JP3755069B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器に関するものであるが、特に贈答用包装体にだけに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
従来、包装体は、その中身が取り出されると捨てられる。これでは、製品全体の値段が高くなるだけではなく、不経済である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の欠点を克服して容器としての用途以外にも各構成部品を別の目的に利用できるようにした多目的型の容器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の容器は、次の構成を含んでいる。すなわち、複数の小割板からなるシート部材と、離設した一対の側壁部材と、この側壁部材の回りに巻き付けられたシート部材を保持する固定手段を含んでおり、シート部材の各小割板は、ほぼ平行であり、それぞれ縦方向に伸びる端縁部を有し、前記シート部材は、さらに、隣接する小割板の隣り合う端縁部を接続するヒンジ手段を含み、このヒンジ手段は、複数の小割板を取り付けて小割板を横切って延びている屈曲性シートであり、前記側壁部材の各々は、多角形状の端辺を有し、各端辺は、関連する小割板と係合するために設けられ、それによって、シート部材が側壁部材の回りに巻かれると、物品を収容するための中空が形成されるようになり、さらに、各小割板のそれぞれの端部付近にスロットが設けられ、各スロットは二列に配置され、側壁部分の各端辺が、それぞれ1つのスロット内にはまり込み、その位置に保持されるようになっており、
前記一対の側壁部材が二組からなり、前記シート部材は、2つの隣接する前記側壁部材の回りに巻つけられて2つの副容器を形成することを特徴としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,図2及び図4〜図6において、概略的に示された容器10が描かれている。容器10は、シート部材11及び二組の側壁部材12,13を含む。
【0007】
シート部材11は、ほぼ平行でかつ同一寸法長さの複数の小割板14を備えている。小割板14は、木材、プラスチック、金属または別の適切な材料で形成することができる。各小割板14は、縦方向に伸びる一対の端縁部15を有し、この端縁部は、対向する端部16まで伸びる。
【0008】
各小割板14には、スロット17が備えられており、このスロット17は、二つの線18を形成するように整列している。各スロット17は、側壁部材12,13が容易にスロット17内にはまり込むように形作られている。
【0009】
各側壁部材12,13は、ほぼ平坦形状で構成されており、複数の端辺19を有する多角形状の1つの周辺縁を備えている。各端辺19の長さは、各小割板14の横方向の幅とほぼ同じである。
【0010】
各小割板14は、隣り合う端縁部15を接続するヒンジ手段によって回動可能に取り付けられている。このヒンジ手段は、ここでは、屈曲性シート20で構成され、この屈曲性シート20は複数の小割板14を取り付けて小割板14を横切って延びている。屈曲性シート20は、プラスチック材または紙で形成してもよく、本来的に装飾を付け加えることもできる。
【0011】
容器10を形成するとき、シート部材11は、平らに横たえられ、各組の側壁部材12,13は、小割板14の一つのスロット17に適切に配置される。その後、シート部材11は、側壁部材12,13の回りに巻かれ、図2に示す形状に形成される。そして、容器10を組み立てた形状に保持するために固定手段が使用される。この具体例においては、固定手段は、一組のバンド21である。
【0012】
上述の具体例においては、小割板14は、同じ横幅でできている。この観点から、横幅は、端辺19の長さに応じて変化させることができる。さらに、容器10は、あらゆる数の側面を有することができる。この具体例においては、容器10は、二つの副容器22及び23に分割され、各副容器22及び23は、八つの側面を有する。容器10は、包装される物品に応じて、あらゆる数の側面を有するように設計することができる。容器10は、もし必要ならば、副容器に分割する必要はない。容器は単一の空胴であってもよい。
【0013】
例えば、図3における容器30は、二つの副容器31,32を含み、一方の副容器31は、八つの側面を有し、他方の副容器32は、六つの側面を有する。
【0014】
シート部材11は、容器10に使用されない時は、装飾物として機能し、側壁部材12,13は、「飲み物のコースター」または同様の種類のパッドとして使用される。
【0015】
上記の容器10は、分解された時は、収納及び運搬のために折りたたむことができる。
【0016】
シート部材20は、上述のように、紙、プラスチックまたは別の適切な材料で形成することができ、本来的に装飾を付け加えることもできる。例えば、シート部材には、図形または絵を印刷してもよい。さらに、シート部材20は、接着剤を使用するなどしてあらゆる所望の方法で小割板14に取り付けることもできる。
【0017】
小割板14には、吊り下げる装飾物または絵として使用される時に、シート部材11を吊すために使用することのできる端部孔24を設けることができる。
【0018】
上述の好適な具体例においては、容器は、奇数または偶数の側面を含むあらゆる数の側面を有することができる。
【0019】
本発明の上述の具体例は、包装の目的に供された容器は、装飾物として再使用することができるという利点を有する。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、複数の小割り板を含むシート部材と、側壁部材を備えて、この側壁部材にシート部材を巻き付けて容器を形成し、これを保持したもので、側壁部材の端辺の形状を変えることにより、種々の容器を作ることができる。また、構造が簡単で、かつ部品を分割した状態で収納でき、さらに、各構成部品を容器とは別の用途に利することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を分解した容器の概略透視図である。
【図2】完全に組み立てられた図1の容器の概略透視図である。
【図3】図1及び図2に示す容器の変形例の概略透視図である。
【図4】図1及び図2に示す容器に使用するシート部材の概略平面図である。
【図5】図4のシート部材の概略透視図である。
【図6】図1の容器に使用する側壁部材の概略透視図である。
【符号の説明】
10,30 容器
11 シート部材
12,13 側壁部材
14 小割板
15 端縁部
16 端部
17 スロット
19 端辺
20 屈曲性シート(ヒンジ手段)
21 バンド(固定手段)
Claims (5)
- 複数の小割板を含むシート部材と、離設した一対の側壁部材と、この側壁部材の回りに巻き付けられたシート部材を保持する固定手段とを含む容器であって、前記シート部材の各小割板は、ほぼ平行であり、それぞれ縦方向に伸びる端縁部を有し、前記シート部材は、さらに、隣接する小割板の隣り合う端縁部を接続するヒンジ手段を含み、このヒンジ手段は、複数の小割板を取り付けて小割板を横切って延びている屈曲性シートであり、前記側壁部材の各々は、多角形状の端辺を有し、各端辺は、関連する小割板と係合するために設けられ、それによって、シート部材が側壁部材の回りに巻かれると、物品を収容するための中空が形成されるようになり、さらに、各小割板のそれぞれの端部付近にスロットが設けられ、各スロットは二列に配置され、前記側壁部分の各端辺が、それぞれ1つのスロット内にはまり込み、その位置に保持されるようになっており、
前記一対の側壁部材が二組からなり、前記シート部材は、2つの隣接する前記側壁部材の回りに巻つけられて2つの副容器を形成することを特徴とする容器。 - 前記小割板は同一の長さ寸法を有していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 保持手段は、シート部材を取り囲む少なくとも1つのバンドであることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
- 側壁部材の各々は、ほぼ平坦であり、その各端辺の長さは、関連する小割板の横幅寸法とほぼ同じであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の容器。
- 各小割板は、同一の横幅寸法を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の容器。
Applications Claiming Priority (2)
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1996
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Publication number | Publication date |
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