JP6705030B2 - スプレーポンプディスペンサーを備えるウェットワイプコンテナ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年12月19日に出願された米国仮出願第61/918,621号の優先権を主張し、そのすべての内容は、その全体が、本明細書において、参照により本開示の中へ組み込まれている。
本開示は、ベビーワイプウォーマーに関し、とりわけ、湿分を維持し、ワイプの変色を防止するために、ワイプに湿分を提供するように適合されている流体ポンプディスペンサーを有するベビーワイプウォーマーに関する。
従来のベビーワイプウォーマーは、ワイプウォーマーハウジングの中に、事前に湿らせた小さい紙または合成の(不織布の)ウェットペーパータオルを貯蔵している。ワイプは、主として、幼児、小さな子どもなどの皮膚を洗浄および/または保湿するために使用されている。ウェットペーパータオルがそのコンテナから取り出された後に、クレンザー、ローション、および保存料などのような様々な保湿剤が、ワイプを湿らせるために供給される。冷たいウェットワイプを幼児の皮膚に適用する代わりに、多数の加温デバイスが、幼児を安心させるためにワイプに温かさを提供するように利用可能である。
これらの加温エレメントの多くは、電気的に動作する。しかし、温かさをワイプコンテナに加えることは、熱がワイプの中の湿分を蒸発させるという点において、ワイプウォーマーとその中に含有されているワイプとの使用目的に本質的に影響を与える。また、ワイプを加熱することは、望ましくない変色をワイプに引き起こす。
したがって、これらの必要性に効果的に対処するように構成されたワイプウォーマーを有するという長年にわたる必要性が存在している。
本開示の様々な例示的な実施形態が、詳細に説明されることとなり、ここで、同様の参照番号は、以下の図を参照して、同一または類似のコンポーネントまたはステップを表している。
本開示による、スプレーポンプメカニズムと、ハウジングと、蓋と、ワイプアクセスドアとを有する例示的なウェットワイプコンテナの上側斜視図。 ウェットワイプコンテナの分解図。 閉位置にあるワイプアクセスドアを有するウェットワイプコンテナを示す図。 開位置にあるワイプアクセスドアを備えるウェットワイプコンテナを示す図。 ウェットワイプコンテナのポンプメカニズムを作動させるための第1の実施形態を示す、図4のA−Aに関する断面図。 図3のB−Bに関するウェットワイプコンテナの断面図。 スプレーポンプメカニズムの分解図。 本開示による別の例示的なウェットワイプコンテナの上側斜視図。 ウェットワイプコンテナのポンプメカニズムを作動させるための第2の実施形態を示す、図9のC−Cに関する断面図。 閉位置にある蓋を有するウェットワイプコンテナに関する第1の構成の正面図。 ウェットワイプコンテナの後方斜視図。 開位置にある蓋を有するウェットワイプコンテナの正面図。 ウェットワイプコンテナの背面図。 開位置にある蓋を有するウェットワイプコンテナの側面図。 ウェットワイプコンテナの後方斜視図。 閉位置にある蓋を有するウェットワイプコンテナの側面図。 図16の断面線D−Dに関するウェットワイプコンテナの部分断面図。 ウェットワイプコンテナの中に設けられているポンプメカニズムの拡大図。 ウェットワイプコンテナの中のポンプメカニズムを作動させるための第3の実施形態を示す図。 ウェットワイプコンテナの中のポンプメカニズムを作動させるための第4の実施形態を示す図。 開位置にあるワイプアクセスドアを有するウェットワイプコンテナハウジングのための別の構成の上側斜視図。 ウェットワイプコンテナの後方斜視図。 ウェットワイプコンテナの正面図。 ウェットワイプコンテナの背面図。 ウェットワイプコンテナの側面図。 閉位置にあるワイプアクセスドアを有するウェットワイプコンテナの上側斜視図。 ウェットワイプコンテナの後方斜視図。 ウェットワイプコンテナの正面図。 ウェットワイプコンテナの背面図。 ウェットワイプコンテナの側面図。 ウェットワイプコンテナの上面図。 ウェットワイプコンテナのための例示的な概略回路図。
ここで、本発明の特定の実施形態が、様々な図を参照して、より詳細に説明されることとなり、それは、本発明を限定する目的のためのものではない。
図1〜図6は、ウェットワイプコンテナ10のための第1の構成を示している。示されているように、ウェットワイプコンテナ10は、ハウジング11の中のワイプ13の束を温めるおよび/または保湿するように適合されている。ウェットワイプコンテナ10は、ハウジング11と、蓋12と、ワイプアクセスドア14と、スプレーポンプメカニズム20とを備えることが可能である。ウェットワイプコンテナ10は、図の中に提供されているものに示されているものに加えて、様々なハウジング形状と、構成と、幾何学形状と、サイズと、テクスチャー加工とを有するように形成することが可能であるということが理解されるべきである。
図2は、ウェットワイプコンテナ10の分解図を示している。ウェットワイプコンテナ10は、プラスチックポリマー、金属、および/または任意の他の適切な材料組成物などのような、任意の剛体材料から製作することが可能である。
ハウジング11は、閉鎖されている下側端部と開放されている上側端部とを有するように構成されており、蓋12が、開放されている上側端部をカバーするために枢動可能に取り付けられている。コンテナハウジング11は、主本体部材50と、ベース部材54と、蓋12とから形成されている。本体部材50は、様々な外部側ハウジング壁部(たとえば、前方壁部51a、後方壁部51b、第1の側方壁部51c、第2の側方壁部51d、およびベース壁部51e)によって、周囲を形成されている。様々な外部ハウジング壁部51a〜51dの下側ベース端部52は、ベース壁部51eに取り付けられている。ウェットワイプコンテナ10の形状は、様々な形状をとるように輪郭付けすることが可能である。図に示されているように、本体部材50は、滑らかに湾曲した側部および縁部を有することが可能である。
ベース部材54は、表面(たとえば、卓上、床面、ナイトスタンドなど)の上でウェットワイプコンテナ10を支持する。(図5〜図6に示されているような)パッドまたは複数の調節可能なフットパッドは、ベース部材54の下側表面の上での使用に適応することが可能である。
ハウジング11は、ワイプ13の束を保持するために内側のコンパートメント16を画定している。内側のコンパートメント16の形状は、ワイプ13の束の形状と実質的に同様にすることが可能である。
スプレーポンプ凹部70は、ハウジング11の壁部のうちの1つの中に一体化させることが可能である。スプレーポンプ凹部70は、ワイプ13の束がハウジング11の内側のコンパートメント16の中のその貯蔵位置に含有されている状態で、湿らせるための、および/またはワイプ13の束の上に直接的に保湿剤を提供するための、スプレーポンプメカニズム20を受け入れて固定するように適合されている。代替的に、スプレーポンプメカニズム20は、より詳細に以下に説明されることとなるように、ワイプ13の束の上に直接的に湿分を提供するための出口部を備えるハウジング11の外側に位置付けさせることが可能である。
内側前方壁部16aは、前方壁部51aからわずかにインセット(inset)されて設けられている。内部ワイプハウジングコンパートメント16の一部分である内側前方壁部16aは、ワイプ13の束をスプレーポンプメカニズム20から分離する。スプレーポンプメカニズム20は、ハウジング11の中において、ワイプ13の束にスプレーすることが可能となる任意の場所に位置付けさせることが可能であるということが理解されるべきである。すなわち、スプレーポンプメカニズム20は、ワイプコンパートメント16の側方壁部と、蓋12と、ベース壁部51eとのうちのいずれかの中に、またはハウジング11に隣接して外部に、位置付けさせることも可能である。
凹部70は、スプレーポンプメカニズム20の位置決めおよび固定を容易にするいくつかのアライメント特徴を含むことが可能である。凹部70は、トラック72を有することが可能であり、トラック72は、スプレーポンプメカニズム20の突出する外側縁部77をスライド可能に受け入れるように凹んでいることが可能である。また、凹部70は、下側リップ部73を含むことが可能であり、下側リップ部73は、スプレーポンプメカニズム20の底部表面78を保持し、それがハウジング11に対して横方向に移動することを防止する。また、内側コンパートメント16の前方壁部16aは、内向きに凹んだ部分74を含むことが可能であり、内向きに凹んだ部分74の上に、スプレーポンプメカニズム20の上で外向きに突き出ているレッジ部79が置かれる。トラック72と、下側リップ部73と、凹んだ部分74と、ならびに、凹部70の凹形表面71と、スプレーポンプメカニズム20の上の相補的な凸形表面76とは、すべて、メカニズム20の整合を容易にする(その理由は、メカニズム20は、ハウジング11の中で確実に位置決めされるようにスライドするからである)。
しっかりと位置付けされ、ハウジング11の中に保持されているスプレーポンプメカニズム20を有する利点は、より詳細に以下に議論されることとなるように、蓋12が閉位置にある状態で、ユーザーがスプレーポンプメカニズム20の中の流体をワイプ13の束の上に直接的にスプレーすることを可能にするということである。
ウェットワイプコンテナ10は、枢動可能に係合されている上蓋12を含む。ハウジング11の中の内部ワイプハウジングコンパートメント16の中のワイプ13にアクセスするために、および新しいワイプ13の束を装填するために、蓋12は、ハウジング11に対して開閉することができる。ここで、蓋12は、外部側ハウジング壁部51の中のヒンジ53の周りに枢動し、開位置と閉位置との間で回転することが可能である。閉位置にあるときには、蓋部材12は、蓋部材12の裏側から延在するラッチ突出部(図示せず)などのような第1の固定メカニズムによって、適切な場所に保持され、それは、ハウジング11の中の前方壁部51aの上側に設けられている受け入れ溝部80の中へスナップ嵌合する。蓋部材12は、たとえば、ドアスプリングを使用するなど任意の従来の方法を利用して、開閉することが可能である。
蓋部材12は、弾性蓋シール106を含むことが可能である。使用される材料は、気密シールを形成するために、プラスチックポリマー、ゴムなど、および/または任意の他の適切な材料とすることが可能である。蓋シール106は、内側のコンパートメント16の上側縁部に対抗して置かれており、内側のコンパートメント16および環境からの空気および/または湿分の流体連通を防止するために、蓋シール106がわずかに変形するようになっている。これは、ワイプ13の束が乾燥または褐色化することを防止するのを助ける。
図6に示されているように、蓋シール106は、スプレーポンプメカニズム20に当接して置くことが可能であり、出口部28が、気密シールの中に保持され、内側のコンパートメント16と流体連通するようになっている。このように、出口部28は、内側のコンパートメント16が外側の環境からシールされたままの状態で、スプレーポンプメカニズム20からワイプ13の束の上に直接的に流体をスプレーすることが可能である。
弾性蓋シール106は、様々な材料で蓋12の上にオーバーモールドすることが可能であり、様々な材料は、たとえば、熱可塑性のポリウレタン(TPU)または熱可塑性のポリエステル(TPE)、ポリオレフィンエラストマー(POE)を含むことが可能である。他の市販の材料は、Engageと、Sarlinkと、Texinと、Desmopanと、Dynaflexと、Versalloyと、Versaflexと、Elastolanとを含むことが可能である。上記の市販の材料のうちのいくつかまたはすべては、会社が材料を製造および/または販売する商標である可能性があるということが留意されるべきである。
図3は、閉位置にある蓋部材12を示している。蓋部材12が閉められているとき、蓋部材12は、ハウジング11の内部にある内部ワイプハウジングコンパートメント16の開放端部を外側から部分的に囲むので、蓋部材12は、部分的に上側ハウジング壁部になる。蓋部材12を開けることは、ハウジング11の内側コンパートメント16にアクセスし、ワイプ13の束(層状のまたは相互に折り込まれた束)を再充填することを可能にし、ワイプ13の束は、図4に示されているように、分配蓋またはワイプアクセスドア14の下に設けられているワイプアクセス開口部または分配開口部15を通して、使用のために個別に引き出されることとなる。
図4は、開位置にあるワイプアクセスドア14を図示している。ワイプアクセスドア14は、蓋12の周りに枢動して開く。ワイプアクセスドア14は、蓋12のヒンジ53に対して離れたアクセスドアヒンジ86の周りに独立して枢動する。開位置では、ユーザーは、ワイプ13にアクセスし、ワイプアクセスドア14の下に設けられているワイプアクセス開口部15を通してワイプ13を引っ張り出すことが可能である。ワイプアクセスドア14は、第2の固定メカニズム(たとえば、図5に示されているような第2のラッチ19など)によって、固定して閉められる。第1または第2の固定メカニズムは、たとえば、解放可能にロックする押しボタンラッチ82、スナップロック、ラッチングメカニズムなどによって、解放可能な接続として構成させることが可能である。
また、蓋12とワイプアクセスドア14とは、弾性ワイプアクセスドアシール102と、対応する当接表面104とを含むことが可能であり、当接表面104は、ワイプアクセスドア14から離れて突き出ている。弾性ワイプアクセスドアシール102は、弾性蓋シール106と同様の方式でオーバーモールドすることが可能である。弾性ワイプアクセスドアシール102は、ワイプアクセス開口部15を取り囲むリングの形態とすることが可能であり、それは、ワイプアクセスドアが閉位置にあるときに、当接表面104に係合し、内側のコンパートメント16と外側の環境との間の空気の流体連通を防止するようになっている。ワイプアクセスドア14が閉められると、当接表面104は、弾性ワイプアクセスドアシール102をわずかに変形させ、気密境界を形成する。弾性ワイプアクセスドアシール102と当接表面104とは、気密接続を生成させるのに適切な様々な形状またはサイズで形成させることが可能である。そのうえ、弾性ワイプアクセスドアシール102は、弾性蓋シール106に関して上記にリストアップされているものを含む、様々な材料から作製することが可能である。
図5に示されているように、ワイプアクセスドア14には、ドア14を開位置へ付勢するための弾性付勢メカニズムを設けることが可能である。弾性付勢メカニズムは、ヒンジスプリング84とすることが可能である。ヒンジスプリング84は、ワイプアクセスドア14が閉位置へ移動するときに屈曲および/または撓む可撓性の弾性部材として構成させることが可能である。また、ヒンジスプリング84は、アクセスドアヒンジ86に位置付けされる捩じりスプリングとするか、または押しボタンラッチ82が第2のラッチ19を解放するときにワイプアクセスドア14を開けるための任意の他の適切な付勢メカニズムとすることが可能である。
より詳細に図32に示され説明されているように、LEDライトまたはインジケーター90は、加熱エレメント30が電力供給されているときを指示するように設けることが可能である。ライト90は、任意の適切な光源とすることが可能であり、ハウジング11、蓋12、ワイプアクセスドア14、またはウェットワイプコンテナ10内の任意の他の場所に位置付けさせることが可能である。また、ライト90は、異なる温度状態を表すために様々な周波数で断続的に振動することが可能であり、たとえば、ウェットワイプコンテナ10が所定の温度に到達したときなどに点滅する。同様に、ライト90は、様々な異なる色の間で交互に入れ替わり、加温プロセスの様々な段階を指示することが可能である。
図5〜図6は、ウェットワイプコンテナ10の断面図を示している。中間押しボタン40は、蓋12の中に設けることが可能である。ワイプアクセスドア14が開位置にあるときに、ユーザーは、順に、中間押しボタン40を押すことが可能であり、中間押しボタン40は、スプレーポンプメカニズム20の上の押しボタン24を押し下げ、内部コンパートメント16の中へ流体をスプレーすることとなる。そのうえ、拡張ラグ25は、ワイプアクセスドア14から突出することが可能であり、それは、ワイプアクセスドア14が閉位置へ移動させられたときに、中間押しボタン40を押し下げることとなる。複数のメカニズム(それによって、ユーザーが、スプレーポンプメカニズム20の上の押しボタン24を押し下げることが可能である)が、より詳しく以下で議論されている。また、押しボタン24は、(図2および図7に示されているように)突起部またはアライメントタブ24aを含み、それが分散されるときに、ワイプ13の束の方向に向けられた状態に出口部28を維持することが可能である。
加熱エレメント30は、ウェットワイプコンテナ10の中に設けられている。加熱エレメント30は、ハウジングの中に設けられ、ウェットワイプコンテナ10の中の内容物を加熱する。すなわち、加熱エレメント30は、スプレーポンプメカニズム20の中の内部流体コンパートメント22と、内部ワイプコンパートメント16とを温めるために設けることが可能である。加熱エレメント30は、蓋12、ハウジング11、内部コンパートメント16、またはウェットワイプコンテナ10の中の様々な位置に配設され、その加温目的を実現することが可能である。ワイプ13の束の上方に加熱エレメント30を配設する利点は、最上のワイプと、使用されることとなる次のワイプとを温かく維持するということである。
様々な市販の加熱エレメントから選択されるヒーターが使用され、ウェットワイプコンテナ10の中の様々なエレメントに加熱を作り出し、提供することが可能である。また、加熱エレメント30は、加熱エレメント30の温度および状態に関する情報をユーザーに提供するために、LEDライト90および/またはディスプレイ(図示せず)と電子的に統合させることが可能である。
スプレーポンプメカニズム20は、ウェットワイプコンテナ10のハウジング11の中に一体化される。スプレーポンプメカニズム20は、流体23を保持することができる内部液体コンパートメント22を含む。コンパートメント22は、内部ワイプハウジングコンパートメント16から分離させることが可能である。スプレーポンプメカニズム20は、ワイプハウジングコンパートメント16の中に貯蔵されているワイプ13に保湿流体を送達するために、内部液体コンパートメント22から流体23を引き出すように動作可能である。このように、コンパートメント22をハウジング11の外側に配設させることが可能であり、流体23が、出口部28を通して引き出され、コンパートメント16の中に貯蔵されているワイプ13に直接的に送達されるようになっている。
図5〜図6に詳細に示されているように、スプレーポンプメカニズムの押しボタン24は、図5〜図6および図17〜図19を参照して説明されることとなるように、様々な異なる構成で設けることが可能である。スプレーポンプメカニズム20は、電子的にまたは機械的に作動させることが可能である。
図1および図5〜図6に示されているように、押しボタン24は、様々な異なる方式で作動させることが可能である。図1に示されているように、押しボタン24は、蓋12が開位置にあるときに露出され、ユーザーによって手動で押し下げられ、ワイプ13の束の上に流体23をスプレーすることが可能である。図4に示されているように、ユーザーは、押しボタン24を作動させるために中間押しボタン40を押すことが可能である。加えて、図6に示されているように、ワイプアクセスドア14の拡張ラグ25は、中間押しボタン40を押し下げることが可能であり、順に、中間押しボタン40は、押しボタン24を作動させる。
図6に示されているように、ワイプアクセスドア14が押し下げられると、拡張ラグ25は、中間押しボタン40を押し、中間押しボタン40は、押しボタン24を押し、それによって、流体コンパートメント22から押しボタン24の中の流体チャネル26の中へ流体23を引き出し、押しボタン24のヘッドの中の出口ノズル28から湿潤スプレー27を分散させる。ワイプアクセスドア14が閉位置にあるときに、押しボタン24は、ワイプアクセスドア14が再び開けられるまで、押し下げられたままになることとなる。代替的な構成では、スプレーポンプメカニズム20は、押し下げられた押しボタン24がその押し下げられた位置から解放されるときに、湿潤スプレー27を分配するように構成させることが可能である。
スプレーポンプメカニズム20の押しボタン24の中に配設されている出口ノズル28は、ウェットワイプコンテナ10のハウジングコンパートメント16の中に流体スプレー27を直接的に発射するように構成されている。流体スプレー27は、蓋が閉位置または開位置にあるときに、ハウジングコンパートメント16の中のワイプの露出された部分の上に直接的にスプレーされ、ワイプの露出された部分を完全にカバーする。
動作中に、ワイプの上に保湿流体27を分散させることは、ウェットワイプウォーマー10の中から引っ張り出されると、湿った温かいワイプ13aを受け取ることを確実にする。保湿流体27は、様々なワイプ13の加熱の間の液体の蒸発の結果としてのウェットワイプ13の乾燥を克服するために、ワイプ13に十分な湿分を提供する役割を果たす。
また、図6は、ワイプアクセスドア14と蓋12との間で、撓んだ位置にあるヒンジスプリング84を示している。この構成は、ラッチメカニズム19が押しボタンラッチ82によって解放されるときに、ワイプアクセスドア14を開けるように付勢するために必要な捩じり力をヒンジスプリング84に提供する。
加えて、ワイプアクセス開口部15は、幅の狭いスリット58を有する薄い可撓性の膜57として構成させることが可能である。図4に示されているように、ワイプ13の束から新しいワイプ13aを引っ張り出すときに、およびウェットワイプコンテナ10を準備する(priming)ときに、ユーザーは、ワイプ13aを取り出すために、幅の狭いスリット58を通して自分の指を置き、薄い可撓性の膜57をわずかに撓ませることが可能である。ワイプ13aが流体23で準備されると、ワイプ13aは、図6に示されているように、幅の狭いスリット58によって、薄い可撓性の膜57の中に固定および保持され得る。加熱エレメント30が、電力供給され、内部コンパートメント16とワイプ13の束とに熱を提供する間に、ワイプ13aは、図5に示されているように、加熱エレメント30の間に位置付けさせることが可能である。
図7は、スプレーポンプメカニズム20の分解図を示している。スプレーポンプメカニズム20は、入口部29aを有する下降チューブ29を有することが可能である。スプレーポンプメカニズム20のハウジングの底部表面78は、凹形にすることが可能であり、流体23が内部コンパートメント22から排出されるときに、流体23が、内部コンパートメント22の中央において、最下点78aに溜まることとなるようになっている。この構成では、内部流体チャネル26の中へ流体23を吸い込む入口部29aは、内部コンパートメント22が完全に空になるまで、流体23と持続的に流体連通することが可能である。
図8〜図18は、ウェットワイプコンテナ10のための別の構成を示している。より詳細には、図9および図17〜図18において、押しボタン24は、様々な異なる方式で作動させられるように示されている。第1に、ならびに、図9および図18に示されているように、押しボタン24は、ワイプアクセスドア14の下方から突き出ている拡張ラグ25によって作動させることが可能である。図9に示されているように、ワイプアクセスドア14が押し下げられるときに、拡張ラグ25は、押しボタン24を押し、それによって、流体コンパートメント22から押しボタンの中の流体チャネル26の中へ流体23を引き出し、押しボタン24のヘッドの中の出口ノズル28から湿潤スプレー27を分散させる。加えて、ワイプアクセスドア14の第2のラッチ19は、拡張ラグ25の一体化されたワンピース部材として構成させることが可能である。
また、流体23は、ワイプアクセスドア14が開いているときに、分配することも可能である。ユーザーは、蓋12の開放作用の間に、押しボタン24のヘッドを押し下げることによって蓋12が開けられるときに、ワイプ13aの上に保湿流体23をスプレーすることを望む可能性もある。また、同様に、流体コンパートメント22の中の流体23は、蓋12が開いているときに、分配することも可能である。すなわち、ユーザーは、押しボタン24のヘッドを押し下げることによって、ワイプの上に保湿流体23をスプレーすることが可能であり、それによって、ワイプ13の上に流体スプレー27を分配する。
図9は、加熱エレメント30のための代替的な位置を示している。加熱エレメント30は、ワイプ13の束を加熱するために、ハウジング11と内側ワイプコンパートメント16との間で、後方キャビティー34の中に位置付けさせることが可能である。また、加熱エレメント30は、ハウジング11と内側ワイプコンパートメント16との間でスプレーポンプメカニズム20の下に位置付けされている前方キャビティー36の中に位置付けさせることも可能である。この構成では、加熱エレメント30は、ワイプ13の束と内部コンパートメント22の中の流体23の両方に隣接することが可能であり、内部流体コンパートメント22と内部ワイプコンパートメント16とを温めるように設けさせることが可能である。
図19は、押しボタン24がウェットワイプコンテナ10の蓋12の上部を通って延在する別の例示的な実施形態を図示している。このように、蓋またはワイプアクセスドア14は押しボタン24へのアクセスを妨害しないので、蓋またはワイプアクセスドア14が開いているかまたは閉まっているかにかかわらず、押しボタン24のヘッドは、いつでもアクセスすることが可能である。細長い押しボタン24がユーザーによって直接的に押し下げられるたびに、押しボタン24を通る流体スプレー27は活性化させられる。そのうえ、第2のラッチ19は、押しボタン24とワイプアクセスドア14との間に配設させることが可能である。
代替的に、図20は、さらなる別の例示的な実施形態を示しており、そこでは、押しボタン24が、また、蓋12の中に設けられている第2の押しボタン124の下に配設されている。使用時に、第2の押しボタン124が押し下げられると、第1の押しボタン24も押し下げられ、流体スプレー27が、ハウジングコンパートメント16の中のワイプ13の上方に分散される。第2の押しボタン124は、蓋とワイプアクセスドア14とが閉位置にあるときに作動させることが可能である。押しボタン24のヘッドが、直接的にまたは間接的に押し下げられ、様々なワイプ13の上に液体流体27を分配することが可能である、様々な異なる構成が可能であるということを、当業者は理解することとなる。
先に図19〜図20に図示および説明されているように、図21〜図31は、ウェットワイプコンテナハウジングのための別の例示的な構成を示している。とりわけ、図21〜図25は、閉められている蓋12と開けられているワイプアクセスドア14との様々な図を示しており、ワイプ13が、ワイプアクセス開口部15を通してアクセスすることができるようになっている。図26〜図31は、閉められている蓋12およびワイプアクセスドア14と、組み合わせられた第2のラッチ19および第2の押しボタン124との様々な図を示している。示されているように、第2の押しボタン124は、アクセス可能であり、押し下げることが可能であり、蓋12とワイプアクセスドア14とが閉められている間に、流体スプレー27がハウジングコンパートメント16の中のワイプ13の上方に分散させられ得るようになっている。
図32は、加熱エレメント30の概略ダイアグラムを図示している。概略ダイアグラムは、例示的な目的のために示されている。他の適切な構成を本開示にしたがって使用することが可能であるいうことが理解されるべきである。電源42は、加熱エレメント30に電気を供給することが可能であり、加熱エレメント30は、抵抗材料(たとえば、適切な金属、セラミック、複合材、または他の組み合わせなど)を通過する電気から熱を放射させる。電源42は、交流電流(AC)または直流電流(DC)駆動とすることが可能である。
スイッチ46は、加熱エレメント30を作動させるために設けることが可能である。スイッチ46は、加熱エレメント30を通って流れる電流を変化させるために、概略ダイアグラムの中の任意の場所において、ワイプアクセスドア14、蓋12、ハウジング11、またはウェットワイプコンテナ10の上の任意の他の適切な場所の上に位置付けさせることが可能である。図32は、ワイプアクセス開口部15の周りで、蓋12の中に配設されている加熱エレメント30を示している。スイッチ46は、加温プロセスの様々な段階を循環する単一のボタンスイッチ46、またはウェットワイプコンテナについての様々な情報を表示するためのディスプレイ(図示せず)を含むことが可能であるマルチボタンパネル46とすることが可能である。追加的に、加熱エレメント30は、ウェットワイプコンテナ10を電源42に差し込むとすぐに作動させることが可能である。
また、加熱エレメント30は、LEDライトまたはインジケーター90に接続させることが可能である。先に議論したように、LEDライト90は、加熱エレメント30が電力供給されているときを指示するように設けることが可能であり、または異なる温度状態を表すために様々な周波数で断続的に振動することが可能である。そのうえ、LEDライト90は、スイッチ46の中に一体化させることが可能であり、それによってLEDライト90がスイッチ46から突出するか、またはLEDライト90がスイッチ46を通して見ることができるかのいずれかとなる。
ウェットワイプコンテナ10は、様々な異なるサイズ、形状、および構成で具現化させることが可能である。様々なコンポーネントのそれぞれの詳細と機能性とは、互いに交換可能であり、様々な実施形態を通して持たれている。本明細書に提供されている説明図と例とは、例示の目的のためのものであり、添付の特許請求の範囲を限定することを意図していない。本発明の広い発明概念から逸脱することなく、上述の実施形態に対して変形または修正を行うことが可能であるということが、当業者によって認識されることとなる。したがって、本発明は、説明されている特定の実施形態に限定されず、本発明の範囲および精神の中のすべての修正および変形をカバーすることを意図しているということが理解される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] ウェットワイプを含有するための内部コンパートメントを有するウェットワイプハウジングと、
前記ハウジングに接続されている蓋と、
前記ハウジングの中の貯蔵位置にある前記ウェットワイプの上に直接的に流体を分配するように位置付けされている出口部を有するスプレーディスペンサーとを備えるウェットワイプコンテナ。
[2] 前記ウェットワイプハウジングが、前記スプレーディスペンサーをしっかりと受け入れるように適合されている内部凹部を有している、[1]に記載のウェットワイプコンテナ。
[3] 前記ウェットワイプハウジングの前記内部凹部が、前記スプレーディスペンサーを受け入れて固定するための少なくとも1つのアライメント特徴を有している、[2]に記載のウェットワイプコンテナ。
[4] 前記ウェットワイプを加温することを容易にするために、前記ウェットワイプハウジングまたは前記蓋の中にヒーターをさらに備える、[1]に記載のウェットワイプコンテナ。
[5] 前記蓋が、分配開口部を有しており、前記分配開口部を通して、少なくとも1つのワイプが分配され、分配システムが、分配蓋をさらに備える、[1]に記載のウェットワイプコンテナ。
[6] 前記スプレーディスペンサーが、前記流体を分配するための押しボタンアクチュエーターを有している、[5]に記載のウェットワイプコンテナ。
[7] 前記ウェットワイプコンテナが、前記押しボタンアクチュエーターと接触している中間押しボタンをさらに備え、前記中間押しボタンは、前記蓋が閉位置にあるときにアクセス可能である、[6]に記載のウェットワイプコンテナ。
[8] 前記分配蓋が、拡張ラグを有しており、前記拡張ラグは、前記分配蓋が閉位置にあるときに、前記中間押しボタンまたはスプレーディスペンサーを押し下げる、[7]に記載のウェットワイプコンテナ。
[9] 前記中間押しボタンは、前記分配蓋が閉位置にあるときにアクセス可能である、[7]に記載のウェットワイプコンテナ。
[10] 前記押しボタンアクチュエーターは、前記蓋が閉位置にあるときにアクセス可能である、[6]に記載のウェットワイプコンテナ。
[11] 前記分配蓋が、拡張ラグを有しており、前記拡張ラグは、前記分配蓋が閉位置にあるときに、前記押しボタンアクチュエーターを押し下げる、[10]に記載のウェットワイプコンテナ。
[12] 前記押しボタンアクチュエーターは、前記分配蓋が閉位置にあるときにアクセス可能である、[10]に記載のウェットワイプコンテナ。
[13] ウェットワイプを含有するための内部コンパートメントを有するウェットワイプハウジングと、
ワイプアクセス開口部を有する前記ウェットワイプハウジングに接続されている蓋と、
閉位置にあるときに前記ワイプアクセス開口部をカバーするように適合されているワイプアクセスドアと、
アクチュエーター、および前記蓋が閉位置にある状態で前記ウェットワイプの上に直接的に流体を分配するように位置付けされている出口部を有するスプレーポンプメカニズムと
を備えるウェットワイプコンテナシステム。
[14] 前記スプレーポンプメカニズムが、前記ウェットワイプハウジングの中に固定されている、[13]に記載のウェットワイプコンテナシステム。
[15] 前記アクチュエーターは、前記蓋が前記閉位置にある状態で、直接的または間接的にのいずれかで、押し下げることが可能である、[13]に記載のウェットワイプコンテナシステム。
[16] 前記閉位置に前記ワイプアクセスドアを固定するための第1のラッチと、前記蓋を前記ウェットワイプハウジングに固定するための第2のラッチとをさらに備える、[13]に記載のウェットワイプコンテナシステム。
[17] 前記ワイプアクセスドアが、開位置に向けて付勢されている、[16]に記載のウェットワイプコンテナシステム。
[18] 前記第1のラッチが、押しボタンラッチである、[16]に記載のウェットワイプコンテナシステム。
[19] 内部コンパートメントを有するコンテ
ナの中にウェットワイプを設置することであって、分配開口部を有する蓋が前記コンテナに接続されており、分配蓋は閉位置にあるときに前記分配開口部をカバーするように適合されている、設置することと、
流体のためのコンパートメント、アクチュエーター、および前記ウェットワイプの近位に位置付けされている出口部を有するスプレーポンプメカニズムを提供することと、
前記蓋が閉められているかまたは閉位置にある間に、前記アクチュエーターを押し下げることと、
前記内部コンパートメントの中の前記ウェットワイプの上に直接的に前記流体を分配することと
を備える、ワイプを湿らせる方法。
[20] 前記アクチュエーターを押し下げるときに、前記蓋が前記閉位置にある状態で、前記ディスペンサー蓋の上の拡張ラグに係合し、前記アクチュエーターを直接的にまたは間接的にのいずれかで押し下げる、[19]に記載の方法。
10…ウェットワイプウォーマー
11…ハウジング
12…蓋
13…ウェットワイプ
14…ワイプアクセスドア
15…ワイプアクセス開口部
15…分配開口部
16…コンパートメント
19…ラッチ
20…スプレーポンプメカニズム
22…コンパートメント
22…内部液体コンパートメント
23…保湿流体
24…押しボタン
25…拡張ラグ
26…内部流体チャネル
27…流体スプレー
28…出口部
29…下降チューブ
30…加熱エレメント
34…後方キャビティー
36…前方キャビティー
40…中間押しボタン
42…電源
46…スイッチ
50…主本体部材
51…外部側ハウジング壁部
52…下側ベース端部
53…ヒンジ
54…ベース部材
57…膜
58…スリット
70…スプレーポンプ凹部
71…凹形表面
72…トラック
73…下側リップ部
74…部分
76…凸形表面
77…外側縁部
78…底部表面
79…レッジ部
80…受け入れ溝部
82…押しボタンラッチ
84…ヒンジスプリング
86…アクセスドアヒンジ
90…インジケーター
102…弾性ワイプアクセスドアシール
104…当接表面
106…弾性蓋シール
124…押しボタン

Claims (17)

  1. 複数のウェットワイプを含有するための内部コンパートメントを有するウェットワイプハウジングと、
    前記複数のウェットワイプのうちの少なくとも1つのウェットワイプが分配される分配開口部と、閉位置にあるとき前記分配開口部を覆うように適合されている分配蓋と、を有する蓋と、
    流体を分配するための押しボタンアクチュエーターと、前記ウェットワイプハウジングの中の貯蔵位置にある前記複数のウェットワイプの上に直接的に流体を分配するように位置付けされている出口部と、を有するスプレーディスペンサーと、を備えるウェットワイプコンテナであって、
    前記分配蓋が拡張ラグを備え、前記拡張ラグは、前記分配蓋が閉位置にあるとき、前記分配蓋の押し下げに応じて、前記スプレーディスペンサーの前記押しボタンアクチュエーターを直接的に又は間接的に押し下げるものである、ウェットワイプコンテナ。
  2. 前記ウェットワイプハウジングが、前記スプレーディスペンサーを受け入れるように適合されている内部凹部を有している、請求項1に記載のウェットワイプコンテナ。
  3. 前記ウェットワイプハウジングの前記内部凹部が、前記スプレーディスペンサーを受け入れて固定するための少なくとも1つのアライメント特徴を有している、請求項2に記載のウェットワイプコンテナ。
  4. 前記複数のウェットワイプを加温することを容易にするために、前記ウェットワイプハウジングまたは前記蓋の中にヒーターをさらに備える、請求項1に記載のウェットワイプコンテナ。
  5. 前記ウェットワイプコンテナが、前記押しボタンアクチュエーターと接触している中間押しボタンをさらに備え、前記中間押しボタンは、前記蓋又は前記分配蓋が閉位置にあるときに利用可能である、請求項1に記載のウェットワイプコンテナ。
  6. 前記分配蓋が閉位置にあるとき、前記拡張ラグが前記中間押しボタンを押し下げ、前記中間押しボタンが前記スプレーディスペンサーの前記押しボタンアクチュエーターを押し下げる、請求項5に記載のウェットワイプコンテナ。
  7. 前記押しボタンアクチュエーターは、前記蓋が閉位置にあるときに利用可能である、請求項1に記載のウェットワイプコンテナ。
  8. 前記分配蓋が開位置に向けて付勢されている、請求項7に記載のウェットワイプコンテナ。
  9. 前記押しボタンアクチュエーターは、前記分配蓋が閉位置にあるときに利用可能である、請求項1に記載のウェットワイプコンテナ。
  10. 複数のウェットワイプを含有するための内部コンパートメントを有するウェットワイプハウジングと、
    前記複数のウェットワイプのうちの少なくとも1つのウェットワイプが分配されるワイプアクセス開口部を有する前記ウェットワイプハウジングに接続されている蓋と、
    閉位置にあるときに前記ワイプアクセス開口部をカバーするように適合されているワイプアクセスドアと、
    流体を分配するためのアクチュエーター、および前記蓋が閉位置にある状態で前記複数のウェットワイプの上に直接的に流体を分配するように位置付けされている出口部を有するスプレーポンプメカニズムと、を備えるウェットワイプコンテナシステムであって、 前記ワイプアクセスドアが拡張ラグを備え、前記拡張ラグは、前記ワイプアクセスドアが閉位置にあるとき、前記ワイプアクセスドアの押し下げに応じて、前記スプレーポンプメカニズムの前記アクチュエーターを直接的に又は間接的に押し下げるものである、ウェットワイプコンテナシステム。
  11. 前記スプレーポンプメカニズムが、前記ウェットワイプハウジングの中に固定されている、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  12. 前記アクチュエーターは、前記蓋が前記閉位置にある状態で、直接的または間接的に、のいずれかで、押し下げることが可能である、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  13. 前記閉位置に前記ワイプアクセスドアを固定するための第1のラッチと、前記蓋を前記ウェットワイプハウジングに固定するための第2のラッチとをさらに備える、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  14. 前記ワイプアクセスドアが、開位置に向けて付勢されている、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  15. 前記第1のラッチが、押しボタンラッチである、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  16. 前記ウェットワイプハウジングが、前記スプレーポンプメカニズムをしっかりと受け入れるように適合されている内部凹部を有している、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム。
  17. 前記ウェットワイプハウジングの前記内部凹部が、前記スプレーポンプメカニズムを受け入れて固定するための少なくとも1つのアライメント特徴を有している、請求項1に記載のウェットワイプコンテナシステム
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