JP3746142B2 - ロードセンシングシステムにおける油圧回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のアクチュエータを同時又は各個別に方向切換弁で操作可能にし、アクチュエータの負荷変動に対応するようにした建設機械等のロードセンシングに関し、特に、ロードセンシングシステムにおける油圧回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロードセンシングシステムにおける油圧回路は、可変容量型ポンプの吐出管路に複数のアクチュエータを同時又は別個に操作可能に設けられたクローズドセンタ型方向切換弁を並列に接続し、各アクチュエータの各負荷圧力の最も高い負荷圧力をシャトル弁より可変容量型ポンプを制御する制御弁にパイロット管路を介して導入し、ポンプの吐出圧、ばね力との力バランスで作動する制御弁よりの油圧で制御シリンダを作動させて、可変容量型ポンプの斜板を傾転し、各アクチュエータの負荷圧力に応じて、ポンプの吐出圧、流量を制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例のものでは、ロードセンシング機能を必要とされる母機にあっても、ロードセンシング機能を必要としない、例えばクレーンのアウトリガーに使用されるアクチュエータ等を含め、全てのアクチュエータをロードセンシング機能が作用するような回路で構成しており、ロードセンシング機能を必要としないクレーンのアウトリガー用アクチュエータにまでロードセンシング機能を設けるようにすることは無駄であり、そのための機能を有するようにクローズドセンタ型方向切換弁やセンシング管路等を配設しなけばならず、高価となり、また、ロードセンシング回路は、一般的にクローズドセンタ回路であって、センシング機能を必要としない回路では、オープンセンタ回路となっており、両回路を単に接続するだけではロードセンシング機能を発揮させ、十分に作動させることは簡易にできないという問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、ロードセンシング機能を必要とするアクチュエータには、ロードセンシング機能を作用させ、ロードセンシング機能を必要としないアクチュエータには、ロードセンシング機能を作用させないように過剰な機能を排除して、市販されているような容易に入手できる簡易な切換弁を用いて安価に構成するようにしたロードセンシングシステムの油圧回路を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、可変容量型ポンプの吐出管路にチェック弁を介してクローズドセンタ型切換弁を並列に配設し、このクローズドセンタ型方向切換弁に複数のアクチュエータを接続するとともにアクチュエータの最高負荷圧力を複数のシャトル弁を介して制御弁に導入し、制御弁よりの油圧で制御シリンダを作動させてポンプの斜板の傾転角を制御するようにしたロードセンシングシステムにおける油圧回路にあって、ポンプの吐出管路より分岐し一端を閉塞したオープンセンタ管路にオープンセンタ型方向切換弁を並列に配設し、オープンセンタ型方向切換弁に複数のアクチュエータを接続するとともに、上記シャトル弁に連通し、かつ、オープンセンタ管路から分岐した管路に切換手段を設け、この切換手段が連通状態にある時に、上記オープンセンタ管路を、切換手段を介して可変容量型ポンプを制御する制御弁に連通し、オープンセンタ型方向切換弁を操作して、オープンセンタ型方向切換弁に接続されたロードセンシング機能を必要としないアクチュエータを作動させる。
【0006】
第2の発明では、切換手段をダブルチェック弁を付加した2ポート2ポジッションの電磁式切換弁とする。
【0007】
第3の発明では、切換手段をオープンセンタ型方向切換弁に機械的に連繋されるダブルチェック弁を付加した2ポート3ポジッションの切換弁とする。
【0009】
第4の発明では、切換手段をオープンセンタ管路より分岐した管路と前記シャトル弁よりの管路とを制御弁に選択的に接続可能に配設される3ポート2ポジッションの電磁式切換弁とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態に関わるロードセンシングシステムにおける油圧回路は、図1に示すように、可変容量型ポンプ(以下ポンプという)1の吐出管路2にロードセンシング機能を持たせる複数のアクチュエータ3を同時又は別個に操作可能に設けられるクローズドセンタ型5ポート3ポジションで絞りを付加した複数の方向切換弁(以下クローズドセンタ型方向切換弁という)4A,4Bがチェック弁5A,5Bを介して並列に接続してある。
【0011】
クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bのポート4Aaと4Ab,4Baと4Bbには管路3a,3bを介してアクチュエータ3に接続され、また、ポート4Ad,4Bdは、管路3c,3dを介してタンクTに、ポート4Ae,4Beは、チェック弁5A,5Bにそれぞれ接続されている。
【0012】
一方、ポンプ1の吐出管路2より分岐したオープンセンタ管路6にロードセンシング機能を必要としない複数のアクチュエータ7を同時又は別個に操作可能に設けられるオープンセンタ型6ポート3ポジションを有する方向切換弁(以下オープンセンタ型方向切換弁という)8A,8Bがチェック弁11A,11Bを介して並列に接続してある。
【0013】
オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bのポート8Aaと8Ab,8Baと8Bbには管路7a,7bを介してアクチュエータ7に接続され、またポート8Ad,8Bdは、管路7cを介してタンクTに、また、ポート8Ac,8Af,8Bc,8Bfは、オープンセンタ管路6に、ポート8Ae,8Aeは、チェック弁11A,11Bを介して管路6cからオープンセンタ管路6にそれぞれ接続されている。
【0014】
オープンセンタ管路6の最下流側端には、図示しないプラグ等で閉塞されている。
【0015】
そして、各クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bの下流側ポート4Ac,4Bcより各アクチュエータ3の負荷圧力を検出するパイロット管路9a,9b
を介して第1のシャトル弁10Aに接続してあり、シャトル弁10Aより各アクチュエータ3の内最も高い負荷圧力をパイロット管路9cを介して第2のシャトル弁10Bに導入するように接続してある。
【0016】
オープンセンタ管路6より分岐した管路6aに切換手段であるダブルチェック弁12を付加した2ポート2ポジションの電磁式切換弁13を配設し、電磁式切換弁13の下流側ポート13bより管路6bを介して前記第2のシャトル弁10Bに接続されている。
【0017】
さらに、前記第2のシャトル弁10Bよりパイロット管路9dを介してポンプ1を制御する制御弁14へと接続されている。
【0018】
制御弁14は、各アクチュエータ3よりの最高負荷圧力、ポンプ吐出圧、ばね力との力バランスで作動し、制御弁14より油圧を管路9eを介して制御シリンダ15へ供給するように接続してある。
【0019】
制御シリンダ15は、ポンプ1の図示しない斜板に連繋し、制御弁14よりの油圧、ポンプの吐出圧、制御シリンダ15内のばね力との力バランスで作動し、最高負荷圧力に対応してポンプ1の傾転角を制御するようになっている。
【0020】
次にその作用を説明する。
今、仮に、電磁式切換弁13がOFFで、クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bとオープンセンタ型方向切換弁8A,8Bが中立位置にあって、オープンセンタ管路6の一端は、図示しないプラグで閉塞されており、制御弁14には第2のシャトル弁10Bよりアクチュエータ3の負荷圧力が作用せず、制御弁14からはポンプ1の吐出圧のみが制御シリンダ15に作用して、ポンプ1の斜板の傾転角が最小に保たれている。
【0021】
そこで、電磁式切換弁13をONして、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを左右どちらかの方向に切り換えた場合には、ポンプ1の吐出圧力は、電磁式切換弁13,管路6b,第2のシャトル弁10B,パイロット管路9dを介して制御弁14に導入され、制御弁14よりの油圧を管路9eを介して制御シリンダ15に作用させ、ポンプ1の斜板の傾転角を増大して、ポンプ1の吐出圧をロードセンシング機能を作用させる必要のないアウトリガー用アクチュエータ7等に供給するようになっている。
【0022】
そして、アウトリガー用アクチュエータ7等が作動し終り、アクチュエータ7に油圧を供給する必要がなくなってから、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを中立位置に戻し、電磁式切換弁13もOFFにする。
【0023】
次に、クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bを操作してアクチュエータ3を作動させると、クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bの下流側より各アクチュエータ3の最高の負荷圧力を第1,2のシャトル弁10A,10Bよりパイロット管路9dを介して制御弁14に導入され、ポンプ1の吐出圧、ばね力との力バランスで作動し、制御弁14よりの圧力で制御シリンダ15を作動させてポンプ1の斜板を傾転し、クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bの下流側に接続したアクチュエータ3の最高負荷圧力に応じてロードセンシングし、ポンプ1の吐出圧力、流量を制御するようになっている。
【0024】
このように、ロードセンシングシステムの油圧回路にあって、ポンプ1の吐出管路2より分岐し一端を閉塞したオープンセンタ管路6にロードセンシング機能を必要としない複数のアクチュエータ7を同時又は別個に操作可能に設けられるオープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを並列に配設するとともにオープンセンタ管路6より分岐した管路6aに切換手段であるダブルチェック弁12を付加した2ポート2ポジションの電磁式切換弁13を配設し、電磁式切換弁13より管路6bを介して前記第2のシャトル弁10Bに接続するようにしたから、ロードセンシング機能を必要としない、例えばクレーンのアウトリガーに使用されるアクチュエータ7等をロードセンシング機能を作用させずに、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bで操作することが可能となり、過剰な機能を排除して、市販されているような容易に入手できる簡易な切換手段を用いて安価に構成することができる。
【0025】
また、切換手段をダブルチェック弁12を付加した2ポート2ポジションの電磁式切換弁13にしたから、母機の操作位置から離れての遠隔操作が可能となり、ロードセンシング機能を必要としない複数アクチュエータ7の作動を確認しながら操作することもできる。
【0026】
次に、第2図に示す第2の実施に形態は、前記第1の実施の形態における切換手段である電磁式切換弁に代わってオープンセンタ型方向切換弁に機械的に連繋した切換弁に置き換えたもので、その他は第1の実施の形態と同じであり、ここでは相違する構成についてのみ説明し、他の構成要素の詳細については省略する。
【0027】
そこで、第2の実施の形態におけるロードセンシングシステムの油圧回路は、図2に示すように、ポンプ1の吐出管路2に分岐したオープンセンタ管路6にロードセンシング機能を必要としない複数のアクチュエータ7を同時又は別個に操作可能に設けられるオープンセンタ型6ポート3ポジション切換弁(以下オープンセンタ型方向切換弁という)8A,8Bを配設し、このオープンセンタ型方向切換弁8A,8Bに切換手段である2ポート3ポジションを有し、センタポジションにダブルチェック弁17A,17Bを付加した切換弁18A,18Bをリンク19a,19b等で機械的に連繋し、切換弁18A,18Bの入力側ポート18Ab,18Bbとオープンセンタ管路6とを管路6cで接続し、下流側ポート18Aa,18Baを管路6d,6e,6fを介して前記第2のシャトル弁10Bに接続してある。
【0028】
クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bとオープンセンタ型方向切換弁8A,8Bが中立時にあっては、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bに連繋した切換弁18A,18Bも同様に中立にあり、オープンセンタ管路6は、一端側が図示しないプラグで閉塞されており、制御弁14には第2のシャトル弁10Bよりの負荷圧力が作用せず、制御弁14にはポンプ吐出圧のみが作用して、制御弁14よりの油圧で制御シリンダ15を作動させて、ポンプ1の斜板の傾転角を最小に保っている。
【0029】
そこで、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを左右どちらかの方向に切り換えた場合には、ポンプ1の吐出圧力は、切換弁18A,18B、管路6d,6e、6f,第2のシャトル弁10B、パイロット管路9dを介して制御弁14に導入され、制御弁14よりの油圧で制御シリンダ15が作用して、ポンプ1の斜板の傾転角を増大して、ポンプ1の吐出圧をロードセンシング機能を必要としないアウトリガー用アクチュエータ7等に供給する。
【0030】
アウトリガー用アクチュエータ7等が作動し終わったら、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを中立位置に戻し、同時に切換弁18A,18Bも同様に中立位置に戻り、第2のシャトル弁10Bへは、パイロット圧が供給されないようになっている。
【0031】
このように、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bにリンク19a,19b等で機械的に連繋する切換弁18A,18Bを配設し、切換弁18A,18Bより管路6d,6e,6fを介して前記第2のシャトル弁10Bに接続するようにしたので、ロードセンシング機能を必要としない、例えばクレーンのアウトリガーに使用されるアクチュエータ7等をロードセンシング機能を作用させずに、オープンセンタ型方向切換弁18A,18Bで操作することができ、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏するとともにオープンセンタ型方向切換弁8A,8Bに機械的に連繋する切換弁18A,18Bを配設したから、切換弁18A,
18Bを駆動するための駆動装置、電気配線を必要とせず、安価に構成することができる。
【0035】
更に、第3図に示す第3の実施に形態は、前記第1の実施の形態における第2のシャトル弁と2ポート2ポジッションを有する電磁式切換弁とを3ポート2ポジションの電磁式切換弁に置き換えたもので、第3の実施の形態におけるロードセンシングシステムの油圧回路は、図3に示すように、ポンプ1の吐出管路2に接続されたオープンセンタ管路6より分岐した管路6gに切換手段である3ポート2ポジションの電磁式切換弁22を配設し、この電磁式切換弁22の入力側ポート22a,22bにオープンセンタ管路6より分岐した管路6gと第1のシャトル弁10Aよりの管路9cとを選択可能に接続し、出力側ポート22cをパイロット管路9dで制御弁14に接続してある。
【0036】
そこで、上記電磁式切換弁22をONし、オープンセンタ型方向切換弁8A,8Bを左右どちらかの方向に切り換えると、ポンプ1の吐出圧力は、電磁式切換
弁22、パイロット管路9dを介して制御弁14に導入され、制御弁14よりの油圧で制御シリンダ15が作用して、ポンプ1の斜板の傾転角を増大して、ポンプ吐出圧をロードセンシング機能を必要としないアウトリガー用アクチュエータ7等に供給することができる。
【0037】
一方、電磁式切換弁22がOFFにあって、クローズドセンタ型方向切換弁4A,4Bを左右どちらかに操作すると、アクチュエータ3の負荷圧力が第1のシャトル弁10A、電磁式切換弁22、パイロット管路9dを介して制御弁14に導入され、ポンプ1の吐出圧力は、制御弁14よりの油圧で制御シリンダ15が作用して、ポンプ1の斜板の傾転角を増大して、アクチュエータ3の最高負荷圧力に応じてロードセンシングし、ポンプ1の吐出圧力、流量を制御するよになっている。
【0038】
このように、オープンセンタ管路6より分岐した管路6gと第1のシャトル弁10Aよりのパイロット管路9cとを制御弁14に選択的に接続可能に配設される3ポート2ポジッションの電磁式切換弁22にしたから、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏するとともに前記第1の発明における第2のシャトル弁10Bを削除でき、回路が簡素化され、安価に構成できる。
【0039】
【発明の効果】
第1の発明によれば、可変容量型ポンプの吐出管路にチェック弁を介してクローズドセンタ型方向切換弁を並列に配設し、このクローズドセンタ型方向切換弁にアクチュエータを接続するとともにアクチュエータの最高負荷圧力をシャトル弁を介して制御弁に導入し、制御弁よりの出力圧で制御シリンダを作動させてポンプの斜板の傾転角を制御するようにしたロードセンシングシステムにおける油圧回路にあって、ポンプの吐出管路より分岐し一端を閉塞したオープンセンタ管路にオープンセンタ型方向切換弁を並列に配設し、オープンセンタ型方向切換弁に複数のアクチュエータを接続するとともにオープンセンタ管路より分岐し前記シャトル弁に連通する通路に切換手段を配設し、この切換手段の作動中にオープンセンタ型方向切換弁を操作して、オープンセンタ型方向切換弁に接続された複数のアクチュエータを作動させるようにしたので、ロードセンシング機能を必要としない、例えばクレーンのアウトリガーに使用されるアクチュエータ等をロードセンシング機能を作用させずに、オープンセンタ型方向切換弁で操作することが可能となり、過剰な機能を排除して簡易な切換手段を用いて安価に構成することができる。
【0040】
第2の発明によれば、第1の発明における切換手段をダブルチェック弁を付加した2ポート2ポジッションの電磁式切換弁としたので、第1の発明の効果に加えて、更に母機から離れての遠隔位置での操作が可能になる。
【0041】
第3の発明によれば、第1の発明における切換手段をオープンセンタ型方向切換弁に機械的に連繋されるダブルチェック弁を付加した2ポート3ポジッションの切換弁としたので、第1の発明の効果に加えて、オープンセンタ型方向切換弁と連動して確実に作動させることができるとともに切換弁を駆動する駆動装置や配線を要さずに安価に構成できる。
【0043】
第5の発明によれば、第1の発明における切換手段をオープンセンタ管路より分岐した管路とシャトル弁より分岐した管路とを制御弁に選択的に接続可能に配設される3ポート2ポジッションの電磁式切換弁としたので、前記第1の発明における第2のシャトル弁を削除でき、回路が簡素化され、安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すロードセンシングシステムにおける油圧回路。
【図2】 同じく第2の実施の形態を示すロードセンシングシステムにおける油圧回路。
【図3】 同じく第3の実施の形態を示すロードセンシングシステムにおける油圧回路。
【符号の説明】
1 ポンプ
2 吐出管路
3 アクチュエータ
3a,3b,3c,3d,3e 管路
4A,4B クローズドセンタ型方向切換弁
4Aa,4Ab 4Ac,4Ad,4Ae 切換弁のポート
4Ba,4Bb 4Bc,4Bd,4Be 切換弁のポート
5A,5B チェック弁
6 オープンセンタ管路
6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g 管路
7 アクチュエータ
7a,7b 管路
8A,8B オープンセンタ型方向切換弁
8Aa,8Ab,8Ac,8Ad,8Ae,8Af 切換弁のポート
8Ba,8Bb,8Bc,8Bd,8Be,8Bf 切換弁のポート
9a,9b,9c,9d,9e パイロット管路
10A,10B 第1,2のシャトル弁
11A,11B チェック弁
12 ダブルチェック弁
13 電磁式切換弁
13a,13b 切換弁のポート
14 制御弁
15 制御シリンダ
17A,17B ダブルチェック弁
18A,18B 切換弁
18Aa,18Ab,18Ba,18Bb 切換弁のポート
19a,19b リンク
20A,20B,20C シャトル弁
21a,21b,21c,21d,21e,21f,21g 管路
22 電磁式切換弁
22a,22b,22c 切換弁のポート
T タンク
Claims (4)
- 可変容量型ポンプの吐出管路にチェック弁を介してクローズドセンタ型切換弁を並列に配設し、このクローズドセンタ型方向切換弁に複数のアクチュエータを接続するとともにアクチュエータの最高負荷圧力を複数のシャトル弁を介して制御弁に導入し、制御弁よりの油圧で制御シリンダを作動させてポンプの斜板の傾転角を制御するようにしたロードセンシングシステムにおける油圧回路にあって、ポンプの吐出管路より分岐し一端を閉塞したオープンセンタ管路にオープンセンタ型方向切換弁を並列に配設し、オープンセンタ型方向切換弁に複数のアクチュエータを接続するとともに、上記シャトル弁に連通し、かつ、オープンセンタ管路から分岐した管路に切換手段を設け、この切換手段が連通状態にある時に、上記オープンセンタ管路を、切換手段を介して可変容量型ポンプを制御する制御弁に連通し、オープンセンタ型方向切換弁を操作して、オープンセンタ型方向切換弁に接続されたロードセンシング機能を必要としないアクチュエータを作動させるようにしたことを特徴とするロードセンシングシステムにおける油圧回路。
- 前記切換手段は、ダブルチェック弁を付加した2ポート2ポジッションの電磁式切換弁であることを特徴とする請求項1に記載のロードセンシングシステムにおける油圧回路。
- 前記切換手段は、オープンセンタ型方向切換弁に機械的に連繋されるダブルチェック弁を付加した2ポート3ポジッションの切換弁であることを特徴とする請求項1に記載のロードセンシングシステムにおける油圧回路。
- 前記切換手段は、オープンセンタ管路より分岐した管路と前記シャトル弁よりの管路とを制御弁に選択的に接続可能に配設される3ポート2ポジッションの電磁式切換弁であることを特徴とする請求項1に記載のロードセンシングシステムにおける油圧回路。
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