JP3734514B2 - 抗潰瘍剤 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は消化器系の潰瘍に対する新規な抗潰瘍剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
胃、十二指腸等の消化器系に発生する潰瘍に対して、塩酸セトラキサート、シメチジン、オメプラゾール等、従来より数多くの抗潰瘍剤が開発されてきた。しかしながら、安全かつ有用な抗潰瘍剤は常に求められている。
【0003】
一方、香辛料として世界中で用いられているモッコウは、代表的な芳香性健胃薬でもある。モッコウの薬理作用に関しては、例えば、モッコウのアセトン抽出エキスおよびこれに含まれるコスツノリド(costunolide)が拘束水浸ストレス胃潰瘍を予防し、胆汁分泌を促進し、小腸内輸送能を亢進することが報告されている〔Yamahara J.,et.al.:Chem.Pharm.Bull. 33,1285(1985): Phytother.Res. 4,160(1990)〕。
【0004】
更にモッコウに含まれているデヒドロコスツスラクトンに血管平滑筋の収縮抑制作用があることも報告されている〔Shoji,N.,et.al.:J.Nat.Prod.49,1112(1986)〕。また、このデヒドロコスツスラクトンが抗潰瘍作用をもつことも最近報告されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、医薬品としての抗潰瘍剤の安全性を向上させるために、抗潰瘍剤として天然物のモッコウに含まれるデヒドロコスツスラクトン(dehydrocostus lactone,以下DCLと略記する)を用い、これに更にポリエチレングリコールを組み合わせることによってDCLの抗潰瘍作用が著しく向上されるという発見に基づいている。
即ち、本発明の抗潰瘍剤はDCL及びポリエチレングリコールを含有するものである。
【0006】
本発明で使用するDCLとしては、モッコウを抽出したDCL含有エキスの状態のものを使用しても良く、モッコウエキスから単離したDCLを使用しても良い。
【0007】
モッコウエキスは生薬のモッコウを低級アルキルケトン、低級アルコール、低級脂肪酸エステル、低級脂肪族エーテル等の有機溶剤で抽出することによって得ることができる。モッコウからのDCLの単離は、前記モッコウエキスを濃縮し、シリカゲル、アルミナ等を吸着剤とするカラムクロマトグラフィーに付すことにより得ることができる。低級アルキルケトンとしては例えばアセトン、メチルエチルケトン等が、低級アルコールとしては例えばメタノール、エタノール等が、低級脂肪酸エステルとしては例えば酢酸エチル等が、低級脂肪族エーテルとしては例えばエチルエーテル、イソプロピルエーテル等が好適に用いられる。
【0008】
本発明で使用するポリエチレングリコールは通常可溶化剤や基剤として用いられているような市販のものを使用することができ、それ自身は抗潰瘍作用を示さない。好ましくは、本発明で使用するポリエチレングリコールは平均分子量200〜20000のポリエチレングリコールであり、最も好ましくは、平均分子量約400のポリエチレングリコール(ポリエチレングリコール400)である。本発明の抗潰瘍剤中におけるDCLとポリエチレングリコールの配合比は1:4〜1:1000の範囲が好ましい。
【0009】
本発明の抗潰瘍剤は、DCL及びポリエチレングリコールの他に適当な添加剤を含有させて、錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤等の固形製剤の形にしても良く、または経口的もしくは非経口的投与用の無菌溶液もしくは懸濁液のような液状製剤の形にしてもよい。
【0010】
錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤等の固形の経口投与剤とする場合には、前記添加剤としては、慣用の製剤添加剤、例えば賦形剤(無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、乳糖、コーンスターチ、微結晶セルロース等)、結合剤(アラビアゴム、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸等)、崩壊剤(コーンスターチ、カルボキシメチルセルロースカルシウム等)等を含有することができる。錠剤の場合には常法に従ってこれらをコーティングしてもよい。
【0011】
経口用液状製剤は、水性もしくは油性の懸濁液、溶液、シロップ等の形態にすればよいが、使用に先だって適当な溶剤で再溶解し得る乾燥物であってもよい。このような液状製剤の場合には、前記添加剤として、普通に用いられる製剤添加剤、例えば水、乳化剤(レシチン、ソルビタンモノオレート等)、分散安定剤(カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチン等)、非水性溶剤(ココナッツ油、落花生油等)、酸化防止剤、着色剤、香味料等を含有することができる。
【0012】
非経口投与に用いるためにDCLを無菌溶剤中に溶解もしくは懸濁させて液状製剤を得てもよい。このような液状製剤の場合には、前記添加剤としては、常用の緩衝剤、等張化剤、溶解補助剤などを含有させてもよい。
【0013】
本発明の抗潰瘍剤中のDCLの含有量または投与量は潰瘍の程度、患者の体質等の因子に応じて変動するが、一般にいえば投与量は成人一人当り10〜500mg(モッコウエキスとして50〜2000mg)の範囲が適当である。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、DCLの抗潰瘍作用を著しく向上さすことができ、人体投与に関して非常に安全な抗潰瘍剤を提供することができる。
【0015】
【実施例】
以下、製造例、及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
(製造例1;モッコウエキスの製造)
モッコウ300gをエタノール1リットルに浸漬し、時々振り混ぜながら3日間放置した。抽出液を減圧濃縮してエキス50gを得た。
【0016】
(製造例2;DCLの製造)
モッコウ2.5kgをアセトン25リットルに浸漬し、時々振り混ぜながら3日間放置した。抽出液を減圧濃縮してエキス230gを得た。これを5kgのシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル60、メルク社製、展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=5/1(容量比))に付して分画した。目的物を含有する分画を合わせて濃縮し、5%硝酸銀を含むシリカゲルを用いて再クロマトグラフィーを行うことによりDCLを8g得た。物理恒数およびIR、及びNMRスペクトル等の機器分析の結果より、得られた成分はDCLであることを確認した。
【0017】
(実施例1)
抗潰瘍剤として製造例2のDCLの5%アラビアゴム末懸濁液を24時間絶食したWistar系雄性ラット(体重250〜280g、1群7匹)に対して、それぞれ5mg/kg(体重)、10mg/kg(体重)の量を経口投与した。また、対照群にはアラビアゴム末の5%溶液のみを投与した。1時間後、60%エタノールと150mM HClからなるHCl/エタノール溶液を前記ラット一匹当り1.5ml経口投与し、更に1時間後エーテル致死せしめた。
胃を摘出して2%ホルマリン10mlを胃内に入れて15分間固定した後、大弯にそって切り開き胃粘膜に発生した損傷の長さ(mm)を測定した。一匹あたりの損傷の長さの合計を損瘍係数とした。結果を図1に示す。
【0018】
(比較例1)
実施例1において、DCLを現在医療用として繁用されている塩酸セトラキサートに変えて、実施例1と同様のラットに対して、それぞれ37.5mg/kg(体重)、75mg/kg(体重)、150mg/kg(体重)、300mg/kg(体重)の量を経口投与した以外は実施例1と同様にして損傷の長さ(mm)を測定し評価した。その結果を図1に示す。
【0019】
(比較例2)
実施例1において、DCLを現在医療用として繁用されているシメチジンに変えて、実施例1と同様のラットに対して、それぞれ30mg/kg(体重)、100mg/kg(体重)、300mg/kg(体重)の量を経口投与した以外は実施例1と同様にして損傷の長さ(mm)を測定し評価した。その結果を図1に示す。
【0020】
(比較例3)
実施例1において、DCLを現在医療用として繁用されているオメプラゾールに変えて、実施例1と同様のラットに対して、それぞれ10mg/kg(体重)、30mg/kg(体重)、100mg/kg(体重)の量を経口投与した以外は実施例1と同様にして損傷の長さ(mm)を測定し評価した。その結果を図1に示す。尚、図1において*,**はそれぞれ対照群に比較して危険率5%及び1%の水準で有意な差があることを示す。
【0021】
(実施例2)
48時間絶食させたWistar系雄性ラット(体重約230g、1群7匹)をエーテル麻酔下開腹し、幽門部を結紮した後、抗潰瘍剤として製造例2のDCLの5%アラビアゴム末懸濁液をそれぞれ25mg/kg(体重)、50mg/kg(体重)、100mg/kg(体重)、300mg/kg(体重)の量十二指腸内に投与(i.d.)した。また、対照群には5%アラビアゴム末懸濁液のみを投与した。13時間放置後(絶食、絶水)、エーテル致死せしめ胃をホルマリン処理した。前胃部に発生した潰瘍を0〜4までの5段階に指数化し、潰瘍係数とした。指数化の方法は潰瘍の発生が見られないものを0、全体に潰瘍が発生しているか、又は穿孔が見られるものを4とし、潰瘍の発生の程度がこれらの中間のものを1から3とした。結果を図2に示す。
【0022】
(比較例4)
実施例2において、DCLを現在医療用として繁用されている塩酸セトラキサートに変えて、実施例2と同様のラットに対して、それぞれ100mg/kg(体重)、300mg/kg(体重)の量を投与した以外は実施例2と同様にして処理し、評価した。その結果を図2に示す。
【0023】
(比較例5)
実施例2において、DCLを現在医療用として繁用されているシメチジンに変えて、実施例2と同様のラットに対して、それぞれ30mg/kg(体重)、100mg/kg(体重)、300mg/kg(体重)の量を投与した以外は実施例2と同様に処理し、評価した。その結果を図2に示す。
【0024】
(比較例6)
実施例2において、DCLを現在医療用として繁用されているオメプラゾールに変えて、実施例2と同様のラットに対して、それぞれ10mg/kg(体重)、30mg/kg(体重)、100mg/kg(体重)の量を投与した以外は実施例2と同様に処理し、評価した。その結果を図2に示す。尚、図2において*,**はそれぞれ対照群に比較して危険率5%及び1%の水準で有意な差があることを示す。
【0025】
(実施例3)
以下の成分を混和し、得られた混合物を打錠器で形成することにより錠剤を製造した。
【表1】
【0026】
(実施例4)
以下の成分をとり、常法に従って顆粒剤を製造した。
【表2】
【0027】
(実施例5)
実施例1において、DCLの代わりに製造例2のDCLとポリエチレングリコール400(第12改正日本薬局方「マクロゴール400」)との1:0、1:10、1:100、0:1の混合物をそれぞれ1、11、101、100mg/kg用いて、実施例1と同様にして損傷の長さ(mm)を測定し評価した。その結果を図3に示す。
【0028】
(実施例6)
実施例1において、DCLの代わりに製造例1のモッコウエキスとポリエチレングリコール400との1:0、1:4、1:9、0:1の混合物をそれぞれ10、50、100、100mg/kg用いて、実施例1と同様にして損傷の長さ(mm)を測定し評価した。その結果を図3に示す。
【0029】
実施例5及び6に示すように、ポリエチレングリコール自身は抗潰瘍作用を示さないが、このポリエチレングリコールをDCLと組み合わせることによって、ほぼ同量のDCLに対して、抗潰瘍作用が向上していることは明らかである。
【0030】
(実施例7)
以下の成分をとり、常法に従って液剤を製造した。
【表3】
【0031】
(実施例8)
以下の成分をとり、常法に従ってカプセル剤を製造した。
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】 DCLを含有する抗潰瘍剤のHCl/エタノールによる胃潰瘍に対する抗潰瘍作用を説明するための図である。
【図2】 DCLを含有する抗潰瘍剤の幽門結紮による潰瘍に対する抗潰瘍作用を説明するための図である。
【図3】 本発明の一実施例を示すDCLとポリエチレングリコールを含有する抗潰瘍剤のHCl/エタノールによる胃潰瘍に対する抗潰瘍作用を説明するための図である。
Claims (4)
- デヒドロコスツスラクトン(dehydrocostus lactone)及びポリエチレングリコールを含有する抗潰瘍剤。
- 前記ポリエチレングリコールが平均分子量200〜20000のポリエチレングリコールである請求項1記載の抗潰瘍剤。
- 前記ポリエチレングリコールが平均分子量400のポリエチレングリコールである請求項1記載の抗潰瘍剤。
- 抗潰瘍剤中におけるデヒドロコスツスラクトンとポリエチレングリコールの配合比が1:4〜1:1000の範囲である請求項1〜3のいずれか1項記載の抗潰瘍剤。
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