JP3738108B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列棚の上方が棚仕切り板で仕切られているショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のショーケースは、たとえば特開平7−231837号公報(A47F5/00)などに記載されている。この従来のショーケースの陳列棚について図11を用いて説明する。図11は従来の陳列棚の要部斜視図である。
【0003】
陳列棚01の棚板02上には、仕切部材である棚仕切り03が載置され、この棚仕切り03が陳列棚01を左右に仕切っている。棚仕切り03は断面L字状をしており、棚板02の上面に当接する台座部03aと、この台座部03aの端部から略垂直に立ち上がっている略長方形の仕切部03bとからなっている。そして、仕切部03bの転倒は、台座部03aにより防止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、弁当や牛乳パックなどの商品06が、棚仕切り03の台座部03aに載ると、商品06が傾き、見栄えが悪くなり、陳列効果が減退する。また、台座部03aを避けて、商品06を陳列すると、商品06を載置できる面積が減少し、陳列できる商品06の数量が減少する。
【0005】
さらに、棚仕切り03は固定されておらず、商品06を陳列棚01に陳列する際や、商品06を陳列棚01から取り出す際に、棚仕切り03の位置がズレ、商品06の陳列位置が移動することがある。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、陳列棚の仕切部材が商品の陳列の妨げになることが少ないショーケースを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のショーケース(1)は、前面に開口(2)が形成されている陳列室(18)と、陳列室に配設されているとともに、上面の傾斜角度が変更可能な陳列棚(21)と、陳列棚上に設けられている棚仕切り板(46)とを備えている。
【0008】
そして、棚仕切り板は、前端部を保持する前側保持部材(61)と後端部を保持する後側保持部材(71)とで支持されており、かつ、前側保持部材が、陳列棚の前端部に着脱自在に固定されているとともに、後側保持部材が、陳列室の背面板(14)に着脱自在に固定されている。
【0009】
【0010】
【0011】
また、後側保持部材が、磁石(87)またはこの磁石に吸着される磁性体(86)の一方を具備し、かつ、棚仕切り板が、磁石または磁性体の他方を具備しており、そして、棚仕切り板がこの磁石および磁性体により後側保持部材に保持されている場合がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明におけるショーケースの実施の第1の形態を図1ないし図4を用いて説明する。図1は実施の第1の形態のショーケースの断面図である。図2は陳列棚および棚仕切り板の説明図で、(a)が陳列棚の平面図で、(b)が棚仕切り板の側面図である。図3は陳列棚の側面図である。図4は図3の要部断面図で、(a)が図3の A-A断面図、(b)が図3の B-B断面図である。
【0013】
ショーケースとしての低温オープンショーケース1の前面には商品収納および取り出し用開口2が形成され、また、その下部には冷凍サイクルを構成する圧縮機や凝縮器(図示しない)などが設けられている機械室3が配置されている。そして、ショーケース1の前壁7、上壁8、後壁9および、機械室3との隔壁である底壁10は、発泡合成樹脂たとえば硬質の発泡ポリウレタンなどからなる断熱材11で構成されている。
【0014】
この断熱材11の内面より適当な間隔を有して、塗装鋼板やステンレスなどの磁性材である金属板からなる区画天板13、区画壁板14および区画床板15が配設されている。これら区画天板13、区画壁板14および区画床板15と断熱材11との間の空間が冷気流路16となり、この冷気流路16に冷却器17が設けられている。そして、区画天板13、区画壁板14および区画床板15で囲まれた空間が、貯蔵室としての陳列室18となる。この陳列室18には、詳細は後述する商品陳列棚21が左右一対の支持ブラケット22に支持されて、多段に配置されている。
【0015】
支持ブラケット22は、背面板である区画壁板14に設けられている支柱(図示しない)に着脱自在に取り付けられ、支持ブラケット22の上下位置および取り付け角度は変更可能である。そして、支持ブラケット22の取り付け角度を変更することにより、商品陳列棚21の上面は、傾斜角度を多段に変更することができる。この実施の形態においては、3段に変更することができ、第1傾斜は、図1において上から3段目に図示され、傾斜角度が略0°すなわち略水平である。第2傾斜は、図1において上から2段目に図示され、前側に行くほど下側に傾斜し、水平面とのなす角度は約8°である。第3傾斜は最大傾斜角度であり、図1において最上段に図示され、前側に行くほど下側に傾斜し、水平面とのなす角度は約15°である。なお、第1傾斜ないし第3傾斜の状態変化が分かるように、図1の最下段の商品陳列棚21は、第1傾斜、第2傾斜および第3傾斜の状態を全て重ねて図示してある。
【0016】
そして、冷却器17で冷却された空気は、図1に図示する矢印の方向に、送風機23で送風され、冷気吐出口24から陳列室18内に吐出する。この冷気吐出口24から吐出した冷気は、陳列室18の前面すなわち商品収納および取り出し用開口2においてエアーカーテン26を形成するとともに陳列室18内を冷却し、区画床板15の前方に形成された吸い込み口27から冷気流路16内に吸い込まれ、冷却器17に戻ってくる。この様にして、空気を循環しながら、陳列室18を冷却している。
【0017】
ついで、陳列棚21について説明する。載置板部としてのガラス板31は略矩形であり、この透明板であるガラス板31の4辺に沿って、ステンレスなどの磁性を有する金属製の枠材33が左右前後に配置されている。この枠材33とガラス板31とで、陳列棚21の棚板が構成されている。枠材33は板金加工されており、上部にガラス板31を支持する支持部34が形成されている。この枠材33の支持部34に、ガラス板31がパッキン36を介して載せられている。
【0018】
また、アルミなどの金属や、樹脂などからなる棚飾り38が、前側の枠材33に取り付けられている。この棚飾り38の前面部39は、前側の枠材33の前面との間に隙間を有して配置されており、その隙間に棚ガード41が嵌め込まれている。そして、前側の枠材33の上面には、左右一対で一組のガイド孔44が、適当な間隔たとえば約30cm間隔で数組形成されている。
【0019】
この様に構成されている商品陳列棚21の上面に、仕切り部材としての棚仕切り板46が略垂直に立設して着脱自在に取り付けられている。この棚仕切り板46は、たとえばガラス板などの透明板などの平板状の板材からなり、図2(b)に図示するように、略四角形をしており、上辺51と下辺52とは略平行であり、かつ、各角部は丸められている。
【0020】
そして、棚仕切り板46の前辺53と下辺52とのなす角度aは約75°の鋭角で、90°−最大傾斜角度(約15°)に設定されている。前辺53と上辺51とのなす角度bは約105°の鈍角で、90°+最大傾斜角度(約15°)に設定されている。後辺54と上辺51とのなす角度cは約82°の鋭角で、90°−第2傾斜角度(約8°)に設定されている。後辺54と下辺52とのなす角度dは約98°の鈍角で、90°+第2傾斜角度(約8°)に設定されている。
【0021】
この棚仕切り板46の前端部は、前側保持部材である前側固定ガイド61で挟持されて保持されている。この前側固定ガイド61は、左右一対の前ガイド片62から構成されている。各前ガイド片62は、ステンレスなどの磁性を有する金属板を板金加工して製作され、略L字状をしており、前側の枠材33に取り付けられる取り付け部62aと、この取り付け部62aから略垂直に立ち上がっている支持部62bとからなっている。この取り付け部62aの取り付け面側には係合ピン62cが突出して形成されている。
【0022】
この前ガイド片62の取り付け部62aに磁石シート64を取り付けて、係合ピン62cを、前側の枠材33のガイド孔44に嵌め込む。すると、磁石シート64が前側の枠材33に磁気吸着し、各前ガイド片62は枠材33に着脱自在に固定される。この様にして、棚仕切り板46の前端部の左右両側に、前ガイド片62の支持部62bを当接して、棚仕切り板46の前端部を保持する。
【0023】
また、棚仕切り板46の後端部は、後側保持部材である後側固定ガイド71で挟持されて保持されている。この後側固定ガイド71は、左右一対の後ガイド片72から構成されている。各後ガイド片72は、ステンレスなどの磁性を有する金属板を板金加工して製作され、略L字状をしており、区画壁板14の前面に取り付けられる取り付け部72aと、この取り付け部72aから略直角に折れ曲がっている支持部72bとからなっている。
【0024】
この後ガイド片72の取り付け部72aに磁石シート74を取り付けて、この磁石シート74で区画壁板14に磁気吸着し、各後ガイド片72は区画壁板14に着脱自在に固定される。この様にして、棚仕切り板46の後端部の左右両側に、後ガイド片72の支持部72bを当接して、棚仕切り板46の後端部を保持する。そして、棚仕切り板46は、その下辺52が商品陳列棚21の上面に載置され、棚仕切り板46の上辺51および下辺52は、商品陳列棚21の上面と略平行となる。
【0025】
前述のように、実施の形態においては、商品陳列棚21が第1傾斜(傾斜角度約0°)の時には、棚仕切り板46の前辺53は、水平面に対して約75°の角度をなし、前辺53の上端は前辺53の下端よりも後方に位置している。また、商品陳列棚21が第2傾斜(傾斜角度約8°)の時には、棚仕切り板46の前辺53は、水平面に対して約83°の角度をなし、前辺53の上端は前辺53の下端よりも後方に位置している。さらに、商品陳列棚21が第3傾斜(傾斜角度約15°)の時には、棚仕切り板46の前辺53は、水平面に対して約90°の角度をなし、前辺53の上端は前辺53の下端の略上方に位置している。したがって、商品陳列棚21の何れの傾斜角度においても、棚仕切り板46の前辺53の上端が、前辺53の下端よりも前方に突出することがなく、略垂直方向に形成されているエアーカーテン26の流れの妨げになることが減少する。
【0026】
また、一部の商品陳列棚21を第3傾斜にし、他の商品陳列棚21を第2傾斜にした際に、第2傾斜の商品陳列棚21に取り付けられる棚仕切り板46を、180°反転させて、すなわち角度cを角度aの位置にすると、棚仕切り板46の前側の辺が、全ての商品陳列棚21において水平面に対して略垂直となる。したがって、見栄えが良好となる。この様に、棚仕切り板46は、上辺と下辺とが略平行な四角形で、かつ、対向する2角が鋭角であり、この鋭角の一方が略90°−最大傾斜角度に、また、他の鋭角を略90°−他の傾斜角度に設定してある。この様に構成しておくと、最大傾斜角度の商品陳列棚21と、他の傾斜角度の商品陳列棚21とが混在しても、全ての棚仕切り板46の前辺を略垂直にすることができる。
【0027】
さらに、前側固定ガイド61および後側固定ガイド71は、磁石シート64,74で着脱自在に取り付けられているので、取り付け作業が簡単であるとともに、取り付け位置を簡単に変更することができる。また、固定ガイド61,71の支持部62b,72bで、棚仕切り板46を左右両側から挟持して保持しているので、商品陳列棚21の傾斜角度を変更する際に固定ガイド61,71が妨げになることはない。
【0028】
また、前側固定ガイド61の係合ピン62cが、前側の枠材33のガイド孔44に係合しているので、前側固定ガイド61の配置位置が、移動することを防止することができる。
【0029】
次に、本発明におけるショーケースの実施の第2の形態について図5ないし図8を用いて説明する。図5は実施の第2の形態のショーケースの断面図である。図6は棚仕切り板の側面図である。図7は陳列棚の側面図である。図8は図7の要部断面図で、(a)が図7の C-C断面図、(b)が図7の D-D断面図である。なお、この第2の形態の説明において、前記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0030】
この実施の第2の形態においては、棚仕切り板46の下側の前後の角部付近に各々、略円形の貫通孔76,77が形成されている。一方、固定ガイド61,71は、各々一個の略L字状のガイド片62,72で形成されている。そして、前ガイド片62の支持部62bには略円形の固定孔78が形成され、また、後ガイド片72の支持部72bには長孔のガイド孔79が形成されている。
【0031】
この棚仕切り板46の貫通孔76および前側固定ガイド61の固定孔78に固定ピン81を挿入して、棚仕切り板46の前端部に前側固定ガイド61が取り付けられている。また、棚仕切り板46の貫通孔77および後側固定ガイド71のガイド孔79にピン82が挿入されている。すなわち、ピン82は棚仕切り板46に移動不能に設けられ、この棚仕切り板46のピン82が、後側固定ガイド71のガイド孔79に係合して、ガイド孔79に沿ってスライドおよび回動可能となっている。そして、前述の実施の第1の形態と同様に、磁石シート64,74で、固定ガイド61,71は区画壁板14または枠材33に着脱自在に取り付けられている。
【0032】
この様に、実施の第2の形態においては、固定ガイド61,71は、各々一個のガイド片62,72で形成され、棚仕切り板46を片持ち支持している。したがって、固定ガイドを左右2個のガイド片で構成した場合よりも、ガイド片が一個で済むので、商品陳列棚21の上方への突出が減少する。また、実施の第2の形態では、ピン81,82で、固定ガイド61,71と棚仕切り板46とが連結している。したがって、実施の第1の形態の様に棚仕切り板46が固定ガイド61,71の左右の支持部62b,72b間に嵌め込まれている場合よりも、棚仕切り板46が上方に移動して外れることを確実に防止することができる。
【0033】
また、商品陳列棚21の傾斜角度の変更すなわち商品陳列棚21の傾動に伴って、棚仕切り板46は後側固定ガイド71に対して移動している。ところで、この実施の第2の形態では、係合部材としてのピン82を、棚傾動用ガイドであるガイド孔79に沿ってスライドさせることにより、棚仕切り板46を後側固定ガイド71に対して移動させることができる。したがって、後側固定ガイド71を棚仕切り板46から取り外すことなく、すなわち、ピン82とガイド孔79との結合を解除しないで、商品陳列棚21の傾動に対応することができる。
【0034】
次に、本発明におけるショーケースの実施の第3の形態について図9および図10を用いて説明する。図9は実施の第3の形態のショーケースの陳列棚の側面図である。図10は図9の要部断面図で、(a)が図9の E-E断面図、(b)が図9の F-F断面図である。なお、この第3の形態の説明において、前記実施の第1の形態おび実施の第2の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0035】
この実施の第3の形態においては、棚仕切り板46の前側は、実施の第2の形態と同様にして、前側固定ガイド61および固定ピン81で取り付けられている。また、棚仕切り板46の後端部には、実施の第2の形態と異なり、貫通孔77が形成されていない。そして、棚仕切り板46の後辺54には、ステンレス板などの磁性を有する板材からなるコの字状の細長い固定部材86が嵌め込まれて接着などにより固定されている。
【0036】
後側固定ガイド71は、左右の一対の後ガイド片72からなり、この後ガイド片72の取り付け部72aおよび支持部72bに磁石シート87が取り付けられている。そして、この磁石シート87により、後ガイド片72の取り付け部72aは区画壁板14に、後ガイド片72の支持部72bは棚仕切り板46の固定部材86に磁気吸着で着脱自在に固定されている。
【0037】
この様に、実施の第3の形態においては、磁石シート87により、棚仕切り板46と後側固定ガイド71とが着脱自在に固定されている。したがって、実施の第1の形態の様に棚仕切り板46が固定ガイド61,71の左右の支持部62b,72b間に単に嵌め込まれている場合よりも、棚仕切り板46が上方などに移動して外れることを確実に防止することができる。
【0038】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)実施の形態において、固定ガイドと、区画壁板や枠材とは、磁石シートにより着脱自在に取り付けられているが、ビスなどにより着脱自在に取り付けることも可能である。そして、ビスなどで取り付ける場合には、固定ガイド、背面板や枠材は磁性を有している必要はない。また、固定ガイドと、背面板や枠材とが着脱自在に固定されているならば、固定ガイドと磁石シートとを接着剤などで固定することも可能である。なお、磁石シートで取り付けると、取り付け作業が簡単となるとともに、ビス孔などを背面板や枠材に必ずしも設ける必要がなく、見栄えが良好となる。
【0039】
(2)棚仕切り板46は、前辺53と商品陳列棚21の上面とのなす角度が、鋭角であるならば、その形状や材質などは適宜変更可能である。
(3)実施の形態においては、ショーケースは、冷蔵ショーケースや冷凍ショーケースなどの低温ショーケースであるが、温蔵ショーケースや温度調整されていないショーケースなどであることも可能である。
【0040】
(4)実施の形態においては、前側固定ガイド61には、係合ピン62cが設けられているが、係合ピン62cは必ずしも設ける必要はない。
【0041】
(5)実施の第1の形態においては、固定ガイド61,71は、左右一対のガイド片の二部材で構成されているが、左右一対のガイド片を一体にして一部材で構成することも可能である。
(6)実施の第2の形態および実施の第3の形態においては、固定ガイド61,71と棚仕切り板46とは、ピン81,82で連結されているが、ピン以外の手段たとえばボルトおよびナットで連結することも可能である。
【0042】
(7)実施の第2の形態においては、棚仕切り板46にピン82が固定され、後側固定ガイド71にガイド孔79が形成されているが、棚仕切り板46にガイド孔を形成し、後側固定ガイド71にピン82を固定することも可能である。
(8)実施の第3の形態においては、後側固定ガイド71に磁石シート87が、一方、棚仕切り板46に磁性体としての固定部材86が取り付けられ、磁石シート87が固定部材86に磁気吸着しているが、棚仕切り板46に磁石シート87を接着などで取り付けて、磁性を有する後側固定ガイド71に磁気吸着させることも可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、棚仕切り板は、前端部を保持する前側保持部材と後端部を保持する後側保持部材とで支持されているので、棚仕切り板の中央部には保持部材が設けられていない。したがって、商品の陳列効果の大きい中央部に、保持部材に妨げられずに、商品を陳列することができる。また、前側保持部材は、陳列棚の前端部に着脱自在に固定されており、前側保持部材の陳列棚への取り付け部の面積が小さくても転倒することが少ない。したがって、従来の様に、台座部を単に載置したものよりも、前側保持部材の取り付け部の面積を小さくすることができる。その結果、陳列棚の前側部分に、商品を多量に陳列することができ、購入者が商品を取りやすくなる。
【0044】
しかも、後側保持部材が陳列室の背面板に着脱自在に固定されており、後側保持部材の取り付け部が陳列棚の上面にはないので、後側保持部材の背面板への取り付け部が商品の陳列の妨げになることが少ない。したがって、大きな後側保持部材を設けて、棚仕切り板を確実に保持することができる。また、陳列棚がガラス板などの加工の困難な材質で構成され、保持部材を陳列棚に取り付けにくい場合でも、保持部材を背面板に取り付けて、棚仕切り板を簡単に保持することができる。
【0045】
さらに、後側保持部材が、磁石またはこの磁石に吸着される磁性体の一方を具備し、かつ、棚仕切り板が、磁石または磁性体の他方を具備しており、そして、棚仕切り板がこの磁石および磁性体により後側保持部材に保持されている場合には、棚仕切り板が後側保持部材から簡単に外れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は実施の第1の形態のショーケースの断面図である。
【図2】 図2は陳列棚および棚仕切り板の説明図で、(a)が陳列棚の平面図で、(b)が棚仕切り板の側面図である。
【図3】 図3は陳列棚の側面図である。
【図4】 図4は図3の要部断面図で、(a)が図3の A-A断面図、(b)が図3の B-B断面図である。
【図5】 図5は実施の第2の形態のショーケースの断面図である。
【図6】 図6は棚仕切り板の側面図である。
【図7】 図7は陳列棚の側面図である。
【図8】 図8は図7の要部断面図で、(a)が図7の C-C断面図、(b)が図7の D-D断面図である。
【図9】 図9は実施の第3の形態のショーケースの陳列棚の側面図である。
【図10】 図10は図9の要部断面図で、(a)が図9の E-E断面図、(b)が図9の F-F断面図である。
【図11】 図11は従来の陳列棚の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 低温オープンショーケース(ショーケース)
2 開口
14 区画壁板(背面板)
18 陳列室
21 商品陳列棚
26 エアーカーテン
46 棚仕切り板
53 前辺
61 前側固定ガイド(前側保持部材)
71 後側固定ガイド(後側保持部材)
79 ガイド孔(棚傾動用ガイド)
82 ピン(係合部材)
86 固定部材(磁性体)
87 磁石シート(磁石)

Claims (2)

  1. 前面に開口が形成されている陳列室と、
    前記陳列室に配設されているとともに、上面の傾斜角度が変更可能な陳列棚と、
    この陳列棚上に配設されている棚仕切り板とを備え、
    この棚仕切り板は、前端部を保持する前側保持部材と後端部を保持する後側保持部材とで支持されており、
    前記前側保持部材は、陳列棚の前端部に着脱自在に固定され、
    前記後側保持部材は、陳列室の背面板に着脱自在に固定されていることを特徴とするショーケース。
  2. 前記後側保持部材は、磁石またはこの磁石に吸着される磁性体の一方を具備しており、
    前記棚仕切り板は、磁石または磁性体の他方を具備し、棚仕切り板がこの磁石および磁性体により後側保持部材に保持されていることを特徴とする請求項1記載のショーケース。
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