JP3743177B2 - レーダ信号処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の合成開口レーダ画像を干渉させて標高データを取得するレーダ信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、例えばE N Holland著Report on Interferometric SAR and its applications(TR−93/235/1.0)に示された従来のインタフェロメトリ処理装置の構成ブロック図である。図9において1は第1の画像データ、2は第2の画像データ、3はレジストレーション部、4は干渉処理部、5は平面位相除去部、6は第1のアンラッピング処理部、7はデータ変換部である。
【0003】
次に動作について説明する。インタフェロメトリでは2個のアンテナで受信されるデータの位相差を検知することにより、標高データを取得する。標高データZは検出された位相φを利用して数1で表すことができる。また、このときのジオメトリを図10に示す。
【0004】
【数1】
Figure 0003743177
【0005】
数1においてdはセンサ1,2それぞれと観測点の距離の差、λは波長、αはセンサ2から見たセンサ1と水平軸のなす角、θはセンサ1から見た観測点の仰角、rはセンサ1と観測点の距離、Bはセンサ1とセンサ2の距離、hはセンサ1の高度である。従来のインタフェロメトリ処理では、時間的にまたは空間的にわずかにずれた画像データ1,2についてレジストレーション部3で位置合わせを行い、干渉処理部4にて位相差を求め、干渉縞を得る。ここで位相差は数2によって求められる。
【0006】
【数2】
Figure 0003743177
【0007】
数2においてf3は位相差データ、f1は画像データ1の複素データ、f2* は画像データ2の複素共役である。この干渉縞は観測地域における地球平面の変動による位相差を含んでいるので平面位相除去部5にてこの平面位相を除去する。そして第1のアンラッピング処理部6にて位相積算を行う。これは数2で求められた位相差は0から2πの範囲となっており、標高データを求めるにはこの位相差を連続的に求める必要がある。例えばレンジ方向に0,0.5π,π,1.7π,0.1π・・・と変化していれば、1.7πの次は2.1πとなる。従来のアンラッピング処理としては位相差の勾配の整合性を取りながら最小二乗法により強制的に解くleast square方式や不連続点を検出してその不連続箇所を避けて位相積算するbranch cut方式を使用している。最後にデータ変換部7にて位相差データを標高データに変換する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレーダ信号処理装置は、以上のように構成されているので、アンラッピング処理においてleast square方式を用いた場合には処理速度が早いが位相誤差が大きいという問題点があった。
【0009】
また、アンラッピング処理においてbranch cut方式を用いた場合には位相誤差が小さいが処理速度が遅いという問題点があった。
【0010】
また、アンラッピング方式が1つに固定されているという問題点があった。
【0011】
また、複数のアンラッピング処理方式を揃えても画像データに適した処理方式が選択できないという問題点があった。
【0012】
また、branch cut方式が選択された場合、処理開始点により位相誤差精度が異なるという問題点があった。
【0013】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、インタフェロメトリ処理において、なるべく短い処理時間で、画像データに適した精度の高い標高データの取得、さらには自動的に最適処理方式を選択するレーダ信号処理装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、相関値を求める相関値算出部、coherence weighted least square方式部とを設けたものである。
【0015】
また、第2の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、相関値を求める相関値算出部、相関値スレッショルドと比較を行う第1の相関値比較部、coherencethreshold weighted least square方式部とを設けたものである。
【0016】
また、第3の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、不連続点(residue)を求める不連続点算出部、residue weighted least square方式部とを設けたものである。
【0017】
また、第4の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、不連続点(residue)を求める不連続点算出部、不連続点を組み合わせるbranch cut生成部、branch cut weighted least square方式部とを設けたものである。
【0018】
また、第5の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、セレクト信号により処理方式を選択するセレクト部、least square方式、coherence weighted least square方式、coherence threshold weighted least square方式、residue weighted least square方式、branch cut weighted least square方式、branch cut方式のいずれかの処理を行う第2のアンラッピング処理部とを設けたものである。
【0019】
また、第6の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、位相差の不連続点を算出する不連続点算出部、不連続点数スレッショルドと比較する不連続点数比較部、不連続点数大の時、2つの画像データから相関値を算出する相関値算出部、相関値スレッショルドと比較を行う第2の相関値比較部、また不連続点数小の時、要求処理時間を用いて第2のアンラッピング処理部の方式を選択する処理時間比較部を設けたものである。
【0020】
また、第7の発明によるレーダ信号処理装置は、通常のレジストレーション部、干渉処理部、平面位相除去部、データ変換部に、2つの画像データから相関値を求める相関値算出部、アンラッピング処理の開始点を決める処理開始点決定部を設けたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す構成ブロック図であり、図において図9の従来例と同一構成の第1の画像データ1、第2の画像データ2、レジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7については既に説明してあるのでここでは説明を省略する。19は相関値算出部、10はcoherence weighted least square方式部である。
【0022】
次に動作について説明する。まず、相関値算出部19で2つの画像データから相関値を算出する。相関値の算出式を数3に示す。
【0023】
【数3】
Figure 0003743177
【0024】
数3では、C(i,j)は座標(i,j)における相関値、f1(i,j)は画像データ1の複素データ、f2* (i,j)は画像データ2の複素共役である。coherence weighted least square方式部10ではこの相関値をウエイトとするweighted least square方法でアンラッピング処理を行う。
【0025】
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2を示す構成ブロック図であり、図においてレジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7は従来装置と同一のものである。19は相関値算出部、20は相関値スレッショルド、11は相関値算出部19の出力データを相関値スレッショルド20と比較する第1の相関値比較部、12はcoherence threshold weighted least square方式部である。
【0026】
次に動作について説明する。相関値算出部19については既に説明したのでここでの説明は省略する。まず、第1の相関値比較部11において相関値算出部19の出力データについて相関値スレッショルド20と比較する。
【0027】
【数4】
Figure 0003743177
【0028】
数4においてC(i,j)は座標(i,j)における相関値、Csmは相関値スレッショルド20、W(i,j)はウエイトである。相関値スレッショルド20より小さいときはウエイトは0とし相関値の低い部分の位相情報は使用しないことを意味する。coherence threshold weighted least square方式部12では数4のウエイトを使用するweighted least square方法でアンラッピング処理を行う。
【0029】
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3を示す構成ブロック図であり、図においてレジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7は従来装置と同一のものである。16は不連続点算出部、13はresidue weighted least square方式部である。
【0030】
次に動作について説明する。不連続点算出部16では平面位相除去部5の出力データである位相差から数5を用いて不連続点を算出する。
【0031】
【数5】
Figure 0003743177
【0032】
数5ではR(i,j)は座標(i,j)における不連続度、φ(i,j)は座標(i,j)における位相差、〔〕は〔〕を越えない整数を示し、R(i,j)は0以外の時不連続点(residue)となる。residue weighted least square方式部13では数5の不連続点(residue)をマスクしたものをウエイトとするweighted least square方法でアンラッピング処理を行う。
【0033】
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4を示す構成ブロック図であり、図においてレジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7は従来装置と同一のものである。16は不連続点算出部、14は不連続点を組み合わせるbranch cut生成部、15はbranch cut weighted least square方式部である。
【0034】
次に動作について説明する。不連続点算出部16については既に説明したのでここでの説明は省略する。まず、branch cut生成部14では数5で求めた不連続点のうち正と負を組み合わせる。この組み合わせて不連続点を結んだ直線がbranch cutである。次にbranch cut weighted least square方式部15ではこのbranch cutをマスクしたものをウエイトとするweighted least square方法でアンラッピング処理を行う。
【0035】
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5を示す構成ブロック図であり、図において図9の従来例と同一構成の第1の画像データ1、第2の画像データ2、レジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7については既に説明してあるのでここでは説明を省略する。8はセレクト信号、9はセレクタ部、10はcoherence weighted least square方式部、12はcoherence threshold weighted least square方式部、13はresidue weighted least square方式部、15はbranch cut weighted least square方式部、25はleast square方式部、26はbranch cut方式部、27はleast square方式、coherence weighted least square方式、coherence threshold weighted least square方式、residue weighted least square方式、branch cut weighted least square方式、branch cut方式のいずれかで位相積算処理する第2のアンラッピング処理部である。
【0036】
次に動作について説明する。coherence weighted least square方式部10、coherence threshold weighted least square方式部12、residue weighted least square方式部13、branch cut weighted least square方式部15については既に説明してあるのでここでは説明を省略する。まず、セレクト信号8によりセレクト部9にて位相アンラッピング処理の方式を選択する。第2のアンラッピング処理部27では選択された方式により処理を行う。least square方式部25は勾配の整合性をとりながら最小二乗法で強制的に解く方式、branch cut方式部26は不連続点を結んだ線(branch cut)を避けて位相差を積分する方法でもっとも位相誤差が小さい方式である。
【0037】
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6を示す構成ブロック図であり、図においてレジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7は従来装置と同一のものである。16は不連続点算出部、17は不連続点数スレッショルド、18は不連続点数スレッショルド17と比較する不連続点数比較部、19は相関値算出部、20は相関値スレッショルド、21は相関値スレッショルド20と比較を行う第2の相関値比較部、22は要求処理時間、23は要求処理時間22を用いて第2のアンラッピング処理部の方式を選択する処理時間比較部である。
【0038】
次に動作について説明する。不連続点算出部16、相関値算出部19については既に説明してあるのでここでは説明を省略する。不連続点数比較部18では不連続点算出部16の出力データについて不連続点数スレッショルド17と数6により比較を行う。
【0039】
【数6】
Figure 0003743177
【0040】
数6では、NR は不連続点数、NSRは不連続点数スレッショルド17を示す。NR が大、つまり不連続点数が大の時、相関値算出部19にて数3に従って相関値を求め、相関値比較部21にて相関値スレッショルド20と数7により比較を行う。
【0041】
【数7】
Figure 0003743177
【0042】
数7において左辺は画像全体の相関値の平均値、Csmは相関値スレッショルド20である。相関値が小さいときleast square方式を選択する。また相関値が大きいときはcoherence weighted least square方式を選択する。
【0043】
一方、上記不連続点数比較部18において不連続点数が小さいときは、要求処理時間22により処理時間比較部23において処理時間にあった方式を選択する。要求処理時間22が小のときはresidue weighted least square方式を、要求処理時間22が大の時にはbranch cut方式を選択する。
【0044】
実施の形態7.
図7はこの発明の実施の形態7を示す構成ブロック図であり、図においてレジストレーション部3、干渉処理部4、平面位相除去部5、データ変換部7は従来装置と同一のものである。図においては9はセレクタ部、19は2つの画像データから相関値を求める相関値算出部、24はbranch cut方式部10の開始点を決める処理開始点決定部である。
【0045】
次に動作について説明する。セレクタ部9、相関値算出部19は既に説明したのでここでは説明を省略する。まず、相関値算出部19にて相関値が求められた後、開始点決定部24にて開始点が決定される。開始点は数8に従って計算する。
【0046】
【数8】
Figure 0003743177
【0047】
数8においてc(i,j)は座標(i,j)における相関値、Mはi方向の分割数、Nはj方向の分割数、Cm (m,n)は分割エリア(m,n)における平均相関値、Cmax は最大平均相関値、Cmsは最大平均相関値のエリアにおける最大相関値である。(istart ,jstart )は開始点である。まず数8の第1式により画像データのMxNの分割エリアごとに平均相関値を求める。次に第2式により最大平均相関値を求め、第3式により最大平均相関値のエリアについて最大相関値を求め、その点をbranch cut方式部26の処理開始点とする。MxNの分割について図8に示す。
【0048】
【発明の効果】
第1の発明によれば画像データの相関値に適したアンラッピング処理を行うことができる。
【0049】
また、第2の発明によれば画像データの相関値の低い部分の位相情報を使用しないので位相誤差の伝搬を抑えることができる。
【0050】
また、第3の発明によれば不連続点部分の位相情報を使用しないので位相誤差の伝搬を抑えることができる。
【0051】
また、第4の発明によれば不連続点および不連続点間の位相情報を使用しないので位相誤差の伝搬を抑え、位相誤差を小さくすることができる。
【0052】
また、第5の発明によれば第2のアンラップ処理部にて5つの方式を備えているため任意の方式でアンラッピング処理を行うことができる。
【0053】
また、第6の発明によれば不連続点数、相関値、処理時間により適切なアンラッピング処理方式を自動的に選択することができる。
【0054】
また、第7の発明によれば相関値によりbranch cut方式部の最適な開始点を選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態4を示す図である。
【図5】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態5を示す図である。
【図6】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態6を示す図である。
【図7】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態7を示す図である。
【図8】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態7において分割エリアの相関値を示す図である。
【図9】 従来のレーダ信号処理装置の図である。
【図10】 インタフェロメトリのジオメトリを示す図である。
【符号の説明】
1 第1の画像データ、2 第2の画像データ、3 レジストレーション部、4 干渉処理部、5 平面位相除去部、6 第1のアンラッピング処理部、7 データ変換部、8 セレクタ信号、9 セレクタ部、10 coherenceweighted least square方式部、11 第1の相関値比較部、12 coherence threshold weighted least square方式部、13 residue weighted least square方式部、14 branch cut生成部、15 branch cut weighted least square方式部、16 不連続点算出部、17 不連続点数スレッショルド、18 不連続点数比較部、19 相関値算出部、20 相関値スレッショルド、21 第2の相関値比較部、22 要求処理時間、23 処理時間比較部、24 処理開始点決定部、25 least square方式部、26 branch cut方式部、27 第2のアンラッピング処理部。

Claims (7)

  1. 近接した2つの軌道で得られた2組の画像データについて位置合わせを行うレジストレーション部、このレジストレーション部の出力であるオフセット値に合わせて2つの画像データから位相差を求める干渉処理部、この干渉処理部の出力である位相差から平面位相を除去する平面位相除去部、一方上記2つの画像データについて相関値を求める相関値算出部、この相関値算出部の出力データをウエイトとして上記平面位相除去部の出力データである位相差についてcoherence weighted least square方式で位相積算を行うcoherence weighted least square方式部、このcoherence weighted least square方式部の出力データである位相差を標高データに変換するデータ変換部から構成されることを特徴とするレーダ信号処理装置。
  2. 上記相関値算出部の出力データについて相関値スレッショルドと比較を行う第1の相関値比較部、この第1の相関値比較部の出力データをウエイトとして上記平面位相除去部の出力データである位相差についてcoherence threshold weighted least square方式で位相積算を行うcoherence threshold weighted least square方式部を付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  3. 上記平面位相除去部の出力データについて不連続点を求める不連続点算出部、この不連続点算出部の出力データをウエイトとして上記平面位相除去部の出力データである位相差についてresidue weightedleast square方式で位相積算を行うresidue weighted least square方式部を付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  4. 上記平面位相除去部の出力データについて不連続点を求める不連続点算出部、この不連続点算出部の出力データを組み合わせてbranchcut lineを作るbranch cut生成部、このbranch cut生成部の出力データをウエイトとして上記平面位相除去部の出力データである位相差についてbranch cut weighted least square方式で位相積算を行うbranch cut weighted least square方式部を付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  5. 上記平面位相除去部の出力データについてセレクタ信号から位相アンラップ処理方式を選択するセレクタ部、このセレクタ部の出力データである位相差をleast square方式、coherence weighted least square方式、coherence threshold weighted least square方式、residue weighted least square方式、branch cut weighted least square方式、branch cut方式のいずれかで位相積算処理する第2のアンラッピング処理部を付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  6. 上記平面位相除去部の出力データである位相差から不連続点を算出する不連続点算出部、この不連続点算出部の出力データについて不連続点数スレッショルドと比較する不連続点数比較部、この不連続点数比較部の出力データにおいて不連続点数大の時、2つの画像データから相関値を算出する相関値算出部、この相関値算出部の出力データについて相関値スレッショルドと比較を行う第2の相関値比較部、また上記不連続点数比較部の出力データにおいて不連続点数小の時、要求処理時間を用いて第2のアンラッピング処理部の方式を選択する処理時間比較部を付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  7. 2つの画像データの相関値を求める相関値算出部と、この相関値算出部の出力データから処理の開始点を決める処理開始点決定部とを付加したことを特徴とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
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