JP3740480B2 - シート処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に接続されるシート処理装置のシート搬送制御および積載処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等の画像形成装置において、画像形成(印字)した複数枚のシートからなるシート束の端部を整合し、ステイプル(針打ち)等の後処理を施して排出するシート処理装置を備えているものがある。
【0003】
このようなシート処理装置として、ステイプルを行うためのスタックトレイ上にシートが搬送され、所定枚数が搬送されてシート束が形成されると、シート束にステイプルを行い、排紙ローラを駆動させることにより排紙トレイにステイプルされたシート束を排紙する構成をしていた。
【0004】
このような構成のシート処理装置においては、ステイプルされたシート束を排紙トレイ上に排紙するとき、シート束のステイプルされた部分が盛り上がっているため、シート束を何束も排紙すると、シート束ごとのステイプル部分が重なり合い、排紙トレイ上に積載されたシートの局部だけが盛り上がってしまう。この盛り上がりによって、まだ排紙トレイ上にシート束を積載できるにもかかわらず、シート束の積載上限である満載を検知してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、ステイプル部分が重ならないようにシート束を排紙することで、排紙トレイ上に積載されたシートの局部の盛り上がりを防止する発明がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−95420号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例においては、上部トレイ上に積載されたシート束にステイプルを施し、上部トレイをシート束の排紙方向と直交する方向へ所定距離移動させ、上部トレイからシート束を下部トレイへ落下させることで、下部トレイに積載されるシート束のステイプル位置をずらして積載するものであるので、シート束の排紙方向と直交する方向へはステイプル位置をずらしてシート束を排紙できるものの、シート束の排紙方向にステイプル位置をずらして排紙することはできなかった。
【0008】
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、ステイプルを施したシート束を排紙する場合に、シート束の排紙方向にステイプル位置をずらして排紙トレイに積載することで、排紙トレイ上における早期の満載検知を防止するシート処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段により搬送されたシートの複数枚からなるシート束を積載する第1の積載手段と、前記第1の積載手段上に積載されているシート束のシート搬送方向に対して直交する方向の両側縁部を整合する横整合手段と、前記横整合手段によって整合されたシート束に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、前記綴じ処理手段により綴じ処理を施されたシート束を搬送するシート束搬送手段と、前記シート束搬送手段により搬送されたシート束を積載する第2の積載手段と、前記第2の積載手段上に積載されるシート束の積載位置を前記シート搬送方向にずらして積載する積載位置制御手段と、を有するシート処理装置において、前記シート搬送手段及び前記シート束搬送手段は、同一の駆動源により駆動され、前記シート束搬送手段は、離間とニップの切り換えが可能な上ローラ及び下ローラから構成されるローラ対であり、前記上ローラ及び前記下ローラは、最初の1枚目のシートを前記第1の積載手段に積載する場合はニップし、2枚目以降のシートを前記第1の積載手段に積載する場合は離間することを特徴とするシート処理装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の各実施の形態では、レーザビームプリンタに代表されるプリンタ装置に装着されるシート処理装置の例について説明する。
【0011】
図1に、本実施形態におけるシート処理装置の搬送路断面の概略図を示す。図1(a)において、図示しない画像形成装置から搬送されてきたシートは、入り口センサ1で検知され、搬送ローラ2によって搬送される。その後、中間ローラ3によって第1のトレイ4に搬送される。
【0012】
第1のトレイ4上に複数枚のシートが搬送されることでシート束が形成される。このシート束は束排紙ローラ5によって第1のトレイ4から第2のトレイ7に排出される。なお、束排紙ローラ5は、束排紙上ローラ5U、及び束排紙下ローラ5Lからなるローラ対であり、離間とニップの切り換えが可能である。
【0013】
搬送ローラ2、中間ローラ3、束排紙ローラ5の回転は搬送モータM1によって駆動される。束排紙ローラ5のニップ位置、及び離間位置は、離間モータM3によって駆動されるカムによって位置決めする。このカムには位置センサフラグが接続されており、このフラグがフォトセンサである束排紙ローラHPセンサ11を遮光した位置が離間位置、透光した位置がニップ位置となっている。
【0014】
横整合部材6は、第1のトレイ4上に積載されたシート束に対し、横方向(シート搬送方向と直交する方向)の整合を行う。この横整合部材6は、横整合モータM4(ステッピングモータ)によって駆動される。横整合部材6の詳しい動作は後述する。
【0015】
縦整合部材8は、第1のトレイ4上から飛び出したシートを引き戻すためのパドルであり、第1のトレイ4上に積載されたシート束に対し、縦方向(シート搬送方向)の整合を行う。この縦整合部材8は、縦整合モータM2によって回転する。縦整合部材の機構は縦整合部材HPセンサ19を有しており、縦整合モータM2の回転制御に使用される。
【0016】
シート押さえ部材9は、第1のトレイ4上で整合されたシート束を押さえるものであり、プランジャータイプのソレノイドSLをオンにすると離間、オフにすると押下する機構となっている。
【0017】
シート束有無検知センサ18は、第1のトレイ4上において、シート束の排紙、及び積載が正しく行なわれたかを判断するために使用される。
【0018】
満載検知センサフラグ10は、束排紙上ローラ5Uの上に位置している。図1(b)に示すように、束排紙ローラ5がニップしている状態で、第2のトレイ7上のシートが満載高さになると満載検知センサ13を透光する。この満載検知センサフラグ10は、束排紙ローラ5が離間しているときは上部に退避されてしまうため、満載検知してはいけない状態になる。
【0019】
図2に、整合処理部の平面概略図を示す。横整合部材6は、シート束の左側を押さえる左横整合部材6Lと、シート右側を押さえる右横整合部材6Rから構成される。左横整合部材6L及び右横整合部材6Rは、退避位置A、待機位置B、整合位置C、横整合解除位置C’のいずれかに移動する。退避位置Aには退避位置を検出する横整合部材HPセンサ12が配置される。右横整合部材6Rは待機位置Bから内側へは移動しない機構になっており、シートサイズに合わせて左横整合部材6Lだけで整合動作を行う。
【0020】
ステイプラ15は、ステイプルモータM5を駆動することによって、第1のトレイ4上で整合されたシート束の角部に針打ちを行う。このステイプラ15は、初期位置を検知するステイプラHPセンサ16と、針無し予告検知を行う針有無検知センサ17を有している。
【0021】
図3に、整合処理部を排紙口方向から見た断面概略図を示す。満載検知センサフラグ10は、ステイプル位置のシート束の盛り上がりも正しく検知できるように、シート束の中央部だけでなく両端にも配置されている。従って、横整合部材6の動作範囲と満載検知センサフラグ10の動作範囲は干渉することになる。
【0022】
図3において、第2のトレイ7上に積載されている複数のシート束が、ステイプル針20によって片側のみ盛り上がっている。ステイプル位置が重なるようにシート束の積載を行った場合、このような状態になる。この場合、満載検知センサフラグ10によって早期に満載が検知される可能性がある。
【0023】
図4に、電気ブロック図を示す。CPU14は、本実施形態におけるシート処理装置の制御を行うものである。CPU14は、入り口センサ1、束排紙ローラHPセンサ11、横整合部材HPセンサ12、満載検知センサ13、シート束有無検知センサ18、縦整合部材HPセンサ19、ステイプラHPセンサ16、及び針有無センサ17と、センサ入力回路21を介して接続されている。
【0024】
また、CPU14は、スタンプソレノイドドライバ22を介して、ソレノイドSLに接続されている。
【0025】
また、CPU14は、搬送モータM1、縦整合モータM2、離間モータM3、横整合モータM4、及びステイプルモータM5と、それぞれ搬送モータドライバ23、縦整合モータドライバ24、離間モータドライバ25、横整合モータドライバ26、ステイプルモータドライバ27を介して接続されている。
【0026】
以下、前述したシート処理装置の各機構を使って、CPU14がどのような制御を行うかを示す。
【0027】
(1)初期化処理
図5は、装置の初期化処理を示すフローチャートである。電源が投入されると、CPU14は、図示しないプリンタコントローラとの間で通信を開始する(S501)。通信を開始すると、プリンタコントローラとCPU14は互いの装置情報を送受信する(S502)。
【0028】
次に、初期化可能状態をプリンタコントローラに通知し(S503)、プリンタコントローラからの初期化指令を待つ(S504)。シート処理装置を含んだプリンタシステムでの初期化動作は、画像形成装置内の残留シートの検知、排出も含んでいるので、シート処理装置単独で初期化動作を行うと、残留シートにダメージを与えかねない。そこで、プリンタコントローラは、図示しないプリンタエンジンコントローラとも通信を行い、システム全ての装置がすべて初期化可能となったとき、全ての装置に対して初期化指令を送信することになっている。
【0029】
プリンタコントローラから初期化指令を受信すると、ステイプラの初期化を行う(S505)。その後、機内残留シート検知処理(S506)、横整合部材6の初期化処理(S507)、縦整合部材8の初期化処理(S508)、束排紙ローラ5の初期化処理(S509)を行う。
【0030】
次に、第1のトレイ4上における残留シートの排紙処理を行う(S510)。ここで重要なのは、横整合部材6の初期化処理を束排紙ローラ5の初期化処理より先に行うことである。仮に、束排紙ローラ5がニップ状態にあり、横整合部材6が退避位置Aにあったとき、ユーザーが誤って横整合部材6を中央方向に押し込んでしまうと、満載検知センサフラグ10は、横整合部材6の下部に潜り込んだような位置関係になる。
【0031】
この状態でS509における束排紙ローラの初期化を先に行ってしまうと、満載検知センサフラグ10と横整合部材6が干渉してしまい、破損してしまうといった弊害を生じてしまう。従って、横整合部材6の初期化処理を束排紙ローラ5の初期化処理より先に行わなければならない。
【0032】
(2)シート搬送管理処理
画像形成装置から本発明のシート処理装置へシートを搬送し、シート処理装置にて処理を行うシート搬送管理処理について説明する。
【0033】
図6は搬送管理テーブル600を示した図である。画像形成装置からシートが搬送される前には、通信によって図示しないプリンタコントローラから、ページ情報607及びジョブ情報605がCPU14に送られる。CPU14は、受信したページ情報607及びジョブ情報605を図6に示すように、搬送管理テーブル600に記憶する。なお、搬送管理テーブルは、4ページ分の情報を登録できるリングバッファである。
【0034】
ページ情報607は、ページID601、ディスクリプタ602、サイズ情報603、及びシート積載情報604より構成される。ページID601は、ページ毎に付けられる固有の番号である。ディスクリプタ602は、ジョブ内でのシートの位置付けを示す情報であり、ジョブの先頭ページにはSOJ(Startof JOB)が、ジョブの最終ページにはEOJ(End of JOB)という情報が付加されている。サイズ情報603は、シートのサイズを示す情報である。
【0035】
シート積載情報604は、シート束にステイプルを施した後に、シートの積載時の整列性を優先することを指定するデータか、積載量を優先することを指定するデータが設定されるものとする。
【0036】
整列性を優先する場合は、シート束を第2のトレイ7に積載するときに、他のシート束と同じ位置に揃えて積載する。この場合、整列状態で第2のトレイ7上に積載されるものの、シート束のステイプル位置が重なることになり、早期に満載検知されることになる。
【0037】
積載量を優先する場合は、シート束を第2のトレイ7に排出して積載するときに、他のシート束とシート束の搬送方向にステイプル位置をずらして積載する。詳細は後述する。この場合、ステイプル位置の盛り上がりによる早期の満載検知を防止することはできるものの、整列状態で積載できない。
【0038】
ジョブ情報605は、ステイプルを行わない単純積載モードと、ステイプルを行うステイプルモードのいずれかを示す情報が設定される。
【0039】
搬送情報606は、00Bであれば搬送予告指令を受け取っていない状況を示しており、01Bであればシート搬送動作を行っていることを示し、10Bであれば搬送終了を示し、11Bであれば搬送中にエラーが発生したことを示す。
【0040】
図6において、ページIDが0x03に対応するシートがステイプル処理を行うシート束の最終紙であり、このシート搬送が終了し、ステイプルされた後第2のトレイ7上に排出して積載する際に、積載量優先で積載されることを示している。すなわち、第2のトレイ7上に積載されるシート束上のステイプル位置が、シート束毎にシート搬送方向にずれるよう積載される。
【0041】
プリンタコントローラから図6に示すジョブ情報605、ページ情報607を受け取ったCPU14は、これらの情報を記憶し、プリンタコントローラに対して必要紙間時間を送る。通常は0秒であるが、ステイプル処理などの場合は所定のステイプル動作時間を空けなければならない。この必要紙間時間を受け取ったプリンタコントローラは、そのページに対するプリント開始を指定された時間だけ遅らせることにより、シートの搬送間隔である紙間をあける。
【0042】
図7に、シート搬送管理処理を示すフローチャートについて説明する。まず、ジョブ情報605を受信したかどうかを判断し(S701)、ジョブ情報605を受信したならば記憶する(S702)。ここで記憶するジョブ情報605は、前述した装置の初期化処理、つまりステイプラ15、横整合部材6、縦整合部材8、束排紙ローラ5の初期化処理において、全ての故障を検知した場合、画像形成装置から搬入されるシートに対してステイプルを行うことができないので、全て単純積載モードとして記憶する。
【0043】
次に、ページ情報607を受信したかどうかを判断し(S703)、ページ情報607を受信したならば、搬送管理テーブルに追加登録する(S704)。搬送管理テーブル600には、図6に示すように、プリンタコントローラから受け取ったページ情報607のほかに、S701で記憶している1ビットのジョブ情報605と、2ビットの搬送情報606が付加される。
【0044】
次に、搬送予告指令を受信したかを判断し(S705)、受信しているならば、最も古く登録された搬送情報を検索し、その搬送情報に01Bをセットする(S706)。
【0045】
そして、当該ページ情報607のジョブ情報605を確認し(S707)、単純積載モードであれば単純積載搬送処理を行う(S708)。S707において、ジョブ情報605がステイプルモードであれば、ステイプル搬送処理を行う(S709)。これらの処理には、このページ情報607のアドレスが渡され、このページ情報607を元に搬送処理を行う。ステイプル搬送処理については、図8の説明のときに詳細に述べる。
【0046】
次に、搬送が終了したかどうかを判断する(S710)。すなわち、搬送管理テーブル600を検索し、搬送情報606が10Bであるものをピックアップする。10Bとなっている搬送情報606を見つけた場合、プリンタコントローラにページIDとともに搬送終了を通知する(S711)。
【0047】
S711における搬送終了の通知後、そのページ情報607のディスクリプタ602を確認し、EOJが付加されているかどうかを判断する(S712)。EOJが付加されていれば、プリンタコントローラにジョブ終了を通知する(S713)。そして、搬送管理テーブル600から終了したジョブに関するページ情報を削除する(S714)。その後S715へ進む。
【0048】
S710で、搬送が終了したと判断しなかった場合、もしくはS712でEOJではないと判断した場合においても、S715へ進む。
【0049】
次に、搬送中にエラーを発生しているかどうかを判断する(S715)。すなわち、搬送管理テーブル600を検索し、搬送情報606が11Bであるものをピックアップする。11Bの搬送情報は、エラー発生を示している。11Bとなっている搬送情報606を見つけた場合、搬送停止処理を行う(S716)。
【0050】
S716における搬送停止処理では、全ての搬送処理の停止削除、モータなど全ての駆動系の停止、エラー情報のプリンタコントローラへの通知、搬送情報の削除を行う。
【0051】
以上のS701からS716の処理は永久に継続される。
【0052】
(3)ステイプル搬送処理
図8に、ステイプル搬送処理を表すフローチャートを示す。まず、タイマーをスタートさせ(S801)、搬送モータM1の駆動を開始させる(S802)。次に、ページ情報607のディスクリプタ602を参照し、SOJであるかを判断する(S803)。SOJであればジョブの先頭ページであるので、以下のS804からの処理を行う。SOJでなければS810から処理を行う。
【0053】
S803において、SOJであると判断した場合、離間モータM3を駆動し、初期化処理でニップしていた束排紙ローラ5を離間させる(S804)。そして、離間動作が完了するまで待つ(S805)。
【0054】
次に、横整合モータM4を駆動し、横整合部材6を待機位置Bまで移動させ(S806)、横整合部材6の移動が完了するまで待つ(S807)。S804で束排紙ローラ5を一旦離間させたのは、離間させずに横整合部材6を待機位置Bまで移動すると、束排紙上ローラ5Uによって退避位置に移動する満載検知センサフラグ10が横整合部材6で押さえ込まれてしまい、シート搬送を妨げてしまうからである。
【0055】
次に、離間させた束排紙ローラ5を再びニップさせるために離間モータM3を駆動し(S808)、ニップ動作が完了するまで待つ(S809)。
【0056】
束排紙ローラ5のニップ動作が完了すると、入り口センサ1を確認し、シートがシート処理装置に搬送されてきたかを判断する(S810)。搬送されていなければ、タイマー値を確認し、所定時間経過しているかどうかを判断する(S811)。所定時間経過していれば遅延ジャムと判断して、ジャム処理を行う(S820)。所定時間経過していなければ、S810の処理に戻る。
【0057】
S810で入り口センサ1がシートを検知した場合、タイマー値を確認し、シートサイズごとに設定された所定時間が経過したかどうかを判断する(S812)。所定時間経過していれば滞留ジャムと判断して、ジャム処理を行う(S820)。
【0058】
S812において所定時間経過していなければ、入り口センサ1を確認し、シート後端を検知したかどうかを判断する(S813)。シート後端を検知していなければ、S812に戻る。
【0059】
S813でシート後端を検知した場合、タイマーカウンタをリセットし新たにタイマーをカウントさせる(S814)。この後、再びページ情報607のディスクリプタ602を参照し、SOJかどうかを判断する(S815)。SOJでなければ、束排紙ローラ5を離間するため、離間モータM3を駆動する(S816)。
【0060】
ステイプル搬送処理では、シートを次々と第1のトレイ4に積載し、整合動作を行うが、このとき束排紙ローラ5がニップしていると、搬送モータM1が駆動しているため、シートを第1のトレイ4から排出してしまう。これを防ぐため、束排紙ローラ5を離間する。
【0061】
束排紙ローラ5は、束排紙上ローラ5Uと束排紙下ローラ5Lとが互い違いに組まれており、束排紙ローラ5にシートを搬送させると、まっすぐに横整合部材6に搬送されることになる。このため、1枚目だけは束排紙ローラ5をニップしてシートを搬送する。
【0062】
2枚目以降は、1枚目のシートが束排紙ローラ5と横整合部材6の橋渡しシートなり、束排紙ローラ5が離間していても、スムーズに横整合部材6にシートを搬送することができ、第1のトレイ4にシートを積載することができる。
【0063】
S815においてSOJであると判断した場合、またはS816において束排紙ローラ5を離間した場合、シートを第1のトレイ4に積載するまでの所定時間を待ち合わせる(S817)。そして、整合動作を行うための整合処理の開始設定を行い(S818)、搬送管理テーブル600における該当ページの搬送情報606に10Bをセットし、ステイプル搬送処理を終了する。
【0064】
S820のジャム処理では、搬送管理テーブル600における該当ページの搬送情報606に11Bをセットし、ジャム種別を図示しないエラー情報エリアにセットして、搬送処理を終了する。
【0065】
(4)整合処理
図9に、整合処理を表すフローチャート示す。また、図10に、整合処理におけるタイミングチャートを示す。
【0066】
まず、タイマーをスタートさせ(S901)、シート押さえ部材9を離間させるためのソレノイドSLをオンにする(S902)(図10−T0)。この直後(図10−T1)に、第1のトレイ4へのシート搬送が終了した状態となる。
【0067】
次に、横整合モータM4を駆動し、横整合部材6を整合位置Cまで移動させる(S903)(図10−T2)。通常はシート押さえ部材9が完全に離間してからS903の処理を行うが、横整合部材6が整合位置Cに移動完了する時間よりも、シート押さえ部材9がシートから離間完了する時間の方が十分短いため、ソレノイドSLを横整合モータM4と同時に駆動しても問題ない。
【0068】
また、仮にシート押さえ部材9と整合されるシートが干渉したとすれば、S902の処理とS903の処理の間にディレイ時間を設けて調整しても良い。
【0069】
次に、タイマーを確認して所定時間の待ち合わせを行う(S904)。そして、縦整合部材8を回転すべく、縦整合モータM2を駆動する(S905)(図10−T3)。
【0070】
その後、横整合部材6が整合位置Cに達するための所定時間を待ち合わせ(S906)、横整合モータM4をホールドさせる(S907)(図10−T4)。横整合モータM4のホールドは、横整合モータM4がステッピングモータの場合、相励磁の切り替え処理を行わずに、通電状態とすることを表している。また、通電状態ではモータの温度上昇や消費電力を考慮し、チョッピング駆動により電圧・電流を低減させることも挙げられる。
【0071】
次に、更に所定時間待ち合わせた後(S908)、横整合モータM4を逆転させる(S909)(図10−T5)。これによって、横整合部材6は整合位置Cからわずかに開いたC’位置に移動することになる(図10−T6)。そして、所定時間待ち合わせ(S910)、横整合モータM4をホールドする(S911)(図10−T7)。
【0072】
この時点で、縦整合モータM2によって回転している縦整合部材8の先端が、第1のトレイ4上のシートに接触し、そのまま第1のトレイ4から飛び出したシートを引き戻す。
【0073】
すなわち、シート押さえ部材9をシートから離間させてから、横整合部材6による横方向の整合を行い、横方向の整合が終了した時点で、わずかに横整合部材6を開いて、縦整合部材8によって縦整合を行うシーケンスが成立する。縦整合部材8による縦整合時に横整合部材6を開く動作は、横整合部材6とシートの摩擦力によって、シートを引き戻せなくなるのを防止するためである。
【0074】
次に、縦整合部材8による作用が終了するまでの所定時間を待ち合わせ(S912)、整合完了したシートをシート押さえ部材9で押圧すべく、シート押さえ部材のソレノイドSLをオフにする(S913)(図10−T8)。シート押さえ部材9によって整合された束が押圧されているので、カールした次のシートが第1のトレイ4上に搬送されてきても、整合されたシート束の最上部のシートを押し出すことを防止できる。
【0075】
その後、ホールドしていた横整合モータM4を更に逆転させ(S914)(図10−T9)、横整合部材6を待機位置Bまで戻す(図10のT10)。
【0076】
これらの一連の処理は1つ1つの動作を完了してから次の動作を行えばよいが、プリンタが高速になり、シート間隔が十分に取れない場合、短い時間でこれら一連の処理を行わなければならない。従って、本発明では、S902とS903の処理、S905とS909の処理のように、動作時間を考慮して最短時間で整合処理を終わらせるようにした。
【0077】
その後、横整合部材6が待機位置Bに移動するまで待ち(S915)、全ての整合動作が終了するのを待つ(図10−T11)。
【0078】
全ての整合動作が終了すると、ページ情報607のディスクリプタ602を参照し、整合処理したページがEOJであるかを判断する(S916)。EOJでなければこの整合処理を完了する。EOJであれば、ステイプル処理を行うべく、ステイプル処理開始設定を行い(S917)、この整合動作を終了する。
【0079】
なお、説明を省いたが、(1)の初期化処理で検知したモータ故障はこの整合動作でも行っており、故障を検知した場合、全てのアクチュエータの駆動を停止してシート搬送処理を終了する。
【0080】
(5)ステイプル処理
図11に、ステイプル処理を示すフローチャートを示す。前述したステイプル搬送処理と整合処理を行った後、まずタイマーをスタートさせる(S1101)。そして、横整合モータM4を駆動し、横整合部材6を整合位置Cまで移動させる(S1102)。次に、横整合部材6の移動完了のための所定時間待ち合わせを行い(S1103)、横整合モータM4のホールドを行う(S1104)。
【0081】
その後、エラー情報を参照してステイプル枚数がオーバーとなっているかを判断する(S1105)。ステイプル枚数がオーバーであれば、ステイプルを行わないのでS1110処理に移る。ステイプル枚数がオーバーでなければ、シート束にステイプルすべくステイプルモータM5を駆動する(S1106)。
【0082】
次に、所定時間の待ち合わせを行い(S1107)、ステイプルが完了したかどうかを判断するため、ステイプラHPセンサ16によりステイプラ15がホームポジションにあるかどうかを検知する(S1108)。ステイプルが完了していなければ、所定時間をオーバーしているかを確認し(S1116)、オーバーしていなければ、S1108の処理に戻る。
【0083】
S1116において、所定時間をオーバーしていると判断した場合、ステイプルモータM5を停止し(S1117)、ステイプル時の針ジャムもしくは故障設定を行う異常処理を行う(S1118)。
【0084】
S1108でステイプルが完了したと判断した場合、ステイプルモータM5を停止させ(S1109)、ステイプル動作が正常に終了したとして離間モータM3を駆動する(S1110)。そして、束排紙ローラ5がニップ状態になるまで待ち(S1111)、搬送モータM1の駆動を開始することで、ステイプルしたシート束の排紙動作を開始させる(S1112)。
【0085】
次に、所定時間の待ち合わせを行い(S1113)、横整合モータM4を逆転させることで、横整合部材6を退避位置Aに退避させる(S1114)。この横整合部材6の退避動作によって、シート束が横整合部材6による支えを失い、第2のトレイ7上へ落下する。
【0086】
その後、所定時間の待ち合わせにより、束排紙完了、および横整合部材6の退避位置Aへの移動完了を待ち(S1115)、このフローを終了する。
【0087】
本実施形態において、第2のトレイ7上に積載するシート束に対し、整列性優先積載と、積載量優先積載を切り換えることができる。この点について、以下に詳細に説明する。
【0088】
(6)積載処理
図12に、積載量優先でシート束を積載した図を示す。図12(a)は、第2のトレイ4の上視図である。図12(b)は、図12(a)のx−x´における横断面図である。
【0089】
前述の図6のシート積載情報604には、整列性を優先することを指定するデータ、またはシート積載時の積載量を優先することを指定するデータが設定される。
【0090】
シート積載情報604に整列性優先が設定されている場合、シート束SHごとに積載位置を変えないで積載するよう排紙制御する。
【0091】
それに対し、シート積載情報604に積載量優先が設定されている場合は、ステイプルの施されたシート束SHのステイプル位置を、シートの搬送方向にずらして積載するよう排紙制御する。
【0092】
具体的には、シート束SHの排紙速度を、高速にする場合と低速にする場合とを交互に繰り返すことで、図12に示すようにシート束SHの積載位置をシート搬送方向にずらすことができる。
【0093】
すなわち、図11のS1112において、搬送モータM1による束排紙ローラ5の排紙速度を高速にすると、シート束SHが束排紙ローラ5によって搬送される距離が長くなるので、シート束SHは束排紙ローラ5から離れた位置に落下する。逆に、搬送モータM1による束排紙ローラ5の排紙速度を低速にすると、シート束SHが束排紙ローラ5によって搬送される距離が短くなるので、シート束SHは手前側に落下する。これを交互に繰り返すことで、図12に示すような積載状態を実現できる。
【0094】
また、横整合部材6の退避タイミングをずらすことによっても、シート束SHの積載位置をシート搬送方向にずらすことができる。すなわち、横整合部材6を退避位置Aに退避させるタイミングを早くすると、シート束SHが束排紙ローラ5によって搬送される距離が短くなるので、シート束SHは手前側に落下する。逆に、横整合部材6を退避位置Aに退避させるタイミングを遅くすると、シート束SHが束排紙ローラ5によって搬送される距離が長くなるので、シート束SHは束排紙ローラ5から離れた位置に落下する。これを交互に繰り返すことで、図12に示すような積載状態を実現できる。
【0095】
なお、シート束SHの排紙速度を変更させるとともに、横整合部材6の退避タイミングを交互にずらすことによっても、図12に示すような積載状態を実現できる。
【0096】
図13は、シート束を整合させているときの上視図である。図14は、整列性優先におけるシートの積載状態を表す図である。
【0097】
図13(a)は、排紙ローラ5Uの回転でシート束SHが排出方向に移動している様子を表している。また、図13(b)は、横整合部材6L,6RがシートSH幅以上の位置に移動し、シート束SHが第2のトレイ7上に落下している状態を表している。
【0098】
シート束SHの後端位置を示した位置Dと、束排紙ローラ5Uの位置Rについて、排出方向に対してD位置がR位置よりも手前にある時点で横整合部材6L,6Rがシート束SHの幅以上となるように駆動制御され、シート束SHが落下する。
【0099】
このシート束SHは、図14(a)に示すように、シート束SHの先端が積載されているシート束上に落下し、最終的に図14(b)の状態で積載される。このように、整列性優先が指定されている場合は、ステイプル針20によるステイプル位置が重なるように積載される。図13(a)及び(b)の動作を繰り返し行うことにより、整列性優先の積載が行われる。
【0100】
図15は、シート束を整合させているときの上視図である。図16は、積載性優先におけるシートの積載状態を表す図である。
【0101】
図15(a)は、排紙ローラ5Uの回転でシート束SHが排出方向に移動している様子を表している。また、図15(b)は、横整合部材6L,6RがシートSH幅以上の位置に移動し、シート束SHが第2のトレイ7上に落下している状態を表している。
【0102】
シート束SHの後端位置を示した位置Dと、束排紙ローラ5Uの位置Rについて、シート束SHの後端の位置Dが排紙ローラ5UのR位置より排出方向に移動している時点で、横整合部材6L,6RがシートSHの幅以上となるように駆動制御され、シート束SHが落下する。
【0103】
このシート束SHは、図16(a)に示すように、シート束SHの先端が積載されているシート上に落下し、最終的に図16(b)の状態で積載される。このように、積載性優先が指定されている場合は、ステイプル針20によるステイプル位置が重ならないように積載される。図13の(a)及び(b)の動作と、図15の(a)および(b)の動作を交互に行うことで、積載量優先の積載が行われる。
【0104】
なお、図17に示すように、ステイプルを行わずにシート束を排出した場合も同様に、シート束の積載位置をシート搬送方向にずらして積載することができる。また、図18に示すように、ステイプルを行わずに排出したシート束と1枚のシートを、互いにシート搬送方向にずらして積載することもできる。また、図19に示すように、ステイプルを施したシート束と1枚のシートを、互いに搬送方向にずらして積載することもできる。
【0105】
以上で説明したように、積載量優先とした場合、ステイプル処理によるシート端部の盛り上がりを防止でき、早期の満載検知を回避することが可能となる。
【0106】
また、ステイプル位置をずらして積載することが可能となることのみならず、シート束の落下位置を変更することで、各印刷ジョブにおける仕分け動作を実現することも可能となる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第2の積載手段上に積載される綴じ処理の施されたシート束の積載位置を前記シート搬送方向にずらす積載位置制御手段を有することで、第2の積載手段における早期の満載検知を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート処理装置の搬送路断面の概略図である。
【図2】整合処理部の平面概略図である。
【図3】整合処理部を排紙口方向から見た断面概略図である。
【図4】電気ブロック図である。
【図5】装置の初期化処理を示すフローチャートである。
【図6】搬送管理テーブルを示した図である。
【図7】シート搬送管理処理を示すフローチャートである。
【図8】ステイプル搬送処理を表すフローチャートである。
【図9】整合処理を表すフローチャートである。
【図10】整合処理におけるタイミングチャートである。
【図11】ステイプル処理を示すフローチャートである。
【図12】積載量優先でシート束を積載した図である。
【図13】シート束を整合させているときの上視図である。
【図14】整列性優先におけるシートの積載状態を表す図である。
【図15】シート束を整合させているときの上視図である。
【図16】積載性優先におけるシートの積載状態を表す図である。
【図17】ステイプルを行わずに排出したシート束の積載位置をシート搬送方向にずらして積載した図である。
【図18】ステイプルを行わずに排出したシート束と1枚のシートを、互いにシート搬送方向にずらして積載した図である。
【図19】ステイプルを施したシート束と1枚のシートを、互いに搬送方向にずらして積載した図である。
【符号の説明】
3 中間ローラ
4 第1のトレイ
5 束排紙ローラ
6 横整合部材
7 第2のトレイ
8 縦整合部材
9 シート押さえ部材
10 満載検知センサフラグ
14 CPU
15 ステイプラ
Claims (10)
- シートを搬送するシート搬送手段と、
前記シート搬送手段により搬送されたシートの複数枚からなるシート束を積載する第1の積載手段と、
前記第1の積載手段上に積載されているシート束のシート搬送方向に対して直交する方向の両側縁部を整合する横整合手段と、
前記横整合手段によって整合されたシート束に綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
前記綴じ処理手段により綴じ処理を施されたシート束を搬送するシート束搬送手段と、
前記シート束搬送手段により搬送されたシート束を積載する第2の積載手段と、
前記第2の積載手段上に積載されるシート束の積載位置を前記シート搬送方向にずらして積載する積載位置制御手段と、
を有するシート処理装置において、
前記シート搬送手段及び前記シート束搬送手段は、同一の駆動源により駆動され、
前記シート束搬送手段は、離間とニップの切り換えが可能な上ローラ及び下ローラから構成されるローラ対であり、
前記上ローラ及び前記下ローラは、最初の1枚目のシートを前記第1の積載手段に積載する場合はニップし、2枚目以降のシートを前記第1の積載手段に積載する場合は離間することを特徴とするシート処理装置。 - 前記第2の積載手段は、前記第1の積載手段よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記横整合手段は、前記シート搬送方向に対して直交する方向のシート束の片側縁部を整合する第1の整合部材と、前記第1の整合部材とは逆側の縁部を整合する第2の整合部材を有し、
前記第1の整合部材及び前記第2の整合部材は、シートの両側縁部に接する整合位置に移動することでシート束の整合を行い、シート束の幅方向の長さ以上離れた退避位置に移動することで整合されたシート束を前記第2の積載手段上に落下させることを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。 - 前記積載位置制御手段は、前記第1の整合部材及び前記第2の整合部材が前記退避位置に移動するタイミングを、シート束毎に切り換えることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記積載位置制御手段は、前記シート束搬送手段がシート束を搬送する速度を、シート束毎に切り換えることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記積載位置制御手段は、前記第2の積載手段上に積載されるシート束の綴じ位置が重ならないように、シート束の積載位置を前記シート搬送方向にずらすことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記第1の積載手段上に積載されているシート束に対し、前記シート搬送方向を整合する縦整合手段を有することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記第1の積載手段上に積載され、前記横整合手段及び前記縦整合手段により整合されたシート束を押さえるシート押さえ手段を有することを特徴とする請求項7記載のシート処理装置。
- 前記上ローラ及び下ローラは、互い違いに構成されていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記第2の積載手段における、シート束の満載状態を検知する満載検知手段を有することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
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