JP3735166B2 - ストロボ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源の光の波長を判別し、ストロボ装置を発光させることによって色バランスを補正する機能を持ったカメラのストロボ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ストロボ装置によって色バランスを補正するといった技術は、例えば、実開平1−113222号公報等に記載されている技術がある。この公報においては、撮影の際に、周囲光が蛍光灯であるか否かを判別し、人工光、例えば、蛍光灯である場合には、ストロボ光を発光させることにより、良好な色バランスを得る技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公報に記載される従来技術においては、検出した周囲光が蛍光灯であった場合に、単にストロボを発光させているだけなので、もし、周囲光での蛍光灯の占める割合が強かった場合には、色補正がしきれず周囲光の影響が残ってしまう恐れがある。
【0004】
つまり、蛍光灯の影響により写真プリント全体が青みがかった色合いとなり、反対に人工光が白熱電球であれば、赤みがかった色合いとなり、必ずしも十分な色補正であるとはいえない。
【0005】
そこで本発明は、人工光源に強く照明された被写体においても適正な色バランスで撮影可能で、色再現性の良いプリントを容易に得られるカメラのストロボ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、
被写体を照明する周囲光の主成分が、光の波長の判定により人工光であるか否かを判別する人工判別手段と、前記周囲光の主成分が人工光であると判別された場合には、ストロボ光による露光量と該周囲光による露光量との割合の比率を、自然光が主成分となった周囲光で行うストロボ撮影の時と比較して、ストロボ光による露光量の割合を大きくするように制御する露光量制御手段と、を具備するストロボ制御装置であって、前記人工光判別手段は、自然光の波長のピーク値近傍領域の可視光の光を検出する第1の光検出手段と、前記第1の光検出手段における光検出領域を含まない赤外光域の波長の光を検出する第2の光検出手段と、前記第2の光検出手段の検出結果に予め定めた補正のための第1の所定値を足した値と、前記第1の光検出手段の検出結果とを比較する第1の比較手段と、前記第1の光検出手段の検出結果に予め定めた補正のための第2の所定値を足した値と、前記第2の光検出手段の検出結果とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段の比較で前記第1の光検出手段の検出結果が大きかった時、若しくは第2の比較手段の比較で前記第2の光検出手段の検出結果が大きかった時には、前記被写体を照明する光の主成分が人工光であると判定する判定手段と、を具備することを特徴とするストロボ制御装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本発明による実施形態としてのカメラに搭載されるストロボ制御装置の概略的な構成を示し、説明する。
【0009】
このストロボ制御装置は、カメラ全体のシーケンスを制御するワンチップのマイクロコンピュータ等からなる演算制御回路CPU1と、該CPU1からの制御信号に基づいて後述する構成部位等を制御し、温度依存性の少ない電圧VLCDを生成し、且つ絶対温度に依存性のあるVTを生成するインタフェースIC(lFIC)3を有する。これらは互いに、4bit のパラレル通信によりデータのやり取りを行っている。
【0010】
前記CPU1には、該CPU1が制御動作する際のタイミングの基準となるクロック信号を与えるクロック部2と、後述するデータ等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ、例えばEEPROM4と、後述する外部接続端子5と、カメラの動作状況を撮影者に告知し、不図示のカメラの裏蓋側に配置され、フイルムの駒数、ストロボモード、電池残量表示等の表示を行う表示用LCD6と、各種スイッチが備えられている。
【0011】
具体的には、前記EEPROM4は、CPU1が各種の制御を実施する上で必要な各種補正値や調整値、フィルム駒数等のデータや人工光判別時の補正値を記憶し、CPU1と通信を行う。また外部接続端子5を通して、CPU1とEEPROM4の通信ラインを外部と接続することが出来るようになっており、ここに外部調整機やチェッカ等を接続して、外部からカメラの制御を行ったリ、EEPR0M4のデータを読み込んだり書き込んだりすることが可能である。
【0012】
前記各種スイッチにおいては、メインスイッチPWSW7は、カメラを動作状態にするスイッチであり、裏蓋スイッチBKSW8は、カメラの裏蓋の開閉に連動して、ON/OFFするスイッチであり、裏蓋を閉じる即ち、OFFからONになったことを検知すると、フィルムのオートロードを開始する。
【0013】
さらに、第1のレリーズスイッチ1RSW9は図13に示すようなレリーズボタンを半押しした状態で、ONとなるスイッチであり、このスイッチがONすると、カメラは予め設定された撮影モードで測距、測光等の各種演算を行う。第2のレリーズスイッチ2RSW10は、レリーズボタンを全押しした状態でONとなるスイッチであり、これがONすると、前記の演算結果を基にフィルムへの露光、フィルムの巻き上げ等を行う。
【0014】
またセルフタイマスイッチSELFSW11は、撮影モードをレリーズボタンを押してから約10秒程度の所定の時間後に、露光動作が行われる、いわゆるセルフタイマ撮影に切り換えるためのスイッチであり、このスイッチをONしつつ、2RSW10がONすることでセルフタイマモードの撮影を行うことが出来る。ストロボスイッチFLSW12は、撮影時のストロボモードを切り換えるためのスイッチである。
【0015】
本実施形態のカメラでは、ストロボモードは、OFF(ストロボ発光禁止)、FILL−IN(ストロボ強制発光)、AUTO(撮影状況をカメラが判断してストロボ発光のON/OFFを制御する)、AUTO−S(前記AUTOモードにおいて、赤目軽減機能を付加したもの)の4種類のモードを有しており、FLSW12をONする度にモードが切り替わる。
【0016】
そして、フィルム巻き戻しスイッチRWSW13は、フィルムの強制巻き戻しを行うスイッチであり、このスイッチをONすることにより、フィルムが最終駒まで撮影されていなくても、フィルムを巻き戻すことが出来る。
【0017】
次に前記lFIC3においては、撮影者等が持つリモコン22から投射される赤外光の信号を受信するリモコン受信部15と、被写体までの距離を測定するAF回路16と、撮影画面を分割し、それぞれを測光可能な測光回路17と、シャッタの開閉を行うシャッタ駆動回路18と、モータ20及びそれに付随する不図示の動力伝達機構の正逆転等の駆動により、フィルムの巻き上げ、巻き戻し、シャッタチャージ、合焦動作及びレンズ駆動等の制御を行うモータ駆動回路21と、カメラがセルフタイマ撮影中であることを点灯によって被写体に知らせるための表示を行うSELFLED26とが接続されている。
【0018】
具体的には、前記リモコン受信部15は、リモコン22から投射される赤外光の信号を受信して、IFIC3に送信する。IFIC3ではそれを受信して波形整形を行った後、CPU1へ送信する。このリモコン受信装置15は、後に詳細を説明するが、人工光判別も合わせて行う。
【0019】
前記AF回路16は、被写体までの距離を測定するための回路であり、本実施形態では、投光部から被写体に向けて投光を行い、その反射光を検知して、被写体までの距離を測定するいわゆるアクティブ式測距法を採用している。測距信号はIFIC3内で処理された後、CPU1へ送られる。
【0020】
また、前記測光回路17は、撮影画面の中央部分とその周辺部分とが別々に測光が出来るセンサを用いて、被写体の輝度を電気信号に変える装置である。この電気信号は、IFIC3内で処理され、CPU1へ送られる。このセンサは、撮影画面の中央部分と周辺部分が別々に測光できるため、撮影目的に合わせて中央部分のみの測光又は両者の出力の差から、逆光判定を行うことも可能である。また後述する人工光検知にも使用される。
【0021】
前記シャッタ駆動回路18は、IFIC3からの制御信号を受けてシャッタの開閉を行う。本実施形態におけるシャッタは、図示していないが、例えば、三角開口波形を有する絞り兼用のセクタシャッタを用いている。
【0022】
さらに、前記CPU1及びIFIC3には、それぞれ以下の部位が設けられている。
この装置を駆動する電源として、例えば、3Vの電池から直接供給される電源ラインVcc1と、回路全体を動作させるためには不十分な3Vを5Vに昇圧した2次電圧を生成して、2次電圧ラインVcc2に供給する昇圧回路14と、撮影する被写体に補助光を照射する発光管及びその制御を行うストロボ回路I9とを有する。
【0023】
前記CPU1に制御され、リレーズボタンの半押し時に、合焦可能な場合には点灯及び、合焦不可の場合には点滅を行い、撮影者に注意を促すAF表示用LED24と、IFIC3に制御され、リレーズボタンの半押し時でストロボが発光状態にある場合には点灯し、ストロボが必要な状況だとカメラが判断したにも関わらず、ストロボが発光可能な状態にない場合には点滅して撮影者に注意を促すストロボ警告表示用LED25と、ファインダの脇に前記AF表示用LED24及び前記ストロボ警告表示用のLED25を配置するF内表示装置23が設けられる。
【0024】
そして装填されたフィルムのパーフォレーション部分に投光して、その反射光を検知することでパーフォレーションの有無を検知し、フィルムの給送量を検知するためのフォトリフレクタWPR27が設けられる。前記パーフオレーションの有無を表す信号は、IFIC3にて波形整形され、CPU1に送られる。なお、WPR27には、温度依存性の少ない電圧源VLCDが用いられパーフォレーションの有無の検出の精度を向上させている。
【0025】
さらには、フォトインタラプタAEPI28、フォトリフレクタCLPR29及び、パルス出力を発生するMTPI30が備えられている。
これらのうち、前記AEPI28は、シャッタの開口開始を検知するためのフォトインタラプタである。シャッタが開口を始めると、AEPI28のスリットの間で遮光をしていた部材が退き、AEPI28の出力がLレベルとなりIFIC3に送られる。この信号に基づきCPU1は、シャッタの開口量を制御する。また、前記CLPR29は、モータ20の動力をどこに伝達するかを切り換える不図示のクラッチ機構位置を検出するためのフォトリフレクタである。なお、AEPI28とCLPR29は、シーケンス制御上同時に駆動することはないので、信号ラインを一部共有している。
【0026】
前記MTPI30は、モータ20に連動した遮光羽根31が回転するとパルス出力を発生し、それをCPU1に送る。このパルスはレンズ繰り出し量の制御に用いられている。
【0027】
次にこのように構成されたカメラのストロボ制御装置による人工光の検知について説明する。
本実施形態による人工光検知は、リモコン受信部15及び測光回路17を流用して行う。図2には、本実施形態のカメラに用いられている自然光の領域の光を検出する測光センサと赤外光の領域の光を検出するリモコンセンサの分光感度特性を示す図である。
【0028】
つまり、前記測光センサは、500nm付近をピークとした短波長寄りの分光感度特性を持ち、前記リモコンセンサは、1000nm付近をピークとした長波長寄りの分光感度特性を有している。
【0029】
図3には、各種光源の違いによる分光特性の概略図を示してある。これによると、蛍光灯の光は、600nm付近をピークとして、400nm付近から800nm付近の範囲にある。
【0030】
この分光特性が、フィルムをプリントしたときに青味がかった色になってしまう原因である。また白熱電球は、1000nm付近をピークに300nm付近より長波長寄りにある。これがフィルムをプリントしたときに赤味がかった色になってしまう原因である。
【0031】
一般に自然光は、300nm付近より長波長寄りに比較的全範囲にあることがわかる。
これらの図2及び図3からわかるように、それぞれのセンサは、元々用途が異なっているため、誤動作を防止するためにも異なる波長の信号を検出するように設計されている。
【0032】
従って、それぞれのセンサは、分光特性の範囲内の光しか感知できないため、周囲光に含まれる光源が、例えば、蛍光灯ならば、測光センサはその光を検知することが出来るが、リモコンセンサでは、蛍光灯の光をほとんど感知することが出来ない。
【0033】
同様に、白熱電球の場合は、割合的に測光センサよりも、リモコンセンサの方がより光を感知し、また、自然光では若干、測光センサの方が感度がいいがどちらでも光を感知することが出来る。
【0034】
また、実際には、白熱電球といってもいろいろな種類があり、その一例として、図4に示すような特性を持っている。蛍光灯や自然光の場合にも特に図示しないが同様のことがいえる。
【0035】
よって、測光センサの出力とリモコンセンサの出力の割合に応じて、被写体を照明している光源を特定することが可能となる。
図4に示すように、可視光及び赤外光の検出素子や回路のばらつきはいわゆるA光源(色温度2850゜Kの白熱電球)を用いて調整すればよい。
【0036】
次に、人工光検出の実際の処理について説明する。
図5(a)は、人工光判別に用いられる前述したリモコン受信部15及び測光回路17の構成を示した図である。
【0037】
前記リモコン受信部15において、被写体を照明する光を集光させる受光レンズ32と、集光させた光を検出し光電流に変換するリモコンセンサ(受光素子)33と、帰還ループ中に設けられた前記光電流を積分するコンデンサ35と、リモコンセンサ33の出力と基準となる第1の所定レベルとを比較し出力するコンパレータ34と、コンパレータ34の出力と基準となる第2の所定レベルとを比較し出力するコンパレータ37と、CPU1からのSW信号によって制御され、コンデンサ35を初期化するスイッチ36とで構成される。
【0038】
この構成により、受光レンズ32によって集光された光は、リモコンセンサ33に照射されて光電流に変換され、積分アンプ34の帰還ループ中に設けられたコンデンサ35により積分される。そして、スイッチ36がオフした場合、積分アンプ34の出力Vint は、図5(b)に示すように、第1の所定レベルVref1から下降して第2の所定レベルVref2を下回ると、コンパレータ37の出力COMPは反転した信号をCPU1に出力する。
【0039】
ここでスイッチ36がオフしてからコンパレータ37が反転するまでの時間Tint は、リモコンセンサ33に入射した光の強さの逆数に比例する。なお、リモコンセンサ33の分光感度特性は、図2で示した様に、赤外域の光を感知するため、ここでの入射光の強さは、赤外光即ち、白熱電球を主とした光量となる。従って、 CPU1は、時間Tint を内蔵のカウンタでカウントすることにより、赤外光の光量を測定することが出来る。
【0040】
また、可視光の処理を行う測光回路17の構成は、前述したリモコン受信部15のリモコンセンサ33の代わりに測光センサ40を用いている点が異なり、その他の構成は同様であり、図2で示した可視光域の光を感知するため、ここでの入射光の強さは、可視光即ち、蛍光灯を主とした光量となる。
【0041】
次に図6の人工光判別のサブルーチンを示すフローチャートを参照して、前述したリモコン受信部15及び測光回路17を備えるカメラのストロボ制御装置による人工光判別について詳細に説明する。
【0042】
まず、始めに輝度判断を行う(ステップS1)。この輝度判断で、可視光輝度がLvB(本実施形態においては、13とする)より高輝度の場合には(NO)、人工光判断は行わず、ステップS4へ移行する。しかし、可視光輝度がLvBより低輝度の場合には(YES)、ステップS2以降の人工光判断似移行する。
【0043】
前記リモコン受信部15及び前記測光回路17により検出された可視光輝度と、赤外光輝度に所定値C1を足したものとを比較する(ステップS2)。この比較で、可視光輝度の方が大きかった場合(YES)、蛍光灯による照明の影響が大きいと判断して、ここでもし赤外光輝度が可視光輝度に所定値C2を足したものよりも大きい場合には白熱電球による照明の影響が大きいとして、フラグFFTUBEの値を1とし(ステップS5)、リターンする。
このFFTUBEは、人工光検知フラグであり、値が1ならば人工光による影響が大きいと判断をするものである。
【0044】
しかし、ステップS2の比較で、所定値C1を足した赤外光輝度の方が大きかった場合(NO)、次段で赤外光輝度と、可視光輝度に所定値を足したものとを比較する(ステップS3)。この比較で、赤外光輝度の方が大きかった場合(YES)、前記ステップ5に移行し、人工光による影響が大きいともの判断をする。しかし、ステップS3の比較で、所定値C2を足した可視光輝度の方が大きかった場合(NO)、被写体照明における人工光の影響は小さいと判別し、フラグFFTUBEを0とし(ステップS4)、リターンする。なお、所定値C1,C2は前述した判断が正しく行われるようにするための補正値である。
【0045】
なお、このシーケンスでは、結果として人工光か否かを判定しているが、フローチャートから判る様に、人工光も白熱電球と蛍光灯との2種類の検出も可能である。
【0046】
具体的には、ステップS2でYESと判定された場合に、必要なフラグをたててやれば、そのフラグの存在により、1が立っていれば蛍光灯が光源であることが認識できるし、ステップS3においてYESと判定された場合に、同様に、フラグに1を立てることにより、白熱電球であると認識することも出来る。
【0047】
これらは状況によって使い分ければ良い。また所定値C1,C2は、EEPROM4内に記憶されているため、修正や調整などを容易に行うことが出来る。
次に図7に示すフローチャートを参照して、本実施形態のカメラのストロボ装置を用いた実際の露光動作について説明する。
【0048】
まず、第1のレリーズスイッチ1RSW9がONしているか否か判別し(ステップS11)、ONならば(YES)、AF回路16において、測距動作を行い被写体までの距離を測定する(ステップS12)。しかし、OFFであれば(NO)、ONされるまでこの状態を保持する。
【0049】
次に、測光回路17において測光を行い被写体の輝度を測定し(ステップS13)、さらに図6に示したシーケンスのような人工光判別を行う(ステップS14)。
【0050】
次に、前述したステップS12,S13,S14において、測定した値に基づき、後述するAE演算を行い各パラメータを設定する(ステップS15)。さらに、第2のレリーズスイッチ2RSW10がONしているか否かを判別する(ステップS16)。
この判別で、2RSW10がONならば(YES)、所定の動作で露光を行い(ステップS18)、露光シーケンスを終了する。しかし、2RSW10がOFFならば(NO)、再び、1RSW9の状態を判別する(ステップS17)。この判別で、まだ1RSW9がON状態を維持していれば(YES)、フォーカスロック中であると判断して、前記ステップS16に戻る。しかし、1RSW9がOFFしていたならば(NO)、前記ステップS11に戻り、シーケンスを繰り返す。
【0051】
ここで、前記ステップS15のAE演算において、図8(a)に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、フィルム情報読取装置43により読み込まれたSv値(フィルムスピード)及びステップS13において得られたBv値(被写体輝度)よりEv値(露出量)を求める(ステップS21)。
【0052】
そして前記ステップS21で求められたEv値と、不図示のEv値、Av値(fナンバを表す)、Tv値(シャッタの有効露出時間を表す)の関係を示したプログラム線図とからAv値、Tv値を算出する(ステップS22)。
【0053】
次に、前記ステップS12で得られた距離データよりストロボ撮影に必要なストロボの光量、すなわちガイドナンバGNoを算出する(ステップS23)。このストロボは、被写体が遠ければ遠いほど光量を多くするいわゆるフラッシュマチック制御であるものとする。
【0054】
次に、図6に示したフローチャートにより行った人工光判別の結果を基に、人工光の有無の判定を行い(ステップS24)、人工光が有る時には(YES)、ストロボ発光要求フラグF_STを1とする(ステップS25)。このF_STが1の時には、フィルム露光時にストロボが発光するように制御される。そして、先に求められたTv値に所定値1.5を加えてAE演算を終了する(ステップS26)。
【0055】
これは、実際に露出を行う場合において、周囲光の影響を減らすために、その周囲光による露出をアンダーとなるように設定して、相対的にストロボ光による露出の割合を大きくし、プリントされた写真の仕上がりの色を人工光の影響を抑制し、より自然な色に近付けるためである。なお、本実施形態における所定値1.5は好適する値であるが、勿論、システムや撮影状況などを考慮して適宜決められて然るべき値である。
【0056】
しかし、前記ステップS24において、人工光無しの時には(NO)、設定されたシャッタスピードが手ぶれを起こす恐れがあるか否か判定する(ステップS27)。具体的には、Tv値が所定の値5以下であるか否かを判定している。ちなみに、この所定値についてもレンズの焦点距離、明るさ等のシステム及び撮影状況等を考慮して適宜決められる値である。
【0057】
Lv値が8.25未満である時は(YES)、手ぶれを起こす可能性が高いと判定し、ストロボ発光要求フラグF_STに1を立て(ステップS28)、AE演算を終了する。しかし、Tvが5よりも大きいときは手ぶれを起こす可能性が低いと判定され、ストロボ発光要求フラグF_STに0を立てて(ステップS29)、AE演算を終了する。
【0058】
以上がAE演算のシーケンスであり、演算後は図8(b)に示すように、各値が設定される。
また、図9には、赤外光輝度と可視光輝度によるストロボ制御の一例である。この図9より、前述した図8(a)のステップS27において、手ぶれを起こす可能性の基準としたLv値8.25を求めることができる。
【0059】
つまり、ストロボ制御を行う場合、赤外光輝度と可視光輝度との関係において、自然光の領域を中心として、赤外光の高輝度側で可視光の低輝度側に白熱電球の自動発光領域があり、赤外光の低輝度側で可視光の高輝度側に蛍光灯の自動発光領域が存在する。このような特性における自動発光の判断条件としては、
(1)可視光輝度<Lv13 且つ 可視光輝度>赤外光輝度+3.5
(2)可視光輝度<Lv13 且つ 可視光輝度<赤外光輝度
となる。
【0060】
ここで図10は、人工光下での露出制御を理解しやすくするために、自然光と人工光の周囲光下で、同じ被写体輝度における時間に対するシャッタの開口量を示す。
【0061】
図10(a)は、自然光下での通常のシャッタの開口波形を示す。AE卜リガがLからHに切り替わると、シャッタが開口を始める。またAE卜リガの立ち上がりがシャッタの開口開始とずれているが、これはカメラ構成上の機械的な原因に起因するものである。また、そのずれの値はほぼ一定となる。シャッタは少しづつ開口していき、やがて全開状態となり、そして開口の時より速い速度で閉口する。このようにして所望の露光量を得ることが出来る。
【0062】
図10(b)には、人工光下で撮影した場合の時間に対するシャッタの開口量を示す。人工光下で撮影した場合には、前述した図10(a)の開口波形に比べて、シャッタの閉じるタイミングが早くなっている。これは、図8(a)のステップS26において、Tv値を大きくしているためである。従って、人工光下では、周囲光による露出はアンダー気味になる。
【0063】
また人工光下では、図中ス卜ロボトリガAが、LレベルからHレベルに変わると、ストロボが発光するため、これにより周囲光による露光量とス卜口ボ光による露光量の割合は、ストロボ光量の割合が大きくなり、人工光による照明の影響が小さくなり、より自然な色合いにプリントされた写真を得ることが出来る。
【0064】
なお、本実施形態のカメラでは、ストロボ光量の調整がストロボトリガをシャッタ開口中のどのタイミングでかけるか、すなわちAE卜リガの切り替わりを検知し、そこから時間をカウントすることによって制御している。
【0065】
ストロボの発光時間は、シャッタの開口時間に比べて充分に短く、従って、シャッタの開口径が小さいうちにストロボを発光させれば、それだけストロボの光量が絞られていることになるからである。一方、ストロボの光量を大きくしたければ、図中ストロボ卜リガBのように遅延をかければ良い。
【0066】
また、これ以外にストロボの光量を調節するにはストロボの充電コンデンサの充電電圧を制御するなどの方法を用いても良い。
次に本発明のストロボ制御装置による第2の実施形態について説明する。
【0067】
本実施形態は、前述した第1の実施形態における図7に示しステップS15のAE演算の変形例であり、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、Sv値及びBv値からEv値を求める(ステップS31)。
【0068】
そしてこの求められたEv値と、不図示のEv値、Av値(fナンバを表す)、Tv値(シャッタの有効露出時間を表す)の関係を示した図11のプログラム線図とからAv値、Tv値を算出する(ステップS32)。
【0069】
次に、前記ステップS12で得られた距離データよりストロボ撮影に必要なストロボの光量、すなわちガイドナンバGNoを算出する(ステップS33)。このストロボは、フラッシュマチック制御であるものとする。
【0070】
次に、前述した人工光判別の結果を基に、人工光の有無の判定を行い(ステップS34)、人工光が有る時には(YES)、ストロボ発光要求フラグF_STを1とする(ステップS35)。このF_STが1の時には、フィルム露光時にストロボが発光するように制御される。そして、先に求められたTvmin値には、図11から人工光検出時の手ぶれで丸める秒時Kに基づき、7を設定する(ステップS36)。
【0071】
一方、前記ステップS34で人工光がない場合には、手ぶれを起こす可能性が低いと判定され、ストロボ発光要求フラグF_STに0を立てて(ステップS37)、さらに、Tvmin値には、図11で求められる5.25を設定する(ステップS36)。しかし、前記ステップS24において、人工光無しの時には(NO)、設定されたシャッタスピードが手ぶれを起こす恐れがあるか否か判定する(ステップS27)。
【0072】
次に、Tv値とTvmin値とを比較して(ステップS39)、Tvmin値がTv値より大きければ(YES)、Tv値にTvmin値を設定し、ストロボ発光要求フラグF_STに1を立て(ステップS28)、AE演算を終了する。一方、ステップS39でTvmin値がTv値より、小さい時は(NO)、そのままAE演算を終了する。
【0073】
次に本発明のストロボ制御装置による第3の実施形態について説明する。
前述した第1の実施形態においては、人工光の判定にリモコン受信部15及び測光回路17即ち、リモコンセンサと測光センサを用いた。これらの分光感度特性が人工光と自然光を判別する上で都合の良い特性を持っていたため、比較的容易にこれらの光源を判別することが出来たが、本実施形態は、例えば、図13に示すような分光感度特性を持つリモコンセンサを用いた例について説明する。
【0074】
図13に示すリモコンセンサの場合、分光感度特性が図2に示した第1の実施形態と比較すると、ピーク位置は同じであるが、帯域が広がり短波長側にずれている。
【0075】
このため、第1の実施形態のようなシステムに構成すると、リモコンセンサが蛍光灯の波長も多少拾ってしまい、確実な人工光判別を出来なくなってしまう恐れがある。
【0076】
そこで、図14に示すような分光特性を持ったフィルタをリモコンセンサの前面に配置する。このフィルタ配置により、図2に示すようなリモコンセンサの分光感度特性に近い特性に補正でき、より精度の高い人工光検出が可能となる。
【0077】
なお、測光センサの分光感度特性があまり好ましくない場合には、前述したと同様に、所望の特性が得られるようなフィルタを測光センサの前面に配置しても良い。また、測光センサ、リモコンセンサに限ったものでもなく、例えば測距センサ、または人工光検出のために専用のセンサを設ける場合に、その分光感度特性を補正するための好適するフィルタを配置しても良いのは、勿論である。
【0078】
次に本発明のストロボ制御装置による第4の実施形態について説明する。
前述した第3実施形態では、人工光判別をするための受光素子の分光感度特性を補正するのにフィルタ用いた。
【0079】
しかし、通常のカメラではこれらの受光素子は、カメラ本体に剥き出しのまま取り付けられていることはあまりなく、図15に示すように、ストロボ部52、ファインダ部53、AF部54、測光部55、リモコン受光部56が配置されるカメラ本体51の前面には、覆うように透明カバー57が取り付けられている場合が多い。
【0080】
そこで、例えば、図2に示した分光特性をもつセンサを得ようとする場合には、リモコン受光部となる受光センサの前面の透明カバー57の部分に、図14に示すような分光特性を有するインクを印刷してやれば良い。
【0081】
このカバーの印刷された部分がフィルタとして機能するため、前述した第2の実施形態のように、別途フィルタを製作し、取り付ける手間が省け、同様の性能を得りつつ安いコストで実施することがきる。
【0082】
勿論、所望の特性が得られるようになれば良いので、リモコン受光部を用いなくとも、代わりができるセンサがあれば、他のセンサの前面、または該当素子の前面の透明カバーの部分に印刷をしても構わない。但し、このような特性を持つインクを印刷する際に、センサの検出機能が低下しないように、インクの濃さ等を考慮する必要がある。
【0083】
なお、本発明の上記実施態様によれば以下のごとき構成が得られる。
(1)被写体を照明する光の主成分が光の波長の判定により人工光であるか否かを判別する人工光判別手段と、被写体を照明する光の主成分が人工光であると判別された場合には、スト口ボ光による露光量と周囲光による露光量との割合を調整する露光量制御手段とを具備することを特徴とするカメラのストロボ制御装置。
【0084】
(2)被写体を照明する光を受光する受光手段と、
上記受光手段で検知された光の主成分が人工光であるか否かを判別する人工光判別手段と、
被写体を照明する光の主成分が人工光であると判別された場合には全露光量に対するストロボ光の割合と周囲光の割合を通常のストロボ撮影よりもストロボ光の割合を増加させるように制御する露光量制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラのストロボ制御装置。
【0085】
(3)被写体を照明する光を受光する受光手段と、
上記受光手段で検知された光の主成分が人工光であるか否かを判別する人工光判別手段と、
被写体を照明する光の主成分が人工光であると判別された場合には全露光量に対するストロボ光の割合と周囲光の割合を通常のストロボ撮影よりも周囲光の割合を減少させるように制御する露光量制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラのストロボ制御装置。
(4)被写体を照明する光を受光する受光手段と、
上記受光手段で検知された光の主成分が人工光であるか否かを判別する人工光判別手段と、
被写体を照明する光の主成分が人工光であると判別された場合にはストロボを発光させるとともに周囲光の露光量を通常のストロボ撮影よりも減少させるように制御する露光量制御手段と、
を具備することを特徴とするカメラのストロボ制御装置。
(5)上記受光手段は人工光検知以外の機能も持つことを特徴とする前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(6)上記受光手段は、リモコンの受信、若しくは測光の機能のいずれかの持ち、人工光検知手段としても兼用可能であることを特徴とする前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(7)上記露光量制御手段は、シャッタ秒時を通常のストロボ撮影より短くする様に制御することを特徴とする前記(2)項または前記(4)項に記載のストロボ制御装置。
(8)上記人工光判別手段は、不揮発性記憶素子に記憶された補正値を用いて人工光判別を行うことを特徴とする前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(9)上記受光手段の光路中に分光感度特性補正用のフィルタを配置したことを特徴とする前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(10)上記受光手段の光路中のカメラ本体部組に分光感度補正用の塗装を施したことを特徴とする前記(1)項若しくは、前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(11)上記露出制御手段においてストロボ光量の制御は、シャッタの開口開始からのタイミングを制御することにより行うことを特徴とする前記(1)項若しくは、前記(2)項に記載のストロボ制御装置。
(12)被写体を照明する光の主成分が人工光であるかを判別する人工光判別手段と、
低輝度でストロボを発光させるときには、秒時を第1の秒時に設定し、人工光と判断したときにストロボを発光させるときには、第1の秒時よりも高速の第2の秒時にするように設定する秒時設定手段とを具備することを特徴とするストロボ制御装置。
【0086】
【発明の効果】
上詳述したように本発明によれば、人工光源に強く照明された被写体においても適正な色バランスで撮影可能で、色再現性の良いプリントを容易に得られるカメラのストロボ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態としてのカメラに搭載されるストロボ制御装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態のカメラに用いられている測光センサとリモコンセンサの分光感度特性を示す図である。
【図3】各種光源の違いによる分光特性の概略を示す図である。
【図4】白熱電球の違いによる波長と比エネルギーの関係を示す図である。
【図5】リモコン受信部及び測光回路の構成例を示す図である。
【図6】第1実施形態のカメラのストロボ制御装置による人工光判別について説明するためのフローチャートである。
【図7】第1の実施形態のカメラのストロボ装置を用いた実際の露光動作について説明するためのフローチャートである。
【図8】図8(a)はAE演算のシーケンスを説明するためのフローチャートであり、図8(b)は設定された値の一例を示す図である。
【図9】赤外光輝度と可視光輝度の関係におけるによるストロボ制御の一例である。
【図10】第2の実施形態のカメラのストロボ装置の露光動作について説明するためのフローチャートである。
【図11】人工光の有無による変化させる露出秒時の下限をプログラム線として示す図である。
【図12】自然光と人工光の周囲光下で、同じ被写体輝度における時間に対するシャッタの開口量を示す図である。
【図13】第3の実施形態としてのカメラのストロボ装置における分光感度特性を示す図である。
【図14】第3の実施形態に用いられるフィルタの分光特性を示す図である。
【図15】第3の実施形態として、カメラ本体の前面からフィルタ機能を有するカバーに覆われている各構成部位の配置例を示す図である。
【符号の説明】
1…演算制御回路(CPU)
2…クロック部
3…インターフェイスIC(lFIC)
4…EEPROM
5…外部接続端子
6…表示用LCD
7…電源スイッチPWSW
8…裏蓋スイッチBKSW
9…第1のレリーズスイッチ1RSW
10…第2のレリーズスイッチ2RSW
11…セルフタイマスイッチSELFSW
12…ストロボスイッチFLSW
13…フィルム巻き戻しスイッチRWSW
14…昇圧回路
15…リモコン受信部
16…AF回路
17…測光回路
18…シャッタ駆動回路
19…ストロボ回路
20…モータ
21…モータ駆動回路
22…リモコン
23…F内表示装置
24…AF表示用
25…ストロボ警告表示用LED
26…SELFLED
27…フォトリフレクタWPR
28…フォトインタラプタAEPI
29…フォトリフレクタCLPR
30…MTPI
31…遮光羽根
Claims (3)
- 被写体を照明する周囲光の主成分が、光の波長の判定により人工光であるか否かを判別する人工判別手段と、
前記周囲光の主成分が人工光であると判別された場合には、ストロボ光による露光量と該周囲光による露光量との割合の比率を、自然光が主成分となった周囲光で行うストロボ撮影の時と比較して、ストロボ光による露光量の割合を大きくするように制御する露光量制御手段と、
を具備するストロボ制御装置であって、
前記人工光判別手段は、
自然光の波長のピーク値近傍領域の可視光の光を検出する第1の光検出手段と、
前記第1の光検出手段における光検出領域を含まない赤外光域の波長の光を検出する第2の光検出手段と、
前記第2の光検出手段の検出結果に予め定めた補正のための第1の所定値を足した値と、前記第1の光検出手段の検出結果とを比較する第1の比較手段と、
前記第1の光検出手段の検出結果に予め定めた補正のための第2の所定値を足した値と、前記第2の光検出手段の検出結果とを比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段の比較で前記第1の光検出手段の検出結果が大きかった時、若しくは第2の比較手段の比較で前記第2の光検出手段の検出結果が大きかった時には、前記被写体を照明する光の主成分が人工光であると判定する判定手段と、
を具備することを特徴とするストロボ制御装置。 - 前記人工光判別手段において、
前記第1の光検出手段は、500nm近辺をピークとした分光感度特性を有し、可視光を検出して、カメラの測光に用いられる受光素子からなり、
前記第2の光検出手段は、前記受光索子の検出可能な光の波長領域外で、1000nm近辺をピークとした分光感度特性を有し、赤外光を検出して、カメラのリモートコントロール制御に用いられる赤外光受光素子からなることを特徴とする請求項1記載のストロボ制御装置。 - 前記人工光判別手段は、前記第1の光検出手段の出力が所定値以上の時には、人工光判別を行わないことを特徴とする請求項1記載のストロボ制御装置。
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