JP3001512U - 湿潤ティッシュウォーマー - Google Patents

湿潤ティッシュウォーマー

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JP3001512U
JP3001512U JP1994002698U JP269894U JP3001512U JP 3001512 U JP3001512 U JP 3001512U JP 1994002698 U JP1994002698 U JP 1994002698U JP 269894 U JP269894 U JP 269894U JP 3001512 U JP3001512 U JP 3001512U
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JP
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wet tissue
hole
tissue
pull
wet
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JP1994002698U
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English (en)
Inventor
美樹 渡辺
Original Assignee
美樹 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿潤ティッシュを使用する枚数分だけ清潔安
全に加温でき、携帯できる湿潤ティッシュウォーマーの
提供を目的とする。 【構成】 片開きの上蓋5を備えかつ加温調節ができる
ヒーター6を巡らした加温室1の加温板7の底部中央に
外部からの湿潤ティッシュ10を引き込むための引き入
れ孔3を設けている。引き入れ孔3は、放射状にスリッ
トを形成した弾性片で塞いであって下方からの引き出し
湿潤ティッシュを挟着して保持する。下方には下蓋9を
備えたティッシュパック収納室2又は湿潤ティッシュ容
器の引出し口に嵌合する枠20を形成している。ティッ
シュパック収納室2から湿潤ティッシュ10を引き出
し、加温室1に広げて、適宜温めることができる。収納
型差込プラグを備えていて携帯して使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、湿潤ティッシュウォーマーに関する。
【0002】
【従来の技術】
湿潤物の加温器(ウォーマー)には、次のような先願開示技術がある。 実開昭56−168991号『タオル蒸し器』 実開昭60−132230号『電気保温バスケット』 実開平 1−178791号『ティッシュ保温器のティッシュ重出防止装置』 実開平 1−305915号『ティッシュ保温器』 実開平 4−112071号『ウエットティッシュ容器の加熱保温装置』
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような従来の湿潤ティッシュウォーマーは、開閉蓋を備えた密封容器の 中にヒーターを設けた構成である。 容器の中に入っている多数枚の湿潤ティッシュ全部を暖める密封容器であり、 容器の底は当然に水が洩れない構成の密封性が前提である。 つまり直ちには使用しない多数枚の湿潤ティッシュ全部を暖めるので、水分の 蒸発を防止しなければならない点や、温まるために時間がかかるなどの課題があ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この課題を解決するもので、基本的には使用する分だけのごく少量 の湿潤ティッシュを迅速に加温することを目的に案出されたものである。 湿潤ティッシュの収納室と加温室とを分離して構成したことにより、ヒーター ーを備えた加温室を熱効率の良い狭さに構成でき、加温機能を最大限に活用でき るのである。 幼児用の濡れティッシュや濡れおしりふきなどの加温に利用できる。
【0005】 ここに本考案は、ヒーターを設けた加温室の底部に外部の湿潤ティッシュの引 き入れ孔を設けたことを特徴とする湿潤ティッシュウォーマーを提供するもので ある。 引き入れ孔を底部に形成することで、清潔に加温室内に湿潤ティッシュを引込み かつうまく広げることも容易である。
【0006】 更に詳しくは、キャップ付き取り出し孔を設けた片開きの上蓋を備えかつ加温 調節ができるヒーターを上下面に巡らした加温室の下側の加温板の底部中央に下 方からの湿潤ティッシュを引き込むための引き入れ孔を設け、前記引き入れ孔は 放射状にスリットを形成した弾性片で閉塞してあって下方からの引き出し湿潤テ ィッシュを挟着して保持し、また前記引き入れ孔の下方には下蓋を備えたティッ シュパック収納室又は湿潤ティッシュ容器の引出し口に嵌合する枠を形成し、ヒ ーターの電源である収納型かコード付きの差込プラグ或は電池を備えて携帯でき ることを特徴とする湿潤ティッシュウォーマーである。
【0007】 蓋を設けた加温室と湿潤ティッシュ収納室を上下二段に設けて、その接合隔壁 に、湿潤ティッシュが引き出し可能でかつ湯気や水分が漏れない程度に弾性片で 閉塞する引き入れ孔を形成しているので、必要枚数の湿潤ティッシュを引き出し 加温でき、下方の湿潤ティッシュは加温の影響を与えることなく保管できる。
【0008】 このような構成の湿潤ティッシュウォーマーは、常温(水温)では、湿潤ティ ッシュを湿潤ティッシュ収納室に収納して、必要時にはその湿潤ティッシュを加 温することなく自由に引き出して使用する。 本考案の湿潤ティッシュウォーマーは、耐水パック容器に入れられた携帯用のテ ィッシュパックをそのまま収納室に装填して使用するのに便利である。 一方温かい湿潤ティッシュが必要な場合は、湿潤ティッシュ収納室から引き出 し孔を通して必要枚数引き出し、引き出した湿潤ティッシュを加温室のヒーター の上に伸ばして、蓋をして急速に加温して使用する。 加温湿潤ティッシュは、キャップを外して上蓋の取出し孔から引き出してもよい し、また上蓋を開けて取り出してもよい。 加温室に湿潤ティッシュを少数枚をセットする場合でも、常温の湿潤ティッシ ュの引き出しから加温までの間に接触する個所がないので清潔であり、また加温 板に接触させるため広げる作業も、引き出し動作に継続してできる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーの一実施例を示すものであっ て、加温室1の底部に外部の湿潤ティッシュ10の引き入れ孔3を設けた湿潤テ ィッシュウォーマーを示している。 概略的構成としては、上蓋を備えた加温室1と下蓋を備えたティッシュ収納室2 とを設け加温室1の底部即ち両室の間に引き入れ孔3を設けたものである。 全体の形状は、円盤型で、上下に円形の室を形成している。
【0010】 上蓋5を備えた加温室1は、キャップ41付きの取り出し口4を設けた片開き の上蓋5を備えかつ加温調節ができるヒーター6をその内部の上下面に巡らして いる。 加温室1の内部にヒーター6を埋設した加温板7の底部中央には下方からの湿潤 ティッシュ10を引き込むための引き入れ孔3を設けている。 加温板7は、図1の実施例では上下面に設けて、表面に湿潤ティッシュ10を引 き込むガイドとなる凹凸を形成して、表面積を大きくしている。 また加温板7は、螺旋状に溝を形成したり、加温筒を形成したり、その溝伝いや 筒内に湿潤ティッシュ10を通して連続的に加温しながら送り出すような構成な ど種々の態様が可能である。 なおヒ−タ−6の外側は断熱層で囲み、特にティッシュ収納室2との間には、断 熱層を形成する。 そして前記引き入れ孔3は、放射状にスリット(切込線)81を形成した弾性 片82で閉塞してあって、発生する湯気や水分が漏れることを遮断するとともに 、下方から引き出された湿潤ティッシュ10を挟着して保持する。
【0011】 また前記引き入れ孔3の下方には取り出し口91を設けた下蓋9を備えたティ ッシュパック11等のティッシュ収納室2を形成している。 ティッシュ収納室2は、特に携帯用の湿潤ティッシュパック11を開封してセッ トする。
【0012】 又実施例では、ティッシュ収納室2の大きさを市販の湿潤ティッシュ容器12 の外径に相応する形状と寸法にして湿潤ティッシュ容器12に被せる使用法を可 能としている。 つまり、湿潤ティッシュ容器12壁を、湿潤ティッシュ容器12を受け入れる枠 20としている。 この構成は、湿潤ティッシュ容器12の引出し口13と加温室1の引き入れ孔 3が、連通して湿潤ティッシュがスム−ズに上方に引き出せるような位置に嵌合 するためのガイドとなる枠20を形成しているものである。 実施例では、ティッシュ収納室2の側周内壁をガイドの枠20とする構成を示 しているがこれに限定されるものではない。 図1においての下蓋9を開くことなく、取り出し口91に湿潤ティッシュ容器 12の引出し口13を差し込んでガイドとしても良い。
【0013】 下蓋9には、上蓋5と同様に取り出し口91にキャップを設けることができる が、実施例ではキャップを省略して、中身が見える窓となる取り出し口91を形 成したものを示している。 なお下蓋9と上蓋5の開閉は、磁石の止め具51、92で磁着する止め具を設 けている。もとよりこの止め方は一例であり、開閉自在であれば構成は問わない 。
【0014】 本考案の湿潤ティッシュウォーマーは、比較的少量の湿潤ティッシュを迅速に 、しかも携帯できるかたちで加温するのが目的であり、簡単に家庭用電源を使用 できる出し入れ自在な収納型の差込プラグ61を設けている。 ヒーター6の電源は、充電池や、自動車バッテリーでも良く、電源に応じて電 気的構成は設計変更が自由である。
【0015】 図2の実施例は、全体形状を四角形にした携帯用の湿潤ティッシュウォーマー である。 片開きの上蓋5を備えかつ加温調節ができるヒーター6を巡らした加温室1の 加温板7の底部中央に湿潤ティッシュ10を引き込むための引き入れ孔3を設け ている。 片開きの上蓋5は少なくとも取り出し口4は透明素材で形成してあり、ティッシ ュパック11の装填を容易に視認できる構成である。 下方には下蓋9を設けてティッシュパック収納室2を形成したものである。 前記引き入れ孔3は、放射状にスリット81を形成した弾性片82で塞いであ る。 加温板7は、一面に設けた型を示しているが、もちろん加温板7を上下両面にし たものも本考案に含まれる。 引き入れ孔3は、湿潤ティッシュ10から不必要な水分をそぎ落とし、加温室1 で発生した湯気を遮断し、下方からの引き出し湿潤ティッシュ10を挟着して保 持し、次の引き出しの準備をする。 前記引き入れ孔3の下方には取り出し口91を設け下蓋9を備えたティッシュ パック収納室2を形成している。 全体としては上下両面に開閉蓋を設けた両面開きケースである。 ヒーター6は収納型差込プラグ61に接続されて、スイッチONで加温する。
【0016】 以上は、ひとつの実施例であって、本考案の構成はこれに限定されるものでは ない。全体の形状や細部の設計変更は自由である。
【0017】 次に本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーの使用方法について説明する。 本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーは、まずティッシュパック11のケース として使用される。 湿潤ティッシュパック11は、開封して湿潤ティッシュ収納室2にそのまま装填 する。 常温で使用する時は、取り出し口91や上蓋5の取り出し口4から引き出して 使用する。 加温して使用する場合は、加温板7の底部引き入れ孔3から湿潤ティッシュ1 0を引き出して、例えば先端を取り出し口4から少し引き出し残りを加温板7の 上に広げ、その後にスイッチONしてヒーター6に通電し、発熱した加温板7で 温める。 なるべく迅速に加温したい場合は、1枚ごとに広げて、加温するのがよい。 暖まった湿潤ティッシュ10は、取り出し口4から引き出して使用する。 また、ティッシュパック11の数枚或は全部を、加温室1に装填して全体を暖め ることもできる。 さらにまた加温板7に螺旋状加温溝や螺旋状加温筒を形成した構成では、連続的 に引出し分づつ加温することもできる。
【0018】
【考案の効果】
以上の構成・作用である本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーは、次のよう な特有な技術的効果がある。 加温室に比較的小量の湿潤ティッシュを入れて、 迅速に加温できる。 必要時に必要枚数を、迅速に温めるのに最適である。 おしりふきや濡れティッシュの温めにきわめて実用的である。 加温室に、湿潤ティッシュを入れる時に、下方のティッシュ収納室から底部 の引き入れ孔を通して引き出すので、湿潤ティッシュは清潔に維持できる。 加温室とティッシュ収納室を二段に設けているので、常温の湿潤ティッシュ と温かな湿潤ティッシュを得ることができる。 使用する分だけの枚数のティッシュを加温するので、残余のティッシュに加 温による乾燥などの影響もない。 一旦加温した湿潤ティッシュは、芳香や殺菌性などが劣化するので、必要分 だけ加温できるので保管効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーの一実
施例を示すもので、2種類の用法を示す断面図。
【図2】本考案に係る湿潤ティッシュウォーマーの他の
実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 加温室 2 湿潤ティッシュ収納室 3 引き入れ孔 4 取り出し口 41 キャップ 5 上蓋 6 ヒーター 61 差し込みプラグ 7 加温板 9 下蓋 91 取り出し口 10 湿潤ティッシュ 11 ティッシュパック 12 ティッシュ容器 20 枠

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを設けた加温室の底部に外部の
    湿潤ティッシュの引き入れ孔を設けたことを特徴とする
    湿潤ティッシュウォーマー。
  2. 【請求項2】 蓋を備えかつヒーターを設けた加温室の
    底部中央に外部からの湿潤ティッシュの引き入れ孔を設
    け、前記引き入れ孔の下に湿潤ティッシュパック収納室
    又は湿潤ティッシュ容器の引出し口に嵌合する枠を形成
    したことを特徴とする湿潤ティッシュウォーマー。
  3. 【請求項3】 片開きの上蓋を備えかつ加温調節ができ
    るヒーターを巡らした加温室の加温板の底部中央に外部
    からの湿潤ティッシュを引き込むための引き入れ孔を設
    け、前記引き入れ孔は、放射状にスリットを形成した弾
    性片で塞いであって下方からの引き出し湿潤ティッシュ
    を挟着して保持し、また前記引き入れ孔の下方には下蓋
    を備えたティッシュパック収納室又は湿潤ティッシュ容
    器の引出し口に嵌合する枠を形成し、ヒーターの電源で
    ある収納型差込プラグ或は電池を備えて携帯できること
    を特徴とする湿潤ティッシュウォーマー。
JP1994002698U 1994-02-28 1994-02-28 湿潤ティッシュウォーマー Expired - Lifetime JP3001512U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000217739A (ja) * 1999-01-28 2000-08-08 Pigeon Corp ウエットティッシュ容器
JP3512491B2 (ja) 1994-11-10 2004-03-29 コンビ株式会社 ウェットティッシュおよびウェットティッシュ加熱装置

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JP3512491B2 (ja) 1994-11-10 2004-03-29 コンビ株式会社 ウェットティッシュおよびウェットティッシュ加熱装置
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