JP3514683B2 - ラミネータ - Google Patents

ラミネータ

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JP3514683B2
JP3514683B2 JP36225299A JP36225299A JP3514683B2 JP 3514683 B2 JP3514683 B2 JP 3514683B2 JP 36225299 A JP36225299 A JP 36225299A JP 36225299 A JP36225299 A JP 36225299A JP 3514683 B2 JP3514683 B2 JP 3514683B2
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    • B32B37/185Laminating sheets, panels or inserts between two discrete plastic layers

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透明又は透光性
を有するラミネートフィルムの内側に挟み入れられた被
包装物の表面に送り込みに伴って当該ラミネートフィル
ムを加熱接着させて当該被包装物をラミネートするラミ
ネータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】熱ロールを備え、透明又は透光性を有す
るラミネートフィルムの内側に挟み入れた被包装物をこ
の熱ロールへ送り込むことに伴って、当該被包装物の表
面にラミネートフィルムを加熱接着させて被包装物を外
部から視認できる態様でラミネートするラミネータが汎
用されている。
【0003】この種のラミネータにあっては、一般に、
一端側を接合された二枚の透明若しくは透光性を有する
ラミネートフィルム、又は、二つ折りにされた透明若し
くは透光性を有するラミネートフィルムが用いられ、こ
れらのラミネートフィルムの内側に被包装物を挟み入れ
た上で、かかるラミネートフィルムの接合された側又は
折った側を送り込み先端側として当該被包装物を前記熱
ロールに送り込むように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるこの種のラミネ
ータにあっては、前記ラミネートフィルムに対する被包
装物の挟み入れが不適切である場合、前記熱ロールへの
当該被包装物の送り込みに伴ってラミネートフィルムが
熱ロールに巻き付き当該熱ロールから被包装物が送り出
されない詰まりを生じさせてしまう場合があった。
【0005】すなわち、前記ラミネートフィルムの送り
込み先端とこの送り込み先端側にある当該ラミネートフ
ィルムに挟み入れられた被包装物の縁部との間に形成さ
れる余白間隔が比較的広くなった状態で当該ラミネート
フィルムに被包装物が挟み入れられていると、(図1
0)この余白間隔にあるラミネートフィルムに「こし」
がないため、前記熱ロールの加熱に伴ってこの余白間隔
にあるラミネートフィルムの部分が当該熱ロール側に強
く密着してしまい、当該部分の密着を契機として当該熱
ロールに被包装物共々ラミネートフィルムが巻き付いて
しまう場合があった。(図11)
【0006】そこで、この発明(請求項1および請求項
3記載の発明)は、熱ロールへのラミネートフィルムの
送り込み先端と被包装物の縁部との間に形成される余白
間隔が不適切な広さである場合に使用者に警告を与える
ようにして、かかる余白間隔が不適切な広さであること
に起因した当該熱ロールへのラミネートフィルムの巻き
付きを未然に防止することを主たる目的の一つとする。
【0007】また、この発明(請求項2および請求項3
記載の発明)は、熱ロールへのラミネートフィルムの送
り込み先端と被包装物の縁部との間に形成される余白間
隔が不適切な広さである場合に熱ロールに被包装物が送
り込まれないようにして、かかる余白間隔が不適切な広
さであることに起因した当該熱ロールへのラミネートフ
ィルムの巻き付きを未然に防止することを主たる目的の
一つとする。
【0008】また、この発明(請求項3記載の発明)
は、熱ロールに巻き付いたラミネートフィルムの取り除
きや、当該熱ロールの清掃などが必要になった場合に、
この熱ロールにおける被包装物の送り出し側において容
易にかかる取り除きや清掃をなすことができるようにす
ることを主たる目的の他の一つとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、ラミネータが以下
の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。 (1)一端側を接合された二枚の透明若しくは透光性を
有するラミネートフィルムの内側、又は、二つ折りにさ
れた透明若しくは透光性を有するラミネートフィルムの
内側に挟み入れられた被包装物の表面に、当該ラミネー
トフイルムの接合側又は折った側を送り込み先端側とし
た送り込みに伴って当該ラミネートフィルムを加熱接着
させる一対の熱ロールを備えるラミネータであって、
(2)前記一対の熱ロールへの前記被包装物の送り込み
側に、前記ラミネートフィルムに挟み入れられた被包装
物の存在を検知する光センサが設けられていると共に、
(3)この光センサと一対の熱ロールとの間に、当該光
センサの検知位置との間に所定の間隔を開けた位置を検
知位置とした前記ラミネートフィルムの送り込み先端の
導入検知手段が設けてあり、(4)前記導入検知手段に
より前記ラミネートフィルムの送り込み先端の導入が検
知され、かつ、前記光センサにより被包装物の存在が検
知されない際に所定の警告を発生させる警告発生手段を
備えている。
【0010】かかる構成によれば、前記ラミネートフイ
ルムに挟み入れられた被包装物の前記一対の熱ロールへ
の送り込みに際して、ラミネートフィルムの送り込み先
端が前記導入検知手段により検知された位置において、
この送り込み先端と当該送り込み先端側にあるラミネー
トフィルムに挟み入れられた被包装物の縁部との余白間
隔が、前記導入検知手段の検知位置と光センサの検知位
置との間隔以内の間隔であるか両検知位置間の間隔以上
の間隔であるかを検知することができる。
【0011】そして、前記余白間隔が比較的大きく、つ
まり、前記両検知位置間の間隔よりも広く形成されてい
る場合に、前記警告発声手段により操作者にかかる余白
間隔が不適正な大きさであることを前記ラミネートフィ
ルムが前記一対の熱ロールの間に入り込む前に知らせて
こうした不適正な余白間隔に起因した当該ラミネートフ
ィルムの熱ロールへの巻き付きを未然に防止することが
できる。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、ラ
ミネータが以下の(1)〜(4)の構成を備えたものと
した。 (1)一端側を接合された二枚の透明若しくは透光性を
有するラミネートフィルムの内側、又は、二つ折りにさ
れた透明若しくは透光性を有するラミネートフィルムの
内側に挟み入れられた被包装物の表面に、当該ラミネー
トフイルムの接合側又は折った側を送り込み先端側とし
た送り込みに伴って当該ラミネートフィルムを加熱接着
させる一対の熱ロールを備えるラミネータであって、
(2)前記一対の熱ロールへの前記被包装物の送り込み
側に、前記ラミネートフィルムに挟み入れられた被包装
物の存在を検知する光センサが設けられていると共に、
(3)この光センサと一対の熱ロールとの間に、当該光
センサの検知位置との間に所定の間隔を開けた位置を検
知位置とした前記ラミネートフィルムの送り込み先端の
導入検知手段が設けてあり、(4)前記導入検知手段に
より前記ラミネートフィルムの送り込み先端の導入が検
知され、かつ、前記光センサにより被包装物の存在が検
知されない際に前記一対の熱ロールの回転停止制御又は
当該一対の熱ロールを当該一対の熱ロール間に被包装物
を入り込ませない向きに逆転制御する構成としてある。
【0013】かかる構成によれば、前記ラミネートフイ
ルムに挟み入れられた被包装物の前記一対の熱ロールへ
の送り込みに際して、ラミネートフィルムの送り込み先
端が前記導入検知手段により検知された位置において、
この送り込み先端と当該送り込み先端側にあるラミネー
トフィルムに挟み入れられた被包装物の縁部との余白間
隔が、前記導入検知手段の検知位置と光センサの検知位
置との間隔以内の間隔であるか両検知位置間の間隔以上
の間隔であるかを検知することができる。
【0014】そして、前記余白間隔が比較的大きく、つ
まり、前記両検知位置間の間隔よりも広く形成されてい
る場合に、前記一対の熱ロールの回転を停止させ、また
は、当該一対の熱ロール間に被包装物を入り込ませない
向きに当該一対の熱ロールを逆転させて、こうした不適
正な余白間隔に起因した当該ラミネートフィルムの熱ロ
ールへの巻き付きを未然に防止することができる。
【0015】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載のラミネータがさらに以下の
(1)〜(5)の構成を備えたものとした。 (1)一対の熱ロールを納める少なくとも上部を開放さ
せた本体と、この本体の開放部を取り外し可能に覆う蓋
体とを備えると共に、(2)被包装物の搬送方向に沿っ
て設けられた一対の側壁間に亘って前記一対の熱ロール
から送り出された被包装物の案内隙間を開けて配される
上下一対の案内プレートを有しており、(3)この一対
の案内プレートにおける前記被包装物の搬送方向にある
側縁部と前記側壁とには、相互にはまり合い、かつ、当
該案内プレートの上方への移動により当該はまり合いを
解いて当該案内プレートの上方への外し出しを許容する
凹部と突部とからなる当該案内プレートの位置決め手段
が設けられており、(4)前記側壁には前記凹部に前記
突部をはめ入れるように前記一対の側壁間に上方から入
れ込まれる下側の案内プレートの支持部が形成されてい
ると共に、(5)前記蓋体には、この蓋体の前記本体へ
の取り付け時に前記一対の側壁間に上方から入れ込まれ
る上側の案内プレートの上面に押し当てられる当接部が
形成されている。
【0016】かかる構成によれば、前記凹部と突部とに
より前記一対の案内プレートを上方へ移動させての抜き
外し可能な状態で前記一対の側壁間に横方向にズレを生
じさせないように位置づけることができると共に、前記
支持部により下側の案内プレートを支持することがで
き、このように支持される下側の案内プレートとの間に
前記案内隙間を確保させた状態で上側の案内プレートを
下側の案内プレート上に支持させることができる。ま
た、前記蓋体の当接部により当該蓋体を前記開放部を塞
ぐように取り付けた状態において上側のプレートが上方
に移動しないようにすることができ、これによりこの状
態において前記両案内プレートを上下方向にズレを生じ
させないように位置づけることができる。
【0017】また、前記蓋体を取り外すことにより、前
記一対の側壁の間から上側の案内プレートを上方に支障
なく外し出すことができ、この後、下側の案内プレート
を上方に支障なく外し出すことができ、これにより前記
送り出し側において一対の熱ロールに巻き付いたラミネ
ートフィルムの取り除きや、当該熱ロールの清掃などを
容易になすことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図9に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0019】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かるラミネータの熱ロール3に対する光センサ7および
導入検知手段8の設置位置関係を理解しやすいようにこ
れらを側方から視た状態として示しており、また、図2
は、これらを上方から視た状態として示している。
【0020】また、図3は、ラミネートフィルムFの送
り込み先端Faと被包装物Wの縁部Waとの間に形成さ
れる余白間隔Sが導入検知手段8の検知位置80と光セ
ンサ7の検知位置70との間の間隔よりも狭い場合を、
図4は、かかる余白間隔Sが両検知位置70、80の間
の間隔よりも広い場合を、それぞれ表した側面構成図で
ある。
【0021】また、図5は、本体1の開放部10を蓋体
2により塞いだ状態を、また、図6は、かかる蓋体2を
取り外した状態を、ラミネータを側方から視た状態とし
て表した断面構成図である。
【0022】また、図7および図8は、かかる熱ロール
3に対する被包装物Wの送り出し側FWに設けられる一
対の案内プレート6、6を取り外した状態を、かかる熱
ロール3とこれを支持する側壁4と当該一対の案内プレ
ート6、6とをそれぞれ斜視の状態として表して示して
おり、また、図9は、かかる一対の案内プレート6、6
を取り付けた状態を示している。
【0023】この実施の形態にかかるラミネータは、一
端側を接合された二枚の透明若しくは透光性を有するラ
ミネートフィルムFの内側、又は、二つ折りにされた透
明若しくは透光性を有するラミネートフィルムFの内側
に挟み入れられた被包装物Wの表面に、当該ラミネート
フィルムFの接合側又は折った側を送り込み先端Fa側
とした送り込みに伴って当該ラミネートフィルムFを加
熱接着させて、当該被包装物Wをラミネートする用途に
用いられるものである。
【0024】すなわち、この実施の形態にかかるラミネ
ータは、回転軸線をほぼ平行とするように配され、か
つ、一方側から送り込まれる前記ラミネートフィルムF
に挟み込まれた被包装物Wを他方側より送り出すように
回転駆動される一対の熱ロール3、3を備えている。そ
して、この一対の熱ロール3、3への被包装物Wの送り
込みと当該一対の熱ロール3、3からの送り出しとの過
程において前記ラミネートフィルムFに所望の加熱と押
圧力とを作用させて、前記被包装物Wの表面にかかるラ
ミネートフィルムFを接着させ、当該被包装物Wにラミ
ネートを施すものである。(以下、かかる一対の熱ロー
ル3、3へ被包装物Wが送り込まれる側を送り込み側B
Wと、また、かかる一対の熱ロール3、3から被包装物
Wが送り出される側を送り出し側FWという。)
【0025】典型的には、被包装物Wとしては、はが
き、写真、プライスカード、チケットなどの各種のカー
ド類や紙類、あるいは、押し花などの比較的薄く形成さ
れた各種物品などを予定するものである。
【0026】また、前記ラミネートフィルムFとして
は、典型的には、一端側を接合された二枚のプラスチッ
クフィルムであって、向かい合った側に加熱接着層を有
する透明又は透光性を有するプラスチックフィルムや、
二つ折りにした内側に加熱接着層を有する透明又は透光
性を有するプラスチックフィルムが用いられる。かかる
加熱接着層は、例えば、ホットメルト接着剤をかかるプ
ラスチックフィルムに塗布することにより形成される。
【0027】また、前記一対の熱ロール3、3として
は、典型的には、外周をシリコンゴムなどで覆われ、か
つ、内部に入れ込まれた棒状のヒータにより加熱される
熱ロール3などが用いられる。この実施の形態にあって
は、前記一対の熱ロール3、3はそれぞれ、前記被包装
物Wの搬送方向に沿って間隔を開けて設けられた一対の
側壁4、4の一方に一端を回転可能に支持され、かつ、
かかる一対の側壁4、4の他方に他端を回転可能に支持
された構成としてある。また、一方の熱ロール3の回転
軸線と他方の熱ロール3の回転軸線とがほぼ平行をな
し、かつ、一方の熱ロール3の直下に他方の熱ロール3
が位置されるように、かかる一対の熱ロール3、3を配
している。また、かかる一対の熱ロール3、3の一端側
にはそれぞれ他方の熱ロール3の一端側に設けたギア3
0にかみ合うギア30が設けてあり、前記送り込み側B
Wから送り込まれた被包装物Wを前記送り出し側FWか
ら送り出すように、一方の熱ロール3を回転駆動するこ
とに伴って他方の熱ロール3が逆向きに回転駆動される
構成としてある。
【0028】また、かかる一対の熱ロール3、3への送
り込み側BWには、かかる一対の熱ロール3、3が互い
に向き合った箇所に向けて前記被包装物Wを案内する案
内隙間50を開けて配される上下一対の案内プレート
5、5が設けられていると共に、かかる一対の熱ロール
3、3からの送り出し側FWには、かかる一対の熱ロー
ル3、3から送り出された被包装物Wの案内隙間60を
開けて配される上下一対の案内プレート6、6が設けら
れている。いずれの側にある上下一対の案内プレート
5、5・6、6も板面を横向きに配し、その一面を対を
なす案内プレート5、6の一面に向き合わせており、こ
の対をなす案内プレート5、6の向き合った面間に前記
案内隙間50、60が形成されている。
【0029】また、この実施の形態にあっては、前記一
対の熱ロール3、3、前記送り込み側BWの一対の案内
プレート5、5、前記送り出し側FWの一対の案内プレ
ート6、6が、上部を開放させた本体1内に納められて
いる。より具体的には、この実施の形態にあっては、か
かる本体1の開放部10は、当該本体1内に納められた
送り出し側FWの一対の案内プレート6、6の直上位置
からこの送り出し側FWにある当該本体1の側部とに亘
って形成されている。そして、この本体1の開放部10
が当該本体1に取り外し可能に組み付けられる蓋体2に
よって塞がれる構成とされている。この実施の形態にあ
っては、かかる蓋体2の下縁部20に、本体1の側部側
の開放縁部11に内側から引っかけられる掛合部21が
形成されていると共に、かかる蓋体2の横向きに形成さ
れた天板部22における前記送り込み側BWにある縁部
には、本体1の天板部12の内側に当該蓋体2を弾性変
形させながら入り込まされる掛合舌片23が形成してあ
る。そして、かかる蓋体2の掛合部21を本体1の側部
側の開放縁部11に引っかけると共に、かかる掛合舌片
23を本体1の開放部10側にある天板部12の内側に
入れ込ませた状態で当該蓋体2によって当該開放部10
を塞ぎ、また、この状態から前記掛合舌片23を前記本
体1の天板部12の内側から抜き出す向きに当該蓋体2
を弾性変形させて当該掛合舌片23を抜き出すことによ
り、当該開放部10から蓋体2を取り外して当該開放部
10を開放するようになっている。かかる蓋体2への所
用の弾性変形特性の付与は、例えば当該蓋体2をプラス
チック材料により構成することで確保することができ
る。また、この実施の形態にあっては、前記送り込み側
BWにおいて、この送り込み側BWにある一対の案内プ
レート5、5の案内隙間50に被包装物Wを外部から導
入できる導入スリット13が形成してあると共に、前記
蓋体2に前記送り出し側FWにある一対の案内プレート
6、6の案内隙間60を通じて送り出される被包装物W
を外部に送り出させる送出スリット24が形成してあ
る。
【0030】そして、この実施の形態にかかるラミネー
タは、前記ラミネートフィルムFの送り込み先端Faと
このラミネートフィルムFに挟み入れられた被包装物W
の当該送り込み先端Fa側にある縁部Waとの間に比較
的大きく余白間隔Sが形成されていることに起因して、
前記一対の熱ロール3、3の間への当該ラミネートフィ
ルムFに挟み入れた前記被包装物Wの送り込みに伴っ
て、この熱ロール3に当該ラミネートフィルムFが巻き
付き前記送り出し側FWから当該被包装物Wが送り出さ
れなくなる動作不良をあらかじめ防止する構成を備えて
いる。
【0031】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記一対の熱ロール3、3への前記被包装物Wの送り込み
側BWに、前記ラミネートフィルムFに挟み入れられた
被包装物Wの存在を検知する光センサ7が設けられてい
ると共に、この光センサ7と一対の熱ロール3、3との
間に、当該光センサ7の検知位置70との間に所定の間
隔を開けて検知位置80を配した前記ラミネートフィル
ムFの送り込み先端Faの導入検知手段8が設けてあ
る。
【0032】この実施の形態にあっては、かかる光セン
サ7は、前記送り込み側BWにある一対の案内プレート
5、5に形成された前記一対の熱ロール3、3側から前
記導入スリット側に向けて切りかかれた切欠部51を通
じて光を照射するように、かかる一対の案内プレートの
一方の外側に配された発光器71と、この発光器71か
ら前記切欠部51を通じて照射される光を受光するよう
に、かかる一対の案内プレートの他方の外側に配された
受光器72とから構成されている。
【0033】また、この実施の形態にあっては、前記導
入検知手段8は、かかる切欠部51内にスイッチプレー
ト82を突き出させるように、スイッチ本体を前記一対
の案内プレート5、5の一方の外側に配したマイクロス
イッチ81として構成してある。かかるマイクロスイッ
チ81のスイッチプレート82は、前記導入スリット1
3側から熱ロール3側に向けて次第に上方に向かうよう
に傾斜状に突き出されており、また、図示しない付勢手
段によりこのスイッチプレート82の傾斜状態を維持さ
れる構成としてある。また、このスイッチプレート82
の傾斜状態において、かかるマイクロスイッチ81は開
成され、このスイッチプレート82が前記付勢手段の付
勢に抗してほぼ水平に倒し込まれることより、かかるマ
イクロスイッチ81が閉成される構成としてある。
【0034】そして、この実施の形態にあっては、前記
ラミネートフィルムFに挟み入れられた被包装物Wの前
記送り込み側BWにある一対の案内プレート5、5間へ
の導入に伴って、所定の導入位置でこのラミネートフィ
ルムFの送り込み先端Faにより前記スイッチプレート
82が前記付勢手段の付勢に抗して倒し込まれ、前記マ
イクロスイッチ81が閉成され、これによりかかるラミ
ネートフィルムFの送り込み先端Faの導入を電気的に
検知することができる構成としてある。また、かかるマ
イクロスイッチ81のスイッチプレート82の先端側が
前記光センサ7の設置位置よりも前記熱ロール3に近接
して位置されるように当該マイクロスイッチ81が配さ
れており、前記光センサ7による被包装物Wの存在を検
知する検知位置70とかかるマイクロスイッチ81によ
り前記ラミネートフィルムFの送り込み先端Faの検知
位置80との間に所定の間隔が形成されている。
【0035】この結果、この実施の形態によれば、前記
ラミネートフィルムFに挟み入れられた被包装物Wの前
記送り込み側BWにある一対の案内プレート5、5間へ
の導入に伴って、このラミネートフィルムFの送り込み
先端Faが前記マイクロスイッチ81を閉成させた位置
において、この送り込み先端Faと当該送り込み先端F
a側にあるラミネートフィルムFに挟み入れられた被包
装物Wの縁部Waとの余白間隔Sが、前記マイクロスイ
ッチ81の検知位置80と光センサ7の検知位置70と
の間隔以内の間隔であるか両検知位置間70、80の間
隔以上の間隔であるかを電気的に検知することができ
る。すなわち、前記マイクロスイッチ81が閉成されて
いる状態で前記透明又は透光性を有するラミネートフィ
ルムFを通じて前記光センサ7の受光器72が発光器7
1からの光を受光している場合には、前記余白間隔Sが
両検知位置70、80間の間隔より広く、(図4)一
方、当該光センサ7の受光器72が発光器71からの光
を受光していない場合には、この光が被包装物Wにより
遮られていることとなるので前記余白間隔Sが両検知位
置70、80間の間隔よりも狭いこととなる。(図3)
かかる両検知位置70、80間の間隔は、前記余白間隔
Sが5mm以上であると当該余白間隔Sに起因した熱ロ
ール3へのラミネートフィルムFの巻き付きが生じやす
いと認められることから、ラミネートフィルムFの厚さ
や材質などによっても変わるが、一般的には5mm以下
に設定しておくことが好ましい。
【0036】そして、この実施の形態にあっては、前記
マイクロスイッチ81により前記ラミネートフィルムF
の送り込み先端Faの導入が検知され、かつ、前記光セ
ンサ7により被包装物Wの存在が検知されない際に所定
の警告を発生させる図示しない警告発生手段を備えさせ
てラミネータを構成するものとしてある。
【0037】これにより、前記余白間隔Sが比較的大き
く、つまり、前記両検知位置70、80間の間隔よりも
広く形成されている場合に、操作者にかかる余白間隔S
が不適正な大きさであることを前記ラミネートフィルム
Fが前記一対の熱ロール3、3の間に入り込む前に知ら
せてこうした不適正な余白間隔Sに起因した当該ラミネ
ートフィルムFの熱ロール3への巻き付きを未然に防止
することができる。
【0038】前記警告発生手段は、前記マイクロスイッ
チ81により前記ラミネートフィルムFの送り込み先端
Faの導入が検知され、かつ、前記光センサ7により被
包装物Wの存在が検知されない場合の電気的信号に基づ
き発光される警告灯や、かかる電気的信号に基づき発声
される警告ブザーなどをラミネータを構成する本体1に
設けて構成することができる。
【0039】前記警告発生手段に代えて、あるいは、当
該警告発生手段の他に、前記導入検知手段8により前記
ラミネートフィルムFの送り込み先端Faの導入が検知
され、かつ、前記光センサ7により被包装物Wの存在が
検知されない際に前記一対の熱ロール3、3の回転停止
制御又は当該一対の熱ロール3、3を当該一対の熱ロー
ル3、3間に被包装物を入り込ませない向き(図4に示
す矢印の向きと逆の向き)に逆転制御する構成としてあ
っても良い。
【0040】かかる構成によっても、前記余白間隔Sが
比較的大きく、つまり、前記両検知位置70、80間の
間隔よりも広く形成されている場合に、前記一対の熱ロ
ール3、3の回転を停止させ、または、当該一対の熱ロ
ール3、3間に被包装物Wを入り込ませない向きに当該
一対の熱ロール3、3を逆転させて、こうした不適正な
余白間隔Sに起因した当該ラミネートフィルムFの熱ロ
ール3への巻き付きを未然に防止することができる。
【0041】なお、前記一対の熱ロール3、3における
送り出し側には、図示しない被包装物Wの存在を検知す
る光センサやマイクロスイッチなどの検知手段が別途設
けられ、この検知手段によって被包装物Wの存在が検知
されている場合には、前記導入検知手段8を構成するマ
イクロスイッチ81がラミネートフィルムFによって閉
成され、かつ、前記光センサ7によって前記被包装物W
の存在が検知されていないときでも、前記警告発生手段
による警告の発生や前記一対の熱ロール3、3の停止又
は逆転制御がなされないように制御されるものとされ
る。
【0042】これにより、前記被包装物Wが前記光セン
サ7の検知位置70を通過しているが前記マイクロスイ
ッチ81により構成される導入検知手段8の検知位置8
0をラミネートフィルムFが通過していない前記一対の
熱ロール3、3への被包装物Wの送り込み終了間際にお
いて、前記警告が発生されたり、当該熱ロール3の回転
が停止などされないようにすることができる。
【0043】また、この実施の形態にあっては、前記一
対の熱ロール3、3に前記ラミネートフィルムFが巻き
付くなどしてしまった場合や、かかる一対の熱ロール
3、3の清掃が必要になった場合などの場合に、このラ
ミネートフィルムFを前記送り出し側FWにおいて当該
熱ロール3より取り除いたり、当該熱ロール3を清掃し
易くする構造を備えている。
【0044】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記送り出し側FWにおいて前記本体1の上部に開放部1
0が形成されていると共に、この開放部10を蓋体2に
よって取り外し可能に覆っている。そして、前記被包装
物Wの搬送方向に沿って設けられた一対の側壁4、4間
に亘って配された、かかる送り出し側FWにある上下一
対の案内プレート6、6をそれぞれ、前記蓋体2を取り
外した状態で前記本体1の開放部10から上方に抜き出
すことができ、これによりかかる送り出し側FWにおい
て熱ロール3に巻き付くなどしたラミネートフィルムF
を障害なく取り除くことができる構成としてある。
【0045】具体的には、第一に、前記一対の案内プレ
ート6、6における前記被包装物Wの搬送方向にある側
縁部と前記側壁4とには、相互にはまり合い、かつ、当
該案内プレート6の上方への移動により当該はまり合い
を解いて当該案内プレート6の上方への外し出しを許容
する凹部61と突部40とからなる当該案内プレート6
の位置決め手段が設けられている。この実施の形態にあ
っては、かかる位置決め手段は、前記一対の側壁4、4
のそれぞれに設けられた上下方向に長く延びるリブ状の
突部40と、前記一対の案内プレート6、6のそれぞれ
において、当該案内プレート6における前記被包装物W
の搬送方向に沿った側縁部に形成された凹部61とから
構成されている。そして、この実施の形態にあっては、
かかる一対の案内プレート6、6がそれぞれ、その一方
の側縁部に設けた凹部61に前記一方の側壁4に設けた
突部40を納め、かつ、その他方の側縁部に設けた凹部
61に前記他方の側壁4に設けた突部40を納めて、か
かる一対の側壁4、4間に位置づけられると共に、この
突部40にそって案内プレート6を上方に移動させて前
記開放部10から外し出すことができる構成としてあ
る。
【0046】また、第二に、前記側壁4には前記凹部6
1に前記突部40をはめ入れるように前記一対の側壁
4、4間に上方から入れ込まれる下側の案内プレート6
の支持部41が形成されている。この実施の形態にあっ
ては、かかる支持部41を、前記一対の側壁4、4のそ
れぞれに、かかる下側の案内プレート6をその凹部61
に前記突部40を納めさせるように上側から入れ込むこ
とにより当該下側の案内プレート6の前記搬送方向に沿
った側縁部に下方から突き当てられる横方向に長いリブ
状体として構成している。
【0047】また、第三に、前記蓋体2には、この蓋体
2の前記本体1への取り付け時に前記一対の側壁4、4
間に上方から入れ込まれる上側の案内プレート6の上面
に押し当てられる当接部25が形成されている。この実
施の形態にあっては、かかる当接部25を、かかる蓋体
2の天板の内面から下方に突き出し、この蓋体2を前記
本体1の開放部10を塞ぐように取り付けた状態で前記
上側の案内プレート6に先端を押し当てるロッド状体と
して構成している。
【0048】また、この実施の形態にあっては、前記上
側の案内プレート6の前記凹部61が設けられた両側縁
部における下面と、前記下側の案内プレート6の前記凹
部61が設けられた両側縁部における上面とに、かかる
両案内プレート6を上下に重ね合わせ状に前記一対の側
壁4、4間に上方から入れ込むことにより他方の案内プ
レート6の面に先端を突き当てて両案内プレート6の間
に前記案内隙間60を形成させる突起62が形成されて
いる。
【0049】この結果、この実施の形態にあっては、前
記凹部61と突部40とにより前記一対の案内プレート
6、6を上方へ移動させての抜き外し可能な状態で前記
一対の側壁4、4間に横方向にズレを生じさせないよう
に位置づけることができると共に、前記支持部41によ
り下側の案内プレート6を支持することができ、このよ
うに支持される下側の案内プレート6との間に前記案内
隙間60を確保させた状態で前記突起62により上側の
案内プレート6を下側の案内プレート6上に支持させる
ことができる。また、前記蓋体2の当接部25により当
該蓋体2を前記開放部10を塞ぐように取り付けた状態
において上側のプレートが上方に移動しないようにする
ことができ、これによりこの状態において前記両案内プ
レート6を上下方向にズレを生じさせないように位置づ
けることができる。
【0050】また、前記蓋体2を取り外すことにより、
前記一対の側壁4、4の間から上側の案内プレート6を
上方に支障なく外し出すことができ、この後、下側の案
内プレート6を上方に支障なく外し出すことができる。
【0051】なお、この実施の形態にあっては、前記一
対の案内プレート6、6の前記案内隙間60間に前記一
対の熱ロール3、3から送り出された被包装物Wが入り
込みやすいように、かかる一対の案内プレート6、6の
熱ロール3に向けられた側の縁部が当該熱ロール3に近
付くに連れて他方の案内プレート6から離れ出す向きに
傾斜した傾斜部63を備えるように構成してある。この
ため、前記一対の側壁4、4間から案内プレート6を外
し出した後、再度当該一対の側壁4、4間に納め入れる
にあたっても、常にかかる傾斜部63が熱ロール3の側
に向けられるように、前記一対の側壁4、4の一方に前
記突部40が三条設けられていると共に、この突部40
に対応して当該一方の側壁4側に位置される案内プレー
ト6に前記凹部61が三カ所設けてあり、また、前記一
対の側壁4、4の他方に前記突部40が二条設けられて
いると共に、この突部40に対応して当該他方の側壁4
側に位置される案内プレート6に前記凹部61が二カ所
設けてあり、前記傾斜部63が前記熱ロール3の側と反
対の側に向けられた向きでは三条の突部40の一つに二
カ所の凹部61が設けられた側の案内プレート6の側端
部が突き当たって当該向きでは一対の側壁4、4間に一
対の案内プレート6、6の双方ともに入れ込むことがで
きないようにしてある。
【0052】また、この実施の形態にあっては、前記上
側の案内プレート6における前記被包装物Wの搬送方向
に沿った両側縁部の上面と前記下側の案内プレート6に
おける前記被包装物Wの搬送方向に沿った両側縁部の下
面とにそれぞれ、かかる搬送方向に沿う向きに長く形成
され、かつ、かかる案内プレート6の面にほぼ直交する
向きに突き出す突片64が形成されており、前記傾斜部
63を熱ローラ側に向ける向きで上側の案内プレート6
を先に一対の側壁4、4間に納め入れた場合には当該上
側の突片64と下側の突片64とが突き当たって、この
ように突き当たる両突片64によってかかる一対の案内
プレート6、6の間に前記突起62により形成される案
内隙間60より広い間隔が形成される構成としてある。
【0053】この結果、この実施の形態にあっては、前
記一対の側壁4、4間に誤って上側の案内プレート6を
先に入れ込んだ場合には、かかる突片64により構成さ
れる間隔により、誤って上方に位置される下側のプレー
トの板面に先端を押し当てる当接部25によって前記蓋
体2は正規位置26より上方に位置されるため前記掛合
部21および掛合舌片23を本体1側に掛合させること
ができなくなり、これにより作業者に一対の案内プレー
ト6、6が正しく一対の側壁4、4間に納められていな
いことを知らしめることが可能とされる。
【0054】なお、前記送り出し側FWにあるかかる一
対の案内プレート6、6の外し出し作業を安全ならしめ
る観点からは、前記蓋体2を本体1の開放部10から取
り外すことに伴ってラミネータを構成する一対の熱ロー
ル3、3の加熱をなすヒータおよび当該熱ロール3の駆
動をなすモータの回路が開成されるように、かかる回路
を構成するスイッチが前記蓋体2の取り外しに伴って開
成されるようにしておくことが好ましい。
【0055】
【発明の効果】この発明にかかるラミネータによれば、
熱ロールへのラミネートフィルムの送り込み先端と被包
装物の縁部との間に形成される余白間隔が不適切な広さ
である場合に使用者に警告を与えることができ、あるい
は、熱ロールに被包装物が送り込まれないようにするこ
とができ、かかる余白間隔が不適切な広さであることに
起因した当該熱ロールへのラミネートフィルムの巻き付
きを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラミネータの要部構成を側方から見て示す断面
構成図
【図2】ラミネータの要部構成を上方から視て示す構成
【図3】ラミネータの要部構成を側方から見て示す構成
【図4】ラミネータの要部構成を側方から見て示す構成
【図5】ラミネータの断面構成図
【図6】ラミネータの断面構成図
【図7】ラミネータの要部分離斜視構成図
【図8】図7と異なる向きから見たラミネータの要部分
離斜視構成図
【図9】ラミネータの要部斜視構成図
【図10】従来例を示す構成図
【図11】従来例を示す構成図
【符号の説明】
F ラミネートフィルム Fa 送り込み先端 W 被包装物 3 熱ロール 7 光センサ 70 検知位置 8 導入検知手段 80 検知位置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を接合された二枚の透明若しくは
    透光性を有するラミネートフィルムの内側、又は、二つ
    折りにされた透明若しくは透光性を有するラミネートフ
    ィルムの内側に挟み入れられた被包装物の表面に、当該
    ラミネートフイルムの接合側又は折った側を送り込み先
    端側とした送り込みに伴って当該ラミネートフィルムを
    加熱接着させる一対の熱ロールを備えるラミネータであ
    って、 前記一対の熱ロールへの前記被包装物の送り込み側に、
    前記ラミネートフィルムに挟み入れられた被包装物の存
    在を検知する光センサが設けられていると共に、 この光センサと一対の熱ロールとの間に、当該光センサ
    の検知位置との間に所定の間隔を開けた位置を検知位置
    とした前記ラミネートフィルムの送り込み先端の導入検
    知手段が設けてあり、 前記導入検知手段により前記ラミネートフィルムの送り
    込み先端の導入が検知され、かつ、前記光センサにより
    被包装物の存在が検知されない際に所定の警告を発生さ
    せる警告発生手段を備えていることを特徴とするラミネ
    ータ。
  2. 【請求項2】 一端側を接合された二枚の透明若しくは
    透光性を有するラミネートフィルムの内側、又は、二つ
    折りにされた透明若しくは透光性を有するラミネートフ
    ィルムの内側に挟み入れられた被包装物の表面に、当該
    ラミネートフイルムの接合側又は折った側を送り込み先
    端側とした送り込みに伴って当該ラミネートフィルムを
    加熱接着させる一対の熱ロールを備えるラミネータであ
    って、 前記一対の熱ロールへの前記被包装物の送り込み側に、
    前記ラミネートフィルムに挟み入れられた被包装物の存
    在を検知する光センサが設けられていると共に、 この光センサと一対の熱ロールとの間に、当該光センサ
    の検知位置との間に所定の間隔を開けた位置を検知位置
    とした前記ラミネートフィルムの送り込み先端の導入検
    知手段が設けてあり、 前記導入検知手段により前記ラミネートフィルムの送り
    込み先端の導入が検知され、かつ、前記光センサにより
    被包装物の存在が検知されない際に前記一対の熱ロール
    の回転停止制御又は当該一対の熱ロールを当該一対の熱
    ロール間に被包装物を入り込ませない向きに逆転制御す
    ることを特徴とするラミネータ。
  3. 【請求項3】 一対の熱ロールを納める少なくとも上部
    を開放させた本体と、この本体の開放部を取り外し可能
    に覆う蓋体とを備えると共に、 被包装物の搬送方向に沿って設けられた一対の側壁間に
    亘って前記一対の熱ロールから送り出された被包装物の
    案内隙間を開けて配される上下一対の案内プレートを有
    しており、 この一対の案内プレートにおける前記被包装物の搬送方
    向にある側縁部と前記側壁とには、相互にはまり合い、
    かつ、当該案内プレートの上方への移動により当該はま
    り合いを解いて当該案内プレートの上方への外し出しを
    許容する凹部と突部とからなる当該案内プレートの位置
    決め手段が設けられており、 前記側壁には前記凹部に前記突部をはめ入れるように前
    記一対の側壁間に上方から入れ込まれる下側の案内プレ
    ートの支持部が形成されていると共に、 前記蓋体には、この蓋体の前記本体への取り付け時に前
    記一対の側壁間に上方から入れ込まれる上側の案内プレ
    ートの上面に押し当てられる当接部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のラミネー
    タ。
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