JP3751573B2 - サンシェードの保持手段 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンルーフ装置が取付けられた車両における車室内側の開口を開閉自在とするサンシェードに関し、特にサンシェードを摺動方向の所定位置で保持する保持手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の屋根に形成した開口をスライドパネルにより開閉自在とすると共に、車室側に設けた開口をサンシェードにより開閉自在としたサンルーフ装置が知られている。
【0003】
車両の屋根の開口内側にはガイドフレームが設けられ、スライドパネル(ルーフパネル)は、ガイドフレームのパネルスライド溝に摺動自在に嵌合された前パネルスライダとピン結合、後パネルスライダとカム結合により取り付けられている。
【0004】
スライドパネルの駆動は、後パネルスライダ(パネル駆動スライダ)に取り付けたプッシュプルケーブルで行われ、プッシュプルケーブルを押し・引きすることにより、スライドパネル前端に対し後端が上昇したティルト位置と、スライドパネル全体が屋根の開口に位置したクローズ位置と、スライドパネル後端が屋根の下側まで降下したスライド待機位置を経て、スライドパネルが開口後方に移動して開口が開いたオープン位置とを取るようになっている。
【0005】
このスライドパネルの後端下方には可動ドレンが配置され、可動ドレンはパネルスライド溝に摺動自在に嵌合されたドレンスライダに取り付けられている。該ドレンスライダはスライドパネルとロッド等で連結され、可動ドレンがスライドパネルと連動して前後に移動するようになっている。
【0006】
サンシェードは、ガイドフレームのパネルスライド溝内側のサンシェードスライド溝に摺動自在に嵌合した前後のサンシェードスライダに取り付けて、スライドパネルの下において、スライドパネルの前端を超えない範囲で車室側の開口を開閉可能に配置されている。このサンシェードは、手動により開閉できる他、スライドパネルと連動して後方へ移動する可動ドレンが後サンシェードスライダに当接して押すことにより、スライドパネルと連動した開きが可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、手動によるサンシェードの全閉時およびルーフパネルと連動した全開時、サンシェードスライダに圧縮ばねにより摺動方向と直角方向に突出する突起を設けて、ガイドレールに設けた切り欠きに突起を嵌合させることにより、全閉位置、全開位置にあるサンシェードをその位置に保持していた。
【0008】
このように、従来の保持手段では、突起がサンシェードスライダの摺動方向と直角に作動するため、作動時に突起にこじれが生じる恐れがあった。
【0009】
本発明の課題は、車両ルーフ装置のサンシェードを係止片にこじれを生じることなく所定位置に保持することを可能としたサンシェードの保持手段を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成すべく、本発明は、
車両のサンルーフ装置に設けられたサンシェードを摺動方向の所定位置で保持する保持手段であって、
前記サンシェードを支持する前後の樹脂製のサンシェードスライダを摺動自在に嵌合したサンシェードガイド溝の所定位置に凹状に湾曲した切り欠きを形成すると共に、前記前および/または後の樹脂製のサンシェードスライダに、該スライダから片持ち状に突設された前記切欠きに嵌合可能な湾曲片を一体に形成して、該湾曲片と該スライダとの間にばね部材を圧入してなる係止片を設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、樹脂製の前および/または後サンシェードスライダに設けた係止片を、サンシェードガイド溝に設けた凹状に湾曲した切欠きに嵌合する湾曲片と該湾曲片を付勢するばね部材とから構成し、その湾曲片をサンシェードスライダと一体に形成した樹脂製とし、しかも湾曲片をスライダに片持ち状に突設して、湾曲片を基端を中心にした回転によりサンシェードスライド溝の湾曲状の切り欠きに嵌合させるので、作動時に湾曲片がこじれることがなく、作動性が良好で作動音の低減も可能である。また湾曲片とこれが嵌合する切り欠きとを組み合わせるので、サンシェードの保持手段の構成が簡単であり、小型軽量化および組み付け工数の削減もできる。また係止片の湾曲片とスライダとの間にばね部材を圧入するので、湾曲片の弾性力を適切に調整し易くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳述する。
【0013】
図1は、本発明のサンシェード保持手段の一実施の形態を適用したサンルーフ装置を示す斜視図である。
【0014】
サンルーフ装置は、車両1の屋根2に形成した開口3をガラス製のスライドパネル(ルーフパネル)4により開閉自在とすると共に、開口3に対応して車室側に設けた開口5をサンシェード6により開閉自在として構成されている。
【0015】
屋根2の開口3の内側には、図2に示すように、開口3の前部および両側部に沿う取り付けフレーム7Aおよび7B、7Bと、該両側部のフレーム7B、7Bの途中の間を連結した補強フレーム7Cが設けられており、これらフレーム7A〜7Cにより開口3に対応した車室側の開口5が画成される。このフレーム7A〜7Cは、その周囲の取り付け部7a〜7cによって開口3の周囲の屋根2の下に、これと間隔をあけて取り付け治具を介して取り付けられる。
【0016】
フレーム7A、7B、7Bには、スライドパネル4上に降った雨を受け入れて排出する固定ドレンL1が形成され、このうちの両側部のフレーム7Bには、固定ドレンL1の内側に更にパネルスライド溝L2およびサンシェードスライド溝L3が形成されている。なお、スライドパネル4の後端の下方には可動ドレン10が配置される。
【0017】
スライド溝L2およびL3は、図3に示すように、固定ドレンL1と一体に形成されたガイドレール50からなる。スライド溝L2は、レール50の立設した縦フレーム51、51間の空隙として構成され、縦フレーム51、51の相対する側の下部には凹部51a、51aが形成され、外側の縦フレーム51側の凹部51a上には円弧状の凹部51bが形成されている。スライド溝L3は、レール50の小さく突出したフレーム52と上記のフレーム51との間の空隙として構成され、フレーム51側には凹部51cが水平突出部51dによって形成されている。
【0018】
パネルスライド溝L2の凹部51a、51aに前パネルスライダ8の長手方向両側下端の弾発部を有するスライド部を嵌合することにより、前パネルスライダ8がスライド溝L2に摺動自在に取り付けられる。パネルスライド溝L2には、図4に示すように、更に後パネルスライダ(パネル駆動スライダ)9およびドレンスライド20が摺動自在に取り付けられている。サンシェードスライド溝L3には、前後のサンシェードスライダ30および40が摺動自在に取り付けられる。
【0019】
上記のパネルスライダ8、9には、図5に示すように、スライドパネル4が取り付けられている。スライドパネル4の両側部は支持部11に支持され、この支持部11に固定した取り付けフレーム12を介してスライドパネル4を前後のパネルスライダ8および9に取り付ける。本例では、取り付けフレーム12の前部に前パネルスライダ8に設けたアーム8aをピン13によって枢着し、取り付けフレーム12の略中央部に形成したカム溝14に駆動スライダ9のアーム9aに設けたピン15を係合している。駆動スライダ9には、前記のスライド溝L2の凹部51b内に挿通したプッシュプルケーブル16が取り付けられており、このプッシュプルケーブル16は、これをモータによるギア駆動で往復動する図示しない駆動源に接続されている。取り付けフレーム12には、ドレンスライダ20に結合したロッド17が接続されている。
【0020】
スライドパネル4は、駆動スライダ9のピン15がカム溝14の略中央の所定位置にある状態で、全体が屋根2の開口3に位置したクローズ位置にある。この状態からプッシュプルケーブル16で駆動スライダ9を押すと、駆動スライダ9のピン15がカム溝14に沿ってその前端まで移動し、図5に示すように、スライドパネル4のピン結合された前端に対し後端が上昇したティルト位置(換気位置)を取る。スライドパネル4がクローズ位置にある状態でプッシュプルケーブル16で駆動スライダ9を引くと、ピン15がカム溝14の後端まで移動し、スライドパネル4の後端が開口3内で屋根2の下側まで降下したスライド待機位置を取る。さらにプッシュプルケーブル16で駆動スライダ9を引くと、スライドパネル4が開口3の後方に移動して、開口3が開いたオープン位置を取る。オープン位置にあるスライドパネル4は、開口3後方の屋根2とフレーム7B、7Bとの間の収納部に収納される。
【0021】
逆にスライドパネル4が開いた状態からプッシュプルケーブル16により駆動スライダ9を前方に押すと、スライドパネル4が収納位置から開口3の前方に移動して、スライドパネル4が開口3下に位置したスライド待機位置に戻る。プッシュプルケーブル16により駆動スライダ9をさらに押すと、スライドパネル4の後端が上昇して、開口3がスライドパネル4により閉じられる。さらに押せば、スライドパネル4の後端が上昇したティルト位置になる。
【0022】
ドレンスライダ20は、図6に示すように、樹脂製の略直方体状本体21の上面中央部に可動ドレン10の側部を支持する凹状の支持部22を有し、支持部22を挟んだ前後部23、24の上面には、可動ドレン10の側部の前側および後側を装着する突起28、29が一体に形成されている。更にドレンスライダ20の後部24の上方部分は、図7に示すように、水平方向内側にサンシェードスライド溝L3まで突出してストッパ25に形成され、このストッパ25の表面にはゴムからなる衝撃緩衝部材25aが被覆されている。本体21の両側部下端の各々には、上方向に湾曲した複数の弾発部26が設けられ、この両側の弾発部26、26をパネルスライド溝L2の凹部51a、51aに嵌合して保持させることにより、ドレンスライダ20がパネルスライド溝L2に摺動自在に取り付けられる。本体21の前部には、スライド溝L2の両側の凹部51a、51aに亙る略三角形のガイド部27が設けられている。
【0023】
可動ドレン10は、図5に示すように浅い凹部の断面U字形状を有し、その側部には取付部10aが設けられている。この取り付け部10aの前側に設けられた水平な鍔部10cをドレンスライダ20の前側の突起28下側の水平な切り欠き溝28aに圧入し、取り付け部10aの後側に設けられた穴部10dをスライダ20の後側の突起29に嵌挿し、突起29の内面側に下端を突出させた突出板29aで抜け止めすることにより、ボルト締結やリベット等を用いることなく、簡易な方法で可動ドレン10をドレンスライダ20に装着している。
【0024】
可動ドレン10は、スライドパネル4を開けるためにプッシュプルケーブル16で駆動スライダ9を引くと、駆動スライダ9がドレンスライダ20に当接して後方に押すので後方に移動され、逆に駆動スライダ9を押してスライドパネル4を閉めると、スライドパネル4によりロッド17(図5)を介して前方に引かれるので前方に移動する。このようにして可動ドレンスライダ10は、スライドパネル4の後端下方位置にあって、スライドパネル4と連動して前後に移動する。
【0025】
さて、サンシェードスライダ溝L3には、前後のサンシェードスライダ30および40が摺動自在に嵌合され、このスライダ30、40にサンシェード6が取り付けられている。サンシェード6は、スライドパネル4の前端を超えない範囲で車室側の開口を開閉可能とされている。
【0026】
前サンシェードスライダ30は、図8〜9に示すように、樹脂製の上部材31と下部材32とからなる。下部材32の略半分は、上部材31から側方に露出すると共に前後方向に突出してスライド部35に形成され、このスライド部35の両端部はガイド部33a、33bに形成されている。ガイド部33a、33b間には弾発部34、34が設けられ、この弾発部34、34は上方向に突に湾曲した湾曲片34a、34a内に1枚の板ばね34bの両端部を圧入して構成されている。スライド部35をサンシェードスライド溝L3の凹部51cに嵌合して弾発部34、34で保持させることにより、前サンシェードスライダ30がスライド溝L3に摺動自在に取り付けられる。
【0027】
この前サンシェードスライダ30にはサンシェード6の側部の前部が取り付けられる。取り付けるには、サンシェード30側部位置の前部を前スライダ30の上下の部材31、32間に挿入し、上部材31からサンシェード6に設けられた取り付け穴に挿通するねじ36、36を下部材32に螺合する。なお、スライド溝L3先端部の凹部51c内にはゴム製のメカストッパが埋め込まれており、パネルスライダ4のクローズ時、このメカストッパに前側のガイド部33aが当接して、サンシェード6の前方位置が規制される。
【0028】
後サンシェードスライダ40は、図10〜11に示すように、樹脂製の上部材41と下部材42とからなり、上記と同様、上部材41から側方に露出した下部材42の略半分は、弾発部43、43を有するスライド部44に形成され、該弾発部43、43は上方向に突に湾曲した湾曲片43a、43a内に1枚の板ばね43bの両端部を圧入して構成されている。スライド部44をサンシェードスライド溝L3の凹部51cに嵌合して弾発部43、43で保持させることにより、後サンシェードスライダ40がスライド溝L3に摺動自在に取り付けられる。
【0029】
後サンシェードスライダ40にはサンシェード6側部の後部が取り付けられる。サンシェード40側部位置の後部は、後スライダ40の上下の部材41、42間に挿入され、上部材41からねじ46、46をサンシェード6の取り付け穴に挿通して下部材42に螺合することにより取り付けられる。
【0030】
本実施の形態によれば、後サンシェードスライダ40の上部材41には、サンシェード6の保持手段の一方を構成する係止片45が設けられている。サンシェードスライド溝L3のフレーム51の水平突出部51dには、サンシェード6の保持手段の他方の構成要素として切り欠き56が形成されている。係止片45は弾性部材からなり、本例では、上部材41の略中央部から下部材42上に水平に片持ち状に突設された湾曲片45a内に、板ばね45bを圧入してなっている。この係止片45は下部材42の弾発部43、43の間に臨んで、後サンシェード40をスライド溝L3に取り付けたときに、凹部51c上の突出部51dの端面に圧接するようになっている。
【0031】
サンシェード6の摺動方向上の位置により、後サンシェードスライダ40の係止片45が切り欠き56に至ると、係止片45が板ばね45bの弾性力で基端を中心にした回転により突出して切り欠き56内に挿入され、サンシェード6をその存在する位置に軽圧保持する。
【0033】
切り欠き56は所望位置に設けることができるが、本例では、図2に示すように、両側のサンシェードスライド溝L3のE1、E2の位置に形成している。このうち位置E1は、スライドパネル4のクローズ状態時であって、サンシェード6がクローズ(全閉)状態にあるときの後サンシェードスライダ40の係止片45が位置する箇所である。全閉したサンシェード6は、係止片45がE1の位置の切り欠き56に嵌合することにより、その全閉位置で軽圧保持される。前サンシェードスライダ30の前側のガイド部33aは、サンシェードスライド溝L3の凹部51c内のゴム製の前メカストッパに当接することは前述した通りである。
【0034】
位置E2は、スライドパネル4と連動してサンシェード6が全開した際の、後サンシェードスライダ40の係止片45が位置する箇所である。サンシェード6は、係止片45がE2の位置の切り欠き56に嵌合することにより、その連動した全開位置で軽圧保持される。サンシェード6は、このスライドパネルと連動した全開位置から手動により、サンシェードスライド溝L3の後端部に設けられたゴム製の後メカストッパM2に当たるまで更に少し開けることができる。もちろん、サンシェード6は、手動により全閉位置から後メカストッパM2との当接した全開位置(手動全開位置)までの任意の位置まで開けることができる。
【0035】
以上のように、本実施の形態では、後サンシェードスライダ40に弾性部材製の係止片45を一体に設けて、係止片45を基端を中にした回転によりサンシェードスライド溝L3の切り欠き56に嵌合させるので、作動時に係止片45がこじれることがなく、作動性が良好で作動音の低減も可能である。また係止片45とこれが嵌合する切り欠き56とを組み合わせるので、サンシェードの保持手段の構成が簡単であり、小型軽量化および組み付け工数の削減もできる。
【0036】
以上の実施の形態では、係止片は後サンシェードスライダに設けたが、本発明はこれに限られず、係止片を前サンシェードスライダに設けてもよく、さらには前後のサンシェードスライダの両方に設けてもよい。またサンシェードの保持位置は手動操作によるサンシェードの全閉位置と、スライドパネルと連動したサンシェードの全開位置としたが、任意の所望位置とすることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、車両のサンルーフ装置に設けられたサンシェードの保持手段の係止片にこじれを生じることなく、サンシェードを所定位置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンシェード保持手段の一実施の形態が適用されたサンルーフ装置を示す斜視図である。
【図2】図1のサンルーフ装置を設置するフレームを示す平面図である。
【図3】図2のフレームのうちの両側部のフレームを示す断面図である。
【図4】両側部のフレームのスライド溝へのスライダの配置を示す模式図である。
【図5】サンルーフ装置のスライドパネルの作動を示す側面図である。
【図6】サンルーフ装置のドレンスライダを示す斜視図である。
【図7】図6のドレンスライダのパネルスライド溝への配置およびスライダへの可動ドレンの取り付けを示す平面図である。
【図8】サンルーフ装置の前サンシェードスライダを示す斜視図である。
【図9】図8の前サンシェードスライダのサンシェードスライド溝への配置および前スライダへのサンシェードの取り付けを示す平面図である。
【図10】サンルーフ装置の後サンシェードスライダを示す斜視図である。
【図11】図10の後サンシェードスライダのサンシェードスライド溝への配置および後スライダへのサンシェードの取り付けを示す平面図である。
【符号の説明】
3、5 開口
4 スライドパネル
6 サンシェード
7A、7B フレーム
8 前パネルスライダ
9 後パネルスライダ(駆動スライダ)
10 可動ドレン
20 ドレンスライダ
25 ストッパ
30 前サンシェードスライダ
40 後サンシェードスライダ
45 係止片
50 レール
56 切り欠き
L1 固定ドレン
L2 パネルスライド溝
L3 サンシェードスライド溝

Claims (1)

  1. 車両のサンルーフ装置に設けられたサンシェードを摺動方向の所定位置で保持する保持手段であって、
    前記サンシェードを支持する前後の樹脂製のサンシェードスライダを摺動自在に嵌合したサンシェードガイド溝の所定位置に凹状に湾曲した切り欠きを形成すると共に、
    前記前および/または後の樹脂製のサンシェードスライダに、該スライダから片持ち状に突設された前記切欠きに嵌合可能な湾曲片を一体に形成して、該湾曲片と該スライダとの間にばね部材を圧入してなる係止片を設けたことを特徴とするサンシェードの保持手段。
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