JP3754919B2 - ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター - Google Patents

ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター Download PDF

Info

Publication number
JP3754919B2
JP3754919B2 JP2001379848A JP2001379848A JP3754919B2 JP 3754919 B2 JP3754919 B2 JP 3754919B2 JP 2001379848 A JP2001379848 A JP 2001379848A JP 2001379848 A JP2001379848 A JP 2001379848A JP 3754919 B2 JP3754919 B2 JP 3754919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
paper sheets
laminator
long transparent
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001379848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003182926A (ja
Inventor
徹 浜田
Original Assignee
日本オフィスラミネーター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本オフィスラミネーター株式会社 filed Critical 日本オフィスラミネーター株式会社
Priority to JP2001379848A priority Critical patent/JP3754919B2/ja
Publication of JP2003182926A publication Critical patent/JP2003182926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3754919B2 publication Critical patent/JP3754919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、長尺透明ラミネートフィルムの間に、不連続な紙葉体を挟み込んで加熱圧着するラミネーターに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
従来のラミネーターの一例としては、一対の熱可塑性の長尺透明ラミネートフィルムを巻回した上下一対の巻きロールと、この巻きロールから導き出された上下の長尺透明ラミネートフィルムの間に紙葉体を送り込む送り込みローラと、上下の長尺透明ラミネートフィルムの少なくとも一方を加熱する加熱装置と、上記巻きロールの下流側に配置され、加熱された上下の長尺透明ラミネートフィルム同士を圧着する上下一対の圧着ローラと、圧着ローラより下流側に送り方向に並べて配設された、複数の上下一対の送りローラと、上記紙葉体の前後端縁を検知するセンサと、このセンサが紙葉体の前後端縁を検知した場合に、上記長尺透明ラミネートフィルムの隣り合う紙葉体の中間位置を順次切断してラミネート完成体を作り出すカッターとを備えるものがある。
【0003】
しかし、このラミネーターには、ラミネートフィルムに無駄代が生じないという長所がある反面、同じ寸法のラミネート完成体を連続的に製造するためには、カッターが隣り合う紙葉体の中間位置でラミネートフィルムを切断するように、送り込みローラや送りローラの回転速度、カッターの移動速度、及び紙葉体を送り込みローラに載せるタイミングを、精度よく制御する必要がある。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、複雑な制御を要せず、かつ迅速に、寸法が同じラミネート完成体を連続的に得ることができるラミネーターのカッティング方法及びラミネーターを提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明のラミネーターのカッティング方法は、一対の熱可塑性の長尺透明ラミネートフィルムの間に、不連続な紙葉体を間隔をおいて挟着して加熱圧着し、隣り合う紙葉体の中間において、圧着されている一対の上記長尺透明ラミネートフィルムをカッターにより切断するラミネーターのカッティング方法において、加熱圧着が終了した一対の長尺透明ラミネートフィルムの搬送中に、上記紙葉体の前後端縁を検知し、隣り合う紙葉体の中間位置を問うことなく、この前後端縁から一定距離位置において長尺透明ラミネートフィルムをカッターにより切断し、隣り合う紙葉体の中間にラミネートフィルムの無駄代を生じさせる一対の熱可塑性の長尺透明ラミネートフィルムの間に、不連続な紙葉体を間隔をおいて挟着して加熱圧着し、隣り合う紙葉体の中間において、圧着されている一対の上記長尺透明ラミネートフィルムを切断するラミネーターのカッティング方法において、加熱圧着が終了した一対の長尺透明ラミネートフィルムの搬送中に、上記紙葉体の前後端縁を検知し、隣り合う紙葉体の中間位置を問うことなく、この前後端縁から一定距離位置において長尺透明ラミネートフィルムを切断し、隣り合う紙葉体の中間にラミネートフィルムの無駄代を生じさせることを特徴としている。
【0006】
また、本発明のラミネーターは、長尺透明ラミネートフィルムを巻回した一対の巻きロール;この一対の巻きロールから導き出された長尺透明ラミネートフィルムの間に、不連続な紙葉体を挟み込む一対の圧着ローラ;この一対の圧着ローラの下流側に配置された、長尺透明ラミネートフィルムに挟着されている紙葉体の前後位置を検知するセンサ;このセンサに対応させて設けた一対のカッター;及び上記センサによって検知される紙葉体の前後端縁位置情報に基づき、隣り合う紙葉体の中間位置を問うことなく、この前後端縁から一定距離位置において、上記一対のカッターにより長尺透明ラミネートフィルムを切断し、隣り合う紙葉体の中間にラミネートフィルムの無駄代を生じさせる切断制御手段;を有することを特徴としている。
【0007】
上記カッターがロータリーカッターであるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施形態】
以下、添付図面を参照して、本発明を事務用卓上型ローラ式ラミネーター10に適用した一実施形態について説明する。
【0009】
ハウジング12の前面(図1の右側を「前方」、左側を「後方」とする)には、紙葉体P1、P2・・・を挿入するための挿入口12aが設けられており、ハウジング12の後面には、排出口12bが形成されている。
【0010】
ハウジング12の内部には、左右方向(図2の上下方向)を向く上下一対の圧着ローラ14A、14Bが配設されており、圧着ローラ14A、14Bの後方には、左右方向を向く上下一対の第一の送りローラ16A、16B、第二の送りローラ18A、18B、第三の送りローラ20A、20B、第四の送りローラ22A、22Bが前後方向に並べて配設されている。各ローラ14A、14B、16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bは互いに平行関係にある。対をなす各ローラ14A、14B、16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの対向面はそれぞれ互いに接触しており、対をなす各ローラ14A、14B、16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの接触線を全て含む平面は、挿入口12aおよび排出口12bと同じ高さに位置するほぼ水平な送り平面Hを構成している。
各ローラ14A、14B、16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bはモータ(切断制御手段)M1に接続されており、モータM1により矢印方向に同じ回転速度で同期しながら回転駆動される。
【0011】
ハウジング12の内部には、一対の圧着ローラ14A、14Bの上方と下方とにそれぞれ位置する左右方向を向く上下一対のラミネートフィルムロール(巻きロール)24A、24Bが、上記各ローラ14A、14B、16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bと平行をなすように配設されており、上下のラミネートフィルムロール24A、24Bには長尺透明のラミネートフィルムF1、F2が巻回されている。
【0012】
上方のラミネートフィルムロール24Aから下方に向かって延出するラミネートフィルムF1は、上方の圧着ローラ14Aに巻き付けられて方向をほぼ90°変換し、上下の圧着ローラ14A、14Bの間を通って、送り平面Hに沿って後方に向かい、上下の各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの間に挟まれる。下方のラミネートフィルムロール24Bから上方に向かって延出するラミネートフィルムF2は、下方の圧着ローラ14Bに巻き付けられて方向をほぼ90°変換し、上下の圧着ローラ14A、14Bの間を通って、送り平面Hに沿って後方に向かい、上下の送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの間に挟まれる。
【0013】
ハウジング12内部の圧着ローラ14A、14Bの前方には、モータM2によりベルトが図1の矢印方向に移動するベルトコンベヤ26が配設されている。このベルトコンベヤ26の上面は送り平面Hとほぼ同じ高さに位置しており、紙葉体P1、P2、P3・・・を、圧着ローラ14A、14Bの間に送り込むことができる。
【0014】
上方の圧着ローラ14Aの近傍には、上方のラミネートフィルムロール24Aを出て圧着ローラ14Aに至るラミネートフィルムF1を加熱する赤外線加熱器(図示略)が配設されている。すなわち、この実施形態は、紙葉体P1、P2・・・を挟着する一対のラミネートフィルムF1、F2の一方のみを加熱するタイプである。ラミネートフィルムF1は、加熱されることで接着性を生じる熱可塑性のものであり、その具体的構造は問わない。
【0015】
第二の送りローラ18Bと第三の送りローラ20Bの間には、紙葉体P1、P2・・・の後端縁P1a、P2a・・が近接したことを検知するセンサS1が配設されており、第一の送りローラ16Bと第二の送りローラ18Bの間には、紙葉体P1、P2・・・の前端縁P1b、P2b・・が近接したことを検知するセンサS2が配設されている。
【0016】
また、第三の送りローラ20A、20Bと第四の送りローラ22A、22Bの間の送り平面Hの上方には、左右方向を向くとともに、その下端縁に形成された刃部が送り平面Hとほぼ同じ高さに位置する固定刃(カッター)28が配設されており、センサS1と固定刃28の刃部との間の前後方向の距離はL1となっている(図2参照)。
【0017】
この固定刃28の直下には、回転軸線を左右方向に向けた回転刃ユニット30が配設されており、固定刃28と回転刃ユニット30によりロータリーカッターが構成されている。
回転刃ユニット30は、図9に拡大して示すように、左右一対の円形の支持板32と、両支持板32の間に左右の支持板32を結ぶ軸回りに回転自在に設けられた回転刃(カッター)34とを具備している。回転刃34の刃部36は、左右の支持板32の間の仮想円筒面上に位置するとともに、左右の支持板32を結ぶ軸に対して傾斜している。また、回転刃34はモータM1にクラッチ(切断制御手段)C1を介して接続されている。
モータM1からクラッチC1を介して動力が回転刃34に伝達されると、回転刃34は図1の反時計方向に回転して、刃部36の右端部(図9の右側の端部)が最初に固定刃28に接触し、刃部36の固定刃28との接触部位は順に左側に移行し、最後に刃部36の左端部が固定刃28に接触することにより、ラミネートフィルムF1、F2を左右方向に直線的に切断する。
【0018】
さらに、第二の送りローラ18A、18Bと第三の送りローラ20A、20Bの間の送り平面Hの上方には、固定刃28と同様の固定刃(カッター)38が配設されており、この固定刃38の下縁部に形成された刃部とセンサS2との前後方向の距離はL2となっている(図2参照)。また、固定刃38の直下には、回転刃ユニット30と同様の回転刃ユニット40が配設されており、固定刃38と回転刃ユニット40でロータリーカッターを構成している。回転刃ユニット40の回転刃(カッター)34はクラッチ(切断制御手段)C2を介してモータM1に接続されている。
【0019】
上述した赤外線加熱器、モータM1、M2、センサS1、S2及びクラッチC1、C2は、ハウジング12内に配設された制御回路(切断制御手段)に接続されており、制御回路は図示を省略した電源スイッチに接続されている。
【0020】
電源スイッチをONにすると、赤外線加熱器が作動し、制御回路からモータM1、M2とセンサS1、S2に信号が送られ、センサS1、S2が作動するとともに、モータM1、M2が作動して、圧着ローラ14A、14B、第一の送りローラ16A、16B、第二の送りローラ18A、18B、第三の送りローラ20A、20B、第四の送りローラ22A、22B及びベルトコンベヤ26が常時一定の速度で回転する。
なお、クラッチC1、C2に信号は送られず、クラッチC1、C2が離れた状態にあるため、回転刃ユニット30、40の回転刃34は停止している。
【0021】
複数の紙葉体P1、P2・・・・を順次挿入口12aに挿入すると、各紙葉体P1、P2・・・は、挿入口12aを通って次々にベルトコンベヤ26の上面に載せられ、移動するベルトにより上下の圧着ローラ14A、14Bの間に送られ、上下のラミネートフィルムF1、F2の間に挟まれる。
各紙葉体P1、P2、P3・・・をベルトコンベヤ26に載せる際には、紙葉体P1の前端縁P1bと紙葉体P2の後端縁P2aの間隔D1(図2参照)と、紙葉体P2の前端縁P2bと紙葉体P3の後端縁P3aの間隔D2(図8参照)を、同じ長さにする必要はない。即ち、各紙葉体P1、P2、P3・・・を一定時間おきにベルトコンベヤ26に載せる必要はない。
【0022】
紙葉体P1、P2・・が上下のラミネートフィルムF1、F2の間に挟まれると、上方のラミネートフィルムF1の紙葉体P1、P2・・・の周辺部分が下方のラミネートフィルムF2に溶着するとともに、上方のラミネートフィルムF1が紙葉体P1、P2・・・の上面に接着する。ラミネートフィルムF1、F2と紙葉体P1、P2・・・は、圧着ローラ14A、14B及び各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの回転力により、送り平面Hに沿って排出口12b側に水平移動する。
【0023】
図1及び図2に示すように、先頭の紙葉体P1の後端縁P1aがセンサS1の直上に位置すると、センサS1から制御回路に検知信号が送られ、制御回路からクラッチC1に作動信号が送られ、クラッチC1が繋がる。
クラッチC1が繋がると、回転刃ユニット30の回転刃34が図1の状態から反時計方向に回転し、ラミネートフィルムF1、F2の先頭の紙葉体P1の後端縁P1aから後方にαだけ離れた部位が左右方向に切断され、無駄代Q1が生じる(図3、図4参照)。このようなラミネートフィルムF1、F2の切断位置の制御は、制御回路が、L1からαを引いた距離L1d−αと、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの回転速度Srとから、ラミネートフィルムF1、F2の先頭の紙葉体P1の後端縁P1aから後方にαだけ離れた部位が固定刃28の刃部の直下に到達する(図4参照)までの時間T1を計算し、停止していた回転刃ユニット30の回転刃34が、時間T1経過後に固定刃28の刃部と接触するようにクラッチC1に作動信号を送ることにより行われる。
回転刃ユニット30の回転刃34が一周して図1の位置に復帰すると、制御回路からクラッチC1に停止信号が送られ、クラッチC1が離れる。
【0024】
次いで、先頭の紙葉体P1の前端縁P1bがセンサS2の直上に位置すると、センサS2から制御回路に検知信号が送られ、制御回路からクラッチC2に作動信号が送られ、クラッチC2が繋がるとともに、排出口12bから無駄代Q1がハウジング12の外部に排出される(図5、図6参照)。
クラッチC2が繋がると、回転刃ユニット40の回転刃34が図3の状態から反時計方向に回転し、ラミネートフィルムF1、F2の先頭の紙葉体P1の前端縁P1bから前方にαだけ離れた部位が左右方向に切断され、紙葉体P1の前後に幅αのラミネートフィルムF1、F2の余裕部分が形成されたラミネート完成体Rが出来上がる(図5、図6参照)。このようなラミネートフィルムF1、F2の切断位置の制御は、制御回路が、L2にαを足した距離L2+αと、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bの回転速度Srとから、ラミネートフィルムF1、F2の先頭の紙葉体P1の前端縁P1bから前方にαだけ離れた部位が固定刃38の刃部の直下に到達する(図6参照)までの時間T2を計算し、停止していた回転刃ユニット40の回転刃34が時間T2経過後に固定刃38の刃部と接触するようにクラッチC2に作動信号を送ることにより行われる。
回転刃ユニット40の回転刃34が一周して図3の位置に復帰すると、制御回路からクラッチC2に停止信号が送られ、クラッチC2が離れる。
【0025】
次いで、2枚目の紙葉体P2の後端縁P2aがセンサS1の直上に位置すると(図示略)、センサS1から制御回路に検知信号が送られ、制御回路からクラッチC1に作動信号が送られ、クラッチC1が繋がり、上述と同様の制御により、回転刃ユニット30の回転刃34が、ラミネートフィルムF1、F2の2枚目の紙葉体P2の後端縁P2aから後方にαだけ離れた部位を左右方向に切断し、無駄代Q2が生じる(図7、図8参照)とともに、ラミネート完成体Rが排出口12bからハウジング12の外部に排出される。
【0026】
このような手順により、上下のラミネートフィルムF1、F2の間に紙葉体P1、P2・・・を挟んだ同じ寸法のラミネート完成体Rが、次々と排出口12bから排出される。
【0027】
このような本実施形態によれば、紙葉体P1、P2・・・の後端縁P1a、P2aと前端縁P1b、P2bとをセンサS1、S2で検知して、ラミネートフィルムF1、F2の紙葉体P1、P2・・・の後端縁P1a、P2a・・・と前端縁P1b、P2b・・・から後方および前方に距離αだけ離れた部位をロータリーカッターにより切断し、無駄代Q1、Q2を意図的に作ることにより、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22Bとベルトコンベヤ26の回転速度、さらに紙葉体P1、P2・・・をベルトコンベヤ26に載せるタイミング等を複雑に制御することなく、同じ寸法のラミネート完成体Rを連続的に製造することができる。
【0028】
また、常時ラミネートフィルムF1、F2を後方に移動させながら、前後のロータリーカッターを用いてラミネート完成体Rを製造しているので、一つのロータリーカッターによりラミネート完成体Rを製造する場合に比べて、生産性が良い。
【0029】
上記各実施形態は、紙葉体P1、P2、P3・・・を一対のラミネートフィルムF1、F2の間に挟着するタイプであるが、本発明は、1枚の紙葉体と1枚のラミネートフィルムを接着するタイプ、これらの永久接着タイプと剥離可能な剥離タイプ等、熱可塑性のラミネートフィルムと紙葉体を加熱圧着するものであれば、すべて適用できる。
【0030】
なお、本実施形態のラミネーター10は、ベルトコンベヤ26、ラミネートフィルムロール24A、24B、圧着ローラ14A、14B、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22B、回転刃ユニット30、40、センサS1、S2、およびモータM1、M2を単一のハウジング12内に収納したものであるが、図1の仮想線で示すように、それぞれ個別のハウジングを有する送り部ユニットUA(ベルトコンベヤ26とモータM2を収納)、ラミネート部ユニットUB(ラミネートフィルムロール24A、24B、圧着ローラ14A、14B、第一の送りローラ16A、16B、センサS2を収納)、カッター部ユニットUC(第二、第三、第四の送りローラ18A、18B、20A、20B、22A、22B、回転刃ユニット30、40、センサS1を収納)に分割し、各ユニットUA、UB、UCを互いに結合させてもよい。この場合、両モータM1、M2を制御回路に接続して、ベルトコンベヤ26、圧着ローラ14A、14B、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22B、回転刃ユニット30、40の動きを互いに連係させる必要がある。
【0031】
また、本実施形態では2つのセンサS1、S2を用いて、センサS1、S2がそれぞれ紙葉体P1、P2・・・の後端縁P1a、P2aと前端縁P1b、P2bを検知しているが、センサを一つにして、このセンサが紙葉体P1、P2・・・の後端縁P1a、P2aと前端縁P1b、P2bを両方検知するようにしてもよい。
さらに、センサS1、S2の位置は上記実施形態に限られず、例えば、圧着ローラ14Bと第一の送りローラ16Bの間や、第三の送りローラ20Bと回転刃ユニット30の間等に設けてもよい。
【0032】
さらに、モータを一つとし、このモータとベルトコンベヤ26、各送りローラ16A、16B、18A、18B、20A、20B、22A、22B、回転刃ユニット30、40を連係させて、これらの部材を上記と同様に作動させることも可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、複雑な制御を要せず、かつ迅速に、寸法が同じラミネート完成体を連続的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した事務用卓上型ラミネーターの一実施形態の、前後のロータリーカッターが非切断位置にある状態を示す縦断側面図である。
【図2】同じく、図1の状態における、ハウジングを省略したラミネーター内部の平面図である。
【図3】同じく、後方のロータリーカッターが切断位置に移動して、ラミネートフィルムを切断する状態を示すラミネーターの縦断側面図である。
【図4】同じく、図3の状態における、ハウジングを省略したラミネーター内部の平面図である。
【図5】同じく、前方のロータリーカッターが切断位置に移動して、ラミネート完成体が得られるとともに、後方のロータリーカッターにより切断された無駄代が排出口からハウジング外部に排出される状態を示すラミネーターの縦断側面図である。
【図6】同じく、図5の状態における、ハウジングを省略したラミネーター内部の平面図である。
【図7】同じく、後方のロータリーカッターが切断位置に移動して、無駄代が発生するとともに、ラミネート完成体が排出口からハウジング外部に排出される状態を示すラミネーターの縦断側面図である。
【図8】同じく、図7の状態における、ハウジングを省略したラミネーター内部の平面図である。
【図9】同じく、ロータリーカッターの拡大正面図である。
【符号の説明】
10 ローラ式ラミネーター
12 ハウジング
12a 挿入口
12b 排出口
14A 圧着ローラ
14B 圧着ローラ
16A 第一の送りローラ
16B 第一の送りローラ
18A 第二の送りローラ
18B 第二の送りローラ
20A 第三の送りローラ
20B 第三の送りローラ
22A 第四の送りローラ
22B 第四の送りローラ
24A ラミネートフィルムロール(巻きロール)
24B ラミネートフィルムロール(巻きロール)
26 ベルトコンベヤ
28 固定刃(カッター)(ロータリーカッター)
30 回転刃ユニット(ロータリーカッター)
32 支持板
34 回転刃(カッター)
36 刃部
38 固定刃(カッター)(ロータリーカッター)
40 回転刃ユニット(ロータリーカッター)
C1 クラッチ(切断制御手段)
C2 クラッチ(切断制御手段)
F1 ラミネートフィルム
F2 ラミネートフィルム
H 送り平面
M1 モータ(切断制御手段)
M2 モータ
P1 P2 P3 紙葉体
P1a P2a P3a 後端縁
P1b P2b P3b 前端縁
Q1 Q2 無駄代
R ラミネート完成体
S1 S2 センサ

Claims (3)

  1. 一対の熱可塑性の長尺透明ラミネートフィルムの間に、不連続な紙葉体を間隔をおいて挟着して加熱圧着し、隣り合う紙葉体の中間において、圧着されている一対の上記長尺透明ラミネートフィルムをカッターにより切断するラミネーターのカッティング方法において、
    加熱圧着が終了した一対の長尺透明ラミネートフィルムの搬送中に、上記紙葉体の前後端縁を検知し、
    隣り合う紙葉体の中間位置を問うことなく、この前後端縁から一定距離位置において長尺透明ラミネートフィルムをカッターにより切断し、隣り合う紙葉体の中間にラミネートフィルムの無駄代を生じさせることを特徴とするラミネーターのカッティング方法。
  2. 長尺透明ラミネートフィルムを巻回した一対の巻きロール;
    この一対の巻きロールから導き出された長尺透明ラミネートフィルムの間に、
    不連続な紙葉体を挟み込む一対の圧着ローラ;
    この一対の圧着ローラの下流側に配置された、長尺透明ラミネートフィルムに挟着されている紙葉体の前後位置を検知するセンサ;
    このセンサに対応させて設けた一対のカッター;及び
    上記センサによって検知される紙葉体の前後端縁位置情報に基づき、隣り合う紙葉体の中間位置を問うことなく、この前後端縁から一定距離位置において、上記一対のカッターにより長尺透明ラミネートフィルムを切断し、隣り合う紙葉体の中間にラミネートフィルムの無駄代を生じさせる切断制御手段;
    を有することを特徴とするラミネーター。
  3. 請求項2記載のラミネーターにおいて、上記カッターがロータリーカッターであるラミネーター。
JP2001379848A 2001-12-13 2001-12-13 ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター Expired - Lifetime JP3754919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379848A JP3754919B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379848A JP3754919B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003182926A JP2003182926A (ja) 2003-07-03
JP3754919B2 true JP3754919B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=27591193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001379848A Expired - Lifetime JP3754919B2 (ja) 2001-12-13 2001-12-13 ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3754919B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4553249B2 (ja) * 2005-01-24 2010-09-29 住友化学株式会社 貼合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003182926A (ja) 2003-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4153342B2 (ja) 両面ラミネータ装置
JP3779014B2 (ja) ラミネーター
JP4721383B2 (ja) ラミネータ装置
JP3754919B2 (ja) ラミネーターのカッティング方法及びラミネーター
US6913055B2 (en) Lamination system
JP3795388B2 (ja) ラミネーター
JP4744714B2 (ja) ラミネータ装置
JP3709371B2 (ja) ラミネーター
JP5222043B2 (ja) ラミネーター
CN213622547U (zh) 一种防止卡膜的过胶机
JP3079505B2 (ja) 高速型セット伝票作成方法
JP2013022825A (ja) ラミネーターによる切断方法及びラミネーター
US6736179B2 (en) Lamination system
JP4739561B2 (ja) ラミネータ装置
JP2017074988A (ja) 水濡れに強い封筒及びその製造法
JP6747248B2 (ja) 積層電池製造装置
US7066231B2 (en) Wasteless type lamination system
JP2717293B2 (ja) 圧着重ね綴じ合わせフォーム作成装置
JP5796807B2 (ja) ラミネータの重送処理システム
JP4688328B2 (ja) ラミネータ装置
JP2000062124A (ja) フィルム被覆方法及びラミネ−ター
JP3514683B2 (ja) ラミネータ
JP3821706B2 (ja) ラミネータ
JPH0628933B2 (ja) プラスチツク被覆段ボ−ルの接着要部の粗面形成方法とその装置
JP4663898B2 (ja) ラミネータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3754919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term