイカストマシン1の構造を説明する。
型締装置2は、水平に配置された型締シリンダ10を備え、この型締シリンダ10が図示しない型締機構を作動させて移動ダイプレート16を移動させ、これにより、金型装置12の開閉を行うようになっている。
【0015】
金型装置12の固定金型13は固定ダイプレート14に取り付けられ、移動金型15は移動台9上に載せられた移動ダイプレート16に取り付けられている。また、移動ダイプレート16はタイバー17にガイドされ型開閉方向Sに移動自在となっており、かつ、型締装置2により移動金型15の開閉が行われる。
なお、固定ダイプレート14には、金型装置12を移動ダイプレート16および固定ダイプレート14に取り付ける際、セットした固定金型13と移動金型15とを位置決めするロケータ31が設けられている。
【0016】
固定金型13と移動金型15との分割面Aにはキャビティ18が形成されている。また、この分割面Aの下部には、射出スリーブ19の一端が嵌装され、この射出スリーブ19は穴付きボルト33で固定金型13に取り付けられている。
射出スリーブ19の側面には給湯口20が形成され、この給湯口20には、マウスピース21を介して配湯管22が接続されている。溶湯はこの配湯管22を通って電磁ポンプ23によって射出スリーブ19内に供給され、射出装置3を構成するプランジャチップ24で下方から押圧されてキャビティ18内に充填されるようになっている。そして、製品は型開き後に押し出しピン32によって押し出される。
なお、射出スリーブ19は金型分割面Aから分割した形状のものを用いてもよい(図示せず)。
【0017】
プランジャチップ24は、図3に示すように、上下方向に配置された射出用シリンダ25に接続され、この射出用シリンダ25は保持フレーム26に保持されている。保持フレーム26は、図3に示すように、射出用シリンダ25を挟んで配置された2本のタイロッド27の一端がナット34に連結されて支持されている。一方、タイロッド27の上端は、段付き形状の連結部27Aに形成され、この連結部27Aが、固定金型13と移動金型15との分割面Aの下側に形成された半円柱型の段付き係合孔41に着脱自在に係合可能となっている。従って、射出用シリンダ25は金型装置12から鉛直方向下方に懸架され、マシンフレーム29の内部の空間Sに収容されていることになる。このようなタイロッド27は、支持部材28の貫通孔28Aに上下方向に摺動自在に挿通されている。
そして、プランジャチップ24、2本のタイロッド27、保持フレーム26および射出用シリンダ25を含んで前記射出装置3が構成されている。
【0018】
支持部材28は、マシンフレーム29の内部に突出する肩部42に対してガイド部材30によって移動方向を型開閉方向Sにのみ規制されて移動可能となっている。
すなわち、支持部材28の一側面には、取付台43に取り付けられた横移動用シリンダ35のロッド35A先端が連結されており、横移動用シリンダ35の作動によって、支持部材28が型開閉方向Sに移動できるようになっている。
【0019】
保持フレーム26には昇降用シリンダ36が上下方向に配置されて設けられ、この昇降用シリンダ36のロッド36A先端が連結部材59を介して支持部材28に連結されている。従って、昇降用シリンダ36の作動によって保持フレーム26を含む射出装置3が昇降できるようになっている。
また、前記タイロッド27には、その先端の上限位置を位置決めするためのストッパカラー60と、下限位置を位置決めするためのストッパカラー61とが取り付けられている。
ここにおいて、横移動用シリンダ35、昇降用シリンダ36および支持部材28を含んで前記射出移動装置4が構成されている。
【0020】
図1に示すように、切換弁6としては、電磁力で切換操作を行う4ポート3ポジション両ソレノイドの電磁切換弁が使用されている。この電磁切換弁6は、型締装置用油圧回路2Aと、射出装置用油圧回路3Aと、射出移動装置用油圧回路4Aとにそれぞれ接続されており、これらの各回路2A,3A,4Aを含んで油圧装置45が形成され、この油圧装置45は、制御部46と電気的に接続されており、操作盤47の各動作モードを操作し、制御部46から出力される指令により制御されるようになっている。
【0021】
そして、電磁切換弁6では、(a)SOL37が励磁されたとき、油圧ポンプ5からの圧油は射出移動装置用油圧回路4Aに送られ、射出移動装置4の横移動用シリンダ35、昇降用シリンダ36を作動させるようになっている。
このとき、型締装置2の油圧回路2Aからの油はタンクポート39に接続されるため、型締装置2は動かないようになっており、つまり、射出装置の移動時には型締装置2を運転できないようになっている。
【0022】
図4に示すように、操作盤46には、サイクル切換えキースイッチ48等の各種動作モードが設けられ、サイクル切換えスイッチ48においては、手動モードM2 、切モードM3 、自動モードM4 、全自動モードM5 の他に、新たに射出移動モードM1 が設けられている。そして、これらの各モードM1 〜M5 を選択する場合、キー49を差し込み、かつ、所定のモード位置に回動させるようになっている。
【0023】
油圧ポンプ5のキースイッチ50には、入モードN1 、切モードN2 が設けられ、これらの各モードN1 ,N2 を選択する場合、キー51を差し込み、かつ、所定のモード位置に回動させるようになっている。そして、このような油圧ポンプ5の運転は、押しボタン52を押すことにより開始される。
移動型スイッチ54には、開モードP1 、閉モードP2 が設けられ、サイクル切換えキースイッチ48のM2 を選択後、スイッチをモードP2 に切り換え、2つの始動押しボタン55,55を同時に押すことにより型締装置2が型締めされる。また、型開きは開モードP1 に切り換えることにより行われる。
【0024】
横移動用シリンダ35と昇降用シリンダ36とは、射出移動モードM1 選択後、射出移動用のセレクト押しボタン56、および57によって操作されるようになっている。
すなわち、射出装置3を前進移動させる際は、セレクト押しボタン56を型開閉方向Sの前進(矢印B方向)に切り換えるとともに押せばよく、後退させる場合は、セレクト押しボタン56を後退(矢印C方向)に切り換えるとともに押せばよい。また、射出装置3を上昇させる場合は、セレクト押しボタン57を上昇(矢印D方向)に切り換えるとともに押せばよく、下降させる場合は、セレクト押しボタン57を下降(矢印E方向)に切り換えるとともに押せばよい。
【0025】
本実施の形態では、サイクル切換えキースイッチ48の射出移動モードM1 を選択すると、電磁切換弁6の(a)SOL37が励磁されるようになっている。また、サイクル切換えキースイッチ48の手動モードM2 を選択するとともに、移動型スイッチ54の締モードP2 を選択すると、(b)SOL38が励磁されるようになっており、さらに、サイクル切換えキースイッチ48の自動モードM4 、あるいは全自動モードM5 を選択した場合は、型閉、型開動作時のみ(b)SOL38が励磁されるようになっている。
【0026】
次に、図4に基づいて金型の取り付け、取り外しの操作手順のうち、まず、金型の取り外しから述べる。
サイクル切換えキースイッチ48の手動モードM2 を選択し、移動型スイッチ54の開モードP1 を選択すると移動金型15が開く。その後、射出装置3の射出スリーブ19を固定金型13に固定している穴付きボルト33を緩める。なお、射出スリーブが金型分割面Aから分割している場合には、この作業は不要である。
【0027】
そして、サイクル切換キースイッチ48の射出移動モードM1 を選択する。この時点で型締装置2は運転不能となる。次に、横移動用シリンダ35用のセレクト押しボタン56を後退C側に切り換えるとともに押した後、昇降用シリンダ36用のセレクト押しボタン57を下降E側に切り換えるとともに押して、射出装置3を金型装置12から離す。そして、油圧ポンプ5を切ってキー51を抜き、金型装置12の移動金型15、固定金型13をそれぞれのダイプレート16,13から取り外す。
【0028】
金型の取り付けは、上述と逆の動作により行う。
すなわち、移動ダイプレート16を開いた状態で、金型装置12を、固定ダイプレート14に設けられたロケータ31に載せて位置決めする。次に、移動ダイプレート16を固定ダイプレート14側に近づけ、両ダイプレート16,14で、セットした金型装置12を挟み込むとともに、固定および移動ダイプレート16,14にそれぞれ固定金型13、移動金型15を取り付ける。
この後、金型装置12を開き、昇降用シリンダ36用のセレクト押しボタン57を上昇D側に切り換えるとともに押して射出装置3を上昇させ、横移動用シリンダ35用のセレクト押しボタン56を前進B側に切り換えるとともに押して射出装置3を固定金型13に嵌装させ、タイロッド27を固定させる。次に、型締装置2により、移動ダイプレート16を移動させ移動金型15と固定金型13とを締めれば、射出準備完了となり、配湯管22を介して射出スリーブ19に送られた溶湯を、射出用シリンダ25を作動させることによりプランジャチップ24でキャビティ18に加圧充填して型成型が行われる。
【0029】
このような本実施の形態によれば次のような効果がある。
すなわち、射出移動装置4の油圧回路4Aおよび型締装置2の油圧回路2Aと油圧ポンプ5との間に電磁切換弁6を設けてあり、この電磁切換弁6をサイクル切換スイッチ48で射出移動に切り換えることにより、射出移動装置4の運転時に、型締装置2の運転を不能としたので、金型交換作業およびメンテナンス時等に、金型を開いた後、電磁切換弁6を切り換えれば、型締装置2が作動することはない。従って、万一、安全のための作業基準が遵守されないまま、金型交換等が行われても、金型装置12に挟まれたりすることはなく、これにより、作業者の安全をより高度に確保できるという効果がある。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置によれば、射出移動装置の油圧回路および型締装置の油圧回路と油圧ポンプとの間に切換弁を設けてあり、この切換弁を切り換えることにより、射出移動装置の運転時に、型締装置の運転を不能としたので、金型交換作業およびメンテナンス時等に、金型を開いた後、切換弁を切り換えれば、型締装置が作動することはなく、これにより、作業者の安全をより高度に確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置を示す全体図である。
【図2】本実施形態の横型締縦射出ダイカストマシンの要部を示す断面図である。
【図3】本実施形態の射出装置を取り付けた状態を移動金型側から見た側面図である。
【図4】本実施形態の横型締縦射出ダイカストマシンの動作を示す正面図である。
【図5】本実施形態の横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置における操作盤の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 横型締縦射出ダイカストマシン
2 型締装置
3 射出装置
4 射出移動装置
5 油圧ポンプ
6 切換弁(電磁切換弁)
12 金型装置
13 固定金型
15 移動金型
25 射出装置を構成する射出用シリンダ
35 射出移動装置を構成する横移動シリンダ
36 射出移動装置を構成する昇降用シリンダ
48 サイクル切換えキースイッチ
56 射出移動の型開閉方向の移動を行うセレクト押しボタン
57 射出移動の上昇、下降方向の移動を行うセレクト押しボタン
A 金型の分割面

Claims (2)

  1. 固定金型と移動金型とを横方向に型締めする型締装置と、
    前記固定金型と移動金型との分割面に取り付けられた射出スリーブ、およびこの射出スリーブ内に上下方向に摺動自在に設けられこの射出スリーブ内に給送された溶湯を前記固定金型と移動金型との内部に形成されたキャビティ内に加圧充填する射出プランジャを含み構成された射出装置と、
    この射出装置を型開閉方向およびこの型開閉方向と直交する方向に移動させる射出移動装置と
    を備えた横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置であって、
    前記型締装置と前記射出移動装置とに油圧を供給可能に設けられた油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記射出移動装置と前記型締装置とで切り換える切換弁と、
    各装置を制御する操作盤と、を備え、
    前記操作盤は、
    前記切換弁を動作させて前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記射出移動装置と前記型締装置とで切換させるサイクル切換えキースイッチと、
    前記サイクル切換えキースイッチによる前記切換弁の切換動作によって前記油圧ポンプの油圧の供給先を前記型締装置から前記射出移動装置に切り換えた状態において前記油圧ポンプの油圧を前記射出移動装置に供給させて前記射出装置を移動させるセレクト押しボタンと、を備える
    ことを特徴とする横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置。
  2. 請求項1に記載の横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置において、前記切換弁は電磁切換弁であることを特徴とする横型締縦射出ダイカストマシンの安全装置。
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