JP3756318B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージスキャナを有する、ディジタル複写機、ファクシミリ、電子ファイル装置等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像出力機器の印字方式として、電子写真プロセスが利用されている。この電子写真プロセスでは、画像の出力解像度は400dpi〜600dpiのものが増加する傾向にあり、入力側のスキャナ解像度も400dpi〜600dpiとなっている。これらの解像度の向上に伴い、取り扱う画像データのサイズも増大している。
【0003】
例えば、ディジタル複写機では、文字や線画のように解像度が重視される画像データと、写真やカラー画像のように階調性が重視される中間調の画像データと、を忠実に再現するため、図2(a)に示すように、スキャナ1で読み取った多値画像をそのまま多値化処理部20にて処理し、多値プロッタ7aにて出力する構成を採用するものがある。この構成では、多値データのまま処理するので、それに要するメモリ容量は解像度に比例して増大する。なお、一旦メモリ6に蓄積して出力するメモリコピーやメモリソート等の編集処理を行うためには、さらに多くのメモリ容量を必要である。
【0004】
これに対し、頻度の少ない写真画像処理のために多値処理部20を有することは不要であると考え、図2(b)に示すように、スキャナ1で読み取った画像を2値画像に変換して2値化処理部2にて処理し、2値プロッタ7bにて出力する構成もある。この構成では、文字や線画部分の解像度と写真やカラー画像部分の階調性とを両立させるには、像域分離処理で画像を文字・線画等の線図画像領域と写真等の階調画像領域に分割し、それぞれに最適な2値化処理を行い、判定結果に応じてそれぞれの画像を選択出力する必要がある。この際、2値データを用いるので、メモリ容量は削減できるが像域分離処理が複雑になり、その像域分離処理において誤分離が生じると、その部分の画像が大きく乱れるという問題がある。
【0005】
一方、入力側の解像度が400dpi〜600dpiの場合には、図3に示すように、文字や線画部分を2値化処理した画像(図3(a))と誤差拡散処理した画像(図3(b))との差が、それらの画像の差分画像(図3(c))に示すように極めて小さいことがち知られている。そこで、これを利用して2値画像における線図画像領域と階調画像領域を正確に分離することが考えられる。なお、図3(c)において、黒く塗りつぶされた部分(黒画素)が、両画像が重なる部分の差分データを示す。このように差分データにおける黒画素量が少ないので、誤分離が生じてもその部分の画像が大きく乱れることはない。
【0006】
さらに、現在市場に流通しているファクシミリの画像解像度は、200dpi程度のものが多く、また、パーソナルコンピュータで使用されるスキャナも300dpi程度の解像度である。ファクシミリは、スキャナで読み取った画像を2値画像に変換して送受信し、パーソナルコンピュータで用いるスキャナも文書の保管や蓄積を目的とする場合は低解像度の2値画像に変換して保存することが多い。すなわち、低解像度の画像についても、線図画像領域と階調画像領域を分離し、それぞれに最適な2値化処理を施すことが望ましい。
【0007】
なお、この種の装置として関連するものには、例えば、特開平7−121692号公報がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、入力側の解像度が400dpi〜600dpiの場合には、文字や線画部分を2値化処理した画像と誤差拡散処理した画像との差が極めて小さいことを利用して、2値画像における線図画像領域と階調画像領域を正確に分離することが考えられる。しかしながら、この方法を200dpi程度の低解像度の2値画像に適用した場合には、図4に示すように、文字や線画部分を2値化処理した画像(図4(a))と誤差拡散処理した画像(図4(b))との差が、それらの)の差分画像(図4(c))に示すように、極めて大きくなるので、それらの部分の分離精度が低下し、線図画像領域と判別されるべき領域が階調画像領域として判別され、誤差拡散処理された画像で出力されてしまう恐れがある。また、領域の境界部分で誤分離が生じた場合は、解像度が低い分、誤分離部分が目立つという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、このような問題点を改善し、入力画像の解像度によらず画像の像域分離処理を正確に行い、出力画像の品質を向上させることが可能な画像処理装置を提供することにある。より具体的には、本発明の目的は、文字・線画画像(=線図画像)のエッジ部分の誤判定を減少することが可能な画像処理装置を提供することにある。また、本発明の目的は、前記に加え、写真画像(=階調画像)の画質を向上させることが可能な画像処理装置を提供することにある。さらに、本発明の目的は、前記に加え、写真画像領域(階調画像領域)をディザ処理で2値化し、階調画像の画質をより向上させることが可能な画像処理装置を提供することにある。さらに、本発明の目的は、前記に加え、像域分離精度をより向上させることが可能な画像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、前記多値画像データを疑似中間調処理によって2値化し、疑似中間調データを得る中間調処理部と、前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、同一の多値画像データを前記2値化処理部及び中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、前記2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、を有することを特徴とする。
【0011】
また、前記目的を達成するため、本発明は、入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第1の中間調処理部と、前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化する際、第1の中間調処理部と異なる演算マトリクス係数を使用する第2の中間調処理部と、前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、同一の多値画像データを前記2値化処理部及び第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、同一の多値画像データを前記2値化処理部又は第1の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、を有することを特徴とする。
【0012】
また、前記目的を達成するため、本発明は、入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第1の中間調処理部と、前記多値画像データをディザ処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第2の中間調処理部と、前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、同一の多値画像データを前記2値化処理部及び第1の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、同一の多値画像データを前記2値化処理部又は第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、を有することを特徴とする。
【0013】
さらに、前記エッジ検出部には、エッジ検出におけるフィルタ処理に使用するフィルタの係数を複数用意し、前記多値画像データの入力画像解像度に応じて前記係数を切り替えるようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面を用いて説明する。本実施形態における画像処理装置は、図示していないCPU、画像処理専用の画像処理プロセッサ、前記CPU及び画像処理プロセッサの制御プログラムと必要データを記憶するためのメモリ(RAM、ROM)、画像データを蓄積するためのハードディスク装置等のメモリ、イメージスキャナ等の画像入力装置、及びハードコピー装置等の画像出力装置から構成される。
【0015】
《第1の実施の形態》本実施形態は、請求項1記載の発明の一実施形態を示すものである。図1において、スキャナ1は、図示していないコンタクトガラスあるいはスリットガラス上の読み取り位置に載置された原稿を光学的に走査してその反射光をCCDラインセンサにて読み取り、それを増幅してA/D変換し、多値の画像データに変換する画像入力装置であって、その解像度は200dpiである。
【0016】
また、プロッタ7は、メモリ6に蓄積された読み取り画像データ、あるいは像域分離処理部40からの読み取り画像データを直接、記録紙上に印刷する電子写真方式のハードコピー装置である。すなわち、プロッタ7は、前記読み取り画像データを図示していない感光体ドラム上に書き込んで静電潜像を形成し、それにトナーを付着させて現像し、現像されたトナー像を記録紙に転写して定着するものであって、スキャナ1から入力された読み取り画像データは、出力側の解像度200dpiの2値画像データとして記録紙に印刷される。なお、メモリ6は、画像データ処理又は処理後の画像データを蓄積するためのもので、1画素当り1ビットの容量を持つ。
【0017】
また、2値化処理部2、誤差拡散処理部3、像域分離処理部(領域判定部4、画像選択部5、エッジ検出部8を含む)40は、前記画像処理プロセッサに含まれる。その2値化処理部2は、スキャナ1で読み込まれた多値画像を入力し、それが予め設定された一定の閾値を超えるか否かで単純に2値化し、2値画像データ(2値化データ)に変換する。
【0018】
また、誤差拡散処理部3(=中間調処理部)は、スキャナ1で読み込まれた多値画像データを入力し、公知の差拡散処理を用いて誤差拡散処理データ(=疑似中間調データ)として2値化する。
また、エッジ検出部8は、注目画素が線図画像のエッジ部分にあるかを判定し、エッジ画素を検出する。まず、スキャナ1で読み込まれた多値画像に対して、図5に示すフィルタ処理部(M×Nマトリクス81a、絶対値回路81bを含む)81で図6に示すエッジ検出フィルタを用い、コンボリューション演算を行う。すなわち、注目画素とその周辺画素の濃度値と前記エッジ検出フィルタの係数とで積和演算を行い、図6に示す係数(=1)を乗じて正規化する。この積和演算の結果は、正負の数になるので、絶対値をとり、フィルタ処理部81の出力値とする。次に、判定部82でフィルタ処理部81の出力値と予め設定されたスレッシュ値とを比較し、その出力値がスレッシュ値よりも大きい場合はエッジ画素と判定し、それ以外は非エッジ画素と判定する。こうして検出されたエッジ部分を黒画素で表したものが図7である。
【0019】
また、領域判定部4は、2値化処理部2からの2値画像データ、誤差拡散処理部3からの誤差拡散画像データ、及びエッジ検出部8のエッジ検出結果を基にして、対象画像の注目画素が線図画像領域に含まれるか、あるいは階調画像領域に含まれるかを判定する。ここで、前記2値画像データ、誤差拡散画像データ、及びエッジ検出結果による領域判定方法について述べる。文字等の線図画像を画像解像度200dpiで読み取った画像データは、2値化処理部2により2値化すると、前述の図4(a)に示したような2値画像データとなり、誤差拡散処理部3により前記画像データを2値化すると、図4(b)に示したような誤差拡散画像データとなる。これらの差分をとって重なる画素を白画素とすると、図4(c)に示したようになる。すなわち、同様の操作を高解像度のスキャナで読み取った画像データに施した場合(図3(c))に比べると、図4(c)では黒画素(重ならない画素)が目立ち、このような差分データを基に領域判定を行うと、線図画像領域と階調画像領域の分離精度が低下し、特に各領域の境界部分が誤分離されると、入力画像を忠実に再現することが難しい。そこで、本実施形態においては、各領域の境界部分を正確に分離するため、エッジ検出部8のエッジ検出結果がエッジ画素を検出した場合には、全て線図画像領域と判定する。なお、写真等の階調画像を読み取った画像データは、2値化処理部2により2値化すると、図8(a)のように白黒画素がそれぞれ大きな領域でまとまった2値画像データとなり、誤差拡散処理部3により前記画像データを2値化すると、図8(b)のように白黒画素が短い周期で交互に繰り返される誤差拡散画像データとなる。これらの差分をとって重なる画素を白画素とすると、図8(c)のように、多くの黒画素が散在する差分データとなる。
【0020】
このことから、領域判定部4は、エッジ検出部8がエッジ画素を検出した場合は、注目画素を線図画像領域と判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも大きい場合は、注目画素は階調画像領域を形成する画像データであると判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも小さい場合には、注目画素は線図画像領域を形成する画像データであると判定する。
【0021】
なお、領域判定部4は、図9のように、2値化処理部2からの2値画像データと誤差拡散処理部3からの誤差拡散画像データとの差分をとる差分検出部41と、判定対象の注目画素周辺のM×Nマトリクスにおける前記差分(黒画素数)を計数する計数部42と、エッジ検出部8のエッジ検出結果と前記差分の計数結果から判定対象が線図画像領域又は階調画像領域の何れを形成するかを判定する判定部43と、を有する。まず、差分検出部41にて、領域判定部4に入力された2値画像データと誤差拡散画像データの差分を前述のように検出する。次に、計数部42にて、注目画素周辺のM×Nマトリクス内の差分検出の結果を計数し、その結果を判定部43に送出する。次に、判定部43にて、計数部42からの計数結果とエッジ検出部8からの検出結果を基に、前述のようにスキャナ1からの入力画像中の注目画素が線図画像領域にあるか、あるいは階調画像領域にあるかを判定する。すなわち、前記計数結果から入力画像の文字・線画部分と写真等の部分を判別すると共に、エッジ画素と判定された画素については、前記計数結果による判定によらず、強制的に線図画像領域を形成するものと判定する。
【0022】
さらに、画像選択部5は、領域判定部4の判定結果に従い、2値化処理部2と誤差拡散処理部3の出力を選択して出力する。すなわち、領域判定部4の判定結果が線図画像領域の場合は2値化処理部2の出力画像を選択し、領域判定部4の判定結果が階調画像領域の場合は誤差拡散処理部3の出力画像を選択して、メモリ6又はプロッタ7に出力する。
【0023】
なお、本実施形態では、スキャナ1及びプロッタ7の解像度が200dpiと低い場合について述べたが、例えばプロッタ7の解像度が400〜600dpiと高い場合には、プロッタ7の前に公知のスムージング処理を用いて2倍乃至3倍の変倍処理を行う変倍処理部を配置してもよい。
本実施形態によれば、低解像度の入力画像に対して、線図画像領域に適した2値化処理と階調画像領域に適した誤差拡散処理を行い、領域判定部の判定結果を用い選択出力することで、線図画像領域と階調画像領域が共に高画質の2値画像データを出力することができる。しかも、これと並行してエッジ検出処理を行い、エッジと判定された画素を強制的に線図画像領域と判定することで、本来、線図画像領域と判定されるべき箇所が、誤って階調画像領域と判定されることを防ぎ、分離精度を向上させることができる。このため、低解像度の入力画像に対しても高解像度の場合と同一の処理で正確な像域分離処理を行うことができる。なお、出力モード(例えば、文字モード/写真モード)の選択が不要であるため、ユーザの利便性も向上する。また、複雑な像域分離処理を行うことなく、低コストで容易に正確な像域分離処理を実現できる。
【0024】
《第2の実施の形態》本実施形態は、請求項4記載の発明の一実施形態を示すものである。前述の実施形態では、入力画像の解像度によってエッジ検出部8のエッジ検出結果が変動し、その結果、像域分離処理部40による処理結果及び精度が入力画像の解像度によってばらつく恐れがある。そこで、本実施形態においては、図10に示すように、スキャナ1の入力画像の解像度を示す情報をエッジ検出部8に入力すると共に、図11に示すフィルタ処理部81で使用するフィルタの係数を複数設け、入力画像の解像度に応じて高解像度用フィルタ81cあるいは低解像度用フィルタ81dの何れかを選択し切り替えて使用する。すなわち、フィルタ処理部81では、入力画像に対し、図12(a)、(b)に示すエッジ検出フィルタの一つを選択回路82により選択してコンボリューション演算を行う。具体的には、注目画素とその周辺画素の濃度値とフィルタ係数とで積和演算を行い、図12に示す係数(=1)を乗じて正規化する。このとき、入力画像の解像度が予め設定された値よりも大きい場合は、高解像度用フィルタ81c(図12(a))を選択し、入力画像の解像度が予め設定された値よりも小さい場合は、低解像度用フィルタ81d(図12(b))を選択して、何れかのフィルタを使用してエッジの大きさを算出する。前記フィルタ処理部81の演算結果は正負の数となるので絶対値をとって出力値とする。なお、図12(c)はエッジ検出の効果を無効とするためののエッジ検出OFFフィルタである。次に、判定部82は、フィルタ処理部81の出力値と予め設定されたスレッシュ値とを比較し、前記出力値がスレッシュ値よりも大きい場合は、注目画素をエッジ画素と判定し、それ以外は非エッジ画素と判定する。なお、本実施形態では、複数のエッジ検出フィルタを並列に持つようにしたが、前記係数を書き換え可能なフィルタを用い、スキャナ1の解像度情報に基づいてその係数を書き換えてから、フィルタ処理を行うようにしてもよい。また、本実施形態では、高解像度用フィルタ81cと低解像度用フィルタ81dの二つのフィルタを有するが、三つ以上のフィルタを設けてそれらを選択する構成としてもよい。なお、他の構成、動作は第1の実施形態と概ね同様である。
【0025】
本実施形態によれば、エッジ検出部8内のフィルタ処理部81で使用するフィルタの係数を予め複数用意し、入力画像の解像度によって最適な値に切り替えて使用することで、正確にエッジを検出することが可能であり、像域分離処理の分離精度が向上する。これにより、広範囲の解像度の入力画像に対して、正確な像域分離処理を行うことができる。
【0026】
《第3の実施の形態》本実施形態は、請求項2記載の発明の一実施形態を示すものである。本実施形態においては、像域分離処理部40の精度を高めるために、複数の誤差拡散処理部を設け、階調画像領域の画像を2値化するための誤差拡散処理と、像域分離処理で使用する誤差拡散処理の演算マトリクスの係数が異なるようにする。すなわち、図13に示すように、第1の実施形態における誤差拡散処理部3に相当する第1の誤差拡散処理部3a(=第1の中間調処理部)に加えて第2の誤差拡散処理部3b(=第2の中間調処理部)を設ける。また、写真画像の2値化処理用として図14(a)に示す大サイズの演算マトリクスを使用し、像域分離処理における誤差拡散処理には図14(b)に示す小サイズの演算マトリクスを使用する。
【0027】
本実施形態においては、スキャナ1で読み込まれA/D変換された多値画像データは、2値化処理部2と第1の誤差拡散処理部3aと第2の誤差拡散処理部3bとに入力される。この2値化処理部2では、前記多値画像データを一定の閾値を用いて2値化し2値画像データに変換する。
また、誤差拡散処理部3aは、図14(a)の大サイズの演算マトリクスを使用し、前記多値画像データを誤差拡散処理して2値化し、疑似中間調データに変換する。この大サイズの演算マトリクスは、他の実施形態で使用するものと同サイズである。
【0028】
また、誤差拡散処理部3bは、図14(b)の小サイズの演算マトリクスを使用し、前記多値画像データを誤差拡散処理して2値化し、疑似中間調データに変換する。これは、小さいサイズのマトリクスを使用して誤差拡散処理を行うと、エッジ部分が忠実に再現されるので、後段の分離回路(領域判定部4)で分離する際の精度が向上することによる。なお、一般に大きいサイズのマトリクスを使用して誤差拡散処理を行う場合には、広い範囲から誤差の演算を行うことになるので、エッジ部分の凹凸が発生し易くなる傾向がある。本実施形態においては、領域の境界部分で誤分離が生じるのを防止し、正確にエッジ部分を検出するため、領域判定用に前記小サイズの演算マトリクスを使用するものである。
【0029】
また、領域判定部4では、前述のようにエッジ検出部8がエッジ画素を検出した場合は、注目画素を線図画像領域と判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも大きい場合は、注目画素は階調画像領域を形成する画像データであると判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも小さい場合には、注目画素は線図画像領域を形成する画像データであると判定する。なお、前記差分データは、前述のように2値化処理部2と誤差拡散処理部3bの両者の出力画像の差分を算出したものである。
【0030】
また、画像選択部5では、領域判定部4の判定結果を基に、2値化処理部2と誤差拡散処理部3aから出力された画像の何れかを選択して出力する。すなわち、領域判定部4の判定結果が線図画像領域の場合は2値化処理部2の出力画像を選択し、領域判定部4の判定結果が階調画像領域の場合は誤差拡散処理部3aの出力画像を選択して、メモリ6又はプロッタ7に出力する。なお、他の構成、動作は第1の実施形態と概ね同様である。
【0031】
本実施形態によれば、複数の誤差拡散処理部3a,3bを用意し、階調画像領域の画像を2値化するための誤差拡散処理と、像域分離処理で使用する誤差拡散処理の演算マトリクスの係数を異なるものとする。これにより、像域分離処理に適したパラメータの誤差拡散処理で領域判定部4による領域判定処理が可能となるため、像域分離の精度が向上する。なお、本実施形態の構成は、第1の実施形態に誤差拡散処理の演算マトリクスが二つに増えるだけで、回路は殆ど変更する必要がないため、容易に実現することができる。
【0032】
《第4の実施の形態》本実施形態は、請求項3記載の発明の一実施形態を示すものである。前述の各実施形態では、誤差拡散処理にて2値化された画像の各画素が、図8(b)に示したように、1画素毎に交互に白画素と黒画素が出現する箇所が多く存在する。このため、画像解像度が高くなるとプロッタ7の出力時に、図15に示す黒画素に囲まれた白画素のように、画素が潰れにより再現され難くなり、本来の階調性が崩れてしまう恐れがある。そこで、本実施形態においては、図16に示すように、ディザ処理あるいは誤差拡散処理によって多値画像データを2値化する2種類の中間調処理部、すなわち、誤差拡散処理部3(=第1の中間調処理部)とディザ処理部12(=第2の中間調処理部)を設け、入力画像の特性に合わせ何れかを選択して使用可能に構成する。
【0033】
本実施形態においては、スキャナ1で読み込まれA/D変換された多値画像データは、2値化処理部2と誤差拡散処理部3とディザ処理部12とに入力される。この2値化処理部2では、前記多値画像データを一定の閾値を用いて2値化し2値画像データに変換する。また、誤差拡散処理部3は、前記多値画像データを誤差拡散処理して2値化し、ディザ処理部12は、前記多値画像データをディザ処理して2値化し、それぞれ疑似中間調データに変換する。
【0034】
また、領域判定部4では、前述のようにエッジ検出部8がエッジ画素を検出した場合は、注目画素を線図画像領域と判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも大きい場合は、注目画素は階調画像領域を形成する画像データであると判定する。また、エッジ画素が検出されない場合であって、注目画素周辺で計数された差分データにおける黒画素数が予め設定された閾値よりも小さい場合には、注目画素は線図画像領域を形成する画像データであると判定する。なお、前記差分データは、前述のように2値化処理部2と誤差拡散処理部3の両者の出力画像の差分を算出したものである。
【0035】
また、画像選択部5では、領域判定部4の判定結果を基に、2値化処理部2とディザ処理部12から出力された画像の何れかを選択して出力する。すなわち、領域判定部4の判定結果が線図画像領域の場合は2値化処理部2の出力画像を選択し、領域判定部4の判定結果が階調画像領域の場合はディザ処理部12の出力画像を選択して、メモリ6又はプロッタ7に出力する。なお、他の構成、動作は第1の実施形態と概ね同様である。
【0036】
本実施形態によれば、ディザ処理による2値化回路(ディザ処理部12)を付加することで、入力画像及びその解像度に応じて、像域分離処理には誤差拡散処理を使用し、階調画像領域の2値化処理には、ディザ処理を使用することで、潰れにより階調性が崩れることはない。通常、ディザ処理に必要な回路は小規模であり、また、通常の画像処理装置では誤差拡散処理とディザ処理の複数の2値化処理機能を有するので、コストアップを伴わない。また、一般的にディザ処理で2値化された疑似中間調データは、誤差拡散処理で2値化された疑似中間調データに比べて、圧縮処理した場合にはより小さなサイズに圧縮することができるため、ディザ処理による疑似中間調データをメモリ6に蓄積することでメモリ6を効率的に利用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明によれば、入力画像の多値画像データから得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、さらに判定に際してエッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させるようにしたので、線図画像領域と階調画像領域が共に高画質の2値画像を出力すると共に、文字や線画等の線図画像のエッジ部分の誤判定を減少することが可能である。
【0038】
また、請求項2記載の本発明によれば、使用する演算マトリクス係数が異なる第1及び第2の中間調処理部(=第1の誤差拡散処理部、第2の誤差拡散処理部)を有し、入力画像の多値画像データを2値化処理部及び第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際してエッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させ、そのような領域判定結果に基づいて、前記2値化処理部又は第1の中間調処理部から出力された2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択して出力するようにしたので、像域分離処理に適したパラメータの誤差拡散処理で領域判定を行うことが可能であり、前述の効果に加えて、写真等の階調画像の画質を向上させることができる。なお、請求項2記載の構成は、請求項1記載の発明に比べ、誤差拡散処理の演算マトリクスを二つに増やすだけで、大幅な回路の変更や増加を行うことなく、容易かつ低コストで実現できる。
【0039】
また、請求項3記載の本発明によれば、第1及び第2の中間調処理部(=誤差拡散処理部、ディザ処理部)を有し、同一の多値画像データを2値化処理部及び第1の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際してエッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させ、そのような領域判定結果に基づいて、同一の多値画像データを前記2値化処理部又は第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択して出力するようにしたので、前述の効果に加えて、写真等の階調画像の画質をより向上させることが可能である。すなわち、階調画像領域の2値化処理にディザ処理を使用することにより、潰れによって写真等の階調性が崩れることを回避できる。なお、従来の画像処理装置では誤差拡散処理機能及びディザ処理機能を有するので、請求項3記載の構成としてもコストアップを伴わない。また、ディザ処理で2値化された2値画像データを圧縮処理してメモリに蓄積する場合は、誤差拡散処理よりも小さなサイズに圧縮できるので、メモリの効率的利用に役立つ。
【0040】
また、請求項4記載の本発明によれば、前記エッジ検出部でフィルタ処理に使用するフィルタの係数を複数用意し、入力画像の解像度に応じて前記係数を切り替えるようにしたので、正確にエッジを検出することが可能であり、前述の効果に加えて、広範囲の解像度の入力画像に対する像域分離処理の分離精度が向上する。
【0041】
よって、本発明によれば、スキャナで読み込まれた多値画像データを2値化して出力する画像処理装置において、入力画像の解像度によらず画像の像域分離処理を正確に行い、出力画像の品質を向上させることが可能であって、画像の高解像度化を行うと共にメモリ容量を節約し、前記エッジ検出部等による像域分離処理を用いて、線図画像領域に対しては解像度を重視した画像処理を行い、階調画像領域に対しては階調性を重視した画像処理を行って、入力画像の持つ情報を忠実に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像処理装置の概略構成図である。
【図2】従来の画像処理装置の概略構成を示す図である。
【図3】高解像度(600dpi)の入力画像(線図画像)を対象とした、2値化処理による出力画像、誤差拡散処理による出力画像、及びそれらの差分画像を示す図である。
【図4】低解像度(200dpi)の入力画像(線図画像)を対象とした、2値化処理による出力画像、誤差拡散処理による出力画像、及びそれらの差分画像を示す図である。
【図5】図1の画像処理装値におけるエッジ検出部の構成を示す図である。
【図6】図5のエッジ検出部におけるエッジ検出フィルタを示す図である。
【図7】図5のエッジ検出部におけるエッジ検出結果を示す図である。
【図8】階調画像を対象とした、2値化処理による出力画像、誤差拡散処理による出力画像、及びそれらの差分画像を示す図である。
【図9】図1の画像処理装値における領域判定部の構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す画像処理装置の概略構成図である。
【図11】図10の画像処理装値におけるエッジ検出部の構成を示す図である。
【図12】図11のエッジ検出部におけるエッジ検出フィルタを示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態を示す画像処理装置の概略構成図である。
【図14】図13の画像処理装値における誤差拡散処理の誤差演算マトリクスを示す図である。
【図15】図13の画像処理装値において、黒画素に囲まれた白画素を印字した場合を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態を示す画像処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 スキャナ
2 2値化処理部
3 誤差拡散処理部
4 領域判定部
5 画像選択部
6 メモリ
7 プロッタ
8 エッジ検出部
40 像域分離処理部

Claims (4)

  1. 入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、
    前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、
    前記多値画像データを疑似中間調処理によって2値化し、疑似中間調データを得る中間調処理部と、
    前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、
    同一の多値画像データを前記2値化処理部及び中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、
    前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、前記2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、
    前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、
    前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第1の中間調処理部と、
    前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化する際、第1の中間調処理部と異なる演算マトリクス係数を使用する第2の中間調処理部と、
    前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、
    同一の多値画像データを前記2値化処理部及び第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、
    前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、同一の多値画像データを前記2値化処理部又は第1の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 入力された多値画像データを2値化して出力する画像処理装置であって、
    前記多値画像データを所定の閾値によって2値化し、2値画像データを得る2値化処理部と、
    前記多値画像データを誤差拡散処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第1の中間調処理部と、
    前記多値画像データをディザ処理によって2値化し、疑似中間調データを得る第2の中間調処理部と、
    前記多値画像データから線図画像のエッジ部分を検出するエッジ検出部と、
    同一の多値画像データを前記2値化処理部及び第1の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ及び疑似中間調データの注目画素周辺の差分をとった黒画素量に基づき、前記注目画素が線図画像領域又は階調画像領域の何れに属するかを判定し、判定に際して前記エッジ検出処理部によるエッジ検出結果を反映させる領域判定部と、
    前記領域判定部による領域判定結果に基づいて、同一の多値画像データを前記2値化処理部又は第2の中間調処理部にて処理して得られた2値画像データ又は疑似中間調データの何れかを選択し、前記多値画像データを2値化した2値化データとして出力する画像選択部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記エッジ検出部には、エッジ検出におけるフィルタ処理に使用するフィルタの係数を複数用意し、前記多値画像データの入力画像解像度に応じて前記係数を切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3記載の画像処理装置。
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