JP3747397B2 - 発信者情報通知サービス対応通信端末装置 - Google Patents

発信者情報通知サービス対応通信端末装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電話機等の他の通信端末装置を接続可能で、回線の極性反転で始まる発信者情報通知サービスシーケンスの実行により付属の表示器に発信者電話番号等を表示可能な発信者情報通知サービス対応通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電話サービスの1つとして発信者情報通知サービスがある。これは、サービス契約された発信者情報通知サービス対応通信端末装置に着信があった場合、通話前、その通信端末装置に発信者の電話番号等の情報(以下、発信者情報という。)を送信するサービスである。
【0003】
上記発信者情報通知サービスは、図6に示すシーケンスをもって実行されるものである。
すなわち、加入者線交換機(以下、交換機と略称する。)は、発信者情報を送信する前に、まず回線の極性反転を行い、次に図7に示す情報受信端末起動信号を通信端末装置に送信してその通信端末装置側に直流ループを形成させ、発信者情報を受信できる状態にする。その後、交換機が発信者情報を通信端末装置に送ると、通信端末装置はこれを受信し、付属の表示器に発信者情報を表示する。
【0004】
ところで、発信者情報は回線からモデム信号で送られてくるので、ファクシミリ装置(以下、FAXと記す。)は、発信者情報通知サービスに対応可能な通信端末装置となし得る。またFAXは、通常、他の通信端末装置を接続可能であり、他の通信端末装置としては電話機が使用されるのが一般的である。
【0005】
上記電話機を、発信者情報通知サービス対応の回線に接続されたFAXに接続すると、図7に示す情報受信端末起動信号の電気的仕様(特に電圧)が呼出信号のそれと酷似すること、電話機にはそれら情報受信端末起動信号と呼出信号を区別する手段がないことから、着信した信号が情報受信端末起動信号の場合でも電話機のリンガが鳴動(誤鳴動)してしまう。しかも図6から分るように、情報受信端末起動信号は呼出信号よりも先に送られてくるので、ユーザは情報受信端末起動信号による鳴動を呼出信号による鳴動と誤認することが多々あった。
【0006】
そこで、特願平10−104600号(平成10年4月15日出願)では、上記誤鳴動防止のために、通信端末装置、ここではFAXに接続された電話機を回線に対して接離する(接続したり切り離したりする)電話機解放手段を設けている。
これは、図6に示すシーケンスにおいて、回線の極性反転を検出したら電話機解放手段を動作させて電話機を回線から切り離し、情報受信端末起動信号が電話機に到達し得ないようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述従来技術では、通信端末装置に接続された電話機の情報受信端末起動信号による誤鳴動を多くの場合に防止できると考えられるが、完全に防止できるものではなかった。
すなわち、図6に示すシーケンスから分るように、交換機は回線L1,L2の極性を反転した後、少なくとも0.1秒は間隔をおくが、その後短時間で、実際には0.1〜1秒後位で、受信端末起動信号を送ってくる。
一方、従来技術では、上述したように回線の極性反転を検出したら電話機解放手段を動作させて電話機を回線から切り離すという手順をとる。このため、電話機解放手段やこれにより作動されるスイッチ手段の応答速度が遅いと、電話機切離し前に受信端末起動信号が電話機に到達し、誤鳴動してしまう虞があった。そこで従来、このような誤鳴動を完全になくすことのできる通信端末装置の出現が要望されていた。
【0008】
また従来技術では、通信端末装置に接続される電話機として発信者情報通知サービス対応電話機を使用した場合において、発信者情報通知サービスシーケンスにおけるモデム信号を通信端末装置自身しか受信できない。そのため、発信者電話番号等につき、通信端末装置自身には通知されるが、それに接続された電話機には通知されず不便であり、従来、この点についても改善が要望されていた。
【0009】
本発明は上記のような要望に鑑みなされたもので、接続された他の通信端末装置の誤鳴動を完全に防止できる発信者情報通知サービス対応通信端末装置を提供することを目的とする。
また、接続される他の通信端末装置として発信者情報通知サービス対応の通信端末装置を使用した場合には、自身と他の通信端末装置との双方に発信者情報を通知できる発信者情報通知サービス対応通信端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述課題を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
加入者線交換機から供給される発信者情報を含むモデム信号を受けると少なくとも発信者電話番号を表示する他の通信端末装置が接続され、かつモデム信号を受けると少なくとも発信者電話番号を表示させるべく自己の表示器を作動させる発信者情報通知サービス対応通信端末装置において、他の通信端末装置を接続する接続回路と、加入者線交換機の回線を、通信トランスを介して信号復調用のモデム回路の接続されている直流ループ形成回路及び接続回路のいずれかに選択的に切り換え接続するための切換手段と、モデム信号の受信時に該モデム信号を他の通信端末装置に供給すべく切換手段を制御して回線を接続回路に切り換え接続する切換制御部と、接続回路に分岐接続され、表示器を作動させるべく該接続回路に出力されるモデム信号を取り込み、モデム回路に出力するモデム信号分岐回路とを含むことを特徴とする発信者情報通知サービス対応通信端末装置。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体例につき図面を用いて説明する。
《具体例1》
〈具体例1の構成〉
図1は、本発明による発信者情報通知サービス対応通信端末装置の具体例1を示す回路図である。
上記本発明通信端末装置、ここではFAX1は、加入者線交換機2からの回線L1,L2に回線接続端子T1,T2を介して接続されることで交換機2と接続されている。またFAX1には、通信端末装置接続端子T3,T4を介して他の通信端末装置、ここでは電話機(以下、外付け電話機という。)3が接続されている。なお回線L1,L2には、通常、直流電圧が印加されるもので、ここでは回線L1に正電圧が、同L2に負電圧が各々印加されている。外付け電話機3はFAX1に接続されることで、回線L1,L2に接続される。
【0014】
FAX1は、ここでは極性検出回路1a、回線電流検出回路1b、直流ループ形成スイッチ1c、リング検出回路1d、ダイヤルパルス発生用スイッチ1e、通信トランス1f、信号増幅回路1g、モデム回路1h、メイン制御回路1i、表示器1j及び外付け電話機接離スイッチ1kを備えてなる。
【0015】
ここで、極性検出回路1aは回線L1,L2の極性を検出、具体的には極性反転を検出し、検出結果をメイン制御回路1iに与えるもので、常時、回線L1,L2に接続されるよう回線接続端子T1,T2の直後位置に接続されている。
回線電流検出回路1bは回線電流を検出、具体的には外付け電話機3のオフフック(受話器を上げた状態),オンフック(受話器を置いた状態)を検出し、検出結果をメイン制御回路1iに与えるもので、ここでは極性検出回路1a後段の正極(回線L1)側に挿入されている。
【0016】
直流ループ形成スイッチ1cは図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスに従って直流ループを形成させ、又は形成された直流ループを断とするもので、回線電流検出回路1bの後段側に接続されている。ここでは、2回路2接点の連動スイッチからなるもので、その正極側スイッチ1c1は、共通点mc1が回線電流検出回路1b及び極性検出回路1aを介して回線接続端子T1に接続されている。また、正極側スイッチ1c1の常閉固定接点sc1はリング検出回路1dの正極側入力端及び外付け電話機接離スイッチ1kを介して通信端末装置接続端子T3に、同常開固定接点sc2はダイヤルパルス発生用スイッチ1eを介して通信トランス1fの1次巻線の正極側に、各々接続されている。上記連動スイッチの負極側スイッチ1c2は、共通点mc2が極性検出回路1aを介して回線接続端子T2に、常閉固定接点sc3はリング検出回路1dの負極側入力端及び通信端末装置接続端子T4に、同常開固定接点sc4は通信トランス1fの1次巻線の負極側に、各々接続されている。
【0017】
リング検出回路1dは情報受信端末起動信号及び呼出信号を検出するためのもので、その出力端はメイン制御回路1iに接続されている。
通信トランス1fは回線接続端子T1,T2に入力された交換機2からの交流信号(モデム信号)を信号増幅回路1gに与えるものである。通信トランス1fの1次巻線は、直流ループ形成時にそのループの一部を形成する。
信号増幅回路1gは、通信トランス1fからのモデム信号を増幅してモデム回路1hに与えるものである。
【0018】
モデム回路1hは、信号増幅回路1gで増幅されたモデム信号を復調し、又は自身が回線接続端子T1,T2(回線L1,L2)側に出力する信号をモデム信号に変調するものである。
メイン制御回路1iは、極性検出回路1a、回線電流検出回路1b、リング検出回路1d及びモデム回路1h等から信号を受け、直流ループ形成スイッチ1c、ダイヤルパルス発生用スイッチ1e、外付け電話機接離スイッチ1k及び表示器1jを制御して図6に示すシーケンスを実行するものである。
【0019】
〈具体例1の動作〉
次に、上述具体例1の動作について図1、図6及び図7を参照して説明する。いま、直流ループ形成スイッチ1c、ダイヤルパルス発生用スイッチ1e及び外付け電話機接離スイッチ1kは図1に示す待機状態にあるものとする。
この状態から図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスが実行されると、まず、交換機2より本発明通信端末装置であるFAX1を呼び出す前に回線L1,L2の極性反転がなされる。この極性反転は極性検出回路1aによって検出され、検出結果はメイン制御回路1iに伝えられる。
【0020】
FAX1には、交換機2により回線L1,L2の極性反転が行われた後に、同交換機2からの情報受信端末起動信号が到来する。
情報受信端末起動信号は呼出信号と電圧が同じであるため、端子T3,T4に接続された外付け電話機3にこの情報受信端末起動信号が到達すると、外付け電話機3は誤鳴動してしまう。しかしここではFAX1は待機状態にあり、外付け電話機接離スイッチ1kは図示するように開路している。すなわち、外付け電話機3はFAX1(回線接続端子T1,T2),回線L1,L2とは切り離されているので、情報受信端末起動信号が外付け電話機3に到達することはあり得ず、誤鳴動することはない。
【0021】
情報受信端末起動信号が交換機2からFAX1に到来すると、その際、直流ループ形成スイッチ1cの共通点mc1,mc2は共に常閉固定接点sc1,sc3側に閉じているので、上記情報受信端末起動信号はリング検出回路1dに与えられ、情報受信端末起動信号として検出される。
リング検出回路1dで情報受信端末起動信号として検出されると、メイン制御回路1iは直流ループ形成スイッチ1cの両共通点mc1,mc2を常開固定接点sc2,sc4側に切り替えると共に、ダイヤルパルス発生用スイッチ1eを閉路させ、直流ループを形成させる。この直流ループ形成は1次応答信号となって端子T1,T2及び回線L1,L2を経て交換機2へ送られる。
【0022】
交換機2は、1次応答信号を検出すると発信者電話番号等の情報をモデム信号でFAX1に送ってくる。
この時、直流ループ形成スイッチ1cは両共通点mc1,mc2が常開固定接点sc2,sc4側に切り替わっており、またダイヤルパルス発生用スイッチ1eも閉路しているので、交換機2からのモデム信号は通信トランス1f及び信号増幅回路1gを経てモデム回路1hに到達する。与えられたモデム信号がモデム回路1hで復調されてメイン制御回路1iに送られると、メイン制御回路1iはそれを解読して表示器1jに与え、その表示器1jに発信者電話番号等を表示させる。
【0023】
モデム回路1hがモデム信号の受信を完了すると、メイン制御回路1iは直流ループ形成スイッチ1cを、それまでの直流ループ形成状態から直流ループ断状態、すなわち両共通点mc1,mc2を常閉固定接点sc1,sc3側に戻す。メイン制御回路1iは同時に外付け電話機接離スイッチ1kを閉路させる。なおこの時、ダイヤルパルス発生用スイッチ1eも開路状態に戻される。
【0024】
ここでの直流ループ断は交換機2にとってはモデム信号の受信完了信号として機能するので、この直流ループ断を回線L1,L2経由で交換機2が検出すると、ここで初めて本来の呼出信号を交換機2が送出してくる。
その呼出信号がFAX1に到達すると、この時は外付け電話機接離スイッチ1kは閉路されており、外付け電話機3はFAX1(回線接続端子T1,T2),回線L1,L2と接続状態にあるので、上記交換機2からの呼出信号は端子T3,T4を経て外付け電話機3に与えられ、外付け電話機3は正常に鳴動する。
【0025】
〈具体例1の効果〉
上述したように具体例1によれば、図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスにおける情報受信端末起動信号の受信終了までは開路状態にあり、その後に閉路する外付け電話機接離スイッチ1kを設けたので、情報受信端末起動信号による外付け電話機3の誤鳴動を完全に防止でき、本来の呼出信号に対してのみ鳴動するという効果がある。
【0026】
《具体例2》
〈具体例2の構成〉
図2は、本発明による発信者情報通知サービス対応通信端末装置の具体例2を示す回路図である。
上述具体例1では、待機時、外付け電話機3は外付け電話機接離スイッチ1kによって回線L1,L2(回線接続端子T1,T2)と切り離されていたため、情報受信端末起動信号での誤鳴動は防止できたが、外付け電話機3から発信しようとしても発信できなかった。
【0027】
具体例2では、外付け電話機3につき、待機時、情報受信端末起動信号での誤鳴動を防止しつつ、発信は可能にするものである。
すなわちこの具体例2では、外付け電話機接離スイッチ1kを、図1(具体例1)に示す1回路1接点スイッチから2回路2接点の連動スイッチに置き換えると共に、回線電流検出回路1bを、極性検出回路1a及び直流ループ形成スイッチ1cの共通点mc1相互間位置から、外付け電話機3及び外付け電話機接離スイッチ1k相互間位置に変更し、また、外付け電話機接離スイッチ1k及びメイン制御回路1i相互間に直流供給・呼出信号発生回路1lを設けたものである。
【0028】
ここで、上記外付け電話機接離スイッチ1kの正極側スイッチ1k1は、共通点mc1が通信端末装置接続端子T3に接続されている。また、正極側スイッチ1k1の常閉固定接点sc1は直流供給・呼出信号発生回路1lの正極側出力端に、同常開固定接点sc2は直流ループ形成スイッチ1cの常閉固定接点sc1に、各々接続されている。上記連動スイッチの負極側スイッチ1k2は、共通点mc2が回線電流検出回路1bを介して通信端末装置接続端子T4に、常閉固定接点sc3は直流供給・呼出信号発生回路1lの負極側出力端に、同常開固定接点sc4はリング検出回路1dの負極側入力端及び直流ループ形成スイッチ1cの常閉固定接点sc3に、各々接続されている。
【0029】
直流供給・呼出信号発生回路1lは、正,負極出力端間に直流電圧を印加すると共に、メイン制御回路1iから制御信号を受けて疑似呼出信号を出力するものである。
その他、図2において図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0030】
図3に上記直流供給・呼出信号発生回路1lの一例を示す。
この図において、メイン制御回路1iからの周波数約16Hzのスイッチング信号は、昇圧トランス32の1次巻線を介して接続された+48V電源をNPN形トランジスタ31によって16HzでON,OFFする。これにより、昇圧トランス32の2次巻線には16Hzの交流高電圧が発生する。発生した交流高電圧は、昇圧トランス2次巻線の一端側につきコンデンサ33を介して正極側出力端に、同他端側につきリードリレー34のコイル部34aを介して負極側出力端に各々導出され、疑似呼出信号として出力される。なおダイオード35は、NPN形トランジスタ31のスイッチング時に発生する昇圧トランス32の逆起電力からNPN形トランジスタ31を保護する。
【0031】
直流供給は+48V電源をダイオード36を介して正極側出力端に与えることで行われる。出力側(昇圧トランス32の2次巻線側)で直流電流が流れた場合、例えば疑似呼出信号による鳴動に応じて外付け電話機3がオフフックされ、昇圧トランス32の2次巻線間で直流ループが形成された場合には、リードリレー34のスイッチ部34bが閉路し、そのスイッチ部34bに接続されているPNP形トランジスタ37のベース電位が低レベルに変化する。これにより、PNP形トランジスタ37がオン状態となり、メイン制御回路1iからの16Hzのスイッチング信号を回路入力端で止めることになり、16Hzの交流高電圧、すなわち疑似呼出信号の発生,出力が停止する。
【0032】
待機時での発信の際、外付け電話機3がオフフックされ、昇圧トランス32の2次巻線間で直流ループが形成された場合にも出力側で直流電流が流れるが、この場合には、回線電流検出回路1bがそれを検出してメイン制御回路1iに伝え、外付け電話機3からの発信,通話を可能とする。
なお抵抗38は、プルアップ抵抗として機能するものである。
【0033】
〈具体例2の動作〉
次に、上述具体例2の動作について図2、図6及び図7を参照して説明する。
いま、直流ループ形成スイッチ1c、ダイヤルパルス発生用スイッチ1e及び外付け電話機接離スイッチ1kは図2に示す待機状態にあるものとする。
この状態から図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスが実行されると、まず、交換機2より本発明通信端末装置であるFAX1を呼び出す前に回線L1,L2の極性反転がなされる。この極性反転は極性検出回路1aによって検出され、検出結果はメイン制御回路1iに伝えられる。
【0034】
FAX1には、交換機2により回線L1,L2の極性反転が行われた後に、同交換機2からの情報受信端末起動信号が到来する。
情報受信端末起動信号は呼出信号と電圧が同じであるため、端子T3,T4に接続された外付け電話機3にこの情報受信端末起動信号が到達すると、外付け電話機3は誤鳴動してしまう。しかしここではFAX1は待機状態にあり、外付け電話機接離スイッチ1kの共通点mc1,mc2は、図示するように常閉固定接点sc1,sc3側に閉路している。すなわち、外付け電話機3はFAX1(回線接続端子T1,T2),回線L1,L2とは切り離されているので、情報受信端末起動信号が外付け電話機3に到達することはあり得ず、誤鳴動することはない。
【0035】
情報受信端末起動信号が交換機2からFAX1に到来すると、その際、直流ループ形成スイッチ1cの共通点mc1,mc2は共に常閉固定接点sc1,sc3側に閉じているので、上記情報受信端末起動信号はリング検出回路1dに与えられ、情報受信端末起動信号として検出される。
リング検出回路1dで情報受信端末起動信号として検出されると、メイン制御回路1iは直流ループ形成スイッチ1cの両共通点mc1,mc2を常開固定接点sc2,sc4側に切り替えると共に、ダイヤルパルス発生用スイッチ1eを閉路させ、直流ループを形成させる。この直流ループ形成は1次応答信号となって端子T1,T2及び回線L1,L2を経て交換機2へ送られる。
【0036】
交換機2は、1次応答信号を検出すると発信者電話番号等の情報をモデム信号でFAX1に送ってくる。
この時、直流ループ形成スイッチ1cは両共通点mc1,mc2が常開固定接点sc2,sc4側に切り替わっており、またダイヤルパルス発生用スイッチ1eも閉路しているので、交換機2からのモデム信号は通信トランス1f及び信号増幅回路1gを経てモデム回路1hに到達する。与えられたモデム信号がモデム回路1hで復調されてメイン制御回路1iに送られると、メイン制御回路1iはそれを解読して表示器1jに与え、その表示器1jに発信者電話番号等を表示させる。
【0037】
モデム回路1hがモデム信号の受信を完了すると、メイン制御回路1iは直流ループ形成スイッチ1cを、それまでの直流ループ形成状態から直流ループ断状態、すなわち両共通点mc1,mc2を常閉固定接点sc1,sc3側に戻す。なおこの時、ダイヤルパルス発生用スイッチ1eも開路状態に戻される。
【0038】
ここでの直流ループ断は交換機2にとってはモデム信号の受信完了信号として機能するので、この直流ループ断を回線L1,L2経由で交換機2が検出すると、ここで初めて本来の呼出信号を交換機2が送出してくる。
その呼出信号がFAX1に到達すると、端子T1,T2、極性検出回路1a及び直流ループ形成スイッチ1cを経てリング検出回路1dに与えられ、呼出信号として検出される。メイン制御回路1iは、呼出信号検出結果をリング検出回路1dから受けると直流供給・呼出信号発生回路1lに対して疑似呼出信号を発生するよう制御信号を出力する。これにより、直流供給・呼出信号発生回路1lは疑似呼出信号を発生し、出力する。
この疑似呼出信号は図示状態の外付け電話機接離スイッチ1k及び回線電流検出回路1bを経て外付け電話機3へ与えられ、外付け電話機3は正常に鳴動する。
【0039】
ここで外付け電話機3をオフフックすると、回線電流検出回路1bがそれを検出してメイン制御回路1iへ伝え、メイン制御回路1iは、直流供給・呼出信号発生回路1lに疑似呼出信号の発生を止めさせると共に外付け電話機接離スイッチ1kの共通点mc1,mc2を図示位置から常開固定接点sc2,sc4側に切替え接続する。図3に示す直流供給・呼出信号発生回路1lにあっては、外付け電話機3をオフフックすると自身でそれを検出して疑似呼出信号の発生を止めるので、メイン制御回路1iは外付け電話機接離スイッチ1kの上記切替え接続のみを行う。
この時、直流ループ形成スイッチ1cは図示状態にあるので、外付け電話機3は端子T1,T2及び回線L1,L2を介して交換機2へ接続され、外線通話が可能となる。
【0040】
図示待機時において、外付け電話機3から発信する場合は、外付け電話機接離スイッチ1kが図示状態にあるので外付け電話機3への直流供給は直流供給・呼出信号発生回路1lからとなる。
すなわち、図示状態において外付け電話機3をオフフックすると、外付け電話機3は直流供給・呼出信号発生回路1lから直流供給されてそのオフフックが回線電流検出回路1bで検出され、メイン制御回路1iへ伝えられる。これにより、メイン制御回路1iは外付け電話機接離スイッチ1kの共通点mc1,mc2を図示位置から常開固定接点sc2,sc4側に切替え接続する。
この時、直流ループ形成スイッチ1cは図示状態にあるので、外付け電話機3は端子T1,T2及び回線L1,L2を介して交換機2へ接続され、外線通話が可能となる。
【0041】
〈具体例2の効果〉
上述したように具体例2によれば、外付け電話機3の接続路が遮断状態にあっても外付け電話機3のオフフック及びオンフックの検出が可能で、オフフック検出で接続路を接続状態とすべく、オンフック検出で接続路を遮断状態に復帰すべく、各々外付け電話機接離スイッチ1kを制御する外付け電話機発信制御手段(回線電流検出回路1b、メイン制御回路1i及び直流供給・呼出信号発生回路1l)を設けたので、外付け電話機3につき、待機時、情報受信端末起動信号での誤鳴動を防止しつつ、発信は可能になるという効果がある。
【0042】
《具体例3》
〈具体例3の構成〉
図4は、本発明による発信者情報通知サービス対応通信端末装置の具体例3を示す回路図である。
具体例1,2では、発信者情報通知サービス対応でない外付け電話機3について誤鳴動を防止するものであった。発信者情報通知サービス対応の電話機を発信者情報通知サービス対応FAX1の外付け電話機3として使用した場合、具体例1,2ではその発信者情報通知サービス対応の外付け電話機3には発信者情報は一切通知されなかった。
【0043】
具体例3では、外付け電話機3として発信者情報通知サービス対応の電話機を使用した場合に、FAX1と外付け電話機3との双方に発信者情報を通知可能にするものである。なお、発信者情報通知サービス対応の外付け電話機3は、情報受信端末起動信号では鳴動(誤鳴動)せず、交換機2との間で図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスを実行する。
すなわちこの具体例3では、図2における外付け電話機接離スイッチ1kを通信端末装置切替スイッチ1mに置き換えると共に、通信端末装置接続端子T3,T4及びモデム回路1h相互間にシーケンス監視・モデム信号分岐回路1nを設けたものである。
【0044】
ここで、上記通信端末装置切替スイッチ1mの正極側スイッチ1m1は、共通点mc1が通信端末装置接続端子T3に接続されている。また、正極側スイッチ1m1の常閉固定接点sc1は直流ループ形成スイッチ1cの常閉固定接点sc1に、同常開固定接点sc2は直流供給・呼出信号発生回路1lの正極側出力端に、各々接続されている。上記連動スイッチの負極側スイッチ1m2は、共通点mc2が回線電流検出回路1bを介して通信端末装置接続端子T4に、常閉固定接点sc3はリング検出回路1dの負極側入力端及び直流ループ形成スイッチ1cの常閉固定接点sc3に、同常開固定接点sc4は直流供給・呼出信号発生回路1lの負極側出力端に、各々接続されている。
【0045】
シーケンス監視・モデム信号分岐回路1nは、図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスにおけるモデム信号をFAX1自身と発信者情報通知サービス対応の外付け電話機3との双方で受信可能とするものである。
その他、図4において図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0046】
図5に上記シーケンス監視・モデム信号分岐回路1nの一例を示す。
この図において、コンデンサ51は直流阻止機能をもつので、交流信号、ここではモデム信号のみが端子T3,T4側からハイインピーダンストランス52の1次巻線に分流,ピックアップされる。ピックアップされたモデム信号はハイインピーダンストランス52を経た後、オペアンプ53によりインピーダンスマッチングされてモデム回路1hに与えられる。
【0047】
〈具体例3の動作〉
次に、上述具体例3の動作について図4、図6及び図7を参照して説明する。いま、直流ループ形成スイッチ1c、ダイヤルパルス発生用スイッチ1e及び通信端末装置切替スイッチ1mは図1に示す待機状態にあるものとする。
この状態から図6に示す発信者情報通知サービスシーケンスが実行されると、まず、交換機2より本発明通信端末装置であるFAX1を呼び出す前に回線L1,L2の極性反転がなされる。この極性反転は極性検出回路1aによって検出され、検出結果はメイン制御回路1iに伝えられる。
【0048】
FAX1には、交換機2により回線L1,L2の極性反転が行われた後に、同交換機2からの情報受信端末起動信号が到来する。
ここで、FAX1は待機状態にあり、直流ループ形成スイッチ1cの共通点mc1,mc2は共に常閉固定接点sc1,sc3側に閉じており、また、通信端末装置切替スイッチ1mの共通点mc1,mc2も共に常閉固定接点sc1,sc3側に閉路している。すなわち、外付け電話機3はFAX1(回線接続端子T1,T2),回線L1,L2とは接続状態にあるので、情報受信端末起動信号は外付け電話機3に与えられる。
しかし外付け電話機3は、ここでは発信者情報通知サービス対応のものであるので情報受信端末起動信号で誤鳴動することはない。
【0049】
情報受信端末起動信号はリング検出回路1dにも与えられ、情報受信端末起動信号として検出されるが、メイン制御回路1iは、ここでは直流ループ形成スイッチ1cの両共通点mc1,mc2の常開固定接点sc2,sc4側への切替え及びダイヤルパルス発生用スイッチ1eの閉路動作による直流ループ形成を行うことはない。
ここでの直流ループの形成は、外付け電話機3においてなされる。この直流ループ形成は1次応答信号となって端子T1,T2及び回線L1,L2を経て交換機2へ送られる。
【0050】
交換機2は、1次応答信号を検出すると発信者電話番号等の情報をモデム信号で送ってくる。
【0051】
回線L1,L2を介して端子T1,T2に到達したモデム信号は、図示状態の直流ループ形成スイッチ1c及び通信端末装置切替スイッチ1mを介してそのまま外付け電話機3に与えられる。シーケンス監視・モデム信号分岐回路1nは外付け電話機3へのモデム信号を常に監視し、FAX1のモデム回路1hへも与える。
外付け電話機3がモデム信号の受信を完了すると、その時、外付け電話機3はオンフック状態にあるので直流ループ断となる。
【0052】
回線電流検出回路1bは、その直流ループ断を検出してメイン制御回路1iへ伝え、メイン制御回路1iは、既にモデム回路1hで受信したモデム信号を解読して表示器1jに与え、その表示器1jに発信者電話番号等を表示させる。この時、外付け電話機3の表示器(図示せず)にも同様に発信者電話番号等が表示されているもので、FAX1自身と外付け電話機3との双方で発信者情報が通知されることになる。
なお、ここでの直流ループ断は交換機2にとってはモデム信号の受信完了信号として機能するので、この直流ループ断が回線L1,L2経由で交換機2で検出され、交換機2から呼出信号が送出されてくる。
【0053】
〈具体例3の効果〉
上述したように具体例3によれば、発信者情報通知サービスシーケンスにおけるモデム信号をFAX1自身と外付け電話機3との双方で受信可能とするシーケンス監視・モデム信号分岐回路1nを設けたので、接続される外付け電話機3として発信者情報通知サービス対応の電話機を使用した場合に、FAX1自身と外付け電話機3との双方に発信者情報を通知できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の具体例1を示す回路図である。
【図2】本発明装置の具体例2を示す回路図である。
【図3】図2中の直流供給・呼出信号発生回路の一例を示す図である。
【図4】本発明装置の具体例3を示す回路図である。
【図5】図4中のシーケンス監視・モデム信号分岐回路の一例を示す図である。
【図6】発信者情報通知サービスシーケンスを示す図である
【図7】図6中の情報受信端末起動信号の説明図である。
【符号の説明】
1 FAX
1a 極性検出回路
1b 回線電流検出回路
1c 直流ループ形成スイッチ
1d リング検出回路
1e ダイヤルパルス発生用スイッチ
1f 通信トランス
1g 信号増幅回路
1h モデム回路
1i メイン制御回路
1j 表示器
1k 外付け電話機接離スイッチ
1l 直流供給・呼出信号発生回路
1m 通信端末装置切替スイッチ
1n シーケンス監視・モデム信号分岐回路
2 加入者線交換機
3 外付け電話機(他の通信端末装置)
L1,L2 回線
T1,T2 回線接続端子
T3,T4 通信端末装置接続端子

Claims (1)

  1. 加入者線交換機から供給される発信者情報を含むモデム信号を受けると少なくとも発信者電話番号を表示する他の通信端末装置が接続され、かつ前記モデム信号を受けると少なくとも前記発信者電話番号を表示させるべく自己の表示器を作動させる発信者情報通知サービス対応通信端末装置において、
    前記他の通信端末装置を接続する接続回路と、
    前記加入者線交換機の回線を、通信トランスを介して信号復調用のモデム回路の接続されている直流ループ形成回路及び前記接続回路のいずれかに選択的に切り換え接続するための切換手段と、
    前記モデム信号の受信時に該モデム信号を前記他の通信端末装置に供給すべく前記切換手段を制御して前記回線を前記接続回路に切り換え接続する切換制御部と、
    前記接続回路に分岐接続され、前記表示器を作動させるべく該接続回路に出力される前記モデム信号を取り込み、前記モデム回路に出力するモデム信号分岐回路と、
    を含むことを特徴とする発信者情報通知サービス対応通信端末装置。
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