JP3727409B2 - コイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント - Google Patents
コイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、直線化されて送り出された鉄筋を、適当な仰角に傾斜した加工面での曲げ加工によって所望形状に成形するコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
所定長に予め切断された棒状の鉄筋の代わりにコイル状に巻装された鉄筋を利用して各種形状のフープ筋、アンカー筋、スタラップ筋等を成形可能とするコイル状鉄筋曲げ加工装置が、特公平08−004865号公報において開示されている。
【0003】
この種のコイル状鉄筋曲げ加工装置においては、コイルスタンドの回動支柱に巻装された鉄筋が所定の動作により取り出され、対向する一連のガイドローラを備えたガイドローラユニットによる湾曲の矯正によって直線化される。そして、直線化された鉄筋を鉄筋曲げ加工装置本体の傾斜した加工面のベンダーユニットに送り、ベンダーユニットを境とする搬出サイドに所定長だけ延出させ、ベンダーユニットでの曲げ加工および鉄筋の送り出しの繰り返し動作によって、所望の形状のフープ筋等を成形するように、このコイル状鉄筋曲げ加工装置は構成されている。
【0004】
このようなコイル状の鉄筋を利用する構成においては、鉄筋がコイル状で保管できるため、保管の省スペース化が可能となる。そして、所望の形状のフープ筋等を成形した後に適当な箇所で鉄筋を切断することで、次のフープ筋等が連続して成形できるため、鉄筋を無駄にすることなく、鉄筋のほぼ全長が有効に利用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特公平08−004865号公報に開示するコイル状鉄筋曲げ加工装置においては、ベンダーユニットが、仰角60°程度に傾斜された曲げ加工装置の本体加工面に設けられている。そして、ベンダーユニットから延出された鉄筋の延出部分は、ベンダーユニットのセンターガイドの回りでのベンディングローラの公転によって、本体加工面に沿って、たとえば、上方に曲げられる。
【0006】
ここで、ラセン状に連続する略矩形等のフープ筋、いわゆるラセンフープ筋をこのコイル状鉄筋曲げ加工装置で成形する場合においては、既に成形されたフープ(既製フープ)をベンダーユニットからの延出部分に残した状態で以降のフープを連続して成形するため、フープの成形回数を重ねる毎に、その延出部分の重量は増大化する。しかし、公知のコイル状鉄筋曲げ加工装置自体は、このように重量化した延出部分(既製フープ)を支持する機構を持たないため、多重のフープの連続したラセンフープ筋を成形する場合においては、フープの垂れ、および、フープの自重に起因する屈曲等の変形が避けられない。
【0007】
また、ラセンフープ筋を成形する場合においては、ベンダーユニットからの延出部分に既製フープが位置し、この既製フープを伴った鉄筋の曲げ加工が要求される。しかし、上述したように、多重となった既製フープの重量は重くなるため、ベンダーユニットの作動に伴う既製フープの一体的な移動(転回)は十分に得られない。従って、この点においても、鉄筋自体およびラセンフープ筋の変形を招きやすい。
【0008】
更に、コイルスタンドからの鉄筋の送りは、コイル状鉄筋曲げ加工装置のガイドローラユニット等によりなる送り手段によって行われるのみであるため、多重の既製フープによって重量化された鉄筋を必要長だけ円滑に送り出すことが容易でない。
【0009】
この発明は、ラセンフープ筋を変形させることなく円滑に成形可能とするコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメントの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明によれば、転動自在な移送手段が、コイル状鉄筋曲げ加工装置本体のベンダーユニットを境とする搬入サイド、搬出サイドに渡って基台に設けられている。移送手段は、本体加工面に沿った基台の設定のもとで、本体加工面における鉄筋の位置に対応する高さで当該加工面に対して直角に位置可能となっている。
【0011】
そして、ベンダーユニットを介して搬出サイドに延出された鉄筋の延出部分を下方から支持可能とする揺動アームが、曲げ加工時でのベンダーユニットの作動に同期して、ベンダーユニットの回りを対応角度だけ回動可能に、搬出サイドに対応する位置に配設されるとともに、搬送アームが、鉄筋曲げ加工装置の送り機構による送り動作に同期して、本体加工面に沿ってスライド可能に、移送手段の上部に延出して配設されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0013】
図1、図2に示すように、この発明に係るコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント10は、移送手段12と、揺動アーム14と、搬送アーム16とを基台18に具備して、コイル状鉄筋曲げ加工装置20の本体22の加工面22a に沿って配置可能に構成されている。
【0014】
コイル状鉄筋曲げ加工装置20として、たとえば、特公平08−004865号公報に開示の構成が利用される。図3を参照しながら概略的に説明すると、コイル状鉄筋曲げ加工装置20は、コイル状鉄筋24の積載されるコイルスタンド26と、鉄筋の曲げ等の加工を行う本体22と、電気系統、油圧系統、空圧系統の制御を行うコントロールキャビネット28とを備えて形成されている。
【0015】
コイルスタンド26は、鉄筋(コイル状鉄筋)24の巻装される回動支柱30を持ち、回動支柱は、コイルスタンドのフレーム32に回動可能に支持されている。そして、回動支柱30に巻装された鉄筋24は、揺動アーム34の取り出しローラ36を経て取り出され、揺動アームの揺動、および、回動支柱の回動に伴って、本体22に送られる。
【0016】
本体22は、たとえば、仰角60°程度の斜面として形成された加工面22a を持ち、送り出しを伴って鉄筋24を直線化する送り手段を兼ねたガイドローラユニット38と、直線化された鉄筋を所定形状に曲げ加工するベンダーユニット40と、曲げ加工後、鉄筋を切断するカッティングユニット42とを備えて構成されている。
【0017】
コイルスタンド26から取り出され、ガイドローラユニット38を経て直線化された鉄筋24は、ベンダーユニット40を介して、所望の形状のフープ筋等の成形に必要な所定長だけ、ベンダーユニットを境とする搬出サイド(図中右方)に延出され、ベンダーユニットの、ガイドローラ44に対するベンディングローラ46の公転によって、この鉄筋の延出部分24a が、所望の角度、たとえば、90°程度に曲げられる。次に、ベンディングローラ46を逃がした後に、鉄筋24を搬出サイドに所定長だけ再度送り、ベンディングローラの公転のもとで鉄筋を同様に折り曲げる。
【0018】
この動作を繰り返すことで、各種形状のフープ筋、アンカー筋、スタラップ筋等が造形でき、適当な箇所で鉄筋を切断することによって、所望の形状のフープ筋等が連続して自動的に成形される。
【0019】
ここで、このコイル状鉄筋曲げ加工装置20においては、たとえば、ベンダーユニット40の動作のもとで加工したフープを順次切断することなく連続して多重に成形することで、フープの連続した、いわゆるラセンフープ筋が成形できる。そして、このラセンフープ筋を成形する際に使用されるのが、この発明のラセンフープ筋用アタッチメント10である。
【0020】
図1に示すように、ラセンフープ筋用アタッチメント10は、本体加工面22a に沿った位置、つまりは本体加工面の仰角に対応する角度に傾斜して設定された基台18を備えている。そして、移送手段12が、本体加工面22a に対して直角に位置可能に、基台18に設けられている。
【0021】
図2に加えて図4を見るとわかるように、移送手段12として、たとえば、転動自在なローラ13を等間隔に多数並置したローラコンベヤが利用できる。そして、図4に示すように、ローラコンベヤ(移送手段)12は、本体加工面22a における鉄筋24の位置に対応する高さ、つまり、鉄筋の下端とローラコンベヤの載置面とがほぼ一致する高さで、本体のベンダーユニット40を境とする搬入サイド(図中左方)、搬出サイド(図中右方)に渡って設けられている。
【0022】
なお、図1、図2に示すように、ローラコンベヤのローラ13は、本体加工面22a に対する遠隔サイドでの支軸13a の枢支によって、基台18に対して転動自在に支持されるが、その支持が片持ちとならないように、たとえば、転動自在のサポートローラ48によって、ローラの加工面サイドが下方から支持されている。
【0023】
そして、図2、図4に示すように、この発明のラセンフープ筋用アタッチメント10においては、ベンダーユニット40を境とする搬出サイドに延出された鉄筋24の延出部分24a を下方から支持可能とする揺動アーム14が、当該搬出サイドに対応する位置に揺動可能に配設されている。
【0024】
揺動アーム14は、たとえば、基台18に対して一端の枢支されたアーム本体50と、本体加工面22a に対する直角方向に延出された複数、たとえば3本のアームロッド52との組み合わせにより形成されている。そして、揺動アーム14は、たとえば、枢支端に連結されたモータ53を駆動源とし、モータの駆動に連動して揺動可能に構成されている。
【0025】
図1に示すように、モータ53と揺動アーム14の枢支端との間は、通常、スプロケット54とエンドレスチェーン55との組み合わせによりなる伝達手段を介して連動可能に連結される。しかし、このような伝達手段によりモータ53、揺動アーム14間を連動可能に連結する構成は一般的であり、それ自体はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。また、モータ53、揺動アーム14間を連動可能に連結すれば足りるため、スプロケット54とエンドレスチェーン55との組み合わせに限定されず、他の組み合わせにより、伝達手段を構成してもよい。
【0026】
なお、揺動アーム14は、たとえば、ローラコンベヤ12の載置面より下方で通常待機し、対応するモータ53の駆動のもとで、ローラコンベヤの載置面に対する上方位置に揺動可能となっている(図4参照)。
【0027】
ここで、この発明においては、揺動アーム14が、ベンダーユニット40の作動、つまりはベンディングローラ46の公転に同期して揺動可能となっている。
【0028】
たとえば、ベンダーユニット40の作動のもとで一重のフープ24b が形成され、この既製フープをベンダーユニットからの延出部分24a に連続する部分として搬出サイドに送り出した状態を、図4に例示し、この状態を初期状態と仮定する。このような状態から、同様のフープを連続して成形する場合においては、ベンディングローラ46の公転により、鉄筋の延出部分24a が押し上げられる。
【0029】
すると、この発明のラセンフープ筋用アタッチメント10においては、この曲げ加工時でのベンダーユニット40の作動、つまりはベンディングローラ46の公転に同期して、揺動アーム14が上方に揺動されるため、図5に示すように、アームロッド52との係合により、既製のフープ24b が、ベンディングローラの公転いよって曲げられる鉄筋の延出部分24a とほぼ一体的に持ち上げられる。そして、90°の曲げ加工に相当する範囲でのベンディングローラ46の公転、および、揺動アーム14の揺動により、鉄筋の延出部分24a の曲げに伴う既製フープ24b の一体的な転回が得られる(図6参照)。
【0030】
なお、この発明においては、ローラコンベヤ12が本体加工面22a に対する鉄筋24の位置に対応して設けられているため、搬入サイドに転回された既製フープ24b は、下方に垂れることなく、ローラコンベヤ12への載置によって対応位置に保持される。
【0031】
この構成では、鉄筋24の曲げ加工時における既製フープ24b の転回を、ベンダーユニット40の作動に同期した揺動によって揺動アーム14がサポートするため、ベンダーユニットからの延出した部分の全体的な重量が既製フープによって増大化しても、鉄筋の曲げ動作の際における当該延出部分の転回は容易に確保できる。
【0032】
なお、ベンダーユニット40の作動に伴う鉄筋24の曲げ加工の一工程が終了すると、図6の矢印方向への揺動および回動のもとで、揺動アーム14、ベンディングローラ46は共に初期位置に戻されて次工程まで待機される。
【0033】
ここで、ベンダーユニット40による次の曲げ工程を行うためには、鉄筋24を再度搬出方向に送り出さなければならないが、多重の既製フープ24b によって当該部分の重量が増大化すると、ガイドローラユニット38の作動のもとでの送り出しだけでは、鉄筋の円滑な送り出しが得られなくなる虞れがある。そこで、この発明においては、既製フープ24b に係合可能な搬送アーム16が、ガイドローラユニット38による鉄筋24の送り動作に同期してローラコンベヤ12の上部をスライド可能に設けられている。
【0034】
図1、図2に示すように、搬送アーム16は、本体加工面22a に沿って上方に延出されたアーム本体58と、本体加工面に対する直角方向に延出された複数、たとえば3本のアームロッド60と、ローラ等の転動子62による上下サイドからの挟持によって、基台18のレール64に対してスライド可能に配設されたスライド体66との組み合わせにより形成され、アームロッドが、ローラコンベヤ12に載置された既製フープ24b に係合可能に、ローラコンベヤの上部に延出して配置されている(図7参照)。
【0035】
搬送アーム16は、たとえば、モータ(図示しない)を駆動源としてスライド可能に構成されている。この搬送アーム16にモータからの動力を伝達する手段としては、たとえば、各端末を搬送アームのスライド体66の進行方向の相反する面にそれぞれ連結してエンドレス状に形成された略エンドレスのチェーン68と、チェーンに噛合され、いずれか一方にモータからの動力が伝達された一対のスプロケット70との組み合わせ等が例示できる。そして、この構成の伝達手段によれば、モータの駆動に伴うスプロケット70の回転によってチェーン68が回動し、このチェーンの回動によって、スライド体66、つまりは搬送アーム16がレース64に沿って対応方向にスライドされる。
【0036】
なお、このチェーン68とスプロケット70との組み合わせによりなる構成は、伝達手段の一例にすぎないため、これに限定されず、他の組み合わせにより、搬送アーム16をモータの駆動のもとでスライド可能としてもよい。
【0037】
たとえば、図7に示すように、曲げ加工の一工程が終了すると揺動アーム14、ベンディングローラ46が初期位置に戻され、その後の、ガイドローラユニット38での鉄筋24の送り動作に同期して、搬送アーム16が対応方向、つまりは図中右方の搬出方向にスライドされる。搬送アーム16においては、ローラコンベヤ12の上方に延出されたアームロッド60が既製フープ24b に係合するため、搬送アームのスライドのもとで、既製フープ、つまりは鉄筋24が、搬出方向に一体的に押し出される。
【0038】
そして、図8に示すように、鉄筋の延出部分24a が、対応する所定長だけベンダーユニット40から延出されたとき、ガイドローラユニット38および搬送アーム16の停止により、その位置が設定され、初期位置への搬送アームの復帰の後におけるベンダーユニットのベンディングローラ46、揺動アーム14の同期した作動のもとで、再度、鉄筋24の曲げ加工が行われる。
【0039】
このような鉄筋24の曲げ加工、送り動作を必要回数だけ繰り返した後、カッティングユニット42によって鉄筋を所定の箇所で切断すれば、必要量のフープの連続されたラセンフープ筋が成形できる。
【0040】
なお、揺動アーム14、搬送アーム16に対応するモータは、対応するコントローラユニット(図示しない)等によって駆動制御され、コイル状鉄筋曲げ加工装置20の作動状況に対応して適宜駆動される。
【0041】
上記のように、この発明のコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント10においては、ベンダーユニット40の作動に同期した揺動アーム14の揺動によって、ベンダーユニットからの搬出サイドに延出された既製フープ24b はベンダーユニットの作動により曲げられる延出部分24a と一体的に転回される。つまり、鉄筋24の曲げ加工時における、既製フープ24b の重量の増加に起因する垂れ、屈曲が確実に防止できるため、このラセンフープ筋用アタッチメント10を利用することで、一定形状のラセンフープを持つラセンフープ筋が容易に成形できる。
【0042】
そして、搬入サイドに転回された既製フープ24b はローラコンベヤ12に載置、保持されるため、転回後での既製フープの垂れ等の変形も確実に阻止できる。
【0043】
また、搬入サイドに転回された既製フープ24b は、送り手段となるガイドローラユニット38の作動に同期した搬送アーム16のスライドによって、搬出方向に搬送される。つまり、ガイドローラユニット38での送り動作に加えた搬送アーム16での既製フープ24b の押圧によって、鉄筋24を搬出方向に搬送するため、既製フープ部分が重量化しても、鉄筋の送りの確実性が向上される。
【0044】
そして、鉄筋24は、ガイドローラ12の載置面を、ローラ13の転動を伴って移動するため、既製フープ24b の重量化のもとでも、鉄筋の円滑な搬送(移動)が容易に確保できる。
【0045】
ここで、この発明の実施の形態においては、ローラコンベヤ12を移送手段として例示しているが、既製フープ24b を載置可能とするとともに、転動自在であれば足りるため、これに限定されず、たとえば、転動自在なベルトコンベヤを、この移送手段として利用してもよい。
【0046】
また、この発明の実施の形態においては、対応するモータの駆動制御のもとで揺動アーム14、搬送アーム16を作動可能としているが、揺動アーム、搬送アームの作動が、ベンダーユニット40、ガイドローラユニット38にぞれぞれ同期可能であれば足りるため、各モータでの作動に限定されず、たとえば、エンドレスベルト等からなる伝達手段を用いて各部の動力を取り出し、この動力のもとで揺動アーム、搬送アームを作動させる構成としてもよい。
【0047】
しかし、このような機械的な構成でなく、対応するモータの駆動制御によって揺動アーム14、搬送アーム16を作動させれば、構成の複雑化を伴うことなく、ベンダーユニット40、ガイドローラユニット38の作動に同期した円滑な動作が容易に確保できる。
【0048】
なお、この発明の実施の形態においては、ラセンフープ筋として略矩形状のもの、特に図中においては正方形のフープの連続したラセンフープ筋を例示しているが、これに限定されず、コイル状鉄筋曲げ加工装置20において成形可能なフープの形状、たとえば、略三角形や略六角形等の多角形のフープの連続したラセンフープ筋であれば同様に成形可能であることはいうまでもない。
【0049】
ここで、図6に示すように、揺動アーム14での転回時において既製フープ24b との係合のもとで搬入方向への既製フープの過剰な転回を阻止可能とする位置に、搬送アーム16の初期位置を設定するとよい。
【0050】
このような構成では、転回後における既製フープ24b の位置が搬送アーム16、ローラコンベヤ12によって規定されるため、この点からも、既製フープの変形等が確実に防止できる。この構成は、既製フープ24b の重量の増大しやすい大型のラセンフープ筋の成形時、および、安定性の悪い長方形のラセンフープ筋の成形時等において、特にその効果が期待できる。
【0051】
また、この実施の形態においては、搬送アーム16をガイドローラユニット38による鉄筋24の送り動作に同期して作動可能としているが、これだけに限定されず、この同期した動作に加えて、ガイドローラユニットでの送り動作に連動しない搬出方向への単独のスライド動作を可能に、搬送アームを構成するとよい。
【0052】
このような構成によれば、カッティングユニット42により切断した後のラセンフープ筋を、搬出方向への搬送アーム16のスライドによって切断位置から搬出でき、成形後のラセンフープ筋の取り出しが、ベンダーユニット40での曲げ加工位置からずれた位置で可能となるため、ラセンフープ筋の取り出し作業が容易となる。
【0053】
そして、たとえば、ローラコンベヤ12の搬出サイドに連続して、別の搬出装置を配設し、搬出サイドへの搬送アーム16のスライドによって、ラセンフープ筋を切断位置から上記搬出装置に移送できるため、コイル状鉄筋曲げ加工装置20における、搬出までの自動化が容易に可能となる。
【0054】
ところで、コイル状鉄筋曲げ加工装置20においては、鉄筋24の径等の変更に対応したガイドローラユニット38の調整が要求される。しかしながら、このラセンフープ筋用アタッチメント10は本体加工面22a に沿って設定され、特に、ローラコンベヤ12がガイドローラユニットのカバー72に重なって位置するため、本体加工面に沿った設定時においては、カバーの開放のもとでのガイドローラユニットの調整が行えない。
【0055】
そこで、この発明においては、本体加工面22a からの離反方向に揺動可能に、ラセンフープ筋用アタッチメント10が形成されている。
【0056】
図1に示すように、基台18は、たとえば、コイル状鉄筋曲げ加工装置20の本体サイドに位置する第1支持脚76と、本体22に対する遠隔サイドに位置する第2支持脚78とによって地盤等74に連結、支持されている。
【0057】
図1に加えて図9を見るとわかるように、第1支持脚76は、たとえば、本体加工面22a に沿って延出された固定軸として形成され、上方の開口された略U 形状の凹部を有する軸受82での軸支、および、軸受の開口を閉鎖するカバー84の取り付けによって、第1支持脚は地盤等74に対して回動自在に支持されている。なお、カバー84は、軸受82に対し、たとえば、ボルト86等によって着脱自在に取り付けられる。
【0058】
また、図1に示すように、地盤等74に固定されたブラケット88に対し枢支ピン89によって下端の枢着された第2支持脚78の上端は、たとえば、傾斜駆動機構90のナットブロック92に回動自在に連結されている。
【0059】
図1に加えて図10を見るとわかるように、傾斜駆動機構90は、対応するモータ(図示しない)の駆動により回転されるリードスクリュー94と、リードスクリューに対する平行位置に配置、固定されたガイドロッド96との組み合わせを有し、リードスクリューへの螺合、および、ガイドロッドに対する摺動自在な抱持を伴って、ナットブロックはリードスクリュー、ガイドロッドの軸線方向に移動、つまりは昇降可能に配設されている。
【0060】
なお、リードスクリュー94は、上下一対の支持片98間に架設、軸支され、たとえば、下方の支持片からの延出端94a を利用して、モータからの動力を伝達可能に構成される。また、ガイドロッド96は、上下一対の支持片100 間に架設、固定される。そして、支持片98、100は、たとえば、図1に示すように、本体22に対する基台18の遠隔サイドの壁面等に固定されている。
【0061】
このような構成の傾斜駆動機構90においては、ナットブロック92がガイドロッド96を摺動自在に抱持するため、リードスクリュー94の回転に伴う螺進、螺退によって、ナットブロックはガイドロッド、リードスクリューの軸線方向に移動する。
【0062】
ここで、この発明においては、各端末の回動自在な第2支持脚78を介して、地盤等74と傾斜駆動機構のナットブロック92とが連結されているため、本体22に対する遠隔サイドの基部18、ひいてはラセンフープ筋用アタッチメント10の高さが、ナットブロックの昇降に応じて適宜変動される。そして、本体サイドに位置する第1支持脚76が、地盤等のブラケット82によって回動自在に支持されているため、リードスクリュー94をナットブロック92に対して昇降させることで、基台18が第1支持脚を中心として揺動される。
【0063】
このように、第1支持脚76を中心として揺動させることで、ラセンフープ筋用アタッチメント10が、本体加工面22a に沿った傾斜位置と、本体加工面からの離反位置、たとえば地盤等74に対する垂直位置との間で移動されるため、このアタッチメントを地盤等に対する垂直位置に移動、保持することで、本体加工面とアタッチメントとの間に大きな隙間が形成できる。そして、この隙間を利用することで、カバー72の取り外しのもとでのガイドローラユニット38の調整が容易に可能となる。
【0064】
また、第1支持脚76を中心として揺動可能とすれば足りるため、構成の複雑化が確実に防止できる。
【0065】
そして、ナットブロック92をリードスクリュー94に対する螺進、螺退のもとでガイドロッド96に対して摺動可能とするとともに、第2支持脚78を介して、地盤等74に連結すれば足りるため、この点においても、構成の簡素化がはかられ、簡単な構成にも拘らず、ラセンフープ筋用アタッチメント10の適切な揺動動作が容易に確保できる。
【0066】
また、この構成においては、第1支持脚76がカバー84の固定によって軸受82に軸支されるとともに、第2支持脚78の下端がブラケット88に枢支ピン89によって枢着されているにすぎないため、カバーおよび枢支ピンの除去によって、地盤等に対する各支持脚の取り外しが可能となる。そのため、このように、地盤等74に対して揺動可能とする構成においても、ラセンフープ筋用アタッチメント10を本体22の前面から取り除くことが容易に行える。
【0067】
従って、コイル状鉄筋曲げ加工装置20に使用されるアタッチメントの交換が容易に可能となる。
【0068】
なお、この発明の実施の形態においては、図1に示すように、傾斜駆動機構90が、本体22に対する遠隔サイドで基台18に設けられている。しかし、傾斜駆動機構90は、第2支持脚78の上端をナットブロック92で支持可能であれば足りるため、この位置に限定されず、たとえば、本体22に対する近接サイド、つまりは本体サイドで、基台18に傾斜駆動機構90を配置してもよい。
【0069】
このように、傾斜駆動機構90を基台18の本体サイドに設ける構成においても、第2支持脚78の下端を第1支持脚76より本体22に対する遠隔サイドに枢着することで、上記と同様な、第1支持脚を中心とした基台、つまりはラセンフープ筋用アタッチメント10の揺動は十分に確保できる。
【0070】
上述した発明の実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0071】
【発明の効果】
上記のように、この発明に係るコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメントによれば、ベンダーユニットの作動に同期した揺動アームの揺動によって、ベンダーユニットからの搬出サイドに延出された既製フープをベンダーユニットの作動により曲げられる延出部分と一体的に転回させるため、曲げ加工時における、既製フープの垂れ、屈曲等に起因する鉄筋変形が確実に防止できる。
【0072】
また、搬入サイドに転回された既製フープは、送り手段の作動に同期した搬送アームのスライドによって、搬出方向に搬送されるため、既製フープ部分が重量化しても、鉄筋の送りの確実性が向上される。
【0073】
そして、搬入サイドに転回された既製フープが移送手段に載置、保持されるとともに、搬送アームでの押圧のもとで、鉄筋は移送手段の転動を伴って搬出方向に搬送されるため、転回後での既製フープの垂れ等の変形の阻止、および、鉄筋の円滑な搬送が容易に確保できる。
【0074】
また、対応するモータの駆動制御によって揺動アーム、搬送アームを作動可能とすることによって、ベンダーユニット、送り手段の作動に同期した円滑な動作が、構成の複雑化を伴うことなく容易かつ適切に確保できる。
【0075】
更に、既製フープとの係合のもとで搬入方向への既製フープの過剰な転回を阻止可能とする位置に、搬送アームの初期位置を設定すれば、転回後における既製フープの位置が搬送アーム、移送手段によって規定されるため、この点からも、既製フープの変形等が確実に防止できる。
【0076】
また、送り手段による鉄筋の送り動作に連動しない搬出方向への単独のスライド動作を可能に、搬送アームを構成すれば、成形したラセンフープ筋が、搬出方向への搬送アームのスライドによって切断位置から搬出されるため、ラセンフープ筋の取り出し作業が容易となる。
【0077】
そして、移送手段の搬出サイドに連続して、別の搬出装置を配設し、搬出サイドへの搬送アームのスライドによってラセンフープ筋を切断位置から搬出装置に移送することで、コイル状鉄筋曲げ加工装置における、搬出までの自動化が容易に可能となる。
【0078】
また、本体サイドの第1支持脚を回動可能に支持するとともに、傾斜駆動機構の昇降可能なナットブロックと地盤等との間に、本体に対する遠隔サイドの第2支持脚を各端末の枢着のもで架設すれば、本体に対する離反方向へのラセンフープ筋用アタッチメントの揺動が確保できる。そして、このような揺動のもとで、ラセンフープ筋用アタッチメントを本体からの離反位置に設定することで、ガイドローラユニットの調整が可能となるため、この調整の際の作業性が向上される。
【0079】
また、カバーおよび枢支ピンの除去によって、地盤等に対する第1支持脚、第2支持脚の取り外しがそれぞれ可能となるため、ラセンフープ筋用アタッチメントを本体の前面から取り除くことが容易に行える。従って、コイル状鉄筋曲げ加工装置に使用されるアタッチメントの交換が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメントの主要部分を示す、概略の縦断面図である。
【図2】ラセンフープ筋用アタッチメントの主要部分を示す、一部破断の概略斜視図である。
【図3】コイル状鉄筋曲げ加工装置の概略斜視図である。
【図4】曲げ加工前における、ラセンフープ筋用アタッチメントの作動図である。
【図5】曲げ加工途中における、ラセンフープ筋用アタッチメントの作動図である。
【図6】曲げ加工の終了時における、ラセンフープ筋用アタッチメントの作動図である。
【図7】搬送動作前における、ラセンフープ筋用アタッチメントの作動図である。
【図8】搬送動作後における、ラセンフープ筋用アタッチメントの作動図である。
【図9】第1支持脚部分の概略分解斜視図である。
【図10】第2支持脚の上端の連結された傾斜駆動機構の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 コイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント
12 移送手段(ローラコンベヤ)
14 揺動アーム
16 搬送アーム
18 基台
20 コイル状鉄筋曲げ加工装置
22a 本体加工面
24 鉄筋
24a 鉄筋の延出部分
24b 既製フープ
38 ガイドローラユニット(送り手段)
40 ベンダーユニット
42 カッティングユニット
46 ベンディングローラ
74 地盤等
76 第1支持脚
78 第2支持脚
82 軸受
84 カバー
89 枢支ピン
90 傾斜駆動機構
92 ナットブロック
94 リードスクリュー
96 ガイドロッド
Claims (5)
- コイル状鉄筋曲げ加工装置本体の加工面に沿って設定された基台と;
上記本体加工面における鉄筋の位置に対応する高さで当該加工面に対して直角に位置可能に、上記本体のベンダーユニットを境とする搬入サイド、搬出サイドに渡って基台に設けられた転動自在な移送手段と;
ベンダーユニットを介して搬出サイドに延出された鉄筋の延出部分を下方から支持可能に、搬出サイドに対応する位置で揺動可能に配設され、曲げ加工時でのベンダーユニットの作動に同期して、ベンダーユニットの回りを対応角度だけ回動する揺動アームと;
ベンダーユニットでの曲げ加工によりなる、鉄筋の先端部分の既製フープに係合可能に、移送手段の上部に延出して配設され、少なくともコイル状鉄筋曲げ加工装置の送り手段による鉄筋の送り動作に同期して、本体加工面に沿ってスライド可能な搬送アームと;
を具備するコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント。 - コイル状鉄筋曲げ加工装置本体の加工面に沿って設定された基台と;
上記本体加工面における鉄筋の位置に対応する高さで当該加工面に対して直角に位置可能に、上記本体のベンダーユニットを境とする搬入サイド、搬出サイドに渡って基台に設けられた転動自在な移送手段と;
ベンダーユニットを介して搬出サイドに延出された鉄筋の延出部分を下方から支持可能に、搬出サイドに対応する位置で揺動可能に配設され、曲げ加工時でのベンダーユニットの作動に同期した対応するモータの駆動のもとで、ベンダーユニットの回りを対応角度だけ回動する揺動アームと;
ベンダーユニットでの曲げ加工によりなる、鉄筋の先端部分の既製フープに係合可能に、移送手段の上部に延出して配設され、少なくともコイル状鉄筋曲げ加工装置の送り手段による鉄筋の送り動作に同期した対応するモータの駆動のもとで、本体加工面に沿ってスライド可能な搬送アームと;
を具備するコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント。 - 既製フープとの係合によって搬入方向への既製フープの過剰な転回を阻止可能とする位置に、搬送アームの初期位置が適宜設定される請求項1または2記載のコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント。
- 所望のラセン状フープ筋の成形後、鉄筋の送り手段の動作に連動しない搬出方向への搬送アームの単独のスライド動作により、当該フープ筋をコイル状鉄筋曲げ加工装置本体のカッティングユニットでの切断位置から搬出方向に搬送可能とする請求項1ないし3のいずれか記載のコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント。
- 基台が、鉄筋曲げ加工装置の本体サイドの第1支持脚と;本体に対する遠隔サイドの第2支持脚と;を有し、
上記第1支持脚が、本体加工面に沿って基台から延出された固定軸として形成され、上方に開口した略U 形状の凹部を有する軸受での軸支、および、着脱自在なカバーによる開口の閉鎖によって回動自在に支持されるとともに、
枢支ピンによって地盤等に下端の枢着された上記第2支持脚の上端が、対応するモータの駆動のもとで回転されるリードスクリューと;リードスクリューと平行に配置、固定されたガイドロッドと;ガイドロッドを摺動可能に抱持するとともに、リードスクリューに対して螺合されたナットブロックと;の組み合わせを有する傾斜駆動機構のナットブロックに回動自在に連結され、
リードスクリューの回転のもとでの螺進、螺退に伴うガイドロッドに沿った軸線方向へのナットブロックの摺動により、第1支持脚を中心として、基台を鉄筋曲げ加工機本体の加工面からの離反方向に揺動可能とした請求項1ないし4のいずれか記載のコイル状鉄筋曲げ加工装置のラセンフープ筋用アタッチメント。
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