JPS582540Y2 - 簡易金型鋳造機 - Google Patents
簡易金型鋳造機Info
- Publication number
- JPS582540Y2 JPS582540Y2 JP1979018856U JP1885679U JPS582540Y2 JP S582540 Y2 JPS582540 Y2 JP S582540Y2 JP 1979018856 U JP1979018856 U JP 1979018856U JP 1885679 U JP1885679 U JP 1885679U JP S582540 Y2 JPS582540 Y2 JP S582540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- small diameter
- pressure
- liquid
- liquid passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧発生装置を使用せず、工場内において容易
に得られる圧力空気を動力源として使用する簡易な金型
鋳造機に関するものである。
に得られる圧力空気を動力源として使用する簡易な金型
鋳造機に関するものである。
金型鋳造機は開閉可能な金型内に形成されるキャビティ
に容易を充填して凝固させ、所望形状の製品を鋳造する
もので返るが、金型の型開きにはかなり大きな力を必要
とするため、従来の金型鋳造機においては金型の型開き
等のために油圧を利用していた。
に容易を充填して凝固させ、所望形状の製品を鋳造する
もので返るが、金型の型開きにはかなり大きな力を必要
とするため、従来の金型鋳造機においては金型の型開き
等のために油圧を利用していた。
しかし油圧を得るためには、モータ、油圧ポンプ等を備
えた油圧スタンドを必要とし、そのために設備コストが
非常に高くなってし寸う。
えた油圧スタンドを必要とし、そのために設備コストが
非常に高くなってし寸う。
本考案は高価な油圧スタンドを必要としない簡易で安価
な金型鋳造機を提供することを目的としてなされたもの
であり、斯る目的を達成するために、本考案は、開閉可
能な金型内に形成されたキャビティに溶湯を充填して凝
固させ、所望形状の製品を鋳造する金型鋳造機であって
、■下部に液体を貯溜した密閉容器であって圧力空気供
給源から供給される空気の圧力によってその液体を圧送
する液タンクと、■加圧液体が供給されることによって
金型を開く型開閉シリンダと、■大径部釦よび小径部を
有するピストンと、その大径部が嵌め入れられ前記圧力
空気供給源から供給される空気の圧力によってピストン
を駆動する大径室と、小径部が嵌め入れられるとともに
液体が充填され、小径部に加圧されることによって高圧
が発生させられる小径室とを備えた増圧器と、■型開閉
シリンダと小径室とを連通させる第1液体通路と、■液
タンクと小径室とを連通させ、小径部が加圧方向に移動
させられたとき小径部によって遮断される第2液体通路
と、■第1液体通路と第2液体通路との間に接続され、
第2液体通路に向う方向の流通を制限する逆止弁とを、
含むことを特徴とする。
な金型鋳造機を提供することを目的としてなされたもの
であり、斯る目的を達成するために、本考案は、開閉可
能な金型内に形成されたキャビティに溶湯を充填して凝
固させ、所望形状の製品を鋳造する金型鋳造機であって
、■下部に液体を貯溜した密閉容器であって圧力空気供
給源から供給される空気の圧力によってその液体を圧送
する液タンクと、■加圧液体が供給されることによって
金型を開く型開閉シリンダと、■大径部釦よび小径部を
有するピストンと、その大径部が嵌め入れられ前記圧力
空気供給源から供給される空気の圧力によってピストン
を駆動する大径室と、小径部が嵌め入れられるとともに
液体が充填され、小径部に加圧されることによって高圧
が発生させられる小径室とを備えた増圧器と、■型開閉
シリンダと小径室とを連通させる第1液体通路と、■液
タンクと小径室とを連通させ、小径部が加圧方向に移動
させられたとき小径部によって遮断される第2液体通路
と、■第1液体通路と第2液体通路との間に接続され、
第2液体通路に向う方向の流通を制限する逆止弁とを、
含むことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を示す図面に基いて更に詳細に説
明する。
明する。
第1図および第2図において、ベースフレーム1上には
可動型2を保持する可動型ダイベース3と固定型4を保
持する固定型ダイベース5とが配設されている。
可動型2を保持する可動型ダイベース3と固定型4を保
持する固定型ダイベース5とが配設されている。
可動型ダイベース3は、ベースフレーム1に設けられた
レール6上を移動する移動台車7に固定されても・す、
ベースフレーム1に固定の垂直フレーム8に取付けられ
た型開閉シリンダ9によって、ベースフレーム1に固定
の固定型ダイベース5に対して接近・離間させられる。
レール6上を移動する移動台車7に固定されても・す、
ベースフレーム1に固定の垂直フレーム8に取付けられ
た型開閉シリンダ9によって、ベースフレーム1に固定
の固定型ダイベース5に対して接近・離間させられる。
可動型2は、移動台車7上に前記レール6とは直角の方
向に配列された複数の可動型受はローラ11に支持され
るとともに、可動型ダイベース3に固定された一対の鉤
形ホルダ12にフランジ部2aを係合させられて、水平
方向に挿脱容易に取付けられている。
向に配列された複数の可動型受はローラ11に支持され
るとともに、可動型ダイベース3に固定された一対の鉤
形ホルダ12にフランジ部2aを係合させられて、水平
方向に挿脱容易に取付けられている。
可動型2には、押出しピン13a及び押出しピン定盤1
3b、から成る押出し具13が可動型2の移動方向と同
方向に移動可能に取付けられている。
3b、から成る押出し具13が可動型2の移動方向と同
方向に移動可能に取付けられている。
この押出し具13は、前記型開閉シリンダ9による型開
き行程の最終段階に釦いて垂直フレーム8に固定されて
いる押出し棒14に当接することによって作動させられ
、可動型2のキャビティ2bから製品を押出す作用を為
すものである。
き行程の最終段階に釦いて垂直フレーム8に固定されて
いる押出し棒14に当接することによって作動させられ
、可動型2のキャビティ2bから製品を押出す作用を為
すものである。
固定型4は、固定型ダイベース5に固定のブラケット1
5に取付けられた複数の固定型受はローラ16と固定型
ダイベース5に固定された一対の鉤形ホルダ17とによ
って、水平方向に挿脱容易に取付けられている。
5に取付けられた複数の固定型受はローラ16と固定型
ダイベース5に固定された一対の鉤形ホルダ17とによ
って、水平方向に挿脱容易に取付けられている。
固定型4にも押出し具13と同様な押出し具18が取付
けられているが、この押出し具18は固定型ダイベース
5に取付けられた押出しシリンダ19によって作動させ
られる。
けられているが、この押出し具18は固定型ダイベース
5に取付けられた押出しシリンダ19によって作動させ
られる。
押出し具18の押出しピン定盤18bには一対の鱗形ホ
ルダ21が取付けられる一方、押出しシリンダ19のピ
ストンロッドの先端にはフランジ19aが固設されてむ
り、固定型ダイベース5への装着に伴なって押出し具1
875咄動的に押出しシリンダ19に連結されるように
なっている。
ルダ21が取付けられる一方、押出しシリンダ19のピ
ストンロッドの先端にはフランジ19aが固設されてむ
り、固定型ダイベース5への装着に伴なって押出し具1
875咄動的に押出しシリンダ19に連結されるように
なっている。
可動型2と固定型4とは第2図に示すような位置合せキ
ー22によって相対位置を合わされるようになっており
、第2図に示すように閉じられた状態で可動、固定両型
のキャビテ2b 、4bによって形成されるキャビティ
に注湯口23から溶湯を注湯される。
ー22によって相対位置を合わされるようになっており
、第2図に示すように閉じられた状態で可動、固定両型
のキャビテ2b 、4bによって形成されるキャビティ
に注湯口23から溶湯を注湯される。
この金型鋳造機は第3図に示すような空気圧回路で作動
させられる。
させられる。
41は圧力空気供給源であり、本実施例に釦いては約4
kg/cIIQ の工場エヤ配管の接続口である。
kg/cIIQ の工場エヤ配管の接続口である。
42は密閉容器の下部にオイルが貯溜されたオイルタン
クであり、上方空間に圧力空気供給源41からの圧力空
気が供給される時、その圧力で下方のオイルを圧送する
。
クであり、上方空間に圧力空気供給源41からの圧力空
気が供給される時、その圧力で下方のオイルを圧送する
。
43は増圧器であり、受圧面積の異なったピストン44
を備え、大径側において圧力空気供給源41からの圧力
空気の圧力を受け、小径側にお−いてそれより高い油圧
を発生させる。
を備え、大径側において圧力空気供給源41からの圧力
空気の圧力を受け、小径側にお−いてそれより高い油圧
を発生させる。
即ち、第4図に詳しく示されるように、増圧器43は、
その内部に摺動可能に嵌合された大径部44a及び小径
部44bとから威るピストン44と、大径部44aが嵌
め入れられて圧力空気供給源41から圧力空気が供給さ
れる大径室43a143bと、小径部44bが嵌め入れ
られてオイルタンク42力・ら圧送されたオイルが充填
されている小径室43eとから構成されており、ピスト
ン44の大径部44a及び小径部44bの受圧面積の差
によって大径室43a内に供給された空気の圧力よりも
遥かに高い圧力が小径室43c内に発生させられるので
ある。
その内部に摺動可能に嵌合された大径部44a及び小径
部44bとから威るピストン44と、大径部44aが嵌
め入れられて圧力空気供給源41から圧力空気が供給さ
れる大径室43a143bと、小径部44bが嵌め入れ
られてオイルタンク42力・ら圧送されたオイルが充填
されている小径室43eとから構成されており、ピスト
ン44の大径部44a及び小径部44bの受圧面積の差
によって大径室43a内に供給された空気の圧力よりも
遥かに高い圧力が小径室43c内に発生させられるので
ある。
小径室43cには、型開閉シリンダ9に連通されている
第1液体通路70と、オイルタンク42に連通されてい
る第2液体通路T1とが接続されてかり、第2液体通路
γ1は、ピストン44が小径室430側(加圧側)へ移
動させられた時ピストン44の小径部44bによって遮
断されるようになっている。
第1液体通路70と、オイルタンク42に連通されてい
る第2液体通路T1とが接続されてかり、第2液体通路
γ1は、ピストン44が小径室430側(加圧側)へ移
動させられた時ピストン44の小径部44bによって遮
断されるようになっている。
そして、第1液体通路70と第2液体通路71との間に
は逆止弁72が配設され、第1液体通路70から第2液
体通路71へのオイルの流通が制限されている。
は逆止弁72が配設され、第1液体通路70から第2液
体通路71へのオイルの流通が制限されている。
45.46はタイマであり、それぞれ可変絞り弁45a
、46aによって流量を制御された空気がアキュムレ
ータ45b 、46bに貯積され、アキュムレータ45
b 、46b内の圧力が設定値に達した時切換え弁45
c 、46cが切換えられて限時動作を行なうように構
成されている。
、46aによって流量を制御された空気がアキュムレ
ータ45b 、46bに貯積され、アキュムレータ45
b 、46b内の圧力が設定値に達した時切換え弁45
c 、46cが切換えられて限時動作を行なうように構
成されている。
タイマ45は型閉じ終了後注湯及び凝固持ちの時間を設
定するためのものであり、タイマ46は型開き開始時に
ち・いて必ず押出しシリンダ19が増圧器43より僅か
に早く作動を開始するようにするためのものである。
定するためのものであり、タイマ46は型開き開始時に
ち・いて必ず押出しシリンダ19が増圧器43より僅か
に早く作動を開始するようにするためのものである。
47は起動操作用の手動切換えバルブであり、48.4
9.51.52.53 。
9.51.52.53 。
54及び60はパイロット式の切換えバルブである。
また切換えバルブ55.56.57及び58は、型開閉
シリンダ9のピストンロッドに固定されたドッグ59に
よって作動させられる。
シリンダ9のピストンロッドに固定されたドッグ59に
よって作動させられる。
実際には第3図に示した切換えバルブの外に、−サイク
ルの動作のうちの個々の動作を単独で行なわせるための
各個操作バルブ及びそれに付随する回路が設けられてい
るが、複雑さを避けるためにこれらについては図示及び
説明を省略する。
ルの動作のうちの個々の動作を単独で行なわせるための
各個操作バルブ及びそれに付随する回路が設けられてい
るが、複雑さを避けるためにこれらについては図示及び
説明を省略する。
次に作動を説明する。
切換えバルブ48.52.53及び54には常時圧力空
気供給源41からの圧力空気が導かれているが、作動初
期に釦いては切換えバルブ48が第3図に示すように左
側の状態にあり、かつ切換えバルブ55がドッグ59に
よって下側の状態に切換えられているため、切換えバル
ブ52が左側に切換えられて型開閉シリンダ9が収縮し
ており、かつ切換えバルブ53が左側に切換えられて押
出しシリンダ19も収縮状態にある。
気供給源41からの圧力空気が導かれているが、作動初
期に釦いては切換えバルブ48が第3図に示すように左
側の状態にあり、かつ切換えバルブ55がドッグ59に
よって下側の状態に切換えられているため、切換えバル
ブ52が左側に切換えられて型開閉シリンダ9が収縮し
ており、かつ切換えバルブ53が左側に切換えられて押
出しシリンダ19も収縮状態にある。
なお切換えバルブ54は左側の状態にあるため、増圧器
43のピストン44は後退位置にある。
43のピストン44は後退位置にある。
また起動操作用の切換えバルブ47には圧力空気が導か
れている。
れている。
この状態において起動操作用の切換えバルブ47が操作
され\ば、切換えバルブ48が右側へ切換えられ、その
結果切換えバルブ60.49及び51を経て導かれたパ
イロット圧によって切換えバルブ52が右側に切換えら
れ、型開閉シリンダ9が伸長させられて可動型2が固定
型4に向って移動させられる。
され\ば、切換えバルブ48が右側へ切換えられ、その
結果切換えバルブ60.49及び51を経て導かれたパ
イロット圧によって切換えバルブ52が右側に切換えら
れ、型開閉シリンダ9が伸長させられて可動型2が固定
型4に向って移動させられる。
この時、型開閉シリンダ9内のオイルは、第1液体通路
70、増圧器43の小径室43c、及び第2液体通路7
1を介してオイルタンク42内に戻される。
70、増圧器43の小径室43c、及び第2液体通路7
1を介してオイルタンク42内に戻される。
捷た切換えバルブ48の切換えによって切換えバルブ5
6に圧力空気が導かれる。
6に圧力空気が導かれる。
可動型2が固定型4に密着すると同時にドッグ59によ
って切換えバルブ56が下側の状態に切換えられ、その
結果切換えバルブ51が右側の状態に切換えられて、切
換えバルブ48,60及び49を経て導かれた圧力空気
がタイマ45に供給され、タイマ45が作動を開始する
。
って切換えバルブ56が下側の状態に切換えられ、その
結果切換えバルブ51が右側の状態に切換えられて、切
換えバルブ48,60及び49を経て導かれた圧力空気
がタイマ45に供給され、タイマ45が作動を開始する
。
タイマ45は通常3分程度にセットされ、この時間内に
溶湯が金型に注湯され凝固させられる。
溶湯が金型に注湯され凝固させられる。
タイマ45の切換えバルブ45cが切換えられる(タイ
ムアツプする)と、切換えバルブ57に圧力空気が導か
れるとともに、切換えバルブ53が右側の状態に切換え
られ、押出しシリンダ19が伸長する状態となる。
ムアツプする)と、切換えバルブ57に圧力空気が導か
れるとともに、切換えバルブ53が右側の状態に切換え
られ、押出しシリンダ19が伸長する状態となる。
またタイマ45のタイムアツプと同時にタイマ45から
タイマ46に圧力空気が供給され、タイマ46が作動を
開始する。
タイマ46に圧力空気が供給され、タイマ46が作動を
開始する。
タイマ46がタイムアツプすると切換えバルブ54が右
側の状態に切換えられ、増圧器43が作動を開始する。
側の状態に切換えられ、増圧器43が作動を開始する。
即ち、大径室43a内に圧力空気が供給されてピストン
44が小径室43c側に移動させられ、第2液体通路γ
1が小径部44bによって遮断される。
44が小径室43c側に移動させられ、第2液体通路γ
1が小径部44bによって遮断される。
そして、小径室43c内のオイルが小径部44bによっ
て加圧され、高い圧力のオイルが第1液体通路70を介
して型開閉シリンダ9に供給されるのである。
て加圧され、高い圧力のオイルが第1液体通路70を介
して型開閉シリンダ9に供給されるのである。
その結果型開閉シリンダ9には圧力空気供給源41から
供給される空気の圧力より遥かに高い圧力のオイルが供
給されることとなり、可動型2は大きな力で固定型4か
ら離間させられる。
供給される空気の圧力より遥かに高い圧力のオイルが供
給されることとなり、可動型2は大きな力で固定型4か
ら離間させられる。
またこの時点においては前述のように押出しシリンダ1
9も伸長する状態となっているため、可動型2と固定型
4との両方のキャビティ2b、4bK−4,たがって鋳
造された製品は、先ず固定型4のキャビテ4bから離脱
させられ、可動型2と共に移動することとなる。
9も伸長する状態となっているため、可動型2と固定型
4との両方のキャビティ2b、4bK−4,たがって鋳
造された製品は、先ず固定型4のキャビテ4bから離脱
させられ、可動型2と共に移動することとなる。
このようにして可動型2が小距離移動させられると、ド
ッグ59が、タイマ45のタイムアツプと同時に圧力空
気を導かれた状態となっている切換えバルブ57を一時
的に下側の状態に切換えるため、切換えバルブ49が右
側に、また切換えバルブ54が左側に切換えられ、増圧
器43の大径室43b内に圧力空気が供給されてピスト
ン44が後退させられる。
ッグ59が、タイマ45のタイムアツプと同時に圧力空
気を導かれた状態となっている切換えバルブ57を一時
的に下側の状態に切換えるため、切換えバルブ49が右
側に、また切換えバルブ54が左側に切換えられ、増圧
器43の大径室43b内に圧力空気が供給されてピスト
ン44が後退させられる。
しかし前述のタイマ45のタイムアツプと同時に切換え
バルブ52が左側に切換えられ、オイルタンク42に圧
力空気が供給される状態となっているため、オイルタン
ク42からオイルが逆止弁72を介して型開閉シリンダ
9に圧送され、ピストン44が後退しても可動型2は固
定型4からの離間を続ける。
バルブ52が左側に切換えられ、オイルタンク42に圧
力空気が供給される状態となっているため、オイルタン
ク42からオイルが逆止弁72を介して型開閉シリンダ
9に圧送され、ピストン44が後退しても可動型2は固
定型4からの離間を続ける。
この場合型開閉シリンダ9に供給されるオイルの圧力は
圧力空気供給源41の圧力と等しく、従って型開き力は
それ程大きくはないが、可動型2を保持している可動型
ダイベース3が前述のようにレール6上を走行する移動
台車7によって支持されているため、可動型2は小さな
力で軽快に移動するのである。
圧力空気供給源41の圧力と等しく、従って型開き力は
それ程大きくはないが、可動型2を保持している可動型
ダイベース3が前述のようにレール6上を走行する移動
台車7によって支持されているため、可動型2は小さな
力で軽快に移動するのである。
可動型2が更に後退して、押出し具13が押出し棒14
に当接する寸前の状態になった時、ドッグ59が、前述
の切換えバルブ49の切換えの結果圧力空気を導かれた
状態となっている切換えバルブ58を一時的に下側の状
態に切換える。
に当接する寸前の状態になった時、ドッグ59が、前述
の切換えバルブ49の切換えの結果圧力空気を導かれた
状態となっている切換えバルブ58を一時的に下側の状
態に切換える。
その結果切換えバルブ60が右側に切換えられ、更に切
換えバルブ54が右側に切換えられて再び増圧器43が
作動させられる。
換えバルブ54が右側に切換えられて再び増圧器43が
作動させられる。
従って型開閉シリンダ9は強い力で収縮することとなり
、可動型2と共に移動して来た製品は押出し棒14及び
押出し具13によって可動型2のキャビティ2bから強
い力で離脱させられる。
、可動型2と共に移動して来た製品は押出し棒14及び
押出し具13によって可動型2のキャビティ2bから強
い力で離脱させられる。
なお前述の切換えバルブ60の切換えによって切換えバ
ルブ49及び51が左側の状態に復帰させられ、切換え
バルブ52は左側の状態に保持される。
ルブ49及び51が左側の状態に復帰させられ、切換え
バルブ52は左側の状態に保持される。
更に型開閉シリンダ9が収縮してドッグ59が切換えバ
ルブ55を下側に切換えれば、切換えバルブ48が左側
に切換えられ、切換えバルブ54が左側に切換えられて
増圧器43のピストン44が後退させられるとともに、
切換えバルブ60が左側に、寸た切換えバルブ53が左
側に切換えられて押出しシリンダ19が収縮させられる
。
ルブ55を下側に切換えれば、切換えバルブ48が左側
に切換えられ、切換えバルブ54が左側に切換えられて
増圧器43のピストン44が後退させられるとともに、
切換えバルブ60が左側に、寸た切換えバルブ53が左
側に切換えられて押出しシリンダ19が収縮させられる
。
また起動操作用の手動切換えバルブ47には圧力空気が
導かれた状態となって、全てが当初の状態に復帰させら
れ、−サイクルの作動が終了する。
導かれた状態となって、全てが当初の状態に復帰させら
れ、−サイクルの作動が終了する。
本実施例の金型鋳造機においては以上詳述したように起
動操作用の手動切換えバルブ47−個を操作すれば、あ
とは全く自動的に−サイクルの作動が行なわれるため、
作業性が極めて優れている。
動操作用の手動切換えバルブ47−個を操作すれば、あ
とは全く自動的に−サイクルの作動が行なわれるため、
作業性が極めて優れている。
しかもそのためのシーケンス回路が全べて空気圧回路に
よって構成されているため、電気的なシーケンス回路に
比較して遥かに安価に製作し得る特長を備えている。
よって構成されているため、電気的なシーケンス回路に
比較して遥かに安価に製作し得る特長を備えている。
しかし−サイクルの各動作を手動切換えバルブの操作に
よって行なうようにすることも可能であり、電気的なシ
ーケンス回路を使用した自動金型鋳造機とすることも勿
論可能である。
よって行なうようにすることも可能であり、電気的なシ
ーケンス回路を使用した自動金型鋳造機とすることも勿
論可能である。
また前記実施例においては型開き時に製品が必ず可動型
2側に付くようにするために押出しシリンダ19を使用
したが、製品の形状によって必ず可動型2側に付くこと
が決寸っでいる場合には押出しシリンダ19及び押出し
具18は不用である。
2側に付くようにするために押出しシリンダ19を使用
したが、製品の形状によって必ず可動型2側に付くこと
が決寸っでいる場合には押出しシリンダ19及び押出し
具18は不用である。
捷た前記実施例においては、−個の増圧器43が、製品
を固定型4から離脱させるためと、可動型2から離脱さ
せるためとの両方に使用されていたため、装置が簡単と
なって設備コストが低減する効果が生じたが、それぞれ
専用の増圧器を設けることも勿論可能であり、また製品
の形状によって固定型4からの離脱が容易である場合に
は、固定型から製品を離脱させるために増圧器を使用す
る必要はなくなる。
を固定型4から離脱させるためと、可動型2から離脱さ
せるためとの両方に使用されていたため、装置が簡単と
なって設備コストが低減する効果が生じたが、それぞれ
専用の増圧器を設けることも勿論可能であり、また製品
の形状によって固定型4からの離脱が容易である場合に
は、固定型から製品を離脱させるために増圧器を使用す
る必要はなくなる。
更に前記実施例においては増圧器として、圧力空気供給
源41から供給される圧力空気によって作動させられる
形式の増圧器43を使用したが、空気圧力を一旦油圧等
の液圧力に変換し、その液圧力によって増圧器を作動さ
せるようにすることも可能である。
源41から供給される圧力空気によって作動させられる
形式の増圧器43を使用したが、空気圧力を一旦油圧等
の液圧力に変換し、その液圧力によって増圧器を作動さ
せるようにすることも可能である。
以上の他にも本考案の趣旨を逸脱することなく種々の変
形、改良を行ない得ることは勿論であり、本考案はそれ
らをも包含するものとして解釈されるべきものである。
形、改良を行ない得ることは勿論であり、本考案はそれ
らをも包含するものとして解釈されるべきものである。
本考案は以上詳記したように、金型鋳造機に釦いて特に
大きな作動力を必要とするのは製品離型時であることに
着目し、この時期には増圧器を使用して大きな作動力を
得るようにすることによって、従来は油圧作動に限られ
ていた金型鋳造機を空気圧作動としたものであり、その
結果金型鋳造機の設備コストにち・いて大きなウェイト
を占める油圧スタンドを不用とし、しかも高圧液体を切
り換るための耐圧の大きい高価な切換弁を型開閉シリン
ダ、液タンク、及び増圧器の間に接続したり、その切換
弁を制御することが全く不要となるので、金型鋳造機を
簡易で安価なものとする優れた効果を奏するものである
。
大きな作動力を必要とするのは製品離型時であることに
着目し、この時期には増圧器を使用して大きな作動力を
得るようにすることによって、従来は油圧作動に限られ
ていた金型鋳造機を空気圧作動としたものであり、その
結果金型鋳造機の設備コストにち・いて大きなウェイト
を占める油圧スタンドを不用とし、しかも高圧液体を切
り換るための耐圧の大きい高価な切換弁を型開閉シリン
ダ、液タンク、及び増圧器の間に接続したり、その切換
弁を制御することが全く不要となるので、金型鋳造機を
簡易で安価なものとする優れた効果を奏するものである
。
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠正面図である
。 第2図は第1図に示した装置の金型周辺を一部切欠いて
示す斜視図である。 第3図は第1図は第1図に示した装置を作動させるため
の空気圧回路である。 第4図は第3図の増圧器の構成を示す断面図である。 1・・・・・・ベースフレーム、2・・・・・・可動型
、3・・・・・・可動型ダイベース、4・・・・・・固
定型、5・・・・・・固定型ダイベース、6・・・・・
・レール、7・・・・・・移動台車、9・・・・・・型
開閉シリンダ、13,18・・・・・・押出し具、19
・・・・・・押出しシリンダ、41・・・・・・圧力空
気供給源、42・・・・・・オイルタンク、43・・・
・・・増圧器、45.46・・・・・・タイマ、47・
・・・・・起動操作用手動切換えバルブ、48.49.
51.52.53 。 54.60・・・・・・パイロット式切換えバルブ、5
5.5695γ、58・・・切換えバルブ、59・・・
ドッグ。
。 第2図は第1図に示した装置の金型周辺を一部切欠いて
示す斜視図である。 第3図は第1図は第1図に示した装置を作動させるため
の空気圧回路である。 第4図は第3図の増圧器の構成を示す断面図である。 1・・・・・・ベースフレーム、2・・・・・・可動型
、3・・・・・・可動型ダイベース、4・・・・・・固
定型、5・・・・・・固定型ダイベース、6・・・・・
・レール、7・・・・・・移動台車、9・・・・・・型
開閉シリンダ、13,18・・・・・・押出し具、19
・・・・・・押出しシリンダ、41・・・・・・圧力空
気供給源、42・・・・・・オイルタンク、43・・・
・・・増圧器、45.46・・・・・・タイマ、47・
・・・・・起動操作用手動切換えバルブ、48.49.
51.52.53 。 54.60・・・・・・パイロット式切換えバルブ、5
5.5695γ、58・・・切換えバルブ、59・・・
ドッグ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 開閉可能な金型内に形成されたキャビティに溶湯を充填
して凝固させ、所望形状の製品を鋳造する金型鋳造機で
あって、 下部に液体を貯溜した密閉容器であって圧力空気供給源
から供給される空気の圧力によって該液体を圧送する液
夕/りと、 加圧液体が供給されることによって前記金型を開く型開
閉シリンダと、 大径部釦よび小径部を有するピストンと、該大径部が嵌
め入れられ前記圧力空気供給源から供給される空気の圧
力によって該ピストンを駆動する大径室と、該小径部が
嵌め入れられるとともに液体が充填され、該小径部に加
圧されることによって高圧が発生させられる小径室とを
備えた増圧器と、 前記型開閉シリンダと前記小径室とを連通させる第1液
体通路と、 前記液タンクと前記小径室とを連通させ、前記小径部が
加圧方向に移動させられたとき該小径部によって遮断さ
れる第2液体通路と、 前記第1液体通路と第2液体通路との間に接続され、該
第2液体通路に向う方向の流通を制限する逆止弁と を、含むことを特徴とする簡易金型鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979018856U JPS582540Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 簡易金型鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979018856U JPS582540Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 簡易金型鋳造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122965U JPS55122965U (ja) | 1980-09-01 |
JPS582540Y2 true JPS582540Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=28846892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979018856U Expired JPS582540Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 簡易金型鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582540Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232917A (ja) * | 1984-04-11 | 1985-11-19 | Hitachi Ltd | レジンモ−ルド装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51117123A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-15 | Asahi Dow Ltd | Method and apparatus to tighten metal mould |
-
1979
- 1979-02-15 JP JP1979018856U patent/JPS582540Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51117123A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-15 | Asahi Dow Ltd | Method and apparatus to tighten metal mould |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122965U (ja) | 1980-09-01 |
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