JP3740873B2 - 時計用巻真の製造方法、およびこの巻真を備えた時計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計用巻真の製造方法およびこの巻真を備えた時計に関する。
【0002】
【背景技術】
時計に用いられる巻真は一般に、リュウズと螺号する雄ネジ部の他、地板と係合することによって回転時に軸受として作用する軸受部、おしどりと係合する係合溝、つづみ車と係合する角柱部、つづみ車との度当たりの役目を果たす円錐台状の当接部など、径寸法や形状の異なる部分を多数有しており、棒状の基材を各部位に対応したそれぞれの径寸法に自動旋盤で切削加工した後、角柱部をフライス盤で削り、次いで、ネジ切り盤で雄ネジ部を刻設している。
【0003】
しかし、このような切削加工のみによる製造方法では、加工時間がかかることでコストが高くなるため、雄ネジ部を転造盤で成形して加工時間を短縮し、これによってコストを削減することが提案されている(特開昭62−148881号公報)。
【0004】
また、さらなるコストの削減を行うために、巻真を塑性加工のみで製造することも提案されている(特開平8−68866号公報)。この方法は、第1工程として鍛造加工を行い、大きな径寸法の基材を巻真の概略全体形状に対応した径寸法に成形するとともに、角柱部を同時に成形し、次いで、第2工程として転造加工を行い、雄ネジ部、軸受部、および当接部を成形するものである。
【0005】
このような塑性加工のみの方法によれば、切削加工が一切ないため、加工時間をより短縮できるうえ、切削加工による材料の無駄をなくすことができ、コストをさらに削減できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の塑性加工のみの製造方法では、第1工程として鍛造加工を行い、第2工程として転造加工を行っているので、同じ塑性加工ではあるが、各工程毎に段取り時間が必要になる。また、転造加工を良好に行うためには、鍛造加工で加工硬化した半完成品を焼鈍等の熱処理によって軟化さる必要があり、工程が増える。従って、加工時間を短縮するのには限界があった。
【0007】
そこで、転造加工のみで巻真を製造することも考えられるが、単に従来と同様な基材を用いて転造加工を行ったのでは、基材の径寸法が大きすぎるため、かえって加工に時間がかかるという問題がある。
【0008】
つまり、通常では、雄ネジ部を必要な長さに切断することにより、一種類の巻真でサイズの異なる時計に対応させているから、巻真の中でも雄ネジ部を最も長く形成しておく必要があるが、加工量の多い雄ネジ部を径寸法の大きい基材から直に転造加工することは容易ではなく、加工に時間がかかることになる。
【0009】
本発明の目的は、基材からの転造加工を容易に行えるようにしてコストを一層削減できる時計用巻真の製造方法、時計用巻真、およびこの巻真を備えた時計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の時計用巻真の製造方法は、最も長く形成される雄ネジ部と、地板と係合することによって回転時に軸受として作用する第1〜第3軸受部と、これら第1〜第3軸受部のぞれぞれの間に設けられた一対の溝とを備えている時計用巻真の製造方法であって、前記雄ネジ部の有効径とほぼ同じ径寸法を有する基材を転造加工して、当該雄ネジ部、この雄ネジ部よりも径寸法の大きい前記第1〜第3軸受部、および前記雄ネジ部よりも径寸法の小さい前記溝を形成することを特徴とする。
【0012】
このような本発明においては、成形しようとする雄ネジ部の有効径と略同じ径寸法の基材を用いるため、基材からの転造加工が容易になる。従って、基材から直に転造加工を行うことにより、従来行っていた鍛造加工が不要になって段取り時間が短縮されるうえ、鍛造加工に伴う焼鈍処理も不要になるから、加工時間が大幅に短縮され、一層のコスト削減が図られる。
【0013】
また、本発明の製造方法では、転造加工の後に、基材の軸線まわりに非回転体部を成形してもよい。
【0014】
一方、本発明の時計は、前記の製造方法で製造された巻真を用いたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本実施形態に係る時計10の要部を示す外観図であり、図2は、時計10の要部を示す平面図、図3は、その要部の断面図である。
【0017】
図1において、時計10は、時針11、分針12、秒針13を備えたアナログ式のクォーツ時計であり、リュウズ14と接合した棒状の巻真20を内部に備えている。
【0018】
図1〜図3および図4において、巻真20はリュウズ14側から順に、リュウズ14の雌ネジ部(図示略)に螺設される雄ネジ部21と、巻真20の押し込み量を地板15との間で規制する規制部22と、地板15と係合することによって回転時に軸受として作用する第1〜第3軸受部23〜25と、つづみ車16との度当たりの役目を果たす円錐台状の当接部26と、つづみ車16に挿通される先端部27とを備えている。
【0019】
規制部22の軸線方向の両側には第1、第2溝31,32が設けられ、第1軸受部23および第2軸受部24間には第3溝33が設けられ、第2軸受部24および第3軸受部25間には係合溝34が設けられている。係合溝34は第1〜第3溝31〜33と比較して軸線方向に長く設けられているとともに、軸線方向の中央に向かうに従って太く設けられており、この太めの部位に金属板17と一体の板バネ18が係合されることで、巻真20の引き出しおよび押し戻し時に、板バネ18がはじかれてクリック感が得られるようになっている。
【0020】
また、先端部27には、断面略正方形の角柱とされた角柱部35が設けられており、巻真20が引き出された時に、角柱部35がつづみ車16の内面の係合部16Aと係合する。これにより、リュウズ14を摘んで巻真20を回転させると、つづみ車16、日の裏車41、および二番車42の二番かな42Aを介して前記分針12を合わせることが可能であり、同様に、日の裏車41から筒車43(図3)を介して時針11を合わせることが可能である。なお、図2中の符号19は、巻真20を引き出した際に、ステップモータのロータ等に当接してその回転を規制する規制レバーである。
【0021】
さらに、巻真20では、各部位のうち、角柱部35を除いて断面円形であるが、それらの径寸法は、規制部22の径寸法が雄ネジ部21の有効径D2(図5)よりも際だって大きく、第1〜第3軸受部23〜25の径寸法がその有効径D2よりも若干大きい。また、先端部27、第1〜第3溝31〜33、および係合溝34の径寸法が前記有効径D2よりも小さい。つまり、規制部22および各軸受部23〜25が本発明の大径部であり、各溝31〜34が本発明の小径部である。
【0022】
このような巻真20は以下の手順で製造される。
【0023】
先ず、図5(A)に示すように、例えばS10〜12C(JIS)等の低炭素鋼からなる線材を所定長さに切断して棒状の基材1を得る。この際、基材1の径寸法D1は、完成時の雄ネジ部21の有効径D2と同じである(D1=D2)。
【0024】
次に、第1工程としての転造加工を行う。すなわち、基材1を図6,7に示す転造金型60を用いて転造し、図5(B)に示すように、雄ネジ部21、規制部22、各軸受部23〜25、当接部26、先端部27、各溝31〜34、および円柱状のプレス加工部35′を一度に成形する。この後、第2工程としてのプレス(鍛造)加工を行う。すなわち、プレス加工部35′をプレスで潰し、図5(C)に示す角柱部35を成形する。さらに、必要に応じて、浸炭処理やニッケルメッキ等を行う。
【0025】
図6,7において、前記転造加工に用いられる転造金型60は、一対の平ダイス61,62で構成されており、これらの平ダイス61,62の間に基材1(二点鎖線)を配置して、平ダイス61,62を図中の紙面に垂直な方向へ相対移動させることにより、平ダイス61,62間の隙間と同様な断面形状に基材1を加工するものである。
【0026】
平ダイス61,62の対向面(転造面)63にはそれぞれ、雄ネジ部21を成形するためのネジ山部631と、第1、第2溝31,32を成形するための第1、第2絞り部632,633と、これら第1、第2絞り部632,633で絞られた分の材料で規制部22を成形する深溝部634と、第3溝33を成形するための第3絞り部635と、この第3絞り部635で絞られた材料で第1軸受部23を形成する第1浅溝部636と、係合溝34を成形するための第4絞り部637と、この第4絞り部637によって軸線方向の両側に絞られた材料で第2、第3軸受部24,35を形成する第2、第3浅溝部638,639と、当接部26からプレス加工部35′を含む先端部27を連続して成形するための第5絞り部640とが設けられている。 これらのうち、第1〜第3絞り部632,633,635には、該当部分の径を絞り込むための楔形の型形状部632A,633A,635Aが設けられている。また、第4絞り部637には型形状部637A〜637Gが設けられており、これらのうちの型形状部637B〜637Eの後段側(図中左側)を傾斜面とすることで、中央の太い係合溝34が成形されるようになっている。第5絞り部640において、1段目には、当接部26を形成するための型形状部640Aが設けられ、2段目には、基材1を先端部27よりも若干大きい径寸法(図7中の一点鎖線)に絞り込みながら圧延する型形状部640Bが設けられ、各段を連続させることで当接部26、先端部27、プレス加工部35′を一気に転造することが可能である。
【0027】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
【0028】
1)巻真20を製造するにあたり、基材1の径寸法D1は、成形しようとする雄ネジ部21の有効径D2と同じであるから、雄ネジ部21の加工量を最小限に抑えることができ、基材からの転造加工を容易にできる。従って、基材から直に転造加工を行うことにより、従来行っていた鍛造加工を不要にして段取り時間を短縮できるうえ、鍛造加工に伴う焼鈍処理も不要にできるため、加工時間を大幅に短縮でき、一層のコスト削減を実現できる。
【0029】
2)巻真20の先端部27には、非回転体である角柱部35がプレス加工によって設けられているが、このようなプレス加工を転造加工の前に行うと、転造加工を良好に行うためには、角柱部35を逃げる形状に転造金型を製作する必要があるから、金型の構造等が複雑になるという問題がある。しかし、本実施形態では、転造加工の後にプレス加工を行っているので、転造金型60をプレス加工部35′が成形されるように設けるだけでよく、その構造を簡単にできる。また、角柱部35を設けても、この後に転造加工をするわけではないので、焼鈍処理を行う必要もない。
【0030】
3)基材1の径寸法D1よりも大きい径寸法に成形される規制部22および各軸受部23〜25の近傍には、基材1の径寸法D1よりも小さい径寸法の各溝31〜34が成形されるため、規制部22および各軸受部23〜25を成形するのに必要な材料分を各溝31〜34の成形時に絞られる材料で確実に補うことができ、それら規制部22および各軸受部23〜25を良好な形状に成形できる。
【0031】
4)また、径寸法の小さい係合溝34は軸方向に長く成形されているが、その中央側が太くなっているため、長く成形した際のやせすぎを防止でき、強度を確実に確保できる。
【0032】
5)巻真20は転造加工のみで製造されるため、切削加工によって製造される場合に比しても、加工時間を短縮できるうえ、切削加工による材料の無駄をなくすことができる。
【0033】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0034】
前記実施形態では、基材1(巻真20)の材質として低炭素鋼を用いていたが、材質としては任意であり、例えば、オーステナイト系のステンレスを用いるなどしてもよく、このような場合には、自身の加工硬化によって浸炭処理を不要にできるうえ、メッキ等の錆止め処理を不要にできる。
【0035】
また、本発明の巻真の形状等も任意であり、例えば、角柱部等は必要に応じて設けられればよく、また、その形状も実施にあたって適宜に決められてよい。
【0036】
さらに、時計の構造も任意に決められてよく、例えば、前記実施形態では、巻真20の係合溝34に板バネ18が係合されていたが、係合溝34におしどりが係合した構造としてもよい。
【0037】
そして、本発明に係る時計としては、前記実施形態のようなクォーツ式(電子制御式)に限定されず、ゼンマイを備えた機械式時計や、ゼンマイおよび発電機等を備えた電子制御式機械時計なども含まれる。
【0038】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、基材からの転造加工が容易なので、基材から直に転造加工を行うことにより、余計な工程を省いてコストを一層削減できるという効果がある。
【0039】
また、本発明によれば、製造過程において従来発生していた切削くずやプレス加工後に不要となる基材を飛躍的に減少させることができ、廃棄物削減に多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る時計の要部を示す外観図でる。
【図2】前記実施形態の要部を示す平面図である。
【図3】前記実施形態の要部を示す断面図である。
【図4】前記実施形態に係る巻真を示す全体図である。
【図5】前記巻真を製造方法を説明するための説明図である。
【図6】前記巻真を製造するための金型を示す正面図である。
【図7】前記金型を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材
10 時計
20 巻真
21 雄ネジ部
22 大径部としての規制部
23,24,25 他の大径部である軸受部
31,32,33 小径部としての溝
34 他の小径部である係合溝
35 非回転体部としての角柱部
D1 基材の径寸法
D2 ネジ部の有効径
Claims (3)
- 最も長く形成される雄ネジ部と、地板と係合することによって回転時に軸受として作用する第1〜第3軸受部と、これら第1〜第3軸受部のぞれぞれの間に設けられた一対の溝とを備えている時計用巻真の製造方法であって、前記雄ネジ部の有効径とほぼ同じ径寸法を有する基材を転造加工して、当該雄ネジ部、この雄ネジ部よりも径寸法の大きい前記第1〜第3軸受部、および前記雄ネジ部よりも径寸法の小さい前記溝を形成することを特徴とする時計用巻真の製造方法。
- 請求項1に記載の時計用巻真の製造方法であって、前記転造加工の後に、前記基材の軸線まわりに非回転体部を成形することを特徴とする時計用巻真の製造方法。
- 請求項1あるいは請求項2に記載の製造方法で製造された巻真を用いたことを特徴とする時計。
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