JP3726696B2 - ディスクカートリッジ着脱機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクカートリッジ着脱機構に関し、詳しくは、カートリッジホルダに対してディスクカートリッジの装填及び排出動作を単純な機構によって可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクカートリッジの排出機構では、例えばCD等のようにトレイにディスクを乗せ、装置本体へ出し入れを行う方式や、また、据え置きオーディオ装置や車載用オーディオ装置のようにゴムローラやその他の駆動機構により装置本体へ出し入れを行う方式、あるいはポータブル式MDのようにカートリッジホルダを使用してディスクカートリッジを出し入れする方式等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カートリッジホルダを使用した方式では、ディスクカートリッジの出し入れ機構が複数のばね部材を使用した複雑な機構となっていた。このため、部品点数が多く故障等の原因となっていたり、組み立て工数も多くコストアップでもあった。
【0004】
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、カートリッジホルダを使用したポータブル方式において、構成単純にしてディスクカートリッジの挿入、排出を確実に行うことのできるディスクカートリッジ着脱機構を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため本発明のディスクカートリッジ着脱機構は、ディスク媒体を格納しているディスクカートリッジが装着されるカートリッジホルダと、ディスクカートリッジが挿入あるいは排出される第1の位置と、ディスクカートリッジのディスク媒体の情報を読み取りあるいは書き込みを行う第2の位置にカートリッジホルダを支点軸を回動中心として回動可能に支持するシャーシと、カートリッジホルダへディスクカートリッジの装填時にディスクカートリッジの挿入方向にスライド移動可能の係止爪を有するスライダと、スライダをディスクカートリッジの排出方向へ付勢するようにしている第1のばね部材と、シャーシ側に上下方向に回動可能に支持され、スライダの係止爪と対峙する位置にロック爪を有するアーム部材と、アーム部材を起立方向へ付勢するようにしている第2のばね部材と、シャーシにディスクカートリッジを第2の位置に位置決めするための位置決めピンと、から構成され、ディスクカートリッジが、第1の位置において、カートリッジホルダへ装填されると、第1のばね部材にばね力が発生しスライダの係止爪がアーム部材のロック爪に係合されてディスクカートリッジが装填位置に保持されカートリッジホルダが第1の位置から第2の位置に回動されると、アーム部材の突当て面がカートリッジホルダの下辺に当接しアーム部材が回動することで、スライダの係止爪がアーム部材のロック爪から解放されカートリッジホルダが第2の位置から第1の位置に回動されることで、第1のばね部材のばね力によりスライダがスライド移動しカートリッジホルダからディスクカートリッジが排出されると共に、第1の位置においては、アーム部材のロック爪によりスライダを第1の位置の方向に付勢すると共に、第2の位置においては、アーム部材の突当て面がカートリッジホルダの下辺に当接し第1の位置の方向に付勢するように構成されているものである。
【0006】
上述のように構成したディスクカートリッジ着脱機構によれば、ディスクカートリッジが第1の位置でカートリッジホルダへ装填されると、第1のばね部材にばね力が発生しスライダの係止爪がアーム部材のロック爪に係合されてディスクカートリッジが装填位置に保持される。この後、カートリッジホルダが第1の位置から第2の位置に回動されると、第2の位置でディスクカートリッジが位置決めピンに位置決めされることによりスライダの係止爪がアーム部材のロック爪から解放される。そして、カートリッジホルダのエジェクト操作により第1のばね部材のばね力によりスライダが第1の位置に後退しカートリッジホルダからディスクカートリッジを排出する動作が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスクカートリッジ着脱機構を備えたディスク記録再生装置の実施の形態をディスクカートリッジを使用したポータブル方式の光ディスク記録再生装置に適用した例をとって図面を参照して説明する。
【0010】
[第1の実施の形態]
図1はディスク記録再生装置の平面図、図2は本発明のディスクカートリッジ着脱機構の斜視図、図3は着脱機構側から見た装置全体の側面図である。
【0011】
符号1がディスク記録再生装置の基体となるシャーシであり、このシャーシ1にはその一端側(図3において右端側)に設けた支点軸2を回動中心としてカートリッジホルダ3がいわゆる跳ね上げ式に回動可能にされている。このカートリッジホルダ3が跳ね上げられた位置が第1の位置であるエジェクト位置であり、このエジェクト位置(第1の位置)においてカートリッジホルダ3の開口部3aから仮想線で示したディスクカートリッジ4が挿入/排出される。尚、ディスクカートリッジ4は本例では挿入端側の形状が円弧面形状にされている。
【0012】
さて、カートリッジホルダ3の一側部にはL型チャッネル材からなるスライダ5が取り付けられている。スライダ5はこれに形成した長孔6がカートリッジホルダ3にねじ止めしたガイドピン7,7に沿ってディスクカートリッジの出し入れ方向へ移動可能にされている。このスライダ5の手前側に下向きの係止爪8が形成されている。すなわち、スライダ5はカートリッジホルダ3へディスクカートリッジが挿入されることで、ディスクカートリッジの挿入端部がスライダ5の奥側端部に設けたレバー9に当接し、ディスクカートリッジの挿入方向と同一方向にスライド移動されるようになっている。尚、符号10はスライダ5の奥側端部側面部に形成されているディッチで、ディスクカートリッジの凹溝を保持するためのものである。
【0013】
また、カートリッジホルダ3の外側面3bにはディスクカートリッジの図示しないシャッター板を開閉する操作部材11がカシメ12等により固定されている。この操作部材11にはカートリッジホルダ3に開けた窓孔13を通じてディスクカートリッジの挿入動作に伴ってシャッター板を解放するシャッターオープン片14と、同じくカートリッジホルダ3に開けた窓孔15を通じてディスクカートリッジの排出動作に伴ってシャッター板を閉止するシャッタークローズ片16とがそれぞれカートリッジホルダ3の内側に突設されている。
【0014】
ここで、上述したスライダ5はその一部に形成したばね掛け片5aと、操作部材11に形成したばね掛け片11aとの間に引っ張りばねからなる第1のコイルばね17が支持されている。この第1のコイルばね17によってスライダ5と共にディスクカートリッジを排出方向へ引く戻す作用が行われる。
【0015】
一方、シャーシ1側にはL型に曲げ成形したアーム部材18が軸部19により回動可能に支承されている。アーム部材18は垂直に立ち上がり、その先端側にカートリッジホルダ3側に水平に延出する凸状の突当て面20を有し、この突当て面20に隣接してロック爪21が曲げ起こされている。このアーム部材18はその軸部近傍に形成したばね掛け片18aとシャーシ1から切り起こされたばね掛け片1aとの間に引っ張りばねからなる第2のコイルばね22が支持されている。
【0016】
また、シャーシ1上には支点軸2とは反対側にディスクカートリッジを記録再生位置に位置決めするための左右一対の位置決めピン23,23が立設されている。尚、シャーシ1には、ここでは図示しないがディスクカートリッジ内に格納されている光ディスクの情報の読み取りあるいは書き込みを行うための光学ヘッド機構がディスク径方向へ移動可能に搭載されている。
【0017】
次に、上述のように構成したディスクカートリッジ着脱機構の一連の動作を図3〜図6を参照して説明する。
【0018】
図3はカートリッジホルダ5がエジェクト位置に跳ね上げられ、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダ5から排出されている動作状態である。ここで、ディスクカートリッジ4をカートリッジホルダ5内へ挿入していくと、ディスクカートリッジの図示しないシャッター板がシャッターオープン片14により解放される動作と共に、ディスクカートリッジ4の挿入端側がレバー9を押し戻し、ディスクカートリッジ4の挿入に連動してスライダ5は第1のコイルばね17のばね力に抗して一緒にスライド移動する。この際、スライダ5はこれに形成されている係止爪8がシャーシ1側のアーム部材18のロック爪21を乗り越えた位置で当該ロック爪21と係合される(図4参照)。
【0019】
この図4の動作状態がカートリッジホルダ5内にディスクカートリッジ4が完全に装填された状態であり、スライダ5は第1のコイルばね17のばね力を受けてエジェクト方向へ付勢されるが、ロック爪21により規制されていることでスライダ5はディスクカートリッジと共に装填位置を保持する。
【0020】
ここで、図4のディスクカートリッジの装填動作状態からカートリッジホルダ3を記録再生位置(第2の位置)へダウンしていくと、カートリッジホルダ3の下辺がアーム部材18の突当て面20に当接し、アーム部材18が支軸部19を支点にして時計回り方向に回動される(図5参照)。この動作状態では、スライダ5の係止爪8はアーム部材18のロック爪21に係止されている。
【0021】
図5の動作状態からさらにカートリッジホルダ3を記録再生位置へダウンさせると、ディスクカートリッジの位置決め穴4aが位置決めピン23に係合され、ディスクカートリッジは記録再生位置にセットすることができ(図6参照)、ディスクカートリッジの記録あるいは再生動作が開始される。尚、ディスクカートリッジはその位置決め穴4aが位置決めピン23に係合され始めた時点で、スライダ5の係止爪8はアーム部材18のロック爪21から完全に離間し係止が解除される。この際、解除状態ではスライダ5の係止爪8はアーム部材18のロック爪21より後退した位置に解除されている。
【0022】
かくして、ディスクカートリッジの記録あるいは再生動作が終了し、カートリッジホルダ3のエジェクト操作が行なわれると、カートリッジホルダ3は跳ね上げられる動作と共に、スライダ5はその係止爪8がアーム部材18のロック爪21に干渉されることなもなく、第1のコイルばね17の復帰するばね力によって排出位置へ戻り、このスライダ5の戻り動作によってディスクカートリッジはレバー9によって押し戻され、図3に示すようにカートリッジホルダ3から排出させることができる。この際、カートリッジホルダ3の排出動作に連動して図示しないシャッター板がシャッタークローズ片16により閉止される。また、ディスクカートリッジ排出後のアーム部材18は、第2のコイルばね22の復帰力により元の位置へ戻る。
【0023】
以上のように動作するディスクカートリッジ着脱機構は、少ない部品点数で単純な機構によりディスクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行うことができるようになり、信頼性の高いディスク記録再生装置を得ることができる。
【0024】
〔第2の実施の形態〕
図7はディスクカートリッジ着脱機構の斜視図、図8は着脱機構側から見たエジェクト動作状態の側面図であり、上述した第1の実施の形態と同一構成部分には同じ符号を付して説明する。
【0025】
記録再生装置の基体となるシャーシ1にはその一端側(図8において右端側)に設けた支点軸2を回動中心としてカートリッジホルダ3がいわゆる跳ね上げ式に回動可能にされている。このカートリッジホルダ3が跳ね上げられた位置が第1の位置であるエジェクト位置であり、このエジェクト位置(第1の位置)においてカートリッジホルダ3の挿入口3aからディスクカートリッジ4が挿入/排出される。
【0026】
さて、カートリッジホルダ3の一側部にはスライダ25が取り付けられている。スライダ25は支点軸2側である奥側に偏して形成した長孔状の第1のガイド孔26がカートリッジホルダ3の一側面から突設したガイド片27に支持され、ディスクカートリッジ3の出し入れ方向へスライド移動可能にされている。
【0027】
また、スライダ25にはカートリッジホルダ3の挿入口3a側である手前側に偏して第2のガイド孔28が形成され、第2のガイド孔28にカートリッジホルダ3の一側面から突設した鉤状の係止片29が係入されている。この第2のガイド孔28の孔端部の上縁に係止凹部30が形成されている。さらに、スライダ25の挿入口3a側の端部に下方へ僅かに突き出るようにロック解除片31が形成されている。
【0028】
上述したスライダ25には、その上辺に設けたばね掛け片25aにコイルばね32の一端部が掛け止めされ、これに対してロック解除片31に近いカートリッジホルダ3の下方部分に設けたばね掛け片3aにコイルばね32の他端部が掛け止めされている。すなわち、コイルばね32はスライダ25に対して斜めに掛け渡されることで、ロック解除片31側を下方へばね付勢させるようにしている。
【0029】
従って、スライダ25はカートリッジホルダ3へディスクカートリッジ4が挿入されることで、ディスクカートリッジ4の挿入側端部がスライダ25の奥側端部に設けたレバー33に当接し、ディスクカートリッジ4の挿入方向と同一方向にスライド移動されるようになっている。
【0030】
次に、上述のように構成したディスクカートリッジ着脱機構の一連の動作を図8〜図10を参照して説明する。
【0031】
図8はカートリッジホルダ3がエジェクト位置に跳ね上げられ、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダ3から排出されている動作状態である。ここで、ディスクカートリッジ4をカートリッジホルダ3内へ挿入していくと、ディスクカートリッジの図示しないシャッター板がシャッターオープン片により解放される動作と共に、ディスクカートリッジ4の挿入端側がレバー33を押し戻し、ディスクカートリッジ4の挿入に連動してスライダ25はガイド片27に沿って第1のガイド孔26が移動すると共に、コイルばね32のばね力に抗して一緒にスライド移動する。この後、スライダ25は第2のガイド孔28に形成した係止凹部30が係止片29に係合される(図9参照)。
【0032】
この図9の動作状態がカートリッジホルダ3内にディスクカートリッジ4が完全に装填された状態であり、スライダ25はコイルばね32の復帰ばね力を受けてエジェクト方向へ付勢されるが、係止凹部30が係止片29にロックされ規制されていることで、スライダ25はディスクカートリッジ4と共に装填位置を保持している。この際、コイルばね32のばね力によりスライダ25はガイド片27をほぼ支点にしてロック解除片31側が下方へ回動付勢するモーメントが作用し、これによって、スライダ25の係止凹部30が係止片29とのロックを確実にしている。
【0033】
かくして、図9のディスクカートリッジ4の装填状態からカートリッジホルダ3を第2の位置である記録再生位置へダウンさせると、ディスクカートリッジ4の位置決め穴24が位置決めピン23に係合され、ディスクカートリッジ4は記録再生位置(第2の位置)にセットすることができ、ディスクカートリッジ4の記録あるいは再生動作状態となる(図10参照)。
【0034】
ここで、カートリッジホルダ3の記録再生位置へのダウンの様子をさらに詳しく説明すると、カートリッジホルダ3のダウンが開始され、ディスクカートリッジ4の位置決め穴24が位置決めピン23に係合され始めると、スライダ25の下辺のロック解除片31がシャーシ1に当接し、これによって、スライダ25はロック解除片31側が押し上げられることで、係止凹部30は係止片29とのロックが解除される。従って、カートリッジホルダ3が記録再生位置へ完全にダウンされた状態では、係止凹部30が係止片29とのロックが解除され状態でもディスクカートリッジ4の位置決め穴24が位置決めピン23に係合されているので、スライダ25はコイルばね32の復帰ばね力により排出方向へ戻されることはない。
【0035】
かくして、ディスクカートリッジの記録あるいは再生動作が終了し、カートリッジホルダ3のエジェクト操作が行なわれると、カートリッジホルダ3は跳ね上げられてディスクカートリッジ4の位置決め穴24が位置決めピン23から抜け出すと同時に、スライダ25はコイルばね32の復帰ばね力によって排出位置へ戻り、このスライダ25の戻り動作によってディスクカートリッジ4はレバー33によって押し戻され、図8に示すようにカートリッジホルダ3から排出させることができる。この際、カートリッジホルダ3の排出動作に連動して図示しないシャッター板がシャッタークローズ片により閉止される。
【0036】
以上のように動作するディスクカートリッジ着脱機構は、第1の実施の形態よりさらに少ない部品点数でディスクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行うことができ、信頼性の高いディスク記録再生装置を得ることができる。
【0037】
本発明は、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0038】
本例では、第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、カートリッジホルダ3はシャーシ1に対して支点軸2を中心として跳ね上げ式に開閉動作するようにした実施の形態について説明したが、その他、カートリッジホルダ3がシャーシ1に対して例えば図示しないがリンク機構により水平状態に開閉動作されることであってもよい。
【0039】
また、本例では光ディスクを格納したディスクカートリッジのディスク記録再生装置に適用した場合について説明したが、その他、光磁気ディスクを格納したディスクカートリッジやハードディスク等のディスク記録再生装置にも広く適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のディスクカートリッジ着脱機構によれば、ディスクカートリッジが装着されるカートリッジホルダと、第1の位置と第2の位置にカートリッジホルダを回動可能に支持するシャーシと、ディスクカートリッジの挿入方向にスライド移動可能の係止爪を有するスライダと、そのスライダをディスクカートリッジの排出方向へ付勢する第1のばね部材と、スライダの係止爪と対峙する位置にロック爪を有するアーム部材と、そのアーム部材を起立方向へ付勢する第2のばね部材と、ディスクカートリッジを第2の位置に位置決めする位置決めピンとから構成され、ディスクカートリッジが、第1の位置においてカートリッジホルダへ装填されると、第1のばね部材にばね力が発生してスライダの係止爪がアーム部材のロック爪に係合されディスクカートリッジが装填位置に保持され、更に、カートリッジホルダが第1の位置から第2の位置に回動されると、アーム部材の突当て面がカートリッジホルダの下辺に当接してアーム部材が回動することで、スライダの係止爪がアーム部材のロック爪から解放され、また、カートリッジホルダが第2の位置から第1の位置に回動されることで、第1のばね部材のばね力によりスライダがスライド移動してカートリッジホルダからディスクカートリッジが排出されると共に、第1の位置においては、アーム部材のロック爪によりスライダを第1の位置の方向に付勢すると共に、第2の位置においては、アーム部材の突当て面がカートリッジホルダの下辺に当接し第1の位置の方向に付勢するように構成したことで、少ない部品点数で単純な機構によりディスクカートリッジの装填及び排出操作を確実に行うことができるようになり、信頼性の高いポータブル式のディスク記録再生装置に適用できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態によるディスクカートリッジ着脱機構を備えたディスク記録再生装置の平面図である。
【図2】 本発明のディスクカートリッジ着脱機構の斜視図である。
【図3】カートリッジホルダのエジェクト動作位置の側面図である。
【図4】同じくカートリッジホルダにディスクカートリッジを装填した側面図である。
【図5】同じくカートリッジホルダの記録再生操作の途中動作位置の側面図である。
【図6】同じくカートリッジホルダの記録再生動作位置の側面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるディスクカートリッジ着脱機構の斜視図である。
【図8】カートリッジホルダのエジェクト動作位置の側面図である。
【図9】同じくカートリッジホルダにディスクカートリッジを装填した側面図である。
【図10】同じくカートリッジホルダの記録再生動作位置の側面図である。
【符号の説明】
1…シャーシ、2…支点軸、3…カートリッジホルダ、4…ディスクカートリッジ、5…スライダ、8…係止爪、9…レバー、14…シャッターオープン片、16…シャッタークローズ片、17…第1のコイルばね、18…アーム部材、19…支軸部、20…突当て面、21…ロック爪、22…第2のコイルばね、23…位置決めピン、24…ディスクカートリッジの位置決め穴、25…スライダ、29…係止片、30…係止凹部、31…ロック解除片、32…コイルばね

Claims (3)

  1. ディスク媒体を格納しているディスクカートリッジが装着されるカートリッジホルダと、
    上記ディスクカートリッジが挿入あるいは排出される第1の位置と、上記ディスクカートリッジのディスク媒体の情報を読み取りあるいは書き込みを行う第2の位置に上記カートリッジホルダを支点軸を回動中心として回動可能に支持するシャーシと、
    上記カートリッジホルダへ上記ディスクカートリッジの装填時に当該ディスクカートリッジの挿入方向にスライド移動可能の係止爪を有するスライダと、
    上記スライダを上記ディスクカートリッジの排出方向へ付勢するようにしている第1のばね部材と、
    上記シャーシ側に上下方向に回動可能に支持され、上記スライダの係止爪と対峙する位置にロック爪を有するアーム部材と、
    上記アーム部材を起立方向へ付勢するようにしている第2のばね部材と、
    上記シャーシに上記ディスクカートリッジを上記第2の位置に位置決めするための位置決めピンと、から構成され、
    上記ディスクカートリッジが、上記第1の位置において、上記カートリッジホルダへ装填されると、上記第1のばね部材にばね力が発生し上記スライダの係止爪が上記アーム部材のロック爪に係合されて上記ディスクカートリッジが装填位置に保持され
    上記カートリッジホルダが上記第1の位置から上記第2の位置に回動されると、上記アーム部材の突当て面が上記カートリッジホルダの下辺に当接し上記アーム部材が回動することで、上記スライダの係止爪が上記アーム部材のロック爪から解放され
    上記カートリッジホルダが上記第2の位置から上記第1の位置に回動されることで、上記第1のばね部材のばね力により上記スライダがスライド移動し上記カートリッジホルダから上記ディスクカートリッジが排出されると共に、
    上記第1の位置においては、上記アーム部材のロック爪により上記スライダの側部を上記第1の位置の方向に付勢されると共に、
    上記第2の位置においては、上記アーム部材の突当て面が上記カートリッジホルダの下辺に当接し上記第1の位置の方向に付勢されるように構成されている
    ことを特徴とするディスクカートリッジ着脱機構
  2. 請求項1記載のディスクカートリッジ着脱機構において、
    上記スライダの係止爪が上記アーム部材のロック爪から解放される位置は、上記ディスクカートリッジの位置決め穴が上記位置決めピンに呼び込まれる以降であることを特徴とするディスクカートリッジ着脱機構
  3. 請求項1記載のディスクカートリッジ着脱機構において、
    上記ディスクカートリッジは光ディスクあるいは光磁気ディスクであることを特徴とするディスクカートリッジ着脱機構
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