JP3736764B2 - ウェットティッシュ加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェットティッシュを加熱するウェットティッシュ加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウェットティッシュは、薬液等が含浸されて常に濡れた状態にあるティッシュである。このウェットティッシュはおしぼり等と同様に、人体を拭くことに用いる場合が多く、使い捨てができることから病人や乳幼児のお尻を拭くといったことにも用いられている。
かかるウェットティッシュは、ビニール等の袋であるウェットティッシュ容器内に1枚ずつ折り畳まれて収容されている。この単なる袋であるウェットティッシュ容器に収容されているウェットティッシュは、外気温の変化に伴って温度が変化する。特に、外気温の低下によって冷たくなったウェットティッシュを使用すると、ウェットティッシュが肌に触れた際のショック等によって病人や乳幼児に不快感を与え、眠っていた病人が起きてしまったり、乳幼児が急に泣きだしたりするといったことがあった。
【0003】
このため、ウェットティッシュを容器ごと加熱することができるウェットティッシュ加熱装置が、従来から開発されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
かかる装置によれば、ウェットティッシュ容器を収納する収納部の外壁面や外底面にヒータが設けられ、ウェットティッシュが容器ごと加熱されるようになっていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−18987号公報(図3等)
【特許文献2】
特開平11−18988号公報(図3等)
【特許文献3】
特開平11−18989号公報(図3等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こびりついている汚れを落とさなくてはならない場合にあっては、ウェットティッシュだけでその汚れを落とすのは困難であり、汚れに対して直接、水や薬液等の洗浄用の液体をかける必要が生じていた。
さらに、ウェットティッシュは、一旦その容器から取り出してしまうとすぐに乾燥してしまうので、乾燥しつつあるウェットティッシュを再度湿らせるためにウェットティッシュに水や薬液等の洗浄用の液体をかける場合もあった。
【0006】
そこで、こびりついた汚れを確実に落とすべく、洗浄用の液体を直接病人や乳幼児にかける場合には、不快感を与えない程度の温度に洗浄用の液体を加熱しておく必要がある。
また、ウェットティッシュに洗浄用の液体をかけ、再度湿らせたウェットティッシュを用いる場合であっても、冷たい液体で湿らせたウェットティッシュでは病人や乳幼児に不快感を与えてしまう。
そこで、ウェットティッシュを使用する際には、ウェットティッシュと共に洗浄用の液体を加熱しておくことが望まれているという課題がある。
【0007】
したがって、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、ウェットティッシュの使用時に同時に使用されることが多い水や薬液等の洗浄用の液体も加熱することができるウェットティッシュ加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明に係るウェットティッシュ加熱装置によれば、ウェットティッシュを1枚ずつ取り出し可能に収容したウェットティッシュ容器を収納するウェットティッシュ収納部と、該収納部内の前記ウェットティッシュ容器を加熱する発熱体とを備えたウェットティッシュ加熱装置において、洗浄用の液体が封入されるボトルを収納するボトル収納部と、前記ボトルを加熱するボトル用発熱体とを備えることを特徴としている。
【0009】
この構成を採用することによる作用効果は以下の通りである。
この構成によれば、ウェットティッシュを加熱することができると同時に洗浄用の液体も加熱することができる。ウェットティッシュと暖かい洗浄用の液体とは同時に使用されることが多いが、このように同時に使用される2つのものを一個の装置で加熱することができるので、使用時に煩わしさがなく、また持ち運んで使用する場合にも容易に持ち運びできるので好適である。すなわち、ウェットティッシュ加熱装置を乳幼児のオムツを替える際のおしり拭きに用いる場合、普段は火傷や感電等を防止するために乳幼児の手が届かないよう乳幼児の居る部屋とは別の部屋に置いて通電しておくのが通常である。したがって、オムツ替えのときになって乳幼児がいる部屋に加熱装置を運んでくることとなるが、本構成の加熱装置ではウェットティッシュとボトルとを一緒に運んでくることができるので運搬が容易であり、急ぐときでも速やかにウェットティッシュとボトルを運ぶことができる。またこのように乳幼児のいる部屋とは別の部屋で通電しておき、コンセントを外して乳幼児のいる部屋に加熱装置を運ぶ場合は通電がされていないので、いくら温度低下しにくい二重壁構造であっても、ウェットティシュ等の温度は徐々に下がっていくこととなる。しかし、本発明ではウェットティッシュと一緒に洗浄用の液体を収納しているので液体が蓄熱材の役割を果たし、ウェットティッシュの温度低下を防止することができる。
また、1個の装置内でウェットティッシュと洗浄用の液体とを加熱することにより、加熱効率も良く、電気代等の経費削減にも寄与する。
さらに、このような加熱装置を主に使用する冬期は、特に電気こたつ、電気カーペット、電気ストーブ等の様々な電気製品の使用が増えるため、コンセントの使用数をあまり増加させないように心がけることが必要であるが、本発明のウェットティッシュ加熱装置では、ウェットティッシュの加熱とボトルの加熱とを1つのコンセントで行なえるので、コンセント使用数を減少させることにも寄与する。
【0010】
また、前記ボトル収納部には、ボトルの転倒を防止する転倒防止手段が設けられているので、装置の持ち運び時等に装置内でボトルが転倒したりしてボトルから液体が漏れ出すのを防止し、またボトルが装置内でがたつくのを防止する。
この転倒防止手段は、ボトルの下部を収納する収納凹部から成ることを特徴とするとよい。
【0011】
さらに、前記ウェットティッシュ収納部は、外壁面に前記ウェットティッシュ容器を加熱する発熱体が取り付けられた有底カップ状の部材である収納容器部から構成されており、前記ボトル収納部は、前記収納容器部内に設けられ、前記発熱体が前記ボトル用発熱体を兼用して成ることを特徴とする。
この構成によれば、ボトルを収納するための収納部をウェットティッシュを収納する収納部とは別個に形成しなくともよいので、構造が複雑化せずコストダウンを図ることができる。
【0012】
さらに、前記収納容器部内において、前記ウェットティッシュ収納部と前記ボトル収納部との間には、収納されているウェットティッシュ容器が移動しないように、ウェットティッシュの側面を保持する保持部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、ウェットティッシュ容器は収納容器部内において移動することなく、ウェットティッシュ収納部に確実に収納されるので、ウェットティッシュの加熱を確実におこなうことができる。
【0013】
なお、前記ボトルは、スプレーヘッドが取り付けられたハンドスプレーであることを特徴としてもよい。
ハンドスプレーを採用すれば、液体を使用する際に噴霧させて用いることができるので液体を広範囲、且つ均一にかけることができる。また、1回の噴射で適量の液体をかけることができるのでかけすぎを防止し、液体がたれたり、液体の無駄使いを防止するのにも寄与する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るウェットティッシュ加熱装置の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
本発明は、ウェットティッシュ容器を収納してウェットティッシュを温めておくことが可能に設けられていると共に、ウェットティッシュ使用時に用いる洗浄用の液体をも併せて温めておくことができる点が特徴となっている。
【0015】
図1〜図5に、本発明に係るウェットティッシュ加熱装置の外観構造について示し、図6〜図7にウェットティッシュ加熱装置の内部構造について示す。
ウェットティッシュ加熱装置30は、ウェットティッシュ容器20(図6、7参照)を収納して加熱する下ケース34と、下ケース34の上面開口部を覆って下ケースを閉塞する上ケース32とから形成されている。
【0016】
上ケース32の上面外周側には、持ち運びの際に使用する把手36が設けられている。把手36は、上方に向けて回動自在に設けられており、持ち運びの際には把手36を上方に回動させて持ち運び、ウェットティッシュの取り出しの際には、取り出しの邪魔にならないように下方に回動させることができる。
また把手36は、持ち運び時以外のときには、上ケース32の外周部分よりも外方に突出しないように、上ケース32の外壁面が凹んで形成された把手収納部37内に収納可能に設けられている。このため、把手36を設けたにもかかわらず、全体の大きさを把手36が設けられていない場合と同様の大きさとなるように全体の小型化を図ることができる。
【0017】
また、下ケース34には脚部35と電源スイッチ33が設けられている。電源スイッチ33は、電源がONになると点灯する電源表示ランプ39を具備している。
また、下ケース34には、家庭用電源(AC100V)に接続するための電源コードが設けられているが図面上は省略している。
【0018】
上ケース32と下ケース34とは、正面側においては留め具(バックル)40によって固定され、後方において上ケース32と下ケース34のそれぞれに設けられて互いに係合する係合部によって係合して固定されている。なお、上ケース32に設けられた係合部は図面上省略されているが、下ケース34に設けられた係合部72は図10に示されている。
留め具40は、下ケース34の外壁面に沿って湾曲した形状を有している。留め具40の下端部40bは、連結部材22(図6)を介して下ケース34の外壁面に回動可能となるように取り付けられている。留め具40の上端部40aは鉤状に形成され、上ケース32の外壁に形成された鉤状部24に係止するように設けられている。
留め具40は、上ケース32と下ケース34にわたって形成された凹部41内に収納され、上ケース32と下ケース34とが固定された状態では留め具40が上ケース32および下ケース34の外壁面よりも突出しないように設けられている。
【0019】
上ケース32と下ケース34とを固定するには、まず留め具40の上端部40aを上ケース32の鉤状部24に掛け、その後留め具40の下端部40bを下ケース34の外壁表面側に押すことによって行なわれる。こうして、留め具40の上端部40aが上ケース32を下方へ引っ張り、上ケース32と下ケース34とが固定されることとなる。留め具40を解除するには、留め具40の下端部40bを下ケース34の外壁表面から離間させつつ上方へ引き上げることにより行なわれる。こうして留め具40の上端部40aが上ケース32の鉤状部24との係止が解除され、上ケース32と下ケース34との固定が解除される。
【0020】
続いて下ケースの構造について、上述した図面に加えて図8〜図11も参照しつつ説明する。
下ケース34は嵌合部44において内ケース34aと外ケース34bとに分離可能である。
内ケース34aが、ウェットティッシュ容器20および液体が入れられるボトル20を収納するために有底のカップ状に形成された収納容器である。内ケース34aは、ウェットティッシュ容器およびボトルを収納するための凹部が形成されている収納容器部45と、収納容器部45上端から外側に延びる上端縁部47と、上端縁部47から収納容器部45の深さに対して上側のほぼ半分程度まで収納容器部45を覆うように下方に向かって延びる外壁部49とを有し、外壁部49の下端縁に嵌合部44が形成されている。内ケース34aの上端縁部47は、下面47aと上面47bから成り、2段に形成されている。
内ケース34aの収納容器部45の外壁面に発熱体50が取り付けられている。発熱体50の詳細については後述するが、発熱体50によって収納容器部45の内部が加熱される。
【0021】
外ケース34bは、収納容器部45の底面側と、収納容器部45の外壁面下部外方を覆い、その上端縁が嵌合部44として形成されている。嵌合部44により、内ケース34aと外ケース34bが分離可能に嵌合される。
なお、かかる内ケース34a,外ケース34bは、PP,PE,PC,PS,AS,PVC,ABS,PET等による合成樹脂で形成されている。
【0022】
内ケース34aには、底面から下方に向けてネジ穴を有するボス部46が設けられている。内ケース34aのボス部46と外ケース34bのボス部48の間をネジ止めすることで内ケース34aと外ケース34bとが固定される。
このように、下ケース34は二重壁構造になっているので断熱効果が高く、且つ外ケース34bを取り外すことにより内ケース34aの外壁面の下半分があらわになり発熱体の組み込み等を容易に行える。
なお、下ケース34は、上述したような二重壁構造に設けなくともよい。
【0023】
次に、内ケースに設けられたウェットティッシュ収納部と、ボトル収納部について説明する。
本実施形態では、ウェットティッシュ収納部52とボトル収納部54は、内ケース34aの収納容器部45の凹部の内部において、一体となって設けられている。
ウェットティッシュ収納部52は、少なくともウェットティッシュ容器20を収納可能な大きさに形成されているが、ウェットティッシュ容器20にはウェットティッシュを製造する各メーカーにより様々な大きさのものが存在しているため、それらメーカーの中でも最も大きなウェットティッシュ容器20の大きさに合わせてウェットティッシュ収納部52の大きさを設定するとよい。
【0024】
ウェットティッシュ収納部52の内壁面には収納容器部内方に突出する突条(リブ)55が設けられている。この突条55は、ウェットティッシュ収納部52の内壁面全面に所定間隔をおいて複数本設けられている。このため、ウェットティッシュ容器20をウェットティッシュ収納部52内に収納した場合、ウェットティッシュ容器20はウェットティッシュ収納部52の内壁面には直接接触せずに突条55によって保持されて収納される。
【0025】
このように、ウェットティッシュ収納部52内に収納されたウェットティッシュ容器20は突条55により支持されているので、発熱体50によって加熱された収納容器部45との接触による熱伝導では加熱されず、隣り合う突条55どうしの間に存在する空気からの熱伝導や、収納容器部45の内壁面からの輻射熱によって行われる。
ウェットティッシュ容器20が、空気からの熱伝導や内壁面からの輻射熱によって加熱されることで、接触による熱伝導での部分的な加熱を防ぐことができ、ウェットティッシュの部分的な乾燥や、過熱による変色等を防ぐことができる。特に、空気が加熱されることで対流が起き、ウェットティッシュ全体が均一に加熱される。
また、突条55にスリット(図示せず)を形成することによって、隣り合う突条55の間で空気が流通可能になり、熱のこもりを防ぐことができる。
【0026】
次にボトル収納部について説明する。
内ケース34aの収納容器部45には、洗浄用の液体が入れられるボトル10を収納可能なボトル収納部54が形成されている。
ボトル収納部54は、ウェットティッシュ収納部52の空間と特に仕切等が無く、加熱された空気がボトル収納部54とウェットティッシュ収納部52との間を自由に行き来して循環するよう、連通して形成されている。すなわち、内ケース34aの収納容器部45は、ウェットティッシュを収納するための凹部であるウェットティッシュ収納部52と、ボトルを収納するための凹部であるボトル収納部54とが一体となった一つの凹部を形成しているのである。
【0027】
本実施形態による収納容器部45は、平面視すると、長方形の一方の短辺に三角形を取り付けたような五角形状に形成されている。ここで、このような形状の凹部のうち、長方形部分がウェットティッシュ収納部であり、この長方形の短辺から外方に突出した三角形状の部分がボトル収納部である。
なお、収納容器部45としての凹部(ウェットティッシュ収納部およびボトル収納部)の形状としては平面視五角形状に限られることはない。
【0028】
本実施形態のボトル収納部54には、ボトル10を起立させた状態で収納可能となっており、ボトルの下部を収納し保持する収納凹部56が、内ケース34aの内壁面から下方に向けて凹むようにして設けられている。この収納凹部56が、特許請求の範囲でいう転倒防止手段である。収納凹部56は、ウェットティッシュ収納部52の底面52aよりも下方に突出するように形成されている。この収納凹部56の深さは、ボトル10の長さに合わせて設定される。
また、ボトル収納部54において、収納凹部56の内壁面56aと、収納されるボトルの周囲に立設されている内ケース34aの三角形状に形成された部分の内壁面45aとは、同一平面に形成されている(図9)。このため、ボトル10に収納容器部45の内壁面がより接近することとなり、ボトル10は効率良く加熱される。
【0029】
ウェットティッシュ収納部52とボトル収納部54との間には、ウェットティッシュ収納部52に収納されたウェットティッシュ容器20がボトル収納部54側へ移動しないよう、ウェットティッシュ容器20を保持するための、保持棒60が設けられている。保持棒60は、収納容器部45の内底面から上方に向けて突出するように設けられている。
本実施形態では保持棒60は2本、ウェットティッシュ容器20の短辺の両端部に当接するように設けられているが、2本に限定されることはない。また、このように保持するための保持部としては、棒状に限定されることはなく、板状等の他の形状であってもよい。
【0030】
なお、内ケース34aにおいてウェットティッシュ収納部52とボトル収納部54の両収納部(凹部)が形成された部分は、他の部位から分離可能に設けてもよい(図示せず)。この場合は、両収納部の材質は、他の部分とは違う材質である金属の鉄、銅、SUS、アルミニウム等を用いてもよく、またこれらの金属表面にフッ素コーティング、ビニールコーティング、メッキ、アルマイト処理等を施したものであってもよい。
【0031】
さらに、上述した実施形態では、内ケース34a内で、ウェットティッシュ収納部52とボトル収納部54とを仕切等を施さずに、連通させて設けたものであった。
しかし、ウェットティッシュ収納部52とボトル収納部54とを全く分離して設けるようにしてもよい(図示せず)。
【0032】
次に、発熱体について説明する。
なお、本実施形態におけるボトル収納部54とウェットティッシュ収納部52とは1つの収納容器部45内に形成されており、収納容器部45の外壁面に発熱体50が設けられているので、ボトル10を加熱させるボトル用発熱体とウェットティッシュ容器20を加熱する発熱体は兼用となっている。
【0033】
収納容器部45としての内ケース34aの外壁面には、発熱体50の一例としての箔ヒーター(以下、符号50として説明する)が接着剤または接着テープ等によって取り付けられている。
内ケース34aの外底面には、外壁面に取り付けられた箔ヒーター50を連結する伝熱帯62が配置されている。伝熱帯62は、箔ヒーター50を形成するアルミニウムと同様のアルミニウムの薄板等から構成されている。伝熱帯62は、アルミニウムの薄板等をほぼ帯状に形成して、長手方向の両端部を箔ヒータ50に重ねて貼り付けられて構成されており、内ケース34aの側面の熱を内ケース34aの底面へ伝えるように設けられている。このように、内ケース34aの外底面にはヒータ自体を設けずに、外壁面に設けたヒータの熱を伝える伝熱帯62を設けただけであるので、部品点数の低減に伴う製造コストの削減と共に、使用時の電気使用量の低減をも図ることができる。
【0034】
ここで、図12〜図15に基づいて箔ヒーター50について詳細に説明する。図12に示すように、箔ヒーター50は、コードヒーター64を蛇行させて接触面積を増加させてアルミ箔66の表面に貼り付け、アルミ箔66の外部に導出したコードヒーター64の端部に電源接続端子65を設けたものである。
箔ヒーター50は、全体として長尺な長方形である帯状に形成されており、収納容器部45の外壁面の周囲に巻き付けて使用される。この箔ヒーター50は、収納容器部45の外壁面に巻き付けたときに、両端部が接触しない長さに形成されている。また、帯状の箔ヒーター50の所定位置にはスリット67が形成される。スリット67は、収納容器部45の周囲に巻き付ける際に、収納容器部45のコーナーに当たる位置に設けられている。このようなスリット67を形成することによって、収納容器部45の外壁面が互いに垂直に形成されておらず底面が小径となるように傾斜されている場合であっても、外壁面に密着させて巻き付けることができる。
【0035】
本実施形態の箔ヒーター50の帯状の両端部には、コードヒータ64が配置されておらず、コードヒータ64が設けられている部分からの熱を伝えて収納容器部45を加熱する伝熱部53として設けられている。
図13に示すように、箔ヒーター50を収納容器部45の周囲に巻き付けると、伝熱部53がボトル収納部54付近に到達する。上述したように、箔ヒーター50は伝熱部53同士が繋がる長さには形成されていないので、箔ヒーター50では覆われない部分に箔ヒーター50の熱を伝えるためにアルミニウムの薄板等から成る伝熱片59が設けられている。伝熱片59は、両伝熱部53に重ねて貼り付けられる。
【0036】
なお、本実施形態では、収納容器部45に貼り付けられた箔ヒーター50のうち、ボトル収納部54に対応する箇所の周囲に貼り付けられた部分が、ボトル10を加熱させるためのボトル用発熱体51に該当する。
すなわち、電源接続端子65よりも若干内側から伝熱部53まで、および伝熱部53に貼り付けられた伝熱片59を含めた部分がボトル用発熱体51として機能する。
【0037】
なお、図11に示すように、箔ヒーター50の電源接続端子65から図示しない電源プラグへの途中には、自動温度調節器25や温度ヒューズ26が接続されており、箔ヒーター50が所定温度以上にはならないように制御される。
【0038】
箔ヒーターの他の形態を説明する。
箔ヒーター50は、図14に示すように2枚のアルミ箔66でコードヒーター64を挟むようにして形成したものであってもよい。
このような箔ヒーター50は、コードヒーター64で生じた熱をアルミ箔66に均一に伝えるので伝熱面積が大きくなり、温度のムラが少なく、収納容器部45を効率よく加熱できる。また、接着剤や接着テープ等で貼るだけで簡単に固定することができる。
【0039】
また、図15には、箔ヒーターにおいて上述した形態とは異なる他の箔ヒーターの形態を示している。
ここで示す箔ヒーター68は、収納容器部45の底面に対応する中央部70が、伝熱帯62の部分を残して開口されて成り、収納容器部45の外壁面のみにコードヒーター64を取り付け可能なように形成されている。コードヒーター64は、収納容器部45の外壁面を蛇行しつつ1周するように配置されている。
この箔ヒーター68は、両面接着テープ102の接着体102aの一方の表面上にコードヒーター64を貼り付け、さらにその上からアルミ箔66を貼り付けてコードヒーター64を覆ったものである。両面接着テープ102の接着体102aの他方の表面には、表面紙102bが設けられている。
【0040】
箔ヒーター68を収納容器部45の外壁面に取り付けるには、まず両面接着テープ102の表面紙102bを取り去り、次いで中央部70の四隅に位置する小幅部71を折り曲げて、露出した接着体102aの他方の表面を収納容器部45の外壁面に貼り付けることによって行われる。
【0041】
次いで、上ケース32について、図1〜図7と、図16〜図17に基づいて説明する。
上ケース32は、ウェットティッシュ収納部52およびボトル収納部54の開口上面を閉塞するように、下ケース34の上面に装着される。
上ケース32は、下ケース34に対して上述した留め具40および係合部72の係合によって固定される。上ケース32は、留め具40を外して係合部72の係合を解除することによって下ケース34から脱着自在に設けられている。
【0042】
上ケース32は、外蓋80と、下ケース34の上面開口部を閉塞する内蓋82とから成る二重壁構造に形成されている。
これら外蓋80と内蓋82との間には断熱空間83が形成されるので、この断熱空間83が装置内部と外部との断熱をして装置内の保温性が向上する。また、外蓋80と内蓋82とは、ネジ穴を有するボス部84,85との間をネジ止めすることによって固定されている。
【0043】
外蓋80には、ウェットティッシュを取り出すウェットティッシュ取り出し口86と、ボトルを取り出すボトル取り出し口88とが設けられている。
各取り出し口86,88には、それぞれ別々の蓋が設けられている。すなわち、ウェットティッシュ取り出し口86には、ウェットティッシュ用蓋90が設けられ、ボトル取り出し口にはボトル用蓋92が設けられ、各取り出し口を閉塞している。
ウェットティッシュ用蓋90とボトル用蓋92は上面から見ると、併せて長円状に形成されており、それぞれ、回動軸94,96により外蓋80の軸受97に回動自在に取り付けられている。
また、ボトル用蓋92には、ウェットティッシュ用蓋90の下端部に当接するようにウェットティッシュ用蓋90側へ突出する押圧片98が形成されている。
【0044】
ウェットティッシュ用蓋90とボトル用蓋92のそれぞれには、各蓋の上方への回動を係止するためのロック機構100,104が設けられている。
各ロック機構100,104は、各蓋90,92の回動軸94,96とは反対側の端部に設けられた係合凹部(図示せず)に係合する係合爪106,107と、係合爪106,107を係合凹部から解除する方向へ回動させる押しボタン108,110とを備えている。係合爪106,107は、スプリング111,112により、各蓋90,92へ近づく方向(図16で矢印A方向)に突出するように付勢されている。
また、各蓋90,92は、ねじりコイルバネ114,115によって回動軸94,96を中心軸として上方へ回動するように付勢されている。このため、押しボタン108,110を押して係合爪106,107を係合凹部から解除するとねじりコイルバネ114,115の付勢力によって各蓋90,92が開くことができる。
このような構成であるので、ユーザは片手で各押しボタンを押すだけ、すなわちワンプッシュで各蓋90,92を開けることができるので、簡単な操作を実現できる。
【0045】
各蓋の動作について説明する。
ウェットティッシュ用蓋90は、押しボタン108を押すことでボトル用蓋92とは無関係に単独で開くことができる。また、ボトル用蓋92を開ける際には、押しボタン110を押すことで開くことができるが、押圧片98がウェットティッシュ用蓋90によって下方に押圧されているので、ウェットティッシュ用蓋90が開いているときか、またはウェットティッシュ用蓋90と同時に開けないと開かないように設けられている。
また、ウェットティッシュ用蓋90を閉じる場合、ねじりコイルバネ114の付勢力に抗してウェットティッシュ用蓋90を直接押すことで閉じることができる。かかる場合、ボトル用蓋92も開いていれば、ウェットティッシュ用蓋90の下端部がボトル用蓋92に設けられている押圧片98を押圧するのでボトル用蓋92も同時に閉じさせることができる。
一方、ボトル用蓋92は、ボトル用蓋92をねじりコイルバネ115の付勢力に抗して押すことで単独で閉じることができる。
【0046】
また、各ロック機構100,104を連動させるように設けてもよい(図示せず)。
例えば、ボトル用蓋92を開けさせる押しボタン110がウェットティッシュ用蓋90を開けさせる押しボタン108に連結しており、ボトル用蓋92を開けさせる押しボタン110を押せば、ボトル用蓋92とウェットティッシュ用蓋90の両方が開くようにするのである。このようにすれば、洗浄液を使う際には、ウェットティッシュも使用するのが通常であろうから、わざわざ2つの押しボタンを押さなくとも済むという作用効果がある。
一方、各ロック機構100,104を連動させた場合であっても、ウェットティッシュの使用時には、必ずしも洗浄液を使用するとは限らないので、ウェットティッシュ用蓋90を開けさせる押しボタン108を押してもボトル用蓋92を開かせる必要はない。
【0047】
なお、各蓋90,92の他の開閉機構としては、各蓋90,92が外蓋80と一体に形成され、外蓋80との接続部の樹脂の弾力性によって常時上方に付勢するようにしてもよい(図示せず)。
さらに、各蓋90,92は着脱自在に設けられていてもよい(図示せず)。
【0048】
ウェットティッシュ取り出し口86の構造について説明する。
内蓋82の略中央部には、開口部120が設けられている。
一方、外蓋80の中央部は凹設されて中蓋部122に形成されており、この中蓋部122の中心に形成された取り出し孔124が内蓋82の開口部120と連通しており、この取り出し孔124からウェットティッシュが取り出される。
【0049】
中蓋部122の上方には、ウェットティッシュ用蓋90が設けられている。また、ウェットティッシュ用蓋90の下面には、中蓋部122の段差125の内壁に略当接し、取り出し孔124を囲む突部126が、下方に向けて設けられている。
このように、取り出し孔124の外周を突部126と段差125で囲んでいるので、取り出し孔124から水分が蒸発しても、水分の外部への流出を妨げ、ウェットティッシュの乾燥を防ぐことができる。
【0050】
内蓋82には、収納容器部45の上端縁部47に形成されている下面74aと上面74bに略当接するように段差128が形成されている。このように段差128を設けたことで、上ケース32を下ケース34に装着する際の位置決めが容易となり、しかも収納容器部45の気密性が高まり、ウェットティッシュから水分が蒸発しても、水分が外部へ流出することを防止し、ウェットティッシュの乾燥を防ぐことができる。
【0051】
本実施形態では、上述したように、外蓋80に凹設された中蓋部122等を形成し、ウェットティッシュ用蓋90に突部126を設けた構成を採用したが、このような構造になっているのは、ウェットティッシュ取り出し口86だけでよい。
すなわち、ボトル取り出し口88は、外蓋80に形成された取り出し孔130と、内蓋82に形成された開口部132とが連通して形成されているだけである。ボトル用蓋92の下面にも突部等は設けられてはおらず、単なる平面状に形成されている。
ボトル取り出し口88からは、キャップ11のついたボトル10を直接取り出すので、ウェットティッシュのように乾燥のおそれなどが無いからである。
【0052】
次に、洗浄用に用いる液体と、この液体を入れるボトルについて図19〜図20に基づいて説明する。
洗浄用に用いる液体としては、単なる水道水やあるいはミネラルウォーターを用いることができる。水以外には、汚れを落とす成分を有する薬液を用いてもよい。
【0053】
ボトル10は、液体を入れることができ、且つ入れた液体を何らかの手段で取り出すことができればどのような形状であってもよいが、本実施形態では断面が楕円形であって、上部の首部で細くくびれたような曲線で構成されるものが示されている。
ボトル10の容量は、数回分使用可能程度の液体が貯留される容量であればよい。数回分使用する程度の容量とすることにより、液体を使用した後に新たな液体を追加しても、短時間で加温することができる。また最初に液体を使った後に追加をし忘れた場合であっても、まだ次に使用する量は残っているので、使用間隔が短い場合でも数回分は連続して使用可能である。
【0054】
ボトル10の上部には、ねじ込み式ではめ込まれるキャップ11が設けられている。キャップ11は、内部の液体を噴出可能な噴出穴12が形成された噴出部14と、噴出部上方を覆う蓋部16とを有している。蓋部16は、キャップ本体11aに、折り曲げ自在な取り付け片17によって取り付けられている。
ボトル10は、弾性を有する弾性体で構成されている。すなわち、例えばポリプロピレン等の材質で形成されている。これにより、内部に入れられた液体を使用する場合には、ボトル10の側面を押すことにより(図19の矢印B)、噴出穴12から液体を噴出させて用いることができる。
【0055】
また、ボトルの他の形態について図21〜図22に示す。
ボトルとしては、液体を貯留しておくボトル10をハンドスプレー19として用いるべく、ボトル上部にスプレーヘッド7を取り付けたものであってもよい。かかる場合、ボトル10の側面を押圧して内部の液体を噴出させなくともよいので、ボトル自体は弾性を有していなくともよく、剛性の高いものであってもよい。
スプレーヘッド7は、ボトル10の上部にねじ込み式に装着可能であり、ボトル10上部へ装着する装着部4、液体を噴射させる際に用いる引き金式レバー6、噴出口5等の各構成を具備している公知のものを採用することができる。
【0056】
上記のようなハンドスプレー19をウェットティッシュ加熱装置30に収納する場合、スプレーヘッド7がウェットティッシュ加熱装置30の内部には完全に収納されず、上ケース32の上方にはみ出すように設けてもよい。すなわち、ハンドスプレー19の場合にはスプレーヘッド7部分がボトル10の径よりも大径化してしまうこともあり、またスプレーヘッド7には液体が貯留されていないので加熱しても仕方がない。
そこで、ハンドスプレー19を加熱する場合の構造として、ボトル取り出し口88にはボトル用蓋92は設けず、ボトル収納部54が外部と連通するように設けるようにしてもよい。このような構成によれば、ボトル10(ハンドスプレー19)を取り出す際には、外部に突出しているスプレーヘッド7を掴んで引き出すようにすることができる。
【0057】
以上、本発明の好適な実施の形態について種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係るウェットティッシュ加熱装置によれば、ウェットティッシュを加熱することができると同時に洗浄液も加熱することができる。
したがって、洗浄液を乳幼児や病人に直接かける際、および乾燥したウェットティッシュを再度湿らせて使用する際に乳幼児や病人を驚かすことがない。さらに、洗浄液の使用によって、従来よりも確実に汚れの除去ができるので、ウェットティッシュ自体の使用量を減らすことにもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェットティッシュ加熱装置の正面図である。
【図2】図1に示すウェットティッシュ加熱装置の平面図である。
【図3】図1に示すウェットティッシュ加熱装置の側面図である。
【図4】図1に示すウェットティッシュ加熱装置のウェットティッシュ用蓋とボトル用蓋の両方を開けたところを示す正面図である。
【図5】図1に示すウェットティッシュ加熱装置のウェットティッシュ用蓋のみを開けたところを示す正面図である。
【図6】ウェットティッシュ加熱装置を側面からみた断面図である。
【図7】ウェットティッシュ加熱装置を正面からみた断面図である。
【図8】下ケースを側面からみた組立分解図である。
【図9】下ケースを正面からみた組立分解図である。
【図10】収納容器部の平面図である。
【図11】収納容器部の底面図である。
【図12】加熱体を示す説明図である。
【図13】加熱体の収納容器部への装着状況を示す説明図である。
【図14】加熱体の他の例を示す断面図である。
【図15】加熱体の他の例を示す説明図である。
【図16】上ケースの取り出し口があらわになるように、ウェットティッシュ用蓋とボトル用蓋を取り外したところを示す平面図である。
【図17】ボトル用蓋の平面図である。
【図18】ウェットティッシュ用蓋の断面図である。
【図19】ボトルの説明図である。
【図20】ボトルのキャップを示す説明図である。
【図21】ハンドスプレーを収納したところを示すウェットティシュ加熱装置の正面図である。
【図22】ハンドスプレーを収納したところを示すウェットティシュ加熱装置の平面図である。
【符号の説明】
4 装着部
5 噴出口
6 引き金式レバー
7 スプレーヘッド
10 ボトル
11 キャップ
11a キャップ本体
12 噴出穴
14 噴出部
16 蓋部
17 取り付け片
19 ハンドスプレー
20 ウェットティッシュ容器
22 連結部材
24 鉤状部
25 自動温度調節器
26 温度ヒューズ
30 ウェットティッシュ加熱装置
32 上ケース
33 電源スイッチ
34 下ケース
34a 内ケース
34b 外ケース
35 脚部
36 把手
37 把手収納部
39 電源表示ランプ
40 留め具
41 凹部
44 嵌合部
45 収納容器部
46,48 ボス部
47 上端縁部
49 外壁部
50 発熱体(箔ヒーター)
51 ボトル用発熱体
52 ウェットティッシュ収納部
53 伝熱部
54 ボトル収納部
55 突条
56 収納凹部
59 伝熱片
60 保持棒
62 伝熱帯
64 コードヒーター
65 電源接続端子
66 アルミ箔
67 スリット
68 箔ヒーター
70 中央部
71 小幅部
72 係合部
80 外蓋
82 内蓋
83 断熱空間
86 ウェットティッシュ取り出し口
88 ボトル取り出し口
90 ウェットティッシュ用蓋
92 ボトル用蓋
97 軸受
98 押圧片
100,104 ロック機構
102 両面接着テープ
102a 接着体
102b 表面紙
108,110 押しボタン
111,112 スプリング
114,115 ねじりコイルバネ
120,132 開口部
122 中蓋部
124,130 取り出し孔
125,128 段差
126 突部

Claims (6)

  1. ウェットティッシュを1枚ずつ取り出し可能に収容したウェットティッシュ容器を収納するウェットティッシュ収納部と、
    該収納部内の前記ウェットティッシュ容器を加熱する発熱体とを備えたウェットティッシュ加熱装置において、
    洗浄用の液体が貯留されるボトルを収納するボトル収納部と、
    前記ボトル収納部内のボトルを加熱するボトル用発熱体とを備えることを特徴とするウェットティッシュ加熱装置。
  2. 前記ボトル収納部には、ボトルの転倒を防止する転倒防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のウェットティッシュ加熱装置。
  3. 前記転倒防止手段は、ボトルの下部を収納する収納凹部から成ることを特徴とする請求項2記載のウェットティッシュ加熱装置。
  4. 前記ウェットティッシュ収納部は、外壁面に前記ウェットティッシュ容器を加熱する発熱体が取り付けられた有底カップ状の部材である収納容器部から構成されており、
    前記ボトル収納部は、前記収納容器部内に設けられ、
    前記発熱体が前記ボトル用発熱体を兼用して成ることを特徴とする請求項1,2または3記載のウェットティッシュ加熱装置。
  5. 前記収納容器部内において、前記ウェットティッシュ収納部と前記ボトル収納部との間には、収納されているウェットティッシュ容器が移動しないように、ウェットティッシュの側面を保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のウェットティッシュ加熱装置。
  6. 前記ボトルは、スプレーヘッドが取り付けられているハンドスプレーであることを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のウェットティッシュ加熱装置。
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