JP3013927U - 錠剤等の自動包装装置 - Google Patents

錠剤等の自動包装装置

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JP3013927U
JP3013927U JP1995000170U JP17095U JP3013927U JP 3013927 U JP3013927 U JP 3013927U JP 1995000170 U JP1995000170 U JP 1995000170U JP 17095 U JP17095 U JP 17095U JP 3013927 U JP3013927 U JP 3013927U
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JP1995000170U
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Inventor
則雄 柴田
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株式会社岩黒製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包材の終端部を除去することにより、包材が
ガイドロール等に付着したり、塵埃等をシール装置など
に持込むおそれがなく、信頼性の高い錠剤等の自動包装
装置を得ること。 【構成】 ポケットに錠剤等が収容されたフィルム2
と、第1のストックロール21aに巻かれた包材22a
が終端部に近づくとこの終端部に第2のストックロール
21bに巻かれた包材22bを接続して送り出すように
した包材供給装置20とを備え、フィルム2に包材22
a又は22bを接着してシールする装置において、第
1、第2のストックロール21a,21bに巻かれた包
材22a,22bの出側に、包材22a,22bの終端
部近傍を切断する終端部切断手段28a,28bを設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポケットに錠剤等が収容されたフィルムと、アルミ箔等からなる包 材とにより、錠剤、カプセル、顆粒等を包装する錠剤等の自動包装装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、熱可塑性樹脂からなるフィルムに設けたポケットに錠剤、カプセル等 を収容し、裏面にアルミ箔からなるフィルム(以下アルミフィルムという)を接 着してミシン目を入れ、所定の大きさに切断して結束するPTP自動包装装置は 、薬品分野などで広く実用に供されている。
【0003】 図4は従来のPTP自動包装装置の一例を示す模式図である。図において、2 は紙管1に巻かれてスプール(図示せず)に装着された熱可塑性樹脂からなる長 尺のフィルム、11は外周に多数の凹部が形成され、真空吸引などによりフィル ム2に錠剤等を収容するポケットを形成するための成型ドラム、12はこの成型 ドラム11に摺接し、フィルム2を加熱する加熱ロール、13はアイドラである 。14はアイドラ13の下流側に設けられたガイドプレート、15はガイドプレ ート14上に設けられ、図の垂直方向に複数の室が形成された充填シュート、1 6は振動式の錠剤供給装置である。
【0004】 20はアルミフィルムの如き包材供給装置で、21a,21bはアルミフィル ム22a,22bが巻かれたストックロールである。40はシール装置で、外周 面にフィルム2のポケットが嵌入される多数の凹部が設けられたシールドラム4 1と、ヒータを内蔵したシールロール42とからなり、両者の間でポケットに錠 剤等が収容されたフィルム2にアルミフィルム22a又は22bを熱圧着する。 17は錠剤等を包装したPTPシート10にミシン目を入れるスリッタ、18 はPTPシート3を所定の寸法に切断する切断部、19は切断された個々のPT Pシート4を次工程へ搬送する搬送ラインである。
【0005】 次に、上記のように構成したPTP自動包装装置の作用を説明する。紙管1か ら繰出されたフィルム2は、加熱ロール12で加熱され、成型ドラム11により 真空吸引されて所定の間隔で多数のポケットが形成される。また、錠剤供給装置 16内の錠剤等は、振動により充填シュート15の各室に分配され、矢印方向に 送られたフィルム2のポケットが充填シュート15の下に達するとシャッタを開 き、各室から錠剤等を1個ずつ落下させて各ポケット内に収容し、引続き矢印方 向に搬送する。
【0006】 一方、ストックロール(例えば21a)から繰出されたアルミフィルム22a は、ガイドロール38a又は38b及び38を経てシールドラム41とシールロ ール42との間に導かれ、加熱されたシールロール42により錠剤等が収容され たフィルム2のポケットの開口部側に熱圧着され、PTPシート3となって送り 出される。ついで、スリッタ17によりフィルム2の各錠剤等の間にミシン目が 入れられ、切断部18で両耳部分を切除すると共に個々のPTPシート4に切断 され、搬送ライン19へ送り出される。
【0007】 そして、紙管1から繰出されたフィルム2が終端に達すると、フィルム2が巻 かれた新らしい紙管1と変換し、又は、紙管1に隣接して設けたスプール(図示 せず)に装着した紙管からフィルムを繰出してその始端部を先行するフィルム2 の終端部に接続して包装を続ける。
【0008】 また、ストックロール21a,21bに巻かれたアルミフィルム22a,22 bの終端部は、図5に示すように、接着テープなどの接着材23によりストック ロール21a,21bに貼付けられており、例えば、ストックロール21aに巻 かれたアルミフィルム22aが終端部に近づくと、他方のストックロール21b に巻かれたアルミフィルム22bが繰出される。そして、図6に示すように、そ の始端部の一方の面に貼付けた例えば両面テープの如き接着材24により、ガイ ドロール39上において先行するアルミフィルム22aの終端部に貼付けられ、 以後ストックロール21bに巻かれたアルミフィルム22bが繰出されて、装置 を停止することなく包装が続けられる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような包材供給装置を備えたPTP自動包装装置は、アルミフィルムが 終端に達しても装置を停止することなく、新らしいストックロールに巻かれたア ルミフィルムを供給して包装を続けることができるので、生産性を向上すること ができる。 しかしながら、先行するアルミフィルムに新らしいアルミフィルムを接続した のちも、先行するアルミフィルムの終端部には、図6に示すように、接着テープ の如き接着材が付着しているため、この接着材がアルミフィルムをガイドするガ イドロール等に付着したり、あるいは接着材に塵埃等が付着してこれがシール装 置などに持ち込まれるなど、好ましくなかった。
【0010】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、包材の終端部を除去 することにより、包材がガイドロール等に付着したり、塵埃等をシール装置など に持込むおそれがなく、信頼性の高い錠剤等の自動包装装置を得ることを目的と したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る錠剤等の自動包装装置は、ポケットに錠剤等が収容されたフィル ムと、第1のストックロールに巻かれた包材が終端部に近づくとこの終端部に第 2のストックロールに巻かれた包材の始端部を接続して送り出すようにした包材 供給装置とを備え、フィルムに包材を接着してシールする装置において、包材の 出側にそれぞれ包材の終端部近傍を切除する終端部切断手段を設けたものである 。
【0012】 また、上記の錠剤等の自動包装装置において、第1、第2のストックロールに 巻かれた包材の終端部近傍をそれぞれ検出する終端部検出手段と、カッタが着脱 可能に接着され、包材の送り方向と直交して配設されたホルダと、終端部検出手 段からの信号によりホルダを駆動する駆動手段と、カッタと対向して設置された カッタ受部材とを備え、カッタとカッタ受部材との間を包材が通過するように構 成したものである。
【0013】
【作用】
先行する第1のストックロールに巻かれた包材が終端部近傍に達すると終端部 検出手段がこれを検出して駆動手段に信号を送り、カッタを上昇させて包材の終 端部近傍を切断し、接着材が付着した終端部を排出する。同時に、第2のストッ クロールに巻かれた包材が繰出され、その始端部が先行する包材の終端部に接着 され、連続して送り出される。以後この作用が繰返され、装置は休止することな く稼動する。
【0014】
【実施例】
図1は本考案実施例の要部を示す正面図、図2は図1の要部の説明図、図3は 図2の側面図である。図において、20は包材供給装置で、21a,21bはア ルミフィルム22a,22bが巻かれた第1、第2のストックロール、26a, 26bは両ストックロール21a,21bに近接して設けられたアルミフィルム 22a,22bの終端部検出手段で、それぞれ対向配置された発光器27aと受 光器27bとからなる光電検出器によって構成されている。なお、この終端部検 出手段26a,26bは光電検出器に代えて他の手段を用いてもよい。
【0015】 28a,28bはストックロール21a,21bに対応して、アルミフィルム 22a,22bの出側通路中に設けられたアルミフィルムの終端部切断手段で、 その詳細を図2、図3に示す。 29a,29bはストックロール21aの下方において、アルミフィルム22 a,22bの幅方向の両側に対向して設けられたエアシリンダで、両エアシリン ダ29a,29bのアクチュエータ30a,30a間には、カッタホルダ31a が取付けられている。32aはカッタホルダ31aに着脱可能に取付けられたカ ッタである。
【0016】 34aはガイド部材で、カッタ32aが通過するスリット状のガイド穴35a が設けられている。36aはガイド部材34a上に所定の間隙を隔てて設けられ たカッタ受け部材で、ガイド部材34aのガイド穴35aに対向して凹溝状のカ ッタ受部37aが設けられており、ガイド部材36aの下面に沿ってアルミフィ ルム22aが送られる。なお、他方の終端部切断手段28aも上述の終端部切断 手段28aとほぼ同様に構成されている。
【0017】 次に、上記のように構成した本実施例の作用を説明する。錠剤等の包装中は、 一方のストックロール(例えば21a)に巻かれたアルミフィルム22aは、ガ イド部材34aとカッタ受部材36aとの間を通り、ガイドロール38a,39 を経て繰り出され、ポケットに錠剤等が収容されたフィルム2と重ね合わされて シール装置40に送り込まれ、フィルム2に熱接着される。
【0018】 いま、ストックロール21aに巻かれたアルミフィルム22aが終端部に近づ くと、終端部検出手段26aによって検出され、受光部27bからの信号がエア シリンダ29a又はその空気源に送られる。エアシリンダ29a,29aは若干 の遅れ、すなわち、アルミフィルム22aの終端部近傍がガイド部材34aとカ ッタ受部材36aの間に到達したときに作動し、アクチュエータ30a,30b を上昇させてカッタ32aによりアルミフィルム22aの終端部近傍を切断する 。ここに、アルミフィルム22aの終端部近傍とは、図6に符号25で示すよう に、接着材23に近接しかつ接着材23を除去できる位置である。
【0019】 一方、アルミフィルム22aの終端部が検出されると、受光部27bからの信 号はストックロール21bの駆動手段に加えられ、ストックロール21bに巻か れたアルミフィルム22bを送り出す。そして、ガイドロール39上においてそ の始端部に設けた接着材24により、アルミフィルム22bを先行するアルミフ ィルム22aの終端部に接着し、引続いてアルミフィルム22bを繰出してシー ル装置に送り出す。なお、切断されたアルミフィルム22aの終端部は、自動的 に装置外へ排出される。
【0020】 本考案は、上記のように、先行するアルミフィルム22a又は22bの終端部 を交互に切断し、後続するアルミフィルム22b又は22aの先端部をこれに接 続するようにしたので、製造ラインを停止することなく、長時間に亘って連続し て操業することができる。また、アルミフィルム22a,22bの終端部に設け た接着材23を切除したので、この接着材23がガイドロールに接着したり、こ れに付着した塵埃等をシール装置40などに持込むおそれもない。
【0021】 上記の実施例では、図示の自動包装装置に本考案を実施した場合を示したが、 他の構成の自動包装装置にも本考案を実施することができる。また、2巻の包材 を有する包材の供給装置に本考案を実施した場合を示したが、3巻又はそれ以上 の包材を有する包材の供給装置にも本考案を実施することができる。 さらに、カッタ32a,32bの駆動源としてエアシリンダ29a,29bを 用いた場合を示したが、油圧シリンダ、ソレノイド等その他の手段を用いてもよ い。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係る錠剤等の自動包装装置は、ポケットに錠剤等が収容されたフィル ムと、第1のストックロールに巻かれた包材が終端部に近づくとこの終端部に第 2のストックロールに巻かれた包材の始端部を接続して送り出すようにした包材 供給装置とを備え、フィルムに包材を接着してシールする装置において、包材の 出側にそれぞれ包材の終端部近傍を切除する終端部切断手段を設け、 また、上記錠剤等の自動包装装置において、第1、第2のストックロールに巻 かれた包材の終端部近傍を検出する終端部検出手段と、カッタが着脱可能に装着 され、包材の送り方向と直交して配設されたホルダと、終端部検出手段からの信 号によりホルダを駆動する駆動手段と、カッタと対向して設置されたカッタ受部 材とを備え、カッタとカッタ受部材との間を包材が通過するように構成したので 、装置を停止することなく、長時間に亘って連続して操業することができる。 また、包材の終端部に設けた接着材を切除したので、この接着材がガイドロー ル等に付着したり、接着材に付着した塵埃等がシール装置などに持込まれること もないので、信頼性の高い錠剤等の自動包装装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部の正面図である。
【図2】図1の要部の説明図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】従来の錠剤等の自動包装装置の系統図である。
【図5】アルミフィルムの終端部の状態を示す斜視図で
ある。
【図6】アルミフィルムの接続状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 フィルム 20 包材供給装置 21a 第1のストックロール 21b 第2のストックロール 22a,22b 包材 23,24 接着材 26a,26b 終端部検出手段 28a,28b 終端部切断手段 29a,29b エアシリンダ 31a,31b ホルダ 32a,32b カッタ 34a,34b ガイド部材 36a,36b カッタ受部材 40 シール装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポケットに錠剤等が収容されたフィルム
    と、第1のストックロールに巻かれた包材が終端部に近
    づくと該終端部に第2のストックロールに巻かれた包材
    の始端部を接続して送り出すようにした包材供給装置と
    を備え、前記フィルムに包材を接着してシールする錠剤
    等の自動包装装置において、 前記包材の出側にそれぞれ包材の終端部近傍を切断する
    終端部切断手段を設けたことを特徴とする錠剤等の自動
    包装装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2のストックロールに巻かれた
    包材の終端部近傍を検出する終端部検出手段と、 カッタが着脱可能に装着され、前記包材の送り方向と直
    交して配設されたホルダと、前記終端部検出手段からの
    信号により前記ホルダを駆動する駆動手段と、前記カッ
    タと対向して設置されたカッタ受部材とを備え、 前記カッタとカッタ受部材との間を包材が通過するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の錠剤等の自
    動包装装置。
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