JP3726919B2 - サンプルプローブ詰まり検出方法及び検出回路 - Google Patents

サンプルプローブ詰まり検出方法及び検出回路 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は自動液体サンプル吸引/吐出装置の分野に関するものであり、特に、自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブ内の詰まりを検出する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
臨床研究所では、患者から採取した血液、血清、血漿、脳脊髄液、尿などの体液の様々な化学的組成を測定するのに自動分析器を使用している。自動分析器を使用することにより臨床研究所で分析を行う上で必要な熟練技術者の数を減らすことができ、検査精度が向上すると共に検査当たりの費用も節約される。
【0003】
通常の自動分析器には、自動的に患者の標本容器からサンプル液を吸引して反応キュベットへ吐出する自動液体サンプル吸引/吐出装置が設けられている。また、自動分析器では実施中の試験に特有の試薬をキュベットまたは反応容器の中へ吐出してサンプルと試薬を混合する場合もある。テストサンプルと試薬の反応によって生成された反応物を調べることにより、現在検査を行おうとしている患者標本の特定化学組成物または分析物の濃度を自動分析器で測定する。この検査が終了すると、検査の結果が報告/印刷される。この検査結果には、サンプルの識別名、検査の数値結果、同じ検査で測定した化学組成物または分析物の測定値の標準的な範囲が含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような自動分析器では、サンプルを吸引する時に血塊あるいはその他のごみなどが原因となって自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブの一部あるいは全てが詰まってしまい、必要量の標本を吸引したり、あるいは、反応キュベットに完全に吐出することができなくなってしまうといった問題があった。試薬と混合する標本のサンプル量が間違っていると検査結果も違ってしまう。
【0005】
臨床技師が得た検査結果が異常な場合や、研究所の技術者が異常な検査結果を直接または間接に気づいた場合はその検査をやり直し、新しく得た結果を前回の結果と比較するようになっている。しかしながら、これら2つの結果が所定範囲内で一致しないような場合は、これらの検査結果のうちどちらの検査結果が有効であるかを判別するため検査を二度やり直さなくてはならない。
【0006】
本願発明は上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的は、技術者が現在行っている検査の結果がサンプルプローブの詰まりのため無効なものであることが分かるよう、サンプルプローブの詰まりの有無を判別する手段を備えた自動吸引/吐出装置およびそのサンプルプローブの詰まり判別方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本願発明の自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブ詰まり判別方法は、
サンプルプローブによる一定量の液体の吐出または吸引を開始する段階と、
前記サンプルプローブによる前記一定量の液体の吐出または吸引を終了する段階と、
前記吐出または吸引が終了してから所定時間経過した後の前記サンプルプローブ内の最終圧力を測定する段階と、
前記サンプルプローブの前記最終圧力が所定範囲外の場合はエラー状態を信号で知らせる段階とからなることを特徴とする。
【0008】
本願発明の自動液体サンプル吸引/吐出装置は、
ポンプと、
前記ポンプに接続されたサンプルプローブと、
前記ポンプに電気的に接続されており、前記ポンプを用いて液体サンプルの吸引及び吐出を制御するコントローラーと、
前記コントローラーに電気的に接続されており、前記サンプルプローブ内の圧力を測定する圧力センサーを備えたサンプルプローブ詰まり検出回路とから構成されており、
前記コントローラーは、前記ポンプによる吸引または吐出が終了してから所定時間経過した後の前記サンプルプローブ内の最終圧力を前記サンプルプローブ詰まり検出回路に測定せしめ、
前記サンプルプローブ内の前記最終圧力が所定範囲外の場合は前記サンプルプローブ詰まり検出回路がエラー状態を知らせる信号を出力することを特徴とする。
【0009】
また、本願発明の液体吸引/吐出プローブ用センサーは、
前記センサーに作動自在に接続された詰まり検出回路と、
前記詰まり検出回路に作動自在に接続されたコントローラーとから構成されており、前記詰まり検出回路は前記センサーで検出した圧力変動に応答するものであり、また、前記圧力が所定レンジまたはベースラインを越えて変動すると前記詰まり検出回路は前記コントローラーに信号でエラーを知らせることを特徴とする。
【0010】
さらに、本願発明の液体吸引/吐出プローブ用センサーは、
前記センサーに作動自在に接続された詰まり検出回路と、
前記詰まり検出回路に作動自在に接続されたコントローラーとから構成されており、前記詰まり検出回路は前記センサーで検出した圧力変動に応答するものであり、また、前記圧力が所定期限を越えて変動すると前記詰まり検出回路は前記コントローラーに信号でエラーを知らせることを特徴とする液体吸引/吐出プローブ用センサー。
【0011】
【作用】
上記のように本願発明の自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブの詰まりを検出する詰まり検出回路には、ポンプとサンプルプローブオリフィスを接続する流体管路内の圧力を測定する圧力センサーが備えられている。まず、一定量の標本の吐出あるいは吸引を開始した直後に自動液体サンプル吸引/吐出装置で接続流体管路内の圧力を測定する。次にポンプによる吸引または吐出作業が終了した後で流体管路内の圧力を再度測定する。もし所定時間内に圧力が所定範囲内に戻っていない場合は、エラー状態が報告される。
【0012】
本願発明の自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブの詰まり検出方法によれば、一定量の標本液体の吐出または吸引をサンプルプローブを介して開始する。その後この吐出または吸引作業が終了してから一定時間が経過した後にサンプルプローブ内の最終圧力を測定する。もしサンプルプローブ内の最終圧力が所定範囲外の場合はエラー状態が信号で知らせられる。
【0013】
また、本願発明の液体吸引/吐出装置用センサーには、センサーに接続された詰まり検出回路とこの詰まり検出回路に接続されたコントローラーが設けられており、詰まり検出回路はセンサーで検出した圧力変動に反応するになっている。圧力変動が所定範囲またはベースラインを越える場合は詰まり検出回路からコントローラーへエラー信号が出力される。
【0014】
さらに、本願発明の液体吸引/吐出装置用センサーによれば、センサーに接続された詰まり検出回路がセンサーで検出した圧力変動に応答する。圧力変動が所定時間の範囲を越える場合は詰まり検出回路からコントローラーへエラー信号が出力される。
【0015】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら本願発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0016】
図1には本願発明の詰まり検出回路52と自動液体サンプル吸引/吐出装置10が図示されている。この自動液体サンプル吸引/吐出装置10はシリンジポンプの形をしたポンプ12と、ポンプコントローラー14、サンプルプローブオリフィス18を有した流体管路16とから構成されている。自動液体サンプル吸引/吐出装置10はマイクロプロセッサー20で制御されており、データバス22を介してマイクロプロセッサー20へ作動データが出力される。この実施例では、マイクロプロセッサー20として16MHzクロックのインテルi8051ビットマイクロプロセッサーを使用している。
【0017】
サンプルプローブオリフィス18とポンプ12の間を結ぶ流体管路16に圧力センサー50が配設されている。圧力センサー50はできるだけポンプ12の近くに、また、サンプルプローブオリフィス18から遠い所に配設して圧力測定のS/N比を向上させる。圧力センサー50は詰まり検出回路52に電気的に接続されており、この詰まり検出回路52はデータバス22によってマイクロプロセッサー20に電気的に接続されている。このように、ポンプ12で一定量のサンプルを吸引または吐出させると、ポンプ12とサンプルプローブオリフィス18を結ぶ流体管路16の圧力変化を圧力センサー50で測定し、この圧力変化を詰まり検出回路52で監視する。サンプルプローブオリフィス18または流体管路16が詰まると、詰まり検出回路52からマイクロプロセッサー20へ詰まり検出信号が出力される。
【0018】
図2により詳細に説明する。本願発明の第1実施例の詰まり検出回路52は圧力センサー50と電気的に接続されている。圧力センサー50の出力端子62、64には差分出力電圧が出力される。この差分出力電圧は、流体管路16内の圧力と周囲大気圧力との圧力差に比例したものである。
【0019】
圧力センサー50には正の出力端子62と負の出力端子64が設けられている。正の出力端子62とアースとの間の電位差と負の出力端子64とアースとの電位差は、圧力センサー50で測定した圧力に比例している。第1実施例の圧力センサー50はHoneywell社(米国、イリノイ州フリーポート)のマイクロスィッチ部門で製造された26PC系圧力センサーであり、このセンサーの出力電圧は6.67mV/PSIの割合で圧力変動に対応して変化する。
【0020】
圧力センサー50の正の出力端子62は抵抗74を介して差動増幅器72の正の入力端子に接続されている。圧力センサー50の負の出力端子64は抵抗78を介して差動増幅器72の負の入力端子76に接続されている。正の出力端子62と負の出力端子64と5.0V電源の間に接続されているダイオード対84と86、及び、正の出力端子62と負の出力端子64とアースの間に接続されているダイオード対80と82は詰まり検出回路52を静電気(esd)から保護している。ここで、圧力センサー50の一方の出力端子、例えば、端子64を接地して圧力センサー50を単一出力センサーとして使用することも可能であるし、また、詰まり検出回路52の動作に影響を与えずに差動増幅器72を単一入力増幅器に代えることも可能である。
【0021】
差動増幅器72の出力端子88は上限圧力信号比較器102の負の入力端子100と下限圧力信号比較器112の正の入力端子110にそれぞれ接続されている。第1実施例ではアースと5.0V電源の間に接続され抵抗120(10kΩ)、122(1kΩ)、124(1kΩ)、126(10kΩ)から構成された分圧器118から上限圧力信号比較器102と下限圧力信号比較器112への基準電圧が出力されている。上限圧力信号比較器102の正の入力端子130は分圧器118の抵抗120と122の中間に接続されている。このように第1実施例の分圧器118は上限圧力信号比較器102の正の入力端子130に基準電圧2.75Vを出力している。同様に、下限圧力信号比較器112の負の入力端子136は分圧器118の抵抗124と126の中間に接続されており、図に示すように第1実施例の分圧器118は下限圧力信号比較器112の負の入力端子136へ基準電圧2.25Vを供給している。
【0022】
上限圧力信号比較器102の出力端子140と正の入力端子130は抵抗132を介して互いに接続されており、入力端子130へ所定のヒステリシスを付与している。同様に、下限圧力信号比較器112の出力端子160と正の入力端子110は抵抗134を介して互いに接続されており、入力端子110へ所定のヒステリシスを付与している。上限圧力信号比較器102の出力端子140はANDゲート150の一方の入力端子142にも接続されている。ANDゲート150の他方の入力端子152は下限圧力信号比較器112の出力端子160に接続されている。ANDゲート150の出力端子164はマルチ端子コネクター180の一端子170に接続されており、このマルチ端子コネクター180はマイクロプロセッサー20のデータバス22に接続されている。マイクロプロセッサー20は端子170の電位を監視しておりサンプルプローブオリフィス18または流体管路16が詰まっているかどうかを判断する。
【0023】
サンプルホールド回路210がサンプリングを行っている時は、エラー増幅器200とサンプルホールド回路210で構成するサーボループから差動増幅器72の正の入力端子70へ既知の信号レベルが出力される。エラー増幅器200の正の入力端子220は分圧器118の抵抗122と124の中間に接続されてる。図に示す第1実施例の分圧器118の抵抗値の場合、エラー増幅器200の正の入力端子220へは2.5Vの基準電圧が出力されている。増幅器200の負の入力端子222は抵抗224を介して差動増幅器72の出力端子88へ接続されている。増幅器200の出力端子230はサンプルホールド回路210の信号入力端子240に接続されている。
【0024】
サンプルホールド回路210の制御端子242はマルチ端子コネクター180の第2端子250に接続されている。マイクロプロセッサー20はマルチ端子コネクター180の第2端子250に入力される信号レベルを調整してサンプルホールド回路210を制御する。サンプルホールド回路210の出力端子252は抵抗254を介して差動増幅器72の正の端子70に接続されている。
【0025】
図に示す第1実施例の場合、マイクロプロセッサー20の各データラインにはプルアップ抵抗が接続されているためデータバス22に接続されているデバイスが信号状態をローへ引き込まない限り各データラインの信号状態はハイに保たれている。詰まり検出回路52には第2ANDゲート260が設けられている。このANDゲート260の入力端子262と264は接地されていて出力端子266の出力信号を常にローに維持している。出力端子266はマルチ端子コネクター180の端子270に接続されており、対応するデータラインをロー状態に引き込んで自動液体吸引/吐出装置10に詰まり検出回路52が設けられていることをマイクロプロセッサー20に知らせる。マイクロプロセッサー20のデータラインが正常なハイでない場合は、入力端子262と264に5.0V電源を接続してANDゲート282の端子270にハイ信号を出力することにより詰まり検出回路52が接続されていることを指示することができる。
【0026】
詰まり検出回路52の一般的な動作原理を説明する。吸引を行うと、サンプルプローブオリフィス18を経て流体管路16へ液体サンプルが吸い込まれるようポンプ12が真空状態を部分的に作り出すため流体管路16内の圧力は低下する。吸引が完了すると周囲大気圧力によって液体サンプルが流体管路16内へ圧入されるため流体管路16の内部圧力は正常レベルに戻り、自動液体サンプル吸引/吐出装置は平衡状態になる。しかし、血塊やその他のごみなどでサンプルプローブオリフィス18あるいは流体管路16が詰まってしまうと流体管路16への液体サンプルの流入がある程度妨げられる、吸引作用が終了した後でも流体管路16の内部圧力は大気圧あるいは所定圧力レンジ以下のままになってしまう。
【0027】
同様に、吐出を行うと、ポンプ12は液体サンプルへの圧力を増加させてサンプルプローブオリフィス18を経て流体管路16から外へ液体サンプルを排出するため流体管路16の内部圧力も増大する。吐出が完了すると液体サンプルが分注されるため流体管路16の内部圧力は再び大気圧へ戻り、自動液体サンプル吸引/吐出装置は平衡状態になる。しかし、サンプルプローブオリフィス18あるいは流体管路16が詰まってしまうと流体管路16の中の液体サンプルが全くあるいは一部流れ出なくなり、吐出が完了した後でも流体管路16の内部圧力が大気圧あるいは所定圧力レンジ以上のままになってしまう。
【0028】
このように、吸引または吐出が終了した後の流体管路16の内部圧力を測定することにより、圧力が正常範囲に戻ったかどうかを詰まり検出回路52で判断することができる。吸引または吐出が終了してから所定時間以内に流体管路16の内部圧力が大気圧または所定圧力レンジに戻らない場合は、流体管路16が詰まっていると報告される。
【0029】
さらに詳細に説明すると、検出した圧力に比例した正または負の差分電圧(圧力が増加しているか、あるいは、減少しているかによって正と負は決まる)が圧力センサー50の出力端子62、64に出力される。図の実施例の場合、一定量のサンプルをポンプ12が吸引すると、流体管路16の内部圧力が減少し、周囲大気圧を測定した時の出力端子62と64の各々の電圧値(アース電位を基準とした場合の)、すなわち、設定電圧値2.5Vに対して出力端子62の電圧(アース電位を基準とした電圧)は減少し、一方、出力端子64の電圧(アース電位を基準とした電圧)は増加する。これに対して、ポンプ12が一定量のサンプルを吐出すると、流体管路16の内部圧力が増加し、前記設定電圧値2.5Vに対して出力端子62の電圧(アース電位を基準とした電圧)は増加し、一方、出力端子64の電圧(アース電位を基準とした電圧)は低下する。圧力センサー50の出力端子62、64の電圧は作動増幅器72で増幅され、この作動増幅器72は検出した差圧に比例した信号を出力端子88へ出力する。作動増幅器72から出力された信号は上限圧力信号比較器102の負の入力端子100と下限圧力信号比較器112の正の入力端子110にそれぞれ入力される。上限圧力信号比較器102の負の入力端子100に入力された信号が、分圧器118から正の端子130へ供給されている基準電圧2.75Vを越えると、上限圧力比較器102の出力端子140に現れる出力信号はローになる。これにより、ANDゲート150の入力端子142にローの入力信号が入力され、ANDゲート150の出力端子164に現れる出力信号はローになる。
【0030】
同様に、作動増幅器72から下限圧力信号比較器112の正の入力端子110に出力される信号が、分圧器118から下限圧力信号比較器112の負の入力端子136に供給される基準電圧2.25Vより小さくなると、下限圧力信号比較器112の出力端子160に現れる出力信号はローになる。これにより、ANDゲート150の入力端子152にローの信号が入力され、ANDゲート150の出力端子164に現れる出力信号はローになる。
【0031】
このように、圧力センサー50で検出した圧力が所定値以上でも以下でもANDゲート150の出力信号はローになる。ANDゲート150の出力端子164に現れる出力信号の状態を調べれば、作動増幅器72からの信号(つまり、圧力センサー50で検出した圧力が)上限圧力信号比較器102と下限圧力信号比較器112のそれぞれの基準電圧で定めた制限範囲を越えているかどうかを判断できる。
【0032】
作動増幅器72の出力端子88から出力される増幅圧力信号はエラー増幅器200の負の入力端子222に入力される。エラー増幅器200の正の端子220は、分圧器118から供給されている2.5Vの基準電圧に接続されている。負の入力端子222に入力される信号と正の入力端子220に入力される2.5Vの基準電圧との電位差によってエラー信号が生成され、このエラー信号はエラー増幅器200の出力端子230に出力される。
【0033】
エラー増幅器200から出力されたエラー信号はサンプルホールド回路210の入力端子240に入力される。サンプルホールド回路210の制御ライン242がハイの場合は、サンプルホールド回路210はサンプリング中であり、サンプルホールド回路210の入力端子240に入力されたエラー信号が出力端子252に出力される。
【0034】
このように、サンプルホールド回路210がサンプリング中の場合は、作動増幅器72の正の入力端子70においてサンプルホールド回路210の出力端子252から出力された信号が圧力センサー50の正の出力端子62から出力される電圧に重畳される。このように、サンプルホールド回路210がサンプリングを行っている時は、エラー増幅器200がサーボループ内のエラー増幅器として機能して作動増幅器72の出力を強制的に2.5Vにする。この結果、上限圧力信号比較器102と下限圧力信号比較器112のベースラインに2.5Vが供給されることになる。
【0035】
サンプルホールド回路210の制御端子242の信号がローになると、サンプルホールド回路210はサンプリングを停止し、サンプリング停止直前にサンプルホールド回路210の入力端子240に入力されたエラー信号が出力端子252に出力されて周囲大気圧に等しい信号電圧ベースラインが形成される。
【0036】
電圧ベースラインが形成されると、上述したように上限圧力信号比較器102と下限圧力信号比較器112が、圧力センサー50で測定した圧力変動によって生じたベースラインに対する電圧の変動を基準電圧と比較する。このように、詰まり検出回路52では平衡圧力状態に等しいベースライン電圧をまず形成し、次に、このベースラインを基準とする圧力変動を測定する。
【0037】
図3には、端子170を介してANDゲート150からの出力信号の状態を監視する際にマイクロプロセッサー20で使用するアルゴリズムの好適な例が示されている。マイクロプロセッサー20はポンプ12にサンプルの吸引または吐出(ステップ300)を行わせて監視ルーチンを開始する。サンプルの吸引または吐出が開始されると、流体管路16の内部圧力が変化しはじめる。
【0038】
同時に、吸引または吐出が開始され、マイクロプロセッサー20からコネクタ180の端子250にロー論理状態の電圧が出力される(ステップ310)。これにより、サンプルホールド回路210は入力端子240に印加される電圧の電流値を出力端子252の電流値に保つ。このためサーボループ効果が失われ、作動増幅器72は圧力センサー50からの圧力信号を増幅し、また、詰まり検出回路52は流体管路16の内部圧力を監視できる。
【0039】
ポンプ12が吸引または吐出を完了するまでマイクロプロセッサー20はループする(ステップ320)。ポンプ12が吸引または吐出を完了するとマイクロプロセッサー20はカウントダウンタイマーであるレジスタをロードする(ステップ322)。レジスターにロードされる値は、レジスターが初期値からゼロまでカウントダウンする時の経過時間110msec.に相当する。
【0040】
次に、マイクロプロセッサー20はコネクタ180の端子170に入力される信号がハイであるかどうかを判断する(ステップ324)。端子170に入力される信号がハイの場合、つまり、ANDゲート150からの出力信号がハイの場合は、流体管路16の内部圧力は許容範囲の中にあるため、マイクロプロセッサー20はライン250をハイに設定し(ステップ330)、サンプルホールド回路210へサンプリング開始を指示する。この結果、実際には、詰まり検出回路52は流体管路16の内部圧力を検出できないようにして詰まり検出回路52は不能状態になる。次の吸引または吐出サイクルが開始されるまでプログラムはループから出る(ステップ332)。
【0041】
コネクタ180の端子170に入力される信号がローの場合、つまり、ANDゲート150からの出力信号がローの場合(従って、流体管路16の内部圧力が許容範囲以上か以下の場合)は、マイクロプロセッサー20が経過時間カウンターの減少させ(ステップ333)、経過時間カウンターがゼロまでカウントダウンしたかどうかを確認する(ステップ334)。経過時間タイマーがゼロまでカウントダウンしていない場合、つまり110msec.の経過時間が終了しておらず自動液体吸引/吐出装置がまだ安定していない場合は、マイクロプロセッサー20はループに戻りコネクタ180の端子170に入力される信号の状態を再び確認する。
【0042】
もし経過時間が110msec.を越えている場合、つまり、自動液体吸引/吐出装置が安定している場合は、端子170への入力信号の状態がロー、すなわち、吐出完了後の流体管路16の内部圧力が許容範囲を越えているかあるいは吸引終了後の流体管路16の内部圧力が許容範囲よりも小さい場合は、流体管路16の中の詰まりによってエラー状態であることをマイクロプロセッサー20が判断し、エラー状態であることをオペレーターに通報したり信号で知らせ(ステップ336)、サンプルホールド回路210をサンプリングに設定して(ステップ330)からループから出る(ステップ332)。
【0043】
このように、マイクロプロセッサー20は液体サンプルの吸引または吐出作業の開始と終了時の圧力を監視している。液体サンプルの吸引または吐出が終了してから所定時間内に流体管路16の内部圧力が許容範囲内に戻らない場合は、詰まり検出回路52がこの状態を指摘し、マイクロプロセッサー20にエラー状態が通報される。
【0044】
図4は、圧力が正常範囲外かどうかを所定回数判別する時にマイクロプロセッサー20で使用するアルゴリズムの別の例が示されている。すなわち、この例のマイクロプロセッサー20は流体管路16の内部圧力が正常範囲まで戻るのに要する時間を測定する。もし正常範囲に戻る時間が所定最大時間、この例では110msec.を越えるような場合は、流体管路16の少なくとも一部は詰まっていると判断される。流体管路16が詰まって圧力が正常範囲へ戻らない場合は、マイクロプロセッサー20はタイムアウト値以上の時間またはタイムアウト値に等しい時間を測定して流体管路16が詰まっていることを宣言したり信号で知らせたりする。
【0045】
すなわち、この例の場合、吸引または吐出が終了した後(ステップ320)、タイマーカウンターはゼロに初期化され(ステップ320’)、端子170への入力信号を調べて流体管路16の内部圧力が正常範囲内であるかどうかを判断する(ステップ322)。流体管路16の内部圧力が正常範囲外の場合は、タイマーカウンターは増加し(ステップ333’)、タイマーカウンターがタイムアウト値に等しいか、あるいは、それ以上であるかを確かめる(ステップ334’)。マイクロプロセッサー20がタイムアウトした場合は、前記実施例と同様に流体管路16の閉塞が宣言され(ステップ336)、詰まり検出回路52は不能状態になり(ステップ330)、アルゴリズムはループから出る(ステップ336)。そうでない場合は、ループが継続される。
【0046】
流体管路16の内部圧力が正常範囲に戻っていると判断されると(ステップ322)、許容最大時間内に回復したどうかタイマーが確認される(ステップ338)。もし許容最大時間内に正常範囲に圧力が回復した場合は、前記実施例と同様に詰まり検出回路52は不能状態となり(ステップ330)、アルゴリズムはループから出る(ステップ332)。圧力が正常範囲へ回復するのに要した時間が許容最大時間を越えている場合は、詰まり検出回路52が不能になる(ステップ330)前に流体管路16の閉塞状態が宣言される(ステップ336)。
【0047】
図5は第2実施例の詰まり検出回路52’を示している。上限圧力信号比較器102’と下限圧力信号比較器112’への入力信号が逆になっているのを除けばこの実施例の詰まり検出回路52’は図2の実施例の詰まり検出回路52と同じである。つまり、差動増幅器72から出力された信号は上限圧力信号比較器102’の正の入力端子130’と下限圧力信号比較器112’の負の入力端子136’に入力される。また、分圧器118から供給される基準電圧は上限圧力信号比較器102’の負の入力端子100’と下限圧力信号比較器112’の正の入力端子110’に入力される。これらの比較器102’、112’の出力端子140’、160’はORゲート284の入力端子280、282のそれぞれに接続されている。ORゲート284の出力端子286はコネクタ180の端子170に接続されている。
【0048】
このように、図2の詰まり検出回路52とは異なり、上限圧力信号比較器102’の正の入力端子130’に入力される信号が、分圧器118から負の端子100’に供給される基準電圧2.75Vを越える場合は、上限圧力信号比較器102’の出力端子140’に出力される信号がハイになり、ORゲート284の入力端子280にハイの入力信号が供給され、これによりORゲート284の出力端子286に出力される信号はハイになる。同様に、差動増幅器72から下限圧力信号比較器112’の正の入力端子110’に出力される信号が、分圧器118から下限圧力信号比較器112’の負の入力端子136’へ供給される基準電圧2.25Vよりも小さくなると、下限圧力信号比較器112’の出力端子160’に出力される信号はハイになり、ORゲート284の入力端子282へハイの信号が入力され、ORゲート284の出力端子286に出力される信号もハイになる。
【0049】
圧力センサー50で検出した圧力が所定範囲外の場合は、ORゲート284の出力信号はハイになる。ORゲート284の出力端子286に出力される信号の状態を調べれば、差動増幅器72からの出力信号が許容範囲外であるかどうか、つまり、圧力センサー50で検出した圧力が上限圧力および下限圧力信号比較器102’、112’のそれぞれの基準電圧で定めた範囲の外にあるかどうかをマイクロプロセッサー20が判断できる。この実施例の場合、コネクタ180の端子170への入力電圧の状態がローでなくハイであれば流体管路16の内部圧力が所望範囲外であるとマイクロプロセッサー20が判断する。
【0050】
図6には上限圧力信号比較器102と下限圧力信号比較器112をトライステート比較器300、310にそれぞれ交換した場合の実施例が示されている。トライステート比較器300の正の入力端子130”は分圧器118から供給される基準電圧に接続されている。一方、負の入力端子100”は差動増幅器72の出力端子88に接続されている。同様に、トライステート比較器310の負の入力端子136”は分圧器118から供給される基準電圧に接続されており、一方、正の入力端子110”は差動増幅器72の出力端子88に接続されている。この実施例の詰まり検出回路は図2の詰まり検出回路に類似している。しかしながら、この実施例では、トライステート比較器300の出力端子140”とトライステート比較器310の出力端子160”は互いに接続され、また、端子170へ接続されている。トライステート比較器300、310を使用することにより、ANDゲート150などの論理ゲートを介在させずに比較器300、310の出力端子140”、160”を互いに接続することができる。
【0051】
上記各実施例において、上限圧力信号比較器と下限圧力信号比較器の出力をそれぞれコネクタ180の別々の端子に直接接続するよう構成してもよい。このように、比較器の出力端子の信号をマイクロプロセッサー20でそれぞれ調べて圧力センサー50からの信号が範囲外かどうかを判断する。しかし、このような構成の場合は、マイクロプロセッサー20との接続に、前述の実施例のような単一データライン(端子170に接続)ではなく2本のデータラインを使用しなくてはならない。さらに、マイクロプロセッサー20は上述の実施例のように端子170の信号状態だけを判断するのではなく、各データラインを検査してエラー状態を判断しなくてはならない。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、本願発明の自動液体サンプル吸引/吐出方法および装置によれば、ポンプによるサンプルの吸引/吐出直後の流体管路内の圧力を測定し、次に吸引/吐出直後の流体管路内の圧力を測定して、所定時間内に圧力が所定範囲内に戻らない場合はエラー状態を通報してサンプルプローブの詰まりを検出するようになっているため、サンプルプローブの詰まりによる検査結果の有効/無効が判断できるようになるため検査精度が向上するといった利点がある。また、従来は検査結果の比較を行った時に結果が所定範囲内で一致しないような場合は、いずれの結果が有効であるかを判別するため2回検査をやり直していたが、本願発明の方法及び装置によれば検査の無効は即座に判別できるため無効な検査結果との比較により検査のやり直しをすることがなくなるため検査費用が節約できるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動サンプル吸引/吐出装置で使用する本願発明の第1実施例の詰まり検出回路のブロック図
【図2】図1の詰まり検出回路の回路図
【図3】図2の詰まり検出回路で使用するサンプルプローブ内の詰まりを検出するためのアルゴリズムの一例を示したフロー図
【図4】図2の詰まり検出回路で使用するサンプルプローブ内の詰まりを検出するためのアルゴリズムのその他の例を示したフロー図
【図5】本願発明の第2実施例の詰まり検出回路の回路図
【図6】本願発明の第3実施例の詰まり検出回路の回路図
【符号の説明】
10 自動液体サンプル吸引/吐出装置
12 ポンプ
14 ポンプコントローラー
16 流体管路
18 サンプルプローブオリフィス
20 マイクロプロセッサー
22 データバス
50 圧力センサー
52 詰まり検出回路
72 差動増幅器
102、102’ 上限圧力信号比較器
112、112’ 下限圧力信号比較器
118 分圧器
150、260 ANDゲート
180 マルチ端子コネクタ
210 サンプルホールド回路
200 エラー増幅器
284 ORゲート
300、310 トライステート比較器

Claims (11)

  1. サンプルプローブによる一定量の液体の吐出または吸引を開始する段階と、
    圧力センサーを用いて前記サンプルプローブ内の圧力に対応する圧力信号値を事前に測定する段階と、
    前記圧力信号値と所定の基準値との差となるベースライン差を決定する段階と、
    前記ベースライン差を前記圧力信号値に加算して、該圧力信号値を調整する段階と、
    前記サンプルプローブによる前記一定量の液体の吐出または吸引を終了する段階と、
    前記吐出または吸引が終了してから所定時間経過した後の前記サンプルプローブ内の最終圧力に対応する調整済みの圧力信号値を最終圧力信号値として測定する段階と、
    前記サンプルプローブの前記最終圧力が所定範囲外の場合には、前記最終圧力信号値に基づき、エラー状態と判定する段階とからなる自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブの詰まりを検出する方法。
  2. 自動液体サンプル吸引/吐出装置のサンプルプローブ内の詰まりを検出するサンプルプローブ詰まり検出装置は、前記サンプルプローブと、ポンプと、前記サンプルプローブと前記ポンプを連通する流体管路とを有しているものであって、当該サンプルプローブ詰まり検出装置が、
    前記流体管路内の圧力を測定するよう配置された第1出力端子付き圧力センサーであって、前記流体管路内の圧力を表す信号を前記第1出力端子に出力する圧力センサーと、
    出力端子と、前記圧力センサーの前記第1出力端子に電気的に接続された第1入力端子を有した詰まり検出回路とから構成されており、
    前記ポンプによる吸引または吐出が終了してから所定時間経過した後に測定した前記管路内の圧力が所定範囲外の場合は前記詰まり検出回路の前記出力端子に前記詰まり検出回路が第1信号を供給し、
    前記詰まり検出回路が、
    前記圧力センサの前記第1出力端子と電気的に接続された第1入力端子と、基準電圧と電気的に接続した第2入力端子と、出力端子とを備えたエラー増幅器と、
    前記エラー増幅器の前記出力端子に電気的に接続された入力端子と、前記圧力センサの前記第1出力端子に電気的に接続された出力端子と、制御端子とを有したサンプルホールド回路とを備え、
    前記サンプルホールド回路は、該サンプルホールド回路の前記制御端子に供給された制御信号に応じて、該サンプルホールド回路の前記入力端子に供給された信号値を該サンプルホールド回路の前記出力端子にホールドすることを特徴とするサンプルプローブ詰まり検出装置。
  3. 前記詰まり検出回路が、
    前記圧力センサーの前記第1出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、第1所定基準電圧に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有しており、前記流体管路内の圧力が所定値以上の場合は当該出力端子に第1レンジ外信号を出力する上限圧力信号比較器と、
    前記圧力センサーの前記第1出力端子に電気的に接続された入力端子と、第2所定基準電圧に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有しており、前記流体管路内の圧力が所定値以下の場合は当該出力端子に第2レンジ外信号を出力する下限圧力信号比較器とから構成されていることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出装置。
  4. 前記圧力センサーの前記第1出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記上限圧力比較器の前記第1入力端子と前記下限圧力比較器の前記第1入力端子の両方に電気的に接続された出力端子を有した増幅器をさらに具備していることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  5. 前記圧力センサーは第2出力端子を有しており、また、前記増幅器は差動増幅器であり、当該差動増幅器は前記圧力センサーの前記第2出力端子に電気的に接続された第2入力端子をさらに備えていることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  6. 前記上限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記下限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを備えており、前記上限圧力比較器から第1レンジ外信号が出力されるか、あるいは、前記下限圧力比較器から第2レンジ外信号が出力される場合に第3レンジ外信号を出力する判別回路をさらに具備していることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  7. 前記判別回路はANDゲートであり、当該ANDゲートは前記上限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記下限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有していることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  8. 前記判別回路はORゲートであり、当該ORゲートは前記上限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記下限圧力端子の前記出力端子に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有していることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  9. 前記上限圧力比較器と前記下限圧力比較はトライステートデバイスで構成されており、また、前記上限圧力比較器の前記出力端子は前記下限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続されていることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出回路。
  10. 前記第1所定基準電圧、前記第2所定基準電圧、前記基準電圧は分圧器であることを特徴とする請求項記載のサンプルプローブ詰まり検出装置。
  11. サンプルプローブと、ポンプと、前記サンプルプローブと前記ポンプを接続する流体管路とを有した自動液体サンプル吸入/吐出装置の前記サンプルプローブ内の詰まりを検出するサンプルプローブ詰まり検出装置において、
    前記流体管路内に配置されており、また、第1出力端子と第2出力端子を有しており、前記流体管路内の圧力を示す信号を当該第1及び第2出力端子に出力する圧力センサーと、
    前記圧力センサーの前記第1出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記圧力センサーの前記第2出力端子に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有している差動増幅器と、
    前記差動増幅器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、第1所定基準電圧に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有しており、前記流体管路内の圧力が所定値以上の場合は当該出力端子にレンジ外信号を出力する上限圧力信号比較器と、
    前記差動増幅器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、第2所定基準電圧に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有しており、前記流体管路内の圧力が所定値以下の場合は当該出力端子にレンジ外信号を出力する下限圧力信号比較器と、
    前記上限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、前記下限圧力比較器の前記出力端子に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子とを有したANDゲートであり、前記上限圧力信号比較器と前記下限圧力信号比較器の少なくともいずれか一方がレンジ外信号を出力する時に当該ANDゲートの当該出力端子に第1信号を出力し、また、前記上限圧力信号比較器と前記下限圧力信号比較器のいずれもレンジ外信号を出力しない場合には当該ANDゲートの当該出力端子に第2信号を出力するANDゲートと、
    前記差動増幅器の前記出力端子に電気的に接続された第1入力端子と、第3所定基準電圧に電気的に接続された第2入力端子と、出力端子を有したエラー増幅器と、
    前記エラー増幅器の前記出力端子に電気的に接続された入力端子と、前記差動増幅器の前記第1入力端子に電気的に接続された出力端子と、制御端子とを有しており、当該入力端子に印加された信号値を当該制御端子に印加される制御信号に応じて当該出力端子にホールドするサンプルホールド回路とから構成されていることを特徴とするサンプルプローブ詰まり検出装置。
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