JP3756114B2 - レトロフォーカス型レンズ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、デジタルスチルカメラに用いられるレトロフォーカス型レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルスチルカメラに用いられる撮像素子には、小型で画素ピッチが3μm前後のCCD(電荷結合素子、charge coupled device)イメージセンサであるいわゆるCCDなどが用いられており、このようなCCDに組み合わせて用いられる撮像レンズには、高い結像能力とテレセントリック性が良好であることが必要になる。さらに、CCDなどの周期構造に起因する色モアレ現象を低減するための光学ローパスフィルタを配置するため、撮像レンズには、十分なバックフォーカス(バックフォーカルディスタンス)が必要になる。
【0003】
そして、このような性能を満足するレンズ構成として、従来より、5〜6枚構成のレンズ系が採用され、製品化されている。
【0004】
一方、近年急速に普及してきた小型のデジタルスチルカメラについては、小型、薄型、安価であることが市場での優位性につながり、従って、このようなデジタルスチルカメラに用いられる撮像レンズについては、低コストで、全長(第1レンズ−像面間距離)が短い撮像レンズが要求されている。そして、このような撮像レンズを実現するためには、レンズ枚数を少なくすることと、球面レンズと比較してコストの高い非球面レンズの枚数をできるだけ少なくすることが重要になる。
【0005】
この点、バックフォーカスが十分に長く、レンズ枚数を少なくできる撮像レンズとして、例えば、特公平5−37288号公報、あるいは、特開昭64−61714号公報に示されるように、レンズ枚数が4枚のレトロフォーカス型広角レンズが知られている。そして、これらの構成では、第1レンズとして負メニスカスレンズ、第2レンズとして正レンズ、第3レンズとして両凹レンズ、第4レンズとして正レンズを用いた4群4枚構成であり、第1、第4レンズには、非球面レンズが用いられている。
【0006】
しかしながら、特公平5−37288号公報記載の構成の4群4枚レンズは、バックフォーカスが全系の焦点距離fの1〜1.5倍と十分に長いとともに、全長が短く小型化が可能であるものの、像面から射出瞳の距離が短いため、テレセントリック性が重要になるCCDなどの小型で高精細の撮像素子には必ずしも適さない。
【0007】
一方、特開昭64−61714号公報の構成では、バックフォーカスが全系の焦点距離fの2.5倍と十分に長く、テレセントリック性に優れるものの、全長が長くなるため、携帯性が要求される小型のデジタルスチルカメラには必ずしも適していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のように、今日において、デジタルスチルカメラなど高精細の撮像素子に適した広角レンズ、すなわち、バックフォーカスが十分に長く、テレセントリック性に優れ、全長が短く小型化できるとともに、安価な製造が可能なレンズ系が求められている。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、十分なバックフォーカスを得ることができるとともに、全長を短くできるレトロフォーカス型レンズを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のレトロフォーカス型レンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第1レンズと、正レンズである第2レンズと、両凹レンズである第3レンズと、正レンズである第4レンズとを備え、
レンズ系全系の焦点距離をf、
第1レンズの焦点距離をf1、
第1及び第2レンズの軸上レンズ間距離をd2、
第2及び第3レンズの軸上レンズ間距離をd4、
第2レンズの像側面の曲率半径をr4、
第3レンズの物体側の曲率半径をr5としたとき、
数式1 −1.5<f1/f<−1.05
数式2 0.4<d2/f<1
数式3 0.05<d4/f<0.10
数式4 0.72<r5/r4<0.77
を満たすレンズ系であるものである。
【0011】
そして、この構成では、収差を補正して必要な結像性能を維持しつつ、焦点距離の1倍程度の十分なバックフォーカスを得るとともに、全長が短くなる。
【0012】
すなわち、f1/fについて、数式1の下限値より大きくすることにより、第1レンズの負の屈折率を大きくして、十分なバックフォーカスが得られるとともに、上限値より小さくすることにより、非点収差や歪曲収差などの軸外収差が抑制される。
【0013】
また、d2/fについて、数式2の下限値より大きくすることにより、焦点距離の1倍程度の十分なバックフォーカスが確保されるとともに、上限値より小さくすることにより、レンズ系全体の長さが抑制され、全長が短くなる。
【0014】
また、d4/fについて、数式3の範囲内とすることにより、球面収差、コマ収差などの補正が十分になり、必要な結像性能が維持される。
【0015】
さらに、r5/r4ついて、数式4の範囲内とすることにより、球面収差、コマ収差などの補正が十分になり、必要な結像性能が維持される。
【0016】
請求項2記載のレトロフォーカス型レンズは、請求項1記載のレトロフォーカス型レンズにおいて、第4レンズは、少なくとも一つの面が、周辺にいくに従って、正の屈折率が弱まる形状の非球面であるものである。
【0017】
そして、この構成では、良好な収差補正が可能になる。さらに、像側の面を非球面とすることにより、良好な収差補正が可能になる。また、周辺すなわち軸外へいくに従って、正の屈折率が弱まる形状とすることにより、負の歪曲収差が補正される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のレトロフォーカス型レンズの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】
図1において、1はレトロフォーカス型レンズのレンズ系であり、このレンズ系1は、逆望遠写真対物レンズとも呼ばれるいわゆるレトロフォーカス型広角レンズを構成し、例えば、像面となる撮像素子としての200万画素(2メガピクセル)クラスのCCDイメージセンサ2を備えたデジタルスチルカメラに固定焦点の撮像レンズとして備えられている。
【0020】
そして、このレンズ系1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第1レンズL1と、正レンズである第2レンズL2と、両凹レンズである第3レンズL3と、正レンズである第4レンズL4とから構成されている。
【0021】
また、第4レンズL4は、少なくとも一つの面、より好ましくは像側の面が、周辺にいくに従って正の屈折率が弱まる形状の非球面となっている。
【0022】
また、このレンズ系1では、第1レンズL1と第2レンズL2との間に絞りが配置され、すなわち、絞りを挟んで非対称なレンズ構成となっている。
【0023】
さらに、このレンズ系1の第4レンズL4の像側には、光学ローパスフィルタや赤外線カットガラスなどの光学部材を想定したガラスブロックL5が配置されている。
【0024】
そして、以下に示す表1は、第1の実施の形態の諸数値を示し、図2は、諸収差図を示している。
【0025】
なお、以下、各表などにおいて、物体側より順に、r1,r2,…は、各レンズL1〜L4及びガラスブロックL5の各面の曲率半径を示し、d1,d2,…は、各レンズL1〜L4及びガラスブロックL5の肉厚すなわち軸上での厚さ寸法あるいは空気間隔すなわち軸上でのレンズ間距離を示し、n1,n2,…は、各レンズL1〜L4及びガラスブロックL5の屈折率を示し、ν1,ν2,…は、各レンズL1〜L4及びガラスブロックL5のアッベ数を示している。従って、例えば、第1及び第2レンズの軸上レンズ間距離はd2、第2及び第3レンズL2,L3の軸上レンズ間距離はd4、第2レンズの像側面の曲率半径はr4、第3レンズL3の物体側の曲率半径はr5となる。また、長さの単位は〔mm〕である。
【0026】
さらに、fはレンズ系全系の焦点距離、f1は第1レンズL1の焦点距離を示している。また、F/はFナンバーを示し、2ωは画角を示している。また、*は非球面を示し、INFは無限大を示している。
【0027】
また、非球面の形状は、光軸方向にX座標、このX座標と垂直な方向にY座標をとり、次の式で表される。
【0028】
数式5 X=(y/r)/[1+{(k+1)(y/r)1/2]+Ay+By+Cy+Dy10
但し、rは近軸曲率半径、kは円錐係数、A,B,C,Dは非球面係数である。
【0029】
また、諸収差図において、dはd線(587.6nm)、CはC線(656.3nm)、FはF線(486.1nm)、Sはサジタル、Tはメリジオナルである。
【0030】
[表1]
f=6.0
F/3.5
2ω=60°
r1=7.368 d1=1.00 n1=1.58913 ν1=61.25
r2=2.516 d2=2.45
r3=4.898 d3=3.19 n2=1.88300 ν2=40.80
r4=-3.932 d4=0.36
r5=-2.969 d5=0.70 n3=1.78472 ν3=25.70
r6=5.079 d6=0.28
r7=8.195 d7=2.00 n4=1.66547 ν4=55.20
r8=-4.199* d8=2.00
r9=INF d9=2.00 n5=1.51680 ν5=64.12
r10=INF
絞り位置 r3面の物体側0.5
*非球面(r8) k=-1.0967
A=0 B=0 C=5.3273×10−6 D=-5.5963×10−7
f1/f=-1.171 d2/f=0.40 d4/f=0.060 r5/r4=0.755
【0031】
ここで、レンズ系1は、
数式1 −1.5<f1/f<−1.05
数式2 0.4<d2/f<1
数式3 0.05<d4/f<0.10
数式4 0.72<r5/r4<0.77
の条件を満たしている。
【0032】
さらに、レンズ系1の第4レンズL4は、少なくとも一つの面が、周辺にいくに従って、正の屈折率が弱まる形状の非球面とされている。
【0033】
そして、これら条件を満たすことにより、4枚という少ないレンズ枚数のレンズ系1で、全長を短縮化できるとともに、200万画素(2メガピクセル)クラスのCCDを用いた固定焦点のデジタルスチルカメラ用のレンズとして必要な諸条件と結像性能を満足できる。
【0034】
すなわち、画角(2ω)が60°程度、Fナンバーが3.5程度で、バックフォーカスが焦点距離fの約1倍と十分に長く、レンズ枚数を4枚(うち、非球面を1枚)として小型、低コストであり、諸収差を良好に補正でき、例えば、1/2.7型、200万画素(2メガピクセル)クラスの高精細撮像素子を備えるとともにコンパクトで低コストなデジタルスチルカメラなどに最適な広角レンズである撮像レンズを提供できる。
【0035】
さらに、レンズ系1の第4レンズL4は、少なくとも一つの面が、周辺にいくに従って、正の屈折率が弱まる形状の非球面としたため良好な収差補正が可能になる。さらに、像側の面r8を非球面とすることにより、良好な収差補正が可能になる。また、非球面は、周辺すなわち軸外へいくに従って、正の屈折率が弱まる形状とすることにより、負の歪曲収差を補正できる。
【0036】
次に、各数式の条件について説明する。
【0037】
数式1は、第1レンズL1の焦点距離f1を規定したものである。すなわち、レンズ系1全系の焦点距離fの1倍程度のバックフォーカスを得るためには、第1レンズL1に適切な大きさの負のパワーを配置する必要がある。そして、f1/fが数式1の条件の下限値−1.5よりも小さくなると、第1レンズL1の負の屈折率が弱くなり、十分なバックフォーカスを確保することができなくなる。一方、本発明のレンズ系1は絞りを挟んで非対称なレンズ構成であるため、第1レンズL1で、非点収差、歪曲収差などの軸外収差が発生しやすい。そのため、数式1の条件の上限値−1.05を超えると、軸外収差が悪化し、補正が困難になる。
【0038】
数式2は、第1レンズL1と第2レンズL2との間の空気間隔である軸上レンズ間距離d2を規定したものである。焦点距離fの1倍程度のバックフォーカスを得ながら、全長を短くするためには、第1レンズL1と第2レンズL2との間の空気間隔を適切な範囲に設定する必要がある。そして、d2/fが数式2の条件の下限値0.4より小さくなると、十分なバックフォーカスを確保することができなくなる。また、d2/fが数式2の条件の上限値1よりも大きくなると、レンズ系1の全長が長くなり、レトロフォーカス型レンズをコンパクトに構成する点から好ましくない。
【0039】
数式3、数式4は、第2レンズL2と第3レンズL3との軸上から軸外への空気間隔の変化に関して規定したものである。すなわち、本発明のレンズ系1では、レンズ枚数を少なくしてレンズ全長を短くしたため、第2レンズL2及び第3レンズL3のパワーが大きく、第2レンズL2の物体側の面r3より発生する球面収差、コマ収差、非点収差、第2レンズL2の像面側の面r4より発生する球面収差、第3レンズL3の物体側の面r5より発生する球面収差、コマ収差、第3レンズL3の像面側の面r6より発生するコマ収差、非点収差が非常に大きい。そして、これら数式3及び数式4の条件を満たすことにより、第1レンズL1より発生する軸外収差を含めて、これら諸収差をキャンセルできる。一方、数式3及び数式4の条件の範囲を超えると、球面収差、コマ収差の補正が十分ではなくなり、必要な結像性能を維持することが困難となる。
【0040】
次に、本発明の第2の実施の形態の構成を以下の表2示す。また、この表2に示す構成の諸収差図を図3に示す。
【0041】
[表2]
f=6.0
F/3.5
2ω=60°
r1=7.200 d1=0.82 n1=1.58913 ν1=61.25
r2=2.620 d2=2.70
r3=4.875 d3=3.00 n2=1.88300 ν2=40.80
r4=-4.36 d4=0.40
r5=-3.147 d5=0.70 n3=1.78472 ν3=25.70
r6=4.777 d6=0.29
r7=8.054 d7=2.00 n4=1.66547 ν4=55.20
r8=-4.143* d8=2.00
r9=INF d9=2.00 n5=1.51680 ν5=64.12
r10=INF
絞り位置 r3面の物体側0.5
*非球面(r8) k=-1.049339
A=0 B=0 C=-1.3533×10−6 D=-2.2987×10−7
f1/f=-1.250 d2/f=0.45 d4/f=0.067 r5/r4=0.722
【0042】
次に、本発明の第3の実施の形態の構成を以下の表3に示す。また、この表3に示す構成の諸収差図を図4に示す。
【0043】
[表3]
f=6.0
F/3.5
2ω=60°
r1=10.000 d1=0.80 n1=1.58913 ν1=61.25
r2=2.647 d2=2.75
r3=5.417 d3=3.00 n2=1.88300 ν2=40.80
r4=-5.074 d4=0.52
r5=-3.662 d5=0.70 n3=1.80518 ν3=25.46
r6=5.850 d6=0.15
r7=8.370 d7=2.00 n4=1.66547 ν4=55.20
r8=-4.171* d8=2.00
r9=INF d9=2.00 n5=1.51680 ν5=64.12
r10=INF
絞り位置 r3面の物体側0.5
*非球面(r8) k=-1.159534
A=0 B=0 C=-1.8579×10−5 D=-1.2685×10−6
f1/f=-1.05 d2/f=0.46 d4/f=0.087 r5/r4=0.722
【0044】
なお、上記の各実施の形態では、1/2.7型、200万画素(2メガピクセル)クラスのCCDを備えたデジタルスチルカメラの光学系として説明したが、この光学系は、その他のデジタルスチルカメラなどの撮像装置に用いることができる。例えば、デジタルスチルカメラについては、1/2.7型、300万画素(3メガピクセル)クラスのCCD、1/1.8型、300万画素(3メガピクセル)クラスのCCD、あるいは、1/1.8型、400万画素(4メガピクセル)クラスのCCDを搭載したデジタルスチルカメラに適用した場合にも十分な性能を有する。
【0045】
また、この光学系のフォーカシングは、第1ないし第4レンズを一体として繰り出す全群繰り出し機構を設けることにより、良好な近距離性能を得ることができ、例えば、80〜100mm程度の近接撮影距離での撮影を可能にできる。
【0046】
さらに、第1レンズL1については、樹脂モールド非球面レンズを用いることにより、さらなるコストダウンを図ることができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載のレトロフォーカス型レンズによれば、収差を補正して必要な結像性能を維持しつつ、焦点距離の1倍程度の十分なバックフォーカスを得ることができるとともに、全長を短くできる。
【0048】
請求項2記載のレトロフォーカス型レンズによれば、良好に収差を補正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレトロフォーカス型レンズの一実施の形態を示す第1の実施の形態の断面図である。
【図2】同上レトロフォーカス型レンズの諸収差図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の諸収差図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の諸収差図である。
【符号の説明】
1 レンズ系
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ

Claims (2)

  1. 物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第1レンズと、正レンズである第2レンズと、両凹レンズである第3レンズと、正レンズである第4レンズとを備え、
    レンズ系全系の焦点距離をf、
    第1レンズの焦点距離をf1、
    第1及び第2レンズの軸上レンズ間距離をd2、
    第2及び第3レンズの軸上レンズ間距離をd4、
    第2レンズの像側面の曲率半径をr4、
    第3レンズの物体側の曲率半径をr5としたとき、
    数式1 −1.5<f1/f<−1.05
    数式2 0.4<d2/f<1
    数式3 0.05<d4/f<0.10
    数式4 0.72<r5/r4<0.77
    を満たすレンズ系である
    ことを特徴とするレトロフォーカス型レンズ。
  2. 第4レンズは、少なくとも一つの面が、周辺にいくに従って、正の屈折率が弱まる形状の非球面である
    ことを特徴とする請求項1記載のレトロフォーカス型レンズ。
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