JP3738089B2 - 折り畳むことのできる容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願発明は、容器を折り畳むことができるように、側面に凹部が形成されており、上下方向に折り畳むようにした容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の容器は容器全体を一定の状態に保持するため、容器に内容物を収納していない時に容器全体を折り畳んだ状態にすることが難しいものであった。また折り畳む容器も、外側の一方向に折り畳むものであった。
このため、容器を運搬、保管したりする場合にも内容物がある場合と同じ状態のかさばったままで取り扱うので、作業効率やスペース効率が非常に悪いという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出願発明は、内容物を収納していない状態の容器を折り畳んでコンパクトな形に変形できるようにした、運搬効率、保管効率の高い折畳可能な容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この出願発明は、相対する第1側面に、上端部側を底辺とし、下端部側を頂点とする上方三角域、及び下端部側を底辺とし、上端部側を頂点とする下方三角域を形成し、各三角域にそれぞれ三角域の角部分を端部とするY字状凹部を設け、更に、各Y字状凹部における各端部を水平方向及び斜め方向に結ぶ水平凹部、及び斜め凹部が形成されており、相対する第2側面には、第1側面のY字状凹部の中央の交差部分、及び前記水平凹部の端部を通り水平に凹部が形成されている容器に関する。
【0005】
【作用】
この出願発明の容器は、容器に内容物を収納していないときには、上下方向に力を加えることにより、容器の側面に設けられた凹部を利用して、側面を折り畳み上面と下面とを近づけることができるようになっており、側面が折り畳まれるようにしている。
【0006】
凹部は、上面と下面が互いに近づいた形で折り畳むためのものであり、折り畳むことができるように設けられていればよいが、好ましくは、図1に示すように設けることが好ましい。
凹部は、折り畳み易いように形成されていればよいものであり、内方に向かって形成されているものが好ましいが、場合によっては外方に向かって形成されていてもよい。
【0007】
容器の形状はとくに限定されないが、折り畳んだときに、空間をできるだけ小さくする場合には、上面と下面の形状は平面であることが好ましい。
また、2個以上の容器を積み重ねる場合に、上面の凹部と下面の凸部、上面の凸部と下面の凹部とが重なり合うような形状にしてもよい。
【0008】
容器の側面の形状はとくに限定されないが、容器の収納、強度等を考慮し、さらに、折り畳み易いようにするには、相対するの第1側面は外側に膨らみ、他の相対する第2側面は内側に凹んでいることがとくに好ましい。また、それぞれの膨らみあるいは凹みの最大部分は中間部に設けられる水平な凹部の部分にあることが好ましく、中間部で膨らみあるいは凹んでいることがとくに好ましい。
また、容器は補強構造となっていてもよい。
【0009】
容器の材質としては、通常用いられているものが使用されるが、硬質のものとしては、ポリオレフィンあるいはポリオレフィンを含むガスバリアー性等を考慮した積層体が好ましく、ポリエチレン、ポリエチレンとエチレンビニルアルコールの積層体等がとくに好ましい。
【0010】
凹部は、容器を折り畳むことができるように形成されていればよいが、容器の内部に向かって形成されていてもよいし、外部に向かって形成されていてもよい。
また、凹部は、容器が肉厚にできている場合には、容器の壁を薄くすることにより形成することができる。
【0011】
容器は、通常内容物を充填するためのキャップが取り付けられる口を設けることが好ましいが、上部全体を開口部とするバケツ状のものであってもよい。
キャップが取り付けられる場合には、内容物が洩れないためだけではなく、内容物を収納しないときに折り畳んだ後に空気が容器に入らないようにし、折り畳んだ状態を維持するために密閉度の高いものが好ましい。
【0012】
折り畳んだ後に容器は、元の形状に戻ろうとすることがあるので、折り畳んだ後に口をキャップで閉じることにより、容器内部への空気が流入することを抑制することができる。
【0013】
また、容器の運搬、保管のためには、容器を折り畳んだ後に、折り畳んだ容器がその状態を保つようにすることが好ましいが、ひもで縛ったり、テープを貼ったり、金具で緊締することにより行うことが好ましい。また、袋あるいは容器に入れることによりその形状を保持するようにしてもよい。袋は、折り畳んだ形状に合わせたものでもよい。
このようにすることにより、容器を折り畳んだ状態でさらに完全に保持することができる。
【0014】
容器を折り畳むには、容器の中の空気が排出できるようにキャップで密閉されている場合には、キャップを外し、上面を下に押しつけることにより凹部によって側面を折り畳み、上面が下面と一体にすることにより行う。
なお、空気が排出できるようにした複数の容器を重ねて一度に空気を抜いて行うこともできる。この場合には、複数の容器が重ねて収納できるような装置を利用してもよいし、さらに、折り畳んだ後に折り畳んだ容器をそのまま保持できるようにしてもよい。
【0015】
【実施例】
以下、図により具体的に説明する。
実施例
図1の容器1は、上面5に、容器1をもつための把手9および内容物を充填するための口7が設けられ、下面6は平らな面を形成している。また、この口7には、内容物を充填した後、あるいは、折り畳んだ後に内容物が洩れないようにし、また、その形状を保つためのキャップ8を取り付けるように形成されいる。また、一対の第1側面3は外に向かって膨らんでおり、他の一対の第2側面4は、内側に凹んだ形状となっている。
相対する一対の第1側面3には、右上から左下の対角線(対応する面は左上から右下の対角線)を挟んで2つの略Y字状の凹部2が設けられる。
対角線の上部に設けられる1つの略Y字状の凹部2は、第1側面3の右上から左下(対応する面は左上から右下)にかけて設けられ、略Y字状の交差部10を通って第2側面4の側面にも平行な凹部2が設けられている。
対角線の下部に設けられる他の略Y字状の凹部2は、第1側面3の右上から左下(対応する面は左上から右下)にかけて設けられ、略Y字状の第2側面につながる端部は第2側面にも平行な凹部11、12が設けられている。さらに、第2側面4には、上縁あるいは下縁に水平な凹部11、12が設けられる。
この容器1は、キャップ8を外し、把手9を持ち、下に押すことにより容器1の中の空気を排出し、同時に折り畳むことにより図4に示す折り畳んだ容器となる。
【0016】
【発明の効果】
この出願発明は、容器が折り畳みができるように形成されているので、省スペース化をはかることができ、容器の収納、輸送が容易になる。また、これにより保管、輸送の面で経費を削減できるので、コストの低下をはかることができる。
また、キャップ付きの口をもつ容器の場合には、密閉性を向上することにより口にキャップをを嵌めることによりこの折り畳んだ状態が元に戻ることなく維持することができる。
さらに、容器を廃棄するときには、容器をコンパクトにすることができるので、廃棄物の量を大幅に減量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器の斜視図
【図2】 容器の第1側面図
【図3】 容器の第2側面図
【図4】 容器を折り畳んだ状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 容器
2 凹部
3 第1側面
4 第2側面
5 上面
6 下面
7 口
8 キャップ
9 把手
10 交差部
11 上部の端部の凹部
12 下部の端部の凹部
Claims (5)
- 相対する第1側面に、上端部側を底辺とし、下端部側を頂点とする上方三角域、及び下端部側を底辺とし、上端部側を頂点とする下方三角域を形成し、各三角域にそれぞれ三角域の角部分を端部とするY字状凹部を設け、更に、各Y字状凹部における各端部を水平方向及び斜め方向に結ぶ水平凹部、及び斜め凹部が形成されており、相対する第2側面には、第1側面のY字状凹部の中央の交差部分、及び前記水平凹部の端部を通り水平に凹部が形成されていることを特徴とする容器。
- 第1側面が外側に膨らんでおり、第1側面の外側に最も膨らんでいる部分が、Y字状凹部の中央の交差部分であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 第2側面が内側に凹んでおり、第2側面の内側に最も凹んでいる部分が、Y字状凹部の中央の交差部分を通る水平な凹部が形成されている部分であることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
- 凹部が薄肉であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の容器。
- 折り畳まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
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1996
- 1996-08-30 JP JP24684696A patent/JP3738089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1077043A (ja) | 1998-03-24 |
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