JP3739112B2 - コンテナターミナルにおけるゲート管理方法およびその装置 - Google Patents

コンテナターミナルにおけるゲート管理方法およびその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、イン側およびアウト側に振分けられた複数のゲートを備えたコンテナターミナルにおけるゲート管理方法およびその装置に係り、特にゲート作業の効率化を図ることができるコンテナターミナルにおけるゲート管理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテナターミナルにおいては、図10に示すように、複数のゲートレーン1の間に1レーンおきにアイランド2を設け、このアイランド2の先端位置に、ゲートブース3を設置してイン側およびアウト側のゲートを構成している。
【0003】
前記従来のコンテナターミナルにおけるゲート管理は、以下のようにして行なわれる。
まず、コクテナ搬入時のインゲート作業およびコンテナ搬出時のアウトゲート作業について説明する。
【0004】
車輌4のドライバ5は、空いている任意のゲートレーン1に車輌4を導き、ゲートブース3の近傍に停止させる。すると、下回りチェッカが車輌4に搭載されているコンテナの側面のダメージチェックを行なうとともに、天井チェッカがコンテナの天井面のダメージチェックを行なう。
【0005】
車輌4を停止させたドライバ5は、車輌4を下車し、図10に矢印A,Bで示すようにゲートブース3に赴き、搬入票あるいは搬出依頼票等の伝票を、ゲートブース3内のクラークに手渡す。クラークは、この伝票内容から得られるコンテナ情報等の確認情報を、入力手段からシステムコンピュータに入力する。すると、ゲートブース3内の出力手段に、コンテナ搬入に際するインゲートではEIRIN(Equipment Interchange Receipt:機器受渡証)、またコンテナ搬出に際するアウトゲートではEIR OUT等の指令書類が出力され、クラークはこの指令書類をドライバ5に手渡す。ドライバ5は、手渡された指令書類を持って車輌4まで戻り、車輌4を発進させる。
【0006】
次に、搬出コンテナのための札渡し時のインゲート作業について説明する。
車輌4のドライバ5は、空いている任意のゲートレーン1に車輌4を導き、ゲートブース3の近傍に停止させる。そして、搬出依頼票等の伝票を持って車輌4を下車し、ゲートブース3まで赴いてゲートブース3内のクラークに伝票を手渡す。クラークは、この伝票内容から得られるコンテナ情報等の確認情報を基に、コンテナ搬出用の札渡しスリップ等の指令書類を作成してドライバ5に手渡す。ドライバ5は、手渡された指令書類を持って車輌4まで戻り、車輌4を発進させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のコンテナターミナルにおけるゲート管理方法においては、ゲートレーン1の間のアイランド2に設置されたゲートブース3ですべての伝票,書類の処理を行なうようにしているため、ゲートの数と同数のゲートブース3,すなわちクラークの人数を必要とし、しかも労働環境が必ずしもよくないため、必要な人数のクラークを確保することが容易でないという問題がある。
【0008】
また、車輌4のドライバ5は、必ず車輌4から下車してゲートブース3に赴き、必要な手続を済ませた後に車輌4に戻って発進させる必要があるため、現在の車輌4のゲート作業と次の車輌4のゲート作業との間に15〜20秒間程度の無駄な時間が発生し、ゲート作業を効率よく行なうことができないという問題がある。このため、ゲートの外側に多数の待機車輌が並ぶことがあり、すべての車輌4を処理するのに、夜遅くまで作業を行なわなければならないという問題がある。
【0009】
また、車輌4のドライバ5は、本来のゲートブース3にクラークがいない場合には、他のゲートブース3で手続を行なうことになるが、その場合には、図10に矢印A’,B’で示すように、他の車輌4の前を横切る必要があるため、その際に事故が発生するおそれがある。
【0010】
本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、ゲート作業の効率化を図ることができるとともに、車輌ドライバの安全性を向上させることができ、しかもクラークの労働環境の向上および省力化を図ることができるコンテナターミナルにおけるゲート管理方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0011】
本発明の他の目的は、ゲート管理作業の安全性を向上させることができるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、イン側およびアウト側に振分けられた複数のゲートを備えたコンテナターミナルにおけるゲート管理方法において、各ゲートの車輌停止位置近傍に設置され、車内のドライバからチェッカに伝票が手渡されるチェッカブースと;各チェッカブースの下流側に設置され、プリントされた指令書類をドライバが車内から直接入手可能なプリンタブースと;管理棟内に設置され、任意の複数のゲートを1人のクラークが管理するコントロールブースと;を設け、前記チェッカブースから、前記伝票内容に基づき得られる確認情報を処理要求信号とともに前記コントロールブースに伝送し、コントロールブースでは、処理要求信号の入力順に各ゲートを呼出し、呼出したゲートのプリンタブースに制御信号を伝送するようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明はまた、チェッカブースから、確認情報および処理要求信号とともに、車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報をコントロールブースに伝送するようにしたことを特徴とする。
【0014】
本発明はまた、イン側およびアウト側に振分けられた複数のゲートを備えたコンテナターミナルにおけるゲート管理装置において、各ゲートの車輌停止位置近傍に設置され、車内のドライバからチェッカに伝票が手渡されるチェッカブースと;各チェッカブースの下流側に設置され、プリントされた指令書類をドライバが車内から直接入手可能なプリンタブースと;管理棟内に設置され、任意の複数のゲートを1人のクラークが管理するコントロールブースと;を設け、前記チェッカブースに、前記伝票の内容を画像信号としてコントロールブースに伝送する画像信号伝送手段と、コントロールブースに対し処理を要求する処理要求信号を伝送する処理要求信号伝送手段とを設けるとともに、前記コントロールブースに、前記伝票の内容を画像として表示する表示手段と、処理要求信号がどのゲートから出ているのかを判別するゲート判別手段と、表示手段の表示内容を任意のゲートに切換える切換手段と、切換られたゲートに対応するプリンタブースを制御する制御手段とを設けるようにしたことを特徴とする。
【0015】
本発明はまた、画像信号伝送手段が、チェッカブースからコントロールブースに伝送される車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報の伝送手段を兼ねるようにしたことを特徴とする。
【0016】
本発明はまた、プリンタブースに、指令書類をプリントするプリンタと;プリンタから排出された指令書類を収容する収納部と;収納部の前端開口部に設けられ、ドライバの開釦操作により開制御されるとともに、収納部における指令書類の不存在を検知するセンサ出力により閉制御されるシャッタと;を設けるようにしたことを特徴とする。
【0017】
本発明はまた、各ゲートのプリンタブース下流側に、車輌の進行を阻止する遮断機を設置するようにしたことを特徴とする。
【0018】
本発明はさらに、チェッカブースに、常開の遮断機を閉制御する閉制御手段を設け、閉状態の遮断機を、すべての作業が完了したことを条件に開制御するようしたことを特徴とする。
【0019】
【作用】
本発明においては、各ゲートの車輌停止位置に車輌を停止させたドライバから、チェッカブースのチェッカに対し伝票が手渡される。チェッカは、伝票内容に基づき得られる確認情報を、処理要求信号とともにチェッカブースからコントロールブースに伝送する。コントロールブースでは、処理要求信号の入力順に各ゲートを呼出し、呼出したゲートのプリンタブースに対し制御信号を伝送する。チェッカに伝票を手渡したドライバは、車輌をプリンタブースの位置まで前進させ、プリントされた指令書類を車内から直接入手して車輌を発進させる。
【0020】
このように本発明においては、ドライバは車輌を下車することなくすべての手続を行なうことができ、ドライバの安全を確保することが可能となるとともに、下車に伴なう無駄な時間をなくしてゲート作業の効率化を図ることが可能となる。またクラークは、環境のよい管理棟内での作業となり、また処理要求信号の入力順に各ゲートの処理を行なうことにより、待ち時間がほとんどない状態で、複数のゲートを効率よく処理することが可能となる。
【0021】
本発明においてはまた、チェッカブースから車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報がコントロールブースに伝送される。このため、コンテナにダメージがあった場合の処理を迅速に行なうことが可能となる。
【0022】
本発明においてはまた、チェッカブースに、画像信号伝送手段と処理要求信号伝送手段とが設けられ、またコントロールブースに、表示手段と、ゲート判別手段と、切換手段と制御手段とが設けられ、伝票内容は、画像の形式で伝送されて処理される。このため、コントロールブースが各ゲートから離れた管理棟内に設置され、しかも1人のクラークが複数のゲートを管理しているにも拘らず、従来と同一の管理方法で各ゲートを管理することが可能となる。
【0023】
本発明においてはまた、画像信号伝送手段が、車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報の伝送手段を兼ねている。このため、装置構成が簡素化され、しかもコンテナのダメージ情報を正確にクラークに伝えることが可能となる。
【0024】
本発明においてはまた、プリンタブースに、プリンタと、収納部と、シャッタとが設けられ、シャッタは、開釦操作により開制御されるとともに、センサ出力により閉制御される。このため、シャッタの開時間を必要最少限に短くすることが可能となり、潮風等によるプリンタ等の損傷を有効に防止することが可能となる。
【0025】
本発明においてはまた、各ゲートのプリンタブース下流側に遮断機が設置されている。このため、この遮断機を閉にした状態で、車輌に搭載されたコンテナのダメージの確認および補修等を行なうことにより、作業の安全性が確保される。
【0026】
本発明においてはさらに、遮断機が常開とされ、必要な場合のみ閉制御手段により閉制御可能となっている。このため、遮断機の無駄な開閉に伴なうゲート作業の効率低下を防止することが可能となる。またこの遮断機は、すべての作業が完了したことを条件に開制御されるので、誤開制御や開制御忘れがない。
【0027】
【実施例】
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るゲート管理装置の一例を示すもので、このゲート管理装置は、図2に示すコンテナターミナルに設置されるようになっている。
【0028】
すなわち、このコンテナターミナルは、図2に示すように、例えばNO.1〜NO.8までの8個のインゲート11と、NO.9〜NO.12までの4個のアウトゲート12と、管理棟13とを備えており、インゲート11から入場したコンテナ積載車輌14は、ターミナル内でコンテナ16を降ろした後、アウトゲート12を通ることなく退場するようなっているとともに、インゲート11から入場したコンテナ未積載車輌15は、ターミナル内でコンテナ16を積載した後、アウトゲート12を通って退場するようになっている。そして、前記各ゲート11,12には、コンテナ16の側面チェック等を行なう下回りチェッカ17が配置されるとともに、全ゲート11,12に亘って跨線橋状に配したキャットウォーク18上には、コンテナ16の天井チェック等を行なう天井チェッカ19が配置され、また前記管理棟13内には、各車輌14,15の入退場手続等を行なうクラーク20が配置されるようになっており、クラーク20は、後に詳述するように1人で複数のゲート11,12を管理するようになっている。
なお、図2において、符号21は各車輌14,15のドライバである。
【0029】
前記ゲート管理装置は、図1および図3に示すように、管理棟13内に設置された複数のコントロールブース22と、各ゲート11,12の第1停止位置23近傍のアイランド24上に設置されたチェッカブース25と、各ゲート11,12の第2停止位置26近傍のアイランド24上に設置されたプリンタブース27と、プリンタブース27の下流側に設置された遮断機28とを備えており、アウトゲート12の場合には、前記チェッカブース25,プリンタブース27および遮断機28に加え、退場するコンテナ積載車輌14のコンテナNO.を確認するためのコンテナNO.確認用カメラ29が設置されるようになっている。そして、前記各コントロールブース22は、予め設定された任意の複数のゲート11,12(図1の場合には3個のゲート11,12)を管理するようになっている。なお、各コントロールブース22が管理すべきゲートNO.および個数は、任意に変更できるようになっている。
【0030】
前記各コントロールブース22は、図1に示すように、画像表示モニタ30と、管理すべきゲートがアウトゲート12である場合に用いられるコンテナNO.確認用モニタ31と、操作盤32とを備えている。この操作盤32は、図4に示すように、処理ゲートNO.を表示する例えば3個の表示部33と、これらに対応する3個の処理了解スイッチ34とを備えており、各処理了解スイッチ34は、各ゲート11,12から処理要求があった場合に点滅してクラーク20の注意を喚起し、クラーク20がONすることにより点灯表示になるとともに、前記各モニタ30,31を当該ゲートに接続するようになっている。
【0031】
前記操作盤32にはまた、図4に示すように、処理了解スイッチ34で呼出したゲートにおけるコンテナ16のダメージの有無を表示するダメージ表示部35、ダメージがある場合に伝票表示からダメージ情報の表示に切換えるためのライブ切換スイッチ36、処理を中断して初期状態に復帰させる処理中断スイッチ37、警報音を停止させる警報停止スイッチ38、およびすべての処理が完了した際に使用される処理完了スイッチ39が設けられており、処理完了スイッチ39のONにより、処理ゲートのプリンタブース27に制御信号が出力されるようになっている。
【0032】
また、前記チェッカブース25は、図1に示すように、搬入票,搬出依頼票およびEIR IN等の伝票およびダメージ連絡票の内容を画像信号としてコントロールブース22に伝送するための書画カメラ台40、下回りチェッカ操作盤41、天井チェッカ操作盤42およびダメージ表示灯43を備えており、前記天井チェッカ操作盤42およびダメージ表示灯43は、図3に示すチェッカブース25の位置には設けられず、キャットウォーク18上の各ゲート11,12に対応する位置に設けられるようになっている。また、ダメージ表示灯43は、ダメージ無しの場合の天井チェッカの作業の実施状況の確認のための青点灯表示部と、ダメージ有りの場合の赤点灯表示部とを有している。
【0033】
前記下回りチェッカ操作盤41は、図5に示すように、コントロールブース22に対し処理要求信号を伝送する処理要求スイッチ44、下回りダメージの有りスイッチ45,無しスイッチ46、天井ダメージの有りランプ47,無しランプ48、遮断機閉スイッチ49、およびインゲート11で搬出コンテナの札渡しを行なう場合に使用される札渡しスイッチ50を備えている。
【0034】
また、前記天井チェッカ操作盤42は、図6に示すように、天井ダメージの有りスイッチ51,無しスイッチ52、遮断機閉スイッチ53、および遮断機開スイッチ54を備えており、遮断機開スイッチ54は通常は使用されず、システムトラブル時等の非常時にのみ使用されるようになっている。
【0035】
また、前記プリンタブース27は、図1,図7および図8に示すように、本体55および本体55の前面側をガードするガードパイプ56を備えており、本体55内には、図9に示すように、EIR IN,札渡しスリップあるいはEIROUT等の指令書類をプリントするプリンタ57、およびプリンタ57から排出された指令書類を収容する収納部58が設けられ、収納部58の前端開口部には、図7および図9に示すように、シャッタ59が設けられている。
【0036】
前記シャッタ59は、図9に示すように、連結部60を介して無端状の駆動ベルト61に連結されており、このシャッタ59は、駆動ベルト61を正逆回転駆動する駆動源62により開閉駆動されるようになっている。
【0037】
前記収納部58を挾んでその上下部には、図9に示すように、収納部58における指令書類の存在,不存在を検知する一対のセンサ63が設けられており、また前記本体55の前面には、図7に示すように、センサ63からの指令書類存在の検知信号により点滅する表示灯64、指令書類の取出しをドライバ21に音声指示するスピーカ65、ドライバ21により操作される開釦66、およびドライバ21とクラーク20との連絡用として用いられるインターホン67が設けられている。そして、前記シャッタ59は、ドライバ21が開釦66を押下することにより開制御されるとともに、センサ63からの指令書類不存在の検知信号により閉制御されるようになっている。
【0038】
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、インゲート11におけるコンテナ搬入作業について説明する。
コンテナ積載車輌14のドライバ21は、インゲート11の前で待機している際に、コンテナツイストロックを解除する。そしてこの状態でインゲート11に入り、第1車輌停止位置23でコンテナ積載車輌14を停止させ、下回りチェッカ17に車内から伝票を手渡す。この際の伝票は、実入りコンテナの場合には搬入票であり、また空コンテナの場合には搬出時に発行されたEIR OUTである。
【0039】
下回りチェッカ17は、ドライバ21から手渡された伝票の記載内容を確認し、誤りがない場合には、伝票を書画カメラ台40上に載せて処理要求スイッチ44をONにする。すると、処理要求スイッチ44が点灯するとともに、コントロールブース22の処理了解スイッチ34が点滅する。クラーク20がこれを確認して処理了解スイッチ34をONにすると、処理了解スイッチ34および処理完了スイッチ39は点灯,処理要求スイッチ44は点滅表示となるとともに、書画カメラ台40からの伝票内容が、画像表示モニタ30に静止画として固定表示される。したがって、書画カメラ台40上から伝票を取外しても、画像表示モニタ30には伝票内容が表示され続けることになる。
【0040】
クラーク20は、画像表示モニタ30の表示内容から得られるコンテナ情報を、入力手段からコンテナ入出庫管理用のシステムコンピユータに入力する。
【0041】
前記クラーク20の作業と同時あるいは相前後して、各チェッカ17,19は、コンテナのダメージチェックを行なう。ここで、側面ダメージがある場合には、下回りチェッカ17は、下回りチェッカ操作盤41の有りスイッチ45をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の赤点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の下回りダメージ有りのランプが点滅する。また、天井ダメージが有る場合には、天井チェッカ19は、天井チェッカ操作盤42の有りスイッチ51をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の赤点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の天井ダメージ有りのランプが点滅する。
【0042】
ダメージ有りの場合、下回りチェッカ17は、側面ダメージの場合にはその内容をダメージ連絡票に記入し、また天井ダメージの場合には、天井チェッカ19から連絡を受けたダメージ内容をダメージ連絡票に記入する。そしてこれを、前記伝票に代えて書画カメラ台40上に載せる。その後、各チェッカ17,19は、遮断機閉スイッチ49,53をONにして常開の遮断機28を閉にし、この状態でダメージの仮修理を行なう。仮修理が完了したならば、各操作盤41,42の無しスイッチ46,52をONにする。これにより、コントロールブース22のダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプが点灯するとともに、ダメージ表示灯43の青点灯表示部が点灯する。ただし、コントロールブース22においては、ダメージ表示部35の各ダメージ有りのランプは点滅し続け、またダメージ表示灯43においては、赤点灯表示部が点灯し続けることになる。
【0043】
一方、側面ダメージが無い場合には、下回りチェッカ17は、下回りチェッカ操作盤41の無しスイッチ46をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の青点表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の下回りダメージ無しの青ランプが点灯する。また、天井ダメージが無い場合には、天井チェッカ19は、天井チェッカ操作盤42の無しスイッチ52をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の青点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の天井ダメージ無しの青ランプが点灯する。
【0044】
クラーク20は、操作盤32のダメージ表示部35によりダメージ有りを確認したならば、ライブ切換スイッチ36をONにする。これにより、静止画固定表示が解除されて、書画カメラ台40上に載せたダメージ連絡票の内容が画像表示モニタ30に画像として表示される。クラーク20は、その表示内容からダメージ内容を確認し、これをシステムコンピユータに入力する。
【0045】
クラーク20は、システムコンピユータへの各種入力が終了したならば、ダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプの点灯を確認した後、システムコンピユータの端末送信キーを押下して正常応答を確認する。そしてその後、処理完了スイッチ39をONにする。これにより、コントロールブース22およびチェッカブース25の各ランプ類が初期化されるとともに、ダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプの点灯および処理完了スイッチ39のONを条件に遮断機28が開となり、またプリンタブース27において指令書類のプリントが開始される。
【0046】
第1車輌停止位置23において、伝票を下回りチェッカ17に手渡したドライバ21は、コンテナ積載車両14を前進させ、第2車輌停止位置26で停止させる。そして、センサ63が伝票排出を検出し、プリンタブース27の表示灯64が点滅し、スピーカ65から、開釦66を押下して指令書類を取出すようにとの音声指示があったならば、ドライバ21は車内から開釦66を押下する。これにより、シャッタ59が開となるので、収納部58から指令書類を取出す。この際の指令書類はEIR INである。
【0047】
ドライバ21が指令書類を取出すと、これをセンサ63が検知し、シャッタ59は速やかに閉制御される。ドライバ21は、EIR INの内容を確認し、所定のコンテナ蔵置位置までコンテナ積載車輌14を移動させる。
【0048】
次に、インゲート11における搬出コンテナの札渡し作業について説明する。
コンテナ未積載車輌15のドライバ21は、インゲート11の第1車輌停止位置23でコンテナ未積載車輌15を停止させ、下回りチェッカ17に車内から伝票を手渡す。この際の伝票は、搬出依頼票である。
【0049】
下回りチェッカ17は、下回りチェッカ操作盤41の札渡しスイッチ50をONにし、チェッカブース25における各下回りダメージスイッチ45,46、各天井ダメージスイッチ51,52、ダメージ表示灯43および各ランプ47,48を無効にする。これにより、ダメージ表示灯43は、常時青点灯表示部が点灯することになる。下回りチェッカ17はその後、任意に選択したプラカードの番号を搬出依頼票に記入するとともに、このプラカードをドライバ21に手渡す。そして、搬出依頼票を書画カメラ台40上に載せて、処理要求スイッチ44をONにする。これにより、コントロールブース22の処理了解スイッチ34が点滅する。
【0050】
クラーク20は、この点滅を確認して処理了解スイッチ34をONにする。これにより、処理了解スイッチ34および処理完了スイッチ39が点灯表示となるとともに、ダメージ表示部35がダメージ無しの青点灯となり、画像表示モニタ30に搬出依頼票の内容が静止画として固定表示される。そこでクラーク20は、その表示内容を確認し、システムコンピユータに搬出依頼票のコンテナ情報とプラカード番号とを入力する。
【0051】
下回りチェッカ17は、搬出依頼票をドライバ21に返した後、下回りチェッカ作業は終了する。なお、下回り・天井ダメージ無しの青ランプは、下回りチェッカ17が札渡しスイッチ50をONにした際に点灯する。
【0052】
クラーク20は、システムコンピユータへの所定の入力手続が完了したならば、ダメージ表示部35によりダメージ無しを確認するとともに、システムコンピユータの端末送信キーを押下して正常応答を確認した後、処理完了スイッチ39をONにする。これにより、コントロールブース22およびチェッカブース25の各ランプ類が初期化されるとともに、プリンタブース27において指令書類のプリントが開始される。
【0053】
ドラテバ21は、前述のコンテナ搬入作業の場合と同様の手順により、プリンタブース27の収納部58から指令書類を取出す。この際の指令書類は札渡しスリップである。
【0054】
次に、アウトゲート12におけるコンテナ搬出作業について説明する。
コンテナ積載車輌14のドライバ21は、アウトゲート12の第1車輌停止位置23でコンテナ積載車輌14を停止させ、下回りチェッカ17に車内から伝票を手渡す。この際の伝票は、搬出依頼票,プラカードおよび札渡しスリップである。
【0055】
下回りチェッカ17は、ドライバ21から手渡された伝票の記載内容を確認し、誤りがない場合には、搬出依頼票にシール番号を記入するとともに、この搬出依頼票を書画カメラ台40上に載せ、処理要求スイッチ44をONにする。これにより、コントロールブース22の処理了解スイッチ34が点滅する。
【0056】
クラーク20がこの点滅を確認して処理了解スイッチ34をONにすると、処理了解スイッチ34および処理完了スイッチ39が点灯表示となるとともに、画像表示モニタ30に搬出依頼票の内容が静止画として固定表示され、またコンテナNO.確認用モニタ31にコンテナNO.が表示される。そこでクラーク20は、両モニタ30,31の表示内容を確認し、コンテナ情報およびコンテナNO.をシステムコンピユータに入力する。
【0057】
前記クラーク20の作業と同時あるいは相前後して、各チェッカ17,19は、コンテナのダメージチェックを行なう。ここで、側面ダメージがある場合には、下回りチェッカ17は、下回りチェッカ操作盤41の有りスイッチ45をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の赤点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の下回りダメージ有りのランプが点滅する。また、天井ダメージがある場合には、天井チェッカ19は、天井チェッカ操作盤42の有りスイッチ51をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の赤点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の天井ダメージ有りのランプが点滅する。
【0058】
ダメージ有りの場合、下回りチェッカ17は、側面ダメージの場合にはその内容をダメージ連絡票に記入し、また天井ダメージの場合には、天井チェッカ19から連絡を受けたダメージ内容をダメージ連絡票に記入する。そして、このダメージ連絡票を搬出依頼票に代えて書画カメラ台40上に載せる。その後、各チェッカ17,19は、遮断機閉スイッチ49,53をONにして常開の遮断機28を閉にし、この状態でダメージの仮修理を行なう。仮修理が完了したならば、各操作盤41,42の無しスイッチ46,52をONにする。これにより、コントロールブース22のダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプが点灯するとともに、ダメージ表示灯43の青点灯表示部が点灯する。ただし、コントロールブース22においては、ダメージ表示部35の各ダメージ有りのランプは点滅し続け、またダメージ表示灯43においては、赤点灯表示部が点灯し続けることになる。
【0059】
一方、側面ダメージあるいは天井ダメージが無い場合には、各チェッカ17,19は、各操作盤41,42の無しスイッチ46,52をONにする。これにより、ダメージ表示灯43の青点灯表示部が点灯するとともに、コントロールブース22のダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプが点灯する。
【0060】
クラーク20は、操作盤32のダメージ表示部35によりダメージ有りを確認したならば、ライブ切換スイッチ36をONにする。これにより、静止画固定表示が解除されて、書画カメラ台40上に載せたダメージ連絡票の内容が画像表示モニタ30に画像として表示される。クラーク20は、その表示内容からダメージ内容を確認し、これをシステムコンピユータに入力する。
【0061】
クラーク20は、システムコンピユータへの各種入力が終了したならば、ダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプの点灯を確認した後、システムコンピユータの端末送信キーを押下して正常応答を確認する。そしてその後、処理完了スイッチ39をONにする。これにより、コントロールブース22およびチェッカブース25の各ランプ類が初期化されるとともに、ダメージ表示部35の各ダメージ無しの青ランプの点灯および処理完了スイッチ39のONを条件に遮断機28が開となり、またプリンタブース27においては指令書類のプリントが開始される。
【0062】
ドライバ21は、前述のコンテナ搬入作業の場合と同様の手順により、プリンタブース27の収納部58から指令書類を取出す。この際の指令書類はEIR OUTである。
【0063】
ところでゲート処理において、コンテナの仮補修作業等のために、コントロールブース22のクラーク20の作業に待ち時間の発生が見込まれる場合には、以下のようにして待ち時間の発生を防ぎ、ゲート処理の迅速化を図っている。
【0064】
すわわち、クラーク20は、現在処理しているゲート11,12の作業に待ち時間が発生するおそれがある場合には、当該ゲート11,12の下回りチェッカ17からの連絡等により、点灯表示となっている(現在処理している)処理了解スイッチ34を再度ONにする。これにより、現在処理しているゲート11,12に関する各種情報がそのままの状態で一時保留されて作業中断となる。このためクラーク20は、点滅表示となっている他の処理了解スイッチ34をONにして、他のゲート11,12の処理を行なうことが可能となる。そして、当該ゲート11,12の処理完了後、作業を中断したゲート11,12の下回りチェッカ17からの連絡等により、クラーク20が作業中断となっている処理了解スイッチ34を再度ONすることにより、作業中断となっているゲート11,12の処理に戻ることができる。この際、戻ったゲート11,12に関する各種情報が中断時のままで保留されているので、処理を最初からやり直す必要がなく、この点からもゲート作業の迅速化を図ることが可能となる。
【0065】
しかして、コントロールブース22は、環境のよい管理棟13内に設置され、しかも複数のクラーク20が同一の場所で作業することになるので、あるクラーク20に作業不能の事態が生じた場合であっても、他のクラーク20がその作業を分担して引受けることができ、作業に支障を来たすおそれがない。
【0066】
また、ドライバ21は、一切車輌から下車する必要がないので、ドライバ21の安全性が確保されるとともに、現在の車輌のゲート作業と次の車輌のゲート作業との間に無駄な時間が発生せず、ゲート作業を効率よく行なうことができる。
【0067】
ところで、コンテナターミナルにおいては、一般に午後5時でゲートを閉めることにしているが、午後5時までにゲートの外側で待機している車輌については、午後5時を過ぎてもその日のうちにすべて処理することが行なわれている。したがって、ゲート作業を効率よく行なえれば、ゲートの外側で待機している車輌を少なくできることが期待される。そしてこのことは、本発明者等の実験によっても確認されている。
【0068】
すなわち、本発明に係るゲート管理装置が適用されているコンテナターミナルにおいては、実績で一日平均1000本のコンテナの搬出入が行なわれているので、従来のものと比較して、1ゲート当り20〜30分間、インゲート全体では3〜4時間、アウトゲート全体では1.5〜2時間の作業時間の短縮が可能となる。そして実際にも、午後5時の時点において、ゲートの外側で待機している車輌がほとんどないことが確認されている。
【0069】
なお、本発明は前記実施例に限定されるわけではなく、例えばプリンタブース27をドライバ21に対し遠近方向に移動させるようにしたり、あるいは閉状態の遮断機28を人力で強制開できるようにする等、幾多の変形変更が可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドライバは車輌を下車することなくすべての手続を行なうことができるので、ドライバの安全を確保することができるとともに、下車に伴なう無駄な時間をなくしてゲート作業の効率化を図ることができる。またクラークは、環境のよい管理棟内での作業となるので、必要な人数のクラークを容易に確保することができるとともに、あるクラークに作業不能の事態が生じても、他のクラークがこれを分担することで、ゲート作業に支障を来たすことがない。また、処理要求信号の入力順に各ゲートの処理を行なうことで、待ち時間をほとんど生じさせずに、複数のゲートを効率よく処理することができる。また、ドライバからの伝票の内容は、画像としてクラークに与えられるので、クラークは従来と同一の管理方法で各ゲートを管理することができ、長い訓練期間を要しない。
【0071】
本発明はまた、チェッカブースから、確認情報および処理要求信号とともに、車輌に搭載されているコンテナのダメージ情報をコントロールブースに伝送するようにしているので、コンテナにダメージがあった場合の処理を迅速に行なうことができる。
【0072】
本発明はまた、画像信号伝送手段が、車輌に搭載されているコンテナのダメージ情報の伝送手段を兼ねているので、装置構成を簡素化できるとともに、コンテナのダメージ情報を正確にクラークに伝えることができる。
【0073】
本発明はまた、プリンタブースに、プリンタと、収納部と、シャッタとを設け、シャッタを、開釦操作により開制御するとともに、センサ出力により閉制御するようにしているので、シャッタの開時間を必要最少限に短くすることができ、潮風等によるプリンタ等の損傷を有効に防止することができる。
【0074】
本発明はまた、各ゲートのプリンタブース下流側に遮断機を設けるようにしているので、この遮断機を閉にした状態で、コンテナのダメージの確認および補修等を行なうことにより、作業の安全性を確保することができる。
【0075】
本発明はさらに、常開の遮断機を必要な場合のみ閉にするようにしているので、遮断機の無駄な開閉に伴なうゲート作業の効率低下を防止することができる。また、遮断機はすべての作業が完了したことを条件に開制御されるので、誤開制御や開制御忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテナターミナルにおけるゲート管理装置の一例を示す構成図である。
【図2】図1の装置が適用されるコンテナターミナルを示す説明図である。
【図3】図2のターミナルにおけるゲートの詳細を示す説明図である。
【図4】コントロールブースの操作盤の詳細を示す説明図である。
【図5】チェッカブースの下回りチェッカ操作盤の詳細を示す説明図である。
【図6】チェッカブースの天井チェッカ操作盤の詳細を示す説明図である。
【図7】プリンタブースの構成を示す正面図である。
【図8】図7と同様の平面図である。
【図9】プリンタブースの本体の内部構造を示す断面図である。
【図10】従来のコンテナターミナルにおけるゲート管理方法を示す説明図である。
【符号の説明】
11 インゲート
12 アウトゲート
13 管理棟
17 下回りチェッカ
18 キャットウォーク
19 天井チェッカ
20 クラーク
21 ドライバ
22 コントロールブース
23 第1車輌停止位置
25 チェッカブース
26 第2車輌停止位置
27 プリンタブース
28 遮断機
29 コンテナNO.確認用カメラ
30 画像表示モニタ
31 コンテナNO.確認用モニタ
32 操作盤
33 表示部
34 処理了解スイッチ
35 ダメージ表示部
36 ライブ切換スイッチ
39 処理完了スイッチ
40 書画カメラ台
41 下回りチェッカ操作盤
42 天井チェッカ操作盤
43 ダメージ表示灯
44 処理要求スイッチ
45,51 有りスイッチ
46,52 無しスイッチ
47 有りランプ
48 無しランプ
49,53 遮断機閉スイッチ
50 札渡しスイッチ
55 本体
57 プリンタ
58 収納部
59 シャッタ
62 駆動源
63 センサ
64 表示灯
65 スピーカ
66 開釦

Claims (7)

  1. イン側およびアウト側に振分けられた複数のゲートを備えたコンテナターミナルにおけるゲート管理方法において、各ゲートの車輌停止位置近傍に設置され、車内のドライバからチェッカに伝票が手渡されるチェッカブースと;各チェッカブースの下流側に設置され、プリントされた指令書類をドライバが車内から直接入手可能なプリンタブースと;管理棟内に設置され、任意の複数のゲートを1人のクラークが管理するコントロールブースと;を備え、前記チェッカブースから、前記伝票内容に基づき得られる確認情報を処理要求信号とともに前記コントロールブースに伝送し、コントロールブースでは、処理要求信号の入力順に各ゲートを呼出し、呼出したゲートのプリンタブースに制御信号を伝送することを特徴とするコンテナターミナルにおけるゲート管理方法。
  2. チェッカブースからは、確認情報および処理要求信号とともに、車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報がコントロールブースに伝送されることを特徴とする請求項1記載のコンテナターミナルにおけるゲート管理方法。
  3. イン側およびアウト側に振分けられた複数のゲートを備えたコンテナターミナルにおけるゲート管理装置において、各ゲートの車輌停止位置近傍に設置され、車内のドライバからチェッカに伝票が手渡されるチェッカブースと;各チェッカブースの下流側に設置され、プリントされた指令書類をドライバが車内から直接入手可能なプリンタブースと;管理棟内に設置され、任意の複数のゲートを1人のクラークが管理するコントロールブースと;を備え、前記チェッカブースは、前記伝票の内容を画像信号としてコントロールブースに伝送する画像信号伝送手段と、コントロールブースに対し処理を要求する処理要求信号を伝送する処理要求信号伝送手段とを有し、前記コントロールブースは、前記伝票の内容を画像として表示する表示手段と、処理要求信号がどのゲートから出ているのかを判別するゲート判別手段と、表示手段の表示内容を任意のゲートに切換える切換手段と、切換られたゲートに対応するプリンタブースを制御する制御手段とを有していることを特徴とするコンテナターミナルにおけるゲート管理装置。
  4. 画像信号伝送手段は、チェッカブースからコントロールブースに伝送される車輌に搭載されたコンテナのダメージ情報の伝送手段を兼ねていることを特徴とする請求項3記載のコンテナターミナルにおけるゲート管理装置。
  5. プリンタブースは、指令書類をプリントするプリンタと;プリンタから排出された指令書類を収容する収納部と;収納部の前端開口部に設けられ、ドライバの開釦操作により開制御されるとともに、収納部における指令書類の不存在を検知するセンサ出力により閉制御されるシャッタと;を備えていることを特徴とする請求項3または4記載のコンテナターミナルにおけるゲート管理装置。
  6. 各ゲートのプリンタブース下流側に、車輌の進行を阻止する遮断機を設置したことを特徴とする請求項3,4または5記載のコンテナターミナルにおけるゲートにおけるゲート管理装置。
  7. チェッカブースは、常開の遮断機を閉制御する閉制御手段を備え、閉状態の遮断機は、すべての作業が完了したことを条件に開制御されることを特徴とする請求項6記載のコンテナターミナルにおけるゲート管理装置。
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