JP3730181B2 - 箔状ステンレス鋼 - Google Patents
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【産業上の利用分野】
本発明は、たとえば、スペーサー、薄板バネ、弁バネ、アキュムレータや、ダイヤフラム、特に圧力センサのダイヤフラム(受圧面)などのように、弾性変形を伴う用途に用いられる箔状ステンレス鋼に係り、特に、硫黄、塩素、臭素、硫酸、硝酸等を含む高腐食性の環境でも充分に使用に耐えるステンレス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、圧力センサ等のダイヤフラムには、一般にはSUS304、SUS316等のステンレス鋼が用いられている。圧力センサのダイヤフラムは円板状をなし、受ける圧力により板厚方向へ容易に変位できるように、その周囲には波状の溝(溝は1本の場合もある)が同心円状に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、圧力センサを用いて自動車の排気ガスの圧力測定を行うと、圧力センサのダイヤフラムは、高温の腐食性ガスに曝される。ダイヤフラムは、厚さが例えば30μm程度であるため高腐食性の環境に対する感受性が高い。しかも、その周囲の溝で最も大きく弾性変形するから、ダイヤフラムが腐蝕すると溝におけるダメージが大きく、溝でクラックが発生して使用不能となることがあった。
【0004】
また、ダイヤフラムは、ステンレス鋼の箔をプレス打抜き加工して製造されるが、加工面に波打ちが生じるイヤリングと呼ばれる現象が発生し、不良品が多発するという問題もある。なお、以上の問題は、薄板バネや弁バネにも当てはまる。
【0005】
したがって、本発明は、箔状に加工されても高腐蝕環境で高い耐食性を示すとともに、プレス打抜き加工性を向上させることができる箔状ステンレス鋼を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の箔状ステンレス鋼は、15.0wt%≦Ni≦40.0wt%、20.0wt%≦Cr≦30.0wt%、2.0wt%≦Mo≦10wt%、N:0.30wt%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、且つ、下記式を満たすとともに、さらに、最終冷間圧延後に焼鈍した表面の再結晶組織における主方位[112]<111>の集積度を60%以下にしたことを特徴としている。
【数3】
Cr+3.3Mo+20N≧35 (1)
(式中Cr、Mo、Nは各成分の含有量(wt%)を示す)
【0007】
以下、上記数値限定の根拠を本発明の作用とともに説明する。
Ni:15.0wt%≦Ni≦40.0wt%
Niはσ相やχ相などの金属間化合物の析出を抑制する上で有効な元素であり、また組織をオーステナイトにする場合には必須な元素である。さらに、Niは、耐応力腐食割れ向上にも効果のある元素である。Niの含有量が15.0wt%未満では、そのような効果を得ることができない。一方、Niの含有量が40.0wt%を上回ると、熱間加工性の劣化や熱間変形抵抗の増大を招く。よって、Niの含有量は15.0〜40.0wt%以下とした。なお、Niの含有量は18.0以上がより好ましく、さらに20%以上、さらに25%以上、さらに27%以上、さらに30%以上であればより好ましい。また、Niの含有量は、38%以下がより好ましく、さらに36%以下がより好ましい。
【0008】
Cr:16.0wt%≦Cr≦30.0wt%
Crは耐すきま腐食性を向上させるのに有効な元素であり、その効果を得るためには16.0wt%以上含有する必要がある。しかしながら、30.0wt%を超えて含有するとσ相やχ相などの金属間化合物の形成を助長し、かえって耐すきま腐食性を劣化させる。よって、Crの含有量は、16.0〜30.0wt%とした。なお、Crの含有量は20.0wt%以上であることが好ましく、22.0wt%以上であればさらに好ましい。好ましくは27%以下、より好ましくは25%以下が良い。
【0009】
Mo:2.0wt%≦Mo≦10wt%
Moも耐すきま腐食性を向上させるのに有効な元素であり、その効果を得るためには2.0wt%以上含有する必要がある。しかしながら、10.0wt%を超えて含有すると、金属間化合物の析出を助長し、耐食性を逆に劣化させてしまう。よって、Moの含有量は、2.0〜10.0wt%とした。なお、Moの含有量は3.0wt%以上であることが好ましく、5.0wt%以上であればさらに好ましい。Moのより好ましい上限値は8%である。
【0010】
Cr+3.3Mo+20N≧35
本発明者等の検討によれば、Cr+3.3Mo+20Nが35を下回ると、十分な耐食性を有さないことが判明している。なお、Cr+3.3Mo+20Nは38以上であることが好ましく、44以上であればさらに好ましい。
【0011】
N:0.40wt%以下
NはCr、Moと同様に耐すきま腐食性を向上させるとともに、金属間化合物の析出を抑制する有効な元素であり、ある程度の添加が好ましい。しかしながら、0.40wt%を超えて含有すると、熱間変形抵抗が極めて上昇して熱間加工性を阻害するので、Nの含有量は0.40wt%以下とした。好ましくは、0.35%以下、より好ましくは、0.30%以下が良い。なお、Nの含有量は0.10wt%以上、さらには0.15%以上、さらには0.18%以上であることがより好ましい。
【0012】
本発明の箔状ステンレス鋼にあっては、例えば150μm以下の厚さに加工されて高腐食性環境で使用しても、成分を上記のように規定することで高い耐食性を得ることができる。実用的な厚さとしては5μm以上、好ましくは、10μm以上、より好ましくは20μm以上、30μm以上、である。好ましい上限は、100μm以下、80μm以下、60μm以下、50μm以下がよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。本発明の箔状ステンレス鋼は、硬さがHv250以下であることが望ましく、これによりプレス成形性を向上させることができる。また、Cuを3.0wt%以下含有すると好適であり、これにより、耐すきま腐食性の向上と金属間化合物の析出抑制にさらに効果的である。
【0014】
一般に、プレス加工で生じるイヤリングは、素材の塑性異方性の影響を受ける。本発明者等は、厚さ50μm程度の箔の塑性異方性とイヤリング率との関係を定量的に解析した。その結果、最終冷間圧延後に焼鈍した表面の再結晶組織における主方位[112]<111>の集積度を40%以下にすると、イヤリング率を数%に低減できることを見い出した。したがって、主方位[112]<111>の集積度は40%以下であることが望ましく、20%以下であればさらに望ましく、10%以下であればさらに好適である。
【0015】
また、本発明者等は、プレス加工による素材表面の肌荒れと結晶粒度との関係を調査した。その結果、JIS G 0551に基づく結晶粒度を6以上にすることにより、微細化した結晶粒により延性が良好となり、肌荒れの発生を抑制できることを見い出した。なお、本発明は、ダイヤフラムのような製品により効果的であり、円盤状のものにもより効果的である。
【0016】
ステンレス鋼の表面の再結晶組織における主方位[112]<111>の集積度を小さくするには、1回の冷間圧延における圧下率(加工度)を大きくせず、かつ、その後の焼鈍温度を高く設定することで結晶粒を粗大化し、主方位[112]<111>の発達を阻害して集合組織をランダムにすれば良い。具体的には、厚さを20〜50%にする冷間圧延を複数回繰り返し、冷間圧延の都度1100℃以上の温度で焼鈍すれば良い。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明する。まず、大気溶解炉によって表1に示す組成を有するステンレス鋼を5Kgづつ溶製し、これに鍛造、および熱間圧延を施して厚さ0.5mmの板材を得た。この板材を0.1mmに冷間圧延後、1100℃で1〜2分間光輝焼鈍し、次いで、0.05mmに冷間圧延後、1100℃で1〜2分間光輝焼鈍し、最後に、0.025mmに冷間圧延後、1100℃で1〜2分間光輝焼鈍し、本発明例と比較例の箔状ステンレス鋼を得た。
【0018】
1.耐食性の調査
上記の硫酸および塩酸からなるpH0.5の強酸性溶液に上記箔状ステンレス鋼を24時間浸漬し、腐蝕度0.01g/m2・h以下を維持することができる上限温度を測定した。その結果を表1に併記する。なお、表1において本発明の組成の範囲を逸脱する値には下線を付してある。
【0019】
【表1】
【0020】
表1から判るように、本発明の組成を有する本発明例1,2では、上限温度が80℃以上であるのに対して、比較例では上限温度が30℃であった。このことから、本発明の組成を有する箔状ステンレス鋼は、優れた耐食性を有することが確認された。
【0021】
2.集積度の影響調査
表1の本発明例1,2の組成を有する鋼種を用い、冷間圧延後の焼鈍の温度を表2に示すように1100〜1150℃とし、その他の条件は上記と同じにして箔状ステンレス鋼を製造した。次いで、箔状ステンレス鋼の表面の主方位[112]<111>の集積度を X線回折法により(極点図で方位を確認、強度比で集積度の数値化)調査し、その結果を表2に併記した。次いで、箔状ステンレス鋼のイヤリング率を調査し、その結果を表2に併記した。イヤリング率(he)は、直径80mmのブランクに直径40mmの平頭ポンチを用いて円筒深絞りを行い、下記式で求めた。なお、式中hmaxは、深絞りで形成した円筒状カップの底からイヤリング(フランジ部分に発生)の山までの高さであり、hminは谷までの高さである。
【0022】
【数5】
he=(hmax−hmin)/((hmax+hmin)/2)×100
【0023】
【表2】
【0024】
表2に示すように、箔状ステンレス鋼の表面の主方位[112]<111>の集積度が70%の場合には、イヤリング率が最高で12%であり、この値では、一般には不良品とされる。また、集積度が40%の場合にはイヤリング率が最高で6%であり、製品としての品質上問題はない。したがって、60%以下の場合が好適である。さらに、集積度が20%以下の場合にはイヤリング率が2%以下であり、極めて良好な結果を示した。以上の結果から、集積度は50%以下、40%以下、30%以下、20%以下が望ましく、10%以下であればさらに良好と言える。
【0025】
3.結晶粒度の影響調査
上記箔状ステンレス鋼についてJIS G 0551に準拠した結晶粒度を調査した。その結果を表2に併記するとともに、上記円筒深絞りで加工面に肌荒れが生じたか否かを目視で確認した。肌荒れは、コーナー部で白く光沢が落ちることで判定した。その結果を表2に併記した。表2から判るように、結晶粒度が7以上では肌荒れが生じなかったが、結晶粒度が5では肌荒れが生じた。このことから、結晶粒度は6以上が好ましいことが確認された。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、箔状に加工されても高腐蝕環境で高い耐食性を示すとともに、プレス打抜き加工性を向上させることができる等の効果が得られる。
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