JP3729132B2 - 車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置 - Google Patents

車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の照射範囲を有し、照射範囲内で検知した物体までの距離を検出するレーダ装置の軸ずれ量を検出する車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載されて、先行車両等の物体を検出するレーザレーダ装置の光軸ずれを検出する技術として、特開平7−120555号公報に開示されている技術が知られている。この従来技術によれば、車両が直線走行状態であると判断すると、レーザ光を左右に掃引して、ガードレールの支柱等に設置されている反射器で反射される反射光に基づいて、車両の前方方向−横方向特性のデータ群を得て、このデータ群からレーザレーダの光軸ずれを検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の光軸ずれを検出する装置では、反射器からの反射光のデータ群を直線近似し、近似した直線の傾きから光軸のずれを検出するようにしていたので、レーザ光の照射範囲(照射角度)の広いレーザレーダに対して上述した従来技術を適用した場合には、光軸のずれ量を精度良く検出することができなかった。この問題を図9(a),図9(b)を用いて説明する。
【0004】
図9(a)は、車両200に搭載されたレーザレーダ装置30から送出されるレーザ光の照射角度(広がり角)がθaの場合、図9(b)は、照射角度がθb(θb>θa)の場合を示している。図9(a)において、反射器Xa,Yaは、レーザ光の照射範囲内で、かつ、レーザレーダ装置30から等しい距離の位置に置かれていると仮定する。この場合、レーザレーダ装置30から送出されたレーザ光は、反射器Xaと反射器Yaで反射して、同一のタイミングにてレーザレーダ装置30で受光される。すなわち、レーザ光が照射角度θaを有するので、照射角度θa内に存在する反射器がいずれの場所にあるかを識別することができず、反射器の横方向の誤差は、図9(a)に示すように、最大でAとなる。この横方向の誤差は、光軸のずれ量を検出する際に影響するものである。
【0005】
これに対して、図9(b)に示すように、照射角度がθaよりも大きいθbの照射角度を有するレーザ光を用いた場合、照射角度θb内に存在する反射器Xbと反射器Ybとを識別することができず、横方向の誤差は最大でBとなる。この場合、図9(a),(b)に示すように、横方向の誤差Bは、誤差Aよりも大きいものとなるので、照射範囲の広いレーザ光を用いて上述した従来技術を適用した場合には、レーザレーダ装置の軸ずれ量を精度良く検出することができなかった。
【0006】
本発明の目的は、照射角度の広いレーザ光を用いた場合でも、精度良く光軸のずれ量を検出することができる車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図1を参照して本発明を説明する。
(1)請求項1の発明は、複数のレーザビームを備え、複数のレーザビームのそれぞれが所定の照射範囲を有し、照射範囲内で検出した物体までの距離を検出するレーダ装置110と、レーダ装置110が搭載された車両が直線を走行しているか否かを判定する直線走行判定装置100と、レーダ装置110により検出された物体が停止物体か否かを判定する停止物体判定装置100と、停止物体判定装置100により停止物体であると判定された物体と自車両との距離を算出する距離算出装置100と、直線走行判定装置100により車両が直線を走行していると判定されたときに、レーダ装置110により停止物体を検出した時点における停止物体までの距離と、レーダ装置110により停止物体を検出できなくなった時点における停止物体までの距離とに基づいて、レーダ装置110の軸ずれを検出する検出装置100とを備え、レーダ装置110は、第1の照射領域を照射する第1のレーザビーム、および、第1の照射領域とは異なる第2の照射領域を照射する第2のレーザビームを有し、検出装置100は、直線走行判定装置100により車両が直線を走行していると判定されたときに、停止物体を第1および第2のレーザビームでそれぞれ検出した時点における停止物体までの距離、および、停止物体を第1および第2のレーザビームでそれぞれ検出できなくなった時点における停止物体までの距離に基づいて、レーダ装置110の軸ずれを検出することにより、上記目的を達成する。
(2)請求項2の発明は、請求項1の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、レーダ装置110は、第1のレーザビームを照射する第1のレーダ装置110と、第2のレーザビームを照射する第2のレーダ装置110とを備えることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、検出装置100は、第1または第2のレーザビームにより最初に停止物体を検出した時点における停止物体までの距離を除いて、レーダ装置110の軸ずれを検出することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、検出装置100は、直線走行判定装置100により車両が直線を走行していると判定されたときに、停止物体を第1および第2のレーザビームでそれぞれ検出した時点における停止物体までの距離に基づいて、レーダ装置110の軸ずれを検出することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかの車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、検出装置100は、直線走行判定装置100により車両が直線を走行していると判定されたときに、停止物体を第1および第2のレーザビームでそれぞれ検出できなくなった時点における停止物体までの距離に基づいて、レーダ装置110の軸ずれを検出することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、第1および第2のレーザビームで停止物体をそれぞれ検出した時点とは、停止物体が第1および第2のレーザビームの非照射範囲から照射範囲にそれぞれ含まれるようになった時点であり、第1および第2のレーザビームで停止物体をそれぞれ検出できなくなった時点とは、停止物体が第1および第2のレーザビームの照射範囲からそれぞれ非照射範囲になった時点であることを特徴とする。
【0008】
なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態の図1と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)請求項1〜の発明によれば、照射範囲の異なる第1および第2のレーザビームによって停止物体を検出した時点における停止物体までの距離と、停止物体を検出できなくなった時点における停止物体までの距離とに基づいて、レーダ装置の軸ずれを検出するので、照射範囲の広いレーダ装置の軸ずれ量をも精度良く検出することができる。
(2)請求項の発明によれば、照射範囲の異なる複数のレーダ装置を用いて、精度良く軸ずれを検出することができる。
(3)請求項3の発明によれば、停止物体をレーダ装置の照射範囲に入ってきた時点ではなく、照射範囲の途中にて検出した場合でも、最初に停止物体を検出した時点における停止物体までの距離を除いてレーダ装置の軸ずれを検出するので、軸ずれ量の検出誤差が生じるのを防いで、精度良く軸ずれを検出することができる。
(4)請求項の発明によれば、停止物体を検出した時点における停止物体までの距離に基づいて、レーダ装置の軸ずれを検出するので、停止物の横幅が大きい場合でも、精度良く軸ずれを検出することができる。
(5)請求項の発明によれば、停止物体を検出できなくなった時点における停止物体までの距離に基づいて、レーダ装置の軸ずれを検出するので、停止物の横幅が大きい場合でも、精度良く軸ずれを検出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置の第1の実施の形態の構成を示す図である。第1の実施の形態の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置は、コントローラ100と、レーザレーダ装置110と、光軸調整アクチュエータ120と、車速センサ130と、ヨーレートセンサ140と、スロットルアクチュエータ150と、ブレーキアクチュエータ160とを備える。車速センサ130は、本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置を搭載した車両の走行車速を検出する。ヨーレートセンサ140は、自車に発生するヨーレート、すなわち、車両の重心を通る鉛直線の周りの回転角(ヨー角)の変わる速さを検出する。
【0011】
レーザレーダ装置110は、自車両の前方に向けて、所定の広がり角を有するレーザビームを複数本送出する。また、レーザレーダ装置110は、レーザビームを送出してから、先行車両で反射して受光するまでの時間に基づいて、先行車両までの距離を算出する。
【0012】
コントローラ100は、CPU101とROM102とRAM103とを備え、車速センサ130で検出した車速と、ヨーレートセンサ140で検出したヨーレートとに基づいて、自車両が走行している道路の自車位置における道路曲率半径を算出する。また、算出した道路曲率半径に基づいて、レーダ装置110を用いて検出した先行車両が自車線を走行しているのか、隣接車線を走行しているのかを判定する。この判定結果に応じて、先行車との距離を一定に保つ制御を行っている時は、スロットルアクチュエータ150とブレーキアクチュエータ160とを制御して、先行車両までの距離を一定に保つ。
【0013】
また、コントローラ100は、算出した道路曲率半径と、レーザレーダ装置110により算出した先行車両までの距離とに基づいて、後述する方法により、レーザビームの光軸ずれ量を算出する。さらに、この光軸ずれ量と、道路曲率半径と、検出した車両が自車線を走行しているか否かの判定結果に応じて、レーザレーダ装置110から送出するレーザビームを水平方向に偏向させるときのステア角を算出する。光軸アクチュエータ120は、コントローラ100で算出されたステア角に基づいて、レーザビームのステア角を制御する。
【0014】
レーザビームのステア角の算出方法を、図2(a)〜(c)を用いて説明する。図2(a)に示すように、レーザレーダ装置110から送出されるレーザビームは、左から順に、L2ビーム11、L1ビーム12、中央のCビーム13、R1ビーム14、R2ビーム15の5本のビームから構成される。各ビーム11〜15の水平方向の広がり角φ1を2度、各ビームのエッジとエッジとの間の角度φ2を0.5度とする。
【0015】
まず、自車両16が走行している道路の曲率半径R(m)は、次式(1)にて算出することができる。
1/R=π/180×ψ/Vs …(1)
ただし、Vs(m/s):自車両の速度、ψ(deg/s):ヨーレート
ヨーレートψが0deg/sの時、すなわち、自車両16が直線路を走行している場合には、図2(a)に示すように、Cビーム13は車両正面に向けて発射される。
【0016】
図2(b)は、自車両16がカーブを走行している状態を示す図である。先行車両がまだ検知されていない状態では、自車線を走行している先行車を検知するために、所定距離Dvの地点において、Cビーム13の中心軸17と自車線の中心線18とが交差するように、レーザービーム全体をステアする。この時のステア角θは、次式(2)により求めることができる。
θ=sin-(Dv/2R) …(2)
例えば、道路の曲率R=1000、Dv=80(m)の場合には、θ=2.29度となる。また、所定距離Dvは、自車両の速度Vsと道路曲率Rとに基づいて決定する。
【0017】
図2(c)は、自車両16がカーブを走行している時に、先行車両19を検知している時の状態を示す図である。先行車両19までの距離がDpの場合、距離Dpの地点において、Cビーム13の中心軸17と自車線の中心線18とが交差する方向にレーザビーム全体をステアする。これにより、先行車両19をCビーム13の中央で捉えることができる。
【0018】
次に、レーザレーダ装置110の軸ずれ量の算出方法について説明する。通常、高速道路等には、夜間の道路形状の視認性を高めるために、道路脇に反射体(デリニエータ)が複数設置されている。第1の実施の形態では、反射体がデリニエータ20のような比較的小さい物体であることを前提に説明する。本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置では、自車両が直線路を走行している状態で、このデリニエータをレーザビームの検知範囲にて検知した時の軌跡の移動方向を求めることにより、レーザレーダ装置110の軸ずれ量を算出する。
【0019】
図3(a)は、レーザレーダ装置110の軸ずれ量が0、すなわち、レーザビームの軸ずれが発生していない正常時の状態を示している。ここでは、自車両16が高速道路の最左車線、すなわち路側側の車線を走行しているものとする。従って、路側に設置されているデリニエータ20の横を自車両16が通過すると、デリニエータ20は、レーザビームの検知範囲、すなわち、Cビーム13、L1ビーム12、L2ビーム11の検知範囲を次々に通過していく。
【0020】
図3(a)に示すように、デリニエータ20は、レーザビームのうち中央のCビームにより最初に検知される。その後、自車両16の走行と共に、Cビーム13の左エッジとデリニエータ20が交差する点P1で、Cビーム13の検知範囲外となる。次に、L1ビーム12の右エッジとデリニエータ20が交差する点P2でL1ビーム12に検知されて、L1ビーム12の左エッジとデリニエータ20が交わる点P3で、L1ビーム12の検知範囲外となる。最後に、L2ビーム11の右エッジとデリニエータ20が交わる点P4でL2ビーム11に検知されて、L2ビーム11の左エッジとデリニエータ20が交わる点P5で、L2ビーム11の検知範囲外となる。
【0021】
レーザレーダ装置110が設置された位置を原点とし、前(後)左輪と前(後)右輪を結ぶ方向(横方向)をY軸、Y軸と直交する方向(縦方向)をX軸にとると、上述した点P1〜P5の座標(Xi,Yi)はそれぞれ次式(3)のように表せる。ただし、D1〜D5は、自車両(レーザレーダ装置110)と点P1〜P5までの距離(最短距離)である。
Figure 0003729132
【0022】
図3(c)は、デリニエータ20の横位置が2m(Y=−2)、φ1=2度、φ2=0.5度の場合に、点P1〜P5をXY座標にプロットしたものである。黒丸で示される点P1〜P5を結んだ線は、レーザビームの光軸のずれが無い場合の近似直線であり、四角で示される点P1〜P5を結んだ線は、レーザビームの光軸が進行方向左側に0.5度ずれているときの近似直線である。光軸が進行方向左側(マイナス側)に0.5度ずれている状態を図3(b)に示す。ただし、図3(c)の四角で示される点P1〜P5は、それぞれ軸ずれが生じていないと仮定して、式(3)を用いてXY座標にプロットした時の点である。
【0023】
この場合、軸ずれが生じていない時にプロットした点から求めた近似直線と、軸ずれが−0.5度の時にプロットした点から求めた近似直線とが交差する角度Δθが軸ずれ角に相当する。すなわち、予め求めた軸ずれが生じていないときの近似直線と、実際にレーザレーダ装置110により検出した距離に基づいて求めた点P1〜P5をプロットして得られる近似直線との交差する角度Δθを求めることにより、レーザビームの軸ずれを検出することができる。
【0024】
基本的には、上述した方法により軸ずれ角を検出することができるが、デリニエータ20の反射率によっては、上述した方法では軸ずれ角を正確に検出することができないことがある。このことを図4を用いて説明する。図4において、レーザビームの軸ずれは生じていないものとする。図4では、デリニエータ20の反射率が低いために、Cビーム13ではデリニエータ20を検知することができず、L1ビーム12の検出範囲内の点Paで最初に検知された状態を示している。この場合、点PaはL1ビーム12のエッジ上には存在しないので、点Paまでの距離Daに基づいてXY座標上に点Paをプロットすると、点Paを用いて算出される近似直線にも誤差が生じ、軸ずれ角を正確に検出することができない。このため、軸ずれ角を精度良く検出するために、デリニエータ20を最初に検知した時の点は用いずに、最初に検知範囲外となった時の点以降の点を用いることにする。図4に示す例では、点P3〜P5を用いることになる。
【0025】
図5は、本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、軸ずれ量(角)を検出する方法を示す一実施の形態のフローチャートである。この制御は、コントローラ100にて行われ、図示しないイグニッションキーがオンされた時、もしくは操作者の図示しないスイッチ操作により、レーザービームを作動させる命令が送られてきた時に始まる。ステップS100では、車速センサ130で検出した車速と、ヨーレートセンサ140で検出したヨーレートとに基づいて道路曲率半径Rを算出し、算出した曲率半径Rに基づいて自車両が直線路を走行しているか否かを判定する。直線を走行していると判定するとステップS101に進み、直線を走行していないと判定するとステップS100に戻る。
【0026】
ステップS101では、Cビーム13にて物体を検知したか否かを判定する。検知したと判定するとステップS102に進み、検知していないと判定するとステップS105に進む。ステップS102では、ステップS101で検知した物体が停止物であるか否かを判定する。停止物であると判定するとステップS103に進み、停止物ではないと判定するとステップS105に進む。ステップS103では、ステップS101で検知した停止物に対してレーザビームによる追尾処理を開始する。次のステップS104では、何番目のビームエッジであるのかを示す変数jを1にセットしてステップS109に進む。
【0027】
ここで、1番目のビームエッジとはCビーム13の左エッジのことであり、2番目のビームエッジとは、L1ビーム12の右エッジのことである。以下、3番目はL1ビーム12の左エッジ、4番目はL2ビーム11の右エッジ、5番目はL2ビーム11の左エッジのことである。
【0028】
ステップS105では、R1ビーム14またはL1ビーム12にて物体を検知したか否かを判定する。検知したと判定するとステップS106に進み、検知していないと判定するとステップS100に戻る。ステップS106では、ステップS105で検知した物体が停止物であるか否かを判定する。停止物であると判定するとステップS107に進み、停止物ではないと判定するとステップS100に戻る。ステップS107では、ステップS105で検知した停止物に対してレーザビームによる追尾処理を開始する。次のステップS108では、何番目のビームエッジであるのかを示す変数jを3にセット、すなわち、R1ビーム14またはL1ビーム12の検知範囲外となった時の点に設定してしてステップS109に進む。
【0029】
ステップS109では、再び自車両が直線路を走行しているか否かを判定する。直線を走行していると判定するとステップS110に進み、直線を走行していないと判定するとステップS111に進む。ステップS110では、レーザレーダ装置110にて検出した、j番目のビームエッジと停止物との交点までの距離Djを読み込んで、ステップS111に進む。ステップS111では、次の点までの距離を読み込むために変数jに1を加えて、ステップS112に進む。
【0030】
ステップS112では、変数jが5を越えたか否かを判定する。変数jが5を越えていないと判定すると、他の点の距離Djを読み込むためにステップS109に戻る。変数jが5を越えたと判定した場合、すなわち、L2ビーム11の左エッジと停止物との交点までの距離D5を読み込むと、ステップS113に進む。ステップS113では、ステップS110で検出した距離Djのデータ数nが2以上であるか否かを判定する。距離データ数nが1の時には、図3(c)に示したような近似直線を求めることができないので、ステップS100に戻る。距離データ数nが2以上であると判定するとステップS114に進む。
【0031】
ステップS114では、ステップS110で読み込んだ距離データに基づいて、式(3)を用いてビームエッジと停止物との交点をXY座標に変換する。次のステップS115では、ステップS114で変換したXY座標に基づいて近似直線を求めて、近似直線の傾きを算出する。近似直線の傾きを算出するとステップS116に進む。ステップS116では、ステップS115で算出した近似直線の傾きに基づいて、レーザビームの軸ずれ角を算出し、ステップS100に戻る。以後、ステップS100〜ステップS116までの処理が繰り返し行われる。
【0032】
以上、第1の実施の形態における車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置によれば、停止物体がレーザビームの検知範囲に入ってきた時と検知範囲外となった時点における停止物体までの距離に基づいてレーザビームの軸ずれ角を検出するので、照射範囲(角度)の広いレーザビームを用いた場合でも、精度良くレーザレーダ装置110から送出されるレーザビームの軸ずれ角を検出することができる。また、反射体の反射率が低い場合等、Cビーム13にて停止物を検知できずに、R1ビーム14またはL1ビーム12にて停止物を検知した場合には、最初に停止物体を検知した時点における停止物体までの距離は用いずに(ステップS108)、最初に検知範囲外となった時点における停止物体までの距離およびそれ以後に検出する停止物体までの距離を用いて軸ずれ角を検出するので、最初に停止物体が検知された位置を示す点を用いて誤った近似直線が求められるのを防いで、精度良く軸ずれ角を検出することができる。
【0033】
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、反射体がデリニエータ20のような比較的小さい物体であることを前提に説明した。すなわち、第1の実施の形態で説明したデリニエータ20は、その大きさがデリニエータ20の横位置までの距離(図3(c)に示した例では2m)に比べて十分小さいので、デリニエータ20を点として扱うことができた。しかし、路側に設置されている反射体としては、看板のように横幅の大きい物も存在する。反射体が看板のように横幅の大きい物である場合に、レーザビームを用いて反射体を検出する状態を図6に示す。
【0034】
図6に示すように、看板21の内側(車両側)の線をL1、外側の線をL2とすると、Cビーム13で看板21を検知してから検知外となるときの位置P1は、Cビーム13の左エッジと線L1との交点となる。また、L1ビーム12で看板21を検知するときの位置P2は、L1ビーム12の右エッジと線L2との交点となる。このようにして、看板21がレーザビームの検知範囲に入るときの点と検知範囲外となるときの点とを求めると、それらの点P1〜P5が1本の直線上に並ぶことはない。
【0035】
図7は、看板21の横方向の大きさ(幅)が50cm、看板の中心までの横位置が2mの場合に、点P1〜P5をXY座標にプロットしたものである。黒丸で示される点は、反射体がデリニエータの場合であり、四角で示される点は反射体が看板である場合を示す。なお、レーザビームの軸ずれは生じていないものとする。図7に示すように、反射体がデリニエータの場合には、Y座標がいずれも−2となっているが、反射体が看板21の場合には、Y座標は−2とはならないため、点P1〜P5が1本の直線上に存在することはない。従って、反射体が看板21のように横幅が大きい物である場合には、点P1〜P5を全て用いてレーザビームの軸ずれ角を算出するのが困難である。
【0036】
第2の実施の形態における車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置では、停止物がレーザビームの検知範囲に入ってきた時の点のみ、および検知範囲外となった時の点のみを用いて近似直線をそれぞれ算出し、算出したそれぞれの近似直線の傾きの平均値を求めることによりレーザビームの軸ずれ角を検出する。図6,図7で示される例の場合、点P1,P3,P5が検知範囲に入ってきた時の点であり、点P2,P4が検知範囲外となった時の点である。これにより、停止物が看板のように横幅の大きい物であった場合でも、精度良くレーザビームの軸ずれ角を算出することができる。以下、この方法について説明する。
【0037】
図8は、第2の実施の形態における車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、軸ずれ量(角)を検出する方法を示すフローチャートである。この制御は、コントローラ100にて行われ、図示しないイグニッションキーがオンされた時、もしくは操作者の図示しないスイッチ操作により、レーザービームを作動させる命令が送られてきた時に始まる。なお、図5に示すフローチャートの処理手順と同じ処理を行うステップには、同一の符号を付す。
【0038】
ステップS100では、車速センサ130で検出した車速と、ヨーレートセンサ140で検出したヨーレートとに基づいて道路曲率半径Rを算出し、算出した曲率半径Rに基づいて自車両が直線路を走行しているか否かを判定する。直線を走行していると判定するとステップS101に進み、直線を走行していないと判定するとステップS100に戻る。ステップS101では、Cビーム13にて物体を検知したか否かを判定する。検知したと判定するとステップS102に進み、検知していないと判定するとステップS100に戻る。
【0039】
ステップS102では、ステップS101で検知した物体が停止物であるか否かを判定する。停止物であると判定するとステップS103に進み、停止物ではないと判定するとステップS100に戻る。ステップS103では、ステップS101で検知した停止物に対してレーザビームによる追尾処理を開始する。次のステップS104では、何番目のビームエッジであるのかを示す変数jを1にセットしてステップS109に進む。
【0040】
ステップS109では、再び自車両が直線路を走行しているか否かを判定する。直線を走行していると判定するとステップS110に進み、直線を走行していないと判定するとステップS100に戻る。ステップS110では、レーザレーダ装置110にて検出した、j番目のビームエッジと停止物との交点までの距離Djを読み込んでステップS111に進む。ステップS111では、次のビームエッジと停止物との交点までの距離を読み込むために変数jに1を加えて、ステップS112に進む。
【0041】
ステップS112では、変数jが5を越えたか否かを判定する。変数jが5を越えていないと判定すると、他の点の距離Djを検出するためにステップS109に戻る。変数jが5を越えたと判定した場合、すなわち、停止物がL2ビーム11の検知範囲外となる時点における停止物までの距離D5を読み込むと、ステップS114に進む。ステップS114では、ステップS110で読み込んだ距離データD1〜D5に基づいて、ビームエッジと停止物との交点をXY座標に変換し、ステップS200に進む。
【0042】
ステップS200では、ステップS114でXY座標に変換した点P1,P3,P5の3点を用いて近似直線を求めて、近似直線の傾きΔθ1を算出する。点P1,P3,P5は、停止物がレーザビームの照射範囲外となった時の点である。傾きΔθ1を算出するとステップS201に進む。ステップS201では、ステップS114でXY座標に変換した点P2,P4の2点を用いて近似直線を求めて、近似直線の傾きΔθ2を算出する。点P2,P4は、停止物がレーザビームの非照射範囲から照射範囲に入ってきた時の点である。傾きΔθ2を算出するとステップS202に進む。
【0043】
ステップS202では、ステップS200で算出した傾きΔθ1とステップS201で算出した傾きθ1との平均値を算出する。次のステップS203では、ステップS202で算出した傾きの平均値に基づいて、レーザビームの軸ずれ角を算出し、ステップS100に戻る。以後、ステップS100〜ステップS203までの処理が繰り返し行われる。
【0044】
以上、第2の実施の形態における車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置によれば、停止物がレーザビームの検知範囲に入ってきた時点における距離に基づいてXY座標に変換された点を用いて得られる近似直線と、検知範囲外となった時点における距離に基づいてXY座標に変換された点を用いて得られる近似直線とをそれぞれ求め、求めた2本の近似直線の傾きの平均値に基づいてレーザビームの軸ずれ角を検出するので、停止物が看板のように横幅の大きい物であっても、精度良く軸ずれ角を検出することができる。
【0045】
本発明は上述した実施の形態に限定されることはない。例えば、上述した実施の形態では、レーザビームを5本使用した場合について説明したが、第1の実施の形態の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、レーザビームを中央、左右の3本使用する場合にも適用することができる。また、第1,第2の実施の形態の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、さらに多くのレーザビームを用いることもできる。これら複数のレーザビームは、レーザレーダ装置110から送出されるものであるが、1本のレーザビームを送出するレーザレーダ装置を複数用いても、本発明と同等の効果を得ることができる。
【0046】
また、本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置を搭載した車両が最左車線を走行して、Cビーム13、L1ビーム12、L2ビーム11にて反射体を検知する場合について説明したが、最右車線を走行している時に中央分離帯に設けられた反射体をCビーム13、R1ビーム14、R2ビーム15にて検知することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置の第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】レーザービームのステア角の算出方法について説明するための図であり、図2(a)は直進走行時、図2(b)はカーブを走行時、図2(c)はカーブ走行時に先行車両を認識している時を示している。
【図3】軸ずれ角を算出する方法を説明するための図であり、図3(a)は軸ずれが発生していない時の図、図3(b)は軸ずれが発生しているときの図、図3(c)は点P1〜P5をXY座標上にプロットしたときの図である。
【図4】デリニエータの反射率が低いときの状態を示す図である。
【図5】軸ずれ量を検出する方法を示す一実施の形態のフローチャートである。
【図6】反射体が看板であるときの検知状態を示す図である。
【図7】反射体が看板であるときの点P1〜P5をXY座標上にプロットしたときの図である。
【図8】第2の実施の形態の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、レーザビームの軸ずれ角を検出する方法を示すフローチャートである。
【図9】図9は、従来技術を説明するための図であり、図9(a)は、照射角度θaのレーザビームを用いた場合、図9(b)は、照射角度θb(θb>θa)のレーザビームを用いた場合の図を示している。
【符号の説明】
11…L2ビーム、12…L1ビーム、13…Cビーム、14…R1ビーム、15…R2ビーム、16…自車両、17…Cビームの中心軸、18…自車線の中心線、19…先行車両、20…デリニエータ、21…看板、100…コントローラ、101…CPU、102…ROM、103…RAM、110…レーザレーダ装置、120…光軸調整アクチュエータ、130…車速センサ、140…ヨーレートセンサ、150…スロットルアクチュエータ、160…ブレーキアクチュエータ

Claims (6)

  1. 複数のレーザビームを備え、前記複数のレーザビームのそれぞれが所定の照射範囲を有し、前記照射範囲内で検出した物体までの距離を検出するレーダ装置と、
    前記レーダ装置が搭載された車両が直線を走行しているか否かを判定する直線走行判定装置と、
    前記レーダ装置により検出された物体が停止物体か否かを判定する停止物体判定装置と、
    前記停止物体判定装置により停止物体であると判定された物体と自車両との距離を算出する距離算出装置と、
    前記直線走行判定装置により前記車両が直線を走行していると判定されたときに、前記レーダ装置により前記停止物体を検出した時点における前記停止物体までの距離と、前記レーダ装置により前記停止物体を検出できなくなった時点における前記停止物体までの距離とに基づいて、前記レーダ装置の軸ずれを検出する検出装置とを備え
    前記レーダ装置は、第1の照射領域を照射する第1のレーザビーム、および、前記第1の照射領域とは異なる第2の照射領域を照射する第2のレーザビームを有し、
    前記検出装置は、前記直線走行判定装置により前記車両が直線を走行していると判定されたときに、前記停止物体を前記第1および前記第2のレーザビームでそれぞれ検出した時点における前記停止物体までの距離、および、前記停止物体を前記第1および前記第2のレーザビームでそれぞれ検出できなくなった時点における前記停止物体までの距離に基づいて、前記レーダ装置の軸ずれを検出することを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  2. 請求項1に記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、
    前記レーダ装置は、前記第1のレーザビームを照射する第1のレーダ装置と、前記第2のレーザビームを照射する第2のレーダ装置とを備えることを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、
    前記検出装置は、前記第1または前記第2のレーザビームにより最初に前記停止物体を検出した時点における前記停止物体までの距離を除いて、前記レーダ装置の軸ずれを検出することを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、
    前記検出装置は、前記直線走行判定装置により前記車両が直線を走行していると判定されたときに、前記停止物体を前記第1および前記第2のレーザビームでそれぞれ検出した時点における前記停止物体までの距離に基づいて、前記レーダ装置の軸ずれを検出することを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、
    前記検出装置は、前記直線走行判定装置により前記車両が直線を走行していると判定されたときに、前記停止物体を前記第1および前記第2のレーザビームでそれぞれ検出できなくなった時点における前記停止物体までの距離に基づいて、前記レーダ装置の軸ずれを検出することを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、
    前記第1および前記第2のレーザビームで前記停止物体をそれぞれ検出した時点とは、前記停止物体が前記第1および前記第2のレーザビームの非照射範囲から照射範囲にそれぞれ含まれるようになった時点であり、
    前記第1および前記第2のレーザビームで前記停止物体をそれぞれ検出できなくなった 時点とは、前記停止物体が前記第1および前記第2のレーザビームの照射範囲からそれぞれ非照射範囲になった時点であることを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
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