JP3732658B2 - かさ地 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性合成繊維のマルチフィラメント糸からなるかさ地に関するものであり、更に詳しくは、構成単糸を連続する中空円筒体により形成したマルチフィラメントの中空糸を、織物原糸の一方として使用し、これを少なくとも経糸又は緯糸の一部に用いることにより、得られる織物の防水性を優れたものにしたかさ地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
JISの規定によれば、防水性とは耐水性、はつ水性などの総称であるが、これを織物に付与する従来方法としては、次の2つに大別することができる。その1つは、織物を構成している各繊維の表面と共にその間隙を疎水性物質によって完全に皮膜状に被覆充てんして空気と濕気を通さないように加工する不通気性防水加工であり、他の1つは、繊維表面を疎水性物質で覆うか或は科学的に結合させて繊維に水をはじく性質を与え、織物自体は多孔性のままで自由に空気が通過できるように加工する通気性防水加工である。
【0003】
JIS L 1092−1992に規定する繊維製品の防水性試験方法の付属書表1には、不通気性防水加工に用いるポリアクリル酸エステル共重合用の処理剤(加工剤)として、ゴム系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニール系、ポリエチレン系、ポリ酢酸ビニール系、ポリウレタン系などが、又通気性防水加工に用いる処理剤(加工剤)として、パラフィン系、エチレン尿素系、マラミン系、メチロールアシド系、シリコン系、フッ素系などが記載されている。
【0004】
本発明が対象とする両かさ用のかさ地には、加工の容易さ、得られる防水効果の良好なことから、従来より処理剤としてアクリル樹脂を用いた不通気防水加工が多用されており、通常、上記処理剤を織物に塗布又は織物を処理剤溶液中に浸漬処理した後、これを乾燥する所謂コーテイングで防水性を負与している。前記アクリル樹脂コーテイングは耐水圧性は十分であるが、同時に空気や水蒸気の流通をほぼ不可能にするので、被服用としては不適当であり、雨かさ地と同様な機能を必要とする天幕、帆布、袋物などに使用される。
【0005】
一方、通気性防水加工について説明すると、該加工はスポーツウエア等におけるマーケットニーズと、繊維や関連技術の進歩によって近時その技術水準が急速に向上している。従来提案された該技術の内容を大別すると、▲1▼極細糸によって得られる高密度織物を用いる方法、▲2▼水蒸気の直径より大きく、雨滴の直径より小さい微多孔の膜を用いる方法、▲3▼透濕性無孔膜を用いる方法に区分されるが、いずれの方法であっても、前記の非通気性防水加工に比べてコストが高く、又透湿性と耐水圧性が相反することからかさ地には不向きである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の対象とするかさ地についてその内容を検討してみると、用途によって男物、婦人雨がさ、パラソルに分けられるが、使用目的から雨がさ用は組織が綿密で目方が軽く当然防水性のあることが、又パラソル用は軽量で清涼感に富むことが必要である。更に最近では用途にかかわらず服装全体の流行に合わせてこれにマッチしたカラフルな色合いや柄が要望されている。
【0007】
ところが、従来公知のかさ地用合繊織物は、防水性を得るために生地の段階で前記の如く、アクリル樹脂のコーテイングを施しているが、かかるコーテイングがかさ地に付与される柄模様の多様化に悪影響を及ぼしている。
【0008】
即ち、アクリル防水コーテイングは、前述の如く、付与した織物の防水性や保形成を良好に保つ効果があるが、それと同時に、ほとんどの場合、合成繊維からなる織物の染色性を阻害する。特にポリアミドフィラメントよりも染色性に劣るポリエステルフィラメントを原糸として用いた場合はかかる支障が顕著となり、時に染料の移行昇華を生ずることがある。例えば、生地にアクリル防水コーテイングを付与した従来の合繊かさ地は染料の移行昇華を生じ易く、乗用車のリヤウインド部に放置されたかさは、時に、すぐこの現象を起こすことがある。
【0009】
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであって、かさ地の防水加工に必要とされるアクリル防水コーテイング等を全廃又は極めて少量としながら、しかも防水性、保形性に優れた新規な合繊製かさ地の構造を提供し、以って、プリント柄等が多く、染料の色移りが目立ち易く、かかる欠点が商品としての致命的な欠陥となる上記問題点を、完全に解消するようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次の構成を備えている。即ち、請求項1に記載の本発明にかかるかさ地は、熱可塑性合成繊維のマルチフィラメント糸からなる織物であって、経糸方向及び横糸方向の織物カバーファクターの和を800〜2,500の範囲となし、少なくとも経糸及び/又は緯糸の一部に、単糸中空率が8〜40%である中空糸を用いると共に、織成後、加熱ロールにより加圧下、熱セットし、前記中空糸の各単糸を偏平体に押圧変形せしめことを特徴とする構成である。請求項2に記載のように、このかさ地の織面の少なくとも片面に、防水処理を施しておくのが好ましい。また、請求項3及び4に記載のように、前記防水処理は、JIS L1092−1992の付属書に記載の加工剤により施すのが好ましく、フッ素系の加工剤により施すのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を説明する。本発明にかかる織物の原糸としては、通常の繊維形成性ポリマーから得られたナイロン、ポリエステル等の熱可塑性合成繊維のマルチフィラメント糸を用いる。このような原糸中、少なくとも経糸又は緯糸の一部には、横断面形状を中空円形に形成した単糸の集束体であるマルチフィラメント糸、即ち、中空繊維からなるマルチフィラメント糸(以下単に中空糸と呼称する)を用いる。
【0012】
後述する通り、本発明においてはカレンダー加工の加熱ロールを用いた加圧下の熱セットにより、前記中空糸を含む全織物面を加圧し、これにより中空糸の各単糸を偏平体に変形させ、織組織の間隙(例えば経糸と緯糸の交点のコーナーにできる間隙)を詰めて水不透過性を高くするものであるから、前記中空糸は経緯糸の全部に使用するのがもっとも好ましい。
【0013】
中空糸の使用比率が比較的低いのは、経糸又は緯糸のみに使用した場合であるが、かかる場合でもその25%(重量比)に使用する。これが25%未満となると目止めが不十分となり、本発明の目的を達成することができない。経糸群又は緯糸群中の配置は当然均等にし、本質的に交織が好ましい。
【0014】
織物原糸の全部又はその一部に用いる中空糸は、前記のように、横断面形を総べて中空円形に形成した中空の単糸からなるマルチフィラメント糸であって、各単糸が保有する中空率は8〜40%の範囲が適切である。中空率が8%未満であると加熱ロールによる偏平体への押圧変形が困難となり、又40%を超えると、加工中、部分的に破裂することによりフイブリル化が起こり、得られる織物の品位を著しく低下させる要因となる。
尚、前記中空率は、中空単糸の横断面において、単糸断面積と中空部面積の合計に対する中空部の面積の比を百分率で表わしたもので、前記数値は対象とする中空糸群の平均値である。
【0015】
しかして、本発明においては生機の全面に加える高圧下の熱セットにより生機の水不透性を高くするものであるから、モノフィラメントは適さない。本発明に使用する織糸は、総デニールが300デニール以下、好ましくは150〜20デニールの範囲のマルチフィラメントが好適である。総デニールが300デニールを超えるとかさ地用織物としての細密さに欠け、一方20デニールより細くなると強度不足と過剰な柔軟さにより取扱いが困難となる。又、単糸繊度は通常の丸断面糸、三角断面糸、等の場合は0.5〜8デニールが好ましく、前記中空断面の単糸の場合は0.5〜7デニールが好適である。尚、単糸強力は2g/d以上であることを要する。
【0016】
本発明の織物はこのようなマルチフィラメント糸を経糸及び緯糸に用いて構成するが、十分な防水性を得るためには、適度な織密度が必要である。経糸方向及び緯糸方向の織物カバーファクターの和をTCFとすると、800<TCF<2,500の範囲にあることが好ましい。TCFが800未満になると、カレンダー加工等を使用した加圧下の熱セットにより中空糸を偏平体に押圧変形しても、織組織の間隙を十分に詰めることができず、本発明の目的を達成できない。又TCFが2,500を超えると、かさ地が過重となってその点で商品価値を損なうこととなる。本発明に使用される織物の組織は、平織及びその変化織、綾織及びその変化織が好ましい。
【0017】
前記原糸及び織組織からなる本発明のかさ地用生機は、次いで、通常の精練加工、プレセット加工、及びカレンダー加工を順次経由してかさ地に仕上げられる。このカレンダー加工の過程において、生機は前述の通り、加熱ロールによる高圧下の熱セットを受け、構成する中空糸の各単糸を偏平体に変形させ、糸条を幅方向に広がらせて隣接する糸条との間の間隙を埋めるのである。
【0018】
カレンダー加工過程の布帛走行速度、加熱ロールの荷重、加熱ロールの表面温度等の設定条件は、織組織上の中空糸の分布状態、中空糸自体の形状と物性、所望するかさ地の要件等によって調整を要する事項であるが、素材がポリエステル繊維の場合、布帛走行速度は22m/分前後、加熱ロール荷重は30〜40トン、加熱ロール表面温度は180℃前後が好ましい。
【0019】
上記製造過程によって得られる本発明のかさ地は、中空糸による間隙の密封が良好である場合は加工剤による防水加工は不要であるが、通常の場合は公知の方法で少量の防水加工を実施する。
例えば不通気性加工には、冒頭に記載するJIS 1092−1992の付属書に記載する加工剤とアクリル樹脂等を用いて、又通気性加工には同書に記載するフッ素系の加工剤等を用いて、スプレー法、バッチング法、浸漬法及びコーテイング法により付与する。
次いで、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
【0020】
【実施例】
通常工程によって得られた融点255℃のレギュラーポリエステルにより、中空率20%の単糸からなる50d/12fの中空糸を製造し、このマルチフィラメント糸に200T/Mの撚を施して織物用原糸Aを得た。
一方、同様のレギュラーポリエステルにより、通常の丸断面単糸からなる50D/24fのマルチフィラメント糸を製造し、この糸に200T/Mの撚を施して織物用原糸Bを得た。
【0021】
前記原糸Aを経緯糸の全部に使用して本発明の実施例の生機を、又原糸Bを経緯糸の全部に使用して比較例の生機を製造した。織組織は両生機共平織とし、仕上経密度は110本/インチ、仕上緯密度は99本/インチとし、両生機共同一組織にした。
【0022】
このようにして得られた両生機を、1リットル当り2gの苛性ソーダ(NaOH)を含む溶液によりオープンソーパーを介して精練し、次いで90℃の乾燥、170℃のプレセットを順次実施した後、布帛走行速度22m/分、加熱ロール荷重35トン、加熱ロール表面温度180℃の加工条件にてカレンダーセットを実施し、更に実施例の織物に対してはm2 当り0.15gのフッ素系樹脂によるはつ水加工を、又比較例の織物に対してはm2 当り2gのアクリル系樹脂によるコーテイングを行って、夫々別個のかさ地を得た。
【0023】
上記2種のかさ地を、JIS L 1096−1990に規定する通気性と引裂強さを対象として試験を行い、表1及び表2に示す結果を得た。
【0024】
【表1】
Figure 0003732658
【0025】
【表2】
Figure 0003732658
【0026】
表1及び表2から明らかな通り、本発明の実施例によるかさ地は、比較例のかさ地に比べて簡単な防水加工を付与したにもかかわらず、通気性、引裂強さが共に、初期値と耐候試験後の間で大きく変わらず、防水性を含めて高い品位であることが認められた。
【0027】
【発明の効果】
上述のように、本発明のかさ地によれば、織物原糸の全部又は一部に中空糸を使用し、カレンダー加工により構成単糸を押しつぶし、これを偏平体に変形せしめて織地の間隙を埋めるようにしているので、簡単な防水加工の付与により、かさ地に要求される耐水性を容易にクリヤーすることが可能となり、冒頭に記載するアクリル樹脂コーテイングによる染料の昇華を解消すると共に、耐候性の良いかさ地の提供を可能にする効果がある。

Claims (4)

  1. 熱可塑性合成繊維のマルチフィラメント糸からなる織物であって、経糸方向及び横糸方向の織物カバーファクターの和を800〜2,500の範囲となし、少なくとも経糸及び/又は緯糸の一部に、単糸中空率が8〜40%である中空糸を用いると共に、織成後、加熱ロールにより加圧下、熱セットし、前記中空糸の各単糸を偏平体に押圧変形せしめことを特徴とするかさ地。
  2. 織面の少なくとも片面に、防水処理を施した請求項1に記載のかさ地。
  3. 前記防水処理は、JIS L1092−1992の付属書に記載の加工剤により施した請求項2に記載のかさ地。
  4. 前記防水処理は、フッ素系の加工剤により施した請求項2に記載のかさ地。
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