JP3748740B2 - 折畳み式収納容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折畳み式収納容器に関し、詳しくは、外側が硬質な物品、例えば飲料用缶や瓶を多数個収納して保管・輸送・運搬を行うのに適した折畳み式収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
飲料用缶等を収納する容器として、特開平9−104469号公報や特開平9−254972号公報等に記載された合成樹脂製の折畳み式収納容器が知られている。この種の折畳み式収納容器では、側板が容器外方に傾斜したり、膨らんだりした状態になると、天板及び底板の位置関係にずれが発生することがあり、缶等を収納した複数の容器を積み重ねたときに荷崩れを起こすおそれがある。
【0003】
そこで本発明は、側板が容器外方に倒れたり膨らんだりすることを防止できる折畳み式収納容器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の折畳み式収納容器は、相対向する方形状の天板及び底板と、該天板及び底板の対向する二辺にそれぞれ回動可能に設けられ、かつ、連結部で内側へ折曲がるように連結された一対の板状体からなる側板とを備えた折畳み式収納容器において、前記側板の上縁及び下縁に、容器外方に突出する突片を設けるとともに、天板及び底板の側縁中央部に、前記突片に当接して側板が容器外方に倒れることを防止する天板及び底板に平行な当接面と、天板と底板とが近接する方向に荷重が加わった状態で側板中央部を容器内方側に押し込んだときに、前記突片の先端が摺接して側板中央部を容器内方側に撓ませる傾斜面とを有するリブを設けたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の折畳み式収納容器の一形態例を示す要部の断面図、図2は組立てた状態を示す折畳み式収納容器の斜視図、図3は折畳んだ状態を示す折畳み式収納容器の斜視図、図4は突片とリブとの関係を説明するための断面図である。
【0006】
この折畳み式収納容器1は、相対向する長方形状の天板2及び底板3と、該天板2及び底板3の対向する長手方向の二辺にそれぞれ回動可能に設けられ、かつ、連結部4で内側へ折曲がるように連結された一対の折曲げ側板5,6とからなるもので、天板2と底板3との間隔は、天板2と底板3とを高さ方向に広げた状態で収納物の高さ寸法よりも大きくなるように形成されている。この収納容器1は、図2に示す組立て状態で折曲げ側板5,6の連結部4を内側へ折曲げることにより、図3に示すように折畳むことができ、逆に折畳み状態で天板2を上方に引上げるだけで組立てることができるように形成されている。
【0007】
前記天板2及び底板3の対向する一短辺には、開閉可能な構造の蓋体7がそれぞれ取付けられており、他方の短辺側には、蓋体7の先端の蓋板部8と同様の形状の収納物保持部材(図示せず)が天板2及び底板3と一体成形された状態で設けられている。前記蓋体7の蓋板部8及び基板部9やその両側のヒンジ板部10及び前記収納物保持部材は、収納する飲料用缶Cの上下部を保持して容器からの飲料用缶Cの脱落を防止できる大きさ及び強度を有するとともに、外観を考慮し、かつ、収納容器1の折畳みに支障を来さないように、天板2及び底板3の外周部に対応した大きさ,形状で形成されている。
【0008】
また、前記折曲げ側板5の上縁及び折曲げ側板6の下縁には、容器外方に突出する突片11が設けられており、天板2及び底板3の側縁中央部には、突片11に当接するリブ12がそれぞれ設けられている。リブ12は、図4に示すように、前記突片11に当接して折曲げ側板6が容器外方に倒れることを防止する天板2及び底板3に平行な当接面13と、天板2と底板3とが近接する方向に荷重が加わった状態で折曲げ側板6の中央部を容器内方側に押し込んだときに、突片11の先端が摺接して折曲げ側板6の中央部を容器内方側に撓ませる容器内方側の傾斜面14とを有している。
【0009】
このような突片11とリブ12とを設けておくことにより、折畳み式収納容器1を組み立てた際に、突片11がリブ12の当接面13に当接することによって折曲げ側板5,6が外方に倒れることを防止できるので、開口部形状が平行四辺形状態に歪んでしまうことがなく、所定の長方形状を保つことができる。
【0010】
また、飲料用缶Cを収納して上下方向の荷重が加わった際には、折曲げ側板5,6の中央部を内方に僅かに押し込むことにより、突片11がリブ12の傾斜面14に摺接して折曲げ側板5,6を容器内方に撓ませることができるので、折曲げ側板5,6の内面で飲料用缶Cの胴部を保持することができるとともに、湾曲形状となった折曲げ側板5,6によって容器全体の剛性を向上させることができる。
【0011】
なお、天板2と底板3とが近接する方向に荷重が加わると、折曲げ側板5,6の連結部4や、天板又は底板と折曲げ側板5,6との枢着部における遊びにより、上述のように突片11が傾斜面14を摺接する状態になるが、各枢着部に垂直方向に所定の移動量を得るための長孔等を形成しておくこともできる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折畳み式収納容器によれば、側板が外側に倒れたり膨らんだりすることがなくなるので、収納容器が歪んだりすることを防止できる。また、天板又は底板の上下方向に荷重が加わった際には、折曲げ側板が内方に湾曲した状態になるので容器の剛性を高めることができる。これにより、収納物の出し入れを容易に行えるとともに、収納容器同士の積み重ねも安定した状態で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の折畳み式収納容器の一形態例を示す要部の断面図である。
【図2】 組立てた状態を示す折畳み式収納容器の斜視図である。
【図3】 折畳んだ状態を示す折畳み式収納容器の斜視図である。
【図4】 突片とリブとの関係を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1…収納容器、2…天板、3…底板、4…連結部、5,6…折曲げ側板、7…蓋体、8…蓋板部、9…基板部、10…ヒンジ板部、11…突片、12…リブ、13…当接面、14…傾斜面、C…飲料用缶
Claims (1)
- 相対向する方形状の天板及び底板と、該天板及び底板の対向する二辺にそれぞれ回動可能に設けられ、かつ、連結部で内側へ折曲がるように連結された一対の板状体からなる側板とを備えた折畳み式収納容器において、前記側板の上縁及び下縁に、容器外方に突出する突片を設けるとともに、天板及び底板の側縁中央部に、前記突片に当接して側板が容器外方に倒れることを防止する天板及び底板に平行な当接面と、天板と底板とが近接する方向に荷重が加わった状態で側板中央部を容器内方側に押し込んだときに、前記突片の先端が摺接して側板中央部を容器内方側に撓ませる傾斜面とを有するリブを設けたことを特徴とする折畳み式収納容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25489499A JP3748740B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 折畳み式収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25489499A JP3748740B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 折畳み式収納容器 |
Publications (2)
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JP2001072056A JP2001072056A (ja) | 2001-03-21 |
JP3748740B2 true JP3748740B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=17271330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25489499A Expired - Fee Related JP3748740B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 折畳み式収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3748740B2 (ja) |
-
1999
- 1999-09-08 JP JP25489499A patent/JP3748740B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2001072056A (ja) | 2001-03-21 |
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