JP3745147B2 - プール用床 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プールの水深を浅くするためにプールの底に設置されるプール用床に関する。
【0002】
【従来の技術】
プール用床の一例として、図6に示されているように、床材61の下面に複数本のアングル材62を平行に並べて固着し、これらアングル材62の間に箱型の脚体23を取り付けた構造のものが知られている(実公平2−27094号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
既設のプール用床を解体し、各部材を保管庫などに収納し保管する場合、従来のプール用床の脚体は、より小さく分解し或いは折り畳める構造のものではなく、多数個を積み重ねて収納することができず、広い保管スペースを必要とするという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑み、プール用床を簡単な操作で組み立て及び分解することができ、使用中は外力が加わっても組み立てた状態を確実に保持して安全性に優れ、不使用時には小さく折り畳んで収納し保管することができる構造とし、更に構成部材点数を少なくして組み立て作業の容易化が図れるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のプール用床は、床板と、床板の底部に固定される枠板及び互いに先端部が凹凸係合し得るように設けられ、且つそれぞれ元端部同士が適宜な間隔を開けて枠板に回動自在に取り付けられた一対の脚板とからなり、上記枠板から所定角度回動させた両脚板の先端部同士を凹凸係合させるとともに当該係合部をロック部材で固定し、この脚板の先端部を接地させて立設し得るように形成された複数の脚体を備え、枠板から両脚板を立設し、脚板の先端部を接地させて床板が適宜高さに支持されるように構成されたプール用床において、上記複数の脚体の各一対の脚板が同一形状に形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
これによれば、同一形状の二つの脚板を一対として脚体が構成されているから、脚板の製造用金型が一つで済み、また、プール用床の組立ての際にも、脚板の種類を取り違えることがなくなり、作業効率が高まる。
【0007】
上記構成において、脚板の接地部分を円弧などの曲面状に形成すれば、床板を安定的に支持することができて好ましい。
一対の脚板は、一方の脚板の先端部が他方の脚板の係合凹部に凹凸係合するように設け、この係合部に、突部を係止させて係合状態を維持するロック部材を取り付けることができ、これにより、プール底に対してV字型に立設された脚体は安定的に床板を支持する。
また、脚板が取り付けられる枠板の両連結部を高さを異ならせて設け、それぞれの連結部に取り付けた脚板を枠板内方へ折り畳んだ状態で、枠板及び脚板が水平に維持され得るように設けることができ、これにより、床板から取り外した脚体を、ロック部材を操作して先端部同士の係合の固定を解除した後、両脚部を枠板に折り重ねて小さくコンパクトに納め、複数個を安定的に積み重ねて保管することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図面により説明する。
図1は本発明のプール用床の要部側面を示し、図示されているように、プール用床は1、プール底面嵩上げ用の床板2と、プール底G上に設置されて床板2を適宜な高さに支持する複数の脚体3からなり、脚体3をプール底にV字型に立設させて床板2を支持し、不使用時には、小さく折り畳め、且つ積み重ねに便利なように折り畳んだ状態の上下両面が平坦な水平面となるように構成されたものである。
【0009】
ここで、床板2は、中空部を有するプラスチック製の長尺状の床材4と、床材4を支持する支持部材としてのアングル材5からなり、図1に示されているように、上面5a及び垂下面5bを向かい合わせにして適宜な間隔を置いて離して配置したアングル材5,5を一組とし、複数組みを平行に互いに適宜な間隔を開けて並置し、これらアングル材5の上にアングル材と交差する向きで複数本の床材4を敷設し、各々ボルトやリベット等の固着具(図示せず)を用いて締結固定し、適宜な長さ及び幅の水平な床面に形成してある。
対向配置した一組みのアングル材5,5は、脚体3の枠板6の長手方向の寸法と略同寸法、離して配置してあり、両アングル材5,5に脚体3を取り付け、固定できるように設けてある。
床材4とアングル材5との連結は、上記固着具を用いる他、部材同士の嵌合や係合による固定等の適宜な連結手段により行なうことができる。
【0010】
また、脚体3は、床板2に固定される枠板6と、先端部が互いに係合可能に設けられ且つそれぞれ元端部同士が適宜な間隔を開けて枠板6に回動自在に取り付けられた一対の脚板7,7よりなり、枠板6から所定角度回動させた脚板7,7を互いに先端部同士を係合固定して立設し、脚板7,7の先端部を接地させて床板2が適宜高さに支持できるように構成されている。
これら各構成部材はプラスチックを用いて一体成形加工により形成されるが、一対の脚板7,7は同一形状のものとしてある。
【0011】
次に、脚体の一例の構造を図2〜図5を参照して説明する。図2は脚体の外観図、図3はロック部材の動作を説明するための図、図4は脚体の先端部の要部断面図、図5は脚体の組み立てと折り畳みを説明するための図である。
【0012】
図2において、脚体11は、頂面縁部に突部12aを設けて矩形板状に形成された枠板12と、断面アーチ状に湾曲させてなる先端部同士が互いに凹凸係合し得るように設けられていて元端部を連結部としてなる同一形状の二つの脚板13,13とからなり、上記枠板12の長手方向両端辺部に軸孔(図示せず)を有する枢支用突起15aを複数個突設させた連結部12b,12cを設け、これら両連結部に、嵌合溝15bと軸孔(図示せず)を有する被枢支用突起15cとを上記枢支用突起15aと対応させて形成した両脚板13,13の連結部13a,13aを相互に嵌合させ、枢支用突起15aと被枢支用突起15cとを軸棒14により回動自在に軸支して取り付けてある。
【0013】
さらに詳しくは、図3に示されているように、脚板13,13の先端部は、短手幅を二等分する軸線Oを境とした一側に凹溝13bと突部13cが、他側に上記凹溝に嵌入し得る幅の突部13dと上記突部が嵌入し得る幅の凹溝13eがそれぞれ形成されてなり、両脚板13,13を向かい合わせにした状態で位置対応する互いの突部13dと凹溝13b、及び突部13cと凹溝13eとを凹凸嵌合させ得るように設けてある。
上記各突部13c,13dは、脚体11を立設させたときに接地する部位であり、その表面を円弧形状に形成してある(図4参照)。
なお、突部13d及び突部13cの側部には、それぞれ開口13f及び開口13gが凹凸嵌合状態で同心上に重なるように設けてある。
【0014】
上記突部13dは中空状に形成され、この中空部に連ねて脚板の外面側に凹陥部13hを設け、この凹陥部内に両脚板の先端部同士の係合を固定するロック部材16を装着してある。
ロック部材16は、図3及び図4に示されているように、底部に係止突条16a,16aが並設された籠形の枠部16bに、上記係止突条と平行に延びる棒状突部16cを先端部が枠部側縁16dよりも外方に突出するよう一体に連設して形成してある。
凹陥部13h内でロック部材16は、棒状突部16cを突部13dの中空部内に配し、上記突条16a,16aを、脚板13の先端縁辺と平行に凹陥部内に形成された溝条13iに圧入係止して当該溝条に沿って枠部16b及び棒状突部16cが摺動移動し得るように取り付けられ、枠部16bが上記脚板の中心O側にあるときは棒状突部16cが突部13d内に位置し(図3(A))、枠部16bが脚板の縁部側にあるときは棒状突部16cの先端部が突部13dの開口13fから凹溝13eに突出するように設けてある(図3(B))。
【0015】
したがって、両脚板13,13を係合させる際に、棒状突部16cの先端部が凹溝13eに突出しないようロック部材16を操作し、この状態で上記両脚板の先端部同士を凹凸係合させ、その後、枠部16bを脚板の縁部側に位置するようロック部材16を摺動移動すれば、棒状突部16cの先端部は、突部13dの開口13fと突部13cの開口13gとに挿通し、両突部を係止して先端部の凹凸係合を固定し、他方、枠部16bを脚板の中心O側に位置するようロック部材16を摺動移動すれば、棒状突部16cは突部13gから抜出し、上記固定が解除され、凹凸係合していた両脚板13,13を回動自在とすることができる。
【0016】
脚体11は、枠板12に両脚板13,13を回動自在に取り付け、図5に示されているように、枠板12の内方に両脚板13,13を倒し、同板に折り重ねておくことができる(同図(A))。また、脚体11を立設させるときは、両脚板13,13を枠板12から起立させ(同図(B))、それぞれ適宜角度に回動して互いの先端部同士を凹凸係合させ、ロック部材16を操作し、両脚板13,13を回動不能に固定して行なうことができる。
【0017】
なお、枠板12及び脚板13,13の形成寸法は、脚体11を立設した際の強度、折り畳んだ状態で重なり合う各板が平坦な水平面に維持されること等を考慮して適宜に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明のプール用床によれば、同一形状の二つの脚板を一対として脚体を構成しているので、部材点数が少なくなって組み立て作業の容易化が図られ、また、一対の脚板は先端部を互いに係合固定してプール底に対してV字型に立設して床板を支持するので安全性に優れていると共に、不使用時には小さく折り畳んで省スペース内に収納し保管することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプール用床の要部側面図である。
【図2】プール用床を構成する脚体の一例の外観図である。
【図3】脚体のロック部材の動作を説明するための図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】脚体の組み立てと折り畳みを説明するための図である。
【図6】従来のプール用床の要部を断面で示した外観図である。
【符号の説明】
1 プール用床
2 床板
3,11 脚体
4 床材
5 アングル材
6,12 枠板
7,13 脚板
16 ロック部材

Claims (2)

  1. 床板と、床板の底部に固定される枠板及び互いに先端部が凹凸係合し得るように設けられ、且つそれぞれ元端部同士が適宜な間隔を開けて枠板に回動自在に取り付けられた一対の脚板とからなり、上記枠板から所定角度回動させた両脚板の先端部同士を凹凸係合させるとともに当該係合部をロック部材で固定し、この脚板の先端部を接地させて立設し得るように形成された複数の脚体を備え、枠板から両脚板を立設し、脚板の先端部を接地させて床板が適宜高さに支持されるように構成されたプール用床において、上記複数の脚体の各一対の脚板が同一形状に形成されていることを特徴とするプール用床。
  2. 脚板の接地部分を曲面状に形成した請求項1に記載のプール用床。
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