JP3748874B2 - 計算ゲーム具 - Google Patents

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Description

本発明は、計算ゲーム具に関し、特に、ゲーム盤の一方の面で足し算はさみゲームを行えるとともにゲーム盤の他方の面で九九はさみゲームが行える計算ゲーム具に関する。
従来、ゲームを楽しみながら暗誦も問題解答も必要なく短期間に自然に掛け算九九や1桁の数の足し算が覚えられるようにした掛け算九九練習用のゲーム用具として、以下の特許文献1に記載されているものが提案されている。
特開平11−206955号公報
特許文献1に開示されている掛け算九九練習用のゲーム用具は、盤上の駒として数字の書かれた掛け算駒・足し算駒を用意し、相手の1列の駒の両端を味方の2つの駒で挟んで、列の数字の合計と挟んだ2石の数字の積(又は和)との比較によって相手の列の駒を裏返し反転できるようにしたものである。しかしながら、この掛け算九九練習用のゲーム用具は、2人用のゲームであるとともに、1回のゲームで足し算および/または掛け算を行わせてゲームをするものである。また、駒の種類も普通石,足し算石,掛け算石,外周石および平方石と多く、幼児などがその駒の意味を理解する必要がある。さらに、原則として相手の列を反転できるように自駒を置くか移動してゲームを行うものであり、偶然性の要素が小さい。
本発明の目的は、予め自分で決めた数字とたとえばサイコロを振って出た目の数字との足し算や掛け算をして足し算はさみゲームや九九はさみゲームを行うことができる計算ゲーム具および電子計算ゲーム機を提供することにある。
本発明の計算ゲーム具は、足し算はさみ用の11×11マスの盤面を有するゲーム盤(10)と、所定個の第1の駒(21)と、所定個の第2の駒(22)と、数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する数字発生器(30)とを備え、前記ゲーム盤の足し算はさみ用の11×11マスの盤面が、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための上側駒置き用マス行(41)と、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための右側駒置き用マス列(42)と、前記上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が該上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための下側駒置き用マス行(43)と、前記右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が該右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための左側駒置き用マス列(44)と、前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行および前記左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを足した数字が、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行の当該マスの列と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを足した数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの駒移動マス行列(45)とを有することを特徴とする。
ここで、所定個の第3の駒(23)と、所定個の第4の駒(24)とをさらに備えてもよい。
また、前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール8に従って前記ゲーム盤の足し算はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりしてもよい。
ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
ルール2:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
ルール3:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
ルール4:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との足し算を行い、前記駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの足し算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
ルール5:前記ルール4に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
ルール6:前記ルール4に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい。
ルール7:他の人の駒が前記駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール4に従って移動したときには、前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列と前記駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
ルール8:全員が所定個の自分の駒をすべて前記駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記駒移動マス行列に移動したときに該駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする。
さらに、前記ゲーム盤(10)が、前記足し算はさみ用の11×11マスの盤面を有する面と反対側の面に九九はさみ用の11×11マスの盤面を有し、前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面が、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の上側駒置き用マス行(51)と、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の右側駒置き用マス列(52)と、前記他の上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記他の上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の下側駒置き用マス行(53)と、前記他の右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記他の右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の左側駒置き用マス列(54)と、前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行および前記他の左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該他の上側駒置き用マス行または該他の下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該他の右側駒置き用マス列または該他の左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを掛けた数字が、該他の上側駒置き用マス行または該他の下側駒置き用マス行の当該マスの列と該他の右側駒置き用マス列または該他の左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを掛けた数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの他の駒移動マス行列(55)とを有してもよい。
さらにまた、前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール9に従って前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりしてもよい。
ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
ルール2:前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの所定の4つのマスのうち自分の陣地に近い方のマスに、2人でゲームをするときには2個ずつ、3人または4人でゲームをするときには1個ずつ自分の駒を置く、
ルール3:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
ルール4:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
ルール5:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との掛け算を行い、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの掛け算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
ルール6:前記ルール5に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
ルール7:前記ルール5に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい、
ルール8:他の人の駒が前記他の駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール5に従って移動したときには、前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列と前記他の駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
ルール9:全員が所定個の自分の駒をすべて前記他の駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記他の駒移動マス行列に移動したときに該他の駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする。
また、本発明の計算ゲーム具は、九九はさみ用の11×11マスの盤面を有するゲーム盤(10)と、所定個の第1の駒(21)と、所定個の第2の駒(22)と、数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する数字発生器(30)とを備え、前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面が、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための上側駒置き用マス行(51)と、各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための右側駒置き用マス列(52)と、前記上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための下側駒置き用マス行(53)と、前記右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための左側駒置き用マス列(54)と、前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行および前記左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを掛けた数字が、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行の当該マスの列と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを掛けた数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの駒移動マス行列(55)とを有することを特徴とする。
ここで、所定個の第3の駒(23)と、所定個の第4の駒(24)とをさらに備えてもよい。
また、前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール9に従って前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりしてもよい。
ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
ルール2:前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの所定の4つのマスのうち自分の陣地に近い方のマスに、2人でゲームをするときには2個ずつ、3人または4人でゲームをするときには1個ずつ自分の駒を置く、
ルール3:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
ルール4:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
ルール5:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との掛け算を行い、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの掛け算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
ルール6:前記ルール5に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
ルール7:前記ルール5に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい、
ルール8:他の人の駒が前記他の駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール5に従って移動したときには、前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列と前記他の駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
ルール9:全員が所定個の自分の駒をすべて前記他の駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記他の駒移動マス行列に移動したときに該他の駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする。
本発明の計算ゲーム具は以下に示すような効果を奏する。
(1)幼児および小学校低学年の児童は、足し算および九九が遊びながら自然に覚えられ、思考力も高まり、算数好きになる。
(2)たとえばサイコロを振って出た目の数字に応じて駒を移動するため、偶然性の要素が大きく、幼児も大人も対等にゲームを行うことができる。特に、サイコロに数字の“0”を含ませ、サイコロを振って出た目が数字の“0”である場合には、数字の“1”から“9”のいずれでも選択できるようにすることにより、よりゲーム性を高めることができる。また、サイコロを振る前に自分の駒(自駒)を置くための数字は任意に選択できるので、サイコロを振って出た目によっては自駒が取られるリスクもあるが、戦略性にも富んだゲームとなる。
(3)足し算および九九の仕組みが分かりやすく表現されているため、幼児および小学校低学年の児童は見るだけでも理解できる。
(4)幼児および小学校低学年の児童を対象とするが、小学校高学年の児童や大人とも一緒に楽しめることができる。
(5)高齢者にとっても、本計算ゲーム具を用いて計算練習を毎日短時間でも行うと、脳の血流の変化が見られ、脳の活性化に役立つ。
(6)最大4人でゲームを行うことができるため、遊び相手を増やすことができる。
予め自分で決めた数字とたとえばサイコロを振って出た目の数字との足し算や掛け算をして足し算はさみゲームや九九はさみゲームを行うことができるという目的を、足し算はさみ用の11×11マスの盤面および/または九九はさみ用の11×11マスの盤面を有するゲーム盤を用いて、サイコロを振る前に自分の駒を置いたゲーム盤の上側駒置き用マス行,右側駒置き用マス列,下側駒置き用マス行および左側駒置き用マス列のマスに書かれている数字とその後にサイコロを振って出た目の“0”から“9”のうちの1個の数字との足し算または掛け算を行い、その結果の数字が書かれたゲーム盤の駒移動マス行列の所定の行または列のマスに先ほど置いた自分の駒を移動して、この移動により相手の駒を自分の駒で挟むとこの挟んだ相手の駒を取ることができるなどとすることにより実現した。
以下、本発明の計算ゲーム具の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例による計算ゲーム具の構成を説明するための図である。本実施例による計算ゲーム具1は、表面が足し算はさみゲーム用であり裏面が九九はさみゲーム用であるゲーム盤10と、18個の第1の駒21と、18個の第2の駒22と、18個の第3の駒23と、18個の第4の駒24と、数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する数字発生器30とを備える。なお、第1乃至第4の駒21〜24の個数は、18個に限られず、何個でもよいが、好ましくは10個から20個である。また、数字発生器30としては、“0”〜“9”の目を有する十面体のサイコロや、“0”から“9”の数字がそれぞれ書かれた10個の玉のうち1個の玉を取り出す装置や、電子的に数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する装置などを用いることができるが、以下では、説明の簡単のため、“0”〜“9”の目を有する十面体のサイコロを用いた場合を例として説明する。
ここで、ゲーム盤10の表面は、図1に示すように、11×11マスの盤面となっており、図示最上段の行の内側9マス,図示最右側の列の内側9マス,図示最下段の行の内側9マスおよび図示最左側の列の内側9マスはサイコロを振る前に駒を置くためのものである。説明の簡単のために、以下では、図示最上段の行の内側9マスを上側駒置き用マス行41と称し、図示最右側の列の内側9マスを右側駒置き用マス列42と称し、図示最下段の行の内側9マスを下側駒置き用マス行43と称し、図示最左側の列の内側9マスを左側駒置き用マス列44と称する。なお、上側駒置き用マス行41,右側駒置き用マス列42,下側駒置き用マス行43および左側駒置き用マス列44に囲まれた9×9マスを駒移動マス行列45と称する。
上側駒置き用マス行41,右側駒置き用マス列42,下側駒置き用マス行43および左側駒置き用マス列44には“1”から“9”までの数字が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれているが、互いに対向する上側駒置き用マス行41および下側駒置き用マス行43に書かれている“1”〜“9”の数字は、同じ数字が互いに対向するように配置されている。互いに対向する右側駒置き用マス列42および左側駒置き用マス列44についても同様である。
駒移動マス行列45には、上側駒置き用マス行41または下側駒置き用マス行43のマスに書かれた数字と右側駒置き用マス列42または左側駒置き用マス列44のマスに書かれた数字とを足した数字が、上側駒置き用マス行41または下側駒置き用マス行43の当該マスの列と右側駒置き用マス列42または左側駒置き用マス列44の当該マスの行とが交差するマスに書かれている。たとえば、駒移動マス行列45の図示左上隅のマスには、上側駒置き用マス行41または下側駒置き用マス行43の図示左から1番目のマスに書かれた数字“1”と右側駒置き用マス列42または左側駒置き用マス列44の図示上から1番目のマスに書かれた数字“1”とを足した数字“2”が書かれている。
また、ゲーム盤10の裏面も、図2に示すように、11×11マスの盤面となっており、図示最上段の行の内側9マス,図示最右側の列の内側9マス,図示最下段の行の内側9マスおよび図示最左側の列の内側9マスは、ゲーム盤10の表面と同様に、サイコロを振る前に駒を置くためのものである。説明の簡単のために、以下では、図示最上段の行の内側9マスを上側駒置き用マス行51と称し、図示最右側の列の内側9マスを右側駒置き用マス列52と称し、図示最下段の行の内側9マスを下側駒置き用マス行53と称し、図示最左側の列の内側9マスを左側駒置き用マス列54と称する。なお、上側駒置き用マス行51,右側駒置き用マス列52,下側駒置き用マス行53および左側駒置き用マス列54に囲まれた9×9マスを駒移動マス行列55と称する。
上側駒置き用マス行51,右側駒置き用マス列52,下側駒置き用マス行53および左側駒置き用マス列54には“1”から“9”までの数字が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれているが、互いに対向する上側駒置き用マス行51および下側駒置き用マス行53に書かれている“1”〜“9”の数字は、同じ数字が互いに対向するように配置されている。互いに対向する右側駒置き用マス列52および左側駒置き用マス列54についても同様である。
駒移動マス行列55には、上側駒置き用マス行51または下側駒置き用マス行53のマスに書かれた数字と右側駒置き用マス列52または左側駒置き用マス列54のマスに書かれた数字とを掛けた数字が、上側駒置き用マス行51または下側駒置き用マス行53の当該マスの列と右側駒置き用マス列52または左側駒置き用マス列54の当該マスの行とが交差するマスに書かれている。たとえば、駒移動マス行列55の図示左上隅のマスには、上側駒置き用マス行51または下側駒置き用マス行53の図示左から1番目のマスに書かれた数字“1”と右側駒置き用マス列52または左側駒置き用マス列54の図示上から1番目のマスに書かれた数字“1”とを掛けた数字“1”が書かれている。
また、駒移動マス行列55の図示左から3番目かつ図示上から3番目のマス,図示左から3番目かつ図示上から7番目のマス,図示左から7番目かつ図示上から3番目のマスおよび図示左から7番目かつ図示上から7番目のマスに書かれた数字“9”,“21”,“21”および“49”は丸印で囲まれている。
第1乃至第4の駒21〜24は、互いに区別ができるように、色が変えられている。たとえば、第1の駒21は青色とされ、第2の駒22は黄色とされ、第3の駒23は緑色とされ、第4の駒24はピンク色とされている。なお、図面では、第1の駒21は白丸で、第2の駒22は黒丸で、第3の駒23は二重丸で、第4の駒24は中央が黒丸の二重丸で示している。
以下、図1に示した計算ゲーム具1を用いて行うゲームについて説明する。まず、ゲーム盤10の表面を用いて行う「足し算はさみゲーム」について説明する。
「足し算はさみゲーム」は以下のルールに従って行われる。
[ルール1]2人,3人または4人の対戦者は、色の違う駒(第1乃至第4の駒21〜24)を18個ずつそれぞれ取る。
[ルール2]サイコロを振って、出た目の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う。
[ルール3]サイコロを振る前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた上側駒置き用マス行41,右側駒置き用マス列42,下側駒置き用マス行43または左側駒置き用マス列44のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く。
[ルール4]サイコロを振り、出た目の数字と先ほど選んだ数字との足し算を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの足し算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動する。なお、サイコロを振って出た目が“0”であった場合には、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる。
[ルール5]ルール4に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる。
[ルール6]ルール4に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人(2人でゲームをするときは相手の人をいい、3人または4人でゲームをするときは自分以外のすべての人をいう。以下同様である。)の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができる。なお、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができる。また、挟んだ駒の数は複数でもよい(たとえば、他の人の駒を3個挟んだときには、この挟んだ3個の他の人の駒を取ることができる。)。
[ルール7]他の人の駒が駒移動マス行列45の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒がルール4に従って移動したときには、上側駒置き用マス行41,右側駒置き用マス列42,下側駒置き用マス行43または左側駒置き用マス列44と駒移動マス行列45との境界線と移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる。すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができる。また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる。
[ルール8]全員が18個の自分の駒をすべて駒移動マス行列45のいずれかのマスに移動したら、ゲームは終了し、駒移動マス行列45に置かれている駒の数の一番多い人を勝ちとする。
なお、ゲームが終了した時点で駒移動マス行列45に置かれている駒の数が同じ場合には、引き分けとしてもよいが、駒(取った自分の駒を除いてもよい。)を多く取った方を勝ちとしてもよい。
次に、「足し算はさみゲーム」を2人(先手と後手)でした場合の一例について、図3および図4を参照して説明する。
ルール1に従って、先手は青色の第1の駒21(18個)を取り、後手は黄色の第2の駒22(18個)を取る。なお、図3および図4では、青色の第1の駒21を白丸で、黄色の第2の駒22を黒丸で示す。
先手と後手は、ルール2に従って、サイコロを振って、出た目の大きい方が先手となる。
先手は、ルール3に従って、数字“5”を選び、選んだ数字“5”が書かれた左側駒置き用マス列44のマスに1個だけ自分の駒である第1の駒21を置く。続いて、先手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“4”であった場合には、この数字“4”と先ほど選んだ数字“5”との足し算(4+5=9)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの足し算の答えの数字“9”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から5番目のマスに先ほど左側駒置き用マス列44のマスに置いた第1の駒21を移動する(図3(a)参照)。なお、足し算をする際に声を出して足し算をさせることにより、幼児や小学校低学年の児童に足し算を覚えさせることができる。
続いて、後手は、ルール3に従って、数字“7”を選び、選んだ数字“7”が書かれた右側駒置き用マス列42のマスに1個だけ自分の駒である第2の駒22を置く。続いて、後手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“4”であった場合には、この数字“4”と先ほど選んだ数字“7”との足し算(4+7=11)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの足し算の答えの数字“11”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から7番目のマスに先ほど右側駒置き用マス列42のマスに置いた第2の駒22を移動する(図3(a)参照)。
続いて、先手は、ルール3に従って、数字“4”を選び、選んだ数字“4”が書かれた上側駒置き用マス行41のマスに残りの17個の第1の駒21のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“5”であった場合には、この数字“5”と先ほど選んだ数字“4”との足し算(5+4=9)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの足し算の答えの数字“9”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から5番目のマスに先ほど上側駒置き用マス行41のマスに置いた第1の駒21を移動する(図3(b)参照)。
このとき、このマスには最初に先手が移動した第1の駒21が既に置かれているため(図3(a)参照)、先手は、ルール5に従って、既に置かれていた第1の駒21を取ったのち、先ほど上側駒置き用マス行41のマスに置いた第1の駒21を移動する。取った第1の駒21は自陣に置いておく。
続いて、後手は、ルール3に従って、数字“7”を選び、選んだ数字“7”が書かれた上側駒置き用マス行41のマスに残りの17個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“1”であった場合には、この数字“1”と先ほど選んだ数字“7”との足し算(1+7=8)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの足し算の答えの数字“8”が書かれた図示左から7番目かつ図示上から1番目のマスに先ほど上側駒置き用マス行42のマスに置いた第2の駒22を移動する(図3(b)参照)。
続いて、先手は、ルール3に従って、数字“2”を選び、選んだ数字“2”が書かれた左側駒置き用マス列44のマスに残りの16個の第1の駒21のうちの1個を置く。続いて、先手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“6”であった場合には、この数字“6”と先ほど選んだ数字“2”との足し算(6+2=8)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの足し算の答えの数字“8”が書かれた図示左から6番目かつ図示上から2番目のマスに先ほど左側駒置き用マス列41のマスに置いた第1の駒21を移動する(図4(a)参照)。
この移動により駒移動マス行列45の図示左から7番目かつ図示上から1番目のマスに既に置かれている後手の第2の駒22を上側駒置き用マス行41と駒移動マス行列45との境界線と今回移動した第1の駒21で図示斜め右下方向に挟んだことになるため、先手は、ルール7に従って、この挟んだ第2の駒22を取ることができる。取った第2の駒22は自分の陣地に置いておく。
続いて、後手は、ルール3に従って、数字“8”を選び、選んだ数字“8”が書かれた下側駒置き用マス行43のマスに残りの16個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“6”であった場合には、この数字“6”と先ほど選んだ数字“8”との足し算(6+8=14)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの足し算の答えの数字“14”が書かれた図示左から8番目かつ図示上から6番目のマスに先ほど上側駒置き用マス行42のマスに置いた第2の駒22を移動する(図4(a)参照)。
続いて、先手は、ルール3に従って、数字“6”を選び、選んだ数字“6”が書かれた右側駒置き用マス列42のマスに残りの15個の第1の駒21のうちの1個を置く。続いて、先手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“4”であった場合には、この数字“6”と先ほど選んだ数字“4”との足し算(6+4=10)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの足し算の答えの数字“10”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から6番目のマスに先ほど右側駒置き用マス列42のマスに置いた第1の駒21を移動する(図4(b)参照)。
続いて、後手は、ルール3に従って、数字“4”を選び、選んだ数字“4”が書かれた右側駒置き用マス列42のマスに残りの15個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール4に従って、サイコロを振り、出た目が“4”であった場合には、この数字“4”と先ほど選んだ数字“4”との足し算(4+4=8)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの足し算の答えの数字“8”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から4番目のマスに先ほど右側駒置き用マス列42のマスに置いた第2の駒22を移動する(図4(b)参照)。
この移動により先手の2個の第1の駒を自分の2個の第2の駒22で縦方向に挟んだため、後手は、ルール6に従って、挟んだ2個の第1の駒21を取ることができる。取った2個の第1の駒21は自分の陣地に置いておく。
以降、先手および後手ともに18個の自分の駒(第1および第2の駒21,22)をすべて駒移動マス行列45に移動するまで同様にしてゲームが進められたのち、ルール8に従って先手および後手のどちらが勝ったか判定される。
次に、ゲーム盤10の裏面を用いて行う「九九はさみゲーム」について説明する。
「九九はさみゲーム」は以下のルールに従って行われる。
[ルール1]2人,3人または4人の対戦者は、色の違う駒(第1乃至第4の駒21〜24)を18個ずつそれぞれ取る。
[ルール2]駒移動マス行列55の9×9マスのうちの数字が丸印で囲まれた4つのマスのうち自分の陣地に近い方のマスに、2人でゲームをするときには2個ずつ、3人または4人でゲームをするときには1個ずつ自分の駒を置く。
[ルール3]サイコロを振って、出た目の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う。
[ルール4]サイコロを振る前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた上側駒置き用マス行51,右側駒置き用マス列52,下側駒置き用マス行53または左側駒置き用マス列54のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く。
[ルール5]サイコロを振り、出た目の数字と先ほど選んだ数字との掛け算を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの掛け算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動する。なお、サイコロを振って出た目が“0”であった場合には、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる。
[ルール6]ルール5に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる。
[ルール7]ルール5に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人(2人でゲームをするときは相手の人をいい、3人または4人でゲームをするときは自分以外のすべての人をいう。以下同様である。)の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができる。なお、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができる。また、挟んだ駒の数は複数でもよい(たとえば、他の人の駒を3個挟んだときには、この挟んだ3個の他の人の駒を取ることができる。)。
[ルール8]他の人の駒が駒移動マス行列55の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒がルール5に従って移動したときには、上側駒置き用マス行51,右側駒置き用マス列52,下側駒置き用マス行53または左側駒置き用マス列54と駒移動マス行列55との境界線と移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる。すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができる。また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる。
[ルール9]全員が18個の自分の駒をすべて駒移動マス行列55のいずれかのマスに移動したら、ゲームは終了し、駒移動マス行列55に置かれている駒の数の一番多い人を勝ちとする。
なお、ゲームが終了した時点で駒移動マス行列55に置かれている駒の数が同じ場合には、引き分けとしてもよいし、駒(取った自分の駒を除いてもよい。)を多く取った方を勝ちとする。
次に、「九九はさみゲーム」を2人(先手と後手)でした場合の一例について、図5および図6を参照して説明する。
ルール1に従って、先手は青色の第1の駒21(18個)を取り、後手は黄色の第2の駒22(18個)を取る。なお、図5および図6では、青色の第1の駒21を白丸で、黄色の第2の駒22を黒丸で示している。
先手と後手は、ルール2に従って、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの数字が丸印で囲まれた4つのマス(駒移動マス行列55の図示左から3番目かつ図示上から3番目のマス,図示左から7番目かつ図示上から3番目のマス,図示左から3番目かつ図示上から7番目のマスおよび図示左から7番目かつ図示上から7番目のマス)のうち自分の陣地に近い方のマスに2個ずつ自分の駒を置く(図5(a)参照)。この例では、先手は駒移動マス行列55の図示左から3番目かつ図示上から3番目のマスおよび図示左から3番目かつ図示上から7番目のマスに自分の第1の駒21をそれぞれ置き、後手は駒移動マス行列55の図示左から7番目かつ図示上から3番目のマスおよび図示左から7番目かつ図示上から7番目のマスに自分の第2の駒22をそれぞれ置いている。
続いて、先手と後手は、ルール3に従って、サイコロを振って、出た目の大きい方が先手となる。
先手は、ルール4に従って、数字“5”を選び、選んだ数字“5”が書かれた上側駒置き用マス行51のマスに1個だけ自分の駒である第1の駒21を置く。続いて、先手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“1”であった場合には、この数字“1”と先ほど選んだ数字“5”との掛け算(1×5=5)を行い、駒移動マス行列45の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの掛け算の答えの数字“5”が書かれた図示左から5番目かつ図示上から1番目のマスに先ほど上側駒置き用マス行51のマスに置いた第1の駒21を移動する(図5(a)参照)。なお、掛け算をする際に声を出して掛け算をさせることにより、幼児や小学校低学年の児童に九九を覚えさせることができる。
続いて、後手は、ルール4に従って、数字“8”を選び、選んだ数字“8”が書かれた右側駒置き用マス列52のマスに1個だけ自分の駒である第2の駒22を置く。続いて、後手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“3”であった場合には、この数字“3”と先ほど選んだ数字“8”との掛け算(3×8=24)を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの掛け算の答えの数字“24”が書かれた図示左から3番目かつ図示上から8番目のマスに先ほど右側駒置き用マス列52のマスに置いた第2の駒22を移動する(図5(a)参照)。
続いて、先手は、ルール4に従って、数字“4”を選び、選んだ数字“4”が書かれた上側駒置き用マス行51のマスに残りの17個の第1の駒21のうちの1個を置く。続いて、先手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“2”であった場合には、この数字“2”と先ほど選んだ数字“4”との掛け算(2×4=8)を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの掛け算の答えの数字“9”が書かれた図示左から4番目かつ図示上から2番目のマスに先ほど上側駒置き用マス行51のマスに置いた第1の駒21を移動する(図5(b)参照)。
続いて、後手は、ルール4に従って、数字“3”を選び、選んだ数字“3”が書かれた下側駒置き用マス行43のマスに残りの17個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“3”であった場合には、この数字“3”と先ほど選んだ数字“3”との掛け算(3×3=9)を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ列のこの掛け算の答えの数字“9”が書かれた図示左から3番目かつ図示上から3番目のマスに先ほど下側駒置き用マス行53のマスに置いた第2の駒22を移動する(図5(b)参照)。
このとき、このマスには最初に先手が置いた第1の駒21が既に置かれているため(図5(a)参照)、後手は、ルール6に従って、既に置かれていた第1の駒21を取ったのち、先ほど下側駒置き用マス行53のマスに置いた第2の駒22を移動する。
また、この移動により駒移動マス行列55の図示左から5番目かつ図示上から1番目のマスに既に置かれている先手の第1の駒21とこの第1の駒21と図示斜め左下側につながっている駒移動マス行列55の図示左から4番目かつ図示上から2番目のマスに既に置かれている先手の第1の駒21とを上側駒置き用マス行51と駒移動マス行列55との境界線と今回移動した第2の駒22で図示斜め右下方向に挟んだことになるため、後手は、ルール8に従って、挟んだ2個の第1の駒21を取ることができる。
取った3個の第1の駒21は自分の陣地に置いておく。
続いて、先手は、ルール4に従って、数字“2”を選び、選んだ数字“2”が書かれた左側駒置き用マス列54のマスに残りの16個の第1の駒21のうちの1個を置く。続いて、先手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“2”であった場合には、この数字“2”と先ほど選んだ数字“2”との掛け算(2×2=4)を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの掛け算の答えの数字“4”が書かれた図示左から2番目かつ図示上から2番目のマスに先ほど左側駒置き用マス列54のマスに置いた第1の駒21を移動する(図6(a)参照)。
続いて、後手は、ルール4に従って、数字“1”を選び、選んだ数字“1”が書かれた右側駒置き用マス列52のマスに残りの16個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、後手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“9”であった場合には、この数字“9”と先ほど選んだ数字“1”との掛け算(9×1=9)を行い、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行のこの掛け算の答えの数字“9”が書かれた図示左から9番目かつ図示上から1番目のマスに先ほど右側駒置き用マス列52のマスに置いた第2の駒22を移動する(図6(a)参照)。
続いて、先手は、ルール4に従って、数字“4”を選び、選んだ数字“4”が書かれた左側駒置き用マス列54のマスに残りの15個の第2の駒22のうちの1個を置く。続いて、先手は、ルール5に従って、サイコロを振り、出た目が“0”であった場合には、ルール5によれば駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行の任意のマスに移動させることができるため、駒移動マス行列55の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行の図示左から4番目かつ図示上から4番目のマスに先ほど左側駒置き用マス列54のマスに置いた第1の駒21を移動する(図6(b)参照)。
この移動により駒移動マス行列55の図示左から3番目かつ図示上から3番目のマスに既に置かれている後手の第2の駒22を図示左から2番目かつ図示上から2番目のマスに既に置かれている先手の第1の駒21と今回移動した第1の駒21とで図示斜め右下方向に挟んだため、先手は、ルール7に従って、挟んだ第2の駒22を取ることができる。取った第2の駒22は自分の陣地に置いておく。
以降、先手および後手ともに18個の自分の駒(第1および第2の駒21,22)をすべて駒移動マス行列55に移動するまで同様にしてゲームが進められたのち、ルール9に従って先手および後手のどちらが勝ったか判定される。
以上の説明では、上側駒置き用マス行41,51と右側駒置き用マス列42,52と下側駒置き用マス行43,53と左側駒置き用マス列44,54とには同じ向きに数字を書いたが、対戦者が見易いように数字の向きを逆向きや横向きに変えてもよい(たとえば、上側駒置き用マス行41,51には逆向きに数字を書いてもよい。)。
また、駒移動マス行列45,55の周囲に2つの駒置き用マス行(上側駒置き用マス行41,51および下側駒置き用マス行43,53)と2つの駒置き用マス列(右側駒置き用マス列42,52および左側駒置き用マス列44,54)を設けたが、駒置き用マス行および駒置き用マス列は1つずつであってもよい。
さらに、計算ゲーム具1はゲーム盤10の表面が足し算はさみゲーム用であり裏面が九九はさみゲーム用であるとしたが、足し算はさみゲーム専用または九九はさみゲーム専用としてもよい。この場合には、ゲーム盤10は足し算はさみ用の11×11マスの盤面および九九はさみ用の11×11マスの盤面のいずれかを有することとなる。
次に、本発明の一実施例による電子計算ゲーム機について図7を参照して説明する。本実施例による電子計算ゲーム機100は、図1および図2に示した盤面を有するゲーム盤10,図1に示した第1乃至第4の駒21〜24および図1に示した数字発生器30を表示するとともに、第1乃至第4の駒21〜24の動きおよび数字発生器30によって発生された数字などを表示するための表示部110と、対戦者(最大4人)が数字発生器30の動作を開始させるとともに対戦者がそれぞれ自駒を選択してゲーム盤10の盤面に置いたり動かしたり取ったりするための第1乃至第4の入力部121〜124と、上述したルール(「足し算はさみゲーム」のルール1からルール8および「九九はさみゲーム」のルール1からルール9)が格納された記憶部130と、表示部110に足し算はさみ用の11×11マスの盤面および九九はさみ用の11×11マスの盤面の一方を表示させるとともに、第1乃至第4の入力部121〜124から数字発生器30の動作を開始させる信号を受信すると数字の“0”から“9”のうちの任意の1個を発生し、第1乃至第4の入力部121〜124から各駒21〜24の動きなどが入力されると、その動きなどが記憶部130に格納されたルールに従っているか否かを判定し、ルールに従っている場合にはその駒の動きなどの結果を表示部110に表示させ、一方、ルールに従っていない場合には注意などを表示部110に表示させる制御部140とを備える。また、制御部140は、ゲーム盤10に置かれた駒の位置を把握し、「足し算はさみゲーム」の場合にはルール8に従ってまた「九九はさみゲーム」の場合にはルール9に従って勝敗を決してその結果を表示部110に表示させる。
本実施例による電子計算ゲーム機100の動作については、図3乃至図6を参照して説明した計算ゲーム具1によるゲーム方法により容易に理解できると思われるため、その説明は省略する。
なお、電子計算ゲーム機100は、表示部110と記憶部130と制御部140とを本体に格納したタイプのものであってもよい。また、記憶部130と制御部140とをサーバが備え、たとえば、表示部110と第1の入力部121を1つの端末が備え、表示部110と第2の入力部122を他の端末が備え、サーバと2つの端末との間でインターネットなどを利用して相互接続したタイプのものであってもよい(この場合には、最大4人の端末をインターネットなどで相互接続することができる。)。さらに、記憶部130の代わりに、少なくとも上述したルール(「足し算はさみゲーム」のルール1からルール8および「九九はさみゲーム」のルール1からルール9)を格納した記憶媒体を本体に挿入するタイプのものであってもよい。
電子計算ゲーム機は、足し算はさみゲーム専用機であってもよいし、九九はさみゲーム専用機であってもよい。この場合には、表示部に表示するゲーム盤の盤面は足し算はさみ用の11×11マスおよび九九はさみ用の11×11マスのいずれか一方となる。
本発明の計算ゲーム具は、1から9までの足し算および九九を学習しながら9×9マスのゲーム盤の盤面に最終的に多くの自駒を残した者を勝ちとするゲームに使用することができる。
本発明の一実施例による計算ゲーム具の構成を説明するための図である。(実施例1) 図1に示した計算ゲーム具1のゲーム盤10の裏面を示す図である。(実施例1) 図1に示した計算ゲーム具1のゲーム盤10の表面を用いて行う足し算はさみゲームの手順の一例を示す図である。(実施例1) 図1に示した計算ゲーム具1のゲーム盤10の表面を用いて行う足し算はさみゲームの手順の一例を示す図である。(実施例1) 図1に示した計算ゲーム具1のゲーム盤10の裏面を用いて行う九九はさみゲームの手順の一例を示す図である。(実施例1) 図1に示した計算ゲーム具1のゲーム盤10の裏面を用いて行う九九はさみゲームの手順の一例を示す図である。(実施例1) 本発明の一実施例による電子計算ゲーム機の構成を説明するための図である。(実施例2)
符号の説明
1 計算ゲーム具
10 ゲーム盤
21〜24 駒
30 数字発生器
41,51 上側駒置き用マス行
42,52 右側駒置き用マス列
43,53 下側駒置き用マス行
44,54 左側駒置き用マス列
45,55 駒移動マス行列
100 電子計算ゲーム機
110 表示部
121〜124 入力部
130 記憶部
140 制御部

Claims (8)

  1. 足し算はさみ用の11×11マスの盤面を有するゲーム盤(10)と、
    所定個の第1の駒(21)と、
    所定個の第2の駒(22)と、
    数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する数字発生器(30)と、
    を備え、
    前記ゲーム盤の足し算はさみ用の11×11マスの盤面が、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための上側駒置き用マス行(41)と、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための右側駒置き用マス列(42)と、
    前記上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が該上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための下側駒置き用マス行(43)と、
    前記右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が該右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との足し算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための左側駒置き用マス列(44)と、
    前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行および前記左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを足した数字が、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行の当該マスの列と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを足した数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの駒移動マス行列(45)と、
    を有する、
    ことを特徴とする、計算ゲーム具。
  2. 所定個の第3の駒(23)と、
    所定個の第4の駒(24)と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の計算ゲーム具。
  3. 前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール8に従って前記ゲーム盤の足し算はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりする、
    ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
    ルール2:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
    ルール3:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
    ルール4:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との足し算を行い、前記駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの足し算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
    ルール5:前記ルール4に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
    ルール6:前記ルール4に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい。
    ルール7:他の人の駒が前記駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール4に従って移動したときには、前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列と前記駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
    ルール8:全員が所定個の自分の駒をすべて前記駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記駒移動マス行列に移動したときに該駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする、
    ことを特徴とする、請求項2記載の計算ゲーム具。
  4. 前記ゲーム盤(10)が、前記足し算はさみ用の11×11マスの盤面を有する面と反対側の面に九九はさみ用の11×11マスの盤面を有し、
    前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面が、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の上側駒置き用マス行(51)と、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の右側駒置き用マス列(52)と、
    前記他の上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記他の上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の下側駒置き用マス行(53)と、
    前記他の右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記他の右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための他の左側駒置き用マス列(54)と、
    前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行および前記他の左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該他の上側駒置き用マス行または該他の下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該他の右側駒置き用マス列または該他の左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを掛けた数字が、該他の上側駒置き用マス行または該他の下側駒置き用マス行の当該マスの列と該他の右側駒置き用マス列または該他の左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを掛けた数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの他の駒移動マス行列(55)と、
    を有する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の計算ゲーム具。
  5. 前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール9に従って前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりする、
    ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
    ルール2:前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの所定の4つのマスのうち自分の陣地に近い方のマスに、2人でゲームをするときには2個ずつ、3人または4人でゲームをするときには1個ずつ自分の駒を置く、
    ルール3:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
    ルール4:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
    ルール5:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との掛け算を行い、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの掛け算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
    ルール6:前記ルール5に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
    ルール7:前記ルール5に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい、
    ルール8:他の人の駒が前記他の駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール5に従って移動したときには、前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列と前記他の駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
    ルール9:全員が所定個の自分の駒をすべて前記他の駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記他の駒移動マス行列に移動したときに該他の駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする、
    ことを特徴とする、請求項4記載の計算ゲーム具。
  6. 九九はさみ用の11×11マスの盤面を有するゲーム盤(10)と、
    所定個の第1の駒(21)と、
    所定個の第2の駒(22)と、
    数字の“0”から“9”のうちの1個の数字を任意に発生する数字発生器(30)と、
    を備え、
    前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面が、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための上側駒置き用マス行(51)と、
    各マスに数字の“1”から“9”が“1”から“9”の順番でそれぞれ書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための右側駒置き用マス列(52)と、
    前記上側駒置き用マス行と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記上側駒置き用マス行の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための下側駒置き用マス行(53)と、
    前記右側駒置き用マス列と互いに対向する、かつ、数字の“1”から“9”が前記右側駒置き用マス列の各マスに書かれた“1”から“9”までの数字と互いに対向するように各マスに書かれた、かつ、前記数字発生器により数字を発生する前に、該数字発生器により発生される数字との掛け算が行われる数字が書かれたマスに前記第1および第2の駒を置くための左側駒置き用マス列(54)と、
    前記上側駒置き用マス行,前記右側駒置き用マス列,前記下側駒置き用マス行および前記左側駒置き用マス列に囲まれた、かつ、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行のマスに書かれた数字と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列のマスに書かれた数字とを掛けた数字が、該上側駒置き用マス行または該下側駒置き用マス行の当該マスの列と該右側駒置き用マス列または該左側駒置き用マス列の当該マスの行とが交差するマスに書かれた、かつ、前記第1または第2の駒が置かれた前記上側駒置き用マス行、前記右側駒置き用マス列、前記下側駒置き用マス行または前記左側駒置き用マス列の1つのマスに書かれた数字と前記数字発生器により発生された数字とを掛けた数字が書かれたマスに該置かれた第1または第2の駒を移動させるための9×9マスの駒移動マス行列(55)と、
    を有する、
    ことを特徴とする、計算ゲーム具。
  7. 所定個の第3の駒(23)と、
    所定個の第4の駒(24)と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項6記載の計算ゲーム具。
  8. 前記第1乃至第4の駒を以下に示すルール1からルール9に従って前記ゲーム盤の九九はさみ用の11×11マスの盤面上に置いたり移動したりする、
    ルール1:2人,3人または4人の対戦者は、前記第1乃至第4の駒を所定個ずつそれぞれ取る、
    ルール2:前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの所定の4つのマスのうち自分の陣地に近い方のマスに、2人でゲームをするときには2個ずつ、3人または4人でゲームをするときには1個ずつ自分の駒を置く、
    ルール3:前記数字発生器により発生された数字の一番大きい人が先手となり、後は時計周りにゲームを行う、
    ルール4:前記数字発生器により数字を発生させる前に、数字の“1”から“9”のうち好きな数字を選び、選んだ数字が書かれた前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列のいずれかのマスに1個だけ自分の駒を置く、
    ルール5:前記数字発生器により発生された数字と先ほど選んだ数字との掛け算を行い、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列のこの掛け算の答えの数字が書いてあるマスに先ほど置いた駒を移動するが、前記数字発生器により発生された数字が“0”であった場合には、前記他の駒移動マス行列の9×9マスのうちの先ほど駒を置いたマスと同じ行または列の任意のマスに先ほど置いた駒を移動することができる、
    ルール6:前記ルール5に従って駒を移動したときに移動先のマスに他の駒が既に置かれていた場合には、その既に置かれていた駒が自分の駒であるか他の人の駒であるかにかかわらず、その既に置かれていた駒を取ることができる、
    ルール7:前記ルール5に従って駒を移動したときに自分の駒で他の人の駒を縦,横および斜めのいずれの方向にでも挟めば、挟んだ他の人の駒を取ることができるが、移動したときに自分の駒で複数の方向に他の人の駒を挟んだときには、挟んだすべての駒を取ることができ、また、挟んだ駒の数は複数でもよい、
    ルール8:他の人の駒が前記他の駒移動マス行列の外側の行または列のマスに置かれている場合には、この他の人の駒が置かれているマスの縦,横および斜めのいずれかの方向の隣のマスに自分の駒が前記ルール5に従って移動したときには、前記他の上側駒置き用マス行,前記他の右側駒置き用マス列,前記他の下側駒置き用マス行または前記他の左側駒置き用マス列と前記他の駒移動マス行列との境界線と前記移動した自分の駒とでこの他の人の駒を挟んだ場合にはこの他の人の駒を取ることができる、すなわち、この場合には1個の駒で他の人の駒を挟むことができるし、また、この他の人の駒から他の人の駒が縦,横および斜めのいずれかの方向につながって置かれている場合にも、同様にして1個の駒で他の人の駒を挟むことができる、
    ルール9:全員が所定個の自分の駒をすべて前記他の駒移動マス行列のいずれかのマスに移動したらゲームは終了し、前記第1乃至第4の駒をすべて前記他の駒移動マス行列に移動したときに該他の駒移動マス行列に残っている駒の数の多い方を勝ちとする、
    ことを特徴とする、請求項7記載の計算ゲーム具。
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