JP2015163522A - 噴霧器付きケース - Google Patents

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一也 横治
智子 菅野
Tomoko Sugano
智子 菅野
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Mutsumi Ichiyanagi
睦 一柳
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誠明 中山
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Abstract

【課題】ティッシュペーパーやキッチンペーパー等の紙片を少量ずつ取り出すことが出来るケースであって、取り出した紙片に自動的に液体を噴霧することができるケースの提供を課題とすること。
【解決手段】柔らかくて薄い複数枚の使い捨て用紙若しくはロール状に巻回した長尺の使い捨て用紙を収容する収容部と、当該収容した使い捨て用紙を取り出す取り出し口と、液体を霧状に噴霧するノズル、当該ノズルに液体を供給するポンプ手段および物体の近接若しくは通過を検出するセンサを有し、前記センサによる物体の近接若しくは通過の検知に基づいて前記ポンプ手段を駆動する制御手段を有したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ティッシュペーパーやキッチンペーパー等を取り出し可能に収容可能な噴霧器付きケースに関するものである。
従来、特許文献1記載の箱入りのティッシュペーパーを収容する噴霧器付きのティッシュボックスが知られている。当該ティッシュボックスは、ティッシュペーパーの取り出し口を設けたティッシュボックス本体上部の中央にプッシュボタンを押すと液体を噴霧するスプレーヘッドを設けたものである。具体的には、ティッシュペーパーを引き出しつつ、当該ティッシュペーパーの中央付近に液体を噴霧できるよう構成したものである。
特開2005−349154号公報
上記ティッシュボックスは、片手でティッシュペーパーを引き出しつつ、もう一方の手で噴霧器を操作してティッシュペーパーを湿らせる操作を行うものである。しかしながら、上記ティッシュボックスに収容した所謂ボックスティッシュは、片手で箱から引き抜いて手軽に使用できるところに便利さがあるものであるから、ティッシュペーパーの取り出し時に反対側の手によって他の操作を行わせるのは使用者に面倒な操作を伴わせるものであるからボックスティッシュ本来の利便性を損なう虞があるものである。
本発明は上記課題に鑑み発明されたものであって、ティッシュペーパーやキッチンペーパー等の紙片を少量ずつ取り出すことが出来るケースであって、使用者の利便性を損なうことなく取り出した紙片に自動的に液体を噴霧することができるケースの提供を課題とするものである。
また、液体の噴霧量を使用者の意図に応じて調節できるようにすることを課題の一つとする。また、使用者の意図しない噴霧を継続させることの無いケースの提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は以下の構成を有する。
柔らかくて薄い複数枚の使い捨て用紙若しくはロール状に巻回した長尺の使い捨て用紙を収容する収容部と、
当該収容した使い捨て用紙を取り出す取り出し口と、
液体を霧状に噴霧するノズル、当該ノズルに液体を供給するポンプ手段および物体の近接若しくは通過を検出するセンサを有し、
前記センサによる物体の近接若しくは通過の検知に基づいて前記ポンプ手段を駆動する制御手段を有したことを特徴とする噴霧器付きケース。
また、噴霧器付きケースにおいて、
前記制御手段は、
前記センサによる検知に伴って前記ポンプ手段の駆動を開始するとともに、前記ポンプ手段の駆動開始後の一定期間は当該ポンプ手段を間欠的に複数回駆動した後に当該ポンプ手段の駆動を停止し、
前記一定期間の経過以前に前記センサによる検知が終了した場合には、当該検知の終了に伴って前記ポンプ手段の駆動を停止することを特徴とする。
また、噴霧器付きケースにおいて、
前記ノズルおよびセンサは、前記使い捨て用紙を取り出す取り出し口を設けた側面とは異なる他の側面に配置したことを特徴とする。
本発明は、テッィシュペーパーを一組ずつ取り出し可能に収容した所謂ボックスティッシュやロール状のキッチンペーパー等を収容する収容部を有し、使い捨て用紙であるテッィシュペーパーやキッチンペーパーを順次取り出すことが出来るように構成されたものである。そして、当該使い捨て用紙の供給機として機能する他、取り出した使い捨て用紙をセンサにかざすことによって液体を噴霧し、濡れていない通常の使い捨て用紙を所謂ウエットティッシュのような湿気を含んだ用紙に変えることができるものである。
本発明は、ケースから取り出した使い捨て用紙を、そのままノズルに近接したセンサ上にかざすだけで液体を噴霧させことができ、これにより用紙に液体を染みこませることができるようになっている。このため、使い捨て用紙をセンサ上にかざすという行為以外に噴霧装置を駆動させるための操作を必要とせず、両手を使う、操作部を押すあるいは引くといった効力も力も必要としないものである。このため、液体を噴霧させる機能を有していながら、使用者に噴霧時に対して面倒と思わせるような感情を抱かせることがないという効果を有している。
また、本発明は、センサによる検知をきっかけとして起動した噴霧動作の終了も自動的行われるようになっている。すなわち、センサ上から対象物がなくなりノズル噴霧方向に対象物が存在しなくなった時、若しくは起動してから一定時間経過したときの何れかの場合であっても噴霧動作を終了するようになっている。
このような制御を行うことにより、用紙に含ませる液量を使用者が調節できるようにすることが可能になり、意図しない物体がセンサを覆った場合などに無制限に噴霧動作が継続するという事態を防止することができるという効果を有している。
一例として、当該明細書に記載したポンプ手段は約0.6秒間隔で3回駆動した後に停止するようになっている。当該3度の噴霧によって合計約0.36ccの水が噴霧されるようになっているが、一回目の噴霧が行われた時点で使い捨て用紙をセンサ上から取り除くと約0.12ccの水が噴霧され、二回目の噴霧が行われた時点で使い捨て用紙をセンサ上から取り除く合計約0.24cの水が噴霧され、かざし続けると合計約0.36ccの水が噴霧されることになる。0.36ccの噴霧で不足の場合には、センサ上から1秒間避けた後、再びセンサ上にかざすことによって追加の噴霧を行わせることが出来る。このように、噴霧回数は使用者の意図によって自由に調節することができるので、液体の噴出量を定量単位で自由に調整できるという効果を有している。
また、本発明は、ノズルおよびセンサを設けた側面と、使い捨て用紙の取り出し口を設けた側面の向きを異ならせている。使い捨て用紙の取り出し口を設けた側面にノズルおよびセンサを設けると、噴霧動作を行わせるつもりが無い場合であっても不用意に用紙がセンサ上を通過して噴霧動作が行われる可能性がある。本発明は、ノズルおよびセンサを使い捨て用紙の取り出し口を設けた側面とは異なる側面に設けているので、上記のような意図しない噴霧動作を防止することができるという効果を有している。
本発明に係るケースの外観斜視図である。 ケース本体の内部を表した説明図である。 本発明に係るケースの使用可能な姿勢を表した説明図である。 本発明に係るケースの概略ブロック図である。 本発明に係るケースの動作シーケンスを表したフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1(a)は本実施の形態に係る噴霧器付きケース(以下「ケース」という)1を斜め上面から見た外観斜視図を表し、図1(b)はケース1を斜め下面から見た外観斜視図を表している。
ケース1は、合成樹脂の射出成形によって形成された薄肉の外郭を有するケース本体を有している。ケース本体には、柔らかくて薄い使い捨て用紙である所謂ティッシュペーパーを複数枚収容する収容部が設けられている。本実施の形態における収容部2は、一般的に市販されている箱詰めされたティッシュペーパー(所謂ボックスティッシュ)がそのまま収容できる形状と容積を有するように形成されている。本実施の形態では、外形244mm×118mm×55mm以下のボックスティッシュを収容できるように構成している。
ケース本体の一側面は前述したボックスティッシュを出し入れすることができる前記収容部2に繋がる開口になっており、当該開口は着脱可能に装着される蓋体3によって塞がれるようになっている。
当該蓋体3の中央には長孔状の開口4が形成されており、前記ボックスティッシュを収容した後に開口4を介してティッシュペーパーを一定量ずつ取り出すことが出来るようになっている。なお、キッチンペーパーのようなロール状に巻回した長尺の使い捨て用紙を収容する場合には、前記収容部2内をロールの回転に適した構造に形成すると共に、開口4の形状も当該用紙に合わせた形状のものが採用される。
図2(a)および図2(b)は、それぞれ蓋体3を取り外した状態のケース本体1aの内部を表した説明図である。ケース本体1aの内部には、前述した収容部2が設けられるとともに液体の噴霧装置5が内蔵されている。
ケース本体1aの開口に対向する収容部2の奥側壁には、4本の単三電池を収容する電池ケース6が設けられており、前記噴霧装置5を駆動するために必要な電力を供給するようになっている。また、長方形状に形成されている収容部2内の長手方向の両端付近には、ティッシュペーパーを収容した箱の底面を支える支持部7(7a、7b)を形成した支持板8が設けられている。当該支持板8は、ティッシュペーパーを収容した箱の底部を支えることにより電池ケース6との接触を防止するとともに、ケース1の内部における移動範囲を制限するようになっている。
前記噴霧装置5は、ケース1内部において前記収容部2に隣接して設けられている。本実施の形態における噴霧装置5は一例としてケース1と一体的に設けているが、ケース1に着脱可能に装着されるユニットとして形成されるものであってもよい。噴霧装置5は、電動式加圧ポンプおよび制御手段(図示せず)、水等の液体を貯蔵する液体タンク9、液体を噴霧するノズル10、物体の近接を検知するセンサ11、前記電動式加圧ポンプや制御手段と電源(電池ケース6)とを接続する電源スイッチ24等から構成される。
液体タンク9は、ケース1に対して着脱可能に設けられており、噴霧装置5に対する液体の補充や廃棄を容易にしている。当該液体タンク9に貯蔵された液体は電動式加圧ポンプによって吸い上げられ、ノズル10を介して霧状に噴霧するようになっている、
センサ11は、赤外線の発光素子と受光素子を備えたセンサであり、発光素子によって赤外光を物体に照射し、物体からの反射光を受光素子によって受光することで検出空間内における物体の有無を検出できるように構成されたものである。センサ11から出力された情報は制御手段によって判断され、当該判断結果に基づいて予め定められた通りの内容で電動式加圧ポンプを駆動するようになっている。センサ11の検出範囲は発光素子が照射する赤外光の中心軸に対して一定の角度範囲を検出する指向性を有しており、ノズル10による液体の噴霧方向も噴霧の中心となる方向に対して一定の角度範囲内において霧状の液体を噴霧する指向性を有している。また、センサ11とノズル10は近接した位置に配置されており、前記赤外光の中心軸と液体の噴霧方向は同一の方向を向くようになっている。
図3(a)、図3(b)、図3(c)は使用可能なケース1の姿勢を表している。
図3(a)は、噴霧面13を略垂直上方に向け、取り出し面14を横方向に向けた姿勢で机上にケース1を置いた状態を表している。ケース1に装着される蓋体3は、取り出し面14が真横を向くのではなく、緩く傾斜してやや上方を向くように形成されている。また、ケース1内部においては、支持板8によってティッシュペーパーを収容した箱の底面を支え、前記傾斜した取り出し面14の角度と当該ティッシュペーパーを収容した箱の取り出し面の角度が一致するようになっている。当該図3(a)に示した姿勢でケース1を机上に載置して使用する場合には、横方向に面した取り出し面14からティッシュペーパーを取り出した後、当該ティッシュペーパーを噴霧面13上にかざすと、当該ティッシュペーパーに向けて液体が噴霧される。これにより、乾いているティッシュペーパーを濡らしウェットティッシュペーパーにすることができる。
本実施の形態に係るケース1は、噴霧面13と取り出し面14を異なる方向に向けたことを特徴の一つとしている。これは、ティッシュペーパーを取り出す際に、センサ11が使用者本人の手や取り出し中のティッシュペーパーを検出して液体を噴霧する危険性を解消することを目的とした配置である。
図3(b)は、取り出し面14を上方に向け、噴霧面13を横方向に向けた姿勢で机上にケース1を置いた状態を表している。開口4を設けた取り出し面14は垂直上方を向くのではなく、使用者の方向に向かってやや傾斜するようになっている。この際、ケース1内に収容されているティッシュペーパーを収容した箱は、傾斜した取り出し面14の角度と当該ティッシュペーパーを収容した箱の取り出し面の角度が一致するように支持板8によって支持されている。
図3(c)は、略長方形状の外観を有するケース1を、長手方向と垂直方向が一致する姿勢にした状態を表している。この姿勢は、ケース1の底面若しくは噴霧面13を設けていない反対の側面に室内の壁などに対する取付手段を設け、ケース1を室内の壁などに取り付けた場合の姿勢を表している。なお、当然ながら、当該姿勢の状態で机上に載置して使用しても差し支えない。本実施の形態に係るケース1は、上記のような種々の姿勢で使用することができるものであり、種々の状態で使用する場合であってもティッシュペーパーの取り出し時に不用意に液体が噴霧される可能性を軽減している。
噴霧装置5は、センサ11が物体の近接を検知したことを示す出力を行った場合に液体を噴射するようになっている。
噴霧装置5は、水、消毒液等の液体をティッシュペーパーに吹き付けて湿らせることを目的として設けられている。この目的のため、ティッシュペーパーをノズル10に近づけると自動的に液体を噴霧するようになっている。噴霧方向と検出方向が大きく相違すると、ティッシュペーパーを適切に湿らせることが出来なくなるので、噴霧方向と検出方向を概ね一致させている。噴霧した液体が十分に到達可能な位置にティッシュペーパーが存在する場合に適切な噴霧が行われるように、各装置の配置や噴出時間等の調整が行われている。
また、本実施の形態に係るケース1は、センサ11とノズル10を配置した側面(以下「噴霧面」という)13を、ティッシュペーパーの取り口である開口4を設けた取り出し面14と隣り合う他の側面に設けている。すなわち、噴霧面13と取り出し面14を異ならせている。噴霧面13と取り出し面14を異ならせたのは、取り出し面14はティッシュペーパーを取り出す面であるから、ティッシュペーパーを取り出す際に不用意にセンサ11が反応して液体を噴霧するのを防止するためである。
図4は、噴霧装置5に関わる各手段を表した概略ブロック図である。噴霧装置5は、制御手段20によって実行される後述するフローチャートに示したシーケンスに沿って動作するようになっている。
制御手段20は、電池ケース6に装着された電池によって駆動するものであり、動作シーケンスを記憶した記憶手段を有している。当該制御手段20には、前述した赤外線センサ11、ポンプを駆動するモーター(モーター駆動ドライバー)21、当該モーターの動作を検出する検知スイッチ22,LED23およびメイン電源スイッチ24が設けられている。
また、ケース1に対する蓋体3の装着に伴って回路を閉じるサブ電源スイッチ25やボックスティッシュの装着時以外は回路を開いて噴霧装置5の駆動を停止するようなサブ電源スイッチを設けても差し支えがない。
図5に、噴霧装置5の動作シーケンスの概略を示す。
電源スイッチ24を入れると(ステップS1)、制御装置20は当該制御装置20が有する各種情報の初期化、接続されているモーター21等の駆動機構を有する手段の初期位置への移動等を行う(ステップS2)。
次いで、赤外線センサ11による入力を監視する(ステップS3)。赤外線センサ11による入力の監視は0.3秒間隔で行われており、2回の検知が連続して行われた場合にセンサが物体を検知したものと判断してポンプを駆動する(ステップS4)。ポンプは、一度の動作によって0.12ccの液体を吐出するように構成されており、当該ポンプの動作にともなってノズル10より液体を噴霧するようになっている。
前記、一度目のポンプ駆動の後、赤外線センサ11による入力が続いていれるか否かを判定する(ステップS5)。センサ11の入力が続いる場合にはポンプ出力の動作回数が3回以下であるか否かが判断される(ステップS6)。ステップS5においてセンサ11の入力が検出されなければ、液体の累積噴出回数に関わらずステップS3に戻る。
最初のセンサ検知から、連続的に3回のポンプ出力が行われた場合には、センサ11の入力が連続的に行われていてもそれ以上のポンプ出力は行わないようになっている。この場合、センサ11の入力が0.9秒以上(3回連続して非検出)非検出の状態が続くことを条件に、初期状態(ステップS3)に戻る。
また、連続的に3回のポンプ出力が行われる以前にセンサ11の入力が消失した場合には初期状態(ステップS3)に戻るようになっている。
連続的に3回のポンプ出力が行われた場合、若しくは一回若しくは二回のポンプ出力が行われた時点でセンサ11の入力が消失している場合には、電池電圧を確認する処理を行った後に、点滅しているLEDの消灯を含め各手段の動作停止行い、初期状態(ステップS3)に戻るようになっている。
一回のポンプ出力が行われる場合の動作シーケンスをステップS10〜ステップS16に示す。制御手段20からモーター(モーター駆動ドライバ)に対して駆動信号が出力されると(ステップS10)、同時にLED23の発光信号が出力される(ステップS11)。
次いで、モーター動作検出SW22によって、実際にモーターが動作したか否かを確認する(ステップS12)。モーターが動作したことを確認できた場合には、モーターに対する出力を切り(ステップS14)、LED23に対する発光信号が出力を停止(ステップS15)して当該ポンプ出力の動作シーケンスを終了する。
モーター駆動信号とLED23の発光信号の出力の後、3秒間モーター動作検出SW22によるモーターの動作が確認できない場合にもモーターに対する出力を切るとともにLED23に対する発光信号が出力を停止して当該ポンプ出力の動作シーケンスを終了する。
ティッシュペーパーに含ませる液体の必要量は、顔などの皮膚を拭く場合、汚れたテーブルを拭く場合、また室内の乾燥状況などに応じて使用者が感覚的に決定できるようにすることが望ましいものである。
本実施の形態では、一例として一度の噴霧処理において一回量0.12ccの液体を吐出するようになっている。そして、この一回量の噴霧を連続的に3度行うようになっているので、一度の駆動動作によって0.36ccの液量を噴霧するようになっている。すなわち、ティッシュペーパーをセンサ11上にかざし続けることで、短時間の噴霧が3回行われ、3回の合計量として0.36ccの液体をティッシュペーパーに吹きかけることが出来るものである。
上記噴霧の際、1回目の噴霧が行われたところでセンサ11上からティッシュペーパーを取り除けば連続動作時の1/3だけ噴霧され、2回目の噴霧が行われたところでセンサ11上からティッシュペーパーを取り除けば連続動作時の2/3が噴霧されることになる。そして、ティッシュペーパーをセンサ11上にかざし続けることで、合計量として0.36ccの噴霧が行われる。噴霧量が足りない場合には、一旦センサ11上からティッシュペーパーを外してから、再度センサ11上にティッシュペーパーをかざして同様の噴霧処理を行わせることで液量を増やすことができる。
噴霧される液体の量を使用者の好みに応じて調節できるようにするには連続的に液体を噴霧し続け、センサ11上からティッシュペーパーを外した場合に噴霧を終了するような方法もある。この場合、モーターを連続的に駆動することにより消費される電力が多くなることと、連続噴射に伴うノズル部に生じる液垂れの発生、誤動作時の噴出量低減の観点から本実施の形態では上記の各手段を採用している。
また、本実施の形態に使用するセンサ11は、赤外線の発光素子と受光素子を備えた所謂反射式の赤外線センサである。センサとしての検知感度の調整は、発光出力を調整することによって行われる。本実施の形態では、一例としてセンサと被検出物との距離が5cm以下である場合に液体を吹き付けるべき物体が存在していると判断し噴霧を行うようになっている。
また、噴霧装置5は垂直上方に向かって約15〜20cm程度の高さまで液体を射出する程度の出力を備えている。上記センサの感度は、少なくとも被対象物が噴霧装置5の垂直上方に対する射出高の半分よりも低い高さとなるように調節が行われる。このような調節を行うことにより、ティッシュペーパーやその他の物体が液体が届かない距離にある場合には液体を射出することがないようにすることができる。
本発明は、ティッシュペーパーや紙製のキッチンタオルを湿らせるための噴霧装置、これらティッシュペーパーや紙製のキッチンタオルの収容機能を備えた噴霧装置付きケースに利用可能である。
噴霧器付きケース1
収容部2
蓋体3
開口4
噴霧装置5
電池ケース6
支持部7
支持板8
液体タンク9
ノズル10
センサ11
噴霧面13
取り出し面14
電源スイッチ24

Claims (3)

  1. 柔らかくて薄い複数枚の使い捨て用紙若しくはロール状に巻回した長尺の使い捨て用紙を収容する収容部と、
    当該収容した使い捨て用紙を取り出す取り出し口と、
    液体を霧状に噴霧するノズル、当該ノズルに液体を供給するポンプ手段および物体の近接若しくは通過を検出するセンサを有し、
    前記センサによる物体の近接若しくは通過の検知に基づいて前記ポンプ手段を駆動する制御手段を有したことを特徴とする噴霧器付きケース。
  2. 前記制御手段は、
    前記センサによる検知に伴って前記ポンプ手段の駆動を開始するとともに、前記ポンプ手段の駆動開始後の一定期間は当該ポンプ手段を間欠的に複数回駆動した後に当該ポンプ手段の駆動を停止し、
    前記一定期間の経過以前に前記センサによる検知が終了した場合には、当該検知の終了に伴って前記ポンプ手段の駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の噴霧器付きケース。
  3. 前記ノズルおよびセンサは、前記使い捨て用紙を取り出す取り出し口を設けた側面とは異なる他の側面に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の噴霧器付きケース。



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