JP3755635B2 - 物品保管設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の物品が並べて収容される物品収容具を格納する格納部と、前記物品収容具を前記格納部と外部からの物品入出庫用の入出庫部との間で搬送する搬送装置とが設けられた物品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記物品保管設備は、例えば、物品として自転車を横方向に複数並べて収容する物品収容具を、垂直方向で循環搬送される複数個の大の夫々に載せて格納するとともに、入庫又は出庫要求があると、出庫すべき自転車を収容した収容具又は入庫可能な空き部分がある収容具を載せた台が入出庫部に搬送されて、出庫対象の自転車を取出す一方、収容具に入庫する自転車を収容させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、物品収容具に対して自転車を出し入れする際に、隣接する自転車が出し入れ操作の邪魔にならないように、隣接して収容されている自転車の間の間隔を広めに設定する必要があり、このため、物品収容具のサイズ(並び方向の幅等)が大きくなって、物品収容具を格納する格納部(物品収容具を載せた前記台)や、物品収容具を搬送する搬送装置(上記台を循環搬送する装置)等の設備が大型化し、設備の規模に対する物品の保管効率が低下するという不具合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消させるべく、物品の入出庫操作を円滑に行うようにしながら、物品の保管効率を高くすることができる物品保管設備を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、複数個の物品が並べて収容される物品収容具が、複数個の物品を各別に収容する複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔を狭めてその物品収容具の幅を狭くする幅狭状態と、複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔を広げてその物品収容具の幅を広くする幅広状態に変更自在に構成されて、その物品収容具を格納する格納部では上記幅狭状態で格納され、搬送装置によって外部からの物品入出庫用の入出庫部に搬送されると、その入出庫部においては前記幅広状態で位置するように、物品収容具の幅が変更される。
従って、入出庫部では、物品収容具に備えた複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔が広がるので、各収容部分に収容されている複数個の物品の中から目的の物品を取出したり、逆に、各収容部分に物品を収容させる際に、隣接した収容部分の物品が邪魔にならず物品の入出庫操作を円滑に行うことができ、一方、格納部では、上記複数個の収容部分が物品の並び方向で接近して物品収容具の幅が狭い状態になるので、格納部等を極力小型に形成して、物品の保管効率を高くすることができる。
【0005】
請求項2では、請求項1において、物品収容具が入出庫部又はその近傍に搬送されるに伴って、前記複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔が狭い状態から広い状態に変更される。
従って、物品収容具が入出庫部又はその近傍に搬送されるまでは、物品収容具の幅が狭い状態に保持されるので、格納部から入出庫部又はその近傍までの搬送経路において、物品収容具を搬送させる搬送装置等を極力小さいものに形成して、物品保管設備をより小型化することができ、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0006】
請求項3では、請求項1又は2において、入出庫部に外部との間を仕切るために設けられた開閉式の扉が、物品収容具が入出庫部に搬送されていないときには閉作動され、一方、物品収容具が入出庫部に搬送されているときには、前記間隔が広い状態に変更された物品収容具に収容された複数個の物品のうちで、少なくとも入庫又は出庫対象となる物品の位置に対応させて、物品出し入れ用の開口を形成する状態で開作動する。
従って、物品収容具が入出庫部に搬送されずに、入出庫作業をしないときには、扉を閉めて外部との間を確実に仕切るようにする一方、入出庫作業を行うために物品収容具が入出庫部に搬送されているときには、少なくとも入庫又は出庫対象となる物品の位置に対応させて、物品出し入れ用の開口が形成されるので、例えば、すべての物品の位置に対して開口を形成するのに比べて、開口の位置によって入出庫対象物品の位置を認識して物品の出し入れを適切に行うことができ、もって、請求項1又は2の好適な手段が得られる。
【0007】
請求項4では、請求項1〜3のいずれか1項において、入出庫部が複数設けられ、格納部の複数を上下及び左右方向に並置させて備える収納棚が、上記複数の入出庫部の夫々に対応するように複数設けられるとともに、上記収納棚に備えた複数の格納部の夫々に対して物品収容具を搬送するように構成された前記搬送装置が、上記複数の入出庫部の夫々に対応するように複数設けられ、複数の入出庫部の夫々で入出庫される物品を収容する物品収容具が、その複数の入出庫部の夫々に対応する搬送装置によって、その複数の入出庫部の夫々に対応する収納棚との間で搬送される。
従って、多数の格納部を上下及び左右方向に並置させて備える収納棚によって、床面積当たりの物品収納効率を高くしながら、複数の入出庫部から入出庫される物品を、各入出庫部用の搬送装置によって各入出庫部用の上記収納棚に収納させるようにしたので、例えば、1つの入出庫部から1つの搬送装置によって上記収納棚に収納させるようなものに比べて、複数の利用者が複数の入出庫部から同時に入出庫操作するようにして、極力待ち時間を少なくしながら迅速に操作することができ、もって、請求項1〜3のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0008】
請求項5では、請求項1〜4のいずれか1項において、物品収容具が、物品としての二輪車を起立姿勢で収容するように構成されている。
従って、出し入れ操作のときに横向きに出っ張るハンドル等が邪魔になり易い自転車等の二輪車を、起立姿勢で複数台並べて効率良く保管できるとともに、入出庫操作を良好に行うことができ、もって、請求項1〜4のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の物品保管設備の実施形態について、物品としての二輪車の一例である自転車Aを保管する場合を例として図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、複数個(図では6個)の収納棚1が並べて設けられ、各収納棚1には、複数個の自転車Aが起立姿勢で並べて収容される物品収容具としてのパレットPを格納する格納部1aの複数が上下及び左右方向に並置されて備えられている。そして、隣接する収納棚1の間に、昇降台やフォークなどを有するスタッカクレーン2がレール3に沿って移動可能に設けられている。
上記パレットPを載せて、各収納棚1側の停止位置4aと、外部からの物品入出庫用の入出庫部5側の停止位置4cとの間の軌道4b上を往復走行する搬送台車4が設けられ、収納棚1側の停止位置4aで、スタッカクレーン2が搬送台車4に対してパレットPを受け渡しするように構成されている。以上より、パレットPを収納棚1と入出庫部5との間で搬送する搬送装置Hが、スタッカクレーン2と搬送台車4とによって構成されて且つ複数設けられ、収納棚1に備えた複数の格納部1aの夫々に対してパレットPを搬送するように構成される。
入出庫部5が複数設けられるとともに、複数の搬送装置Hつまり搬送台車4及び複数の収納棚1の夫々が複数の入出庫部5の夫々に対応している。各入出庫部5には、外部との間を仕切る開閉式の扉6が搬送台車4の停止位置4cに対応させて設けられている。入出庫部5の床には、自転車を入出庫部5側の停止位置4cに停止した台車4上のパレットPに入出庫するときに、車輪を案内する走行案内溝5aが形成され、各扉6の正面横脇には、入出庫用の指令情報を入力するためのカードリーダー7a等を備えた操作盤7が備えられている。
【0010】
前記パレットPには、図3に示すように、前記スタッカクレーン2のフォーク挿入用の一対の筒体13が平行配置されて設けられ、この一対の筒体13の上に、パイプ材にて構成された固定枠9が固着され、さらに、この固定枠9に、パイプ材にて構成された3個の可動枠10A,10B,10Cが、固定枠9側に設けた筒状の受け部11にスライド自在な状態で内嵌されて、物品の並び方向に相対移動可能な状態で支持されている。尚、固定枠9及び各可動枠10A,10B,10Cには、収容する自転車を起立姿勢で収容するために前輪を保持する車輪保持枠12が備えられている。
【0011】
以上より、固定枠9及び各可動枠10A,10B,10Cが、複数台の自転車Aを各別に収容する収容部分に対応し、パレットPは、上記複数個の収容部分を自転車Aの並び方向で接近させた幅狭状態(イ)と、前記複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔を広げた幅広状態(ロ)に変更自在に構成されている。
そして、格納部1aでは、図4に示すように、収納棚1の支柱41によって横向きに張り出す状態で支持された一対の受け枠40が、上記幅狭状態に変更されたパレットPの固定枠9を左右両側から受け止めて格納している。
【0012】
図5〜図7に示すように、前記搬送台車4には、下部に走行用の車輪31を備えた機台Kが設けられ、この機台Kの前記スライド方向に交差する方向の端部側に前記固定枠9を受け止める溝部を備えた一対の縦壁30が立設されている。又、機台K上には、上記縦壁30で受け止められた固定枠9がスライド方向に動かないように固定するための固定装置14と、前記各可動枠10A,10B,10Cの夫々をスライド移動させるための移動装置15A,15B,15Cが設置されている。
【0013】
上記固定装置14は、上端側に固定枠9を構成するパイプ材の外周部を下から受け止め保持するための凹部を備えたアーム14aと、このアーム14aを上下方向に昇降させる単動型の油圧シリンダ14bとから構成され、油圧シリンダ14bを伸長作動させて、アーム上端の凹部で固定枠9のパイプ材を保持することで、固定枠9が動かないようにすることができる。
各移動装置15A,15B,15Cは、同一の構成になるものであって、以下、移動装置15Aについて説明する。機台Kに固定された固定部51と、この固定部51によってスライド自在に支持された移動部52とが、移動部52に形成されたラックギア52aに、固定部51に備えたピニオンギア51aが螺合する状態で設けられ、さらに、この移動部52の上に、前記固定装置14と同様に、可動枠10A,10B,10Cを構成するパイプ材を下から受け止め保持するための凹部を備えたアーム53a及び単動型の油圧シリンダ53bが設けられている。そして、その油圧シリンダ53bを伸長作動させて、アーム上端の凹部で可動枠10A,10B,10Cのパイプ材を保持し、且つ、後述の伸縮モータ23(図8参照)にて上記ピニオンギア51aを正逆に回転させると、移動部52が固定部51に対してスライド移動して、各可動枠10A,10B,10Cが固定枠9に対して相対移動するように構成されている。
【0014】
図8に示すように、物品保管設備の全体の動作を制御する制御装置20が設けられ、この制御装置20に対して、前記スタッカクレーン2の動作を制御するクレーンコントローラ21と、前記搬送台車4の動作を制御する台車コントローラ22とが接続されて設けられている。又、上記制御装置20には、前記操作盤7が接続されて前記カードリーダー7aからの読み込み情報が入力され、前記扉6の開閉装置29に対する駆動信号が出力されている。
上記台車コントローラ22には、前記走行車輪31を走行駆動する走行モータ25、前記各ピニオンギア51aを回転駆動する複数個の伸縮モータ23、及び、前記各油圧シリンダ14b,53bに対する圧油の供給を断続する複数個の電磁弁24に対する各駆動信号出力されている。
【0015】
そして、上記制御装置20を利用して、パレットPを前記幅狭状態で格納部1aに格納させ、且つ、パレットPを入出庫部5において前記幅広状態で位置させるように、パレットPの幅を変更する収容具幅変更手段100が構成され、さらに、この収容具幅変更手段100は、パレットPが入出庫部5の近傍に搬送されるに伴って、前記複数個の収容部分10A.10B,10Cの隣接するものの間の間隔を狭い状態から広い状態に変更するように構成されている。
【0016】
次に、収納棚1に収納されている自転車を出庫する出庫動作について、図9〜図11に基づいて説明する。
先ず、利用者がカードを操作盤7のカードリーダー7aに読み込ませて、出庫指令を制御装置20に入力すると(図9のイ)と、制御装置20が、クレーンコントローラ21と台車コントローラ22に対して作動指令を出力して出庫作動を行わせる。具体的には、スタッカクレーン2が出庫対象の自転車が収容されているパレットPを収納している収納棚1の保管部1aに移動してパレットPを取出し、その取出したパレットPを収納棚1側の停止位置4aに待機している台車4に移載する(図9のロ)。搬送台車4はパレットPを受け取ると、入出庫部5側の停止位置4cまで搬送して停止する。この搬送時に、入出庫部5側の停止位置4cの近傍まで搬送されると、パレットPにおける各収容部分の間隔が狭い状態から広い状態に変更される(図9のハ〜図10のニ)。そして、閉じられていた扉6が、出庫対象の自転車に対応させて開口6aを形成する状態で開作動される(図10のホ)。
そこで、利用者は、その開口6aに位置するパレットP上の自転車Aを取出してから、取出し完了を上記操作盤7から入力する(図11のヘ〜チ)。この取出し完了が制御装置20に入力されると、扉6が閉じ作動されると共に、パレットPが搬送台車4及びスタッカクレーン2によって、上記と逆の手順で収納棚1の所定の保管部1aに搬送される。この搬送時に、入出庫部5側の停止位置4cの近傍から離れると、パレットPにおける各収容部分の間隔が、広い状態から狭い状態に変更される。
【0017】
一方、自転車を入庫する場合は、その入庫指令を前記操作盤7のカードリーダー7aによって制御装置20に入力すると、制御装置20が、クレーンコントローラ21と台車コントローラ22に対して作動指令を出力して入庫作動を行わせる。具体的には、スタッカクレーン2がその自転車を収容すべきパレットPが収納されている収納棚1の保管部1aに移動してパレットPを取出し、その取出したパレットPを収納棚1側の停止位置4aに待機している台車4に移載する。搬送台車4はパレットPを入出庫部5側の停止位置4cまで搬送して停止する。この搬送時に、入出庫部5側の停止位置4cの近傍に搬送されると、パレットPの前記間隔が、狭い状態から広い状態に変更される。又、開閉扉6が、入庫対象の自転車を収容させる位置に対応して開口6aを形成する状態で開作動される。
そこで、利用者は、その開口6aに位置するパレットPの収容部分に自転車を収容させ、次に、入庫完了を上記操作盤7から入力する。この入庫完了が制御装置20に入力されると、扉6が閉じ作動されると共に、パレットPは搬送台車4とスタッカクレーン2とによって、上記と逆の手順で収納棚1の所定の保管部1aに搬送される。この搬送時に、入出庫部5側の停止位置4cの近傍から離れると、パレットPの前記間隔が、広い状態から狭い状態に変更される。
【0018】
以上より、前記扉6は、パレットPが入出庫部5に搬送されていないときには閉作動され、且つ、パレットPが入出庫部5に搬送されているときには、前記間隔が広い状態に変更されたパレットPに収容された複数個の自転車Aのうちで、入庫又は出庫対象となる物品の位置に対応させて、物品出し入れ用の開口6aを形成する状態で開作動するように構成されている。
又、複数(6つ)の入出庫部5の夫々で入出庫される物品を収容するパレットPが、その複数の入出庫部5の夫々に対応する前記搬送装置H(搬送台車4とスタッカクレーン2)によって、その複数の入出庫部5の夫々に対応する前記収納棚1との間で搬送されるように構成されている。
【0019】
〔別実施形態〕
上記実施形態では、物品収容具(パレットP)に備える各収容部分の隣接するものの間の間隔を変更するのに、3個の可動式の収容部分(可動枠10A,10B,10C)の夫々を、1個の固定式の収容部分(固定枠9)に対して各別に移動するように構成したが、これに限定されるものでなく、例えば、図12に例示するように、複数個(図では4個)の収容部分SBを隣接するもの同士が相対移動できるように連結して、隣接するもの同士の間隔を狭い状態(図のロ)と広い状態(図のイ)とに変更するようにしてもよい。
【0020】
又、上記実施形態では、物品収容具(パレットP)に備える各収容部分の間隔をすべて変更するように構成したが、これに限定されるものでなく、図13に例示するように、例えば2個の収容部分SBを互いの間隔を固定した状態で中央に配置するととともに、この中央側の収容部分SBに対して両側に位置する収容部分SBが間隔を狭い状態(図のロ)と広い状態(図のイ)とに変更されるようにしてもよい。この場合は、中央の収容部分SBのうちの右側に対しては、物品Aは右側から出し入れ操作し、左側の収容部分SBに対しては、物品Aは左側から出し入れ操作することになる。
【0021】
上記実施形態では、収納具幅変更手段100は、物品収容具(パレットP)が入出庫部5の近傍に搬送されるに伴って、各収容部分の隣接するものの間の間隔を狭い状態から広い状態に変更する場合を説明したが、物品収容具(パレットP)が入出庫部5に搬送された後、上記間隔を狭い状態から広い状態に変更するようにしてもよい。
【0022】
上記実施形態では、開閉式の扉6が、パレットPが開作動されるときに、前記間隔が広い状態に変更されたパレットPに収容された複数個の自転車Aのうちで、入庫又は出庫対象となる物品の位置にのみ対応させて、物品出し入れ用の開口6aを形成したが、上記入庫又は出庫対象となる物品の位置を中央にして左右に少し広げた状態で開口6aを形成するようにしてもよい。
【0023】
上記実施形態では、物品として、二輪車(自転車等)を保管する場合を示したが、これ以外の各種物品を保管する場合にも適用できる。
【0024】
上記実施形態では、物品保管設備を、いわゆる立体倉庫式に構成した場合を示したが、これ以外の、例えばエレベータ式や、メリーゴーランド式等の形式の設備にも適用できる。
そして、上記実施形態では、物品収容具をパレットPにて構成し、搬送装置Hを収納棚1側のスタッカクレーン2と搬送台車4とによって構成したが、各保管設備の形式によって、搬送装置や物品収容具等の具体構成は適宜変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品保管設備の全体概略平面図
【図2】物品保管設備の要部斜視図
【図3】パレットの構造及び伸縮作動状態を示す図
【図4】パレットを収納した収納棚の一部平面図
【図5】パレットを載せた搬送台車の平面図
【図6】パレットを載せた搬送台車の側面図
【図7】パレットの伸縮駆動構成を示す搬送台車の正面図
【図8】制御構成のブロック図
【図9】物品の出庫動作を示す説明図
【図10】物品の出庫動作を示す説明図
【図11】物品の出庫動作を示す説明図
【図12】別実施形態のパレットの構造を示す概略図
【図13】別実施形態のパレットの構造を示す概略図
【符号の説明】
1 収納棚
1a 格納部
5 入出庫部
6 扉
6a 開口
9 収容部分
10A 収容部分
10B 収容部分
10C 収容部分
100 収容具幅変更手段
A 物品
H 搬送装置
P 物品収容具
Claims (5)
- 複数個の物品が並べて収容される物品収容具を格納する格納部と、前記物品収容具を前記格納部と外部からの物品入出庫用の入出庫部との間で搬送する搬送装置とが設けられた物品保管設備であって、
前記物品収容具は、前記複数個の物品を各別に収容する複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔を狭めてその物品収容具の幅を狭くする幅狭状態と、前記複数個の収容部分の隣接するものの間の間隔を広げてその物品収容具の幅を広くする幅広状態に変更自在に構成され、
前記物品収容具を前記幅狭状態で前記格納部に格納させ、且つ、前記物品収容具を前記入出庫部において前記幅広状態で位置させるように、前記物品収容具の幅を変更する収容具幅変更手段が設けられている物品保管設備。 - 前記収容具幅変更手段は、前記物品収容具が前記入出庫部又はその近傍に搬送されるに伴って、前記間隔を狭い状態から広い状態に変更するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
- 前記入出庫部に、外部との間を仕切る開閉式の扉が設けられ、この開閉式の扉は、前記物品収容具が前記入出庫部に搬送されていないときには閉作動され、且つ、前記物品収容具が前記入出庫部に搬送されているときには、前記間隔が広い状態に変更された前記物品収容具に収容された複数個の物品のうちで、少なくとも入庫又は出庫対象となる物品の位置に対応させて、物品出し入れ用の開口を形成する状態で開作動するように構成されている請求項1又は2に記載の物品保管設備。
- 前記格納部の複数を上下及び左右方向に並置させて備える収納棚が設けられ、前記搬送装置が、前記収納棚に備えた複数の格納部の夫々に対して前記物品収容具を搬送するように構成され、
前記入出庫部が複数設けられるとともに、前記搬送装置及び前記収納棚が、前記複数の入出庫部の夫々に対応するように複数設けられ、
前記複数の入出庫部の夫々で入出庫される物品を収容する前記物品収容具が、その複数の入出庫部の夫々に対応する前記搬送装置によって、その複数の入出庫部の夫々に対応する前記収納棚との間で搬送されるように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品保管設備。 - 前記物品収容具が、前記物品としての二輪車を起立姿勢で収容するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品保管設備。
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