JP3740822B2 - エンジンの可変バルブタイミング装置 - Google Patents

エンジンの可変バルブタイミング装置 Download PDF

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    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイミングプーリ(カムプーリ)とカム軸との回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構と、このバルブタイミング可変機構に対する作動油圧をコントロールするオイルコントロールバルブとを備えたようなエンジンの可変バルブタイミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のエンジンの可変バルブタイミング装置としては、例えば特開平9−250310号公報に記載の装置がある。
すなわち、カムプーリ(ドリブンギヤ)とカム軸との回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構と、このバルブタイミング可変機構への作動油圧をコントロールするオイルコントロールバルブとを備え、オイルコントロールバルブとカム軸受(ベアリングキャップ)との間に複数の油圧経路を形成して、オイル供給路とオイルリターン路とを構成したエンジンの可変バルブタイミング装置がある。
【0003】
ここで、上述のカムプーリ(ドリブンギヤ)は吸気側カムシャフトの後端に設けられ、排気側カムシャフトの後端に嵌合されたドライブギヤにて駆動されると共に、この排気側カムシャフトはその前端に嵌合されたプーリと、タイミングベルトとを介してクランクプーリに連動連結されている。
【0004】
このようにバルブタイミング可変機構側のカムプーリ(ドリブンギヤ)をギヤ駆動する場合、またはチェーン駆動する場合には特に問題が生じないが、カムプーリをタイミングプーリにて構成し、このタイミングプーリをタイミングベルトで駆動すべく構成する場合には、このタイミングベルト上には前述のオイルコントロールバルブからの排油を落下させることができないので、可変バルブタイミング装置のカム軸方向のコンパクト化および装置全高のコンパクト化と、タイミングベルト室へのオイル侵入防止との両立を図ることが困難で、可変バルブタイミング装置なかんずくオイルコントロールバルブの排油路周辺構造が大型化する問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、バルブタイミング可変機構側のカムプーリをタイミングプーリで構成したものにおいて、カバー部材上面にオイルコントロールバルブをその内蔵するスプールの軸方向がカム軸と直交するように設置し、オイルコントロールバルブのバルブケースにおけるスプールの軸方向に離間形成された複数の排油開口からの排油をシリンダヘッド内に還流させる排油路をカバー部材に形成することで、バルブケースに離間形成された複数の排油開口を排油路と対向させ、カム軸方向のコンパクト化(エンジン全長の短縮)および装置全高のコンパクト化を図りつつ、タイミングベルト室へのオイル侵入防止を維持することができ、また、
限られたスペース内においてオイルコントロールバルブからの排油性を高め、バルブタイミング可変機構の応答性向上を図ることができ、しかも、タイミングベルト室とシリンダヘッド内とを仕切るシール壁により、取付け剛性および支持剛性の向上を図ることができるエンジンの可変バルブタイミング装置の提供を目的とする。
【0006】
この発明の一実施態様は、上述のバルブケースの排油開口をスプールの軸方向に長い形状と成すことで、排油性のさらなる向上を図りつつ、オイルコントロールバルブの排油周辺構造のコンパクト化を達成することができるエンジンの可変バルブタイミング装置の提供を目的とする。
【0007】
この発明の一実施態様は、スプールからカム軸受部への油圧経路を形成する継手部を設け、この継手部をカム軸受部上面に配置すると共に、この継手部を隔てたタイミングプーリ側にスプールを、また反タイミングプーリ側にカム角センサをそれぞれ配置することで、カム角センサによる良好な検出精度を確保しつつ、継手部、スプール、カム角センサのコンパクトなレイアウト達成を図ることができるエンジンの可変バルブタイミング装置の提供を目的とする。
【0008】
この発明の一実施態様は、上述のエンジンを車軸方向にカム軸が指向する横置きエンジンに設定することで、カム軸方向のコンパクト化によりエンジン全長の短縮を図ることができて横置きエンジンに最適であり、エンジン本体からの装置突出量が可及的短くなり、車体に対してエンジンを下方から上方へ上昇させて組付ける際の車体側とエンジン側との干渉防止を図ることができるエンジンの可変バルブタイミング装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明によるエンジンの可変バルブタイミング装置は、タイミングプーリとカム軸との回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構と、上記バルブタイミング可変機構に対する作動油圧をコントロールするオイルコントロールバルブとを備え、上記バルブタイミング可変機構とオイルコントロールバルブとの間の油圧経路がタイミングプーリと隣接するカム軸受部を経由して形成されたエンジンの可変バルブタイミング装置であって、上記オイルコントロールバルブには軸方向の移動により上記油圧経路の油圧を制御するスプールが内蔵され、オイルコントロールバルブのバルブケースにはスプールの軸方向に複数の排油開口が離間形成され、上記オイルコントロールバルブを、その内蔵するスプールの軸方向がカム軸と直交するように、タイミングベルトをカバーするカバー部材上面に設置し、カバー部材には上記複数の排油開口からの排油をシリンダヘッド内に還流させる排油路が形成され、上記カバー部材には、タイミングベルト室とシリンダヘッド内とを仕切るシール壁が形成され、上記排油路は上記排油開口からの排油範囲において上記シール壁に向けて、タイミングプーリ側からカム軸受部側へ低くなるように傾斜成形され、上記カバー部材における排油範囲の枠状のシール堤壁と交差するように上記シール壁が形成されたものである。
【0010】
この発明の一実施態様においては、上記バルブケースの排油開口をスプールの軸方向に長い形状と成したものである。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記スプールからカム軸受部への油圧経路を形成する継手部を設け、上記継手部をカム軸受部上面に配置すると共に、この継手部を隔てたタイミングプーリ側に上記スプールを、また反タイミングプーリ側にカム角センサをそれぞれ配置したものである。
【0012】
この発明の一実施態様においては、上記エンジンは車軸方向に、上記カム軸が指向する横置きエンジンに設定されたものである。
【0013】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、バルブタイミング可変機構側のカムプーリをタイミングプーリで構成したものにおいて、カバー部材上面にオイルコントロールバルブをその内蔵するスプールの軸方向がカム軸と直交するように設置し、オイルコントロールバルブのバルブケースにおけるスプールの軸方向に離間形成された複数の排油開口からの排油をシリンダヘッド内に還流させる排油路をカバー部材に形成したので、バルブケースに離間形成された複数の排油開口からの排油が排油路に流下する。このため、カム軸方向のコンパクト化(つまりエンジン全長の短縮)および装置全高のコンパクト化と、タイミングベルト室へのオイル侵入防止の維持との両立を図ることができる効果がある。
【0014】
また、上述の排油路をシール壁に向けてタイミングプーリ側からカム軸受部側へ低くなるように傾斜形成したので、この傾斜構造により限られたスペース内においてオイルコントロールバルブからの排油性を高めることができ、この結果、バルブタイミング可変機構の応答性向上を図ることができる効果がある。
【0015】
さらに、上述のシール壁をカバー部材における排油範囲の枠状のシール堤壁と交差するように形成したので、このシール壁の交差構造により取付剛性および支持剛性の向上を図ることができる効果がある。
【0016】
この発明の一実施態様によれば、上述のバルブケースの排油開口をスプールの軸方向に長い形状と成したので、これら排油開口からの排油性をさらに向上しつつ、オイルコントロールバルブの排油周辺構造のコンパクト化を達成することができる効果がある。
【0017】
この発明の一実施態様によれば、スプールからカム軸受部への油圧経路を形成する継手部を設け、この継手部をカム軸受部上面に配置し、継手部を隔てたタイミングプーリ側にスプールを、また反タイミングプーリ側にカム角センサをそれぞれ配置したので、このカム角センサをカム軸受部近傍のセンシングプレートに対して対向配置することができ、カム軸のねじれに影響されることなくカム角センサによる良好な検出精度を確保しつつ、継手部、スプール、カム角センサのコンパクトなレイアウトを達成することができる効果がある。
【0018】
この発明の一実施態様によれば、上述のエンジンを車軸方向にカム軸が指向する横置きエンジンに設定したので、カム軸方向のコンパクト化によりエンジン全長の短縮を図ることができ、横置きエンジンに最適であって、エンジン本体からの突出量が可及的短くなり、車体に対してエンジンを下方から上方へ上昇させて、組付ける時、車体側とエンジン側との干渉防止を図ることができる効果がある。
【0019】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は本発明の可変バルブタイミング装置を備えたエンジンを示し、図1において、シリンダブロック1にシリンダヘッド2を取付ける一方、クランク軸3に嵌合したクランクプーリ4と、タイミングプーリにて構成された吸気側(吸気弁を動作させる側)のカムプーリ5と、タイミングプーリにて構成された排気側(排気弁を動作させる側)のカムプーリ6との間にタイミングベルト7を張架して、クランクプーリ4の回転力をタイミングベルト7を介してカムプーリ5,6に伝達して、吸気側および排気側のカムシャフトを駆動すべく構成している。
【0020】
また上述のタイミングベルト7の張り側は固定アイドラ8によりベルト張力が付加され、タイミングベルト7の弛み側はテンショナ9によりベルト張力が付加されている。このテンショナ9はテンショナスプリング10により支点11を中心として図1の時計方向へバネ付勢されたものである。
【0021】
この実施例ではバルブタイミング可変機構15(図4〜図8参照)は吸気弁を動作させる側に取付けられているので、以下、その構成について詳述する。
図2、図3、図4、図5に示す如く、上述のシリンダヘッド2の上部に設けられたシリンダヘッドカバー12の内部にはカム軸受部としてのカムキャップ13で軸支されたカムシャフト14を設け、この吸気側のカムシャフト14の一端側には図4、図5に示す如くバルブタイミング可変機構15を設けている。
【0022】
このバルブタイミング可変機構15は、カムシャフト14内を流通する油圧の作動力により、カムシャフト14の一端部外周に設けられたカムプーリ5(タイミングプーリ)とカムシャフト14との回転位相を変化させてバルブ(吸気弁)の作動タイミングを進角側または遅角側に調整するものである。
【0023】
上述のバルブタイミング可変機構15は図4〜図8に示すように座金部材16およびボルト17を用いてカムシャフト14に取付けられ、かつ、このカムシャフト14と一体回転するロータ18と、蓋部材19と共に複数のボルト20によって上述のカムプーリ5に取付けられて、このカムプーリ5と一体回転するハウジング21とを備え、図4、図7(但し、図7は図4のA−A線に沿う要部の矢視断面図)に示す如くロータ18内の遅角側油路22を介して、ロータ18とハウジング21との間の油室23内に図示矢印の如く作動油圧が供給された時には、ロータ18を遅角方向(吸排気のバルブタイミングのオーバラップを小さくする矢印c方向)に相対回転させて、カムプーリ5とカムシャフト14との回転位相を変化させる。すなわち図19に示す排気側(EX側)のバルブリフトカーブaに対して吸気側(IN側)のバルブリフトカーブbを遅角方向Cに変位させて、オーバラップ量eを小さくする。
【0024】
また図5、図8(但し、図8は図5のB−B線に沿う要部の矢視断面図)に示す如くロータ18内の進角側油路24を介して、ロータ18とハウジング21との間の油室23内に図示矢印の如く作動油圧が供給された時には、ロータ18を進角方向(吸排気のバルブタイミングのオーバラップを大きくする矢印d方向)に相対回転させて、カムプーリ5とカムシャフト14との回転位相を変化させる。すなわち図19に示す排気側のバルブリフトカーブaに対して吸気側のバルブリフトカーブbを進角方向dに変位させて、オーバラップ量eを大きくする。なお図4〜図8において25はロータ18とハウジング21との摺動部をシールするチップシールである。
【0025】
ところで、上述の油圧はシリンダブロック1内のオイルギャラリ(図示せず)から図2に示すオイルジョイント26、オイルパイプ27、オイルジョイント28、図4に示すユニオンボルト29内の通路、オイルフィルタ30を介してバルブケース31に収納された電磁駆動タイプのオイルコントロールバルブ32に至り、このオイルコントロールバルブ32で油圧制御(流量方向制御および流量制御)された後に、油圧経路継手部としての中間部材33(いわゆるアダプタ)およびカムキャップ13を介してカムシャフト14に供給され、このカムシャフト14に形成された油路34,35を介してバルブタイミング可変機構15に供給される。
【0026】
この実施例では上述のオイルコントロールバルブ32を収納したバルブケース31はタイミングベルト7をカバーするベルトカバー部38が一体形成されたカバー部材としてのシリンダヘッドカバー12の上面においてバルブタイミング可変機構15の配設側と同側に配置されるので、このシリンダヘッドカバー12のカムキャップ13と対向するヘッドカバー上壁には図3、図4に示すように開口部36が形成されている。
【0027】
また上述のシリンダヘッドカバー12には開口部36につづいて傾斜状の排油路37とカムプーリ5の上方側に延びるベルトカバー部38が一体形成され、これら開口部36および排油路37を囲繞するようにシリンダヘッドカバー12のトップデッキ面には取付け座面を兼ねる枠状のシール堤壁39が形成されている。
このシール堤壁39に4本のセットボルト40…を用いて固定される上述のバルブケース31は図9、図10に示す如く構成している。
【0028】
すなわち、バルブケース31の中央部分にはオイルコントロールバルブ32のスプール41外周部のスプールケーシング42(図11参照)を収納する配設孔43がカム軸間方向(つまりカム軸方向と直交する方向)に形成され、この配設孔43と直交するようにインレット孔44が形成されている。
このインレット孔44には図4、図5に示すようにユニオンボルト29およびオイルフィルタ30が内設されるものである。また上述のバルブケース31の配設孔43を隔てた反インレット孔側には上下方向に延びる嵌挿部45が下面側に開口すべく形成され、この嵌挿部45と配設孔43とがカム軸方向に並設されている。
【0029】
そして上述の嵌挿部45と配設孔43とを連通する遅角側の油路46と進角側の油路47が形成されると共に、配設孔43の下部にはオイルコントロールバルブ32の排油開口として2つのドレン通路48,49がスプール41の軸方向に離間形成され、これらの各ドレン通路48,49はスプール41の軸方向に長い形状すなわち長孔状に形成されると共に、これらの各ドレン通路48,49は前述の排油路37と対向する。また上述のバルブケース31の底面にはベルトカバー部38が一体形成されてなるシリンダヘッドカバー12のシール堤壁39と対応するように取付座50(図10参照)が形成されており、オイルコントロールバルブ32を収納したこのバルブケース31で上述の開口部36をシリンダヘッドカバー12の上面側から覆っている。しかも、上述のバルブケース31を、その内蔵するスプール41の軸方向がカムシャフト14と直交するようにシリンダヘッドカバー12に外付け固定したものである。
なお、図9、図10において51は前述のセットボルト40を挿通させるための貫通孔である。
【0030】
上述のオイルコントロールバルブ32は図11に示す如く構成している。
すなわち、このオイルコントロールバルブ32はコイル52およびプランジャ53を有する電磁ソレノイド54と、前述のスプール41およびスプールケーシング42とを備え、このスプールケーシング42には図9のインレット孔44と対向するように作動油供給ポート55(いわゆるPポート)が形成され、また図9の2つのドレン通路48,49(排油開口)と対向するようにドレンポート56,57(いわゆるTポート)が形成され、さらに図9の各油路46,47と対向するようにアクチュエータポート58,59が形成されている。
【0031】
また上述のスプール41における反ソレノイド側にはスプリング60を設け、エンジンコントロールユニットのCPU(図示せず)からエンジン回転数およびエンジン負荷に対応したデューティ信号が電磁ソレノイド54に印加され、この電磁ソレノイド54によりプランジャ53を介して軸方向にデューティ移動操作されるスプール41の各ランド部にてアクチュエータポート58,59の開口面積を制御して、作動油圧を進角側(オーバラップを大きくする側)または遅角側(オーバラップを小さくする側)に制御すべく構成している。
【0032】
この実施例では、アイドル運転のようなエンジンの極低負荷領域における吸排気のバルブタイミングのオーバラップは小さく設定(最遅角に設定)され、それよりも高負荷側にあっては該極低負荷領域に対してオーバラップが大となるように設定されている。
【0033】
但し、エンジンの軽、中負荷領域のオーバラップは大に設定され、エンジンの高負荷領域にあってはエンジン回転数に応じて吸気弁の閉じタイミングが設定されるので、高負荷低回転時にはオーバラップは中負荷領域のそれと比較して小さく、かつ高負荷中速回転時および高負荷高速回転時のそれと比較して大きく設定され、高負荷中速回転時のオーバラップは中位に設定され、高負荷高速回転時のオーバラップは小さく設定されている。
【0034】
ところで、前述のカムキャップ13の上面には図12にも示す如く2本のセットボルト61,61を用いて油圧経路の継手部としての逆T字状の中間部材33が配置されている。
この中間部材33はその一部が図4、図5に示す如くシリンダヘッドカバー12の開口部36を貫通して上方に突出し、この開口部36より上方に突出した突出部がバルブケース31の嵌挿部45に嵌挿されて、該バルブケース31の位置決めを兼ねるように構成している。
【0035】
この中間部材33は図12、図13、図14、図15に示すようにバルブケース31の一方の油路47(図5、図9参照)に連通する横向きの油路62と、この油路62に連通して上下方向に延びる油路63と、バルブケース31の他方の油路46(図4、図9参照)に連通する横向きの油路64と、この油路64に連通して斜め下方に延びる油路65とを備えている。
【0036】
また上述の横向きの油路62,64が形成された部位の下域部外周にはOリング配設部66,67が形成され、これらの各Oリング配設部66,67に図4、図5に示す如くOリング(シール部材)が配設されている。なお、図14、図15において68は前述のセットボルト61(図12参照)を挿通させるための貫通孔である。
【0037】
一方、前述のカムシャフト14をカムプーリ5の隣接部位にて軸支するカムキャップ13には、図4、図5、図16に示すように中間部材33内の一方の油路63とカムシャフト14内の一方の油路35とを連通させるために上下方向に延びる油路69と、円周状の輪溝70とが形成され、また中間部材33内の他方の油路65とカムシャフト14内の他方の油路34とを連通させるために斜め上下方向に延びる油路71と、円周状の輪溝72とが形成されている。
【0038】
つまり、バルブタイミング可変機構15とオイルコントロールバルブ32との間の油圧経路の一部(油路69,71、輪溝70,72参照)がカムプーリ5と隣接するカムキャップ13を経由して形成されたものである。
【0039】
しかも、図6に拡大図で示す如くオイルコントロールバルブ32およびバルブケース31は、その内蔵するスプール41の軸方向がカムシャフト14と直交するように前述のシール堤壁39に設置され、バルブケース31に設けられた2つのドレン通路48,49からの排油を排油路37を介してシリンダヘッド2内に還流すべく構成している。
【0040】
この排油路37は、図6に示すように2つのドレン通路48,49からの排油範囲(枠状のシール堤壁39で囲繞した内方側)において、タイミングベルト室73とシリンダヘッドカバー12内部とを仕切るシリンダヘッドカバー12の垂下したシール壁74と、このシール壁74に向けてカムプーリ5側からカムキャップ13側へ低くなるように傾斜したシリンダヘッドカバー12のトップデッキ面と、このトップデッキ面およびシール壁74が接続するシール堤壁39とにより形成している。すなわち、この排油路37はカムプーリ5と対応する側が高く、カムキャップ13と対応する側が低くなるようにトップデッキ面がスラント形成されたもので、この実施例では40度近い傾斜勾配をもつように構成している。
また上述のシリンダヘッドカバー12に一体形成されたシール壁74(いわゆる縦壁)は図3に示すように、平面視においてシリンダヘッドカバー12における排油範囲の枠状のシール堤壁39と直交状に交差するように形成され、枠状のシール堤壁39の外方側では、このシール堤壁39の上面近傍(トップデッキ面の基準位置)から垂下したシール壁74がシール堤壁39に接続されている。なお、シール壁74の下部にはゴムガスケット等のシール部材75が設けられている。
【0041】
さらに前述の継手部としての中間部材33を図6に示すようにカムキャップ13の上面に配置し、この中間部材33を隔てたカムプーリ5側(図示左側)には上述のスプール41を、また反カムプーリ側(図示右側)にはカムアングルセンサ76をそれぞれ配置している。
【0042】
このカムアングルセンサ76はシリンダヘッドカバー12にスラント配置され、カムシャフト14のカムキャップ近傍部位に圧入固定されたセンシングプレート77に対向させている。
【0043】
なお、図4、図5に示すように前述のボルト17内にはバルブタイミング可変機構15から漏れたオイルをシリンダヘッド2内へ還流させるリターンオイル孔78が形成されており、このリターンオイル孔78からの還流油はカムシャフト14内およびシリンダヘッド2のリターン孔79を介してシリンダヘッド2内へ還流する。さらに、タイミングプーリにて構成されたカムプーリ5と、カムキャップ13およびシリンダヘッド2との間にはオイルシール80が介設されている。
而して上記構成のエンジンの可変バルブタイミング装置により吸排気弁の作動タイミングを進角側に調整する場合には、オイルコントロールバルブ32によりそのスプール41を操作して、図5に矢印で示す如く、油圧を各要素47,62,63,69,70,35をこの順に介してバルブタイミング可変機構15に供給した後に、リターンオイルを各要素34,72,71,65,64,46,48,37および開口部36と中間部材33との間のクリアランスをこの順に介してシリンダヘッドカバー12内に還流し、吸排気弁の作動タイミングを遅角側に調整する場合にはオイルコントロールバルブ32によりそのスプール41を操作して、図4に矢印で示す如く、油圧を各要素46,64,65,71,72,34をこの順に介してバルブタイミング可変機構15に供給した後に、リターンオイルを各要素35,70,69,63,62,47,49,37および上記クリアランスをこの順に介してシリンダヘッドカバー12内に還流すべく構成している。
さらに、上述の可変バルブタイミング装置を備えたエンジン81は図17、図18に示すように、その車軸方向(図17に示すドライブシャフト82の軸方向参照)に前述のカムシャフト14が指向する横置きエンジンに設定されている。なお、図17、図18において83はボディ、84はエンジンメンバ、85はサスクロスメンバ、86,87,88はエンジンマウント、89はトランスミッション、90はエンジン側マウントブラケットである。
このように構成したエンジンの可変バルブタイミング装置の作用を、以下に説明する。
シリンダブロック1内のオイルギャラリからの油圧は図2に示すオイルジョイント26、オイルパイプ27およびバルブケース31側のオイルジョイント28を介してユニオンボルト29内のオイル通路に至り、このオイル通路からオイルフィルタ30を介してオイルコントロールバルブ32に供給される。
【0044】
そこで、オイルコントロールバルブ32のスプール41の軸方向の移動により油圧を図5に矢印で示す油圧経路を介してバルブタイミング可変機構15に供給し、図8に示すロータ18を同図の矢印d方向へ回動させて、カムシャフト14と、カムプーリ5との回転位相を変化させると、吸気弁の作動タイミングを進角側(図19の矢印d方向)に調整して、吸排気のバルブタイミングのオーバラップを大きくすることができる。
【0045】
また、オイルコントロールバルブ32のスプール41の軸方向の移動により油圧を図4に矢印で示す油圧経路を介してバルブタイミング可変機構15に供給し、図7に示すロータ18を同図の矢印c方向へ回動させて、カムシャフト14と、カムプーリ5との回転位相を変化させると、吸気弁の作動タイミングを遅角側(図19の矢印c方向)に調整して、吸排気のバルブタイミングのオーバラップを小さくすることができる。
【0046】
ところで、上記構成のエンジンの可変バルブタイミング装置によれば、バルブタイミング可変機構15側のカムプーリ5をタイミングプーリで構成したものにおいて、カバー部材(ベルトカバー部38が一体形成されたシリンダヘッドカバー12参照)上面にオイルコントロールバルブ32をその内蔵するスプール41の軸方向がカムシャフト14と直交するように設置し、オイルコントロールバルブ32のバルブケース31におけるスプール41の軸方向に離間形成された複数の排油開口(ドレン通路48,49参照)からの排油をシリンダヘッド2内に還流させる排油路37をカバー部材(シリンダヘッドカバー12参照)に形成したので、バルブケース31に離間形成された複数の排油開口(ドレン通路48,49参照)を排油路37と対向させ、カム軸方向のコンパクト化(つまりエンジン全長の短縮)および装置全高のコンパクト化を図りつつ、タイミングベルト室73へのオイル侵入防止を維持することができる効果がある。
【0047】
また、カバー部材(シリンダヘッドカバー12参照)には、タイミングべルト室73と シリンダヘッド2内とを仕切るシール壁74が形成され、上記排油路37は上述の排油開口(ドレン通路48,49参照)からの排油範囲においてシール壁74に向けてタイミングプーリ側(カムプーリ5側)からカム軸受部側(カムキャップ13側)へ低くなるように傾斜形成したので、この傾斜構造により限られたスペース内においてオイルコントロールバルブ32からの排油性を高めることができ、この結果、バルブタイミング可変機構15の応答性向上を図ることができる効果がある。
【0048】
しかも、上述のシール壁74をカバー部材(シリンダヘッドカバー12参照)における排油範囲の枠状のシール堤壁39と交差するように形成したので、このシール壁74の交差構造により取付剛性および支持剛性の向上を図ることができる効果がある。
【0049】
さらに、上述のバルブケース31の排油開口(ドレン通路48,49参照)をスプール41の軸方向に長い形状と成したので、これら排油開口(ドレン通路48,49参照)からの排油性をさらに向上しつつ、オイルコントロールバルブ32の排油周辺構造のコンパクト化を達成することができる効果がある。
【0050】
また、スプール41からカム軸受部(カムキャップ13参照)への油圧経路を形成する継手部(中間部材33参照)を設け、この継手部(中間部材33参照)をカム軸受部(カムキャップ13参照)上面に配置し、継手部(中間部材33参照)を隔てたタイミングプーリ側(カムプーリ5側)にスプール41を、また反タイミングプーリ側にカムアングルセンサ76をそれぞれ配置したので、このカムアングルセンサ76をカム軸受部(カムキャップ13参照)近傍のセンシングプレート77に対して対向配置することができ、カムシャフト14のねじれに影響されることなくカムアングルセンサ76による良好な検出精度を確保しつつ、継手部(中間部材33参照)、スプール41、カムアングルセンサ76のコンパクトなレイアウトを達成することができる効果がある。
【0051】
因に、上述のセンシングプレート77およびカムアングルセンサ76はカムシャフト14の反カムプーリ側の端部に対応させて取付けることも可能であるが、この場合にはカムシャフト14のねじれの影響を受ける。このため、センシングプレート77およびカムアングルセンサ76を図4、図5、図6に示す位置に取付けて、カムシャフト14ねじれの影響を排除、カム角検出精度および気筒判別精度の向上を図ったものである。
【0052】
さらに、上述のエンジン81を図17、図18に示す如く車軸方向(ドライブシャフト82の軸方向参照)にカムシャフト14が指向する横置きエンジンに設定したので、カム軸方向のコンパクト化によりエンジン全長の短縮を図ることができ、横置きエンジンに最適であって、エンジン本体からの突出量が可及的短くなり、コンベアにて吊下げ支持されたボディ83(図17参照)に対してエンジン81を下方から上方へ上昇させて組付ける時、車体側(ボディ83側の左右のサイドフレーム)とエンジン81側との干渉防止を図ることができる効果がある。
【0053】
なお、上記実施例においてはシリンダヘッドカバー12にベルトカバー部38を一体形成したが、シリンダヘッドカバー12と別体のタイミングベルトカバーを用いてもよいことは勿論である。
【0054】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のタイミングプーリは、カムプーリ5に対応し、
以下同様に、
カム軸は、カムシャフト14に対応し、
カム軸受部は、カムキャップ13に対応し、
排油開口は、ドレン通路48,49に対応し、
カバー部材は、ベルトカバー部38が一体化されたシリンダヘッドカバー12に対応し、
継手部は、中間部材33に対応し、
カム角センサは、カムアングルセンサ76に対応するも、
この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0055】
例えば、上記実施例においてはバルブタイミング可変機構15を吸気側カムシャフト14の一端に設けたが、このバルブタイミング可変機構15を排気側カムシャフトの一端に設けてもよいことは云うまでもない。但し、バルブタイミング可変機構15を排気側カムシャフトの一端に設けた場合には図19の特性図から明らかなように吸排気のオーバラップを大きくする側が遅角側となり、吸排気のオーバラップを小さくする側が進角側となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の可変バルブタイミング装置を備えたエンジンの側面図。
【図2】 同エンジンの平面図。
【図3】 バルブケースおよびオイルコントロールバルブを省略した状態で示す図2の要部拡大平面図。
【図4】 遅角側への作動油供給を示す可変バルブタイミング装置の断面図。
【図5】 進角側への作動油供給を示す可変バルブタイミング装置の断面図。
【図6】 図4の要部拡大図。
【図7】 図4のA−A線に沿うバルブタイミング可変機構の断面図。
【図8】 図5のB−B線に沿うバルブタイミング可変機構の断面図。
【図9】 バルブケースの要部を断面して示す平面視図。
【図10】 バルブケースの底面図。
【図11】 オイルコントロールバルブの説明図。
【図12】 図2のC−C線に沿うカムキャップと中間部材との説明図。
【図13】 中間部材の側面図。
【図14】 図13のD−D線矢視断面図。
【図15】 図14のE−E線矢視断面図。
【図16】 カムキャップの拡大断面図。
【図17】 横置きエンジンとボディとの関係を示す側面図。
【図18】 図17の要部平面図。
【図19】 吸排気のバルブタイミングのオーバラップ大小と進角・遅角との関係を示す特性図。
【符号の説明】
5…カムプーリ(タイミングプーリ)
7…タイミングベルト
12…シリンダヘッドカバー(カバー部材)
13…カムキャップ(カム軸受部)
14…カムシャフト
15…バルブタイミング可変機構
31…バルブケース
32…オイルコントロールバルブ
33…中間部材(継手部)
37…排油路
39…シール堤壁
41…スプール
48,49…ドレン通路(排油開口)
73…タイミングベルト室
74…シール壁
76…カムアングルセンサ
81…エンジン

Claims (4)

  1. タイミングプーリとカム軸との回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構と、
    上記バルブタイミング可変機構に対する作動油圧をコントロールするオイルコントロールバルブとを備え、
    上記バルブタイミング可変機構とオイルコントロールバルブとの間の油圧経路がタイミングプーリと隣接するカム軸受部を経由して形成されたエンジンの可変バルブタイミング装置であって、
    上記オイルコントロールバルブには軸方向の移動により上記油圧経路の油圧を制御するスプールが内蔵され、
    オイルコントロールバルブのバルブケースにはスプールの軸方向に複数の排油開口が離間形成され、
    上記オイルコントロールバルブを、その内蔵するスプールの軸方向がカム軸と直交するように、タイミングベルトをカバーするカバー部材上面に設置し、
    カバー部材には上記複数の排油開口からの排油をシリンダヘッド内に還流させる排油路が形成され、
    上記カバー部材には、タイミングベルト室とシリンダヘッド内とを仕切るシール壁が形成され、
    上記排油路は上記排油開口からの排油範囲において上記シール壁に向けて、
    タイミングプーリ側からカム軸受部側へ低くなるように傾斜成形され、
    上記カバー部材における排油範囲の枠状のシール堤壁と交差するように上記シール壁が形成された
    エンジンの可変バルブタイミング装置。
  2. 上記バルブケースの排油開口をスプールの軸方向に長い形状と成した
    請求項1記載のエンジンの可変バルブタイミング装置。
  3. 上記スプールからカム軸受部への油圧経路を形成する継手部を設け、
    上記継手部をカム軸受部上面に配置すると共に、
    この継手部を隔てたタイミングプーリ側に上記スプールを、また反タイミングプーリ側にカム角センサをそれぞれ配置した
    請求項1記載のエンジンの可変バルブタイミング装置。
  4. 上記エンジンは車軸方向に上記カム軸が指向する横置きエンジンに設定された請求項1記載のエンジンの可変バルブタイミング装置。
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