JP3750710B2 - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3750710B2
JP3750710B2 JP34692498A JP34692498A JP3750710B2 JP 3750710 B2 JP3750710 B2 JP 3750710B2 JP 34692498 A JP34692498 A JP 34692498A JP 34692498 A JP34692498 A JP 34692498A JP 3750710 B2 JP3750710 B2 JP 3750710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
network
management information
facsimile data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34692498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000174937A (ja
Inventor
秀司 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP34692498A priority Critical patent/JP3750710B2/ja
Publication of JP2000174937A publication Critical patent/JP2000174937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3750710B2 publication Critical patent/JP3750710B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆回線を用いて他のファクシミリ装置とファクシミリ通信が可能であり、かつ、少なくともLANなどのネットワークに接続されているメールサーバと通信が可能なネットワークファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、従来と同様に公衆回線に接続されるとともに、LANなどのネットワークに接続されているメールサーバを介してコンピュータなどの機器とのメール送受信が可能なネットワークファクシミリ装置が開発されている。このネットワークファクシミリ装置を用いることによって、LANなどのネットワークに接続されているコンピュータ等の機器から他のファクシミリ装置へ画情報を送ることができる。また、他のファクシミリ装置から公衆回線を通じて受信したファクシミリデータを、LANなどのネットワークに接続されているコンピュータ等の機器あるいはそれらの機器を利用する利用者(以下、クライアントと呼ぶ)に配信することができる。
【0003】
他のファクシミリ装置からLANなどのネットワーク上の特定のクライアントに対してファクシミリデータを配信する場合、その配信先のクライアントを指定する必要がある。この指定には、ファクシミリ通信の規約上の制限などにより、LANなどのネットワーク上のメールアドレスなどを利用することはできない。そのため、例えばISDNサブアドレス、Fコードサブアドレス、DTMF、TSI信号などをアドレス情報として利用して、配信先のクライアントを特定している。
【0004】
しかし、他のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信したとき、アドレス情報が付されず、受信したファクシミリデータの配信先が決められない場合がある。このような場合、例えばネットワークファクシミリ装置の記録部から記録紙に記録して出力することも考えられる。しかし、記録紙に記録して出力してしまうと、せっかく電子データとして受信した画情報が失われてしまうことになり、利便性が損なわれてしまう。
【0005】
そのため、受信したファクシミリデータを蓄積しておき、必要に応じてクライアントが取り出すことができるようにした装置も開発されている。しかし、利用されるにつれて蓄積されるファクシミリデータのデータ量も多くなり、また、取り出されずに蓄積されたままのファクシミリデータもあるため、ファクシミリデータを蓄積するために大容量のメモリが必要となっていた。特にネットワークファクシミリ装置のメモリは、通信を行うために高速で高価なメモリを用いている。そのため、このような高価なメモリを大量に搭載することは、装置のコストアップにつながっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、装置に搭載するメモリ容量が少なくて済み、コストを低減させたネットワークファクシミリ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファクシミリ通信及びメールサーバとの通信が可能なネットワークファクシミリ装置において、記録手段と、受信した配信先へファクシミリデータを配信するとともに配信先が特定できないファクシミリデータについては管理情報を付して前記メールサーバに該管理情報で取出可能に蓄積させ該ファクシミリデータの一部を前記管理情報と共に前記記録手段に記録させる制御手段を有することを特徴とするものである。このように本発明では、受信した配信先が特定できないファクシミリデータについては、管理情報を付してメールサーバに蓄積させるので、ネットワークファクシミリ装置内に大容量のメモリを設ける必要がない。
【0008】
メールサーバに蓄積させたファクシミリデータは、メールサーバが接続されているLANなどのネットワークを通じてクライアントから管理情報を指定することによって取り出すことができる。あるいは、ネットワークファクシミリ装置において管理情報と配信先を入力することによって、ネットワークファクシミリ装置からメールサーバに対してファクシミリデータの配信を指示し、メールサーバからクライアントへファクシミリデータを配信するように構成することもできる。
【0009】
また、ネットワークファクシミリ装置は、受信した配信先が特定できないファクシミリデータの一部、例えば1ページ目を、管理情報とともに記録手段から記録出力する。これによって、配信先が不明のファクシミリデータを受信していることを知らせることができる。特に1ページ目には配信先などが記載されていることが多いので、配信先のクライアントに対して記録紙の状態でファクシミリデータを受信していることを知らせることができる。受信してメールサーバに蓄積しているファクシミリデータの管理情報を記録紙上に記録しておくことにより、クライアントはこの管理情報をもとにファクシミリデータを電子的に取り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態を含むシステムの一例を示す構成図である。図中、1,2はクライアント、3はメールサーバ、4はLAN、5はネットワークファクシミリ装置、6は公衆回線、7はファクシミリ装置、11はネットワーク通信部、12はファクシミリ通信部、13は制御部、14は記録部、15は操作部である。
【0011】
クライアント1,2、メールサーバ3、ネットワークファクシミリ装置5は、LAN4に接続されており、それぞれ相互間でのデータ交換が可能に構成されている。なお、LAN4にはこれらの装置のほか、多くのクライアントやサーバ、ルータなどの各種の装置が接続されていてよい。
【0012】
メールサーバ3は、LAN4を介してやりとりされる電子メールの蓄積および配信を行う。さらにメールサーバ3は、LAN4を介してネットワークファクシミリ装置5とも接続されている。そして、LAN4に接続されているクライアント1,2などから、公衆回線6を介して接続されているファクシミリ装置7へのメールの送信を、ネットワークファクシミリ装置5に対して依頼する。また、公衆回線6を介してファクシミリ装置7からLAN4に接続されているクライアント宛のファクシミリデータをメールとして蓄積し、宛先のクライアントに対して配信する。本発明では、公衆回線6を介してファクシミリ装置7から宛先のクライアントが指定されていないファクシミリデータが送られてきた場合、ネットワークファクシミリ装置5からそのファクシミリデータと管理情報が送られてくるので、管理情報とともにファクシミリデータを蓄積する。この場合、クライアント1,2からの管理番号を指定したメールの取り出し要求、あるいはネットワークファクシミリ装置5からの管理番号および配信先の指定がなされた場合に、管理情報とともに蓄積しているファクシミリデータを要求元のクライアントあるいは指定された配信先に配信する。
【0013】
ネットワークファクシミリ装置5は、ネットワーク通信部11,ファクシミリ通信部12,制御部13,記録部14などを有しており、公衆回線6を介して接続されるファクシミリ装置7、および、LAN4を介してメールサーバ3との間でのデータ交換を可能にしている。
【0014】
ネットワーク通信部11は、LAN4を介してメールサーバ3との間でデータ転送を行い、LAN4に接続されているクライアント1,2からファクシミリ装置7へのメールを受け取り、また、LAN4に接続されているクライアント1,2宛のファクシミリデータをメールサーバ3に転送して蓄積させる。
【0015】
ファクシミリ通信部12は、公衆回線6を通じて他のファクシミリ装置7との間でファクシミリ通信を行う。ファクシミリ通信は、例えばG3、G4、あるいはSalutationプロトコルなどによって行うことができる。これらの通信形式は、ファクシミリ装置7に応じて選択することができる。
【0016】
制御部13は、ネットワークファクシミリ装置5全体を制御する。特に、メールサーバ3からネットワーク通信部11を介してファクシミリ装置7宛のメールを受け取ると、ファクシミリ通信可能な形式に変換し、ファクシミリ通信部12によりファクシミリ装置7に対して発呼し、ファクシミリ送信する。また、ファクシミリ装置7からLAN4に接続されているクライアントに対するファクシミリをファクシミリ通信部12で受信した場合には、ファクシミリデータをメールの形式に変換し、ネットワーク通信部11を介してメールサーバ3に転送する。このとき、ファクシミリ装置7から送られてくるISDNサブアドレス、Fコードサブアドレス、DTMF、TSI信号などのアドレス情報をメールアドレスに変換し、変換したメールアドレス宛のメールとしてメールサーバ3に転送する。
【0017】
ファクシミリ装置7からファクシミリデータを受信したとき、LAN4に接続されているクライアントを特定できない場合がある。例えばアドレス情報が付加されないでファクシミリデータが送られてきた場合や、アドレス情報に対応したクライアントが存在しない場合などでは、配信先のクライアントが特定できない。このような場合には、受信したファクシミリデータを一意に特定するための管理情報をファクシミリデータに付加し、ネットワーク通信部11を介してメールサーバ3に転送して蓄積させる。それとともに、受信したファクシミリデータの一部、例えば1ページ目を、管理情報とともに記録部14において記録紙に記録し、出力する。また、操作部15から管理情報と配信先の情報が入力された場合には、その管理情報および配信先の情報をネットワーク通信部11を介してメールサーバ3に転送し、その管理情報が付加されたファクシミリデータをその配信先に配信するように依頼する。
【0018】
記録部14は、ファクシミリ受信した画像あるいはメールサーバ3から送られてきたデータ、このネットワークファクシミリ装置5における各種の情報などを記録紙上に記録する。特に、ファクシミリ装置7からファクシミリ受信したとき、LAN4に接続されているクライアントが特定できない場合には、受信したファクシミリデータの一部、例えば1ページ目を管理情報とともに記録紙に記録する。記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方式を採用することができる。
【0019】
操作部15は、LCD等の表示装置とキーなどの入力装置を有しており、利用者に対するメッセージや、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスなど、種々の情報を表示するとともに、利用者が各種の設定や指示などを行うことができる。特に、LAN4に接続されているクライアントが特定できずに管理情報とともにメールサーバ3に蓄積されているファクシミリデータを取り出す際に、付加されている管理情報と配信先を入力可能に構成することができる。配信先としては、例えばメールアドレスを入力するようにしたり、ISDNサブアドレスやFコードサブアドレスなど、ファクシミリ装置7から指示可能なアドレス情報を入力するようにしてもよい。
【0020】
図2は、本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態におけるファクシミリ受信時の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、ファクシミリ装置7から公衆回線6を介してファクシミリデータを受信する場合について説明する。
【0021】
S21において、ファクシミリ装置7からファクシミリデータを受信する。このとき、S22において、配信先となるLAN4上のクライアントを特定するアドレス情報を獲得する。アドレス情報としては、例えばISDNサブアドレスや、Fコードサブアドレス、DTMF、TSI信号、Salutationコマンドなどを利用することができる。
【0022】
S23において、S22でアドレス情報が特定され、受信したファクシミリデータの配信先が特定できたか否かを判定する。アドレス情報が特定できた場合には、S24において、配信先を指定して受信したファクシミリデータをメールサーバ3へメール送信する。配信先の指定は、特定したアドレス情報に対応するLAN4上のクライアントのメールアドレスに変換し、そのメールアドレスによって行えばよい。
【0023】
ファクシミリ装置7からアドレス情報が送られてこなかった場合、あるいは、アドレス情報が送られてきたが対応するクライアントが登録されていない場合などでは、配信先が特定できない。このような場合には、S25において、受信したファクシミリデータに管理情報を付してメールサーバ3に転送し、蓄積させる。さらに、S26において、受信したファクシミリデータの一部、例えば1ページ目を、管理情報とともに記録部14で記録紙に記録する。このようにしてファクシミリ受信時の処理を終了する。
【0024】
このように、本発明では受信したファクシミリデータを蓄積せず、メールサーバ3にファクシミリデータの配信および蓄積を依頼する。そのため、このネットワークファクシミリ装置には、それほど大容量のメモリを必要とせず、送受信に十分な容量だけあればよい。特に送受信用のメモリは高価であり、高価なメモリの容量を削減することによって、装置のコストを低減することが可能である。
【0025】
クライアントが特定できないファクシミリデータについてはすべてを記録部14で記録出力してしまうことも考えられる。しかし、ネットワークファクシミリ装置に送られてきたファクシミリデータの多くは電子データとしてクライアントが利用できることが望ましい。受信したファクシミリデータをメールサーバ3に蓄積させることにより、電子データの形で残すことができる。
【0026】
さらに、記録部14で記録出力するのは受信したファクシミリデータの一部であるので、紙資源を無駄にすることがないというメリットもある。
【0027】
上述のようにして、クライアントが特定できないファクシミリデータは、管理情報が付されてメールサーバ3に格納されている。このメールサーバ3に格納されたファクシミリデータを取り出す方法について説明する。管理情報が付されたファクシミリデータをメールサーバ3から取り出す方法は2つある。
【0028】
まず1つの方法は、クライアントがLAN4に接続されている端末から取り出す方法である。ネットワークファクシミリ装置5がクライアントが特定されていないファクシミリデータを受信したとき、記録部14から受信したファクシミリデータの一部、例えば1ページ目が管理情報とともに記録出力されている。利用者はこの記録出力された記録紙を参照することができる。通常、ファクシミリ通信では1ページ目に送信元や送信先等の情報が記されている。そのため、記録出力された記録紙を参照することによって、受信したファクシミリデータの配信を受けるべきクライアントが判明するであろう。判明した配信を受けるべきクライアントに対して、記録出力された記録紙を配付する。
【0029】
ファクシミリデータの配付を受けるべきクライアントは、配付された記録紙を参照する。記録紙には管理情報が付されているので、自端末よりメールサーバ3に対して管理情報を指定する。これによってメールサーバ3は、指定された管理情報が付されているファクシミリデータを、管理情報を指定したクライアントに対して配信する。このようにして、クライアントはファクシミリデータを取り出すことができる。
【0030】
なお、この方法においては、ファクシミリデータの取り出しの際にはネットワークファクシミリ装置5は関与しない。管理情報を指定したファクシミリデータの取り出しのための操作は、メールサーバ3がクライアントに対して提供する各種の機能によって行えばよい。例えば、直接、管理情報を指定せず、一覧表示から選択したり、あるいは、例えば検索機能を利用して取り出すなど、種々の方法が考えられる。
【0031】
もう1つの方法として、ネットワークファクシミリ装置5から管理情報および配信先を指定する方法がある。上述のように、クライアントが特定されていないファクシミリデータを受信したときに記録部14から記録出力される記録紙を参照することにより、受信したファクシミリデータを配信すべきクライアントが特定される。この記録紙はネットワークファクシミリ装置5から出力されるため、出力された記録紙を参照して配信先のクライアントがわかれば、その場で配信のための操作ができると便利である。
【0032】
図3は、本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態における配信先指定時の動作の一例を示すフローチャートである。S31において、ネットワークファクシミリ装置5の操作部15から、記録紙に記録されている管理情報と、配信先のクライアントに対応する情報を入力する。管理情報の入力は、例えばキー操作で行ったり、あるいはネットワークファクシミリ装置に読取部が備えられていれば、読取部で管理情報を読み取り、例えばOCRによって管理情報を入力することができる。また、配信先の指定は、メールアドレスを指定したり、あるいはファクシミリ装置7からクライアントを指定する際のISDNサブアドレスやFコードサブアドレスなどをキー入力することができる。または、一覧表などに記載されているメールアドレスやコード番号等をハンドスキャナなどによってOCR入力やバーコード入力してもよい。あるいは、IDカードなどを利用し、カード読取装置にIDカードを通すことによって指定してもよい。
【0033】
管理情報および配信先が指定されると、例えば配信先として、メールアドレス以外の方法によって指定されている場合には、S32において、指定された配信先に関する情報をメールアドレスに変換する。例えばISDNサブアドレスやFコードサブアドレスなどが指定された場合には、ファクシミリ受信時にクライアントを特定する場合と同様にして、内部に保持しているテーブルからメールアドレスを特定することができる。また、他の方法においても、予めメールアドレスとの対応付けを例えばテーブルなどに登録しておけばよい。
【0034】
S33において、メールサーバ3に対して、管理情報とともに配信先のメールアドレスを渡し、指定された管理情報が付されているファクシミリデータをメールアドレスに配信するように依頼する。本発明では、実際のファクシミリデータはメールサーバ3で保持しているので、ネットワークファクシミリ装置5はメールサーバ3に配信を依頼するのみである。依頼を受けたメールサーバ3は、管理情報が付されているファクシミリデータの配信先を受け取ったメールアドレスとして、例えばメールを受信した旨の通知をクライアントに対して行う。クライアントは、他のメールと同様にしてメールサーバからファクシミリデータを取り出すことができる。
【0035】
この方法によれば、例えば特定の事務員がファクシミリデータの配信を行う場合、自端末まで戻らなくてもネットワークファクシミリ装置5の操作によって配信を行うことができる。またこの方法では、記録出力された記録紙をクライアントに配付する必要もなくなるなどといった利点もある。
【0036】
なお、図1に示したシステム構成では、ネットワークファクシミリ装置5とメールサーバ3がLAN4で接続された例を示している。しかし本発明はこれに限られるものではない。例えばネットワークファクシミリ装置5とメールサーバ3を直結し、ネットワーク通信部11がメールサーバ3との間で通信を行うように構成してもよい。この場合、LAN4のプロトコルによらず、独自の通信方式でメールサーバ3との間の通信を行うことができる。このような構成においても、ネットワークファクシミリ装置5内に大量のファクシミリデータを蓄積することがないため、ネットワークファクシミリ装置5のコストダウンを実現することができる。
【0037】
また、いずれの構成においても、メールサーバ3を介してクライアントとのデータ交換を行うので、ネットワークファクシミリ装置5がサーバとしてクライアントに提供する各種の機能をすべて搭載している必要はなく、この点でもコストを削減することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、受信したファクシミリデータの配信先が決められない場合にも、ファクシミリデータを電子データとして残し、配信先が決定した後に配信先で取り出すことができる。このとき、ファクシミリデータは管理情報を付してメールサーバに蓄積させるため、ネットワークファクシミリ装置にはファクシミリデータを蓄積するための大容量のメモリを搭載する必要がない。そのため、ネットワークファクシミリ装置のコストダウンを図ることができるという効果がある。
【0039】
また、配信先が決められないファクシミリデータを受信したときは、受信したファクシミリデータの一部、例えば1ページ目と、管理情報を記録出力するので、配信先が決められないファクシミリデータの受信があったことを知らせることができるとともに、全部を出力しないので紙資源を浪費しない。
【0040】
さらに、メールサーバに蓄積されている配信先が不明のファクシミリデータを取り出す際には、ネットワークファクシミリ装置から管理情報と配信先を入力することによって行うことができる。この場合、ファクシミリデータを受信したときに出力される記録紙を参照した時点で、自端末に戻らなくても配信指示を行うことができるなどの効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態を含むシステムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態におけるファクシミリ受信時の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明のネットワークファクシミリ装置の実施の一形態における配信先指定時の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2…クライアント、3…メールサーバ、4…LAN、5…ネットワークファクシミリ装置、6…公衆回線、7…ファクシミリ装置、11…ネットワーク通信部、12…ファクシミリ通信部、13…制御部、14…記録部、15…操作部。

Claims (3)

  1. ファクシミリ通信及びメールサーバとの通信が可能なネットワークファクシミリ装置において、記録手段と、受信した配信先へファクシミリデータを配信するとともに配信先が特定できないファクシミリデータについては管理情報を付して前記メールサーバに該管理情報で取出可能に蓄積させ該ファクシミリデータの一部を前記管理情報と共に前記記録手段に記録させる制御手段を有することを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  2. さらに、前記管理情報および配信先を入力可能な操作手段を有し、前記制御手段は、該操作手段から入力された管理情報が付されたファクシミリデータを該操作手段から入力された配信先へ配信するように前記メールサーバに指示することを特徴とする請求項1に記載のネットワークファクシミリ装置。
  3. 前記制御手段は、受信した配信先が特定できないファクシミリデータの1ページ目を前記管理情報とともに前記記録手段から記録させることを特徴とする請求項1に記載のネットワークファクシミリ装置。
JP34692498A 1998-12-07 1998-12-07 ネットワークファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3750710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34692498A JP3750710B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 ネットワークファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34692498A JP3750710B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 ネットワークファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000174937A JP2000174937A (ja) 2000-06-23
JP3750710B2 true JP3750710B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=18386743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34692498A Expired - Fee Related JP3750710B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 ネットワークファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3750710B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000174937A (ja) 2000-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7852505B2 (en) Network system and control method of the same
US6625646B1 (en) Communications method, communications system, communications device, and server
JPH09149076A (ja) データ通信装置及び方法
JP2000507791A (ja) ローカルネットワークにおける電子メールメッセージの送信方法及び装置
US20030117666A1 (en) Facsimile apparatus that saves image data in an external device through a network
JP2001103232A (ja) データ処理装置及びその制御方法
JP3750710B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置
JPH11150557A (ja) 電子メールによる宛先通知を使用した蓄積型通信方法および装置
JP2002010004A (ja) 原稿読取記録装置
JP2001045197A (ja) スキャナ及び画像データ転送方法
JP4132238B2 (ja) 画像入力装置付き画像蓄積サーバ
JP3166753B2 (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信システム
JP4251084B2 (ja) ファクシミリ装置
KR20020096936A (ko) 프린트 주문 수주 서버
JPH01314467A (ja) ファクシミリ通信システム
JP3025369B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH08251342A (ja) Lan接続機能付きファクシミリ装置
JPH1155448A (ja) ファクシミリ装置
JP3523443B2 (ja) ファクシミリ蓄積交換装置
JP2001084185A (ja) データ処理装置、データ処理システムにおけるデータ処理方法及びコンピュータ可読記憶媒体
JP3521831B2 (ja) ネットワークシステム及び読取装置
JP2002271538A (ja) ファクシミリ装置および文書サーバー
JPH0823425A (ja) 情報処理装置
JPH09172532A (ja) 外部記憶装置内データ転送機能付きファクシミリ装置
JPH05110597A (ja) Faxメール装置における音声ガイダンスメモリ管理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees