JP2009214160A - 剪断補強筋の曲げ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】曲げ加工機のベンダーロールユニットにより、線材の曲げ加工を行う方法において、線材を、内側押さえロールの下側を通過させると共に、外側押さえロールの上側に案内して、所定の長さだけ送り出し、次いで、外側押さえロールを前記揺動アームを上向きに回動させて上方にシフトさせることにより、該線材を、内側押さえロールを支点として反重力側の上方に折り曲げ、引き続き、上述した線材の送り出しと折り曲げ加工とを順次に繰返すことにより、フープ状に曲成された断補強筋の成形を行う方法。
【選択図】図2
Description
(1)前記外側押さえロールにより行う折り曲げ加工は、線材を拘束することなく行うこと、
(2)前記線材が、異形断面を備えた異形線材であり、585MpA以上の強度を有するものであること、
(3)前記剪断補強筋は、コンクリート用の矩形状フープ筋であること、
(4)前記ベンダーロールユニットは、線材を外側押さえロールの移動によって、上向きに折り曲げられるよう、外側押さえロールを内側押さえロールよりも下方の位置から上方の位置まで、揺動アームの回動によってシフトさせるようにしたものであること、を採用することが、
より好ましい解決手段となる。
図3において、まず、内側押さえロール1と外側押さえロール3を有するベンダーロールユニット1に、線材4が、フープ筋の一辺を構成する所定の長さ分だけ送り出される(a)。次に、送り出されたその線材4の単位長さ筋4aは、外側押さえロール3によって矢印方向、即ち下方に曲げられ(b)、引き続き、次の折り曲げ対象となる単位長さ筋4b部分が矢印方向に送り出され(刻み送り)、図4(d)に示すようにして外側押さえロール3によって、下方に折り曲げられる。このようにして線材4の送り出し(刻み送り)と曲げ加工とを順次交互に繰り返すことで、矩形状のフープ筋となるような加工がなされる。
本発明においては、上述した従来曲げ加工方法の問題点、即ち各種の原因による振動を抑制するため、図2に示すベンダーロールユニットU2を用いて曲げ加工を行うことにした。この方法では、まず、線材4を、曲げ加工機の該ベンダーロールユニットU2に導入するとき、外側押さえロール3の回動方向を、従来のように下向きではなく上向き、即ち、反重力方向にシフトさせる点に特徴がある。即ち、内側押さえロール1により該線材4の内側を支持しつつ、所定の長さの線材4を外側押さえロール3により、反重力側である上向きに曲げ加工する方法である。このように、本発明方法では、線材4の所定長さ毎の送り出し(刻み送り)と曲げ加工を順次に行う際に、上向きに折り曲げて前記所定形状のコンクリート用剪断補強筋を製造するのである。
手介入なしで50本の線材を、曲げ加工機機械スピード(3分/本:以下、これを、100とする)にて曲げ加工を行った。
作業者による手介入を行う方法で、50本の線材を曲げ加工機機械スピード(40)にて曲げ加工を行った。
本発明に係る曲げ加工方法に従い、曲げ加工機機械スピード(100)にて50本の線材の曲げ加工を行った。
(実施例2)
実施例1と同じ条件にて、曲げ加工機機械スピード(120)と、加工速度を上げて加工を行った。
(1)比較例1においては、手介入のない無拘束下での加工例であったが、50本中不良9本(不良率19%)であった。なお、この場合の不良の内訳は、反り(平坦度不良)7本、曲がり、溶接後の偏芯各1本であった。
比較例2は、加工中、加工途中の線材(被加工物)の振動を抑えるために、作業者による手介入(作業者が触り線材を抑える)を行なって製造した例であり、作業者の安全のため加工速度を比較例1の40%に落として加工した。不良発生はなかったものの、フープ筋製造速度は5分30秒/本となった。なお、この比較例では、製品の整理時間(不良品の取扱い)を加算すると、製造能力上は、ほぼ同一であった。
(2)実施例2の場合、比較例1および実施例1より、曲げ加工機械速度を1.2倍に増加させたが、不良品の発生は全くなく、本発明の効果を確認することができた。
2 揺動アーム
3 外側押さえロール
4 線材
4a〜4d 単位長さ筋
U1 従来のベンダーロールユニット
U2 本発明のベンダーロールユニット
Claims (5)
- 内側押さえロールと、その内側押さえロールの軸芯を中心として回転する揺動アームに取り付けられた外側押さえロールとからなる、曲げ加工機のベンダーロールユニットにより、線材の曲げ加工を行う方法において、
線材を、内側押さえロールの下側を通過させると共に、外側押さえロールの上側に案内して、所定の長さだけ送り出し、次いで、外側押さえロールを前記揺動アームを上向きに回動させて上方にシフトさせることにより、該線材を、内側押さえロールを支点として反重力側の上方に折り曲げ、引き続き、上述した線材の送り出しと折り曲げ加工とを順次に繰返すことにより、フープ状に曲成された断補強筋の成形を行うことを特徴とする剪断補強筋の曲げ加工方法。 - 前記外側押さえロールにより行う折り曲げ加工は、線材を拘束することなく行うことを特徴とする請求項1に記載の剪断補強筋の曲げ加工方法。
- 前記線材が、異形断面を備えた異形線材であり、585MpA以上の強度を有するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の剪断補強筋の曲げ加工方法。
- 前記剪断補強筋は、コンクリート用の矩形状フープ筋であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の剪断補強筋の曲げ加工方法。
- 前記ベンダーロールユニットは、線材を外側押さえロールの移動によって、上向きに折り曲げられるよう、外側押さえロールを内側押さえロールよりも下方の位置から上方の位置まで、揺動アームの回動によってシフトさせるようにしたものであることを特徴とする請求項1に記載の剪断補強筋の曲げ加工方法。
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