JP3734850B2 - 船外機用エンジンの減速制御装置 - Google Patents

船外機用エンジンの減速制御装置 Download PDF

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、スロットルダンパーを備える船外機用エンジンの減速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
外機用エンジンに対しては低いトローリング回転数への要求が強く、回転数を下げるために点火時期や圧縮比或は燃焼室形状等の工夫がなされているが、スロットル弁急閉時のストール耐力アップのためには、低速域でのスロットル戻りを緩やかに行うためのスロットルダンパー(ダッシュポット)の採用が有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来はエンジンのインテークマニホールドにスロットルレバーとカムアクセルを設け、スロットルレバー部分でスロットルダンパーを作動させる構成が採用されていたため、エンジンの全幅が広くなってしまうという問題があった。尚、カムアクセルはスロットル開度を制御するためのものであるが、該カムアクセルをスロットルダンパーを作動させるものとして共用すれば、これをスロットルレバーの近くに配設する必要があるため、レイアウト上の自由度が制限されてしまう。
【0004】
従って、本発明の目的とする処は、エンジンの全幅の拡大を防いでエンジンのコンパクト化を図ることができる船外機用エンジンの減速制御装置を提供することにある。
【0005】
又、通常、船外機にはクラッチが設けられていないため、スロットルダンパーのタッチ回転数(スロットルダンパーが作動を開始するときのエンジン回転数)が高い場合には、スロットルを戻してもシフトを直ちに抜くことができない。このため、スロットルダンパーのタッチ回転数を下げると、該スロットルダンパーによる効果が減じてしまうという問題が発生する。
【0006】
従って、本発明の目的とする処は、スロットルダンパーによる効果を減ずることなくシフト操作を確実に行うことができる船外機用エンジンの減速制御装置を提供することにある。
【0007】
更に、縦方向に配列された複数のスロットル弁を同調ロッドを介して連結する構成を採るエンジンにあっては、連結部のガタのためにスロットルダンパーの作動荷重によって各スロットル弁の開閉動作に同調ズレが発生するという問題がある。
【0008】
従って、本発明の目的とする処は、複数のスロットル弁の開閉動作に同調ズレを生じさせない船外機用エンジンの減速制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、複数のインテークマニホールドの上流側に上下方向に配設された複数のキャブレタのスロットル弁を同調ロッドを介して連結するとともに、スロットル弁急閉時の該スロットル弁の閉動作を緩慢に行わしめるスロットルダンパーを設けて構成される船外機用エンジンの減速制御装置において、前記スロットルダンパーを側面視で前記インテークマニホールド同士の間に配設するとともに、前記キャブレタを備えるキャブレタユニットを連結プレートを介して前記インテークマニホールドに連結し、該連結プレートに、L字状を成すレバーの中間部を回動自在に枢着し、該レバーの一端に最下段のキャブレタのスロットルレバーを係合せしめ、同レバーの他端を前記スロットルダンパーのロッドに垂直に当接せしめ、スロットル弁急閉時の前記スロットルレバーの回動を前記レバーを介して前記スロットルダンパーに伝達するよう構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、減速時に点火時期を進角させる点火時期制御を前記スロットルダンパーの作動時に行うことを特徴とする。
【0012】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、縦方向に配列された複数のスロットル弁のうちでスロットル操作を受けるスロットル弁のスロットルレバーで前記スロットルダンパーを駆動することを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、スロットルダンパーを側面視でインテークマニホールド同士の間に配設し、このスロットルダンパーをキャブレタ側のスロットルレバーを介してレバーで駆動するようにしたため、従来設けられていたカムアクセル等が不要となり、エンジン全幅の拡大を防いでエンジンのコンパクト化を図ることができる。又、レバーの他端をスロットルダンパーのロッドに垂直に当接せしめたため、スロットルレバーとスロットルダンパーが離間していても、スロットルダンパーを確実に作動させることができる。
【0015】
請求項記載の発明によれば、スロットルダンパーによってスロットル弁を開けて吸入空気量を増やすとともに、点火時期を進角させる点火時期制御によってエンジン出力を増大させることによって、スロットルダンパーを低回転で作動させても十分なスロットル耐力を確保することができるため、スロットルダンパーによる効果を減ずることなくシフト操作を確実に行うことができる。
【0016】
請求項記載の発明によれば、スロットル操作を受けるスロットル弁のスロットルレバーでスロットルダンパーを駆動するため、スロットル操作を受けるスロットル弁の同調ロッドとの連結部はスロットルダンパーの作動荷重を受けて同調ロッドを一方向に付勢し、他のスロットル弁の同調ロッドとの連結部はリターンスプリング等の付勢手段によって同調ロッドの付勢方向とは逆方向に付勢されることとなり、この結果、全スロットル弁はガタ付くことなく一体的に開閉し、これらの作動に同調ズレが発生することがない。
【0017】
【実施例】
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明に係る減速制御装置を備える船外機用エンジン要部の側面図、図2は同船外機用エンジンの平面図、図3はスロットルダンパーの取付構造を示す平面図、図4はキャブレタの破断面図、図5は船外機の側面図である。
【0019】
本発明に係る減速制御装置は図5に示す船外機50に搭載される縦型4気筒エンジン51に設けられている。
【0020】
ここで、船外機50の全体構成を図5に基づいて概説すると、該船外機50はクランプブラケット52によって不図示の船体の船尾板に取り付けられており、その上部のカウリング53内に前記縦型4気筒エンジン51が収納されている。又、船外機50の下部には推進装置54が設けられており、該推進装置54は前記エンジン51によって回転駆動されるプロペラ55を備えている。
【0021】
次に、エンジン51の構成の詳細を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1に示すように、エンジン51のインテークマニホールド1にはフェノール樹脂製の断熱板2を介してキャブレタユニット3が組み付けられている。尚、図1において、4はキャブレタユニット3のAl製連結プレートである。
【0022】
而して、上記キャブレタユニット3には4つのキャブレタ5が縦方向に配設されており、各キャブレタ5には、図4に示すようにチョーク弁6とスロットル弁7が設けられている。尚、図1及び図4において、8,9はそれぞれチョーク弁軸、スロットル弁軸であり、これらは不図示のリターンスプリングによってチョーク弁6、スロットル弁7の開き方向に付勢されている。
【0023】
上記各チョーク弁軸8の端部に結着されたチョークレバー10はチョークロッド11,12,13によって互いに連結されており、1〜3段のスロットル弁軸9の端部にはスロットルレバー14,15が連結され、最下段のスロットル弁軸9にはスロットルレバー16が結着されている。そして、各スロットルレバー15,16はSUS製の1本の同調ロッド17によって連結されている。
【0024】
ところで、本実施例においては、最下段のスロットル弁7がスロットル操作を受け、従って、最下段のスロットルレバー16に操作力が入力されて最下段のスロットル弁7が開閉されると同時に、スロットルレバー16の回動が同調ロッド17を介して他(1〜3段)の各スロットルレバー14,15に伝達されて他のスロットル弁7も同調して同時に開閉される。尚、最下段のスロットルレバー16の近傍には、スロットル弁7のアイドル開度(エンジン51のアイドル回転数)を調整するためのアイドルアジャストスクリュー18が設けられており、他のスロットルレバー15にはスロットル弁7の同調を調整するためのアジャストスクリュー19が進退自在に螺合されている。
【0025】
而して、本実施例においては、本発明に係る減速制御装置を構成するスロットルダンパー20がシリンダヘッドのインテークマニホールド1同志の間(高さ方向中間位置)に配設されている。即ち、図3に示すように、このスロットルダンパー20は、そのネジ部20bを板金31に挿通してナット32で締結することによって位置調整可能に支持されている。
【0026】
又、キャブレタユニット3の前記連結プレート4には略L字状を成すレバー21がその中間部を軸22によって回動自在に枢着されており、減速時において該レバー21の一端21aには最下段のスロットルレバー16が係合し、同レバー21の他端21bは前記スロットルダンパー20のロッド20aに当接する。尚、レバー21のスロットルダンパー20との接触部はスロットルダンパー20のロッド(作動部)20aに対して垂直に形成されている。又、レバー21はそのレバー比率等を変えることができる。
【0027】
他方、図1に示すように、キャブレタユニット3の上部には加速ポンプ23が配設されており、該加速ポンプ23の軸はロッド24を介して最上段の前記スロットルレバー14に連結されている。又、加速ポンプ23から導出する4本のゴムホース25はSUS製の連結プレート26を貫通して各キャブレタ5に接続されており、各ゴムホース25の連結プレート26を貫通する部分にはグロメット27が嵌め込まれている。従って、各ゴムホース25はグロメット27を介して連結プレート26によって適当な間隔で支持されることとなり、これらとチョークロッド11〜13及び同調ロッド17との干渉が防がれる。
【0028】
尚、図1において、29は外気温度及び通電時間に応じてチョーク弁6の開度を規制するアクチュエータ、30はスタータ作動時のチョーク弁6を所定の開度まで閉じるためのチョークソレノイドであり、これらはオートチョークシステムを構成している。
【0029】
次に、本発明に係る減速制御装置の作用を図6乃至図8に基づいて説明する。尚、図6、図7、図8はそれぞれスロットル弁全開時、スロットルダンパータッチ時、アイドリング時の状態を示す破断側面である。
【0030】
図6はエンジン51の全負荷運転時を示し、このときスロットル弁7は全開であって、スロットルダンパー20は非作動状態にあり、レバー21はスロットルレバー16及びスロットルダンパー20の何れにも当接していない。
【0031】
次に、スロットル操作によってエンジン51を急減速させると、図7に示すようにスロットルの操作力によって最下段のスロットルレバー16が図示矢印方向(反時計方向)に回動し、この回動は同調ロッド17を介して他の全てのスロットルレバー14,15に伝達されるため、全スロットル弁7が急激に閉じられる。そして、最下段のスロットルレバー16が回動してこれがレバー21の一端21aに当接すると、該レバー21が軸22を中心として図示矢印方向(反時計方向)に回動してその他端21bが図示のようにスロットルダンパー20のロッド20aに当接する。尚、このときのエンジン回転数がタッチ回転数(スロットルダンパー20が作動し始めるときのエンジン回転数)である。
【0032】
而して、上述のようにレバー21の他端21bがスロットルダンパー20のロッド20aに当接すると、スロットルダンパー20が作動し、該スロットルダンパー20のダンパー効果によってレバー21の回動は緩慢となり、従って、該レバー21に当接するスロットルレバー16及び同調ロッド17を介してスロットルレバー16に連結された他のスロットルレバー14,15の回動も緩慢となってスロットル弁7の閉じ動作が緩やかに行われ、減速時のストール耐力アップが図られる。尚、本実施例では、減速時にエンジン51の点火時期を進角させる点火時期制御をスロットルダンパー20の作動時に行うようにしており、この結果、スロットルダンパー20によってスロットル弁7を開けて吸入空気量を増やすとともに、点火時期制御によってエンジン出力を増大させることができ、スロットルダンパー20を低回転で作動させても(つまり、タッチ回転数を低く設定しても)十分なスロットル耐力を確保することができるため、スロットルダンパー20による効果を減ずることなくシフト操作を確実に行うことができる。
【0033】
そして、図8に示すように、スロットルレバー16がアイドルアジャストスクリュー18に当接した時点でスロットル弁7は全閉状態となり、エンジン51はアイドリング状態となる。
【0034】
以上において、本実施例によれば、スロットルダンパー20をインテークマニホールド1同志の間に配設し、このスロットルダンパー20を最下段のキャブレタ5のスロットルレバー16によって駆動するようにしたため、従来設けられていたカムアクセル等が不要となり、エンジン51全幅の拡大を防いでエンジン51のコンパクト化を図ることができ、図2に示すように、エンジン51をカウリング53内にコンパクトに収納することができる。
【0035】
又、本実施例においては、キャブレタユニット3を断熱板2を介してインテークマニホールド1に取り付けたため、エンジン51の運転状態の変化に伴うシリンダヘッドの温度変化が同調ロッド17に伝わらず、温度変化に伴う同調ロッド17の長さ変化を小さく抑えることができる。
【0036】
更に、本実施例においては、同調ロッド17と連結プレート26を共に同材質のSUSで構成したため、両者の熱膨張量が等しくなり、キャブレタ5の配列ピッチと同調ロッド17との相対長さ変化を小さく抑えることができる。
【0037】
又、本実施例では、前述のようにレバー21のスロットルダンパー20との接触部をスロットルダンパー20のロッド(作動部)20aに対して垂直に形成したため、スロットルレバー16とスロットルダンパー20が離間していても、スロットルダンパー20を確実に作動させることができる。
【0038】
ところで、本実施例においては、スロットル操作を受ける最下段のスロットル弁7のスロットルレバー16でスロットルダンパー20を駆動するようにしたため、各スロットル弁7の間に生じていたガタに伴う同調ズレを解消することができる。その理由を図9に基づいて説明する。
【0039】
即ち、図9はスロットルレバー15,16の同調ロッド17との連結部の状態を示す模式図であり、スロットルレバー15,16の連結部を構成するピロボール15a,16aと同調ロッド17の孔17aとの間にはガタが不可避的に存在する。
【0040】
而して、最下段のスロットルレバー16がアイドルアジャストスクリュー18に当接して静止しているアイドリング状態においては、図示のように最下段のピロボール16aは孔17aの下側に当接し、他のピロボール15aは各スロットルレバー15が不図示のリターンスプリングによって図示矢印方向の付勢力Fsを受けるために孔17aの上側に当接している。
【0041】
そして、スロットル操作によって操作力F又はスロットルダンパー20の作動荷重FD が最下段のスロットルレバー16に対して図示矢印方向に作用しても、図示の状態は維持される。即ち、操作力F又は作動荷重FD によってスロットルレバー16のピロボール16aは同調ロッド17を下方に付勢し、他のスロットルレバー15のピロボール15aはリターンスプリングの付勢力FS によって上方に付勢されて各孔17aの上側に当接するため、図示状態が維持される。この結果、全スロットル弁7はガタ付くことなく一体的に開閉することとなり、これらの作動に同調ズレが発生することがない。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1記載の発明によれば、スロットルダンパーを側面視でインテークマニホールド同士の間に配設し、このスロットルダンパーをキャブレタ側のスロットルレバーを介してレバーで駆動するようにしたため、従来設けられていたカムアクセル等が不要となり、エンジン全幅の拡大を防いでエンジンのコンパクト化を図ることができるという効果が得られる。又、レバーの他端をスロットルダンパーのロッドに垂直に当接せしめたため、スロットルレバーとスロットルダンパーが離間していても、スロットルダンパーを確実に作動させることができるという効果も得られる。
【0044】
請求項記載の発明によれば、スロットルダンパーによってスロットル弁を開けて吸入空気量を増やすとともに、点火時期を進角させる点火時期制御によってエンジン出力を増大させることによって、スロットルダンパーを低回転で作動させても十分なスロットル耐力を確保することができるため、スロットルダンパーによる効果を減ずることなくシフト操作を確実に行うことができるという効果が得られる。
【0045】
請求項記載の発明によれば、スロットル操作を受けるスロットル弁のスロットルレバーでスロットルダンパーを駆動するため、スロットル操作を受けるスロットル弁の同調ロッドとの連結部はスロットルダンパーの作動荷重を受けて同調ロッドを一方向に付勢し、他のスロットル弁の同調ロッドとの連結部はリターンスプリング等の付勢手段によって同調ロッドの付勢方向とは逆方向に付勢され、全スロットル弁はガタ付くことなく一体的に開閉し、これらの作動に同調ズレが発生するのが防がれるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減速制御装置を備える船外機用エンジン要部の側面図である。
【図2】本発明に係る減速制御装置を備える船外機用エンジンの平面図である。
【図3】スロットルダンパーの取付構造を示す平面図である。
【図4】キャブレタの破断面図である。
【図5】船外機の側面図である。
【図6】本発明に係る減速制御装置のスロットル弁全開時の状態を示す破断側面である。
【図7】本発明に係る減速制御装置のスロットルダンパータッチ時の状態を示す破断側面である。
【図8】本発明に係る減速制御装置のアイドリング時の状態を示す破断側面である。
【図9】スロットルレバーの同調ロッドとの連結部の状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド
5 キャブレタ
7 スロットル弁
14〜16 スロットルレバー
17 同調ロッド
20 スロットルダンパー
51 船外機用エンジン(エンジン)

Claims (3)

  1. 複数のインテークマニホールドの上流側に上下方向に配設された複数のキャブレタのスロットル弁を同調ロッドを介して連結するとともに、スロットル弁急閉時の該スロットル弁の閉動作を緩慢に行わしめるスロットルダンパーを設けて構成される船外機用エンジンの減速制御装置において、
    前記スロットルダンパーを側面視で前記インテークマニホールド同士の間に配設するとともに、前記キャブレタを備えるキャブレタユニットを連結プレートを介して前記インテークマニホールドに連結し、該連結プレートに、L字状を成すレバーの中間部を回動自在に枢着し、該レバーの一端に最下段のキャブレタのスロットルレバーを係合せしめ、同レバーの他端を前記スロットルダンパーのロッドに垂直に当接せしめ、スロットル弁急閉時の前記スロットルレバーの回動を前記レバーを介して前記スロットルダンパーに伝達するよう構成したことを特徴とする船外機用エンジンの減速制御装置。
  2. 減速時に点火時期を進角させる点火時期制御を前記スロットルダンパーの作動時に行うことを特徴とする請求項記載の船外機用エンジンの減速制御装置。
  3. 縦方向に配列された複数のスロットル弁のうちでスロットル操作を受けるスロットル弁のスロットルレバーで前記スロットルダンパーを駆動することを特徴とする請求項1又は2記載の船外機用エンジンの減速制御装置。
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