JP3816990B2 - 鉄筋構造物製作設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄筋構造物製作設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄筋コンクリート構造物に用いる鉄筋構造物の組立てにおいては、鉄筋を縦横に配置する配筋作業や、縦横の鉄筋の交差部分を軟鋼線により固定する固縛作業を主として人力を用いて行なうのが一般的である。
【0003】
近年、人力により所定の間隔を置いて配筋した所定形状の鉄筋構造物を搬送し得る移動装置と、該移動装置により供給される鉄筋構造物の鉄筋の交差部分を自動的に固定し得る交点固定装置とから構成され、鉄筋構造物製作工程のうちの一部分の自動化を図った鉄筋構造物製作設備が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の人力による鉄筋構造物の組立作業では、製品の品質や製作に要する時間が作業者の技術的能力に大きく左右されるという問題があり、また、前述の鉄筋構造物製作設備では、製作すべき鉄筋構造物の寸法・重量が移動装置の搬送能力などによって制限され、鉄筋の網目構造に関しても単純なものに限定されているなどの問題があった。
【0005】
本発明は、前述の実情に鑑み、配筋作業と鉄筋交点の固定作業とを自動化して特殊技能者に頼ることなく鉄筋構造物を組み立て得る鉄筋構造物製作設備を提供することを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の鉄筋構造物製造設備においては、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第1の鉄筋送給装置と、該第1の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持する横筋支持装置と、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第2の鉄筋送給装置と、該第2の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動可能な縦筋支持装置と、該縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに結束する結束装置とを備え、横筋支持装置を製作架台上に設置し、第1の鉄筋送給装置がこの製作架台に沿って走行する走行台車を有し、これとは別に製作架台に沿って走行する他の走行台車に、第2の鉄筋送給装置と縦筋支持装置を設けている
【0007】
また、請求項2に記載の鉄筋構造物製作設備においては、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第1の鉄筋送給装置と、該第1の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持する横筋支持装置と、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第2の鉄筋送給装置と、該第2の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動可能な縦筋支持装置と、該縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに溶接する溶接装置とを備え、横筋支持装置を製作架台上に設置し、第1の鉄筋送給装置がこの製作架台に沿って走行する走行台車を有し、これとは別に製作架台に沿って走行する他の走行台車に、第2の鉄筋送給装置と縦筋支持装置を設けている
【0008】
本発明の請求項1に記載の鉄筋構造物製作設備では、横筋支持装置が第1の鉄筋送給装置により1本ずつ送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持し、縦筋支持装置が第2の鉄筋送給装置により1本ずつ送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動して所定の位置に停止し、結束装置が前記の縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに結束する。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載の鉄筋構造物製作設備では、横筋支持装置が第1の鉄筋送給装置により1本ずつ送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持し、縦筋支持装置が第2の鉄筋送給装置により1本ずつ送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動して所定の位置に停止し、溶接装置が前記の縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに溶接する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0011】
図1から図20は本発明の鉄筋構造物製作設備の実施の形態の一例を示すものである。
【0012】
図1において、1はH型断面を有する製作架台であり、該製作架台1は、ウェブが水平に位置するように配置されている。
【0013】
この製作架台1の長さは、製作すべき鉄筋構造物の全長と略同等に形成されている。
【0014】
2は水平鉄筋供給装置であり、該水平鉄筋供給装置2は、図2に示すように前記の製作架台1に沿って走行する走行台車3と、該走行台車3の上部に設けられ且つ製作架台1側へ向かって回動するラック兼用コンベヤ4と、前記走行台車3上部の前記ラック兼用コンベヤ4の下流側に配置され且つ前記のラック兼用コンベヤ4と同方向へ回動する供給用コンベヤ5とを備えている。
【0015】
前記の走行台車3は、製作架台1のフランジを挟みフランジに沿って転動するガイドローラ6と、製作架台1の延設方向に平行する方向へ転動する走行車輪7とを有し、図示していない駆動装置により駆動され製作架台1に沿って自走し得るように形成され、側面の下部に、装置全体のシステム原点からの距離を測定しその位置を検出し得るレーザ測長計8を備えている。
【0016】
前記のラック兼用コンベヤ4は、走行台車3の上部の所定高さ位置に水平に支持され、所定の間隔を置いて突出した爪9を有し且つ走行台車3の自走方向に直交する方向へ互いに平行して延びる2本のチェーンコンベヤ10によって形成されており、先端部の片側所定位置に該チェーンコンベヤ10により搬送される水平鉄筋11を検出するセンサ12を備えている。
【0017】
前記の供給用コンベヤ5は、走行台車3上部の前記ラック兼用コンベヤ4の下流側に、走行台車3の自走方向に直交する方向へ前後進し得るように設けられ且つラック兼用コンベヤ4の側方に設けたシリンダ13によって駆動されるコンベヤ台車14と、該コンベヤ台車14上に配置され、図3に示す爪用ばね113に付勢されて所定の間隔を置き突出する爪114を有し且つ走行台車3の自走方向に直交する方向へ互いに平行して延びる2本のチェーンコンベヤ15とによって形成され、該チェーンコンベヤ15により搬送される水平鉄筋11を検出するセンサ12を備えている。
【0018】
また、前記のチェーンコンベヤ15のラック兼用コンベヤ4側に、水平鉄筋11の水平方向の位置を決定するための位置決め装置16を備えている。
【0019】
なお、111は配筋補助シリンダであり、水平鉄筋11の端部がL形に折り曲げられている場合に、該端部を押し上げて水平状態となすためのものである。
【0020】
前記の位置決め装置16は、前記の供給用コンベヤ5の回動方向に直交する方向へ回転可能に配置され且つ長手方向の中央部外周に周方向へ延びる溝17を有する複数のローラ18を有し、該各ローラ18毎にエンコーダ付モータ19と近接センサ20とを有する。
【0021】
21は水平鉄筋リフト装置であり、該水平鉄筋リフト装置21は、前記の製作架台1の長手方向に所定の間隔を隔て且つ製作架台1のウェブの幅方向の略中央部に配置されたフレーム22と、該フレーム22上に略垂直に立てた支柱23と、前記のフレーム22の内方に設けた駆動装置24と、該駆動装置24のスプロケット25と前記支柱23の頂部に回転自在に設けたスプロケット26との間に張り掛けられ且つ前記の水平鉄筋供給装置2側へ突出する上向きのフック27(図4参照)を有するチェーン28とを有する。
【0022】
29は垂直鉄筋自動配筋装置であり、該垂直鉄筋自動配筋装置29は、図8及び図9に示すように前記の製作架台1に沿って走行する走行台車30と、該走行台車30の上部に設けられ製作架台1側が低い傾斜上面を有する鉄筋用のラック31と、該ラック31の傾斜上面の製作架台1側端部に設けられた供給補助装置32と、前記のラック31の製作架台1側の台車30上にラック31と平行するように配置された配筋装置33と、台車30の製作架台1側の側面に設けられた垂直鉄筋仮置き台34とを備えている。
【0023】
前記の走行台車30は、製作架台1のフランジを挟みフランジに沿って転動するガイドローラ35と、製作架台1の延設方向に平行する方向へ転動する走行車輪36とを有し、図示していない駆動装置により駆動され製作架台1に沿って自走し得るように形成され、側面の下部に、装置全体のシステム原点からの距離を測定しその位置を検出し得るレーザ測長計37を備えている。
【0024】
前記のラック31は、図示していない上流側の鉄筋供給装置から受ける複数の垂直鉄筋38を製作架台1に平行する方向へ水平に並べてストックし得るように形成された傾斜上面39を有し、該傾斜上面39の製作架台1側の端部近傍に段差40をつけて傾斜上面39の製作架台1側の一部を僅かに高くし、傾斜上面39に供給される垂直鉄筋38が前記の段差40に当接して停止するように形成されている。
【0025】
前記の供給補助装置32は、図10に示すように、前記ラック31の傾斜上面39に設けた段差40の反製作架台1側のラック31の長手方向に所定の間隔を置いて配置され且つ段差40の面に沿って上下動し得るピストンロッド41を有する鉄筋供給用シリンダ42を有する。
【0026】
更に、前記の供給補助装置32は、前記ラック31の製作架台1側の側面にラック31長手方向に所定の間隔を置いて配置した長短の各アーム43,44を有するL字形レバー状であって、ラック31の下方に設けた供給補助シリンダ45のピストンロッド46に連結した短アーム44側を駆動されると、長アーム43がラック31の幅方向へラック31の傾斜上面39に直交する位置から該傾斜上面39幅方向の延長線と一致する位置まで回動し得るように枢支された供給補助板47を有する。
【0027】
前記の配筋装置33は、走行台車30の長手方向の一側に基部を回動自在に枢支され且つ走行台車30の長手方向へ延びるアーム48と、走行台車30の製作架台1側の下方に配置され且つピストンロッド49の先端部を前記のアーム48の中位部に該アーム48を起伏し得るように連結した起伏用シリンダ50(図11参照)と、前記のアーム48の基部近傍と先端部にピストンロッド51が製作架台1側へ向かって進退し得るように配置され且つピストンロッド51の先端部に鉄筋クランプ52を連結した配筋用シリンダ53とにより形成されている。
【0028】
前記の鉄筋クランプ52は、図12〜図14に示すように、前記のアーム48の配筋用シリンダ53取付け位置を挟むように配置され且つ配筋用シリンダ53のピストンロッド51の進退方向と平行する方向に延びるガイド部材54と、該ガイド部材54にガイドされて摺動し得る支持バー55と、該支持バー55の先端部(製作架台1側)に固定されたベースプレート56と、該ベースプレート56に取り付けられた把持部57とにより形成されており、該把持部57は、アーム48の長手方向に所定の間隔を置き互いに平行して製作架台1側へ突出する固定爪58と、該固定爪58の間に設けられた軸59に回動自在に枢支され、前記の固定爪58と挟み合って垂直鉄筋38を把持することができる先端部を有し且つ基端部側に扇形ギヤ60を有し、該扇形ギヤ60に噛み合うアイドルギヤ61を介してモータ62により駆動される可動爪63とを有する。
【0029】
前記の垂直鉄筋仮置き台34は、前記の供給補助装置32の供給補助板47と対峙し得るように走行台車30の製作架台1側の側面に配置して固定され、上端部にV字形の鉄筋受け溝64を有し、供給補助板47の長アーム43上を転動してくる垂直鉄筋38を前記の鉄筋受け溝64によって受け、その垂直鉄筋38を安定的に支持し得るように形成されている。
【0030】
なお、112は位置決め用のストッパであり、該ストッパ112は、アーム48の基部近傍の走行台車30の側面に垂直鉄筋38の位置決めを行い得るように設けられている。
【0031】
65は自動結束装置であり、該自動結束装置65は、図15に示すように、前記の製作架台1の反水平鉄筋供給装置2側に該製作架台1に沿って走行するように配置された走行台車66と、該走行台車66の上部に固定され且つ製作架台1の幅方向へ所定の間隔を置いて互いに平行して略垂直に延びる支柱67と、該支柱67に沿って昇降し得る2台の昇降フレーム68と、該各昇降フレーム68をそれぞれ昇降駆動する昇降駆動装置69と、前記の昇降フレーム68に製作架台1の幅方向へ進退し得るように摺動自在に設けられた鉄筋把持拘束機構70とを備えている。
【0032】
前記の走行台車66は、製作架台1のフランジを挟みフランジに沿って転動するガイドローラ71と、製作架台1の延設方向に平行する方向へ転動する走行車輪72とを有し、図示していない駆動装置により駆動され製作架台1に沿って自走し得るように形成され、前面に、垂直鉄筋自動配筋装置29を検出し得る光学式センサ73を備えている。
【0033】
前記の昇降駆動装置69は、前記の支柱67の基部近傍に所定の間隔を置いて配置され且つ出力軸にスプロケット74を備えた2台のモータ75と、支柱67の頂部の前記の各モータ75に設けたスプロケット74と対峙する位置に配置したスプロケット76と、該スプロケット76と前記モータ75のスプロケット74とに無端状に巻き掛けたローラチェーン77とからなり、該各ローラチェーン77のそれぞれの1リンクに前記の各昇降フレーム68をそれぞれ連結することにより、各モータ75によってスプロケット74及びローラチェーン77を介して各昇降フレーム68を昇降させ得るように形成している。
【0034】
前記の鉄筋把持拘束機構70は、前記の昇降フレーム68の正面の略中央部に水平に配置され且つ製作架台1側へ進退するピストンロッド78を有するシリンダ79と、該シリンダ79取付け位置を挟むように配置され且つシリンダ79のピストンロッド78の進退方向と平行する方向に延びるガイド部材80と、該ガイド部材80にガイドされて摺動し得る支持バー81と、該支持バー81の先端部(製作架台1側)に固定されたベースプレート82と、該ベースプレート82に取り付けられた把持拘束部83とにより形成されている。
【0035】
前記の把持拘束部83は、図16及び図17に示すように、前記のベースプレート82に対して垂直方向へ摺動可能に取り付けられ且つ摺動方向の両端部に摺動範囲を調整し得るばね84を有するフレーム85と、該フレーム85に対して製作架台1の延設方向に平行する水平方向へ摺動可能に取り付けられ且つ摺動方向の両端部に摺動範囲を調整し得るばね84を有するフレーム86とにより水平・垂直の各方向へ自在に摺動し得るように形成したステージ87を有し、該ステージ87の略中央部に製作架台1側へ突出する拘束装置88を備え、該拘束装置88の上部及び一側方の2箇所にそれぞれ把持装置89を備えている。
【0036】
前記の拘束装置88は、図18に示すように、水平鉄筋11と垂直鉄筋38との交差部分を囲み得るように半円形に成形され且つその内側に結束線90を通し得るコの字形の溝91を有する1組の爪92と該爪92をばね93の反発力によって閉じ且つモータにより駆動される楕円形のカム94によって開き得る開閉機構95とを有する結束線ガイド96と、図19に示すように、モータ97によりねじり駆動されるフレーム98と該フレーム98に沿って電磁石99の吸引力によって閉じ且つばね100の反発力によって開く固定具101とを有するねじり装置102と、図20に示すように、結束線ガイド96に対して結束線90を供給する結束線ドラム103、搬送用ローラ104及びカッター105と、センサ106とにより形成されている。
【0037】
前記の把持装置89は、モータ107により回転駆動され且つ長手方向の中央部から両端部にかけて右左の逆巻きのねじを備えたボールねじ108と、該ボールねじ108に平行するよう固定支持されたリニアシャフト109と、該リニアシャフト109に摺動自在に支持され且つ前記のボールねじ108に螺合し、ボールねじ108を回転させると互いに近接・離隔する1組の爪110とにより形成されている。
【0038】
以下、図1から図20に示す鉄筋構造物製作設備の作動について説明する。
【0039】
例えば、L型に延びる鉄筋構造物を製作するに際しては、まず、図1に示すように製作架台1をL字形に配置し、その製作架台1の幅方向の内側に水平鉄筋供給装置2用のレール115と垂直鉄筋自動配筋装置29用のレール116とを製作架台1に対して所定の間隔を置いて平行するように敷設し、前記の製作架台1の幅方向の外側に鉄筋把持拘束機構70用のレール117を製作架台1に対して所定の間隔を置いて平行するように敷設する。
【0040】
走行台車3を作動させて水平鉄筋供給装置2を移動し、レーザ測長計8によって測定される位置を選定して水平鉄筋供給装置2を所定の位置に停止させる。
【0041】
その後、供給用コンベヤ5のシリンダ13を供給用コンベヤ5がラック兼用コンベヤ4に近接する方向へ作動し、供給用コンベヤ5の位置決め装置16がラック兼用コンベヤ4の先端部の下方に位置するように供給用コンベヤ5の台車14を移動させる。
【0042】
次いで、図示していない上流側からラック兼用コンベヤ4のチェーンコンベヤ10上の爪9の間に1本ずつ供給された水平鉄筋11を、チェーンコンベヤ10の先端部に設けたセンサ12の水平鉄筋11の移動を検出した検出信号によってチェーンコンベヤ10を間欠的に作動させることにより、水平鉄筋11を1本ずつ下流側の供給用コンベヤ5へ供給する。
【0043】
供給された水平鉄筋11は供給用コンベヤ5の位置決め装置16のローラ18の溝17に載る。水平鉄筋11がローラ18上に供給されると、水平鉄筋11の一側端部を検出する近接センサ20の検出信号に基づくエンコーダによるモータの回転数制御により、エンコーダ付モータ19がローラ18を駆動し水平鉄筋11を位置決め装置16の一側方向の所定の位置まで送り出して停止する。
【0044】
同時に、供給用コンベヤ5のシリンダ13を作動させて台車140を水平鉄筋リフト装置21側へ移動し、供給用コンベヤ5を水平鉄筋リフト装置21に近接した所定の位置に停止させる。
【0045】
そこで、供給用コンベヤ5を作動して位置決め装置16のローラ18上にある水平鉄筋11を供給用コンベヤ5のチェーンコンベヤ15の爪114により掻き取ることによってチェーンコンベヤ15上に移載し水平鉄筋リフト装置21側へ搬送する。
【0046】
この供給用コンベヤ5も前記のラック兼用コンベヤ4と同様にチェーンコンベヤ15に設けたセンサ12の水平鉄筋11の移動を検出した検出信号によってチェーンコンベヤ15を間欠的に作動させることにより、水平鉄筋11を1本ずつ下流側の水平鉄筋リフト装置21へ供給する。
【0047】
供給用コンベヤ5により搬送され水平鉄筋リフト装置21に接近した水平鉄筋11は、水平鉄筋リフト装置21の駆動装置24によりスプロケット25を介して駆動されるチェーン28のフック27に掛かり、該チェーン28によって1本ずつ持ち上げられる。
【0048】
このとき、フック27に掛かった水平鉄筋11に供給用コンベヤ5のチェーンコンベヤ15の爪114が干渉するが、爪用ばね113によって付勢されている該爪114が反転して水平鉄筋11の下方へ潜り抜ける。
【0049】
また、前記の水平鉄筋11の端部が折り曲げられているフック付鉄筋である場合には、チェーンコンベヤ15の側方に設けた配筋補助シリンダ111を伸張させることによって該鉄筋のフック部分を水平に支持しつつ水平鉄筋リフト装置21のフック27へ移載する。
【0050】
上述の作動を繰り返すことによって水平鉄筋リフト装置21の上端部まで水平鉄筋11を供給し配置を完了したのちは、水平鉄筋供給装置2を退避スペース118へ退避させ、代りに垂直鉄筋自動配筋装置29、及び自動結束装置65を出動させる。
【0051】
垂直鉄筋自動配筋装置29の走行台車30を作動させて垂直鉄筋自動配筋装置29を移動し、レーザ測長計37によって測定される位置を選定して垂直鉄筋自動配筋装置29を所定の位置に停止させる。
【0052】
次いで、供給補助シリンダ45をピストンロッド46が後退する方向に作動させて供給補助板47の長アーム43を垂直鉄筋仮置き台34側へ回動させる。
【0053】
その後、供給補助装置32の鉄筋供給用シリンダ42のピストンロッド41を上方へ作動し、ラック31の傾斜上面39に並ぶ垂直鉄筋38のうちの段差40に当接している垂直鉄筋38の1本を押し上げることによって段差40を越えて傾斜上面39の製作架台1側へ送り出す。
【0054】
製作架台1側の傾斜上面39に送り出された垂直鉄筋38は、傾斜上面39及び該傾斜上面39の延長線下に位置する長アーム43に沿って転動し垂直鉄筋仮置き台34の鉄筋受け溝64に嵌って停止する。
【0055】
このとき、図示していない上流側の設備からラック31へ供給され傾斜上面39に配列された垂直鉄筋38は、斜面に沿って傾斜上面39の低い方へ転動し、前記の押し上げられた垂直鉄筋38の次に並んでいた垂直鉄筋38が段差40に当接して停止する。
【0056】
供給補助シリンダ45をピストンロッド46が前進する方向に作動させて供給補助板47の長アーム43をラック31側へ回動させ、元の位置に戻す。
【0057】
その後、配筋装置33のアーム48に設けた鉄筋クランプ52のモータ62を作動しアイドルギヤ61と扇形ギヤ60とを介して把持部57の可動爪63を固定爪58から離隔する方向へ回動させることによって把持部57を開いてから、配筋装置33の配筋用シリンダ53をピストンロッド51が前進する方向へ作動させることによって鉄筋クランプ52を前記の鉄筋受け溝64に嵌っている垂直鉄筋38へ接近させ、開いている把持部57を垂直鉄筋38に当接させる。
【0058】
更に、鉄筋クランプ52のモータ62を作動しアイドルギヤ61と扇形ギヤ60とを介して把持部57の可動爪63を固定爪58に近接する方向へ回動させることによって把持部57を閉じることによって垂直鉄筋38を把持する。
【0059】
そして、配筋装置33の起伏用シリンダ50をピストンロッド49が前進する方向へ作動させてアーム48を押し起こすと、鉄筋クランプ52の把持部57に把持された垂直鉄筋38は、アーム48と共に垂直状態に保持される。
【0060】
ここで、前記の把持部57を僅かに緩めると、把持されていた垂直鉄筋38がずり落ち、その下端部がストッパ112に当接して停止し、垂直鉄筋38の垂直方向位置が決定され且つ水平時に生じていた撓みによる垂直鉄筋38の曲がりも除去される。
【0061】
再び、把持部57を締めて垂直鉄筋38を完全に把持したのち、配筋装置33の配筋用シリンダ53をピストンロッド51が前進する方向へ更に作動させることによって前記の垂直鉄筋38を、上述のように水平鉄筋供給装置2によって所定の間隔を置いて水平に支持されている水平鉄筋11に押し付ける。
【0062】
この際、水平鉄筋11と垂直鉄筋自動配筋装置29との相対的位置は予め定められているので、水平鉄筋11に対して垂直鉄筋38を押し付け過ぎないようにするには、図示されていない配筋用シリンダ53のリミットスイッチの位置を調整するだけでよい。
【0063】
前述のようにして、垂直鉄筋38を所定の位置に設定したならば、自動結束装置65の走行台車66を作動させて自動結束装置65を移動し、走行台車66に設けた光学式センサ73によって垂直鉄筋自動配筋装置29を検出させることにより、自動結束装置65を垂直鉄筋自動配筋装置29と対峙する位置に停止させる。
【0064】
その後、昇降駆動装置69の各モータ75を作動させスプロケット74とローラチェーン77とを介して昇降フレーム68を上下方向に移動させ、金属に反応する近接センサ(図示せず)によって水平鉄筋11を検出させ且つ図示していない制御装置により判断される結束すべき交差部分に昇降フレーム68を停止させる。
【0065】
鉄筋把持拘束機構70の把持拘束部83の拘束装置88の開閉機構95のカム94によって拘束装置88の爪92を開放し、且つ前記の把持拘束部83の水平鉄筋に対応する把持装置89と垂直鉄筋38に対応する把持装置89のそれぞれの各モータ107を作動してそれぞれの各爪110が離隔する方向にボールねじ108を回動して各爪110を離隔させてから、鉄筋把持拘束機構70のシリンダ79をピストンロッド78が前進する方向へ作動させることにより、該ピストンロッド78の先端部に設けた把持拘束部83を前記の交差部分へ接近させ、前記の各把持装置89のそれぞれの各爪110の間に水平鉄筋11及び垂直鉄筋38が在る状態にする。
【0066】
次いで、前記の各把持装置89のそれぞれのモータ107を作動して各爪110が近接する方向にボールねじ108を回動させてそれぞれの各爪110を水平鉄筋11と垂直鉄筋38とに接触させることにより、各把持装置89によって水平鉄筋11と垂直鉄筋38とを把持する。
【0067】
このとき、水平鉄筋11や垂直鉄筋38が各爪110間の中間位置にない場合は、把持装置89を取り付けてあるステージ87の各フレーム85,86が水平・垂直の各方向へ摺動し得るように形成されているので、該ステージ87の各フレーム85,86が水平鉄筋11・垂直鉄筋38の各位置に倣って摺動して前記の水平鉄筋11や垂直鉄筋38と各爪110とのずれを吸収する。
【0068】
上述のように各把持装置89によって水平鉄筋11と垂直鉄筋38とをそれぞれ把持したのち、前記の拘束装置88の結束線ガイド96の開閉機構95のカム94を回転させ同じ開閉機構95のばね93の反発力によって水平鉄筋11と垂直鉄筋38との交差部分を囲むように爪92を閉じ、結束線ドラム103から搬送用ローラ104を介して前記の結束線ガイド96の爪92へ結束線90を供給する。
【0069】
爪92に供給された結束線90が爪92の内部を一周して前記の交差部分を囲むと、該結束線90の先端部をセンサ106が検出してカッター105を作動させ、結束線90をカットする。
【0070】
その後、ねじり装置102の固定具101を電磁石99の吸引力によって閉じることによって前記の結束線90の交点を挟み、ねじり装置102のモータ97を作動させフレーム98を介して前記の固定具101をねじることにより、結束線90の端末を絡めて水平鉄筋11と垂直鉄筋38とを拘束する。
【0071】
この際、ねじり装置102のモータ97の電流を計測することによって、ねじりトルクを検出し所定のトルクに達するまでねじり込む。
【0072】
上述のようにして完成した鉄筋構造物は、図示していないリフトによって搬出する。
【0073】
図1から図20に示す鉄筋構造物製作設備においては、水平鉄筋11を配置する水平鉄筋供給装置2と、垂直鉄筋38を配置する垂直鉄筋自動配筋装置29と、水平鉄筋11と垂直鉄筋38との交差部分を固定する自動結束装置65とを個別にユニット化することにより、鉄筋構造物を自動的に組み立て得るように形成したので、鉄筋の大きさや配筋の方法の変化に対して柔軟に対応することが可能となり、鉄筋の交差部分を固定する自動結束装置65が自由に移動し得るので、鉄筋構造物を移動させる場合に比べて装置全体をコンパクトにまとめることができ、更に、特殊技能者に頼ることなく鉄筋構造物を組み立てることができる。
【0074】
図21及び図22はは本発明の鉄筋構造物製作設備の実施の形態の他の例を示すものであり、この形態例では、先に述べた本発明の鉄筋構造物製作設備の実施の形態の一例における自動結束装置65に替えて、図22に示す自動溶接装置119を用いている。
【0075】
なお、図21及び図22において、図1及び図15と同じ符号を付したものは、同一物を表わしている。
【0076】
自動溶接装置119は、前記の自動結束装置65と略同様の製作架台1の反水平鉄筋供給装置2側に該製作架台1に沿って走行するように配置された走行台車66と、該走行台車66の上部に固定され且つ製作架台1の幅方向へ所定の間隔を置いて互いに平行して略垂直に延びる支柱67と、該支柱67に沿って昇降し得る2台の昇降フレーム68と、該各昇降フレーム68をそれぞれ昇降駆動する昇降駆動装置69とを有する。
【0077】
而して、前記の昇降フレーム68に製作架台1の幅方向へ進退し得るよう摺動自在に設けられたベースプレート82に取り付けられた把持溶接部120を備えている。
【0078】
前記の把持溶接部120は、図23に示すようにフレーム85,86によって水平・垂直の各方向へ自在に摺動し得るように形成したステージ87を有し、該ステージ87の略中央部に製作架台1側へ突出する溶接装置121を備え、該溶接装置121の上部及び一側方の2箇所にそれぞれ把持装置89を備えている。
【0079】
前記の溶接装置121は、水平鉄筋11と垂直鉄筋38とを把持装置89の爪110によって把持したときに、水平鉄筋11と垂直鉄筋38との交差部分に接近した位置を占め得るように形成したトーチ122(図24参照)を有する。
【0080】
上述の他は、図15に示す自動結束装置65と変わるところはない。
【0081】
図21及び図22に示す鉄筋構造物製作設備においては、水平鉄筋11を配置する水平鉄筋供給装置2と、垂直鉄筋38を配置する垂直鉄筋自動配筋装置29と、水平鉄筋11と垂直鉄筋38との交差部分を固定する自動溶接装置119とを個別にユニット化することにより、鉄筋構造物を自動的に組み立て得るように形成したので、鉄筋の大きさや配筋の方法の変化に対して柔軟に対応することが可能となり、鉄筋の交差部分を固定する自動溶接装置119が自由に移動し得るので、鉄筋構造物を移動させる場合に比べて装置全体をコンパクトにまとめることができ、更に、特殊技能者に頼ることなく鉄筋構造物を組み立てることができる。
【0082】
なお、本発明の鉄筋構造物製作設備は上述した実施の形態例にのみ限定されるものではなく、例えば、水平鉄筋供給装置及び垂直鉄筋自動配筋装置の停止位置の選定としてのレーザ測長計に代えてセンサを用いるように構成すること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0083】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の鉄筋構造物製作設備によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0084】
(1)第1の鉄筋供給装置と横筋支持装置と第2の鉄筋供給装置と縦筋支持装置と結束装置又は溶接装置とを個別に形成したので、鉄筋の大きさや配筋の方法の変化に柔軟に対応することができる。
【0085】
(2)結束装置又は溶接装置を自由に移動し得るようにしたので、鉄筋構造物を移動させる場合に比べて装置全体をコンパクトにまとめることができる。
【0086】
(3)鉄筋構造物を自動的に組み立てることができるので、従来のような特殊技能者を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄筋構造物製作設備の実施の形態の一例を示す平面配置図である。
【図2】図1に関連する水平鉄筋供給装置及び水平鉄筋リフト装置の側面図である。
【図3】図2に関連する供給用コンベヤのチェーンコンベヤに設けた爪の詳細図である。
【図4】図2に関連する水平鉄筋リフト装置のチェーンに設けた爪の詳細図である。
【図5】図2に関連するラック兼用コンベヤと位置決め装置との関係を示す斜視図である。
【図6】図2に関連する位置決め装置の斜視図である。
【図7】図2に関連する供給用コンベヤと水平鉄筋リフト装置との関係を示す斜視図である。
【図8】図1に関連する垂直鉄筋自動配筋装置の側面図である。
【図9】図8に関連する垂直鉄筋自動配筋装置の斜視図である。
【図10】図8に関連する供給補助装置の側面図である。
【図11】図8のXI−XI矢視図である。
【図12】図8に関連する鉄筋クランプの側面図である。
【図13】図12に関連する鉄筋クランプの拡大詳細図である。
【図14】図13のXIV−XIV矢視図である。
【図15】図1に関連する自動結束装置の側面図である。
【図16】図15に関連する把持拘束部の側面図である。
【図17】図16のXVII−XVII矢視図である。
【図18】図15に関連する結束線ガイドの概念図である。
【図19】図15に関連するねじり装置の概念図である。
【図20】図15に関連する結束線ドラム等の概念図である。
【図21】本発明の鉄筋構造物製作設備の実施の形態の他の例を示す平面配置図である。
【図22】図21に関連する自動溶接装置の側面図である。
【図23】図22に関連する把持溶接部の側面図である。
【図24】図23に関連する溶接装置の概念図である。
【符号の説明】
2 水平鉄筋供給装置(第1の鉄筋送給装置)
11 水平鉄筋(鉄筋)
21 水平鉄筋リフト装置(横筋支持装置)
32 供給補助装置(第2の鉄筋送給装置)
33 配筋装置(縦筋支持装置)
38 垂直鉄筋(鉄筋)
65 自動結束装置(結束装置)
119 自動溶接装置(溶接装置)

Claims (2)

  1. 横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第1の鉄筋送給装置と、該第1の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持する横筋支持装置と、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第2の鉄筋送給装置と、該第2の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動可能な縦筋支持装置と、該縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに結束する結束装置とを備え、横筋支持装置を製作架台上に設置し、第1の鉄筋送給装置がこの製作架台に沿って走行する走行台車を有し、これとは別に製作架台に沿って走行する他の走行台車に、第2の鉄筋送給装置と縦筋支持装置を設けたことを特徴とする鉄筋構造物製作設備。
  2. 横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第1の鉄筋送給装置と、該第1の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を水平に且つ隣接する鉄筋の間隔が等間隔になるように支持する横筋支持装置と、横方向に延びる鉄筋を1本ずつ送給する第2の鉄筋送給装置と、該第2の鉄筋送給装置から送給される鉄筋を垂直に支持し且つ前記の横筋支持装置に支持された鉄筋に沿って移動可能な縦筋支持装置と、該縦筋支持装置に支持された垂直に延びる鉄筋と横筋支持装置に支持された水平に延びる鉄筋との交差部分を互いに溶接する溶接装置とを備え、横筋支持装置を製作架台上に設置し、第1の鉄筋送給装置がこの製作架台に沿って走行する走行台車を有し、これとは別に製作架台に沿って走行する他の走行台車に、第2の鉄筋送給装置と縦筋支持装置を設けたことを特徴とする鉄筋構造物製作設備。
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