JP3743496B2 - 触媒コンバータの製造方法およびスピニング加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、触媒コンバータの製造方法、およびスピニング加工装置に関し、さらに詳しくは、触媒容器内に複数の触媒担体を直列に配したタンデム型触媒コンバータの製造装置と、特にその製造に適したスピニング加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
触媒コンバータは、図17のcに参照されるように、一般に、その触媒容器1が、両端に配置されて内燃機関の排気管および導出管にそれぞれ接続される小径部1aと、中央部に配置されて触媒担体を収容する大径部1bと、各小径部1aと大径部1bとの間で暫時径が変化するようにロート状に形成されるコーン部1cとを備えている。そして、触媒コンバータのなかには、大径部1bに複数の触媒担体2を直列に配置したタンデム型のものがある。
【0003】
本発明に関連する従来の技術としては、特開2000−45762号公報に開示された触媒コンバータ及びその製造方法が知られている。当該公報においては、一本の触媒保持筒の中央を触媒保持部として、外周に保持部材を配置した触媒担体を外触媒保持部内に装着し、前記触媒保持部の前、後部の触媒保持筒を縮径してデフューザとした触媒コンバータにおいて、前記触媒担体を確実に保持するように、前記触媒担体の外径寸法にあわせて前記触媒保持部の前部および後部の少なくともいずれかの内径を調整することを特徴としている。
【0004】
そして、当該公報には、「筒状であるステンレス製の触媒保持筒(ワーク)の排ガス流入側に円周凹部を形成して、触媒体(触媒担体)を挿入するときの位置決めとする」こと(当該公報の段落番号0017)や、「次いで、触媒体を触媒保持筒中への円周凹部まで1個、あるいは間隔保持材を挟んで2個挿入する」こと(当該公報の段落番号0018)、「両端をスピニング等で縮径してディフューザ(コーン部)とする」こと(当該公報の段落番号0019)などが記載されている。
【0005】
また、このようにワークを縮径させるためのスピニング加工を行うための装置は、ワークを保持する保持手段と、支持されたワークに対して相対的に公転されるスピニング工具と、保持手段に対してワークを軸方向に押し当てることによって所定の位置で保持させるための位置決め手段とを備えており、一般に、この位置決め手段は、スピニング工具をワークに対して相対的に公転させるための主軸の外側に、主軸と平行に配置されており、また、保持手段は、ワークをスピニング工具と位置決め手段とに対向するように移動可能とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2000−45762号公報に開示された従来の技術にあっては、タンデム型の触媒コンバータを製造する場合に、互いの触媒体の間隔を保持するために間隔保持部材を触媒保持筒中に挿入するために、触媒コンバータの構成部材が多くなることから、製造工程も増加するという問題や、触媒コンバータの重量を軽減することができない、などの問題があった。
【0007】
また、上述した従来のスピニング加工装置にあっては、スピニング工具をワークに対して相対的に公転させるための主軸の外側に位置決め装置を配設するためのスペースが必要となり、スピニング加工装置の小型化を図ることができないという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で触媒担体間の間隔を保持することができ、もって容易に製造することができると共に、軽量化を図ることができるタンデム型の触媒コンバータおよびその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、確実かつ容易にワークの位置決めを行うことができると共に小型化を図ることができる、一般的なワークにスピニング加工を行うためのスピニング加工装置、および、タンデム型触媒コンバータの製造に用いられるスピニング加工装置を提供することを目的とする。
【0009】
請求項1の触媒コンバータの製造方法に係る発明は、上記目的を達成するため、触媒容器内に複数の触媒担体を直列に配したタンデム型触媒コンバータを製造する方法であって、触媒容器となる円筒状ワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する工程と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する工程とを、ワークを軸方向に移動させて位置決め保持しスピニング加工することによって、連続して行うことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2のスピニング加工装置に係る発明は、上記目的を達成するため、ワークを保持する保持手段と、支持されたワークに対して相対的に公転されるスピニング工具と、軸周りに回転駆動される中空構造の主軸と、該中空主軸内に配置され主軸とは独立して軸方向に移動可能な位置決め手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3のスピニング加工装置に係る発明は、上記目的を達成するため、触媒容器内に複数の触媒担体を直列に配し、スピニング加工により触媒容器の少なくとも一方端にコーン部が形成されたタンデム型触媒コンバータの製造に使用されるスピニング加工装置であって、触媒容器となる円筒状のワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する位置と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する位置とに、ワークを軸方向に位置決めさせるワーク位置決め手段と、軸方向に位置決めされたワークを保持する保持手段と、保持されたワークとスピニング工具とを相対的に軸周りに回転駆動させる駆動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項1の発明では、コーン部を成形する工程と凹部を成形する工程のいずれか一方の工程に応じた位置にワークを位置決めしてその工程を行い、続いて、ワークを軸方向に移動させて、両工程のいずれか他方の工程に応じた位置にワークを位置決めしてその工程を行う。両工程を連続して行うため、少ない工程数で隣接する触媒担体間の間隔が保持されて接触などによる破損を確実に防止することができる軽量な触媒コンバータを容易に製造することができる触媒コンバータの製造方法が提供される。
【0013】
請求項2の発明では、ワークを保持する保持手段と、支持されたワークに対して相対的に公転されるスピニング工具と、軸周りに回転駆動される中空構造の主軸と、該中空主軸内に配置され主軸とは独立して軸方向に移動可能な位置決め手段と、を具備するという簡単な構成で、確実かつ容易にワークの位置決めを行うことができると共に小型化を図ることができるスピニング加工装置が提供される。
【0014】
請求項3の発明では、触媒容器となる円筒状のワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する位置と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する位置とに、ワークを軸方向に位置決めさせるワーク位置決め手段と、軸方向に位置決めされたワークを保持する保持手段と、保持されたワークとスピニング工具とを相対的に軸周りに回転駆動させる駆動手段と、を備えたという簡単な構成で、確実かつ容易にワークの位置決めを行うことができると共に小型化を図ることができるタンデム型触媒コンバータの製造に用いられるスピニング加工装置が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明によるスピニング加工装置の実施の一形態を、主に図1〜図5に基づいて詳細に説明する。なお、図において同一符号は同一部分または相当する部分とする。
【0016】
本発明のスピニング加工装置は、概略、ワークWを保持する保持手段10と、支持されたワークWに対して相対的に公転されるスピニング工具11と、軸周りに回転駆動される中空構造の主軸12と、該中空主軸12内に配置され主軸12とは独立して軸方向に移動可能な位置決め手段13と、を備えており、さらに、位置決め手段13は、触媒容器1となる円筒状のワークWの中間部に触媒担体2間の間隔に応じた凹部1dを成形する第1の位置と、ワークWの少なくとも一方端にコーン部1cおよび小径部1aを成形する第2の位置とに、ワークWを軸方向に位置決めさせることが可能に構成されている。
【0017】
この実施の形態においては、ワークWを保持する保持手段としてのチャック装置10が主軸12の中心軸線の延長線上にワークWを回転不能に保持し且つ軸方向に移動するよう構成されている。また、スピニング工具として一対の成形ローラ11は、回転駆動される主軸12に対して主軸12の径方向に移動可能に設けられている。
【0018】
図17のaに示すように、ワークWは、触媒容器1となる中空円筒状部材の中に2つの触媒担体2が互いに所定の間隔を有する状態で配置されてなるもので、各触媒担体2は、その外周面にマットなどの保持材(図示は省略する)が巻回され接着された状態で中空円筒状部材1内に挿入されているために、余程の大きな力で軸方向に押圧されない限り、中空円筒状部材1に対して軸方向に移動することはないように構成されている。なお、本発明のスピニング加工装置は、タンデム型触媒コンバータを製造するためだけの目的に使用が限定されるものではなく、ワークWを軸方向の所定の位置、特に複数の位置に位置決めしてスピニング加工を行うものであれば、他の製造物を製造する場合にも使用することができる。
【0019】
図3および図4に示すように、チャック装置10は、ワークWの径に応じた径を有する半割状のチャック部材20と、この半割状のチャック部材20を開閉するように駆動する駆動手段21とを備えてなるもので、チャック部材20は、保持するワークWの径に応じ交換できるように、支持部材22にそれぞれ着脱可能に支持されている。支持部材22は、その一方が他方に対して径方向に移動可能に、且つ、軸方向に移動不能にフレーム23に対して設けられており、支持部材22の一方には駆動手段としての油圧シリンダ21のピストンロッド21aに接続されている。この実施の形態では、油圧シリンダ21のピストンロッド21aを伸長させると、チャック部材20の間に位置するワークWを軸方向および周方向に移動不能に保持する。また、チャック装置10は、基台15上に設けられたガイドレール24(図1)に支持されており、図示しない軸方向駆動手段に接続されている。軸方向駆動手段を駆動することによって、チャック装置10に保持されたワークWはその軸方向に移動される。
【0020】
図1および図2に示すように、主軸12は、中空状に成形されてなるもので、基台15に対してベアリング25、26によって軸周りに回転可能に支持されている。主軸12の中間部にはプーリ27が設けられており、モータ28の回転軸に設けられたプーリ29との間に、テンショナ30を介してベルト31が巻き掛けられていることにより、モータ28の駆動によって主軸12が軸周りに回転駆動されることとなる。
【0021】
成形ローラ11は、主軸12により回転駆動されると共に径方向に移動することがきるように径方向移動手段32によって支持されている。径方向移動手段32は、主軸12にその径方向に移動可能に設けられた成形ローラ11を支持するブロック33と、主軸12と同軸上に配置された中空状のドローバ34と、ドローバ34を軸方向に駆動するボールねじ機構35と、ブロック33とドローバ34とを連結してドローバ34の軸方向の移動をブロック33の径方向の移動に変換するL字型のリンク36とにより構成されている。図2に示すように、主軸12の後端にはブレーキディスク37が設けられており、基台15には、ブレーキディスク37を把持して主軸12の回転を停止させるためのブレーキ装置(図2に鎖線で示した)38が設けられている。ドローバ34の外周面には、その軸方向に延びる溝34aが形成されており、この溝34aに係合するピン39が主軸12に設けられている。これにより、主軸12とドローバ34は同期して軸周りに回転すると共に、主軸12に対するドローバ34の軸方向への移動が許容される。この実施の形態では、モータ35aによりボールねじ機構35を駆動させてドローバ34を図の左方に移動させると、ピン36aに軸支されたリンク36が揺動して成形ローラ11が径方向内方に移動することとなる。
【0022】
なお、この実施の形態では、チャック装置10に保持されたワークWに対して成形ローラ11が公転するように駆動されるよう構成されて、すなわち、主軸12やモータ28などによって、保持されたワークWと成形ローラ11とを相対的に軸周りに回転駆動させる駆動手段が構成されているが、本発明はこの実施の形態に限定されることなく、ワークWに対して成形ローラ11が相対的に公転することができるものであれば、保持されたワークWをその周方向に回転させ、回転するワークWに対して成形ローラ11を移動させてスピニング加工を行うように構成し、あるいは、ワークWと成形ローラ11の双方を反対方向に回転させるように構成することもできる。しかしながら、このスピニング加工装置を用いてタンデム型の触媒コンバータW’を製造する場合には、ワークW全体の軸方向の長さが長くなるため、かかる長いワークWを保持して回転させることは好ましくなく、この実施の形態のように固定保持されたワークWに対して成形ローラ11を公転させることが好ましい。
【0023】
位置決め手段13は、図1に示すように、中空状のドローバ34内に配置されワークWが当接されてその軸方向の移動を規制するロケータ40と、ワークWの中間部に触媒担体2間の間隔に応じた凹部1dを成形する第1の位置とワークWの一方端にコーン部1cおよび小径部1aを成形する第2の位置とにワークWの軸方向の移動を規制すると共に、ワークWにスピニング加工を行う際にワークWから退避する位置にロケータ40を軸方向に駆動・位置決めするロケータ駆動位置決め手段41と、ロケータ40と対向するように設けられたクランパ42と、ワークWをロケータ40に当接させるようにクランパ42を駆動するクランパ駆動手段43とを備えてなる。
【0024】
ロケータ40は、図2に示すように、中空状のドローバ34内にベアリング44を介して配設されており、主軸12およびドローバ34の回転に影響されることなく、且つ、主軸12およびドローバ34とは独立して軸方向に移動可能に支持されている。ロケータ40の先端は、スピニング加工により小径部1aおよびコーン部1cが形成される前の状態のワークWの内部に嵌挿された触媒担体2の端面に当接すると共に、スピニング加工により小径部1aおよびコーン部1cが形成された状態のワークWの端部に当接し得る大きさ(径)に成形されている。また、この実施の形態では、クランパ42の先端は、先にワークWの一端に形成された小径部1aの開口から挿入されてその内部に嵌挿された触媒担体2の端面に当接し得る大きさ(径)に成形されている。なお、クランパ42の先端は、先にワークWの一端に形成された小径部1aの端面に当接し得る大きさ(径)に成形することもできる。
【0025】
ロケータ駆動位置決め手段41は、図5に平面図で示すように、ロケータ40の後端がピストンロッド45aと接続されてロケータ40を軸方向に移動させるシリンダ45と、シリンダ45のピストンロッド45aに設けられたストッパ部材46と、ワークWの一方端にコーン部1cおよび小径部1aを成形する第2の位置にワークWの軸方向を規制するようにロケータ40のストッパ部材46と衝合する位置に進出すると共に、かかる第2の位置よりもロケータ40の更なる前進を許容するようにロケータ40のストッパ部材46と衝合しない位置に退避する可動ストッパ47と、この可動ストッパ47が退避した状態でシリンダ45を伸長駆動したときに、ワークWの中間部に触媒担体2間の間隔に応じた凹部1dを成形する第1の位置にワークWの軸方向の移動を規制するようにロケータ40のストッパ部材46が必ず衝合される固定ストッパ48とを備えてなる。可動ストッパ47は、シリンダ49の駆動により進出・退避位置に移動される。さらに、基台15から所定距離離れた位置には支持部材50が設けられ、基台15と支持部材50との間には一対のガイドロッド51がシリンダ45のピストンロッド45aと平行に架設されており、支持部材50にはシリンダ45のピストンロッド45aが軸方向に移動することがきるよう挿通されている。
【0026】
一方、クランパ駆動手段43は、この実施の形態では、図3および図4に示すように、クランパ42を軸方向に移動させるシリンダ52を備えてなるもので、チャック装置10に設けられている。シリンダ52は、フレーム43aに支持されており、そのピストンロッド52aの先端は、連結部材53の一端に接続されている。連結部材53の他端はクランパ42を支持しており、連結部材53の中間部は、軸方向の移動を案内するためのガイドロッド54によって支持されている。さらに、クランパ駆動手段43は、クランパ42の不用意な軸方向の移動(ずれ)を検知するために、スケール部55aとセンサ部55bとからなるセンサを備えている。スケール部55aは連結部材53に連結されて連結部材53と一体に移動し、また、センサ部55bはフレーム43aに固定されており、スケール部55aのバーコードなどの情報を認識して、クランパ42の軸方向の移動を検知している。この実施の形態では、チャック装置10のチャック部材20が解放状態であるときに、シリンダ52のピストンロッド52aを退縮駆動すると、クランパ42がワークW内の触媒担体2の端面に当接してワークWをロケータ40に向かって軸方向に移動させるよう押圧することとなる。なお、クランパ駆動手段43のシリンダ52は、ワークWがロケータ40に当接されるように軸方向に移動されるだけの僅かな押圧力を有するものであればよく、ロケータ駆動位置決め手段41のシリンダ45と比較して出力(受圧面積)の小さいものが使用される。
【0027】
さらに、クランパ駆動手段43は、そのフレーム43aがチャック装置10のフレーム23に設けられたガイドレール56によって、クランパ42がロケータ40と対向してワークWを押圧し得る位置とこの位置から退避する位置とに移動可能に支持されており、両位置にクランパ駆動手段43を移動させるためのシリンダ57が設けられている。また、基台15の前方には、ワークWをチャック装置10に対して受け渡しするためのワーク受け渡し装置58が設けられている。ワーク受け渡し装置58は、シリンダ59の駆動によって昇降移動されるワーク支持台60を備えてなるもので、ワーク支持台60はシリンダ59のピストンロッドおよびガイドロッド61が接続された昇降台62上に設けられたブラケット63によって俯仰可能に軸支されている。ワーク支持台60は、上昇位置にあるときには略水平に維持され、図1に示すように下降位置にあるときにはその突片60aが基台15に当接されて傾斜するように揺動する。
【0028】
次に、本発明の触媒コンバータの製造方法の実施の一形態を説明する。
本発明の触媒コンバータの製造方法は、概略、触媒容器1内に複数の触媒担体2を直列に配したタンデム型触媒コンバータを製造する方法であって、触媒容器1となる円筒状ワークWの少なくとも一方端にコーン部1cおよび小径部1aを成形する工程と、ワーク1の中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部1dを成形する工程とを、ワークWの軸方向に移動させて位置決め保持しスピニング加工することによって、連続して行うものである。
【0029】
そして、上述したように構成されたスピニング加工装置を用いてタンデム型触媒コンバータを製造する場合には、ワークWをチャック装置10に装着する工程と、位置決め手段13によりワークWを第1の位置に位置決めしてチャック装置10によりワークWを保持する工程と、ワークWの所定の位置にスピニング工具としての成形ローラ11を押し当てながら公転させて第1のスピニング加工を行う工程と、チャック装置10によるワークWの保持を解除させて位置決め手段13によりワークWを第2の位置に位置決めしてチャック装置10によりワークWを再び保持する工程と、ワークWの別の所定の位置に成形ローラ11を押し当てながら公転させて第2のスピニング加工を行う工程と、を行い、さらに、チャック装置10によるワークWの保持を解除させて位置決め手段13によりワークWをチャック装置10から搬出させる工程を行うものである。
以下に、本発明のタンデム型触媒コンバータの製造方法を、上述したように構成されたスピニング加工装置を用いた場合により、主に図1並びに図6〜図16に基づいて詳細に説明する。
【0030】
最初に、加工前の当初のワークWは、図17のaに示すように、触媒容器となる中空円筒状部材1の中に2つの触媒担体2が互いに所定の間隔を有する状態で配置されており、この実施の形態では、この当初のワークWから、図17のbに示すように、一方端にコーン部1cおよび小径部1aが最初に成形される。このワークWの一方端へのコーン部1cおよび小径部1aの成形は、上述したスピニング加工装置または従来から知られている単一の位置にワークを位置決めするスピニング加工装置により行うことができる。
【0031】
まず、スピニング加工を行うにあたって、当初のスピニング加工装置のワーク受け渡し装置58は、図1に示すように、ワーク支持台60が下降した位置にあり、その突片60aが基台15に当接されて傾斜するように揺動した状態となっており、加工しようとするワークWをチャック装置10にセットする場合、ワークWのセット作業に支障をきたさないようにしている。また、チャック装置10は、成形ローラ11から遠ざかった後退限位置にあり、チャック部材20が解放するように、シリンダ21が退縮された状態となっている。この状態で、図1に示すように、一方端にコーン部1cおよび小径部1aが成形されたワークWを手作業などにより、チャック装置10のチャック部材20間に配置する。
また、この場合、図16に示すように、成形済みの触媒コンバータW’が、傾斜したワーク支持台60上に載置されている場合は、この状態で、一方端にコーン部1cおよび小径部1aが成形されたワークWを手作業などにより、チャック装置10のチャック部材20間に配置し、次に、図1に示すように、成形済みの触媒コンバータW’をスピニング加工装置の機外に取り出した後に、スピニング加工装置を起動して次の成形工程を開始する。
【0032】
そして、このときのスピニング加工装置の位置決め手段13は、図5に実線で示すように、シリンダ49の駆動によって可動ストッパ47が進出移動されており、図1に示すように、シリンダ45の駆動によってロケータ40のストッパ部材46が可動ストッパ47に衝合されてロケータ40が第1の位置、すなわち、この実施の形態では、触媒担体2間に応じた凹部1dをワークWの大径部1bの中間位置に形成し得る位置にワークWを配置させることができるようにロケータ40が軸方向に進出移動されている。
【0033】
この状態から、クランパ駆動手段43は、図3および図4に鎖線で示すように、シリンダ57の駆動によってクランパ42がロケータ40と対向するように移動され、シリンダ52の駆動によってクランパ42をロケータ40に近づけるように軸方向に移動させる。クランパ42は、図6に示すように、先にワークWの一端側に成形された小径部1aからワークW内に挿入されて触媒担体2の端面に当接し、ワークWを軸方向に移動させる。そして、ワークWの反対側の触媒担体2の端面が位置決め基準となるロケータ40の先端に当接した状態で、シリンダ21により軸方向・径方向の位置決めを行う。このような位置決め手段13の動作によって、ワークWは、その触媒単体2間に凹部1dを成形することができるように、チャック装置10に対する軸方向の位置が位置決めされることとなる。そして、チャック装置10のシリンダ21を伸長駆動してチャック部材20を互いに近接させると、ワークWは、チャック装置10に対して軸方向への移動および周方向への回転が不能に保持される。
【0034】
次いで、スピニング加工装置の位置決め手段13は、図7に示すように、シリンダ45の駆動によってロケータ40が軸方向に後退移動されると共にシリンダ49の駆動によって可動ストッパ47が退避移動される。そして、図8に示すように、ワークWの触媒担体2の間の外周面に成形ローラ11が当接するように、チャック装置10が図示しない軸方向移動手段によって図の左方に移動されて、モータ28の駆動によって主軸12と共に成形ローラ11が軸周りに回転駆動され、この状態でボールねじ機構35のモータ35aが所定量回転されてドローバ34を軸方向に移動させ、リンク36を介してブロック33を主軸12の径方向内方に移動させて成形ローラ11をワークWの触媒担体2間である大径部1bの中間位置に押し当てながら、チャック装置10を軸方向に移動させる。これにより、ワークWの第1のスピニング加工部位である大径部1bの触媒担体2間は、図17のcに参照されるように、公転される成形ローラ11の押圧によって内側に突出するように塑性変形されて凹部1dが形成され、収容された触媒担体2の間の間隔が維持されることとなる。
【0035】
ワークWの触媒担体2間に凹部1dが形成されると、モータ28の駆動を停止してブレーキ装置(図2を参照)38によりブレーキディスク37を把持して主軸12の回転を停止させると共に、ボールねじ機構35のモータ35aを回転させてドローバ34を軸方向に移動させ、リンク36を介してブロック33を主軸12の径方向外方に移動させて成形ローラ11をワークWから退避させ、その後、図9に示すように、チャック装置10を成形ローラ11から軸方向に関して遠ざけるように図示しない軸方向移動手段によって図の右方に後退移動させる。
【0036】
次に、チャック装置10のシリンダ21を退縮駆動してチャック部材20を解放させ、図5に鎖線で示すように、シリンダ49の駆動によって可動ストッパ47が退避移動された状態で、シリンダ45の駆動によってロケータ40が前進するように移動される。図10に示すように、ストッパ部材46が固定ストッパ48に衝合されることにより、ロケータ40は第2の位置、すなわち、この実施の形態では、ワークWの他方端にコーン部1cおよび小径部1aを形成し得る位置にワークWをチャック装置10に対して配置させることができるように、ロケータ40が軸方向に進出移動される。そして、クランパ駆動手段43のシリンダ52が僅かな押圧力であることにより、ワークWは、ロケータ40の押圧力によってクランパ42との間で第2の位置に軸方向に移動されて位置決めされる。ワークWが第2の位置に位置決めされたことは、図示しないセンサによって検知される。この状態で、再度チャック装置10のシリンダ21を伸長駆動してチャック部材20を互いに近接させることにより、ワークWをチャック部材20間で保持させる。
【0037】
続いて、図11に示すように、ワークWの他端の外周面に成形ローラ11が当接するように、チャック装置10が図示しない軸方向移動手段によって図の左方に移動されて、モータ28の駆動によって主軸12と共に成形ローラ11が軸周りに回転駆動され、この状態でボールねじ機構35のモータ35aが所定量回転されてドローバ34を軸方向に移動させ、リンク36を介してブロック33を主軸12の径方向内方に移動させて成形ローラ11をワークWの触媒担体2より他端側の位置に押し当てながら、チャック装置10を軸方向に移動させる。これにより、ワークWの第2のスピニング加工部位である触媒担体2より他端側は、図17のcに参照されるように、公転される成形ローラ11の押圧によって縮径されてコーン部1cおよび小径部1aが大径部1bから連続するように形成されて触媒コンバータW’が成形されることとなる。
【0038】
ワークWの他端側にコーン部1cおよび小径部1aが形成されると、モータ28の駆動を停止してブレーキ装置(図2を参照)38によりブレーキディスク37を把持して主軸12の回転を停止させると共に、ボールねじ機構35のモータ35aを回転させてドローバ34を軸方向に移動させ、リンク36を介してブロック33を主軸12の径方向外方に移動させて成形ローラ11を触媒コンバータW’から退避させ、その後、図12に示すように、チャック装置10を成形ローラ11から軸方向に関して遠ざけるように図示しない軸方向移動手段によって図の右方に後退移動させて、チャック装置10のシリンダ21を退縮駆動してチャック部材20を解放させる。
【0039】
その後、チャック部材20を解放させた状態で、図13に示すように、クランパ駆動手段43のシリンダ52を退縮駆動すると共にチャック装置10を図の左方に前進移動させる。触媒コンバータW’は、チャック部材20に保持されていたことにより、かかるチャック部材20に所謂貼り付きまたは食い付き現象が生じている場合があるが、クランパ42により押圧されることによって、これらの現象から回避される。そして、図14に示すように、クランパ駆動手段43のシリンダ52を伸長駆動してクランパ42を軸方向に移動させて触媒コンバータW’の外に退避させ、その後、図3および図4に実線で示したように、クランパ駆動手段43をシリンダ57の駆動によってロケータ40と対向する位置から退避させるように移動させる。次いで、図15に示すように、シリンダ45の駆動によってロケータ40を図の右方に前進させるように軸方向に移動させると、ロケータ40の先端がワークWの他端に形成された小径部1aの端面を押圧して、触媒コンバータW’をワーク支持台60上に移動させる。すなわち、上述したスピニング加工装置における位置決め手段13は、成形が完了したワークW(触媒コンバータW’)を搬出する機能も有している。
【0040】
触媒コンバータW’がワーク支持台60上に移動されると、図16に示すように、ワーク受け渡し装置58のシリンダ59が退縮するよう駆動されて、ワーク支持台60の突片60aが基台15上に当接されて、触媒コンバータW’を取り出しやすいようにワーク支持台60が傾斜する。
【0041】
なお、以上においては好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、例えば、最初にワークの中央部に凹部1dを形成し、続いて一方端にコーン部1cおよび小径部1aを形成し、その後、他方端にコーン部1cおよび小径部1aを形成することができ、また、最初にワークWの一方端にコーン部1cおよび小径部1aを形成し、その後または続いてワークWの中央部に凹部1d、あるいは他方端にコーン部1cおよび小径部1aを形成することもできる。また、上述したスピニング加工装置は、単一の触媒担体2を収容する触媒コンバータの製造に使用することもできる。
【0042】
このように成形された触媒コンバータは、従来の技術のように間隔保持部材を使用することなく、隣接する触媒担体2間の間隔が触媒容器1の大径部1bに形成された凹部1dによって保持される。したがって、触媒担体2を必要に応じた長さに成形することなく、従来から単一で使用されている触媒担体2を直列に配置して所望する還元作用などを有するタンデム型の触媒コンバータを容易にしかも安価に製造することができる。なお、上述した実施の形態では、スピニング加工により触媒容器1の大径部1bに凹部1dが全周に亘って形成されるが、本発明の触媒コンバータはこの実施の形態に限定されることなく、大径部1bの周方向に間欠的に凹部1dを形成するこもできる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、触媒容器となる円筒状ワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する工程と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する工程とを、ワークを軸方向に移動させて位置決め保持しスピニング加工することによって、連続して行うことにより、少ない工程数で隣接する触媒担体間の間隔が保持されて接触などによる破損を確実に防止することができる軽量な触媒コンバータを容易に製造することができる触媒コンバータの製造方法を提供することができる。
【0044】
請求項2の発明によれば、ワークを保持する保持手段と、支持されたワークに対して相対的に公転されるスピニング工具と、軸周りに回転駆動される中空構造の主軸と、該中空主軸内に配置され主軸とは独立して軸方向に移動可能な位置決め手段と、を具備した簡単な構成により、確実かつ容易にワークの位置決めを行うことができると共に小型化を図ることができるスピニング加工装置を提供することができる。
【0045】
また、請求項3の発明によれば、触媒容器となる円筒状のワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する位置と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する位置とに、ワークを軸方向に位置決めさせるワーク位置決め手段と、軸方向に位置決めされたワークを保持する保持手段と、保持されたワークとスピニング工具とを相対的に軸周りに回転駆動させる駆動手段と、を備えた簡単な構成で、確実かつ容易にワークの位置決めを行うことができると共に小型化を図ることができるタンデム型触媒コンバータの製造に使用されるスピニング加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスピニング加工装置の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】 図1の一部拡大断面図である。
【図3】 チャック装置およびクランパ駆動手段の正面図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 ロケータ駆動位置決め手段を説明するための平面図である。
【図6】 ロケータを第1の位置に前進させて、ワークを第1の位置に位置決めする状態を示した説明図である。
【図7】 図6に示した状態からロケータを後退・退避させた状態を示す説明図である。
【図8】 図7に示した状態から、チャック装置を前進移動させて成形ローラを径方向内方に移動させスピニング加工によってワークの中間部に凹部を形成する状態を示す説明図である。
【図9】 図8に示した状態から、チャック装置を後退移動させてワークの保持を解除した状態を示す説明図である。
【図10】 図9に示した状態から、ロケータを第2の位置に前進させて、ワークをチャック装置に対して第2の位置に位置決めする状態を示した説明図である。
【図11】 図10に示した状態から、チャック装置を前進移動させて成形ローラを径方向内方に移動させスピニング加工によってワークの他端にコーン部および小径部を形成する状態を示す説明図である。
【図12】 図11に示した状態から、チャック装置を後退移動させた状態を示す説明図である。
【図13】 図12に示した状態から、ワークの保持を解除すると共にチャック装置を前進移動させてチャック部材のワークに対する食い付きなどを回避した状態を示す説明図である。
【図14】 図13に示した状態から、クランパがワークから退避した状態を示す説明図である。
【図15】 図14に示した状態から、ロケータが第1の位置まで前進してチャック装置からワークを搬出させた状態を示す説明図である。
【図16】 図15に示した状態から、ワーク支持台が下降して取り出しやすいように傾斜した状態を示す説明図である。
【図17】 本発明により製造される触媒コンバータの工程を示す説明図である。
【符合の説明】
1 触媒容器
1a 小径部
1b 大径部
1c コーン部
1d 凹部
2 触媒担体
W ワーク
10 チャック装置(保持手段)
11 成形ローラ(スピニング工具)
12 主軸
13 位置決め手段
40 ロケータ
41 ロケータ駆動位置決め手段
42 クランパ
43 クランパ駆動手段
58 ワーク受け渡し装置
Claims (3)
- 触媒容器内に複数の触媒担体を直列に配したタンデム型触媒コンバータを製造する方法であって、
触媒容器となる円筒状ワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する工程と、
ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する工程とを、
ワークを軸方向に移動させて位置決め保持しスピニング加工することによって、連続して行うことを特徴とする触媒コンバータの製造方法。 - ワークを保持する保持手段と、
支持されたワークに対して相対的に公転されるスピニング工具と、
軸周りに回転駆動される中空構造の主軸と、
該中空主軸内に配置され主軸とは独立して軸方向に移動可能な位置決め手段と、
を具備することを特徴とするスピニング加工装置。 - 触媒容器内に複数の触媒担体を直列に配し、スピニング加工により触媒容器の少なくとも一方端にコーン部が形成されたタンデム型触媒コンバータの製造に使用されるスピニング加工装置であって、
触媒容器となる円筒状のワークの少なくとも一方端にコーン部を成形する位置と、ワークの中間部に触媒担体間の間隔に応じた凹部を成形する位置とに、ワークを軸方向に位置決めさせるワーク位置決め手段と、
軸方向に位置決めされたワークを保持する保持手段と、
保持されたワークとスピニング工具とを相対的に軸周りに回転駆動させる駆動手段と、
を備えたことを特徴とする触媒コンバータの製造に使用されるスピニング加工装置。
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