JP3741529B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に複数の給紙トレイ(用紙カセット)を備えるべく複数の給紙段(給紙ユニット)が設置された画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置において、給紙サイズにバリエーションをもたせたり、給紙可能量を増やすために、着脱自在な給紙トレイを収容可能な給紙段を装置本体の下側に複数個積み足すことができる構成が知られている。そのような積み上げ様式の給紙構造にあって下層の給紙トレイから給紙を行う場合、上層の給紙段に形成された紙搬送路を通って紙を搬送することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、給紙段に形成されるべき紙搬送路が当該給紙段に出し入れされる給紙トレイに組み込まれている構造のものが提案され、実用に供されている。給紙トレイに紙搬送路が一体化した当該構造では、給紙トレイを給紙段から引き出すと、当該給紙トレイから給紙を行えなくなることはもちろんのこと、当該給紙段より下側に配設された給紙トレイからの給紙についても、そのための紙搬送経路が中断することになるため、不可能となる。
【0004】
したがって、各給紙段に給紙トレイがきちんと装着されているか否かを確認することが給紙動作にとって、とりわけ下層給紙トレイにとって不可欠である。そのため、各給紙段に給紙トレイが装着されているか否かを確認するための検知センサ(トレイありなしセンサ)が必要である。このトレイありなしセンサの検知結果によって、当該給紙段での給紙動作並びに当該給紙段より下層からの給紙動作が制御される。一方、各給紙トレイに紙があるか否かを確認するための検知センサ(紙ありなしセンサ)も必須である。それ故、従来の複数給紙段積み上げ様式の給紙構造では、各給紙段毎に紙ありなしセンサとトレイありなしセンサが配設されており、その結果、N段給紙形式ではそれぞれN個の紙ありなしセンサとトレイありなしセンサが存在している。
【0005】
本発明は、積み重ね式の複数給紙段を備えた画像形成装置にあって、検知センサの数を減らし、もってコストダウンを図ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明にしたがって、積み重ね式の給紙段を有し、各給紙段に着脱可能な給紙トレイが装填されたことを検知する手段と各給紙トレイ内の紙の有無を検知する手段とを備え、他段給紙トレイのための紙搬送路を各給紙トレイに設けてなる画像形成装置において、各給紙段に備えられたトレイ装填検知手段がその給紙段の直ぐ上又は直ぐ下の給紙トレイの装填の有無を検知するためのものであり、最下段又は最上段の給紙段に備えられた紙有無検知手段の紙有無検知が当該給紙段におけるトレイ装填有無を同時に認識するように制御し、新たに給紙段が加えられる場合、紙有無とトレイ装填有無を同時に認識していた紙有無検知手段が紙有無だけを認識するように切り換えるように、制御する制御手段を更に備えることによって、解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を、図に示された例に基づいて説明する。
図1に本発明に係る画像形成装置のシステム構成を示す。図1において、符号1は画像形成装置本体、符号2は画像処理を行うコントローラ、符号3は画像形成を行うエンジン、符号4はエンジンを制御するエンジン制御ボード、符号5は操作パネル、符号6はエンジン制御ボード4の入出力インターフェイスである。そして中央演算ユニット7は、プログラムROMのプログラム、操作パネル5からのモード指示、コントローラ2からのコマンドによってエンジン3全体を制御するためのものであり、ランダムアクセスメモリ8は中央演算ユニット7のワークメモリ、入力データのインプットバッファであり、読み出し専用メモリ9にはエンジン3の制御プログラムが格納されており、不揮発性メモリEEPROM10はエンジン3のエラー履歴や操作パネル5からのモード指示の内容などを記憶しておくためのものであり、DIP/SW11はエンジン制御のモードを設定し、書き込みユニット12はLDやポリゴンモータ等を含むレーザ書き込みユニットで、シーケンス機器群13は定着系、現像系、駆動系のエンジンシーケンスを司る部分で、センサ類14はペーパパス上やシーケンス状態をチェックするためのもので、データを送受信するホストコンピュータ16とコントローラ2間に入出力インターフェイス15がある。
【0009】
図2に(N+1)段給紙を備えた画像形成装置の概略構成を示す。1段目給紙段18は画像形成装置本体17と一体化しており、以下にN段目給紙段19、(N+1)段目給紙段20まで順次積み重ねられている。紙搬送路21は各給紙段に装填された各給紙トレイ(図示せず)に形成されていると理解されなければならない。紙ありなしセンサ22は1段目給紙段18に装填された給紙トレイ内の紙の有無を検知するためのものであり、紙ありなしセンサ23はN段目給紙段19に装填された給紙トレイ内の紙の有無を、更に紙ありなしセンサ24は(N+1)段目給紙段20に装填された給紙トレイ内の紙の有無を検知するためのものである。一方、トレイありなしセンサ25は(N−1)段目給紙段(図示せず)に給紙トレイが装填されているか否かを検知するためのものであり、トレイありなしセンサ26はN段目給紙段に給紙トレイが装填されているか否かを検知するためのものであって、言い換えれば、各トレイありなしセンサは自身が配設されている給紙段におけるトレイの有無を検知するのではなく、その上段でのトレイの有無を検知する。
【0010】
上記のような構成の画像形成装置、例えば、N個の給紙段を備えた画像形成装置においては、N段目給紙段が最下位の給紙段であり、したがってN段目給紙段に給紙トレイが装填されているか否かを検知すべきトレイありなしセンサ(26)は存在しない。この場合、N段目給紙段に設けられた紙ありなしセンサ23がN段目給紙トレイの紙の有無を検知する他、当該N段目給紙トレイ自体に関しても作動するように制御される。即ち、最下層にあたるN段目給紙段についてだけは、N段目給紙トレイの紙のありなしが即ちトレイのありなしを意味するように制御を行う。その結果、N層の給紙段を有する画像形成装置におけるN段目給紙段での動作フローは図3のようになる。(N+1)段目給紙段が設置されていないことを確認すると、紙ありなしセンサでN段目給紙トレイの紙の有無が検知され、「紙あり」であると、給紙動作が許可され、N段目給紙トレイから通常通りに給紙が行われる。紙ありなしセンサで「紙なし」が検知されると、同時に「トレイなし」と認識され、N段目給紙段からの給紙を禁止すべくコントローラ2にトレイなしの状態が優先的に通達され、ユーザにはN段目給紙トレイの紙なしが報知される。
【0011】
上記のような制御と構成によって、トレイありなしセンサはN段給紙形式では(N−1)個に減らすことができるが、その後に給紙段の追加がされ、(N+1)段給紙形式に変えられる場合、N段目給紙段での紙ありなしセンサの機能動作がそのままであると、N段目給紙トレイで紙なしの状態になるとコントローラに「N段目給紙トレイなし」が通報されることになって、(N+1)段目給紙段のための紙搬送経路が正しく確保されているにもかかわらず当該(N+1)段目給紙段からの給紙ができなくなる。そこで、(N+1)段目給紙段が設置されていることを確認すると、N段目給紙段での紙ありなしセンサは本来の紙の有無の検知のみを行うように変更され、N段目給紙トレイの有無は(N+1)段目給紙段に設置されたトレイありなしセンサでのみ検知するように制御する。その結果、N段目給紙段における動作フローは(N−1)段目以上の給紙段と同じように、図4のようになる。つまり(N+1)段目給紙段が設置されていることを確認すると、(N+1)段目給紙段に設けられたトレイありなしセンサでN段目給紙トレイの有無が検知され、「N段目給紙トレイなし」であると、コントローラに「N段目給紙トレイなし」が通達され、つまり(N+1)段目給紙段のための紙搬送に支障があるので、N段目以下の給紙動作が禁止される。「N段目給紙トレイあり」の場合には、N段目給紙段での紙ありなしセンサでN段目給紙トレイの紙の有無が検知され、「紙あり」であると、給紙動作が許可され、N段目給紙トレイから通常通りに給紙が行われる。「紙なし」が検知されると、コントローラとユーザに「N段目給紙段での紙なし」を通達する。この場合、(N+1)段目給紙段からの給紙は許可されることとなる。つまりN段目給紙トレイなしの状態の時のみ、(N+1)段目給紙段のための紙搬送経路が正常でないことを検知することとなる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、各給紙段に備えられたトレイ装填検知手段がその給紙段の直ぐ上又は直ぐ下の給紙トレイの装填の有無を検知するためのものであるので、検知センサの数を減らすことができ、最下段又は最上段の給紙段に備えられた紙有無検知手段の紙有無検知が当該給紙段におけるトレイ装填有無を同時に認識するように制御されることで、該当の給紙段における給紙トレイ装填有無検知手段が存在しない不具合を回避することができ、その際、新たに給紙段が加えられると、紙有無とトレイ装填有無を同時に認識していた紙有無検知手段が紙有無だけを認識するように切り換えられるようになっていることで、検知手段に複数の事項の検知をさせることで生じうる不都合を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成システムの構成図である。
【図2】(N+1)段給紙形式の画像形成装置の概略的な構成概念図である。
【図3】N段給紙形式の画像形成装置におけるN段目給紙段での動作フローである。
【図4】(N+1)段給紙形式の画像形成装置におけるN段目給紙段での動作フローである。
【符号の説明】
17 画像形成装置本体
18,19,20 給紙段
21 紙搬送路
22,23,24 紙ありなしセンサ
25,26 トレイありなしセンサ
Claims (1)
- 積み重ね式の給紙段を有し、各給紙段に着脱自在な給紙トレイが装填されたことを検知する手段と各給紙トレイ内の紙の有無を検知する手段とを備え、他段給紙トレイのための紙搬送路を各給紙トレイに設けてなる画像形成装置において、
各給紙段に備えられたトレイ装填検知手段がその給紙段の直ぐ上又は直ぐ下の給紙トレイの装填の有無を検知するためのものであり、
最下段又は最上段の給紙段に備えられた紙有無検知手段の紙有無検知が当該給紙段におけるトレイ装填有無を同時に認識するように制御し、新たに給紙段が加えられると、紙有無とトレイ装填有無を同時に認識していた紙有無検知手段が紙有無だけを認識するように切り換えるように、制御する制御手段を更に備えること、
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00313298A JP3741529B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00313298A JP3741529B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11199092A JPH11199092A (ja) | 1999-07-27 |
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Family
ID=11548838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00313298A Expired - Lifetime JP3741529B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3741529B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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1998
- 1998-01-09 JP JP00313298A patent/JP3741529B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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